JP2003511413A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項１】
医薬上許容される塩の形態であってよいＬ−カルニチンおよび/またはそのアルカノイル誘導体を含み、０．５％ｗ／ｖ〜１０％ｗ／ｖにて使用される、医薬使用のための溶液のための浸透圧剤、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項２】
Ｌ−カルニチンを含む、請求項１記載の浸透圧剤。
【請求項３】
アセチルＬ−カルニチンを含む、請求項１記載の浸透圧剤。
【請求項４】
Ｌ−カルニチンと少なくとも一つのそのアルカノイル誘導体の組み合わせを含む、請求項１〜３のいずれか１項記載の浸透圧剤。
【請求項５】
アルカノイル誘導体がアセチルＬ−カルニチンである、請求項４記載の浸透圧剤。
【請求項６】
少なくとも一つの他の浸透圧剤とともに医薬使用のための溶液において使用される、請求項１〜５いずれかに記載の浸透圧剤。
【請求項７】
他の浸透圧剤がグルコースである、請求項６記載の浸透圧剤。
【請求項８】
医薬使用のための溶液が腹膜透析のために用いられるものである、請求項１〜７いずれか１項記載の浸透圧剤。
【請求項９】
浸透圧剤が、０．５％ｗ／ｖ〜１０％ｗ／ｖの、医薬上許容される酸との塩の形態であってよいＬ−カルニチンおよび/または１もしくはそれ以上のＬ−カルニチンアルカノイル誘導体であることに特徴付けられる、医薬使用のための溶液、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項１０】
浸透圧剤が、０．５％ｗ／ｖ〜１０％ｗ／ｖの、医薬上許容される酸との塩の形態であってよいＬ−カルニチンおよび/または１もしくはそれ以上のＬ−カルニチンアルカノイル誘導体であることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項１１】
浸透圧剤が、医薬上許容される酸との塩の形態であってよいＬ−カルニチンと少なくとも１つのそのアルカノイル誘導体との組み合わせである、請求項１０記載の溶液、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項１２】
アルカノイル誘導体が医薬上許容される酸との塩の形態であってよいアセチルＬ−カルニチンである、請求項１１記載の溶液。
【請求項１３】
医薬上許容される塩が、フマレート、アスパルテート、シトレートおよびマレエートから成る群から選択される、請求項１０−１２のいずれか１項に記載の溶液。
【請求項１４】
濃縮形態の、請求項１０−１３のいずれか１項記載の溶液。
【請求項１５】
浸透圧剤が、１.５％ｗ/ｖ濃度のＬ−カルニチンである、請求項１０−１３のいずれか一項記載の溶液。
【請求項１６】
浸透圧剤が、Ｌ−カルニチンおよび他の浸透圧剤の組み合わせからなる、請求項１０−１４のいずれか一項記載の溶液。
【請求項１７】
浸透圧剤が０.７〜７％ｗ/ｖの範囲の濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項１８】
浸透圧剤が１〜５％ｗ/ｖの範囲の濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項１９】
浸透圧剤が１.５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２０】
浸透圧剤が２.５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２１】
浸透圧剤が４.２５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２２】
浸透圧剤が１.０％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと０.５％ｗ/ｖの濃度のグルコースの組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２３】
浸透圧剤が０.５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと１.０ｗ/ｖの濃度のアミノ酸混合物の組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２４】
浸透圧剤が０.８％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと０.７％ｗ/ｖの濃度のアミノ酸混合物の組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２５】
浸透圧剤が１.０％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと０.５％ｗ/ｖの濃度のアミノ酸混合物の組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２６】
アミノ酸混合物が以下の組成を有する、請求項２３−２５のいずれか一項記載の溶液。
【表１】
【請求項２７】
パルミトイルＬ−カルニチンを界面活性剤として含む、請求項１０−２６いずれか一項記載の、腹膜透析のための溶液。
【請求項２８】
請求項１０−２７いずれか一項記載の溶液を含む、腹膜透析のための容器。
【請求項１】
医薬上許容される塩の形態であってよいＬ−カルニチンおよび/またはそのアルカノイル誘導体を含み、０．５％ｗ／ｖ〜１０％ｗ／ｖにて使用される、医薬使用のための溶液のための浸透圧剤、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項２】
Ｌ−カルニチンを含む、請求項１記載の浸透圧剤。
【請求項３】
アセチルＬ−カルニチンを含む、請求項１記載の浸透圧剤。
【請求項４】
Ｌ−カルニチンと少なくとも一つのそのアルカノイル誘導体の組み合わせを含む、請求項１〜３のいずれか１項記載の浸透圧剤。
【請求項５】
アルカノイル誘導体がアセチルＬ−カルニチンである、請求項４記載の浸透圧剤。
【請求項６】
少なくとも一つの他の浸透圧剤とともに医薬使用のための溶液において使用される、請求項１〜５いずれかに記載の浸透圧剤。
【請求項７】
他の浸透圧剤がグルコースである、請求項６記載の浸透圧剤。
【請求項８】
医薬使用のための溶液が腹膜透析のために用いられるものである、請求項１〜７いずれか１項記載の浸透圧剤。
【請求項９】
浸透圧剤が、０．５％ｗ／ｖ〜１０％ｗ／ｖの、医薬上許容される酸との塩の形態であってよいＬ−カルニチンおよび/または１もしくはそれ以上のＬ−カルニチンアルカノイル誘導体であることに特徴付けられる、医薬使用のための溶液、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項１０】
浸透圧剤が、０．５％ｗ／ｖ〜１０％ｗ／ｖの、医薬上許容される酸との塩の形態であってよいＬ−カルニチンおよび/または１もしくはそれ以上のＬ−カルニチンアルカノイル誘導体であることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項１１】
浸透圧剤が、医薬上許容される酸との塩の形態であってよいＬ−カルニチンと少なくとも１つのそのアルカノイル誘導体との組み合わせである、請求項１０記載の溶液、ここでアルカノイルは２〜８の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族基である。
【請求項１２】
アルカノイル誘導体が医薬上許容される酸との塩の形態であってよいアセチルＬ−カルニチンである、請求項１１記載の溶液。
【請求項１３】
医薬上許容される塩が、フマレート、アスパルテート、シトレートおよびマレエートから成る群から選択される、請求項１０−１２のいずれか１項に記載の溶液。
【請求項１４】
濃縮形態の、請求項１０−１３のいずれか１項記載の溶液。
【請求項１５】
浸透圧剤が、１.５％ｗ/ｖ濃度のＬ−カルニチンである、請求項１０−１３のいずれか一項記載の溶液。
【請求項１６】
浸透圧剤が、Ｌ−カルニチンおよび他の浸透圧剤の組み合わせからなる、請求項１０−１４のいずれか一項記載の溶液。
【請求項１７】
浸透圧剤が０.７〜７％ｗ/ｖの範囲の濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項１８】
浸透圧剤が１〜５％ｗ/ｖの範囲の濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項１９】
浸透圧剤が１.５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２０】
浸透圧剤が２.５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２１】
浸透圧剤が４.２５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンであることに特徴付けられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２２】
浸透圧剤が１.０％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと０.５％ｗ/ｖの濃度のグルコースの組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２３】
浸透圧剤が０.５％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと１.０ｗ/ｖの濃度のアミノ酸混合物の組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２４】
浸透圧剤が０.８％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと０.７％ｗ/ｖの濃度のアミノ酸混合物の組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２５】
浸透圧剤が１.０％ｗ/ｖの濃度のＬ−カルニチンと０.５％ｗ/ｖの濃度のアミノ酸混合物の組合せであることに特徴づけられる、腹膜透析のための溶液。
【請求項２６】
アミノ酸混合物が以下の組成を有する、請求項２３−２５のいずれか一項記載の溶液。
【表１】
パルミトイルＬ−カルニチンを界面活性剤として含む、請求項１０−２６いずれか一項記載の、腹膜透析のための溶液。
【請求項２８】
請求項１０−２７いずれか一項記載の溶液を含む、腹膜透析のための容器。
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