JP2004032930A - 電動油圧パワーステアリング装置、およびその製造方法 - Google Patents

電動油圧パワーステアリング装置、およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、小型化と工作性の向上を可能にする電動油圧パワーステアリング装置を得る。
【解決手段】この発明は、電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置と、電動モータにより駆動される油圧ポンプとを備え、この油圧ポンプが発生する油圧により操舵力をアシストする電動油圧パワーステアリング装置であって、コンデンサ51は、金属基板40の平面方向に並んで配置されているとともに金属基板40の外側で導電板55と電気的に接続されており、また導電板55が金属基板40上で電気的に接続されている。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動モータで駆動される油圧ポンプの油圧によって車両の操舵力を軽減する電動油圧パワーステアリング装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開2001−213336号公報には、従来例である電動油圧パワーステアリング装置が示されている。この電動油圧パワーステアリング装置は、DCブラシレス式の電動モータ、油圧ポンプおよびリザーバタンクが一体化されて油圧を発生する油圧ポンプユニットと、ハンドル角を検知する操舵角センサと、車両の車速を検知する車速センサと、エンジンの回転数を検知するエンジン回転速度センサと、これらセンサ等からの種々の走行データに基づいて電動モータの最適トルクや回転速度を演算し、これを指令信号として電動モータに送るコントローラとを備えている。そして、この油圧ポンプユニットのポンプボデーの側面には、この指令信号に基づいて電動モータの界磁電流を制御するためのモータ制御回路や主スイッチング回路が設けられている。
【0003】
これらのモータ制御回路や主スイッチング回路は、多層プリント配線板で作られた1枚の回路基板に実装されている。また、主スイッチング回路は、6個のFET(電界効果トランジスタ)でブリッジ回路が構成されるように作られ、これらのFETは回路基板のポンプボデーに対向する面に搭載されている。
これらFETにはアルミニウム等の薄い金属板からなる略皿状のケースが被せられ、各FETの頂面がこの皿状ケースの内面に密着するように良熱伝導性の樹脂で固定されている。また、皿状ケースは、良熱伝導性の両面接着テープを介してポンプボデーの側面に密着させている。
また、コントローラは、油圧ユニットとは別の位置に配置され、油圧ポンプユニットに搭載されたモータ制御回路とコントローラとの信号の送受は、コネクタおよびこれらを電気的に接続する配線を介して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の電動油圧パワーステアリング装置では、モータ制御回路とコントローラとが、それぞれ別の位置に配置されているのでコネクタや配線が必要となり、コストアップになるという問題点があった。
また、主スイッチング回路が、多層プリント配線板で作られた回路基板に実装されているので、電動モータの大電流に対応するため、配線パターンの幅を広くする必要があり、回路基板が大きくなり、結果として装置が大型化するという問題点があった。
さらに、発熱の大きいFETには、アルミニウムなどの薄い金属板からなる略皿状ケースが被せられ、各FETの頂面がこの皿状ケースの内面に密着するように良熱伝導性の樹脂で固定され、皿状ケースは、良熱伝導性の両面接着テープを介してポンプボデーの側面に密着させているので、皿状ケース、樹脂および両面接着テープが必要となり、コストアップや組立性が悪いという問題点もあった。 また、FETからポンプボデーには、樹脂や両面接着テープを介して放熱されるので、これらの材料の熱伝導性が良くてもアルミニウム等の良熱伝導性金属と比較すれば劣るので、発熱によるFETの耐久性が低下するという問題点もあった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、モータ制御回路とコントローラとが一体化でき、コストダウンや小型化および組立性の向上を可能にする等の電動油圧パワーステアリング装置、およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置と、上記電動モータにより駆動される油圧ポンプとを備え、この油圧ポンプが発生する油圧により操舵力をアシストする電動油圧パワーステアリング装置であって、
上記制御装置は、上記電動モータを駆動するための半導体スイッチング素子が搭載されたパワー基板と、
上記半導体スイッチング素子を制御するための駆動信号を生成するマイクロコンピュータおよび上記電動モータの回転位置を検出する回転位置センサが少なくとも搭載された制御基板と、
配線パターンを構成する導電板が絶縁性樹脂にインサート成型され、少なくとも上記電動モータに流れる電流のリップルを吸収するコンデンサが搭載された大電流基板と、
車両のバッテリと電気的に接続されるとともに外部配線を介して信号が入出力されるコネクタと、
上記パワー基板、上記制御基板および上記大電流基板を収納したハウジングとを備え、
上記コンデンサは、上記パワー基板の平面方向に並んで配置されているとともにパワー基板の外側で電気的に接続されており、また上記大電流基板の上記導電板が上記パワー基板上で電気的に接続されている。
【0007】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、大電流基板には、半導体スイッチング素子のスイッチング動作時に発生する電気的ノイズの外部流出を防止するコイルが電気的に接続されているとともに、上記コイルは、パワー基板の平面方向で、かつパワー基板および上記コンデンサから離れて配置されている。
【0008】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、大電流基板の導電板は、パワー基板とハンダ付により電気的に接続されているとともに、コンデンサと抵抗溶接により電気的に接続されている。
【0009】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、大電流基板の導電板は、パワー基板とハンダ付により電気的に接続されているとともに、コイルと抵抗溶接により電気的に接続されている。
【0010】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、大電流基板には、少なくとも導電板およびコンデンサの電気的接続部と、パワー基板との間で隔壁が形成されている。
【0011】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、パワー基板は、大電流基板と重ねられ、この重ねられたパワー基板および大電流基板はハウジングの同一箇所で固定されている。
【0012】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、制御基板は、導電板の端部である接続端子およびコネクタの端子が一辺側に一列に配置されている。
【0013】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、回転位置センサは、制御基板の一辺側に配置され、この一辺の両端部近傍がハウジングに固定されている。
【0014】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、バッテリと接続されるとともに、導電板と電気的に接続されたコネクタの端子には、電気的ノイズ防止用のノイズ防止用コンデンサが電気的に接続されている。
【0015】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、コネクタは、ハウジングに形成された穴に接着性樹脂でシールされて固定されているとともに、ノイズ防止用コンデンサがコネクタに固定されている。
【0016】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、大電流基板は、パワー基板の外周縁部と接する囲い形状の隔壁が形成されている。
【0017】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、大電流基板とパワー基板との接合により形成された凹部の内部に良熱伝導性の樹脂が充填されている。
【0018】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、ハウジングは、コンデンサと対向する部位に凹部が形成されている。
【0019】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、ハウジングは、凹部でコンデンサと面接触している。
【0020】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、凹部とコンデンサとの間には、隙間が形成され、この隙間に良熱伝導性の接着剤が充填されている。
【0021】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、凹部とコンデンサとの間には、隙間が形成され、この隙間にコンデンサに貼付された良熱伝導性のシートが介在している。
【0022】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、コネクタは、外気と連通した第1の通路と、この第1の通路に連通しているとともにハウジング内と連通した第2の通路とを有しており、この第2の通路の直下から離れて制御基板が配置されている。
【0023】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、第2の通路は、コネクタの端子を挟んで第1の通路と反対側に設けられている。
【0024】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、第1の通路は、コネクタの内部に空気を通し水を通さないフィルタが装着されている。
【0025】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置では、ハウジングは、導電板の端部に大電流基板から突出して形成されたモータ端子と電動モータとを電気的に接続するための作業用穴が形成されているとともに、この作業用穴に上記ハウジング内側に突出した突起が設けられている。
【0026】
この発明の電動油圧パワーステアリング装置の製造方法では、少なくとも半導体スイッチング素子をパワー基板上のクリームハンダが塗布された部位に搭載する部品実装工程と、この部品実装工程の後に上記パワー基板に大電流基板を固定する大電流基板固定工程と、この大電流基板固定工程の後にリフロー装置で上記クリームハンダを溶融し、上記パワー基板と上記半導体スイッチング素子とのハンダ付け、および上記パワー基板と上記大電流基板の上記導電板とのハンダ付けを行うハンダ付工程と、このハンダ付工程の後に少なくとも上記コンデンサを上記大電流基板に抵抗溶接により電気的接続を行う溶接工程とを含む。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る電動油圧パワーステアリング装置の構成図、図2は図1の電動油圧パワーステアリング装置の一部の分解斜視図、図3は図2の制御装置の分解斜視図、図4は図2の制御装置の側断面図、図5は図2の制御装置の一部分の断面図、図6は図2の制御装置の他の部分の断面図、図7は図2の制御装置のさらに他の部分の断面図である。
【0028】
図1において、電動油圧パワーステアリング装置は、ハンドル10に接続されたステアリングギヤボックス20と、油圧ポンプユニット30とを備えている。ステアリングギヤボックス20は、車両のハンドル10に対してアシスト力を発生するパワーシリンダ21と、ハンドル10の操作に対応してパワーシリンダ21に供給する圧力油の流れを制御するコントロールバルブ22と、ハンドル10の回転を左右方向の運動に変換するラックアンドピニオン型のステアリングギヤ23とを備えている。
【0029】
油圧ポンプユニット30は、DCブラシレス式の電動モータ31と、この電動モータ31のトルクおよび回転速度を制御する制御装置32と、電動モータ31で駆動されて圧力油を発生するギヤポンプ式の油圧ポンプ33と、油を溜めるリザーバタンク35とが上下方向に並べて一体化されて構成されている。
【0030】
制御装置32は、ハンドル角を検知する操舵角センサ11、車両の車速を検知する車速センサ12およびエンジンの回転速度を検知するエンジン回転速度センサ13等の走行データに基づいて電動モータ31の最適トルクや回転速度を演算し、バッテリ14から電動モータ31に供給される電流を制御するものである。
【0031】
制御装置32は、図3に示すように、パワー基板である金属基板40と、複数の導電板55,56,57が絶縁性樹脂にインサート成形された大電流基板50と、絶縁プリント基板からなる制御基板60と、高熱伝導率であるアルミニウム製のハウジング70と、コネクタ80とを備えている。
金属基板40は例えばHITT基板(電気化学工業(株)の商品名)からなり、2mmのアルミニウム基板上に80μmの絶縁層を介して、配線パターンが100μmの銅パターンとして形成されている。また、この金属基板40の配線パターンには、電動モータ31の電流を切り替えるためのブリッジ回路を構成する半導体スイッチング素子41、電動モータ31の電流を検出するためのシャント抵抗器42等の大電流部品および大電流基板50の導電板55,56,57がハンダ付けされている。金属基板40の配線パターンは、大電流に対応できるように十分な断面容量を有し、電動モータ31に流れる大電流対応の回路要素を実装できるようになっている。大電流基板50の導電板55,56,57がハンダ付けされた金属基板40は、四隅のねじ54により大電流基板50と共締めされて、ハウジング70に密着状態で取り付けられている。
【0032】
大電流基板50は、複数の導電板55,56,57が配線パターンを構成するように絶縁性樹脂にインサート成形されたもので、導電板55,56,57は電気的に接続する複数の箇所が絶縁性樹脂から露出し、端部では電源端子Pm、モータ端子Mm、および接続端子Cmを構成している。
モータ端子Mmは、一端部が金属基板40と接続された導電板56の他端部であり、図4に示すようにハウジング70に形成された開口部である穴70aで露出している。このモータ端子Mmは電動モータ31の界磁巻線の端子(図示せず)と電気的に接合されている。
大電流基板50には、モータ電流のリップルを吸収するコンデンサ51が搭載されている。このコンデンサ51は、金属基板40の平面方向に並んで配置されている。また、このコンデンサ51は、その端子51aが図5に示すように金属基板40の外側で一端部が電源端子Pmを形成した導電板55と抵抗溶接により電気的に接続されている。大電流基板50は、金属基板40の外周縁部と接する囲い形状の隔壁50aが形成されており、この隔壁50aの外側で導電板55とコンデンサ51の端子51aとの溶接が行われるので、溶接時に発生するスパッタは、隔壁50aにより金属基板40のパターン上に付着するのを防止される。
【0033】
また、この隔壁50aの端面は、金属基板40と接しており、金属基板40の反対側が開口部50bとなる凹部50cが形成されている。この凹部50cには良熱伝導性の樹脂58が充填されている。電動モータ31が大出力の場合、半導体スイッチング素子41等の大電流部品に流れる電流が大きくなり、金属基板40上の発熱が大きくなるが、この熱の多くは樹脂58に分散されて放熱される。なお、金属基板40上の大電流部品の発熱量が小さいときには、良熱伝導性の樹脂58の充填は省略してもよい。
【0034】
また、大電流基板50には、ブリッジ回路の半導体スイッチング素子41のスイッチング動作時に発生するノイズの外部流出を防止するコイル52が搭載されている。このコイル52は、金属基板40の平面方向で、かつコンデンサ51から離れて配置されている。即ち、コイル52は、コンデンサ51および金属基板40と重ならないように配置されている。このコイル52は、抵抗溶接により一端部が電源端子Pmである導電板55と電気的に接続されている。
【0035】
制御基板60には、マイクロコンピュータ61、駆動回路およびモータ電流検出回路を含む周辺回路素子(小電流部品)および電動モータ31の回転位置を検出する回転位置センサであるホールIC62が、配線パターンにハンダ付けされて実装されている。ホールIC62は、制御基板60の一辺側中央部付近に円弧状に配置され、電気角で120度の間隔で3個実装されている。また、制御基板60は、ホールIC62が実装されている辺部の両端部近傍の2箇所を含む四隅近傍の4箇所がねじ63でハウジング70に固定されている。さらに、制御基板60は、大電流基板50の接続端子Cmと、信号コネクタ80bおよび操舵角センサコネクタ80cそれぞれの端子80b1、80c1が挿入されたスルーホール60aが一辺側に配置されている。これらの端子Cm,80b1,80c1は、制御基板60のスルーホール60aに挿入された後に部分噴流ハンダによりハンダ付けされて、制御基板60の配線パターンに電気的に接続されている。
【0036】
ハウジング70は、図2に示すように、下部が開口しており、その開口部に電動モータ31のブラケット31aが固定され、その中に、金属基板40、大電流基板50および制御基板60が収納されている。このハウジング70には、油圧ポンプ33が固定され、リザーバタンク35、油圧ポンプ33、制御装置32および電動モータ31が上下方向に一体化される。
ハウジング70の穴70aは、図4に示すように、ハウジング70の内側に突出した突起70fが形成されており、油圧ポンプ33から漏れた油等は、ハウジング70の穴70aまで達してもこの突起70fで遮断され、ハウジング70の内壁面を伝って金属基板40に達することは防止される。
【0037】
また、ハウジング70は、図6に示すように、その内壁天井面でコンデンサ51と対向する部位に凹部70bが形成されている。この凹部70bとコンデンサ51との間に隙間が形成され、この隙間に良熱伝導性の接着剤70cが充填されている。この接着剤70cの代わりに良熱伝導性のシートをコンデンサ51の周側面に貼付してもよい。
なお、コンデンサ51と凹部70bとの間に隙間を形成せず、コンデンサ51の周側面と凹部70bの面とを面接触するようにしてもよい。
【0038】
電動モータ31のシャフト(図示せず)は、制御装置32を貫通して油圧ポンプ33と嵌合され、電動モータ31の回転が油圧ポンプ33に伝達されるようになっている。電動モータ31とハウジング70とは、パッキン(図示せず)でシールされ、また油圧ポンプ33とハウジング70とはOリング(図示せず)でシールされており、外部からの水等の浸入はそれぞれ防止されている。
【0039】
コネクタ80は、車両のバッテリ14と電気的に接続されたパワーコネクタ80aと、外部配線を介して車速センサ12やエンジン回転速度センサ13等の車両側信号が入出力力される信号コネクタ80bと、操舵角センサ11からの信号が入力される操舵角センサコネクタ80cとを備えて、パワーコネクタ80a、信号コネクタ80bおよび操舵角センサコネクタ80cは絶縁性樹脂で一体的に成型されている。ここにおいて、操舵角センサコネクタ80cは信号コネクタ80bに含まれていてもよい。
大電流基板50の電源端子Pmと溶接されるパワーコネクタ80aの端子80a1には、図4および図7に示すように、電気的ノイズ防止用のノイズ防止用コンデンサコンデンサ83が溶接により接続されている。このコンデンサ83が溶接されたコネクタ80は、ハウジング70の穴70dに外側から挿入され、内側よりねじ81でハウジング70に固定されている。パワーコネクタ80aの端子80a1は、大電流基板50の電源端子Pmと抵抗溶接されて電気的に接続されている。ハウジング70の穴70dは、コネクタ80が固定されることにより凹部70eが形成され、この凹部70eに接着性樹脂であるシリコン接着剤82が充填されている。コネクタ80は、こうしてハウジング70の穴70dに接着剤82でシールされて固定されるとともに、ノイズ防止用コンデンサ83がコネクタ80に同時に固定される。
【0040】
パワーコネクタ80aは、外気と通気可能に連通する第1の通路80dがハウジング70の中心部側に形成されている。この第1の通路80dには、空気を通すが水は通さない撥水性のフィルタ84がパワーコネクタ80aの外側より熱溶着されている。また、パワーコネクタ80aは、ハウジング70内を通気可能に連通する第2の通路80eがパワーコネクタ80aの端子80fを挟んで第1の通路80dと反対側に形成されている。この第2の通路80eは、図4に示すように、制御基板60と上下方向で重ならないように配置されている。
【0041】
次に、上記構成の電動油圧パワーステアリング装置の制御装置32の組立手順について説明する。
まず、制御基板60の配線パターンの各電極にクリームハンダを塗布し、その各電極にマイクロコンピュータ61、駆動回路およびモータ電流検出回路を含む周辺回路素子およびホールIC62等の部品を実装し、リフロー装置を用いて、制御基板60の下側から、または周囲の雰囲気全体を熱し、クリームハンダを溶かして各部品をハンダ付けする。
同様に、各電極にクリームハンダを塗布した金属基板40上に半導体スイッチング素子41およびシャント抵抗器42等の部品を実装し、金属基板40上に大電流基板50を置いた後、ネジ53を用いて金属基板40と大電流基板50とを固定して一体化する。その後、リフロー装置を用いてクリームハンダを溶かし、図5に示すように、金属基板40と各部品とのハンダ付け、金属基板40と導電板55,56,57とのハンダ付けをそれぞれ行う。
次に、大電流基板50の所定の位置にコンデンサ51、コイル52を納め、端部に電源端子Pmを有する導電板55に、コンデンサ51の端子51a、コイル52の端子を抵抗溶接により接合する。
【0042】
次に、パワーコネクタ80aの端子80a1の、電源端子Pmと接続される近傍にコンデンサ83をTIG溶接する。この溶接は抵抗溶接であってもよい。この後、コンデンサ83が溶接されたコネクタ80をハウジング70の穴70dに外側から挿入して内側のネジ81でハウジング70に固定する。次に、ハウジング70の穴70dの内側凹部70eにシリコン接着剤82を充填し、ハウジング70とコネクタ80の絶縁性樹脂部とを接着接合し、同時にコンデンサ83も固定する。ついで、ハウジング70の凹部70bに接着剤70cを塗布し、大電流基板50と一体の金属基板40を上方からハウジング70上に配置し、大電流基板50と一体の金属基板40をネジ54によりハウジング70に固定する。このとき、金属基板40は、大電流基板50とともに重ねられて四隅のネジ54によりハウジング70に固定されるので、金属基板40が密着してハウジング70に押し付けられ、金属基板40および大電流基板50がハウジング70と強固に固定される。次に、パワーコネクタ80aの端子80a1を大電流基板50の電源端子Pmと抵抗溶接により電気的に接続する。
【0043】
ついで、制御基板60を大電流基板50の上に配置し、接続端子Cm、信号コネクタ80bの端子80b1および操舵角センサコネクタ80cの端子80c1等を、制御基板60のスルーホール60a内に挿入した後、制御基板60をねじ63でハウジング70に固定する。そして、接続端子Cm、信号コネクタ80bの端子80b1および操舵角センサコネクタ80cの端子80c1等を、部分噴流により一括で半田付け接合する。このとき、制御基板60のスルーホール60a内に挿入される各端子80b1、80c1が略直線状に配置され、制御基板60の一辺に集中しているので、端子80b1、80c1を制御基板60のスルーホール60aへ挿入するのが容易である。
【0044】
以上のように組み立てられた制御装置32は、その後パッキン(図示せず)を挟み、ねじ34で電動モータ31に組み付けられ、その後、電動モータ31の界磁巻線の端子(図示せず)と制御装置32のモータ端子Mmとがネジ90で固定され、電気的に接続される。その後、油圧ポンプ33を組みつけることで、電動モータ31、制御装置32および油圧ポンプ33は一体化される。
【0045】
このように、この実施の形態1の電動油圧パワーステアリング装置によれば、半導体スイッチング素子41およびシャント抵抗器42等の大電流部品が金属基板40に実装され、この金属基板40がアルミニウム製のハウジング70に密接状態で取り付けられ、金属基板40上の大電流部品および配線パターンからの発熱がハウジング70から有効に放熱され、金属基板40を小型化しても温度上昇を抑制できるとともに、配線パターンの耐熱性および耐久性を損なうことがない。
【0046】
また、金属基板40上に半導体スイッチング素子41およびシャント抵抗器42等の大電流部品を実装し、金属基板40上に大電流基板50を置いてネジ53で固定し、金属基板40と各部品とのハンダ付け、金属基板40と導電板55,56,57とのハンダ付けをそれぞれ同時に行うので、工作性が向上するとともにコストの低減が図られる。
【0047】
また、金属基板40と各部品とのハンダ付け、および金属基板40と導電板55,56,57とのハンダ付け後に、導電板55と、コンデンサ51およびコイル52とを抵抗溶接しているので、金属基板40上の半導体スイッチング素子41に損傷を与えることが無く、装置の信頼性が向上する。
【0048】
また、大電流基板50は、金属基板40の外周縁部に沿って隔壁50aが形成され、この隔壁50aの外側でコンデンサ51の端子51aと導電板55との溶接が行われるので、溶接時に発生するスパッタが金属基板40のパターン上に付着し、各部品間または各パターン間等が短絡するのを防ぎ、装置の信頼性が向上する。
【0049】
また、大電流基板50は、隔壁50aにより剛性が向上し、大電流基板50を金属基板40に取り付けたときの変形が抑制され、その後大電流基板50を取り付けた金属基板40をハウジング70に取り付けたとき、金属基板40上の半田付け部に過大な応力が発生するのを防止でき、装置の信頼性が向上する。
また、金属基板40と大電流基板50とは、重ねられ、それぞれの四隅に位置したネジ54によりハウジング70に固定されるので、経年変化によって、金属基板40と大電流基板50との相対位置がずれることが無く、金属基板40上の導電板55,56,57の半田付け部に過大な応力が発生するのを防止でき、装置の信頼性が向上する。
【0050】
また、大電流基板50の隔壁50aの端面が金属基板40と接することにより、反金属基板40側が開口部50bとなる凹部50cが形成され、この凹部50cに良熱伝導性の樹脂58が充填されているので、金属基板40での熱が分散、放熱され、電動モータ31の大出力化に対応でき、装置の性能向上が図られる。
【0051】
また、マイクロコンピュータ61およびその周辺回路素子、ホールIC62等の小電流部品のみが制御基板60に実装されているので、配線パターンの幅や厚さを大きくする必要がなく、部品の高密度実装が可能となり、制御基板60の小型化が図られる。
【0052】
また、電動モータ31の回転位置を検出するホールIC62が一辺側に実装された制御基板60は、一辺の両端近傍の2箇所を含む4箇所でねじ63によりハウジング70に固定されているので、ホールIC62のハウジング70に対する相対位置は不動となり、それだけホールIC62の取り付け位置精度が向上し、電動モータ31の回転位置が精度良く検出でき、電動モータ31のトルク変動が低減でき、出力性能が向上する。
【0053】
また、制御基板60のスルーホール60a内に挿入される接続端子Cm、信号コネクタ80bの端子80b1および操舵角センサコネクタ80cの端子80c1等が一辺に集中し、一列に配置されているので、これらの端子を制御基板60のスルーホール60aへ挿入するのが容易になり、工作性が向上する。
【0054】
また、ハウジング70は、コンデンサ51と対向する部位に凹部70bが形成され、この凹部70bとコンデンサ51に隙間を形成し、この隙間に良熱伝導性の接着剤70cが充填されているので、コンデンサ51で発生する熱が、接着剤70cを介してハウジング70に伝達され、コンデンサ51の耐熱性および耐久性が向上する。
【0055】
また、ハウジング70の穴70aは、ハウジング70の内部側に突起70fが形成されており、油圧ポンプ33から漏れた油が、ハウジング70の穴70aまで達しても、ハウジング70の内壁を伝って金属基板40に達することは無く、金属基板40上の回路の誤動作および電蝕を防止でき、装置の信頼性が向上する。
【0056】
また、パワーコネクタ80a、信号コネクタ80bおよび操舵角センサコネクタ80cが絶縁性樹脂で一体的に成型されているので、コネクタ80が小型化でき、また金属基板40の一方の側にコネクタ80が配置され、他方の側にコンデンサ51およびコイル52が配置されているので、制御装置32の高さを低くすることができ、装置の小型化が図られる。
【0057】
また、コネクタ80は、ハウジング70の穴70dに外側から挿入されてネジ81でハウジング70に固定され、ハウジング70の穴70dの内側凹部70eにシリコン接着剤82が充填され、ハウジング70とコネクタ80の絶縁性樹脂部とが接着接合されるので、外部より水等の浸入が防止でき、装置の信頼性が向上する。
【0058】
また、パワーコネクタ80aの端子80a1は、大電流基板50の電源端子Pmおよび電気的ノイズ防止用コンデンサ83と半田付けでなく例えば抵抗溶接により電気的に接続されるので、半田付け時の半田の垂れ等の不都合はなく、接続が容易であり、装置の工作性が向上する。また、半田付けの場合には、ヒートサイクルによりクラックが生じ易いが、溶接で接続することで温度変化に対する耐力が向上し、装置の信頼性が向上する。
【0059】
また、パワーコネクタ80aの端子80a1と電気的ノイズ防止用コンデンサ83とが溶接された後、コネクタ80がハウジング70の穴70dに固定され、ハウジング70の穴70dの凹部70eに充填されるシリコン接着剤82でコンデンサ83がコネクタ80に同時に固定されるので、コンデンサ83の固定の工程が省略でき、装置の工作性が向上する。
【0060】
また、パワーコネクタ80aは、外気と通気可能な第1の通路80dがハウジング70の中心側に形成され、この第1の通路80dに、空気を通すが水は通さない撥水性のフィルタ84がパワーコネクタ80aの外側より熱溶着されているので、制御装置32内に水が浸入することを防止でき、装置の信頼性が向上する。
【0061】
また、パワーコネクタ80aは、ハウジング70内と通気可能な第2の通路80eがパワーコネクタ80aの端子80fを挟んで第1の通路80dと反対側に形成され、この第2の通路80eが迂回して第1の通路80dを通じているので、ハウジング70内と外気とは同圧であり、ハウジング70内が減圧状態になることは無く、外気の水分がハウジング70内に浸入するようなことを防止できる。また、第2の通路80eは、制御基板60と重ならないように配置されているので、フィルタ84が損傷した場合でも、外部から浸入した水等が制御基板60にかかることが無く、装置の信頼性が向上する。
【0062】
なお、上記実施の形態では、金属基板40としてHITT基板を用いているが、金属基板40はHITT基板に限定されるものではなく、配線パターンが絶縁層を介してアルミニウム等の伝熱性のよい金属ベース上に形成されたものや、銅のような熱伝導性の良い他の金属基板であってもよく、セラミック基板であってもよい。
また、回転位置センサとしてホールIC62を用いているが、ホールIC62に限定されるものではなく、磁気抵抗器(MR)、巨大磁気抵抗器(GMR)等の他の磁気検出素子を用いたものであってもよい。
また、電動モータ31はブラシレスモータに限定されるものではなく、インダクションモータ、スイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)またはブラシ付のDCモータであってもよい。
また、第1の通路80dおよび第2の通路80eは、パワーコネクタ80aに形成したが、信号コネクタ80bまたは操舵角センサコネクタ80cに形成してもよい。また、各部品の固定にネジを用いたが、リベット等他の固定手段であってもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置と、上記電動モータにより駆動される油圧ポンプとを備え、この油圧ポンプが発生する油圧により操舵力をアシストする電動油圧パワーステアリング装置であって、上記制御装置は、上記電動モータを駆動するための半導体スイッチング素子が搭載されたパワー基板と、上記半導体スイッチング素子を制御するための駆動信号を生成するマイクロコンピュータおよび上記電動モータの回転位置を検出する回転位置センサが少なくとも搭載された制御基板と、配線パターンを構成する導電板が絶縁性樹脂にインサート成型され、少なくとも上記電動モータに流れる電流のリップルを吸収するコンデンサが搭載された大電流基板と、車両のバッテリと電気的に接続されるとともに外部配線を介して信号が入出力されるコネクタと、上記パワー基板、上記制御基板および上記大電流基板を収納したハウジングとを備え、上記コンデンサは、上記パワー基板の平面方向に並んで配置されているとともにパワー基板の外側で導電板と電気的に接続されており、また上記大電流基板の上記導電板が上記パワー基板上で電気的に接続されている。従って、パワー基板とコンデンサとが重なることが無いので、制御装置の高さを低くでき、装置の小型化が図られる。また、ハウジングにパワー基板を密接することが可能であり、パワー基板の熱が有効にハウジングに伝達され、装置の耐久性、耐熱性の向上が図られる。また、パワー基板、大電流基板およびコンデンサの組立が容易となり、制御装置の工作性の向上が図られる。
【0064】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、大電流基板には、半導体スイッチング素子のスイッチング動作時に発生する電気的ノイズの外部流出を防止するコイルが電気的に接続されているとともに、上記コイルは、パワー基板の平面方向で、かつパワー基板および上記コンデンサから離れて配置されているので、制御装置の高さを低くでき、装置の小型化が図られる。
【0065】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、大電流基板の導電板は、パワー基板とハンダ付により電気的に接続されているとともに、コンデンサと抵抗溶接により電気的に接続されているので、導電板とパワー基板との接続、導電板とコンデンサとの接続がそれぞれ容易になり、制御装置の工作性の向上が図られる。
【0066】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、大電流基板の導電板は、パワー基板とハンダ付により電気的に接続されているとともに、コイルと抵抗溶接により電気的に接続されているので、導電板とパワー基板との接続、導電板とコイルとの接続がそれぞれ容易になり、制御装置の工作性の向上が図られる。
【0067】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、大電流基板には、少なくとも導電板およびコンデンサの電気的接続部と、パワー基板との間で隔壁が形成されているので、電気的接続時に異物がパワー基板上に付着することが無く、装置の信頼性の向上が図られる。
【0068】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、パワー基板は、大電流基板と重ねられ、この重ねられたパワー基板および大電流基板はハウジングの同一箇所で固定されているので、経年変化によって、パワー基板と大電流基板の相対位置がずれることが無く、パワー基板上の導電板の半田付け部に過大な応力が発生するのを防止でき、装置の信頼性の向上が図られる。
【0069】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、制御基板は、導電板の端部である接続端子およびコネクタの端子が一辺側に一列に配置されているので、これらの端子を制御基板へ挿入するのが容易になり、装置の工作性の向上が図られる。
【0070】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、回転位置センサは、制御基板の一辺側に配置され、この一辺の両端部近傍がハウジングに固定されているので、回転位置センサの取り付け位置精度が向上し、電動モータの回転位置が精度良く検出でき、電動モータのトルク変動が低減でき、出力性能が向上し、装置の性能向上が図られる。
【0071】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、バッテリと接続されるとともに、導電板と電気的に接続されたコネクタの端子には、電気的ノイズ防止用のノイズ防止用コンデンサが電気的に接続されているので、後工程でのコンデンサの固定が省略でき、制御装置の工作性の向上が図られる。
【0072】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、コネクタは、ハウジングに形成された穴に接着性樹脂でシールされて固定されているとともに、ノイズ防止用コンデンサがコネクタに固定されているので、コンデンサの固定の工程が省略でき、制御装置の工作性の向上が図られる。 また、ハウジングとコネクタのシール性が向上し、装置の耐水性の向上が図られる。
【0073】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、大電流基板は、パワー基板の外周縁部と接する囲い形状の隔壁が形成されているので、大電流基板の剛性が増大し、パワー基板上の半田付け部に過大な応力が発生するのを防止でき、装置の信頼性の向上が図られる。
【0074】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、大電流基板とパワー基板との接合により形成された凹部の内部に良熱伝導性の樹脂が充填されているので、パワー基板上の発熱が分散されて放熱され、装置の耐久性、耐熱性の向上が図られる。また、電動モータの大出力化に対応でき、装置の性能向上が図られる。
【0075】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、ハウジングは、コンデンサと対向する部位に凹部が形成されているので、コンデンサとハウジングの対向する表面積が増加し、コンデンサの発生する熱が有効にハウジングに伝達され、コンデンサの耐久性、耐熱性の向上が図られる。
【0076】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、ハウジングは、凹部でコンデンサと面接触したときには、コンデンサの発生する熱が直接ハウジングに伝達され、コンデンサの耐久性、耐熱性の向上が図られる。
【0077】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、凹部とコンデンサとの間には、隙間が形成され、この隙間に良熱伝導性の接着剤が充填されているので、コンデンサの発生する熱が接着剤を介してハウジングに伝達され、コンデンサの耐久性、耐熱性の向上が図られる。
【0078】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、凹部とコンデンサとの間には、隙間が形成され、この隙間にコンデンサに貼付された良熱伝導性のシートが介在しているので、コンデンサの発生する熱がシートを介してハウジングに伝達され、コンデンサの耐久性、耐熱性の向上が図られる。
【0079】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、コネクタは、外気と連通した第1の通路と、この第1の通路に連通しているとともにハウジング内と連通した第2の通路とを有しており、この第2の通路の直下から離れて制御基板が配置されているので、外部から浸入した水等が制御基板にかかることが無く、装置の耐水性、信頼性の向上が図られる。
【0080】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、第2の通路は、コネクタの端子を挟んで第1の通路と反対側に設けられているので、外部から多くの電子部品を内蔵する制御装置内への水等の浸入経路が複雑になり、装置の耐水性、信頼性の向上が図られる。
【0081】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、第1の通路は、コネクタの内部に空気を通し水を通さないフィルタが装着されているので、呼吸作用により制御装置の内部と外部の圧力差が低減でき、多くの電子部品を内蔵する制御装置内に水が浸入することを防止でき、装置の信頼性の向上が図られる。
【0082】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置によれば、ハウジングは、導電板の端部に大電流基板から突出して形成されたモータ端子と電動モータとを電気的に接続するための作業用穴が形成されているとともに、この作業用穴に上記ハウジング内側に突出した突起が設けられているので、油圧ポンプから漏れた油がパワー基板に達することは無く、パワー基板上の回路の誤動作および電蝕が防止でき、装置の信頼性の向上が図られる。
【0083】
また、この発明の電動油圧パワーステアリング装置の製造方法によれば、少なくとも半導体スイッチング素子をパワー基板上のクリームハンダが塗布された部位に搭載する部品実装工程と、この部品実装工程の後に上記パワー基板に大電流基板を固定する大電流基板固定工程と、この大電流基板固定工程の後にリフロー装置で上記クリームハンダを溶融し、上記パワー基板と上記半導体スイッチング素子とのハンダ付け、および上記パワー基板と上記大電流基板の上記導電板とのハンダ付けを行うハンダ付工程と、このハンダ付工程の後に少なくとも上記コンデンサを上記大電流基板に抵抗溶接により電気的接続を行う溶接工程とを含むので、上記パワー基板と上記半導体スイッチング素子とのハンダ付け、および上記パワー基板と上記大電流基板の上記導電板とのハンダ付けを同時に行うことができ、工作性の向上およびコストの低減が図られる。また、半田付け工程の後の溶接工程は抵抗溶接としているので、パワー基板上の半導体スイッチング素子等の部品に損傷を与えることが無く、装置の信頼性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る電動油圧パワーステアリング装置の構成図である。
【図2】図1の電動油圧パワーステアリング装置の一部の分解斜視図である。
【図3】図2の制御装置の分解斜視図である。
【図4】図2の制御装置の側断面図である。
【図5】図2の制御装置の一部分の断面図である。
【図6】図2の制御装置の一部分の断面図である。
【図7】図2の制御装置の一部分の断面図である。
【符号の説明】
31 電動モータ、32 制御装置、33 油圧ポンプ、40 金属基板(パワー基板)、41 半導体スイッチング素子、50 大電流基板、50a 隔壁、50b 開口部、50c 凹部、51 コンデンサ、52 コイル、55、56、57 導電板、58 樹脂、60 制御基板、61 マイクロコンピュータ、62 ホールIC(回転位置センサ)、70 ハウジング、70a 作業用穴、70b、70e 凹部、70c 接着剤、70d 穴、70f 突起、80aパワーコネクタ、80b 信号コネクタ、80c 操舵角センサコネクタ、80d 第1の通路、80e 第2の通路、80f 端子、82 接着剤、83 コンデンサ、84 フィルタ。

Claims (21)

  1. 電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置と、上記電動モータにより駆動される油圧ポンプとを備え、この油圧ポンプが発生する油圧により操舵力をアシストする電動油圧パワーステアリング装置であって、
    上記制御装置は、上記電動モータを駆動するための半導体スイッチング素子が搭載されたパワー基板と、
    上記半導体スイッチング素子を制御するための駆動信号を生成するマイクロコンピュータおよび上記電動モータの回転位置を検出する回転位置センサが少なくとも搭載された制御基板と、
    配線パターンを構成する導電板が絶縁性樹脂にインサート成型され、少なくとも上記電動モータに流れる電流のリップルを吸収するコンデンサが搭載された大電流基板と、
    車両のバッテリと電気的に接続されるとともに外部配線を介して信号が入出力されるコネクタと、
    上記パワー基板、上記制御基板および上記大電流基板を収納したハウジングとを備え、
    上記コンデンサは、上記パワー基板の平面方向に並んで配置されているとともにパワー基板の外側で上記導電板と電気的に接続されており、また上記導電板は上記パワー基板上と電気的に接続されている電動油圧パワーステアリング装置。
  2. 上記大電流基板には、上記半導体スイッチング素子のスイッチング動作時に発生する電気的ノイズの外部流出を防止するコイルが電気的に接続されているとともに、上記コイルは、上記パワー基板の平面方向で、かつパワー基板および上記コンデンサから離れて配置されている請求項1に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  3. 上記大電流基板の上記導電板は、上記パワー基板とハンダ付により電気的に接続されているとともに、上記コンデンサと抵抗溶接により電気的に接続されている請求項1または請求項2に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  4. 上記大電流基板の上記導電板は、上記パワー基板とハンダ付により電気的に接続されているとともに、上記コイルと抵抗溶接により電気的に接続されている請求項2または請求項3に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  5. 上記大電流基板には、少なくとも上記導電板および上記コンデンサの電気的接続部と、上記パワー基板との間で、隔壁が形成されている請求項1ないし請求項4の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  6. 上記パワー基板は、上記大電流基板と重ねられ、この重ねられたパワー基板および大電流基板は上記ハウジングの同一箇所で固定されている請求項1ないし請求項5の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  7. 上記制御基板は、上記導電板の端部である接続端子および上記コネクタの端子が一辺側に一列に配置されている請求項1ないし請求項6の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  8. 上記回転位置センサは、上記制御基板の一辺側に配置され、この一辺の両端部近傍が上記ハウジングに固定されている請求項1ないし請求項7の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  9. 上記バッテリと接続されるとともに、上記導電板と電気的に接続された上記コネクタの端子には、電気的ノイズ防止用のノイズ防止用コンデンサが電気的に接続されている請求項1ないし請求項8の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  10. 上記コネクタは、上記ハウジングに形成された穴に接着性樹脂でシールされて固定されているとともに、上記ノイズ防止用コンデンサが上記コネクタに固定されている請求項9に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  11. 上記大電流基板は、上記パワー基板の外周縁部と接する囲い形状の隔壁が形成されている請求項1ないし請求項10の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  12. 上記大電流基板と上記パワー基板との接合により形成された凹部の内部に良熱伝導性の樹脂が充填されている請求項11に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  13. 上記ハウジングは、上記コンデンサと対向する部位に凹部が形成されている請求項1ないし請求項12の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  14. 上記ハウジングは、上記凹部で上記コンデンサと面接触している請求項13に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  15. 上記凹部と上記コンデンサとの間には、隙間が形成され、この隙間に良熱伝導性の接着剤が充填されている請求項13に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  16. 上記凹部と上記コンデンサとの間には、隙間が形成され、この隙間にコンデンサに貼付された良熱伝導性のシートが介在している請求項13に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  17. 上記コネクタは、外気と連通した第1の通路と、この第1の通路に連通しているとともに上記ハウジング内と連通した第2の通路とを有しており、この第2の通路の直下から離れて上記制御基板が配置されている請求項1ないし請求項16の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  18. 上記第2の通路は、上記コネクタの端子を挟んで上記第1の通路と反対側に設けられている請求項17に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  19. 上記第1の通路は、上記コネクタの内部に空気を通し水を通さないフィルタが装着されている請求項17または請求項18に記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  20. 上記ハウジングは、上記導電板の端部に上記大電流基板から突出して形成されたモータ端子と上記電動モータとを電気的に接続するための作業用穴が形成されているとともに、この作業用穴に上記ハウジング内側に突出した突起が設けられている請求項1ないし請求項19の何れかに記載の電動油圧パワーステアリング装置。
  21. 電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置と、上記電動モータにより駆動される油圧ポンプとを備え、この油圧ポンプが発生する油圧により操舵力をアシストする電動油圧パワーステアリング装置で、
    上記制御装置は、上記電動モータを駆動するための半導体スイッチング素子が搭載されたパワー基板と、
    上記半導体スイッチング素子を制御するための駆動信号を生成するマイクロコンピュータおよび上記電動モータの回転位置を検出する回転位置センサが少なくとも搭載された制御基板と、
    配線パターンを構成する導電板が絶縁性樹脂にインサート成型され、少なくとも上記電動モータに流れる電流のリップルを吸収するコンデンサが搭載された大電流基板と、
    車両のバッテリと電気的に接続されるとともに外部配線を介して信号が入出力されるコネクタと、
    上記パワー基板、上記制御基板および上記大電流基板を収納したハウジングとを備え、
    上記コンデンサは、上記パワー基板の平面方向に並んで配置されているとともにパワー基板の外側で上記導電板と電気的に接続されており、また上記大電流基板の上記導電板が上記パワー基板上と電気的に接続されている電動油圧パワーステアリング装置の製造方法であって、
    少なくとも上記半導体スイッチング素子を上記パワー基板上のクリームハンダが塗布された部位に搭載する部品実装工程と、
    この部品実装工程の後に上記パワー基板に上記大電流基板を固定する大電流基板固定工程と、
    この大電流基板固定工程の後にリフロー装置で上記クリームハンダを溶融し、上記パワー基板と上記半導体スイッチング素子とのハンダ付け、および上記パワー基板と上記大電流基板の上記導電板とのハンダ付けを行うハンダ付工程と、
    このハンダ付工程の後に少なくとも上記コンデンサを上記大電流基板に抵抗溶接により電気的接続を行う溶接工程と
    を含む電動油圧パワーステアリング装置の製造方法。
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