JP2007099697A - プラノプロフェン及びクロモグリク酸塩含有点眼剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の目的は、プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を同時に配合した点眼剤において、長期間保存しても保存効力が安定に保持されている防腐効果に優れた点眼剤を提供することである。
【解決手段】 プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択されるテルペノイドを0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.001〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする、点眼剤。
【選択図】 なし
【解決手段】 プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択されるテルペノイドを0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.001〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする、点眼剤。
【選択図】 なし
Description
本発明は、保存効力が改善されたプラノプロフェン及びクロモグリク酸塩含有点眼剤に関する。
プラノプロフェンは、優れた抗炎症効果を持ち、しかも安全性の高い非ステロイド系抗炎症剤、クロモグリク酸塩は、メディエーター遊離抑制剤であり、プラノプロフェンとクロモグリク酸塩を配合した眼科用剤では、抗炎症作用が高まることが知られている(特許文献1)。
しかしながら、プラノプロフェンは水の存在下では不安定になり経時的に分解されてしまい澄明性が損なわれるという問題点があるところ、クロモグリク酸塩を配合することによってプラノプロフェンの安定性が高まり光劣化による沈殿を抑制する効果があるものの、クロモグリク酸のみでは十分な安定性を確保することができず光により着色してしまうことから、エデト酸塩類、クエン酸、クエン酸塩からなる群から選ばれる1種以上を含む眼科用剤において、プラノプロフェンを光安定な状態で存在させることが可能であることが知られている(特許文献2)。
ところで、本発明者等は、プラノプロフェンにクロモグリク酸塩を同時に配合した点眼剤では、保存効力が著しく低下するという問題があることを見出した。かかる問題は特許文献1及び2においてなんら検討されていない。
特に、使用者が開封した後、一定期間にわたり何度も使用することが前提となる点眼剤においては空気中あるいは接触した皮膚等からの微生物汚染が引き起こされる可能性が高いため、防腐剤が配合されていることが多い。点眼剤の長期的保存効力を保持するために汎用される防腐剤として、パラベン類や塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムといった第4級アンモニウム塩などが代表的に用いられるが、これらの化合物には細胞への障害性が知られており多用することは好ましくない。
このように、プラノプロフェンにクロモグリク酸塩を同時に配合した点眼剤において、長期間にわたり保存効力を保持するとともにプラノプロフェンが安定であり、長期間保存しても溶液の澄明性が保持させることが求められている。しかしながら、プラノプロフェンにクロモグリク酸塩を同時に配合した点眼剤の保存効力を長期間にわたり保持する方法については知られていない。
本発明の目的は、上記課題を解決することである。
詳細には、本発明は、プラノプロフェン又はその塩とクロモグリク酸またはその塩を同時に配合した点眼剤において、防腐効果を付与して、長期間にわたり保存効力が保持された点眼剤を提供することである。また本発明は、プラノプロフェン又はその塩とクロモグリク酸またはその塩とを同時に配合する点眼剤の保存効力を高める方法を提供することを目的とする。
詳細には、本発明は、プラノプロフェン又はその塩とクロモグリク酸またはその塩を同時に配合した点眼剤において、防腐効果を付与して、長期間にわたり保存効力が保持された点眼剤を提供することである。また本発明は、プラノプロフェン又はその塩とクロモグリク酸またはその塩とを同時に配合する点眼剤の保存効力を高める方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討したところ、プラノプロフェン又はその塩にクロモグリク酸またはその塩を含有する点眼剤において、特定の割合で、クロモグリク酸またはその塩、エチレンジアミン四酢酸又はその塩、及びホウ酸又はその塩を含有させることによって、防腐効果が付与され長期にわたり保存効力が保持されることを見出した。
即ち、本発明は、プラノプロフェン又はその塩とクロモグリク酸またはその塩を同時に配合し、さらに他の構成成分との無数に存在する組み合わせやその配合割合の中から、上記課題が解決される成分の組み合わせ及び夫々の配合割合を多く実験により見出し検討を重ねることによって完成したものである。
本発明は、下記に掲げるプラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を同時に含有する点眼剤である:
〔1〕 プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上のテルペノイドを0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤、
〔2〕 プラノプロフェン又はその塩を0.01〜0.2w/v%、クロモグリク酸又はその塩を0.2〜4w/v%の割合で含有する〔1〕1に記載の点眼剤、
〔3〕 更にジブチルヒドロキシトルエンを含有する、〔1〕又は〔2〕のいずれかに記載の点眼剤、
〔4〕 更にポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含有する、〔1〕乃至〔3〕のいずれかに記載の点眼剤、
〔5〕プラスチック製容器に収容されてなる、〔1〕乃至〔4〕のいずれかに記載の点眼剤、
〔6〕プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上のテルペノイドを0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤の保存効力改善方法。
〔1〕 プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上のテルペノイドを0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤、
〔2〕 プラノプロフェン又はその塩を0.01〜0.2w/v%、クロモグリク酸又はその塩を0.2〜4w/v%の割合で含有する〔1〕1に記載の点眼剤、
〔3〕 更にジブチルヒドロキシトルエンを含有する、〔1〕又は〔2〕のいずれかに記載の点眼剤、
〔4〕 更にポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含有する、〔1〕乃至〔3〕のいずれかに記載の点眼剤、
〔5〕プラスチック製容器に収容されてなる、〔1〕乃至〔4〕のいずれかに記載の点眼剤、
〔6〕プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上のテルペノイドを0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤の保存効力改善方法。
以下、本発明を詳細に説明する。本明細書中、w/v%は、質量対体積百分率を示し、溶液100mLに溶けている各成分(溶質)の重量を意味するものである。
(I) 点眼剤
本発明の点眼剤に含有されるプラノプロフェンは、公知化合物であり、公知の方法により合成してもよく市販品として入手することもできる。また、プラノプロフェンの塩は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されることを限度として、特に制限されるものではない。また、プラノプロフェン又はその塩は、水和物の形態でも使用できる。プラノプロフェン及びその塩は、1種単独で又は二種以上組み合わせて使用される。好ましくはプラノプロフェンである。
本発明の点眼剤に含有されるプラノプロフェンは、公知化合物であり、公知の方法により合成してもよく市販品として入手することもできる。また、プラノプロフェンの塩は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されることを限度として、特に制限されるものではない。また、プラノプロフェン又はその塩は、水和物の形態でも使用できる。プラノプロフェン及びその塩は、1種単独で又は二種以上組み合わせて使用される。好ましくはプラノプロフェンである。
本発明の点眼剤中のプラノプロフェン又はその塩の配合割合は、特に制限されるものではなく、該組成物の用途や形態等に応じて適宜設定できる。点眼剤中のプラノプロフェン又はその塩の配合割合は、好ましくは0.01〜0.2w/v%、更に好ましくは0.02〜0.1w/v%である。
本発明の点眼剤に含有されるクロモグリク酸またはその塩は、公知化合物であり、公知の方法により合成してもよく市販品として入手することもできる。また、クロモグリク酸の塩は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されることを限度として、特に制限されるものではない。また、クロモグリク酸又はその塩は、水和物の形態でも使用できる。クロモグリク酸及びその塩は、1種単独で又は二種以上組み合わせて使用される。好ましくはクロモグリク酸ナトリウムである。
本発明の点眼剤中のクロモグリク酸又はその塩の配合割合は、特に制限されるものではなく、該組成物の用途や形態等に応じて適宜設定できる。点眼剤中のクロモグリク酸又はその塩の配合割合は、好ましくは0.2〜4w/v%、更に好ましくは0.5〜2w/v%である。
本発明の点眼剤は、(A)成分としてクロルフェミラミン又はその塩を含有する。クロルフェミラミンの塩としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される限り、特に制限されない。好ましくはマレイン酸クロルフェミラミンである。(A)成分として、クロルフェミラミン又はその塩を1種単独で使用してもよく、またこれらを任意に2種以上組み合わせて使用してもよい。
本発明の点眼剤中の(A)成分の配合割合は、(A)成分の総量で、0.001〜0.03w/v%であり、より好ましくは0.015〜0.03w/v%である。
本発明の点眼剤は、(B)成分としてメントール、カンフル又はボルネオールから選択されるテルペノイドを1種又は2種以上含有する。好ましくはメントール、メントールとカンフルの組み合わせ、メントールとボルネオールの組み合わせ、メントールとカンフルとボルネオールの組み合わせである。
本発明の点眼剤中の(B)成分の配合割合は、(B)成分の総量で、0.001〜0.01、さらに好ましくは0.003〜0.01w/v%である。
本発明の点眼剤は、(C)成分としてエチレンジアミン四酢酸又はその塩を含有する。エチレンジアミン四酢酸の塩としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されず、例えばエチレンジアミン四酢酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム等のアルカリ金属塩を挙げることができる。好ましくは、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムである。エチレンジアミン四酢酸又はその塩は、水和物の形態で使用することもできる。水和物の形態のものとして、具体的には、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムの2水和物が例示できる。(C)成分として、これらのエチレンジアミン四酢酸及びその塩を、1種単独で使用してもよく、またこれらを任意に2種以上組み合わせて使用してもよい。
本発明の点眼剤中の(C)成分の配合割合としては、(C)成分の総量で0.005〜0.05w/v%、更に好ましくは0.005〜0.01w/v%である。
本発明の点眼剤は、(D)成分としてホウ酸またはその塩を含有する。ホウ酸の塩としては、ホウ酸ナトリウム、テトラホウ酸カリウム、メタホウ酸カリウム、ホウ酸アンモニウム、ホウ砂などが例示される。特に、ホウ酸、ホウ砂、ホウ酸及びホウ砂の組み合わせが好適である。
本発明の点眼剤中の(D)成分のホウ酸又はその塩の配合割合としては、(D)成分の総量で0.5〜5w/v%、更に好ましくは1〜3w/v%である。
本発明の点眼剤は、前記割合で、上記(A)〜(D)成分が一体となって特定の配合割合で含有されていることにより、点眼剤中で防腐効果を付与し長期間に亘って保存効力を維持することが可能となる。
本発明の点眼剤に含有される水は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであればよい。例えば、蒸留水、常水、精製水、滅菌精製水、注射用水、注射用蒸留水等を使用できる。これらの定義は第14改正日本薬局方に基づく。
本発明の点眼剤は、上記(A)〜(D)成分に加えて、更にポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含有するのが好ましい。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、モノラウリル酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン (ポリソルベート80)、ポリソルベート60等が挙げられる。特に好ましくはモノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン (ポリソルベート80)である。なお、これらは1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。なお、括弧内の数字は付加モル数を示す。
本発明の点眼剤中にポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含有する場合その配合割合としては、好ましくは0.05〜0.5w/v%、より好ましくは0.1〜0.5w/v%、さらに好ましくは0.1〜0.3w/v%である。
また、本発明の点眼剤にはポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル以外の非イオン性界面活性剤をさらに含有してもよい。当該非イオン界面活性剤の一例として、ポリオキシエチレン(以下、POEともいう。)(60)硬化ヒマシ油等のPOE硬化ヒマシ油;POE(9)ラウリルエーテル等のPOEアルキルエーテル類;POE(20)POP(4)セチルエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル類;POE(10)ノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類;POE(10)ノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類等が挙げられる。
本発明の点眼剤においては、上記(A)〜(D)成分に加えて、更にジブチルヒドロキシトルエンを含有するのが好ましい。本発明の点眼剤中にジブチルヒドロキシトルエン場合の配合割合としては、好ましくは0.001〜0.02w/v%、より好ましくは0.001〜0.01w/v%である。
本発明の点眼剤は、更にホウ酸又はその塩以外の緩衝剤を含有していてもよい。本発明の点眼剤に配合できる緩衝剤としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されない。かかる緩衝剤の一例として、リン酸緩衝剤、炭酸緩衝剤、クエン酸緩衝剤、酢酸緩衝剤などが挙げられる。これらの緩衝剤は1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
また、本発明の点眼剤は、防腐効果が損なわれず、また、プラノプロフェン又はその塩の化学的安定性が著しく損なわれない範囲で、生体に許容される範囲内のpHに調節することができる。適切なpHは、該点眼剤の適用部位、剤形等により異なるが、通常6〜9、好ましくは6.5〜8.5、更に好ましくは6.8〜8.2、特に好ましくは7〜8程度である。かかる範囲内から著しく逸脱すると、防腐効果がする傾向にある。pHや浸透圧の調節は、前記緩衝剤、或いは後述するpH調整剤、等張化剤、塩類等を用いて、当該技術分野で既知の方法で行うことができる。
本発明の点眼剤は、更に必要に応じて、生体に許容される範囲内の浸透圧比に調節することができる。適切な浸透圧比は、通常0.3〜4.2、好ましくは0.3〜2.1、さらに好ましくは0.5〜1.8、より好ましくは0.6〜1.5、特に好ましくは0.8〜1.5程度である。
本発明の点眼剤は、保存効力に優れているので複数回に亘り投与する形態で包装され、かつ使用者が継続的に使用するマルチドーズの点眼剤として有用であるが、ユニットドーズの点眼剤とすることもできる。また、本発明の点眼剤は保存効力に優れているので、必ずしも塩化ベンザルコニウム等の他の防腐剤を配合しなくてもよく、実質的に塩化ベンザルコニウムを含有しない点眼剤とすることができる。
本発明の点眼剤は、本発明の効果を妨げないことを限度として、上記成分の他に、種々の成分(薬理活性成分や生理活性成分を含む)を組み合わせて含有することができる。このような成分の種類は特に制限されず、例えば、充血除去成分、眼筋調節薬成分、抗炎症薬成分または収斂薬成分、抗ヒスタミン薬成分又は抗アレルギー薬成分、ビタミン類、アミノ酸類、抗菌薬成分、殺菌薬成分、糖類、多糖類またはその誘導体、セルロース又はその誘導体又はそれらの塩、前述以外の水溶性高分子、局所麻酔薬成分、ステロイド成分、緑内障治療薬などが例示できる。
本発明の点眼剤はプラスチック製容器に収容すると、スクイズ性及び携帯性に優れ扱いが容易である。プラスチック製容器の樹脂としては、例えば、オレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリエステル系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、スチレン系樹脂(ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)など)、セルロースアセテート類などが例示できる。好ましい樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂であり、特に好ましい樹脂は、ポリエステル系樹脂である。
ポリエステル系樹脂としては、ジカルボン酸成分(フタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸成分など)とジオール成分とで構成された樹脂が使用できる。具体的には、芳香族ポリエステル系樹脂、例えば、ポリアルキレンテレフタレート[ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリC2-4アルキレンテレフタレートなど]、ポリアルキレンナフタレート[ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレートなどのポリC2-4アルキレンナフタレートなど]、ポリシクロアルキレンテレフタレート[ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)(PCT)など]、ポリアリレート類(ビスフェノール類(ビスフェノール−Aなど)とフタル酸類(フタル酸、テレフタル酸)とで構成された樹脂など)などのホモポリエステルが挙げられる。また、ポリエステル系樹脂には、前記ホモポリエステル単位を主成分(例えば、50重量%以上)として含むコポリエステル、前記ホモポリエステルの共重合体(PETとPCTとの共重合体など)なども含まれる。なかでも、オレフィン系樹脂(ポリエチレンなど)、芳香族ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレートなど)、ポリカーボネート系樹脂が好ましい。ポリカーボネート系樹脂は、例えば、ビスフェノール類(ビスフェノール−Aなど)をベースとする芳香族ポリカーボネートである。
(II) 安定化方法
プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上のテルペノイドを0.001〜0.02w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤の保存効力改善方法をも提供する。
プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上のテルペノイドを0.001〜0.02w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤の保存効力改善方法をも提供する。
当該改善方法において、使用するプラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩の種類、(A)〜(D)成分の種類、点眼剤中のプラノプロフェン又はその塩の濃度、点眼剤中のクロモグリク酸又はその塩の濃度、(A)〜(D)成分の濃度や配合比率、その他の成分成分の種類や配合濃度、点眼剤の形態、点眼剤を収容する容器等については、前記「(I)点眼剤」の場合と同様である。
本発明によれば、プラノプロフェン又はその塩とクロモグリク酸又はその塩が共存する点眼剤中の保存効力を改善することができる。本発明における格別の効果は、(A)〜(D)成分と各成分の配合割合が一体不可分の関係になって奏されるものであり、これらの配合成分の一つでも欠けると上記格別の効果は、奏されなかったり、低減したりしてしまう。
以下に、実施例、試験例等に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
試験例1 保存効力試験
表1に記載の処方に従い各成分を精製水に溶解して全量を100mL、pH=7.0として点眼剤を調製し濾過滅菌しPET点眼容器に充填した。これらの点眼剤について、第14改正日本薬局方参考情報保存効力試験に準拠して試験を行い判定した。得られた結果を表1に示す。
表1に記載の処方に従い各成分を精製水に溶解して全量を100mL、pH=7.0として点眼剤を調製し濾過滅菌しPET点眼容器に充填した。これらの点眼剤について、第14改正日本薬局方参考情報保存効力試験に準拠して試験を行い判定した。得られた結果を表1に示す。
プラノプロフェン又はクロモグリク酸ナトリウムを含有する点眼剤では保存効力に問題がないが、プラノプロフェン及びクロモグリク酸ナトリウムを同時に配合した点眼剤では保存効力が著しく低下する。これに対して、プラノプロフェン、クロモグリク酸ナトリウム、メントール、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、及びホウ酸及びホウ砂を特定濃度となるように組み合わせて配合することによって、点眼剤に防腐効果が付与され保存効力が改善されることが確認された。
点眼剤1:各成分を精製水に溶解して全量を100mLとしpH=7.0に調整したものを濾過滅菌して、PET点眼容器に充填し点眼剤を製した。
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.015g
lメントール0.005g
dカンフル0.001g
ボルネオール0.001g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.015g
lメントール0.005g
dカンフル0.001g
ボルネオール0.001g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
点眼剤2:各成分を精製水に溶解して全量を100mLとしpH=7.0に調整したものを濾過滅菌して、PET点眼容器に充填し点眼剤を製した。
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.015g
lメントール0.01g
dカンフル0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.005g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.015g
lメントール0.01g
dカンフル0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.005g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
点眼剤3:各成分を精製水に溶解して全量を100mLとしpH=7.0に調整したものを濾過滅菌して、PET点眼容器に充填し点眼剤を製した。
プラノプロフェン0.02g
クロモグリク酸ナトリウム0.5g
マレイン酸クロルフェニラミン0.01g
lメントール0.005g
dカンフル0.002g
dボルネオール0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.0g
ホウ砂0.2g
ポリソルベート80 0.05g
ジブチルヒドロキシトルエン0.001g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
プラノプロフェン0.02g
クロモグリク酸ナトリウム0.5g
マレイン酸クロルフェニラミン0.01g
lメントール0.005g
dカンフル0.002g
dボルネオール0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.0g
ホウ砂0.2g
ポリソルベート80 0.05g
ジブチルヒドロキシトルエン0.001g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
点眼剤4:各成分を精製水に溶解して全量を100mLとしpH=7.0に調整したものを濾過滅菌して、PET点眼容器に充填し点眼剤を製した。
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.03g
lメントール0.01g
dカンフル0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.03g
lメントール0.01g
dカンフル0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
点眼剤5:各成分を精製水に溶解して全量を100mLとしpH=7.0に調整したものを濾過滅菌して、PET点眼容器に充填し点眼剤を製した。
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム0.5g
マレイン酸クロルフェニラミン0.03g
lメントール0.001g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.005g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム0.5g
マレイン酸クロルフェニラミン0.03g
lメントール0.001g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.005g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
点眼剤6:各成分を精製水に溶解して全量を100mLとしpH=7.0に調整したものを濾過滅菌して、PET点眼容器に充填し点眼剤を製した。
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.015g
lメントール0.01g
dカンフル0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
プラノプロフェン0.05g
クロモグリク酸ナトリウム1.0g
マレイン酸クロルフェニラミン0.015g
lメントール0.01g
dカンフル0.005g
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム0.01g
ホウ酸1.8g
ホウ砂0.35g
ポリソルベート80 0.2g
ジブチルヒドロキシトルエン0.005g
塩酸又は水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
Claims (6)
- プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上を0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤。
- プラノプロフェン又はその塩を0.01〜0.2w/v%、クロモグリク酸又はその塩を0.2〜4w/v%の割合で含有する請求項1に記載の点眼剤。
- 更にジブチルヒドロキシトルエンを含有する、請求項1又は2のいずれかに記載の点眼剤。
- 更にポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含有する、請求項1乃至3のいずれかに記載の点眼剤。
- プラスチック製容器に収容されてなる、請求項1乃至4のいずれかに記載の点眼剤。
- プラノプロフェン又はその塩及びクロモグリク酸又はその塩を含有する点眼剤であって、該点眼剤中に、(A)クロルフェニラミン又はその塩を0.01〜0.03w/v%、(B)メントール、カンフル又はボルネオールから選択される1種または2種以上を0.001〜0.01w/v%、(C)エチレンジアミン四酢酸又はその塩を0.005〜0.05w/v%、及び(D)ホウ酸又はその塩を0.5〜5w/v%の割合で含有することを特徴とする点眼剤の保存効力改善方法。
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2005
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