JP2004070034A - 電子打楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子打楽器において、打撃時の発音量を減少させるとともに、正確な打撃信号のみを検出する。
【解決手段】シェル13の内側に固定金具19を取り付けてネジ21を螺合する。ネジ21の上端に支持プレート22を取り付け、支持プレート22の上面にクッション23を固着する。クッション23は、シェル13の内周に沿って離間部23aを除いて略全周に配設する。クッション23の上端面をヘッド11の裏面に当接する。クッション23の内周側の部分をギザギザの形状にする。センサユニット40のセンサクッション44を離間部23aに対応する位置でヘッド11に当接させ、センサユニット40で、ヘッド11の振動を直接検出する。ネジ21でクッション23のヘッド11に対する押圧力を調整する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒状の胴部に薄膜状のヘッド部材を張設して該ヘッド部材への打撃を検出するようにした電子打楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電子打楽器(電子ドラム)において、練習時やレコーディング時などにおいてヘッド部材(パッド)への打撃音が障害になることがある。そこで、このようなヘッド部材への打撃音を減少させるようにしたものが、例えば特開2001−142459に開示されている。この従来の電子楽器では、ヘッド部材の裏面に緩衝部材を接触させ、打撃されたときのヘッド部材の振動を緩衝部材で吸収することにより、発音量を減少させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特開2001−142459においては、ヘッド部材の裏面全面に緩衝部材が当接するようにしているので、打撃時の発音量を減少させるには十分であるが、ヘッド部材の振動全体を減少させてしまい、振動検出センサで正確な打撃信号を検出するのが困難である。
【0004】
本発明は、打撃時の発音量を減少させるとともに、正確な打撃信号のみを検出することが可能な電子打楽器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の電子打楽器は、円筒状の胴部に張設された薄膜状のヘッド部材と、該ヘッド部材の打撃面と反対側の面で該ヘッド部材の前記胴部の内周近傍のみに接するように配設された緩衝部材と、前記ヘッド部材の打撃を検出する打撃センサと、を備え、前記緩衝部材の内周側の部分に、前記ヘッド部材の中心方向に突出する凸部と当該緩衝部材の外周方向に没入する凹部とを交互に形成したことを特徴とする。
【0006】
請求項1の電子打楽器によれば、ヘッド部材への打撃時に該ヘッド部材の振動が緩衝部材により吸収されるので、ダンピングを短くして振動波形のエンベロープのディケイ部分を減らし、打撃時の発音量を抑えることができる。また、緩衝部材はヘッド部材の周縁部のみに接しているので、ヘッド部材が打撃されたとき緩衝部材で振動を吸収しながら、ヘッド部材に加えられた直後の振動のみをトリガー信号として検出することが可能となる。
【0007】
また、打撃信号の出力レベルはヘッド部材に対する打撃位置に応じて異なっている。すなわち、緩衝部材が接触している部分を打撃したときは、緩衝部材の質量に応じて振動が吸収されたヘッド部材から打撃信号が得られ、緩衝部材が接触していない部分を打撃したときは振動が吸収される前のヘッド部材の直接の振動により打撃信号が得られる。このため、前者の方が出力レベルが小さく、後者の方が出力レベルが大きくなる。この出力レベルの違いは演奏者が打撃位置を選択することで意図的に利用することもできるが、打撃位置の僅かな違いで出力レベルが大きく変化すると、打撃位置に応じた正確な打撃信号を検出することができない。
【0008】
これに対して、請求項1の電子打楽器によれば、緩衝部材の内周側の部分に凸部と凹部が交互に形成されている(ヘッド部材と平行な断面の形状がギザギザになっている)ので、ヘッド部材の外周から中心方向にかけて該ヘッド部材に接触している緩衝部材の質量が少なくなっていく。したがって、ヘッド部材の外周から中心方向にかけての打撃位置の変化に対して打撃信号の出力レベルが連続に変化し、打撃位置の僅かな違いで出力レベルが大きく変化することがなく、打撃位置に応じた正確な打撃信号を検出することができる。
【0009】
本発明の請求項2の電子打楽器は、円筒状の胴部に張設された薄膜状のヘッド部材と、該ヘッド部材の打撃面と反対側の面で該ヘッド部材の前記胴部の内周近傍のみに接するように配設された緩衝部材と、前記ヘッド部材に接触して該ヘッド部材への打撃を検出する打撃センサと、を備え、前記緩衝部材を、前記打撃センサと前記ヘッド部材との接触位置と異なる位置に設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の電子打楽器によれば、打撃センサによりヘッド部材の振動を直接検出できるので、打撃信号の初期立ち上がりをトリガ信号として検出し易くなり、正確な打撃信号を検出することができる。すなわち、トリガ信号検出のためのスレッショルドを設定するのが容易になるとともに、1回の打撃に対して2度鳴りを防止することができる。
【0011】
本発明の請求項3の電子打楽器は、円筒状の胴部に張設された薄膜状のヘッド部材と、該ヘッド部材の打撃面と反対側の面で該ヘッド部材の前記胴部の内周近傍のみに接するように配設された緩衝部材と、該緩衝部材を保持する保持部材と、前記ヘッド部材の打撃を検出する打撃センサと、を備え、前記保持部材が、前記緩衝部材を前記ヘッド部材に押圧する押圧力を可変に調整する押圧力調整機構を有することを特徴とする。
【0012】
ヘッド部材を打撃したときの振動波形は演奏者によって、または演奏方法によってばらつきがあり、振動波形の減衰は一義的に決まるものではない。例えば、強い打撃で演奏する場合や、力強い打撃を行うような演奏特徴をもつ演奏者の場合は、振動の減衰が遅く、2度鳴りを生じることがある。しかしながら、請求項3の電子打楽器によれば、保持部材の押圧力調整機構により、緩衝部材がヘッド部材を押圧する押圧力を可変に調整できるので、2度鳴りが生じない最適な振動波形となるように押圧力を調整することができ、正確な打撃信号を検出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図8は実施形態における電子打楽器のブロック構成図である。この電子打楽器は、後述の第1実施例及び第2実施例で説明する打撃検出部10と、音源モジュール等に備えられた楽音制御部20とで構成されており、打撃検出部10と楽音制御部20はステレオケーブル30によって接続されている。なお、ステレオケーブル30の共通シールド線は図示を省略してある。
【0014】
打撃検出部10は、リムショット奏法を検出する第1及び第2のリムショットスイッチ110,120、後述の圧電素子43及びボリュームコントローラ46を備えている。なお、ボリュームコントローラ46はヘッドにアサインされた音色を調整する際に操作するものである。楽音制御部20は、信号検出部210、増幅整流積分回路(エンベロープ抽出回路)220、A/D変換器230、CPU240、ROM250、RAM260、音源270、波形メモリ280、D/A変換器290を備えている。
【0015】
信号検出部210は、ステレオケーブル30の第1出力ライン310に接続されたリムショットスイッチ110,120のON/OFF、ボリュームコントローラ46の操作量に応じた電圧信号をデジタルデータに変換し、CPU240のポートに入力する。なお、この場合、リムショットスイッチ110,120のオン/オフ状態の組み合わせ、及びボリュームコントローラ46の操作量に対応して、予め電圧範囲を割り当てておき、CPU240で各モードを検出して所定の処理を行う。
【0016】
増幅整流積分回路220は、ステレオケーブル30の第2出力ライン320に接続された圧電素子43から入力される振動波形信号のエンベロープ信号(包絡線)を検出してA/D変換器230に出力する。A/D変換器230は入力されるエンベロープ信号を時分割にデジタル信号に変換し、CPU240のポートに入力する。CPU240はROM250に格納された制御プログラムに基づいて動作し、RAM260のワーキングエリアを使用して楽音発生の制御を行う。
【0017】
具体的には、CPU240は、リムショットスイッチ110,120によるスイッチ信号、及び圧電素子43から出力された振動波形信号(A/D変換器230から入力されるエンベロープ信号)により、打撃検出部10における打撃位置(奏法:通常のヘッドの打撃またはオープンリムショットまたはクローズリムショット)と打撃強度に基づいて、音源270で必要とする楽音パラメータを生成して音源270に供給する。この楽音パラメータは、奏法に応じた音色(波形データ)を指定する音色パラメータ、音量を指定するベロシティデータ、発音開始を指示するノートオンデータ等である。また、CPU240は打撃検出部10のヘッドにアサインする音色及び音色調整用のデータを音源270に設定する。
【0018】
音源270は、ノートオンデータにより、音色パラメータで指定された音色の波形データを波形メモリ280から順次読み出し、音量制御、効果制御等を行ってデジタル楽音波形信号をD/A変換器290に出力する。D/A変換器290はデジタル楽音波形信号をアナログ変換してアンプやスピーカからなる図示しないサウンドシステムに出力し、打楽器の楽音が発生する。なお、発生した楽音はエンベロープに応じて自動減衰される。
【0019】
(第1実施例)
第1実施例は請求項1〜3に対応している。
図1〜図3は打撃検出部10の第1実施例を示し、図1(A) は上面図、図1(B) は図1(A) のA−B−C断面図である。図2は図1(A) のA−B断面の要部拡大図、図3は図1(A) のB−C断面の要部拡大図である。この第1実施例の打撃検出部10はスネア型の例であり、ヘッド部材としてのヘッド11は、縦横の繊維が直行する平織りにより織られた第1の網と第2の網とを互いの織り目方向が斜交するように積層したメッシュ状素材である。ヘッド11の周囲には外縁リング12が固着されており、ヘッド11は円筒状のシェル13(胴部)の上部開口端に被せられている。なお、シェル13は、例えば強化プラスチックあるいはアルミのダイキャスト法または木材によって形成されたものである。
【0020】
シェル13の上部開口端と外縁リング12の上部にはリム14が配設され、このリム14は、周囲6箇所の位置でラグ15及びチューニングボルト16によってシェル13に接合されている。これによってリム14が外縁リング12を押さえ、ヘッド11はシェル13に張設されている。なお、ラグ15は図2及び図1(B) に一箇所しか表れていないが、チューニングボルト16に対応する他のラグも同様な構造である。また、図1(B) に示したように、シェル13の一部には、当該打撃検出部10を図示しないフレーム等へ取り付けるためのクランプ17が取り付けられている。
【0021】
図1(A) に示したように、リム14の上部には第1のリムショットスイッチ110及び第2のリムショットスイッチ120が配設され、この第1及び第2のリムショットスイッチ110,120はラバー製のリムクッション18によって覆われている。第1及び第2のリムショットスイッチ110,120はそれぞれフィルムスイッチ(メンブレンスイッチ)であり、第1のリムショットスイッチ110は演奏者から遠い部分に略半円弧状に配設され、第2のリムショットスイッチ120は演奏者に近い手前部分に略半円弧状に配設されている。リムショット時に、リムクッション18が打撃されて、第1のリムショットスイッチ110あるいは第2のリムショットスイッチ120が動作(ON)する。
【0022】
そして、この第1及び第2のリムショットスイッチ110,120により、オープンリムショット、クローズリムショットのそれぞれの奏法を確実に検出することができる。なお、オープンリムショットは、通常、リム部の演奏者に近い手前部分とヘッドを同時に打撃して行う奏法である。また、クローズリムショットは、スティックを把持した手でヘッド面を押さえながらリム部の演奏者から遠い部分を打撃して行うが、ヘッドが小さい場合は、リム部の演奏者に近い手前部分にスティックの把持部近傍を押し当てて、リム部の演奏者から遠い部分を打撃して行う場合もある。
【0023】
リム14のクランプ17側にはセンサユニット40が設けられている。このセンサユニット40は、リムショットスイッチ110,120及びリムクッション18の片側離間部(図1(A) 参照)からヘッド11側に延びるセンサホルダ41を備えている。図3に示したように、センサホルダ41はリム14と一体に形成された基板41aとこの基板41aを覆うカバー41bとからなり、基板41aの下面には両面テープ42を介して前記の圧電素子43が固着されている。
【0024】
圧電素子43の下にはゴムあるいはウレタンスポンジのような材料のセンサクッション44が固着されており、このセンサクッション44の下端はヘッド11に当接されている。圧電素子43はピエゾ型圧電センサであり、この圧電素子43とセンサクッション44は打撃センサを構成している。また、センサホルダ41の外側にはシェル13と一体にされたケース部45が形成されており、このケース部45には前記のボリュームコントローラ46が配設されている。
【0025】
シェル13の内側には6個のラグ15と共に6箇所にL型の固定金具19が取り付けられており、この固定金具19の端部にはシェル13の円筒軸と平行な方向に向けてネジ21が螺合されている。このネジ21の上端には鉄板等の支持プレート22が取り付けられ、さらに、支持プレート22の上面には緩衝部材としてのウレタンスポンジ等のクッション23が固着されている。
【0026】
クッション23は、シェル13の内周に沿って、前記センサクッション44に対応する一部の離間部23a(図1(A) )を除いて略全周に配設されている。そして、このクッション23の上端面がヘッド11の裏面に当接されている。また、クッション23の内周側の部分には、ヘッド11の中心方向に突出する三角形状の凸部231と外周方向に三角形状に没入する凹部232とが交互に形成され、ヘッド11の円周方向にギザギザの形状になっている。なお、支持プレート22の形状はクッション23の水平断面形状と同形である。
【0027】
このように、クッション23は、ヘッド11の打撃面と反対側の面でヘッド11の内周近傍のみに接するように配設されている。また、クッション23は、前記センサクッション44とヘッド11との接触位置(離間部23aに対応する位置)と異なる位置に設けられている。さらに、ネジ21を回すとクッション23は上下動し、このクッション23をヘッド11に押圧する押圧力を調整することができる。すなわち、固定金具19、ネジ21及び支持プレート22が請求項3の保持部材に対応し、ネジ21が請求項3の押圧力調整機構に対応する。
【0028】
以上の構成により、ヘッド11への打撃時に、ヘッド11の振動がセンサクッション44を経て圧電素子43に伝達し、打撃力に応じた振動波形信号が圧電素子43から出力される。なお、リムショット時には、リム14のと一体に形成された基板41aが振動して圧電素子43に振動が伝達し、打撃力に応じた振動波形信号が圧電素子43から出力される。
【0029】
また、ヘッド11の裏面にクッション23が接触しているので、ヘッド11が打撃されたときのヘッド11の振動がクッション23で吸収され、発音量を減少させることができる。一方で、このクッション23は、ヘッド11に対してシェル13の内周近傍のみに接触しているので、ヘッド11の振動全体を減少させることなく、センサユニット40で正確な打撃信号を検出することができる。すなわち、ヘッド11に加えられた直後の振動のみをトリガー信号として圧電素子43で検出することができる。つまり、振動波形のエンベロープにおいて次打撃と干渉する可能性がある不要なサスティン部分をなくすことができ、各打撃に対して正確な打撃信号を検出することができる。
【0030】
図4はクッション23を設けない場合と設けた場合の打撃時の波形の例を示す図である。図4(A) に示したように、クッション23がなければヘッド11の振動がシェル13の開口上端部で反射して、最初のピークAに続いて僅かに減衰したピークB、C、D…が検出される。このため、トリガ信号検出のためのスレッショルドを図示のレベルにすると、2番目のピークBもトリガ信号として検出してしまい、1回の打撃に対して2度鳴りが起こってしまう。また、連打した場合は後の打撃信号と干渉する可能性がある。これに対して、クッション23を配設すると、図4(B) のように2番目以降のピークB′、C′、D′…が最初のピークAに比べて大きく減衰するので、2度鳴りも生じず、また、連打した場合に後の打撃信号と干渉することも防止できる。したがって、正確な打撃信号のみを検出することができる。
【0031】
また、ヘッド11の振動はクッション23の弾性変形により吸収されるが、クッション23は内周側がギザギザになっているので、ヘッド11に対する打撃位置が外周から中心方向に移動するに従って打撃力に対するクッション23の反発力が次第に弱くなる。そして、クッション23とヘッド11との接触部分と非接触部分との境界(凸部231の中心側の頂点の位置)でこの反発力が略無くなる。したがって、同じ打撃力のときの打撃信号による打撃検出値と打撃位置との関係は例えば図5の実線のようになり、接触部分と非接触部分との境界で検出値が連続になる。
【0032】
一方、クッション23が仮にドーナツ形(内周側も円弧状でギザギザがない場合)とすると、非接触部分の打撃検出値は図5の破線のようになり、接触部分と非接触部分との境界で検出値が不連続になる。このように検出値が不連続になると、同じ打撃力でも例えば打撃位置の僅かな変化で検出値が大きく変化してしまい、打撃力及び打撃位置に応じた正確な打撃信号を得ることができない。このため、例えば不連続部分の近傍で演奏している場合、最終的な楽音が急に大きな音となったり、急に小さな音となってしまうなど、適正な演奏を行うことが困難になる。しかし、第1実施例ではクッション23の内周側がギザギザになっているので、このような不連続が生じず正確な打撃信号を検出することができ、適正な演奏を行うことができる。
【0033】
また、緩衝部材としてのクッション23はセンサクッション44とヘッド11との接触位置と異なる位置に設けられているので、センサクッション44と圧電素子43(打撃センサ)によりヘッド11の振動を直接検出できるので、打撃信号の初期立ち上がりをトリガ信号としてより検出し易くなり、正確な打撃信号を検出することができる。すなわち、トリガ信号検出のためのスレッショルドを設定するのがさらに容易になるとともに、1回の打撃に対して2度鳴りをさらに防止することができる。
【0034】
さらに、ネジ21でクッション23をヘッド11に押圧する押圧力を調整することができるので、演奏者の違いあるいは演奏法の違いに応じて、2度鳴りが生じない最適な振動波形となるように調整することができ、正確な打撃信号を検出することができる。
【0035】
(第2実施例)
第2実施例は請求項2及び請求項3に対応している。
図6及び図7は打撃検出部10の第2実施例を示し、図6(A) は上面図、図6(B) は図6(A) のA−A断面図である。図7は図6(B) の要部拡大図である。なお、図6(B) 及び図7では、ヘッド11、外縁リング12、シェル13、リム14及びリムクッション18だけ断面を示している。この第2実施例は、緩衝部材としてのクッション31、保持部材としての支持プレート32、押圧力調整機構としての板バネ33とネジ34の構成が第1実施例と異なっている。その他の第1実施例と同様な要素には図1〜図3の符号と同符号を付記し、詳細な説明は省略する。
【0036】
板バネ33はステンレス板等で形成されており、シェル13の内周面においてセンサユニット40と反対側の部分にネジ35によって固定されている。また、板バネ33は図の奥行き方向に幅を有し、図7に示したように、シェル13にネジ止めされる固定部33aと、固定部33aからヘッド11側に湾曲して延設されたバネ部33bと、バネ部33bの上端に形成された円弧状のナット受部33cと、ナット受部33cの上端から上方に延設された可動部33dと、可動部33dの上端で水平に折り曲げられた保持部33eとで構成されている。
【0037】
シェル13の外周側面には、カラー38を介してネジ34が取り付けられている。ネジ34はネジ軸34aとノブ34bを有し、ネジ軸34aは、カラー38、シェル13、板バネ33の固定部33a及びナット受部33cを貫通している。そして、ネジ軸34aのネジ部34a1には図の奥行き方向に長さを有する円柱状のナット36が螺合され、このナット36は板バネ33のナット受部33cに係合されている。なお、ネジ軸34aのナット36より外側にはストッパ37が固着されている。
【0038】
板バネ33の上端の保持部33eには、鉄板等の支持プレート32が取り付けられ、さらに、支持プレート32の上面には緩衝部材としてのウレタンスポンジ等のクッション31が固着されている。クッション31と支持プレート32はシェル13の内周近傍に沿った1/4円弧状の形状をしており、クッション31は、ヘッド11の打撃面と反対側の面でヘッド11の内周近傍のみに接するように配設されている。また、クッション31は、センサクッション44とヘッド11との接触位置と異なる位置に設けられている。
【0039】
ネジ34のネジ軸34aは、板バネ33のナット受部33cにおいて長穴を貫通し、板バネ33はバネ部33bの弾性力によりナット受部33cをナット36側に付勢している。これにより、ナット36、ネジ軸34a及びノブ34bは図7において右側に付勢されている。さらに、ナット36はナット受部33cに係合してナット受部33cに対して回転しない構造になっている。また、板バネ34の可動部33dはヘッド11の中心方向に僅かに傾斜している。
【0040】
したがって、ネジ34のノブ34bを右に回すと、ナット36は板バネ33の付勢力に抗してシェル13側に移動して支持プレート32とクッション31が僅かに上昇する。また、ノブ34bを左に回すと、ナット36はストッパ37側に移動して支持プレート32とクッション31が僅かに下降する。すなわち、クッション31がヘッド11を押圧する押圧力は、ネジ34の操作により調節することができる。
【0041】
以上の構成により、この第2実施例においても、ヘッド11の振動がクッション31で吸収されるので発音量を減少させることができる。また、クッション31はヘッド11に対してシェル13の内周近傍のみに接触しているので、ヘッド11の振動全体を減少させることなく、センサユニット40で正確な打撃信号を検出することができ、前記図4で説明したと同様に、ヘッド11に加えられた直後の振動のみをトリガー信号として検出することができる。
【0042】
また、クッション31はセンサクッション44とヘッド11との接触位置と異なる位置に設けられているので、打撃信号の初期立ち上がりをトリガ信号として正確な打撃信号を検出することができ、トリガ信号検出のためのスレッショルドを設定するのが容易になるとともに2度鳴りをさらに防止することができる。さらに、ネジ34でクッション31の押圧力を調整して、演奏者の違いあるいは演奏法の違いに応じて、2度鳴りが生じない最適な振動波形となるように調整することができ、正確な打撃信号を検出することができる。
【0043】
以上、各実施例について説明したが、さらに次のような構成にすることもできる。実施例では打撃センサとして圧電素子を用いているが、光センサや磁気センサ等、ヘッドへの打撃強度を検出できるものであれば、どのようなものでもよい。また、クッション23,31等の緩衝部材の材質はヘッドの振動を吸収できるものであれば実施例のものに限定されるものではない。また、実施例のヘッド11はメッシュ状素材であるが、ヘッドとしては皮やプラスチックシート等でもよい。また、第1実施例および第2実施例における押圧力調整機構は一例を示したものであり、これらに限るものではない。
【0044】
【発明の効果】
請求項1の電子打楽器によれば、ヘッド部材への打撃時の発音量を抑えることができるとともに、ヘッド部材に加えられた直後の振動のみをトリガー信号として検出することが可能となる。また、ヘッド部材の外周から中心方向にかけての打撃位置の変化に対して打撃信号の出力レベルが連続に変化し、打撃位置の僅かな違いで出力レベルが大きく変化することがなく、打撃位置に応じた正確な打撃信号を検出することができる。
【0045】
請求項2の電子打楽器によれば、打撃センサによりヘッド部材の振動を直接検出できるので、トリガ信号検出のためのスレッショルドを設定するのが容易になるとともに、1回の打撃に対して2度鳴りを防止することができる。
【0046】
請求項3の電子打楽器によれば、押圧力調整機構により、緩衝部材がヘッド部材を押圧する押圧力を可変に調整できるので、演奏者や奏法に応じて、2度鳴りが生じない最適な振動波形となるように押圧力を調整することができ、正確な打撃信号を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における打撃検出部の第1実施例の上面図及び断面図である。
【図2】図1(A) のA−B断面の要部拡大図である。
【図3】図1(A) のB−C断面の要部拡大図である。
【図4】実施形態における緩衝部材を設けない場合と設けた場合の打撃時の波形の例を示す図である。
【図5】第1実施例における打撃検出値と打撃位置との関係を説明する図である。
【図6】本発明の実施形態における打撃検出部の第2実施例の上面図及び断面図である。
【図7】図6(A) のA−A断面の要部拡大図である。
【図8】本発明の実施形態における電子打楽器のブロック構成図である。
【符号の説明】
11…ヘッド(ヘッド部材)、13…シェル(胴部)、19…固定金具(保持部材)、21…ネジ(保持部材、押圧力調整機構)、22…支持プレート(保持部材)、23…クッション(緩衝部材)、231…凸部、232…凹部、31…クッション(緩衝部材)、32…支持プレート(保持部材)、33…板バネ(押圧力調整機構)、34…ネジ(押圧力調整機構)、43…圧電素子(打撃センサ)、44…センサクッション(打撃センサ)

Claims (3)

  1. 円筒状の胴部に張設された薄膜状のヘッド部材と、
    該ヘッド部材の打撃面と反対側の面で該ヘッド部材の前記胴部の内周近傍のみに接するように配設された緩衝部材と、
    前記ヘッド部材の打撃を検出する打撃センサと、
    を備え、
    前記緩衝部材の内周側の部分に、前記ヘッド部材の中心方向に突出する凸部と当該緩衝部材の外周方向に没入する凹部とを交互に形成したことを特徴とする電子打楽器。
  2. 円筒状の胴部に張設された薄膜状のヘッド部材と、
    該ヘッド部材の打撃面と反対側の面で該ヘッド部材の前記胴部の内周近傍のみに接するように配設された緩衝部材と、
    前記ヘッド部材に接触して該ヘッド部材への打撃を検出する打撃センサと、
    を備え、
    前記緩衝部材を、前記打撃センサと前記ヘッド部材との接触位置と異なる位置に設けたことを特徴とする電子打楽器。
  3. 円筒状の胴部に張設された薄膜状のヘッド部材と、
    該ヘッド部材の打撃面と反対側の面で該ヘッド部材の前記胴部の内周近傍のみに接するように配設された緩衝部材と、
    該緩衝部材を保持する保持部材と、
    前記ヘッド部材の打撃を検出する打撃センサと、
    を備え、
    前記保持部材が、前記緩衝部材を前記ヘッド部材に押圧する押圧力を可変に調整する押圧力調整機構を有することを特徴とする電子打楽器。
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