JP2003535925A - ヒドロキシピリドンメチドアゾ染料 - Google Patents
ヒドロキシピリドンメチドアゾ染料Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】新規ヒドロキシピリドンメチドアゾ染料、その製造、使用法、および該染料を含有する染料混合物を提供する。
【解決手段】一般式(I)
【化1】
Description
【0001】
本発明は新規ヒドロキシピリドンメチド(Hydroxypyridonemethide)アゾ染料、
その製造および使用方法、ならびにヒドロキシピリドンメチドアゾ染料を含有す
る染料混合物に関する。
その製造および使用方法、ならびにヒドロキシピリドンメチドアゾ染料を含有す
る染料混合物に関する。
【0002】
既に同様なアゾ染料が開示されている(特許文献1参照)。しかし、これらの
染料は用途特性、特に熱移行堅牢性の改良をなお必要とする。
染料は用途特性、特に熱移行堅牢性の改良をなお必要とする。
【0003】
【特許文献1】
欧州特許公開第767220号公報
【0004】
【特許文献2】
英国特許A−2036775号明細書
【0005】
【特許文献3】
特開昭第58−157863号公報
【0006】
【特許文献4】
欧州特許公開第827988号公報
【0007】
【特許文献5】
ドイツ特許公開第3508904号公報
【0008】
【特許文献6】
欧州特許公開第474600号公報
【0009】
【特許文献7】
欧州特許公開第399473号公報
【0010】
従って、良好な堅牢性、特に熱移行堅牢性を向上させたアゾ染料が望まれてい
る。
る。
【0011】
一般的な堅牢性が良好なことに加えて、優れた熱移行堅牢性と昇華堅牢性が卓
越している、新規なヒドロキシピリドンメチドアゾ染料が驚くべきことに見出さ
れた。
越している、新規なヒドロキシピリドンメチドアゾ染料が驚くべきことに見出さ
れた。
【0012】
本発明は、下記の一般式(I)の新規なヒドロキシピリドンメチドアゾ染料、ま
たはその互変異性体を提供する。
たはその互変異性体を提供する。
【化10】
(式中、X1は、H、Cl、Br、−CN、−CH=O、−CO−T、−CO2−
R2、−SO2−T、またはNO2であり、 X2、X3、X4は、独立して、H、Cl、またはBrであり、 R1は、H、T、または−CF3であり、 R2は、C1〜C4の直鎖または分岐状アルキル基である。 但し、Tは、1または2個のエーテル酸素原子によって中断されていてもよく、
および/または1個以上、好ましくは1個のフェニル基またはヒドロキシルラジ
カルで置換されていてもよいC1〜C10の直鎖または分岐状アルキル基、または
Cl、BrおよびC1〜C2のアルキル基からなる群から選択される1〜2個の同
一または異なるラジカルによって置換されていてもよいフェニル基である。)
R2、−SO2−T、またはNO2であり、 X2、X3、X4は、独立して、H、Cl、またはBrであり、 R1は、H、T、または−CF3であり、 R2は、C1〜C4の直鎖または分岐状アルキル基である。 但し、Tは、1または2個のエーテル酸素原子によって中断されていてもよく、
および/または1個以上、好ましくは1個のフェニル基またはヒドロキシルラジ
カルで置換されていてもよいC1〜C10の直鎖または分岐状アルキル基、または
Cl、BrおよびC1〜C2のアルキル基からなる群から選択される1〜2個の同
一または異なるラジカルによって置換されていてもよいフェニル基である。)
【0013】
一般式(I)の染料は互変異性型としても存在し、そのうち最も重要なのは一
般式(Ia)である。
般式(Ia)である。
【化11】
【0014】
本発明の目的のために、一般的および好ましい意味での一般式(I)としては
、すべての可能な互変異性型、特に一般式(Ia)の互変異性型がある。
、すべての可能な互変異性型、特に一般式(Ia)の互変異性型がある。
【0015】
好ましくは、一般式(I)または(Ia)のヒドロキシピリドンメチドアゾ染
料(但し、X2、X3、X4は各々Hである)が挙げられる。
料(但し、X2、X3、X4は各々Hである)が挙げられる。
【0016】
特に好ましくは、一般式(I)または(Ia)の染料(但し、X2、X3、X4
は各々Hであり、R1はH、−CH3、−C2H5、−CH(CH5)2、無置換フェ
ニル基または−CF3であり、R2は−CH3または−C2H5である。)が挙げら
れる。
は各々Hであり、R1はH、−CH3、−C2H5、−CH(CH5)2、無置換フェ
ニル基または−CF3であり、R2は−CH3または−C2H5である。)が挙げら
れる。
【0017】
非常に好ましくは、一般式(I)の染料(但し、X1はH、Cl、Br、また
はNO2であり、X2、X3、X4は各々Hであり、R1はH、−CH3、−C2H5、
または−CH(CH5)2であり、およびR2は−CH3または−C2H5である。)
が挙げられる。
はNO2であり、X2、X3、X4は各々Hであり、R1はH、−CH3、−C2H5、
または−CH(CH5)2であり、およびR2は−CH3または−C2H5である。)
が挙げられる。
【0018】
具体的に好ましくは、一般式(I)の染料(但し、X1はニトロ基であり、X2
、X3、X4は各々Hであり、R1はH、または−CH3であり、R2は−CH3また
は−C2H5である。)が挙げられる。
は−C2H5である。)が挙げられる。
【0019】
本発明の染料は、例えば一般式(II)
【化12】
(但し、X1、X2、X3、X4は各々上記で定義した通りである)のアミンをジア
ゾ化し、かつ一般式(III)
ゾ化し、かつ一般式(III)
【化13】
(式中、R1とR2は各々上記で定義した通りであり、Eは、求電子置換、好まし
くは、H、−CO2H、−CH2OH、−SO3H、−CH=O、−COT、−C
ONH2、または−CONHTによって置換されうる置換基である。但し、Tは
上記で定義した通りである。)のカップリング成分にカップリングさせることに
よって合成できる。
くは、H、−CO2H、−CH2OH、−SO3H、−CH=O、−COT、−C
ONH2、または−CONHTによって置換されうる置換基である。但し、Tは
上記で定義した通りである。)のカップリング成分にカップリングさせることに
よって合成できる。
【0020】
置換基の置換によるこのようなカップリングプロセズは開示されている(特許
文献2、3参照)。
文献2、3参照)。
【0021】
カップリング反応は水性および非水性溶媒中で行ってもよい。非水性溶媒はメ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノールなどのアルコ
ール類、DMF、DMSO、NMPなどの双極性非プロトン性溶媒、およびトル
エンまたはクロロベンゼンなどの水との非混和性溶媒である。
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノールなどのアルコ
ール類、DMF、DMSO、NMPなどの双極性非プロトン性溶媒、およびトル
エンまたはクロロベンゼンなどの水との非混和性溶媒である。
【0022】
一部経済的な理由から安価な方の成分を30%まで過剰に使用することが有利
で実用的であるかもしれないが、カップリング成分とジアゾ成分を化学量論的な
割合においてカップリングさせるのが好ましい。。
で実用的であるかもしれないが、カップリング成分とジアゾ成分を化学量論的な
割合においてカップリングさせるのが好ましい。。
【0023】
カップリングは通常−30〜100℃、好ましくは−10〜30℃、特に好ま
しくは−5〜10℃の温度で行われる。
しくは−5〜10℃の温度で行われる。
【0024】
カップリングは酸性およびアルカリ性媒体中で行なってもよい。好ましくは、
pH<10、特に好ましくはpH<7.0、非常に好ましくはpH<5.0で行
われる。
pH<10、特に好ましくはpH<7.0、非常に好ましくはpH<5.0で行
われる。
【0025】
一般式(II)のジアゾ成分は、文献上で知られており、特に好ましい3−ニ
トロ−4−アミノフェノールのように一部は市販もされている。
トロ−4−アミノフェノールのように一部は市販もされている。
【0026】
一般式(III)のカップリング成分も同様に周知のものであり、その合成方
法は開示されている(例えば特許文献1参照)。
法は開示されている(例えば特許文献1参照)。
【0027】
本発明による一般式(I)の染料は、お互いに混合したり、そうでなければイ
ンクジェット方式を含む、他の染色用および捺染用分散染料と混合することで、
疎水性合成繊維材料、およびその天然繊維材料との混合物に対して有用である。
ンクジェット方式を含む、他の染色用および捺染用分散染料と混合することで、
疎水性合成繊維材料、およびその天然繊維材料との混合物に対して有用である。
【0028】
有用な疎水性合成繊維材料としては、例えば第二酢酸セルロース、三酢酸セル
ロース、ポリアミド、特にはポリエステル、例えばポリエチレングリコールテレ
フタレートなどがある。有用な天然繊維材料の例としては、綿、再生セルロース
繊維、および羊毛がある。
ロース、ポリアミド、特にはポリエステル、例えばポリエチレングリコールテレ
フタレートなどがある。有用な天然繊維材料の例としては、綿、再生セルロース
繊維、および羊毛がある。
【0029】
本発明の染料またはその混合物は、ワックス、オイル、およびポリメタクリレ
ート、PVC、ポリスチレンまたはABSなどのプラスチックの着色および捺染
にも有用である。
ート、PVC、ポリスチレンまたはABSなどのプラスチックの着色および捺染
にも有用である。
【0030】
また、例えばサーマルヘッドを使用する繊維および非繊維熱転写捺染にも有用
である。
である。
【0031】
超臨界二酸化炭素中の染色も含めて、着色、染色および捺染の条件はそれ自体
知られている(例えば特許文献4、5、6参照)。
知られている(例えば特許文献4、5、6参照)。
【0032】
本発明の染料またはその混合物は、ケラチン繊維の染色、例えば髪の染色また
は毛皮の染色にも使用されうる。
は毛皮の染色にも使用されうる。
【0033】
さらに、一般式(I)の新規な染料またはその混合物は、カラーフィルターの
製造に非常に有用である(特許文献7参照)。
製造に非常に有用である(特許文献7参照)。
【0034】
最後に、電子写真用トナーを調製するための着色剤としても有用である。
【0035】
本発明の染料またはその混合物は、ポリエステルを優れた熱移行堅牢性と昇華
堅牢性、高着色強度および明るい色合いを有するオレンジからバイオレットの色
調に染色する。
堅牢性、高着色強度および明るい色合いを有するオレンジからバイオレットの色
調に染色する。
【0036】
特に良好な親和性とビルドアップ性は、2種以上、好ましくは2〜4種の一般
式(I)の異なる染料を含有する、一般式(I)の染料の混合物によってもたら
される。好ましくは、置換基R1および/またはR2が異なる混合物が挙げられる
。
式(I)の異なる染料を含有する、一般式(I)の染料の混合物によってもたら
される。好ましくは、置換基R1および/またはR2が異なる混合物が挙げられる
。
【0037】
さらに本発明は、一般式(I)の少なくとも1種の染料とさらに少なくとも1種
の分散染料をも含有する染料混合物を提供する。有用な分散染料は、カラーイン
デックスに登録されている分散染料、特にベンゾジフラノン染料、および公知の
分散染料(特許文献1参照)である。
の分散染料をも含有する染料混合物を提供する。有用な分散染料は、カラーイン
デックスに登録されている分散染料、特にベンゾジフラノン染料、および公知の
分散染料(特許文献1参照)である。
【0038】
混合染料として良好に適しているベンゾジフラノン染料は、下記の一般式(I
V)から誘導される。
V)から誘導される。
【化14】
(式中、Y1とY2は、独立して、H、(C1〜C4−アルコキシカルボニル基、C1
〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシカルボニル基またはフルフリル基の
置換基を有するかまたは有しない)C1〜C6−アルコキシ基、−OC2H4−O−
C1〜C4−アルキル基、または−OC2H4−O−(C2H4O)1-6−C1〜C4−
アルキル基である。)
置換基を有するかまたは有しない)C1〜C6−アルコキシ基、−OC2H4−O−
C1〜C4−アルキル基、または−OC2H4−O−(C2H4O)1-6−C1〜C4−
アルキル基である。)
【0039】
これらのうち、特に下記のものが挙げられる。
【化15】
【0040】
好ましいものとして、一般式(I)の少なくとも1種の染料と、一般式(IV
)の少なくとも1種の染料とを含有する染料混合物が挙げられる。
)の少なくとも1種の染料とを含有する染料混合物が挙げられる。
【0041】
さらに、好ましいものとして、一般式(I)の少なくとも1種の染料と、下記
の一般式(V)の少なくとも1種の分散染料とを含有する染料混合物が挙げられ
る。
の一般式(V)の少なくとも1種の分散染料とを含有する染料混合物が挙げられ
る。
【化16】
(式中、Dは炭素環状または複素環状ジアゾ成分のラジカルであり、
A1とA2は独立して、H、または典型的なピリドン置換基であり、
A5はH、または式T、−OT1、−NH2、−NHT、−NT2、−NHCOH、
−NHCOT、−N=CH−T、−N=CT2または−NHSO2Tのラジカルで
あるか、 あるいは、 A1とA2および/または A2とA3および/または A4とA5は、各々の間にある原子と一緒になって、置換または未置換の5〜6員
環の不飽和炭素環または複素環を形成する。但し、A3とA4のうち一方が環形成
に関与する場合、他方の環形成に関与しないラジカルは電子吸引性ラジカルであ
り、 Xは、O、NH、NT、NCOT、NCO2T、またはNSO2Tであり、 A3とA4は独立して、−CN、−CO2T、−CONH2、−CONHT、−CO
NT2、−CF3、−CHO、−COT、−SO2T、−SO3T4、−SO3T5、
−SO2NH2、−SO2NHT、−SO2NT2、−SOT、−CH=NH、−C
H=NT、−CT=NH、−CT=NT、
−NHCOT、−N=CH−T、−N=CT2または−NHSO2Tのラジカルで
あるか、 あるいは、 A1とA2および/または A2とA3および/または A4とA5は、各々の間にある原子と一緒になって、置換または未置換の5〜6員
環の不飽和炭素環または複素環を形成する。但し、A3とA4のうち一方が環形成
に関与する場合、他方の環形成に関与しないラジカルは電子吸引性ラジカルであ
り、 Xは、O、NH、NT、NCOT、NCO2T、またはNSO2Tであり、 A3とA4は独立して、−CN、−CO2T、−CONH2、−CONHT、−CO
NT2、−CF3、−CHO、−COT、−SO2T、−SO3T4、−SO3T5、
−SO2NH2、−SO2NHT、−SO2NT2、−SOT、−CH=NH、−C
H=NT、−CT=NH、−CT=NT、
【化17】
−CO−CO2T、NO2、−NO、−T4または−T5であるが、
好ましくはA3とA4は両者が共に−T4および/または−T5ではなく、あるいは
A3とA4は両者が結合している炭素原子と一緒になって、一般式(VIa)〜(
VIv)
A3とA4は両者が結合している炭素原子と一緒になって、一般式(VIa)〜(
VIv)
【化18】
【化19】
(式中、V1はHまたは置換基、特にCl、Br、−CH3、−CO2T1、−CN
、NO2、−CF3、または−SO2T1であり、 TはT1〜T5(但し、T1はアルキル基、シクロアルキル基またはアラルキル基
、T2はアルケニル基、T3はアルキニル基、T4はアリール基および T5は、ヘタリール基である。)の環状活性メチレン化合物を形成し、これらラ
ジカルは、
、NO2、−CF3、または−SO2T1であり、 TはT1〜T5(但し、T1はアルキル基、シクロアルキル基またはアラルキル基
、T2はアルケニル基、T3はアルキニル基、T4はアリール基および T5は、ヘタリール基である。)の環状活性メチレン化合物を形成し、これらラ
ジカルは、
【化20】
の形態で特定される。)
【0042】
一般式(V)の特に好ましい分散染料としては、
A1はH、T1、T4、または−CF3であり、
A2はH、−CN、−CO2T1、−CONHT1、または−CF3であり、
A3とA4は独立して、−CN、−CO2T1、−CONHT1、−CF3、−CHO
、−COT、−SO2T、NO2、−T4または−T5であるが、但し、A3とA4は
両者が共に−T4または−T5ではなく、 A5はH、T1、T2、T4であり、 Dは式
、−COT、−SO2T、NO2、−T4または−T5であるが、但し、A3とA4は
両者が共に−T4または−T5ではなく、 A5はH、T1、T2、T4であり、 Dは式
【化21】
(式中、R11とR51は、独立してH、−CF3、Cl、Br、−CN、NO2、−
CO2T1、T1、T5、−SO2T1、−SO2T4、−OT1、−OT2、−OT4、
−OCOT1、−OCOT4、−OSO2T1、または−OSO2T4であり、 R21とR41は、独立してH、Cl、Br、NO2、−CF3、−T1、−OT1、−
OT2、−OT4、−OCOT1、−OCOT4、−OSO2T1、または−OSO2
T4であり、 R31はH、Cl、Br、−CN、−NO2、−CF3、−CO2T1、T1、T5、−
OT1、−OT2、−OT4、−OCOT1、−OCOT4、−SO3T1、または−
SO2T4であり、 T1は、C1〜C8−アルキル基であり、このアルキル基はC1〜C8−アルコキシ
基、C1〜C8−アルコキシ−C2〜C5−アルコキシ基、−OCOT1、−CO2
T1、Cl、Br、−CN、またはT4で置換されていてもよく、 T2は、C2〜C8−アルケニル基であり、このアルケニル基はC1〜C8−アルコ
キシ基、C1〜C8−アルコキシ−C2〜C5−アルコキシ基、−CN、−CO2T1 、Cl、またはBrで置換されていてもよく、 T4は、フェニル基であり、このフェニル基はCl、Br、T1、−OT1、−C
F3、−NO2、−CN、または−CO2T1で置換されていてもよく、 T5は、オキサゾール、フェニルオキサゾール、ベンゾオキサゾール、チアゾー
ル、ベンゾチアゾール、またはチオフェンであり、これらの基はCl、Br、T1 、NO2および/または−CO2T1で置換されていてもよく、 およびXはOである。)のラジカルである。
CO2T1、T1、T5、−SO2T1、−SO2T4、−OT1、−OT2、−OT4、
−OCOT1、−OCOT4、−OSO2T1、または−OSO2T4であり、 R21とR41は、独立してH、Cl、Br、NO2、−CF3、−T1、−OT1、−
OT2、−OT4、−OCOT1、−OCOT4、−OSO2T1、または−OSO2
T4であり、 R31はH、Cl、Br、−CN、−NO2、−CF3、−CO2T1、T1、T5、−
OT1、−OT2、−OT4、−OCOT1、−OCOT4、−SO3T1、または−
SO2T4であり、 T1は、C1〜C8−アルキル基であり、このアルキル基はC1〜C8−アルコキシ
基、C1〜C8−アルコキシ−C2〜C5−アルコキシ基、−OCOT1、−CO2
T1、Cl、Br、−CN、またはT4で置換されていてもよく、 T2は、C2〜C8−アルケニル基であり、このアルケニル基はC1〜C8−アルコ
キシ基、C1〜C8−アルコキシ−C2〜C5−アルコキシ基、−CN、−CO2T1 、Cl、またはBrで置換されていてもよく、 T4は、フェニル基であり、このフェニル基はCl、Br、T1、−OT1、−C
F3、−NO2、−CN、または−CO2T1で置換されていてもよく、 T5は、オキサゾール、フェニルオキサゾール、ベンゾオキサゾール、チアゾー
ル、ベンゾチアゾール、またはチオフェンであり、これらの基はCl、Br、T1 、NO2および/または−CO2T1で置換されていてもよく、 およびXはOである。)のラジカルである。
【0043】
一般式(V)の非常に好ましい分散染料としては、
A1は、HまたはT1であり、
A2は、H、−CN、または−CO2T1であり、
A3は、−CN、または−CO2T1であり、
A4は、A3であり、
A5は、HまたはT1であり、
Dは、下記の式を有するラジカルである。
【化22】
(式中、R11とR51は、独立して、H、Cl、Br、−CN、−NO2、−CO2
T1、T1、−OT1、または−OT4であり、
R21とR41は、独立して、H、Cl、Br、−NO2、−T1、または−OT1で
あり、 R31は、H、Cl、Br、−CN、−NO2、T1、−CO2T1、または−OT1
であり、 T1は、C1〜C6−アルキル基であり、 T4は、Cl、Br、NO2および/または−CO2T1で置換されていてもよいフ
ェニル基であり、 およびXはOである。)
あり、 R31は、H、Cl、Br、−CN、−NO2、T1、−CO2T1、または−OT1
であり、 T1は、C1〜C6−アルキル基であり、 T4は、Cl、Br、NO2および/または−CO2T1で置換されていてもよいフ
ェニル基であり、 およびXはOである。)
【0044】
同様に、好ましいものとして、一般式(I)の少なくとも1種の染料、一般式
(IV)の少なくとも1種の染料および一般式(V)の少なくとも1種の染料を
含有する染料混合物が挙げられる。
(IV)の少なくとも1種の染料および一般式(V)の少なくとも1種の染料を
含有する染料混合物が挙げられる。
【0045】
本発明の染料および染料混合物は、例えば分散剤、湿潤剤、および防埃剤など
の助剤の存在下、ビーズミルで粉砕することによって、固体または液体調合品に
することができる。
の助剤の存在下、ビーズミルで粉砕することによって、固体または液体調合品に
することができる。
【0046】
実施例1
7.3mlの50%硫酸と9.0mlの96%硫酸の混合物を0℃で、9.1
gの4−アミノ−3−ニトロフェノールと徐々に混合した。11mlの40%ニ
トロシル硫酸を0℃で、滴下して加えた。0℃で4時間反応を行った後、ジアゾ
化溶液を、300mlの水に入れられた、10.0gの6−ヒドロキシ−1−メ
チル−2−(1H)−ピリジニリデンプロパンジニトリルと2gの尿素のアルカ
リ溶液に滴下して加えた。温度を0〜5℃に維持するように少量の氷を加えた。
酢酸ナトリウムを用いて、この混合物のpHを2になるように調整した。混合物
を一晩中攪拌し、吸引濾過を行い、濾過残渣を水洗し、プレスケーキを乾燥する
ことで、10gの式の染料が得られた。さらにDMFから再結晶して精製するこ
とができる。λmax=517nm(CH2Cl2)
gの4−アミノ−3−ニトロフェノールと徐々に混合した。11mlの40%ニ
トロシル硫酸を0℃で、滴下して加えた。0℃で4時間反応を行った後、ジアゾ
化溶液を、300mlの水に入れられた、10.0gの6−ヒドロキシ−1−メ
チル−2−(1H)−ピリジニリデンプロパンジニトリルと2gの尿素のアルカ
リ溶液に滴下して加えた。温度を0〜5℃に維持するように少量の氷を加えた。
酢酸ナトリウムを用いて、この混合物のpHを2になるように調整した。混合物
を一晩中攪拌し、吸引濾過を行い、濾過残渣を水洗し、プレスケーキを乾燥する
ことで、10gの式の染料が得られた。さらにDMFから再結晶して精製するこ
とができる。λmax=517nm(CH2Cl2)
【化23】
【0047】
この染料はポリエステルを優れた堅牢性、特に優れた湿潤堅牢性と昇華堅牢性
を有する明るい赤色に染色する。
を有する明るい赤色に染色する。
【0048】
類似または同様な方法を用いて、同様にポリエステルを良好な堅牢性で染色す
る下記の染料を得ることができる。
る下記の染料を得ることができる。
【化24】
【0049】
【表1】
【0050】
実施例9
ビーズミル粉砕とそれに続く噴霧乾燥によって、実施例1の染料10部と、実
施例2の染料10部と、下式の染料10部と、分散剤(市販のリグニンスルホネ
ート:ホルムアルデヒド、ナフタレンおよび硫酸の縮合物)、市販の湿潤剤(ア
ルコキシル化アルキルフェノール)、及び市販の防埃剤(乳化剤を含む鉱油)に
基づくスタンダーダイザー(standardizer)63部と,残余水分7
部とからなる染料製品を調製する。
施例2の染料10部と、下式の染料10部と、分散剤(市販のリグニンスルホネ
ート:ホルムアルデヒド、ナフタレンおよび硫酸の縮合物)、市販の湿潤剤(ア
ルコキシル化アルキルフェノール)、及び市販の防埃剤(乳化剤を含む鉱油)に
基づくスタンダーダイザー(standardizer)63部と,残余水分7
部とからなる染料製品を調製する。
【化25】
【0051】
リン酸ナトリウムと酢酸でpHを4.5にした染浴中で、ポリエステル繊維(
ポリエチレンテレフタレート)100部を上記の染料製品0.9gを用いて、染
液比10:1〜40:1、125〜135℃で30〜45分間染色する。
ポリエチレンテレフタレート)100部を上記の染料製品0.9gを用いて、染
液比10:1〜40:1、125〜135℃で30〜45分間染色する。
【0052】
こうして、良好な堅牢性、特に良好な親和性と優れた熱移行堅牢性を有する明
るい赤色染料物が得られる。
るい赤色染料物が得られる。
【0053】
実施例10
ビーズミル粉砕とそれに続く噴霧乾燥によって、実施例4の染料18.8部と
、実施例3の染料12.5部と、市販のリグニンスルホネート、市販の分散剤(
ホルムアルデヒド、ナフタレンおよび硫酸の縮合物)、市販の湿潤剤(アルコキ
シル化アルキルフェノール)、および市販の防埃剤(乳化剤を含む鉱油)に基づ
くスタンダーダイザー62.6部と残余水分6.1部とからなる染料製品を調製
する。
、実施例3の染料12.5部と、市販のリグニンスルホネート、市販の分散剤(
ホルムアルデヒド、ナフタレンおよび硫酸の縮合物)、市販の湿潤剤(アルコキ
シル化アルキルフェノール)、および市販の防埃剤(乳化剤を含む鉱油)に基づ
くスタンダーダイザー62.6部と残余水分6.1部とからなる染料製品を調製
する。
【0054】
リン酸ナトリウムと酢酸でpHを4.5にした染浴で、ポリエステル繊維(ポ
リエチレンテレフタレート)100部を上記の染料製品0.75gを用いて、染
液比10:1〜40:1、125〜135℃で30〜45分間染色する。
リエチレンテレフタレート)100部を上記の染料製品0.75gを用いて、染
液比10:1〜40:1、125〜135℃で30〜45分間染色する。
【0055】
こうして、良好な堅牢性、特に良好な親和性と優れた熱移行堅牢性を有する明
るい赤色染料物が得られる。
るい赤色染料物が得られる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
D06P 3/54 D06P 3/54 Z
3/82 3/82 E
3/85 3/85
Fターム(参考) 4C055 AA03 AA04 BA03 BA06 BA35
BA42 CA02 CA54 CB17 DA01
DA05 DA06 FA15 FA37
4H056 DD15 DD29 EA16 FA01
4H057 AA01 AA04 BA08 BA22 BA24
DA01 DA17 DA21 DA24
Claims (13)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、X1は、H、Cl、Br、CN、−CH=O、−CO−T、−CO2−R2 、−SO2−T、またはNO2であり、 X2、X3、X4は、独立して、H、Cl、またはBrであり、 R1は、H、T、または−CF3であり、 およびR2はC1〜C4の直鎖または分岐状アルキル基である。 但し、Tは、1または2個のエーテル機能性酸素原子によって中断されていてよ
く、および/または1個以上のフェニル基またはヒドロキシルラジカルで置換さ
れていてもよいC1〜C10の直鎖または分岐状アルキル基、またはCl、Brお
よびC1〜C2のアルキル基からなる群から選択される1〜2個のラジカルによっ
て置換されていてもよいフェニル基である。)のヒドロキシピリドンメチドアゾ
染料またはその互変異性体。 - 【請求項2】 X2、X3、X4が各々Hであることを特徴とする請求項1記
載の染料。 - 【請求項3】 X2、X3、X4が各々Hであり、R1がH、−CH3、−C2H5 、−CH(CH5)2、無置換フェニル基または−CF3であり、かつR2が−C
H3または−C2H5であることを特徴とする、請求項1または2のいずれか1項
に記載の染料。 - 【請求項4】 X1がH、Cl、Br、または−NO2であり、X2、X3、X4 が各々Hであり、R1がH、−CH3、−C2H5または−CH(CH5)2であり
、かつR2が−CH3または−C2H5であることを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項に記載の染料。 - 【請求項5】 X1がニトロ基であり、X2、X3、X4が各々Hであり、R1
がHまたは−CH3であり、かつR2が−CH3または−C2H5であることを特徴
とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の染料。 - 【請求項6】 一般式(II) 【化2】 (式中、X1、X2、X3、X4は各々請求項1で定義した通りである。)のアミン
をジアゾ化し、かつ一般式(III) 【化3】 (式中、R1とR2は各々請求項1で定義した通りであり、Eは、求電子置換によ
って置換されうる置換基である。)のカップリング成分にカップリングさせるこ
とを含む、請求項1記載の染料を製造する方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の一般式(I)の異なる染料を少なくとも2種
含有する染料混合物。 - 【請求項8】 一般式(I)の染料が、R1および/またはR2について異な
り、R1がHまたはCH3であり、R2がCH3またはC2H5であることを特徴とす
る、請求項7記載の染料混合物。 - 【請求項9】 請求項1記載の一般式(I)の少なくとも1種の染料と、一
般式(I)とは異なる少なくとも1種の分散染料とを含有する染料混合物。 - 【請求項10】 請求項1記載の一般式(I)の少なくとも1種の染料、下
記の一般式(IV)の少なくとも1種の染料、および/または下記の一般式(V
)の少なくとも1種の染料を含有する染料混合物。 【化4】 (式中、Y1とY2は、独立して、H、C1〜C4−アルコキシカルボニル基、C1
〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシカルボニル基またはフルフリル基が
置換または未置換のC1〜C6−アルコキシ基、−OC2H4−O−C1〜C4−アル
キル基、または−OC2H4−O−(C2H4O)1?6−C1〜C4−アルキル基であ
る。) 【化5】 (式中、Dは炭素環状または複素環状ジアゾ成分のラジカルであり、 A1とA2は独立して、H、または典型的ピリドン置換基であり、 A5はH、または式T、−OT1、−NH2、−NHT、−NT2、−NHCOH、
−NHCOT、−N=CH−T、−N=CT2または−NHSO2Tのラジカルで
あるか、 あるいは、 A1とA2および/または A2とA3および/または A4とA5は各々の間にある原子と一緒になって、置換または未置換5〜6員環
の不飽和炭素環または複素環を形成するが、但し、A3とA4のうち一方が環形成
に関与する場合、他方の環形成に関与しないラジカルは電子吸引性ラジカルであ
り、 Xは、O、NH、NT、NCOT、NCO2T、またはNSO2Tであり、 A3とA4は独立して、−CN、−CO2T、−CONH2、−CONHT、−C
ONT2、−CF3、−CHO、−COT、−SO2T、−SO3T4、−SO3T5
、−SO2NH2、−SO2NHT、−SO2NT2、−SOT、−CH=NH、−
CH=NT、−CT=NH、−CT=NT、 【化6】 −CO−CO2T、NO2、−NO、−T4または−T5であるが 好ましくはA3とA4は両者が共に−T4および/または−T5ではなく、 またはA3とA4は両者が結合している炭素原子と一緒になって、下記の一般式(
VIa)〜(VIv) 【化7】 【化8】 (式中、V1はHまたは置換基、特にCl、Br、−CH3、−CO2T1、−CN
、−NO2、−CF3、または−SO2T1であり、 TはT1〜T5(但し、T1はアルキル基、シクロアルキル基またはアラルキル基
、T2はアルケニル基、T3はアルキニル基、T4はアリール基および T5はヘタリール基である。)の環状活性メチレン化合物を形成し、これらラジ
カルは、 【化9】 の形態で特定される。) - 【請求項11】 疎水性合成繊維材料、または疎水性合成繊維材料と天然繊
維材料との混合物の染色または捺染を行なうための請求項1〜5のいずれか1項
に記載の染料、または請求項7〜10のいずれか1項に記載の染料混合物の使用
。 - 【請求項12】 前記疎水性合成繊維材料が、第二酢酸セルロース、三酢酸
セルロース、ポリアミド、またはポリエステルであり、前記天然繊維材料が、綿
、再生セルロース繊維、または羊毛であることを特徴とする、請求項11に記載
の使用。 - 【請求項13】 請求項1〜5または請求項7〜10のいずれか1項に記載
の染料または染料混合物で染色された疎水性合成材料。
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DE10028686.0 | 2000-06-09 | ||
PCT/EP2001/006408 WO2001094314A1 (de) | 2000-06-09 | 2001-06-06 | Hydroxypyridonmethidazofarbstoffe |
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