JP2003508998A - シリコンベースのセンサーシステム - Google Patents

シリコンベースのセンサーシステム

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、バッチ生産に適したソリッドステートシリコンベースコンデンサーマイクロフォンシステムに関する。マイクロフォンシステムを形成する異なる要素の組み合わせは、従来の他のシステムに比べてよりフレキシブルである。マイクロフォンシステムの異なる要素間の電気的接続は、フリップチップ技術を使用するシリコンキャリアを介して経済的かつ信頼性をもって確立することができる。本発明は集積電子回路チップを使用し、好ましくはマイクロフォンの変換器要素の設計と製造とは別個に独立して設計し製造することができるアプリケーション特定集積回路(ASIC)を使用する。完全なセンサーシステムは、環境とのインターフェースと競合しないシステムの一方の側に接点を向ける表面実装技術により、外部基板と電気的に接続することができる。これにより、ユーザは全システムの組立に簡単で有効な表面実装技術を適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の技術分野) 本発明は、キャリア部材と、変換部材と、電子デバイスとからなるセンサーシ
ステムに関する。本発明は特にフリップチップ技術を使用して組み立てられたコ
ンデンサマイクロフォンシステムに関する。本発明はさらに、例えば印刷回路基
板(PCB)に表面実装されるように適合されたコンデンサマイクロフォンシス
テムに関する。
【0002】 (発明の背景) 聴覚器具や移動通信システム工業において、主な目的の一つは、良好な電子音
響性能を維持し、良好なユーザーフレンドリィ性と満足を与える一方、小サイズ
のコンポーネントを作成することである。技術的性能データは、感度、ノイズ、
安定性、コンパクト性、堅牢性、電磁干渉(EMI)その他の外部環境条件に対
する非感応性を含む。過去においては、マイクロフォンシステムをより小さくす
る一方、技術的性能データを維持または向上する幾つかの試行がなされてきた。
【0003】 これらのコンポーネント工業における他の問題は全体システムへの統合の容易
性に関する。
【0004】 ヨーロッパ特許EP561566は、同一チップ上に電界効果トランジスター
(FET)回路とキャビティまたは音入口を有するソリッドステートコンデンサ
ーマイクロフォンを開示している。FET回路を製造する技術およびプロセスは
変換器要素を製造するのに使用される技術およびプロセスと全く異なっている。
したがって、EP561566に開示されている変換器要素およびFETシステ
ムは2つ(またはそれ以上)の別個の製造段階が必要であり、そのことが製造を
より複雑にし、さらに高価にさせている。
【0005】 ハイブリッド型の超小型電子機械システム(MEMS)は、近年著しく発展し
てきた。これは主としてこのようなシステムを製造する適切な技術の発展ととも
に行なわなければならない。このようなハイブリッドシステムの利点の一つは、
機械電子変換器や特殊設計の電子デバイスを含む関連の複雑なシステムを製造す
ることができるサイズに関係している。
【0006】 米国特許US5889872は、シリコンマイクロフォンと、その上に電気接
続にワイヤボンディングを使用して実装された集積回路チップとからなるハイブ
リッドシステムを開示している。この解決手段はボンディングワイヤのための保
護と空間が必要であるという欠点を有している。
【0007】 米国特許US5856914は、フリップチップ実装された例えばコンデンサ
ーマイクロフォンのような超小型機械デバイスを開示している。この超小型デバ
イスが実装されるキャリアの一部は最終システムの一部を形成している。このシ
ステムの欠点は、超小型機械デバイスがキャリアに実装する前にテストされるこ
とはないという事実である。このシステムの他の欠点は、選択された材料に関係
している。超小型機械デバイスはSiで構成され、一方キャリアはPCBまたは
セラミック材料で形成されている。熱膨張係数の差は、そのような異なる材料の
一体化を複雑にする。
【0008】 Danish journal Elektronik og Data の1998年第3巻第4−8頁に
刊行された「ファーストシリコンベースの超小型マイクロフォン」の記事は、シ
リコンベースのマイクロフォンシステムをどのように設計し製造することができ
るかを開示している。この記事は3層マイクロフォンシステムを開示している。
ここで、変換器要素は、該変換器要素をアプリケーション特定集積回路(ASI
C)のような電子デバイスに接続する中間層にフリップチップ実装されている。
変換器要素は、可動ダイヤフラムと、実質的に剛性のあるバックプレート(back
plate)とからなっている。変換器要素の反対側には、バックチャンバーを形
成するシリコンベースの構造物が実装されている。マイクロフォンシステムを電
気的周辺に接続するためにワイヤボンディングや直接はんだが必要とされること
は、価値がない。
【0009】 本発明の目的は、センサーシステムを形成する異なる要素が標準のバッチ指向
技術を適用してフリップチップ実装されるセンサーシステムを提供することであ
る。
【0010】 本発明の他の目的は、例えばPCB上の最終位置とは無関係に動作することが
できる完全に機能的で被覆(encapsulated)されたセンサーシステムを提供する
ことである。
【0011】 本発明のさらに他の目的は、最終実装前にテストすることができる完全に機能
的で被覆されたセンサーシステムを提供することである。
【0012】 本発明のさらに他の目的は、フリップチップまたは表面実装技術を使用して例
えばPCB上に実装するのに適し、ワイヤボンディングや複雑なシングルチップ
ハンドリングを回避することができるセンサーシステムを提供することである。
【0013】 本発明のさらに他の目的は、変換器要素と電子回路との間の距離を減少して寄
生(parasitics)や空間消費を減少することができるセンサーシステムを提供す
ることである。
【0014】 (発明の概要) 前述の目的は、第1の局面において、 第1と第2のグループの接点要素を保持する第1面を有するキャリア部材と、 能動部材(active member)からなり、該能動要素が少なくとも1つの接点要
素に電気的に接続され、能動部材とキャリア部材の間の電気的接触を得るために
、前記少なくとも1つの接点要素が第1グループのキャリア部材の接点要素の1
つと整列されている変換器要素と、 少なくとも1つの接点要素を有する集積回路からなり、集積回路とキャリア部
材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1つの接点要素が第2グルー
プのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている電子デバイスとからなり、 前記変換器要素の能動部材と前記電子デバイスの集積回路との間の電気駅接触
を得るために、第1グループの少なくとも1つの接点要素が前記第2グループの
少なくとも1つの接点要素に電気的に接続されているセンサーシステムを提供す
ることによって達成される。
【0015】 変換器要素は、原則として、圧力変換器、加速度計、温度計のように、如何な
る種類の変換器であってもよい。
【0016】 センサーシステムが周囲と連通するために、キャリア部材はさらに、複数の接
触面要素を保持する第2面を有していてもよい。第1と第2のグループの少なく
とも1つの接触要素は、第2面によって保持される接触要素の一つと電気的に接
続されている。第1面と第2面は実質的に平行で互いに対向していてもよい。
【0017】 キャリア部材と変換器要素は、Siのような半導体材料をベースにしてもよい
。熱応力を緩和するために、キャリア部材、変換器要素および電子デバイスは、
同一の半導体材料をベースにしてもよい。その材料はSiであってもよい。
【0018】 マイクロフォンに適用するためにバックチャンバ―を形成するために、キャリ
ア部材はさらに変換器要素の能動部材と整列(align)する凹部(indentation)
を有する。またマイクロフォンに適用するために、変換器要素の能動部材は、フ
レキシブルダイヤフラムと実質的に剛性のあるバックプレートとを組み合わせて
形成されるコンデンサからなっていてもよい。さらに、変換器要素はキャビティ
(cavity)または音入口(sound inlet)を有する。キャビティの底は、変換器
要素の能動部材によって規定され形成されてもよい。フレキシブルダイヤフラム
と実質的に剛性のバックプレートは、変換器要素によって受け取られた信号をキ
ャリア部材に転送するために、変換器要素の第1と第2の接点要素にそれぞれ電
気的に接続されていてもよい。
【0019】 集積回路は信号処理用に適合されてもよい。この集積回路はASICであって
もよい。
【0020】 指向性感度を得るために、センサーはさらに、キャリア部材の第2面と凹部の
間に、開口または音入口を有していてもよい。
【0021】 変換器要素を例えば粒子や湿気から保護するために、センサの外面は少なくと
も部分的にリッド(lid)によって保護される。変換器要素のリッドと能動部材
は、それぞれキャビティの上下の境界を規定してもよい。さらに、センサーシス
テムの少なくとも1つの外面は導電層を保持していてもよい。導電層は金属層ま
たは導電ポリマー層からなっていてもよい。
【0022】 接点要素は、Sn,SnAg,SnAuまたはSnPbのようなはんだ材料か
らなっていてもよい。さらに、センサーシステムは変換器要素を密封シールする
シール手段を有していてもよい。
【0023】 第2の局面では、本発明は、 第1と第2と第3のグループの接点要素を保持する第1面を有するキャリア部
材と、 能動部材からなり、該能動部材が少なくとも1つの接点要素に電気的に接続さ
れ、能動部材とキャリア部材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1
つの接点要素が第1グループのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている
第1変換器要素と、 能動部材からなり、該能動要素が少なくとも1つの接点要素に電気的に接続さ
れ、能動部材とキャリア部材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1
つの接点要素が第2グループのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている
第2変換器要素と、 少なくとも1つの接点要素を有する集積回路からなり、集積回路とキャリア部
材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1つの接点要素が第3グルー
プのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている電子デバイスとからなり、 前記第1変換器要素の能動部材と前記集積回路との間、および前記第2変換器
要素の能動部材と前記集積回路との間の電気的接触を得るために、第1グループ
の少なくとも1つの接点要素が前記第3グループの少なくとも1つの接点要素に
電気的に接続されるとともに、第2グループの少なくとも1つの接点要素が前記
第3グループの少なくとも1つの接点要素に電気的に接続されているセンサーシ
ステムに関係している。
【0024】 第2の局面によるセンサは、指向性(directional)検知圧力変換器のような
指向性検知に適したものであってもよい。
【0025】 Siベースキャリア部材のようなキャリア部材は、複数の接触要素を保持する
第2面をさらに有していてもよい。第2面への電気的接続を得るために、第1と
第2と第3のグループの少なくとも1つの接点要素は、第2面によって保持され
る接点要素の一つに電気的に接続されてもよい。第1面と第2面は、実質的に平
行で互いに対向していてもよい。好ましくは、変換器要素と電子デバイスはSi
ベースである。
【0026】 キャリア部材はさらに第1と第2の凹部を有していてもよい。第1の凹部は第
1の変換器要素の能動部材と整列し、第2凹部は第2の変換器要素の能動部材と
整列している。第1と第2の凹部はバックチャンバとして作用する。
【0027】 第1と第2の変換器要素の各々は、さらにキャビティを有していてもよい。キ
ャビティの底は、第1と第2の変換器要素の能動部材によって規定されてもよい
【0028】 例えば圧力変化を測定するために、第1と第2の変換器要素の各能動部材は、
コンデンサを有していてもよい。このコンデンサはフレキシブルダイヤフラムと
実質的に剛性のバックプレートとの組み合わせによって形成される。フレキシブ
ルダイヤフラムと実質的に剛性のバックプレートとは、それぞれの変換器要素の
接触要素に電気的に接続されてもよい。
【0029】 第1と第2の変換器要素の各々はさらに、変換器要素を保護するためのリッド
を有していてもよい。第1と第2の変換器要素のリッドと能動部材は、それぞれ
のキャビティの上下の境界を規定するように、配置されてもよい。
【0030】 センサーシステムの外面の少なくとも一部は、導電層を保持してもよい。この
導電層は金属層であってもよいし導電ポリマー層であってもよい。接点要素は、
Sn,SnAg,SnAuまたはSnPbのようなはんだ材料からなっていても
よい。
【0031】 本発明によるソリッドステートシリコンベースコンデンサマイクロフォンは、
バッチ生産に適している。マイクフォンシステムを形成する異なる要素の組み合
わせは、従来技術に開示された他のシステムに比べてよりフレキシブルである。
本発明は、例えばシステムの一方の側の開口によって、非常によく規定された(
well defined)環境とのインターフェースを提供することができる。この開口
は、埃や、湿気その他の不純物がマイクロフォンの特性を妨害し汚染するのを防
止するフィルムやフィルタによって覆うことができる。マイクロフォンシステム
の異なる要素間の電気的接続は、フリップチップ技術を使用するシリコンキャリ
アを介して経済的かつ容易に達成される。
【0032】 本発明は、集積電子回路チップ好ましくはASICを使用し、それらはマイク
ロフォンの変換器要素の設計と製造とは別個に独立して設計し製造されてもよい
。これは、集積電子回路チップを製造する技術とプロセスは変換器要素を製造す
るのに使用されるものと異なり、各製造段階は独立して最適化されるので有利で
ある。さらに、変換器要素とASICのテストはウェハーレベルで達成してもよ
い。
【0033】 完全なセンサーシステムは、環境との前述のインターフェースと競合(confli
ct)しないシステムの一方の側に接点を対向させる表面実装技術によって外面に
電気的に接続することができる。これにより、ユーザは全システムの組立に簡単
で有効な表面実装技術を適用することができる。
【0034】 (発明の実施形態の詳細な説明) 以下、添付図面を参照して本発明をさらに説明する。
【0035】 センサーシステムの異なる要素を製造するのに使用されるプロセスは、超小型
技術の分野で公知の技術を必要とする。
【0036】 図1には、1または複数の垂直にエッチングされたフィードスルーホール20
を含むシリコンキャリア基板2が示されている。シリコンキャリア基板2は、バ
ルク(bulk)結晶シリコンであるが、第1面と第2面にはんだ凸部8,22をそ
れぞれ有している。電気信号は第1面から第2面にフィードスルーライン23を
介して搬送される。第1面には、1または複数の変換器要素1が、シリコンキャ
リア基板2にフリップチップ実装されて、第1グループのはんだ凸部8により固
着されている。また第1表面には、集積回路チップ3のような1または複数の電
子デバイスがシリコンキャリア基板2にフリップチップ実装されて、第2グルー
プのはんだ凸部8によって接続され固着されている。はんだ凸部8の材料は典型
的には、Sn,SnAg,SnAuまたはSnPbであるが、他の金属も使用す
ることができる。
【0037】 はんだシールリング9は、変換器要素1に対するシールを提供する。この場合
、フィードスルーライン23は、変換器要素1からシールリング9の下方を電子
デバイス3まで電気信号を搬送するのに使用される。これは図5に詳細に示され
ている。信号は他の導電性経路によっても電子回路に搬送することができる。
【0038】 電気導電性経路23はまた例えばエッチングホール20とその後の金属被覆(
metallization)によってキャリアを貫通して形成されている。エッチングはウ
ェットケミカルエッチングやドライプラズマエッチング技術によって行なうこと
ができる。この経路23は垂直フィードスルーと称され、変換器1または電子回
路3からキャリアの第2表面に電気信号を搬送するのに使用することができる。
【0039】 第2表面は例えばPCBまたは他のキャリアに表面実装するためにはんだ凸部
22を備えている。
【0040】 図2は、図1に示すものと同様のパッケージを示すが、この実施形態では、電
子デバイス3は、1群のはんだ凸部8のほかアンダーフィル(underfill)や接
着剤(glue)21のような他の手段によって接続され固定されている。さらに、
このパッケージはリッド5によって保護され、該リッドはフリップチップ実装さ
れた変換器要素1または電子デバイス3またはそれらの両方に固定されている。
リッド5は、粒子や湿気に対するマイクロフォンの保護として、例えば音伝播グ
リッドまたはフィルタのような環境への適切に決定された(well−determined)
アクセスを与える開口4を有している。リッドは、打抜き(punching)や射出成
形によりそれぞれ例えば金属やポリマーから別個に形成することができる。
【0041】 図3または4において、マイクロフォンに適用したシステムが示されている。
これらの実施形態では、変換器要素1はマイクロフォンであり、バックかチャン
バ11はシリコン基板2にエッチングされている。バックチャンバは、KOHや
TMAHまたはEDPのような反応物を使用するウェットエッチングプロセス、
あるいは反応イオンエッチングのようなドライエッチングプロセスによりシリコ
ンキャリアにエッチングされる。キャビティ11はフィードスルーホール20と
同じ工程でエッチングすることができる。
【0042】 図3と図4の相違は、図4のシステムはEMIシールドを設けるためにフィル
タ5で被覆されていることである。EMIシールド16は、シルバーエポキシの
ような導電性ポリマー層、あるいは電気メッキあるいは蒸発(evaporated)され
たCuまたはAuのような金属層である。さらに、図4に示す集積回路チップ3
およびフィルタ5は、アンダーフィルや接着剤21のような追加手段により接続
され固着されている。
【0043】 マクロフォンの機能は以下の通りである。開口4は音入口として機能し、周囲
音圧は開口4を覆うフィルタ5を介して、マイクロフォンのフロントチャンバと
して機能するキャビティ10に進入する。音圧はダイヤフラム12で反射し、こ
れによりダイヤフラム12とバックプレート13の間の空気が多孔19を通して
流出する。
【0044】 ダイヤフラムは、異なる方法で設計され製造してももよい。1つの例として、
ダイヤフラムは2つの外層を有する3層構造として設計してもよい。外層はシリ
コン窒化物からなり、これに対し中間層は多結晶シリコンからなる。中間層を形
成する多結晶シリコンはボロン(B)や燐(P)のいずれかがドープ(dope)さ
れている。またバックプレートはB−やP−ドープの多結晶シリコンとシリコン
窒化物からなっている。キャビティ11はさらにマイクロフォンのバックチャン
バとして機能する。
【0045】 ダイヤフラム12が入射音圧に応答して偏向すると、ダイヤフラム12とバッ
クプレート13によって形成される電気コンデンサの電気容量は入射音圧に応答
して変化する。集積回路チップ3上の回路は、ダイヤフラム12とバックプレー
ト13にはんだ凸部8を介して電気的に接続されている。この回路は、ダイヤフ
ラム12とバックプレート13によって形成されるコンデンサの電気容量の変化
を検出するように設計されている。またこの回路は、電源や聴覚器具内の他の電
気回路に電気的に接続するために、はんだ凸部8と垂直フィードスルーライン2
3を介して、はんだ凸部22に電気的に接続されている。
【0046】 ダイヤフラム12とバックプレート13によって形成されたコンデンサを動作
させるとき、バックプレート13を充電するために、バックプレート13はDC
電源に接続される。変化する音圧に応答してダイヤフラム12とバックプレート
13の間の距離の変化により容量が変化すると、印加されたDCレベルの上にA
C電圧が重畳される。AC電圧の大きさは、容量変化に対する大きさ(measure
)であり、またダイヤフラムによって経験する音圧に対する大きさである。
【0047】 図5では、横フィードスルーライン24とシールリング9の拡大が示されてい
る。フィードスルー24は絶縁層25によりシールリング9と基板2から電気的
に絶縁される。絶縁層25は同様に変換器1のはんだ凸部8を基板2から絶縁す
る。電気変換器1のはんだ凸部8と回路チップ3のはんだ凸部8は、フィードス
ルーライン24を介して電気的に接続される。
【0048】 図6では、図3のものと類似するマイクロフォンが示されている。しかしなが
ら、開口24はバックチャンバ11に導入されている。開口24は膜偏向を引き
起こし、この膜偏向は膜の圧力勾配を示し、この結果マイクロフォンの指向性感
度を示す。
【0049】 図7では、図3のものと類似するマイクロフォンが示されている。しかしなが
ら、追加の変換器要素が付加され、マイクロフォンが2つの変換器要素を使用す
るようになっており、両者は膜12とバックプレート13を含む。両変換器要素
は、はんだ凸部8とシールリング9によってキャリア部材3に接続され、各変換
器要素のための凹部(indentation)11を有するようになっている。この2つ
の変換器要素により、衝突音響波の位相差を測定し、この結果マイクロフォンの
指向性感度を測定することができる。
【0050】 検出要素の数を(図7に示すように)2から任意の数に増加し、例えば行列に
配列することは、当業者に明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シリコンベースのセンサーシステムを一般的に適用した実例を示
す断面図。
【図2】 リッドを備えたシリコンベースのセンサーシステムを一般的に適
用した実例を示す断面図。
【図3】 シリコンベースのセンサーシステムをマイクロフォンに適用した
実例を示す断面図。
【図4】 包囲されたマイクロフォンの適用例を示す断面図。
【図5】 横フィードスルーおよびシールリングの拡大図。
【図6】 シリコンベースのセンサーシステムを指向性マイクロフォンに適
用した実例を示す断面図。
【図7】 シリコンベースのセンサーシステムを第2の指向性マイクロフォ
ンに適用した実例を示す断面図。
【符号の説明】
1 変換器要素 2 シリコンキャリア基板 3 集積回路チップ 9 はんだシールリング 8,22 はんだ凸部 23 フィードスルーライン 20 フィードスルーホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/570,434 (32)優先日 平成12年5月12日(2000.5.12) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ペーター・ウ・シェール デンマーク、デーコー−2820ゲントフテ、 フェネヴァンゲン22番 Fターム(参考) 5D021 CC20

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2のグループの接点要素を保持する第1面を有する
    キャリア部材と、 能動部材からなり、該能動部材が少なくとも1つの接点要素に電気的に接続さ
    れ、能動部材とキャリア部材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1
    つの接点要素が第1グループのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている
    変換器要素と、 少なくとも1つの接点要素を有する集積回路からなり、集積回路とキャリア部
    材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1つの接点要素が第2グルー
    プのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている電子デバイスとからなり、 前記変換器要素の能動部材と前記電子デバイスの集積回路との間の電気的接触
    を得るために、第1グループの少なくとも1つの接点要素が前記第2グループの
    少なくとも1つの接点要素に電気的に接続されているセンサーシステム。
  2. 【請求項2】 前記キャリア部材がさらに複数の接点要素を保持する第2面
    を有し、ここで前記第1と第2のグループの少なくとも1つの接点要素が、第2
    面によって保持されている接点要素の1つに電気的に接続されている請求項1に
    記載のセンサーシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1面と第2面が実質的に平行で互いに対向している請
    求項2に記載のセンサーシステム。
  4. 【請求項4】 前記キャリア部材がSiベースのキャリア部材である請求項
    1から3のいずれかに記載のセンサーシステム。
  5. 【請求項5】 前記キャリア部材がさらに凹部を有し、該凹部が前記変換器
    要素の能動部材と整列している請求項1から4のいずれかに記載のセンサーシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記変換器要素がさらにキャビティを有し、前記能動部材が
    当該キャビティの底を規定している請求項1から5のいずれかに記載のセンサー
    システム。
  7. 【請求項7】 前記キャリア部材の第2面と前記凹部の間に開口をさらに有
    する請求項5に記載のセンサーシステム。
  8. 【請求項8】 前記変換器要素がSiベースである請求項1から7のいずれ
    かに記載のセンサーシステム。
  9. 【請求項9】 前記キャリア部材、前記変換器部材および前記電子デバイス
    がSiベースである請求項1から8のいずれかに記載のセンサーシステム。
  10. 【請求項10】 前記変換器要素の能動部材がコンデンサからなり、該コン
    デンサがフレキシブルダイヤフラムと実質的に剛性のあるバックプレートの組み
    合わせで形成されている請求項1に記載のセンサーシステム。
  11. 【請求項11】 前記変換器要素がさらにリッドを有し、該変換器要素のリ
    ッドと能動部材が前記キャビティの上下の境界を規定している請求項6に記載の
    センサーシステム。
  12. 【請求項12】 前記センサーシステムの外面の少なくとも1部が導電層を
    保持している請求項1から11のいずれかに記載のセンサーシステム。
  13. 【請求項13】 前記導電層が金属層からなる請求項12に記載のセンサー
    システム。
  14. 【請求項14】 前記導電層が導電性ポリマー層からなる請求項12に記載
    のセンサーシステム。
  15. 【請求項15】 前記接点要素が、Sn,SnAg,SnAuまたはSnP
    bのようなはんだ材料からなる請求項1から14のいずれかに記載のセンサーシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記変換器要素を密封シールするシール手段をさらに有す
    る請求項6に記載のセンサーシステム。
  17. 【請求項17】 第1と第2と第3のグループの接点要素を保持する第1面
    を有するキャリア部材と、 能動部材からなり、該能動部材が少なくとも1つの接点要素に電気的に接続さ
    れ、能動部材とキャリア部材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1
    つの接点要素が第1グループのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている
    第1変換器要素と、 能動部材からなり、該能動要素が少なくとも1つの接点要素に電気的に接続さ
    れ、能動部材とキャリア部材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1
    つの接点要素が第2グループのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている
    第2変換器要素と、 少なくとも1つの接点要素を有する集積回路からなり、集積回路とキャリア部
    材の間の電気的接触を得るために、前記少なくとも1つの接点要素が第3グルー
    プのキャリア部材の接点要素の1つと整列されている電子デバイスとからなり、 前記第1変換器要素の能動部材と前記集積回路との間、および前記第2変換器
    要素の能動部材と前記集積回路との間の電気的接触を得るために、第1グループ
    の少なくとも1つの接点要素が前記第3グループの少なくとも1つの接点要素に
    電気的に接続されるとともに、第2グループの少なくとも1つの接点要素が前記
    第3グループの少なくとも1つの接点要素に電気的に接続されているセンサーシ
    ステム。
  18. 【請求項18】 前記キャリア部材がさらに複数の接点要素を保持する第2
    面を有し、ここで前記第1と第2と第3のグループの少なくとも1つの接点要素
    が、第2面によって保持されている接点要素の1つに電気的に接続されている請
    求項17に記載のセンサーシステム。
  19. 【請求項19】 前記第1面と第2面が実質的に平行で互いに対向している
    請求項18に記載のセンサーシステム。
  20. 【請求項20】 前記キャリア部材がSiベースのキャリア部材である請求
    項17から19のいずれかに記載のセンサーシステム。
  21. 【請求項21】 前記キャリア部材がさらに第1と第2の凹部を有し、該第
    1の凹部が前記第1の変換器要素の能動部材と整列し、前記第2の凹部が前記第
    2の変換器要素の能動部材と整列している請求項17から20のいずれかに記載
    のセンサーシステム。
  22. 【請求項22】 前記第1と第2の変換器要素の各々がさらにキャビティを
    有し、該キャビティの底が前記第1と第2の変換器要素の能動部材によって規定
    されている請求項17から21のいずれかに記載のセンサーシステム。
  23. 【請求項23】 前記第1と第2の変換器要素がSiベースである請求項1
    7から22のいずれかに記載のセンサーシステム。
  24. 【請求項24】 前記キャリア部材、前記第1と第2の変換器部材および前
    記電子デバイスがSiベースである請求項17から23のいずれかに記載のセン
    サーシステム。
  25. 【請求項25】 前記第1と第2の変換器要素の各々の能動部材がコンデン
    サからなり、該コンデンサがフレキシブルダイヤフラムと実質的に剛性のあるバ
    ックプレートの組み合わせで形成されている請求項17から24のいずれかに記
    載のセンサーシステム。
  26. 【請求項26】 前記第1と第2の変換器要素がさらにリッドを有し、該第
    1と第2の変換器要素のリッドと能動部材が前記それぞれのキャビティの上下の
    境界を規定している請求項17から25のいずれかに記載のセンサーシステム。
  27. 【請求項27】 前記センサーシステムの外面の少なくとも1部が導電層を
    保持している請求項17から26のいずれかに記載のセンサーシステム。
  28. 【請求項28】 前記導電層が金属層からなる請求項27に記載のセンサー
    システム。
  29. 【請求項29】 前記導電層が導電性ポリマー層からなる請求項27に記載
    のセンサーシステム。
  30. 【請求項30】 前記接点要素が、Sn,SnAg,SnAuまたはSnP
    bのようなはんだ材料からなる請求項17から29のいずれかに記載のセンサー
    システム。
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