JP2009081624A - 半導体センサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装面積を低減しながら、信頼性の低下を抑制することが可能な半導体センサ装置を提供する。
【解決手段】このシリコンマイクロホン(半導体センサ装置)は、シリコンからなる収音素子部20と、収音素子部20の上部を覆う保護カバー30とを備えている。また、収音素子部20は、シリコンからなる半導体基板1と、半導体基板1上に振動可能に設けられた振動膜11と、振動膜11から所定の間隔を隔てて対向配置された背面電極板12と、半導体基板1の厚み方向に半導体基板1を貫通する収音用の開口部1aとを含んでいる。また、半導体基板1には、上面から下面まで厚み方向に貫通する貫通電極40が複数形成されている。これにより、シリコンマイクロホンは、WLCSP型のパッケージ形態に構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体センサ装置に関し、特に、収音機能を有する半導体センサ装置に関する。
従来、マイクロホンチップを備え、外部からの音声を収音して電気信号に変換する半導体センサ装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、印刷回路基板とケーシングとによって構成されるパッケージの内側(内部)に、半導体プロセス技術を利用して形成されたシリコンマイクロホンチップが収納されたシリコンマイクロホンパッケージ(半導体センサ装置)が記載されている。このシリコンマイクロホンパッケージでは、パッケージを構成するケーシングに受音用の開口部が形成されている。このため、この開口部を介して外部からの音声(音圧)がケーシングの内側に取り込まれるので、シリコンマイクロホンパッケージの外部の音声をケーシングの内側に収納されているシリコンマイクロホンチップで効率よく収音することが可能となる。なお、シリコンマイクロホンチップは、ボンディングワイヤを介して、パッケージを構成する印刷回路基板に電気的に接続されている。
特開2007−60285号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシリコンマイクロホンパッケージ(半導体センサ装置)では、パッケージの内側(内部)にシリコンマイクロホンチップが収納されるとともに、ボンディングワイヤを介して、シリコンマイクロホンチップと印刷回路基板とが互いに電気的に接続されるため、パッケージの内側に一定の容積を有する空間を確保する必要がある。このため、上記した従来の構成では、パッケージサイズを小さくすることが困難であるという不都合がある。これにより、実装基板などに実装する際に、実装面積の低減を図ることが困難になるという問題点がある。
また、上記特許文献1に記載のシリコンマイクロホンパッケージ(半導体センサ装置)では、ケーシングに受音用の開口部を形成することによって、この開口部を介してパッケージの内側(内部)に異物や塵芥などが侵入するという不都合がある。このため、パッケージの内側(内部)に侵入した異物や塵芥などによって、マイクロホンチップが破損し易くなるという不都合がある。これにより、製品の信頼性が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、実装面積を低減しながら、信頼性の低下を抑制することが可能な半導体センサ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による半導体センサ装置は、シリコンからなる収音素子部と、収音素子部の上部を覆うカバー部材とを備えている。そして、収音素子部は、基板と、基板上に振動可能に設けられた振動電極部と、振動電極部から所定の間隔を隔てて対向配置された背面電極部と、基板の厚み方向に基板を貫通する収音用の開口部とを含み、少なくとも基板には、上面から下面まで厚み方向に貫通する導電性の第1貫通電極部が複数形成されている。
この一の局面による半導体センサ装置では、上記のように、収音素子部を構成する基板に複数の第1貫通電極部を形成することによって、基板の上面側と下面側とを電気的に接続することが可能となるので、収音素子部(基板)の下面(裏面)側を実装基板の実装面と対向するようにして、半導体センサ装置を実装基板に実装することができる。このため、半導体センサ装置を実装基板に実装することによって、収音用の開口部を実装基板で覆われた状態にすることができるので、異物や塵芥などを半導体センサ装置の内部に侵入し難くすることができる。これにより、異物や塵芥などが半導体センサ装置の内部に侵入することに起因して、収音素子部の振動電極部や背面電極部などが破損するという不都合が生じるのを抑制することができる。その結果、信頼性の低下を抑制することができる。
また、一の局面による半導体センサ装置では、上記のように構成することによって、半導体センサ装置を、WLCSP(Wafer Level Chip Scale Package)型のパッケージ形態に構成することができる。これにより、容易に、パッケージサイズを小さくすることができるので、容易に、実装面積の低減を図ることができる。
なお、上記した構成では、収音素子部はシリコンから構成されているので、半導体プロセス技術を利用した微細加工技術(MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術)を用いて耐熱性の優れた収音素子部を容易に形成することができる。このため、実装基板にリフロー実装した場合でも感度変化が小さい半導体センサ装置を得ることができる。すなわち、信頼性の高い半導体センサ装置を得ることができる。
上記一の局面による半導体センサ装置において、複数の第1貫通電極部のうちの少なくとも1つは、振動電極部と電気的に接続されており、複数の第1貫通電極部のうちの少なくとも他の1つは、背面電極部と電気的に接続されているのが好ましい。
上記一の局面による半導体センサ装置において、好ましくは、基板の下面上には、開口部を覆う板状部材が設けられている。このように構成すれば、開口部を介して、異物や塵芥などが半導体センサ装置の内部に侵入するのを容易に抑制することができる。
この場合において、好ましくは、板状部材の開口部に対応する領域には、格子状に形成された複数の貫通孔部が設けられている。このように構成すれば、複数の貫通孔部を介して、外部からの音声(音圧)を内部に取り込むことができる一方、異物や塵芥などが内部に侵入するのを抑制することができる。これにより、信頼性の低下を抑制しながら、収音素子部による集音効率の低下を抑制することができる。
上記板状部材を備えた構成において、好ましくは、板状部材は、シリコンから構成されている。このように構成すれば、半導体プロセス技術を利用した微細加工技術(MEMS技術)を用いて、異物や塵芥などが内部に侵入するのを抑制することが可能な貫通孔部を、容易に、板状部材に形成することができる。
上記一の局面による半導体センサ装置において、好ましくは、カバー部材の上面上には、圧電振動素子が設けられているとともに、カバー部材の外周部の領域には、カバー部材の上面から下面まで厚み方向に貫通する第2貫通電極部が形成されており、第2貫通電極部の一方端部は、圧電振動素子と電気的に接続されているとともに、第2貫通電極部の他方端部は、第1貫通電極部と電気的に接続されている。このように構成すれば、半導体センサ装置の内部に異物や塵芥などが侵入した場合でも、圧電振動素子を振動させることによって、内部に侵入した異物や塵芥などを取り除くことができるので、容易に、異物や塵芥などに起因する収音素子部の破線を抑制することができる。
この場合において、好ましくは、カバー部材は、シリコンから構成されている。このように構成すれば、容易に、カバー部材に第2貫通電極部を形成することができる。
上記一の局面による半導体センサ装置において、好ましくは、収音素子部の下面上に、第1貫通電極部と電気的に接続された導電性ペースト層をさらに備える。このように構成すれば、導電性ペースト層は半田ボールなどと比べて弾力性を有することから、導電性ペースト層で半導体センサ装置を実装基板に実装することによって、外部から衝撃が加わった場合(たとえば、半導体センサ装置が内蔵された電子機器などを落下させた場合)でも、その衝撃を導電性ペースト層で緩和することができる。このため、収音素子部に直接加わる衝撃を軽減することができるので、これによっても、収音素子部の振動電極部や背面電極部などが破損するという不都合が生じるのを抑制することができる。
この場合において、導電性ペースト層は、Agペーストから構成することができる。
上記一の局面による半導体センサ装置において、収音素子部の下面上に、複数の第1貫通電極部の各々と電気的に接続された突起電極部を備えていてもよい。
以上のように、本発明によれば、実装面積を低減しながら、信頼性の低下を抑制することが可能な半導体センサ装置を容易に得ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、半導体センサ装置の一例であるシリコンマイクロホン(音響センサ)に本発明を適用した場合について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの断面図である。図2は、本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの裏面側から見た平面図である。図3は、本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの振動膜の平面図である。なお、図1は、図2の100−100線に沿った断面を示している。まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの構造について説明する。
第1実施形態によるシリコンマイクロホンは、図1に示すように、WLCSP型のパッケージ形態に構成されている。具体的には、シリコンマイクロホンは、外部からの音声を収音して電気信号に変換する収音素子部20と、収音素子部20を保護するために上部を覆う保護カバー30とを備えており、収音素子部20の所定部分には、複数の貫通電極40が形成されている。また、収音素子部20の下面側には、複数の貫通電極40の各々と電気的に接続された複数の半田ボール60が設けられている。なお、貫通電極40は、本発明の「第1貫通電極部」の一例であり、半田ボール60は、本発明の「突起電極」の一例である。
収音素子部20は、カンチレバー型のコンデンサマクロホンから構成されており、半導体プロセス技術を利用した微細加工技術(MEMS技術)によって形成されている。この収音素子部20は、半導体基板1と、半導体基板1上に振動可能に設けられた振動膜11と、空隙部13を介して振動膜11と対向配置された背面電極板12とを備えている。また、半導体基板1は、絶縁性のシリコンから構成されており、中央部の領域に厚み方向に貫通する収音用の開口部1aを有している。この開口部1aは、下面側ほど開口幅が小さくなる断面台形状に形成されており、上記した空隙部13と連通している。なお、半導体基板1は、本発明の「基板」の一例である。また、振動膜11および背面電極板12は、それぞれ、本発明の「振動電極部」および「背面電極部」の一例である。
振動膜11は、アルミニウムからなる第1金属層5と、酸化シリコンからなる第1絶縁層6とを含んでおり、上記した第1絶縁層6が第1金属層5の表面(上面)および側面を覆うように形成されている。また、振動膜11は、半導体基板1の開口部1aに対向する対向部11aと、対向部11aの一端部に一体的に連結され、振動膜11を支持する支持部11bとを有している。この対向部11aは、図3に示すように、平面的に見て、矩形状に形成されている。また、支持部11bは、対向部11aの一端部の2カ所に、それぞれ、所定方向に延びるように形成されている。なお、振動膜11の支持部11bは、酸化シリコンからなる保護層3を介して、半導体基板1の上面上に固定されている。これにより、振動膜11は、片持支持された状態となり、音波による音圧変化に応じて振動することが可能に構成される。
背面電極板12は、金からなる第2金属層9と、酸化シリコンからなる第2絶縁層8とを含んでいる。また、背面電極板12は、開口部1aの上方において、振動膜11の上方に所定の間隔(たとえば、約4μm)を隔てて対向する対向部12aと、対向部12aの一端部に一体的に連結され、背面電極板12を支持する支持部12bとを有している。また、対向部12aは、平面的に見て、矩形状に形成されているとともに、支持部12bは、対向部12aの一端部の2カ所に、それぞれ、所定方向に延びるように形成されている。また、背面電極板12の支持部12bは、酸化シリコンからなる保護層3を介して、半導体基板1の上面上に固定されている。そして、第2金属層9の下面は、上記した第2絶縁層8で覆われており、第2金属層9の表面(上面)および側面は、窒化シリコンからなる表面保護層10で覆われている。なお、保護層3は、後述する金属エッチング液、ポリシリコンエッチング液およびシリコンエッチング液に対する耐性を有している。
ここで、第1実施形態では、半導体基板1の下面上に、シリコンからなる板状部材50が開口部1aを覆うように封止樹脂層51を介して固着されている。この板状部材50は、図1および図2に示すように、開口部1aに対応する領域に、平面的に見て格子状に形成された複数の貫通孔部50aを有している。なお、複数の貫通孔部50aの各々は、MEMS技術を用いて、異物や塵芥などを通さない大きさに形成されている。
また、第1実施形態では、図1に示すように、半導体基板1に、上面から下面まで貫通する複数(4つ)の貫通電極40が形成されている。この貫通電極40は、振動膜11の支持部11bの下方および背面電極板12の支持部12bの下方にそれぞれ形成されている。具体的には、半導体基板1における振動膜11の支持部11bおよび背面電極板12の支持部12bに対応する所定領域に貫通孔が形成され、その貫通孔に銅からなる導電部材が埋め込まれて貫通電極40が形成されている。また、複数の貫通電極40の各々は、半導体基板1の上面および下面から突出するように形成されている。さらに、振動膜11の支持部11bの下方に形成された貫通電極40の一方端部は、振動膜11の第1金属層5と電気的に接続されており、背面電極板12の支持部12bの下方に形成された貫通電極40の一方端部は、背面電極板12の第2金属層9と電気的に接続されている。
また、板状部材50の貫通電極40に対応する領域には、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されており、その貫通孔内に銅からなる導電体52が埋め込まれている。この導電体52の各々は、貫通電極40と電気的に接続された状態となっている。そして、この導電体52を介して、収音素子部20の下面側に設けられた半田ボール60と貫通電極40とが、互いに電気的に接続されている。
また、保護カバー30は、シリコンから構成されており、凹部30aを有する箱状に形成されている。この保護カバー30は、振動膜11および背面電極板12を保護するように、封止樹脂層31を介して収音素子部20の上部に取り付けられている。なお、保護カバー30は、本発明の「カバー部材」の一例である。
上記のように構成されたシリコンマイクロホンでは、振動膜11と背面電極板12とによって、振動膜11の振動により静電容量が変化するコンデンサが形成される。そして、開口部1aを介して音声(音圧)が入力されると、その音声(音圧)により振動膜11が振動し、この振動膜11の振動によって生じるコンデンサの静電容量の変化に応じた電気信号が、貫通電極40を介して出力される。なお、第1実施形態によるシリコンマイクロホンは、実装基板70上にフリップチップ実装される。
第1実施形態では、上記のように、半導体基板1に複数の貫通電極40を形成することによって、半導体基板1(収音素子部20)の上面側と下面側とを電気的に接続することが可能となるので、半導体基板1(収音素子部20)の下面(裏面)側を実装基板70の実装面と対向するようにして、シリコンマイクロホンを実装基板70に実装(フリップチップ実装)することができる。このため、シリコンマイクロホンを実装基板70に実装することによって、収音用の開口部1aを実装基板70で覆われた状態にすることができるので、異物や塵芥などをシリコンマイクロホンの内部に侵入し難くすることができる。これにより、異物や塵芥などがシリコンマイクロホンの内部に侵入することに起因して、収音素子部20の振動膜11や背面電極板12などが破損するという不都合が生じるのを抑制することができる。その結果、信頼性の低下を抑制することができる。
また、第1実施形態では、シリコンマイクロホンは、WLCSP型のパッケージ形態に構成されているので、容易に、パッケージサイズを小さくすることができる。このため、容易に、実装面積の低減を図ることができる。
なお、上記した第1実施形態の構成では、収音素子部20はシリコンから構成されているため、半導体プロセス技術を利用した微細加工技術(MEMS技術)を用いて耐熱性の優れた収音素子部20を容易に形成することができる。このため、実装基板70にリフロー実装した場合でも感度変化が小さいシリコンマイクロホンを得ることができる。すなわち、信頼性の高いシリコンマイクロホンを得ることができる。
また、第1実施形態では、板状部材50における開口部1aに対応する領域に、格子状に形成された複数の貫通孔部50aを設けることによって、複数の貫通孔部50aを介して、外部からの音声(音圧)を内部に取り込むことができる一方、異物や塵芥などが内部に侵入するのを抑制することができる。これにより、信頼性の低下を抑制しながら、収音素子部20による集音効率の低下を抑制することができる。
また、第1実施形態では、板状部材50をシリコンから構成することによって、半導体プロセス技術を利用した微細加工技術(MEMS技術)を用いて、異物や塵芥などが内部に侵入するのを抑制することが可能な貫通孔部50aを、容易に、板状部材50に形成することができる。
図4〜図21は、本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。次に、図1および図4〜図21を参照して、本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法について説明する。
まず、図4に示すように、シリコンからなる半導体基板1の上面上に、所定の部分に開口80aを有するレジスト層80を形成する。次に、図5に示すように、反応性イオンエッチング(RIE)法を用いて、レジスト層80をマスクとして、半導体基板1の上面から所定の深さまでエッチングすることにより、半導体基板1の所定領域に複数の凹所1bを形成する。その後、レジスト層80を除去する。
次に、図6に示すように、スパッタ法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法などを用いて、凹所1bの内部に、銅からなる導電部材40aを充填する。この際、必要に応じて、凹所1bの内側面(内壁部)に拡散防止層や酸化防止層などの層を形成してもよい。
続いて、図7に示すように、熱酸化処理によって、半導体基板1の表面にシリコン酸化層2を形成する。次に、図8に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、シリコン酸化層2上の所定領域に、レジスト層81を形成する。そして、レジスト層81をマスクとしてシリコン酸化層2をエッチングすることにより、シリコン酸化層2の所定領域を除去する。これにより、半導体基板1の上面上に、半導体基板1の表面の一部を保護層非形成領域として露出させる開口3aを有する保護層3が形成される。
その後、開口3aの内側領域および保護層3の上面上に、ポリシリコン層(図示せず)を堆積し、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術により、保護層3上のポリシリコン層を除去する。これにより、保護層3の開口3aの内側の領域に、図9に示すようなポリシリコンからなるポリシリコン犠牲層4が形成される。
次に、図10に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、半導体基板1上の所定領域に、保護層3およびポリシリコン犠牲層4に跨るように、アルミニウムからなる第1金属層5を形成する。この際、第1金属層5は、上記した導電部材40a(複数の導電部材40aの一部)の一方端部と電気的に接続するように形成する。そして、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、第1金属層5の上面および側面を覆うように、酸化シリコンからなる第1絶縁層6を形成する。
次に、図11に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、第1絶縁層6、ポリシリコン犠牲層4および保護層3上に跨るように、アルミニウムからなる金属犠牲層7を形成する。次に、図12に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、金属犠牲層7上に、酸化シリコンからなる第2絶縁層8を形成する。続いて、図13に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、第2絶縁層8の上面上および保護層3上の所定領域に金からなる第2金属層9を形成する。この際、第2金属層9は、導電部材40a(複数の導電部材40aの他の一部)の一方端部と電気的に接続するように形成する。
次に、図14に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、半導体基板1上の所定領域に、窒化シリコンからなる表面保護層10を形成する。そして、図15に示すように、アルミニウムをエッチング可能な金属エッチング液を用いて、アルミニウムからなる金属犠牲層7を除去する。これにより、第1絶縁層6(振動膜11)と第2絶縁層8(背面電極板12)との間に、空隙部13が形成される。
その後、その空隙部13から、ポリシリコンをエッチング可能なポリシリコンエッチング液を供給することにより、図16に示すように、ポリシリコン犠牲層4を除去する。これにより、半導体基板1の表面(上面)の一部が、保護層非形成領域として保護層3の開口3aの内側の領域に露出する。
次に、半導体基板1の下面(裏面)側のシリコン酸化層2を除去した後、エッチバックなどによって、半導体基板1の下面側を所定量だけ除去する。これにより、図17に示すように、上記した導電部材40aが半導体基板1の厚み方向に貫通して貫通電極40となる。また、半導体基板1を貫通する貫通電極40は、半導体基板1の下面から突出した状態となる。
次に、図18に示すように、第1絶縁層6と第2絶縁層8との間の空隙部13から、シリコンをエッチング可能なシリコンエッチング液を供給することにより、シリコンからなる半導体基板1の所定領域をエッチングする。これにより、半導体基板1に、下面側ほど開口幅が小さくなる断面台形状の開口部1aが形成される。
次に、図19に示すように、MEMS技術を用いて凹部30aが形成されたシリコンからなる保護カバー30を、半導体基板1の上面上に、封止樹脂層31を介して固着する。次に、図20に示すように、格子状に複数の貫通孔部50aが形成されたシリコンからなる板状部材50を、半導体基板1の下面上に封止樹脂層51を介して固着する。この際、貫通孔部50aが形成された部分が、半導体基板1の開口部1aの下方に位置するように固着する。なお、板状部材50の貫通電極40に対応する領域に、厚み方向に貫通する貫通孔を形成するとともに、その貫通孔内に銅からなる導電体52を埋め込む。そして、貫通電極40と導電体52とが電気的に接続するように、板状部材50を固着する。
続いて、図21に示すように、板状部材50の導電体52の部分に、導電体52と電気的に接続する半田ボール60を形成する。最後に、ダイシングソーを用いて、半導体基板1、保護カバー30および板状部材50を切断することにより個片化する。このようにして、図1に示したような、第1実施形態によるシリコンマイクロホンが製造される。
(第2実施形態)
図22および図23は、本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの断面図である。図24は、本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの裏面側から見た平面図である。なお、図22は、図24の200−200線に沿った断面を示しており、図23は、図24の300−300線に沿った断面を示している。次に、図22〜図24を参照して、本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの構造について説明する。
この第2実施形態によるシリコンマイクロホンでは、図22および図23に示すように、保護カバー130の上面上に、圧電振動素子140が取り付けられている。また、保護カバー130は、シリコンから構成されており、外周部の領域に、保護カバー130の上面から下面まで厚み方向に貫通する複数(4つ)の貫通電極135が形成されている。なお、保護カバー130は、本発明の「カバー部材」の一例であり、貫通電極135は、本発明の「第2貫通電極部」の一例である。
また、収音素子部120の半導体基板1には、振動膜11および背面電極板12と電気的に接続される貫通電極40に加えて、貫通電極40がさらに複数形成されている。具体的には、平面的に見た場合に、保護カバー130の貫通電極135に対応する領域にも、貫通電極40が形成されている。そして、保護カバー130に形成された複数の貫通電極135の各々の一方端部は、圧電振動素子140と電気的に接続されており、複数の貫通電極135の各々の他方端部は、貫通電極40と電気的に接続されている。
また、板状部材50における貫通電極40に対応する領域には、図22〜図24に示すように、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されている。この貫通孔内には、銅からなる導電体52が埋め込まれており、導電体52の各々は、貫通電極40と電気的に接続された状態となっている。
また、第2実施形態によるシリコンマイクロホンは、Agペーストからなる導電性ペースト層160を介して、実装基板70上に実装される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、保護カバー130の上面上に、圧電振動素子140を設けるとともに、保護カバー130の外周部の領域に、保護カバー130の上面から下面まで厚み方向に貫通する貫通電極135を形成し、かつ、貫通電極135の一方端部を、圧電振動素子140と電気的に接続するとともに、貫通電極135の他方端部を、貫通電極40と電気的に接続することによって、シリコンマイクロホンの内部に異物や塵芥などが侵入した場合でも、圧電振動素子140を振動させることによって、内部に侵入した異物や塵芥などを取り除くことができる。これにより、容易に、異物や塵芥などに起因する収音素子部120の破線を抑制することができる。なお、この場合、圧電振動素子140は、収音素子部120が破損しない振動モードで振動するように構成されているのが好ましい。
また、第2実施形態では、導電性ペースト層160を介して、実装基板70上に実装することによって、外部から衝撃が加わった場合(たとえば、半導体センサ装置が内蔵された電子機器などを落下させた場合)でも、その衝撃を導電性ペースト層160で緩和することができるので、収音素子部120に直接加わる衝撃を軽減することができる。このため、これによっても、収音素子部120の振動膜11や背面電極板12などが破損するという不都合が生じるのを抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
図25〜図29は、本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための図である。続いて、図5〜図16、図22および図25〜図29を参照して、本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法について説明する。
まず、図25に示すように、シリコンからなる半導体基板1の上面上に、所定の部分に開口82aを有するレジスト層82を形成する。次に、図5〜図16に示した上記第1実施形態と同様の方法を用いて、半導体基板1に複数の貫通電極40を形成するとともに、半導体基板1の上部に振動膜11および背面電極板12などを形成する。これにより、図26に示すような形状が得られる。なお、半導体基板1を貫通する複数の貫通電極40の各々は、半導体基板1の下面から突出した状態となる。
次に、図27に示すように、第1絶縁層6と第2絶縁層8との間の空隙部13から、シリコンをエッチング可能なシリコンエッチング液を供給することにより、シリコンからなる半導体基板1の所定領域をエッチングする。これにより、半導体基板1に、下面側ほど開口幅が小さくなる断面台形状の開口部1aが形成される。
続いて、図28に示すように、半導体基板1の上面上に、封止樹脂層31を介して保護カバー130を固着する。その際、保護カバー130は、予め形成された貫通電極135(図23参照)が、貫通電極40と電気的に接続するように固着する。そして、保護カバー130の上面上に圧電振動素子140を形成する。この際、圧電振動素子140は、図23に示したように、貫通電極135の一方端部と電気的に接続するように形成する。
次に、図29に示すように、複数の貫通孔部50aが格子状に形成されたシリコンからなる板状部材50を、半導体基板1の下面上に封止樹脂層51を介して固着する。この際、貫通孔部50aが形成された部分が、半導体基板1の開口部1aの下方に位置するように固着する。なお、板状部材50における貫通電極40に対応する領域には、予め、厚み方向に貫通する貫通孔を形成しておき、その貫通孔内に銅からなる導電体52を埋め込んでおく。そして、貫通電極40と導電体52とが電気的に接続するように、板状部材50を固着する。
その後、ダイシングソーを用いて、半導体基板1、保護カバー130および板状部材50を切断することにより個片化する。このようにして、図22に示したような、第2実施形態によるシリコンマイクロホンが製造される。なお、第2実施形態によるシリコンマイクロホンは、導電性ペースト層160を介して、実装基板70上に実装される。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、板状部材の所定領域に、格子状に複数の貫通孔部を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、貫通孔部を設けない構成にしてもよい。また、板状部材を設けない構成にしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、収音素子部をカンチレバー型に構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、収音素子部を、カンチレバー型以外のダイアフラム型に構成することもできる。
また、上記第1および第2実施形態において、図30に示すように、シリコンからなる保護カバー130に、収音素子部120からの電気信号を処理する制御素子131などを形成してもよい。このように構成した場合には、実装基板70に、別途制御素子などを設ける必要がなくなるので、実装面積を容易に低減することができる。なお、図30では、第2実施形態の構成に制御素子131などを形成した構成を示したが、第1実施形態の構成に制御素子などを形成した構成にしてもよい。また、図30では、保護カバー130の裏面側に制御素子131などを形成した例を示したが、保護カバー130の上面に制御素子などを形成してもよい。さらに、制御素子などが形成されたチップを保護カバー131の上面上に配置するようにしてもよい。
なお、シリコンマイクロホンの貫通電極は、上記第1および第2実施形態で示した方法と異なる方法で形成してもよい。
また、上記第1実施形態では、シリコンからなる保護カバーを用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、シリコン以外の材料からなる保護カバーを用いてもよい。シリコン以外の材料としては、たとえば、洋白(銅、亜鉛、ニッケルから構成される合金)などのシールド材に用いられる金属箔などが考えられる。
また、上記第2実施形態では、導電性ペースト層をAgペーストから構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、導電性ペースト層は、Agペースト以外の導電性ペーストから構成されていてもよい。
本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの裏面側から見た平面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの振動膜の平面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの断面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの断面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの裏面側から見た平面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための平面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態によるシリコンマイクロホンの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の変形例によるシリコンマイクロホンの断面図である。
符号の説明
1 半導体基板(基板)
2 シリコン酸化層
3 保護層
4 ポリシリコン犠牲層
5 第1金属層
6 第1絶縁層
7 金属犠牲層
8 第2絶縁層
9 第2金属層
10 表面保護層
11 振動膜(振動電極部)
12 背面電極板(背面電極部)
13 空隙部
20、120 収音素子部
30、130 保護カバー(カバー部材)
40 貫通電極(第1貫通電極部)
40a 導電部材
50 板状部材
50a 貫通孔部
52 導電体
60 半田ボール(突起電極)
70 実装基板
135 貫通電極(第2貫通電極部)
140 圧電振動素子
160 導電性ペースト層

Claims (10)

  1. シリコンからなる収音素子部と、
    前記収音素子部の上部を覆うカバー部材とを備え、
    前記収音素子部は、基板と、前記基板上に振動可能に設けられた振動電極部と、前記振動電極部から所定の間隔を隔てて対向配置された背面電極部と、前記基板の厚み方向に前記基板を貫通する収音用の開口部とを含み、
    少なくとも前記基板には、上面から下面まで厚み方向に貫通する導電性の第1貫通電極部が複数形成されていることを特徴とする、半導体センサ装置。
  2. 前記複数の第1貫通電極部のうちの少なくとも1つは、前記振動電極部と電気的に接続されており、
    前記複数の第1貫通電極部のうちの少なくとも他の1つは、前記背面電極部と電気的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の半導体センサ装置。
  3. 前記基板の下面上には、前記開口部を覆う板状部材が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体センサ装置。
  4. 前記板状部材の前記開口部に対応する領域には、格子状に形成された複数の貫通孔部が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の半導体センサ装置。
  5. 前記板状部材は、シリコンから構成されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の半導体センサ装置。
  6. 前記カバー部材の上面上には、圧電振動素子が設けられているとともに、前記カバー部材の外周部の領域には、前記カバー部材の上面から下面まで厚み方向に貫通する第2貫通電極部が形成されており、
    前記第2貫通電極部の一方端部は、前記圧電振動素子と電気的に接続されているとともに、前記第2貫通電極部の他方端部は、前記第1貫通電極部と電気的に接続されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体センサ装置。
  7. 前記カバー部材は、シリコンから構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の半導体センサ装置。
  8. 前記収音素子部の下面上に、前記第1貫通電極部と電気的に接続された導電性ペースト層をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体センサ装置。
  9. 前記導電性ペースト層は、Agペーストから構成されていることを特徴とする、請求項8に記載の半導体センサ装置。
  10. 前記収音素子部の下面上に、前記複数の第1貫通電極部の各々と電気的に接続された突起電極部をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体センサ装置。
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