JP2003501556A - 活性化処理に依存せずに水素を吸着することができる複合材料、及びその製造方法 - Google Patents

活性化処理に依存せずに水素を吸着することができる複合材料、及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003501556A
JP2003501556A JP2001502132A JP2001502132A JP2003501556A JP 2003501556 A JP2003501556 A JP 2003501556A JP 2001502132 A JP2001502132 A JP 2001502132A JP 2001502132 A JP2001502132 A JP 2001502132A JP 2003501556 A JP2003501556 A JP 2003501556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palladium
composite material
powder
material according
getter material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001502132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003501556A5 (ja
JP4662666B2 (ja
Inventor
ポルタ,パオロ デラ
ボッフィート,クラウディオ
トイア,ルカ
Original Assignee
サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26331659&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003501556(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from IT1999MI001241 external-priority patent/IT1312339B1/it
Priority claimed from IT2000MI000475A external-priority patent/IT1318382B1/it
Application filed by サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ filed Critical サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ
Publication of JP2003501556A publication Critical patent/JP2003501556A/ja
Publication of JP2003501556A5 publication Critical patent/JP2003501556A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4662666B2 publication Critical patent/JP4662666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J7/00Details not provided for in the preceding groups and common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J7/14Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the vessel
    • H01J7/18Means for absorbing or adsorbing gas, e.g. by gettering
    • H01J7/183Composition or manufacture of getters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J7/00Details not provided for in the preceding groups and common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J7/14Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the vessel
    • H01J7/18Means for absorbing or adsorbing gas, e.g. by gettering
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/32Hydrogen storage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12014All metal or with adjacent metals having metal particles
    • Y10T428/12028Composite; i.e., plural, adjacent, spatially distinct metal components [e.g., layers, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12181Composite powder [e.g., coated, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
    • Y10T428/2991Coated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 水及び酸素のような大量の不活性ガスに露出させた後でさえも、水素を吸着することができる複合材料を開示する。この複合材料は、パラジウム、パラジウム−銀合金、酸化パラジウム、又はパラジウムと非蒸発性ゲッター材料との反応による化合物の堆積物によって、少なくとも部分的に表面をコーティングされた非蒸発性ゲッター材料でできている。更に、これらの複合材料を製造する方法も開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、活性化処理に依存せずに、水素のみを吸着することができる複合材
料、並びにこの処理の結果として水素以外のガス及び活性化処理に依存せずに、
水素を吸着することができる複合材料に関する。また本発明は、そのような材料
を製造する方法にも関する。
【0002】 技術的に新しい用途では、ガス吸着は一般に非蒸発性ゲッター材料(NEGと
しても知られる)によって行われている。このNEGは、ジルコニウム、チタン
、又はこれらの金属に基づいて遷移金属及びアルミニウムから選択される1又は
複数の他の元素を伴う合金のような金属を含んでいる。これらの材料は、減圧の
維持及びガスの純化の分野において一般に使用されている。これらの金属の主な
用途としては、例えば熱容器(保温瓶)、デュアー瓶、北極圏でのオイル輸送の
ためのパイプ、又は海上の採掘プラットフォームと陸地とをつなぐ海底パイプの
内側減圧空間での、断熱のための減圧の維持がある。また特にこれらの金属の用
途としては、石油採掘のために使用する採掘パイプがある。ここでは、石油を通
すパイプを断熱して、このパイプを通る流体が過剰に冷却されることを避ける。
このような過剰な冷却は、流体の重い成分を固化させて全体の粘度を増加させ、
場合によってはパイプを破壊してしまう。NEG材料の他の重要な用途は、水素
、酸素、水、酸化炭素、及び場合によっては窒素のようなガスを、希ガスから除
去することである。この希ガスは、半導体産業又はランプの充填雰囲気で使用す
るものである。
【0003】 NEG材料は、いくつかの特許明細書で対象とされている。米国特許第3,2
03,901号明細書は、Zr−Al合金、特に重量分率組成がZr84%−A
l16%である合金を開示している。これはこの出願人によって製造され、St
101(商標)という名称で販売されている。米国特許第4,071,335号
明細書は、Zr−Ni合金、特に重量組成がZr75.7%−Ni24.3%で
ある合金を開示している。これはこの出願人によって製造され、St199(商
標)という名称で販売されている。米国特許第4,306,887号明細書は、
Zr−Fe合金、特に重量組成がZr76.6%−Fe23.4%である合金を
開示している。これはこの出願人によって製造され、St198(商標)という
名称で販売されている。米国特許第4,312,669号明細書は、Zr−V−
Fe合金、特に重量分率組成がZr70%−V24.6%−Fe5.4%である
合金を開示している。これはこの出願人によって製造され、St707(商標)
という名称で販売されている。米国特許4,668,424号明細書は、組成が
Zr−Ni−A−Mである合金を開示している(Aは1又は複数の希土類元素を
示し、Mはコバルト、銅、鉄、アルミニウム、スズ、チタン、ケイ素から選択さ
れる1又は複数の元素を示している)。ヨーロッパ特許出願公開第869,19
5号明細書は、組成がZr−Co−Aである合金(Aは、イットリウム、ランタ
ン、希土類、又はそれらの混合物から選択される元素)、特に重量分率組成がZ
r80.8%−Co14.2%−A5%である合金を開示している。これはこの
出願人によって製造され、St787(商標)という名称で販売されている。最
後に、米国特許第4,457,891号明細書は、Ti−Ni合金及びTi−V
−Mn合金を開示している。
【0004】 NEG材料による上述のガスの吸着は2つの段階で起こる。第1の段階は、ガ
ス種の表面化学吸着であり、一般に成分原子の種の分離を伴う。低い温度であっ
ても、水素原子が材料中に広がって、初めの固溶体を作り、水素濃度が増加する
と、ZrH2のような水素化物を作る。従って水素吸着の能力は、低温であって
も高い。これに対して、酸素、炭素、及び窒素のような元素の吸着は異なる様式
で行われる。比較的低い温度(材料のタイプに依存して一般に約300〜500
℃よりも低温)では、表面化学吸着のみが起こり、酸化物、窒化物、又は窒化物
タイプの化合物を含む層が形成される。上述の温度よりも高い温度では、酸素、
窒素、及び炭素原子が材料中に拡散し、それによって清浄でガスを吸着すること
ができる表面が再生される。表面清浄化の効果は、NEG材料を十分に高い温度
に維持することによって、又は低温に維持し、断続的に規則正しい間隔で若しく
は吸着特性の減少が観察されたときに、上述の温度よりも高い温度にして、いわ
ゆる活性化処理をすることによって得ることができる。しかしながら、NEG材
料には、作業温度が室温(又はそれよりも低温)である多くの用途が存在し、ま
た活性が処理が実質的に不可能であることがある。これは例えば、石油採掘若し
くは輸送のためのパイプ又は保温瓶、又は蛍光灯の減圧空間である。この種の他
の重要な用途としては、バッテリーがあり、これにはNi−MHバッテリーのよ
うな再充電可能なもの、及び通常のアルカリバッテリーのような再充電が行えな
いものの両方があり、これはある種の操作条件において水素を放出し、ケース膨
張及び爆発をもたらす危険性がある。
【0005】 これらの条件において、比較的少量の酸素、窒素、又は炭素の吸着は、NEG
材料の表面に不動態層をもたらし、これは更なるガスの吸着を妨げて、理論量に
対する材料の吸着能力を減少させる。更に、既に説明した水素の吸着を妨げる不
動態層は、室温においてさえもかなりの程度でもたらされる。
【0006】 水素の存在は、NEG材料を使用する多くの装置において特に有害である。断
熱の用途では、水素は最も伝導性の良いガスであるので、少量でも水素が減圧空
間に存在すると、断熱性をかなり悪化させる。ランプでは、ガス充填混合物中の
このガスの存在は放電条件を変更し、従ってランプ自身の正確な機能を妨げ、一
般にその使用寿命を短くする。更に、水素の存在は、石油抽出のためのパイプに
おいて、更により大きな問題である。この用途では、例えば塩酸、硝酸、フッ化
水素酸、又はそれの混合物を含有する酸溶液を内側パイプに通して、石油を抽出
する岩の分解を促進する。しかしながら、酸はパイプの腐食をもたらし、微細な
穿孔及び同時の大量の水素の発生をもたらす。このように発生した水素は微細な
穿孔を容易に通過して、内側空間に侵入し、断熱性に深刻な問題をもたらす。
【0007】 ゲッター材料による水素除去性の改良は、PCT国際公開第98/37958
号明細書及びSU−A−1,141,920号明細書の課題である。これらの特
許明細書では、パラジウムによるこれらの材料のコーティングを開示している。
これらの明細書では、カソード堆積(「スパッタリング」として比較的良く知ら
れている)によってコーティングを行って、NEG材料の表面に貴金属の連続水
素透過可能フィルムを提供している。これらの条件では、ゲッター材料は、減圧
を維持しなければならない容器又は純化するガスに、前記フィルムを通してのみ
接触している。しかしながら、これらの明細書で記載されているゲッター系は、
平らな形状でのみ得ることができ、これはゲッター材料の可能な全ての用途にふ
さわしいわけではない。また、これらの系のガス吸着能力(つまり、吸着するこ
とができる最大ガス量)は減少している。これは、この平らな堆積物中の非蒸発
性ゲッター前記の量が少ないためである。最後に、この技術の系は、水素吸着に
対して完全に選択的であり、他のガス種の除去を行うことができない。
【0008】 ヨーロッパ特許第291,123号明細書は、Zr−Pd−Oの組成のゲッタ
ー材料のランプでの使用を開示している。ここで、パラジウムは0.4〜15%
のモル濃度で存在しており、酸素とジルコニウムとのモル比は、0.02〜1で
ある。
【0009】 本発明の目的は、活性化処理に依存せずに水素を吸着することができる複合材
料を提供すること、及びそのような材料を製造する方法を提供することである。
【0010】 これらの目的の第1は、金属パラジウム、酸化パラジウム、30原子%までの
銀を含有するパラジウム−銀合金、及びパラジウムとゲッター金属又はゲッター
合金の1若しくは複数の金属との化合物の1又は複数の種でできた堆積物によっ
て、表面の少なくとも10%をコーティングされた非蒸発性ゲッター材料の粉末
でできた複合材料によって達成される。
【0011】 特定の態様では本発明は、活性化処理に依存せずに水素を吸着すること、及び
材料処理の結果として水素以外のガスを吸着することができ、金属パラジウム、
酸化パラジウム、30原子%までの銀を含有するパラジウム−銀合金、及びパラ
ジウムとゲッター金属又はゲッター合金の1若しくは複数の金属との化合物の1
又は複数の種からなる堆積物によって、表面を少なくとも部分的にコーティング
され、コーティングの程度が約10〜90%である、非蒸発性ゲッター材料でで
きている複合材料に関する。
【0012】 本発明は、添付の図を参照して以下で説明する。
【0013】 本発明のために好ましくは堆積は、金属パラジウム又は30原子%までの銀を
含有するパラジウム−銀合金で行う。これらの堆積物は、存在することがある酸
素によって少なくとも部分的に酸化され、また本発明の材料に行うことがある熱
処理の結果として、金属パラジウム又はパラジウム−銀合金の堆積物は、下側の
ゲッター材料の1又は複数の金属と相互作用し(それぞれ、ゲッター材料が金属
又は合金である場合に)、合金又は金属間化合物を形成し、これはその後、少な
くとも部分的に酸化させることができる。特に示した場合を除いて以降では、こ
れら全ての種をパラジウム又はその化合物として示す。
【0014】 本発明で使用することができるNEG材料は既知のものであり、一般にZr、
Ti、Nb、Ta、V、これらの金属の合金、又はこれらとCr、Mn、Fe、
Co、Ni、Al、Y、La、及び希土類から選択される1又は複数の他の元素
との合金のような金属を挙げることができる。例えば、2成分合金Ti−V、Z
r−V、Zr−Al、Zr−Fe及びZr−Ni;3成分合金Ti−V−Mn、
Zr−Mn−Fe、及びZr−V−Fe;多成分合金Zr−Ni−A−M又はZ
r−Co−Aを挙げることができる(Aはイットリウム、ランタン、希土類、又
はそれらの混合物から選択される元素であり、Mはコバルト、銅、鉄、アルミニ
ウム、スズ、チタン、ケイ素、又はそれらの混合物から選択される元素を示す。
)最後に上述の金属及び合金の混合物を使用することが可能である。
【0015】 上述のように本発明では、コーティングの程度は、NEG材料表面の10%よ
りも多い。複合材料が意図している用途において、吸着を保証しなければならな
いガスが水素のみである場合、コーティングの程度は好ましくは100%である
。これに対し、水素以外のガスの除去能力を保証しなければならない場合、コー
ティングの程度は10〜90%であることが有利である。コーティングの程度が
10%よりも少ない場合、NEG材料の露出された表面が不動態化されたときに
、水素吸着速度がかなり減少する。反対に、コーティングの程度が90%よりも
大きい場合、活性化処理をしてNEG材料表面を清浄化したときに、水素以外の
ガスの吸着容量がかなり減少する。好ましくは、この第2の態様では、コーティ
ングの程度は材料表面の約25%〜75%である。
【0016】 堆積物厚さは、約5μmよりも薄い。この堆積物が比較的厚い場合には、比較
的多量のパラジウム(非常に高価な元素)の使用をもたらし、水素吸着を遅くし
、また薄い厚さの場合と比較して特段の利点を提供しない。
【0017】 本発明の複合材料は、粉末の形で使用する。ここでは、全ての粒子がパラジウ
ム又はその化合物の部分的なコーティングを有するNEG材料の粒子である。粉
末の粒度は、好ましくは約500μm未満、より好ましくは約20〜125μm
である。
【0018】 これらの粉末は、本発明の複合材料のみのペレットを作るために、圧縮して焼
結させること;又は例えば適当なパンチ(punch)によって圧縮して、上側
が開いた容器に装填すること;又は冷間圧延若しくはスクリーン印刷のような技
術によって、概して平らな支持体に再び堆積させることができる。ペレットの形
成、容器の使用、及び冷間積層は、粉末冶金の分野で既知であり、ゲッター材料
に適用するスクリーン印刷技術の詳細は、本出願人の米国特許第5,882,7
27号明細書に示されている。
【0019】 金属パラジウム、酸化パラジウム、又はパラジウムとゲッター材料の金属との
化合物の堆積物の場合に、本発明の複合材料は、様々な技術を使用して得ること
ができる。
【0020】 100%までの程度のコーティングを得るために、液相含浸技術を使用するこ
とができる。この技術では、NEG材料の粉末を、一般的に連続的な撹拌を行い
ながら、約25〜50℃の温度に維持されたパラジウム化合物を含有する溶液に
浸漬する。溶媒は、水、アルコール、又は水アルコール混合物でよい。パラジウ
ム化合物としては、例えば硝酸塩Pd(NO32、酢酸塩Pd(OOC−CH3
2、又はテトラアミノパラジウム錯体の塩[Pd(NH342+を使用するこ
とができる。その後、溶媒を蒸発させて乾燥させ、得られる乾燥した粉末を、5
〜45分間にわたって減圧下において500℃で処理した。この処理によって、
NEG金属又は合金の粒子の表面に存在するパラジウム塩が、酸化パラジウム(
硝酸塩又は酢酸塩の場合)又は金属パラジウム(テトラアミノ酢体塩の場合)に
転化する。酸化物が得られる場合には、その場でこれを部分的に還元して、酸素
への親和性が強いNEG材料の存在によって金属パラジウムにすることができる
。本発明の複合材料の粒子10は、パラジウム又はその化合物14の堆積物13
によって完全にコーティングされているNEG材料12の粒子11でできている
。これは、図1において断面で示している。図2は、部分的にパラジウムで覆わ
れた本発明の複合材料の粒子20を示している。ここでは粒子は、パラジウム又
はその化合物24の堆積物23が堆積したNEG材料22の粉末の粒子21でで
きている。
【0021】 部分的又は完全なコーティングの程度は、蒸気相からの化学堆積の技術を使用
して得ることもできる。この技術は、「化学気相堆積」又はCVDとして比較的
よく知られている。この技術は、例えば高温及び/又は低圧で、揮発性又は揮発
可能な堆積させる元素の先駆物質を蒸発させることを含む。この蒸発は、基材(
この場合には、粉末のNEG材料)が存在する容器において行い、この基材上で
先駆物質蒸気を凝縮させる。先駆物質の堆積の後で、熱処理によってこれを分解
し、金属パラジウム、酸化パラジウム、又はNEG開始材料の金属を伴うパラジ
ウム化合物のコーティングを提供する。CVD技術を使用する場合には、有機金
属パラジウム化合物を一般に使用する。
【0022】 100%未満の程度のコーティングが望ましい場合、上述の技術に加えて、蒸
蒸着又はスパッタリング技術を使用することが可能である。これらの技術では、
試料ホルダー上の薄い粉末層の形で、NEG材料を、減圧に維持された容器の内
側に配置し;パラジウム源として、蒸着の場合には電流によって加熱した金属ワ
イア、又はスパッタリングの場合にはいわゆる「ターゲット」を使用することが
可能である。蒸着させる又はカソード堆積(スパッタリング)するパラジウムは
、ワイアに露出されるNEG材料粒子の一部にのみ堆積する。これらの技術の使
用は図3に示す。ここでは、30は、試料ホルダー31上のNEG材料の粒子を
示し;32はパラジウム源(蒸着の場合にはワイア又はスパッタリングの場合に
はターゲット)を示し、33は、パラジウム源32によって放出されるパラジウ
ム原子であり、また34は、NEG材料粉末に堆積したパラジウムのフィルムを
示している。図4では、これらの技術で得られるような、本発明の複合材料のバ
ラバラの粉末を示している(図3及び4では、同じ参照番号は同じ要素に対応す
る)。コーティングの程度を増加させることが望ましい場合、例えば試料ホルダ
ーの振動によって、粉末を撹拌させ、それによってパラジウム堆積の間にそれら
の方向を変化させることも可能である。
【0023】 パラジウム−銀合金でコーティングを行う場合には、スパッタリング技術で、
供給源としてこの合金のターゲットを使用することが好ましい。
【0024】 液相からの含浸又はCVDの技術を使用することによって、NEG粉末の部分
的なコーティングを得ることは、先駆物質の使用量を制限し、これらの量を理論
的に節約することができ、実験によってもこのことが好ましくは得られる。蒸着
又はスパッタリング技術の代わりに使用する場合、形状的な要素によって部分的
なコーティングを得る。
【0025】 コーティングを提供するために使用する技術とは関係なく、NEG材料の粉末
に、水素を予め満たしてから、パラジウム(又はその先駆物質)の堆積操作を行
うことができる。この操作によってゲッターに吸着された水素は、パラジウム堆
積に続く熱処理の間に放出される。この処理は例えば、含浸又はCVDによる堆
積の技術の様なプロセス、又は蒸着又はスパッタリングの技術の場合の更なるプ
ロセスによって既に行われている処理であってもよい。水素の再放出は、NEG
材料表面の清浄化を行い、NEG材料による水素以外のガスの吸着性能を改良す
る。NEG材料の水素化又は脱水素化の処理に関する詳細は、米国特許第4,8
39,085号、及びヨーロッパ特許第716,772号明細書が言及している
【0026】 本発明は、以下の例によって更に説明する。これらの限定をしない例は、本発
明を実施する様式を当業者に教示すること、及び本発明を実施する最も良好な様
式を表すことを意図している。
【0027】 例1 この試験は、本発明の複合材料の調製を例示している。
【0028】 粒度が20〜128μmであるSt707(商標)合金10gを、パラジウム
とSt707(商標)合金との比を2wt%にして、0.43gのPd(NO3
2塩を含有する水溶液に浸漬する。穏やかなポンプ送出及び回転蒸発器(ロー
タリエバポレーター)を使用する撹拌を行いながらの加熱によって水を蒸発させ
る。減圧しながら500℃で、乾燥残留物に熱処理を行う。このようにして調製
した材料を試料1とする。
【0029】 例2 この試験は、本発明の複合材料の機能性を例示する。
【0030】 1gの試料1を、30分間にわたって500℃で活性化し、1.3×10-3
barの圧力のCOに5分間にわたって露出させ、次に2.7×10-3mbar
の圧力の水素に露出させた。吸差速度は、1秒間当たり水素約60mlである。
【0031】 例3(比較例) 例2の試験を、パラジウムでコーティングしていない1gの合金St707(
商標)に再び行った。吸着速度は、1秒間当たり水素約20mlである。
【0032】 例2と3との比較から、部分的にパラジウムでコーティングされた既知のNE
G材料でできた本発明の材料の水素吸着速度が、このコーティングを持たない同
じ既知のNEG材料のそれの約3倍であることが分かる。
【0033】 従って本発明は、水素の吸着に特に有益な複合材料を得ることを可能にする。
更に、いくらの従来技術の文献で示されているのと違って、本発明は、水素以外
の気体も吸着することができる材料を得ることを可能にし、ここでは水素の吸着
は他のガスの吸着によって影響を受けない。最後に、本発明は、平らではない又
は本質的に平らではない表面にさえパラジウムを堆積させる可能性を拡げる。こ
れは、全ての特定の用途に適当であり且つ様々な形状の水素吸着デバイス、特に
NEG材料の量が多く、それによって同様な既知のデバイスと比較して水素吸着
能力が大きいデバイスの提供を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、パラジウムで完全にコーティングされた本発明の複合材料の粉末粒子
の断面を示している。
【図2】 図2は、パラジウムで部分的にコーティングされた本発明の複合材料の粉末粒
子を示している。
【図3】 図3は、可能な調製技術によって、パラジウムでNEG材料の粉末をコーティ
ングする操作を示している。
【図4】 図4は、図3の技術によって得られる本発明の材料の粉末を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 20/30 B01J 20/30 C22C 5/04 C22C 5/04 // C01B 3/00 C01B 3/00 B H01M 4/24 H01M 4/24 J (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 トイア,ルカ イタリア国,イ−21040 カルナゴ,ビア デラ フォンタナ 14/ア Fターム(参考) 4G040 FA06 FC02 FD06 FE01 4G066 AA02B AA28B AA43D AA53A BA09 BA36 CA38 DA01 FA11 FA18 FA21 FA33 FA37 4K018 BC00 BC22 BC28 BD07 5H050 BA14 CA03 CB16 FA18 HA01

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性化処理に依存せずに水素を吸着することができる非蒸発
    性ゲッター材料粉末(12;22)でできた複合材料(10;20)であって、
    前記ゲッター材料粉末の表面の少なくとも10%が、金属パラジウム、酸化パラ
    ジウム、30原子%までの銀を含有するパラジウム−銀合金、及びパラジウムと
    前記ゲッター材料の1又は複数の金属との化合物の1又は複数の種でできた堆積
    物(13;23)によってコーティングされている、活性化処理に依存せずに水
    素を吸着することができる非蒸発性ゲッター材料粉末でできた複合材料。
  2. 【請求項2】 非蒸発性ゲッター材料粉末でできていて活性化処理の結果と
    して水素以外のガスも吸着することができる複合材料であって、前記ゲッター材
    料粉末の表面が、金属パラジウム、酸化パラジウム、30原子%までの銀を含有
    するパラジウム−銀合金、及びパラジウムと前記ゲッター材料の1又は複数の金
    属との化合物の1又は複数の種でできた堆積物によって部分的にコーティングさ
    れており、このコーティングの程度が約10〜90%である、非蒸発性ゲッター
    材料粉末でできていて活性化処理の結果として水素以外のガスも吸着することが
    できる請求項1に記載の複合材料。
  3. 【請求項3】 前記非蒸発性ゲッター材料が、 Zr、Ti、Nb、Ta、V金属; Zr及び/又はTiと、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Al、Cu、Sn、
    Si、Y、La及び希土類から選択される1又は複数の他の元素との合金; 前記金属及び前記合金の混合物; から選択される、請求項1又は2に記載の複合材料。
  4. 【請求項4】 前記非蒸発性ゲッター材料が、Ti−V、Zr−V、Zr−
    Al、Zr−Fe、Zr−Ni、Ti−V−Mn、Zr−Mn−Fe、Zr−V
    −Fe、Zr−Ni−A−M、又はZr−Co−A合金から選択される(Aは、
    イットリウム、ランタン、希土類、又はそれらの混合物から選択される元素を示
    し、またMは、コバルト、銅、鉄、アルミニウム、スズ、チタン、ケイ素、又は
    それらの混合物から選択される元素を示す)、請求項3に記載の複合材料。
  5. 【請求項5】 前記コーティングの程度が、前記非蒸発性ゲッター材料の表
    面の約25%〜75%である、請求項2に記載の複合材料。
  6. 【請求項6】 前記堆積物の厚さが約5μm未満である、請求項1又は2に
    記載の複合材料。
  7. 【請求項7】 前記粉末粒子の大きさが約500μm未満である、請求項1
    又は2に記載の複合材料。
  8. 【請求項8】 前記粉末の粒度が約20〜125μmである、請求項7に記
    載の複合材料。
  9. 【請求項9】 圧縮及び焼結した前記複合材料の粉末のみからできている、
    請求項1又は2に記載の複合材料を含むデバイス。
  10. 【請求項10】 上側が開いた容器に装填された又は支持体上に堆積した前
    記材料の粉末でできている、請求項1又は2に記載の複合材料を含むデバイス。
  11. 【請求項11】 非蒸発性ゲッター材料粉末をパラジウムの塩又は錯体の溶
    液に浸漬し、溶媒を蒸発させ、そして前記粉末に堆積した前記塩又は錯体を熱的
    に分解することによって、パラジウム、酸化パラジウム、又はそれらの混合物の
    堆積物を得る、請求項1又は2に記載の複合材料の調製方法。
  12. 【請求項12】 パラジウム化合物の蒸気相からの化学堆積と、それに続く
    熱処理による分解によって、パラジウム、酸化パラジウム、又はそれらの混合物
    の堆積物を、非蒸発性ゲッター材料の粉末上に提供する、請求項1又は2に記載
    の複合材料の調製方法。
  13. 【請求項13】 パラジウム金属の蒸着によって、パラジウムの堆積物を、
    非蒸発性ゲッター材料の粉末上に提供する、請求項2に記載の複合材料の調製方
    法。
  14. 【請求項14】 カソード堆積によって、パラジウムの堆積物を、非蒸発性
    ゲッター材料の粉末上に提供する、請求項2に記載の複合材料の調製方法。
  15. 【請求項15】 カソード堆積によって、パラジウム−銀合金の堆積物を、
    非蒸発性ゲッター材料の粉末上に提供する、請求項2に記載の複合材料の調製方
    法。
  16. 【請求項16】 前記非蒸発性ゲッター材料の粉末を水素化した後で、前記
    堆積物を提供し、その後の熱処理によって脱水素化する、請求項11〜15のい
    ずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 減圧空間が請求項1に記載の複合材料を保持している、減
    圧空間を有する断熱容器。
  18. 【請求項18】 減圧空間が請求項1に記載の複合材料を保持している、減
    圧空間を有する断熱パイプ。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の複合材料を保持している、再充電可能又
    は再充電不可能のタイプのバッテリー。
JP2001502132A 1999-06-02 2000-06-01 複合材料及びその調製方法 Expired - Fee Related JP4662666B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT1999MI001241 IT1312339B1 (it) 1999-06-02 1999-06-02 Materiali compositi capaci di assorbire idrogeno indipendentemente datrattamenti di attivazione e metodi per la loro produzione.
IT99A001241 1999-06-02
IT2000A000475 2000-03-09
IT2000MI000475A IT1318382B1 (it) 2000-03-09 2000-03-09 Materiali compositi capaci di assorbire idrogeno indipendentemente datrattamenti di attivazione e metodi per la loro produzione.
PCT/IT2000/000225 WO2000075950A1 (en) 1999-06-02 2000-06-01 Composite materials capable of hydrogen sorption independently from activating treatments and methods for the production thereof

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003501556A true JP2003501556A (ja) 2003-01-14
JP2003501556A5 JP2003501556A5 (ja) 2007-06-07
JP4662666B2 JP4662666B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=26331659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001502132A Expired - Fee Related JP4662666B2 (ja) 1999-06-02 2000-06-01 複合材料及びその調製方法

Country Status (10)

Country Link
US (3) US6682817B1 (ja)
EP (1) EP1101237B2 (ja)
JP (1) JP4662666B2 (ja)
KR (1) KR100702710B1 (ja)
CN (1) CN1149609C (ja)
AU (1) AU5102600A (ja)
CA (1) CA2339155C (ja)
DE (2) DE20023858U1 (ja)
TW (1) TW586135B (ja)
WO (1) WO2000075950A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529792A (ja) * 2005-02-17 2008-08-07 サエス ゲッターズ ソシエタ ペル アチオニ 弾力性多層ゲッター
JP2010503992A (ja) * 2006-09-15 2010-02-04 サエス ゲッターズ ソシエタ ペル アチオニ 金属ゲッターシステム
JP2010529607A (ja) * 2007-06-05 2010-08-26 サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ 有害物質を吸着するための手段を備える再充電可能なリチウム電池
JP2012528474A (ja) * 2009-05-25 2012-11-12 サエス・ゲッターズ・エッセ・ピ・ア 多層複合材ゲッター
US8741457B2 (en) 2007-06-05 2014-06-03 Saes Getters S.P.A. Rechargeable lithium batteries comprising means for the sorption of harmful substances in the form of a multilayer polymeric sheet

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1318937B1 (it) 2000-09-27 2003-09-19 Getters Spa Metodo per la produzione di dispositivi getter porosi con ridottaperdita di particelle e dispositivi cosi' prodotti
WO2002087729A1 (en) * 2001-04-30 2002-11-07 Battelle Memorial Institute Apparatus and method for separation/purification of fluids utilizing rapidly cycled thermal swing
EP1386344A2 (en) 2001-05-01 2004-02-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Discharge lamp
JP3572548B2 (ja) * 2002-05-24 2004-10-06 日本酸素株式会社 ガス精製方法及び装置
ITMI20031178A1 (it) * 2003-06-11 2004-12-12 Getters Spa Depositi multistrato getter non evaporabili ottenuti per
US8414718B2 (en) * 2004-01-14 2013-04-09 Lockheed Martin Corporation Energetic material composition
GB0427647D0 (en) 2004-12-17 2005-01-19 Johnson Matthey Plc Hydrogen getter
US7585693B2 (en) * 2006-03-31 2009-09-08 Intel Corporation Method of forming a microelectronic package using control of die and substrate differential expansions and microelectronic package formed according to the method
US7718016B2 (en) 2006-04-07 2010-05-18 Lockheed Martin Corporation Methods of making multilayered, hydrogen-containing intermetallic structures
US7829157B2 (en) 2006-04-07 2010-11-09 Lockheed Martin Corporation Methods of making multilayered, hydrogen-containing thermite structures
US7886668B2 (en) 2006-06-06 2011-02-15 Lockheed Martin Corporation Metal matrix composite energetic structures
US8250985B2 (en) * 2006-06-06 2012-08-28 Lockheed Martin Corporation Structural metallic binders for reactive fragmentation weapons
DE102006042226A1 (de) * 2006-09-06 2008-03-27 Günther & Co. GmbH Beschichteter Spiralbohrer
JP2009117093A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Panasonic Corp プラズマディスプレイパネル
WO2012141761A1 (en) * 2011-02-16 2012-10-18 Han Nee Methods of making and using palladium alloys
CN102810440B (zh) * 2012-08-02 2014-12-03 中国航天科工集团第二研究院二〇三所 一种制备氢原子频标的吸气片工艺方法
CN105617976A (zh) * 2014-09-25 2016-06-01 张红 真空绝热板用吸气剂及真空绝热板
US10421059B2 (en) 2014-10-24 2019-09-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Gas-adsorbing material and vacuum insulation material including the same
WO2018097325A1 (ja) * 2016-11-28 2018-05-31 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 非蒸発型ゲッタコーティング部品、容器、製法、装置
CN107983296A (zh) * 2017-12-09 2018-05-04 芜湖瑞德机械科技有限公司 绝热气瓶用氧化钯复合物以及制备方法
CN110918045B (zh) * 2019-12-10 2022-08-05 西华大学 一种常温吸气复合材料及其制品
CN112323015A (zh) * 2020-11-05 2021-02-05 昆山联德电子科技有限公司 一种吸气薄膜及其制备方法和应用
EP4318927A1 (en) 2021-05-31 2024-02-07 Saginomiya Seisakusho, Inc. Electret device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227301A (ja) * 1985-07-26 1987-02-05 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd 水素吸蔵合金
JPH0924234A (ja) * 1995-07-07 1997-01-28 Ngk Insulators Ltd 気体分離体、気体分離部材およびその製造方法
JPH1073556A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Fuji Electric Co Ltd ガスセンサ用触媒及びその製造方法

Family Cites Families (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US35725A (en) * 1862-06-24 Improvement in g ig sav
DD25282A (ja)
GB467001A (en) 1935-09-19 1937-06-09 British Thomson Houston Co Ltd Improvements in and relating to methods of wetting or coating one metal with another
DE1149962B (de) 1956-04-10 1963-06-06 Sherritt Gordon Mines Ltd Verfahren zum stromlosen Abscheiden von Metallueberzuegen auf Metallpulvern
US3203901A (en) 1962-02-15 1965-08-31 Porta Paolo Della Method of manufacturing zirconiumaluminum alloy getters
US3350846A (en) 1964-12-29 1967-11-07 Tyco Laboratories Inc Separation of hydrogen by permeation
BE755337A (fr) * 1969-08-27 1971-02-26 Union Carbide Corp Matiere absorbant l'hydrogene pour les cellules electrochimiques
DE2212740A1 (de) * 1971-07-01 1973-01-25 Hughes Aircraft Co Einen evakuierten behaelter umfassende anordnung
US3794610A (en) 1971-08-09 1974-02-26 Loctite Corp Plasticized anaerobic composition
US4046712A (en) * 1972-11-30 1977-09-06 United Kingdom Atomic Energy Authority Catalysts sputtered on substantially nonporous low surface area particulate supports
US3963826A (en) * 1974-02-15 1976-06-15 The United States Of America As Represented By The United States Energy Research And Development Administration Low temperature, low pressure hydrogen gettering
DE2448738C3 (de) 1974-10-12 1978-08-03 W.C. Heraeus Gmbh, 6450 Hanau Metallischer Dünnschicht-Verbundwerkstoff
IT1037196B (it) 1975-04-10 1979-11-10 Getters Spa Elemento di combustibile per reattore nucleare impiegante zr2ni come metallo getterante
JPS51148193A (en) * 1975-06-13 1976-12-20 Toshiba Corp A nuclear fuel element
JPS52103879A (en) * 1976-02-25 1977-08-31 Toshiba Corp Metallic vapor discharge lamp
IT1110271B (it) 1979-02-05 1985-12-23 Getters Spa Lega ternaria getterante non evaporabile e metodo di suo impiego per l'assorbimento di acqua,vapore d'acqua,di altri gas
US4272349A (en) * 1979-02-07 1981-06-09 Toyota Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Catalyst supported oxygen sensor with sensor element having catalyst and protective layers and a method of manufacturing same
IT1115156B (it) 1979-04-06 1986-02-03 Getters Spa Leghe zr-fe per l'assorbimento di idrogeno a basse temperature
DE3210381C1 (de) 1982-03-20 1983-05-19 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Legierung zum Speichern von Wasserstoff
DE3234671C1 (de) 1982-09-18 1983-06-01 Dornier System Gmbh, 7990 Friedrichshafen Verfahren zur Beschichtung von Wasserstoff-Speichermaterial mit Palladium
SU1141920A1 (ru) * 1983-11-29 1985-08-30 Предприятие П/Я А-1758 Нераспыл емый газопоглотитель
JPS61104053A (ja) * 1984-10-27 1986-05-22 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd ジルコニウム系水素吸蔵用合金
US4668424A (en) 1986-03-19 1987-05-26 Ergenics, Inc. Low temperature reusable hydrogen getter
NL8601674A (nl) 1986-06-26 1988-01-18 Philips Nv Elektrochemische cel.
EP0291123B1 (en) * 1987-05-13 1991-09-11 Koninklijke Philips Electronics N.V. Electric lamp provided with a getter
US4839085A (en) 1987-11-30 1989-06-13 Ergenics, Inc. Method of manufacturing tough and porous getters by means of hydrogen pulverization and getters produced thereby
EP0591126A4 (en) 1988-08-29 1995-09-06 Marian J Ostolski Process for making noble metal coated metallic particles, and resulting conductive materials
JPH0382734A (ja) 1989-08-25 1991-04-08 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd 希土類金属系水素吸蔵合金
US5656567A (en) * 1990-07-31 1997-08-12 Pgp Industries, Inc. Self-gettering catalysts
JP2977606B2 (ja) * 1990-11-29 1999-11-15 日本パイオニクス株式会社 希ガスの精製方法
IT1244689B (it) * 1991-01-25 1994-08-08 Getters Spa Dispositivo per eliminare l'idrogeno da una camera a vuoto, a temperature criogeniche,specialmente in acceleratori di particelle ad alta energia
US5238469A (en) * 1992-04-02 1993-08-24 Saes Pure Gas, Inc. Method and apparatus for removing residual hydrogen from a purified gas
DE69304701T2 (de) * 1992-06-08 1997-01-30 Getters Spa Evakuierter wärmedämmantel, insbesondere ein mantel eines dewargefässes oder einer anderen kryogenvorrichtung
US5451474A (en) 1994-04-04 1995-09-19 Motorola, Inc. Metal hydride hydrogen storage electrodes
IT1269978B (it) 1994-07-01 1997-04-16 Getters Spa Metodo per la creazione ed il mantenimento di un'atmosfera controllata in un dispositivo ad emissione di campo tramite l'uso di un materiale getter
TW287117B (ja) * 1994-12-02 1996-10-01 Getters Spa
US6069111A (en) * 1995-06-02 2000-05-30 Nissan Motor Co., Ltd. Catalysts for the purification of exhaust gas and method of manufacturing thereof
US6110807A (en) * 1995-06-07 2000-08-29 Saes Getters S.P.A. Process for producing high-porosity non-evaporable getter materials
DE69709313T2 (de) * 1996-02-09 2002-07-25 Saes Getters S.P.A., Lainate Kombination von materialen für die niedertemperaturanregung der aktivierung von gettermaterialien und damit hergestellte gettervorrichtungen
AU3967197A (en) * 1996-07-08 1998-02-02 Oceaneering Space Systems, A Division Of Oceaneering International, Inc. Insulation panel
IT1283484B1 (it) 1996-07-23 1998-04-21 Getters Spa Metodo per la produzione di strati sottili supportati di materiale getter non-evaporabile e dispositivi getter cosi' prodotti
US6673400B1 (en) * 1996-10-15 2004-01-06 Texas Instruments Incorporated Hydrogen gettering system
NL1004724C2 (nl) 1996-12-09 1998-06-11 Hoverdale N V Doseereenheid.
FR2760089B1 (fr) * 1997-02-26 1999-04-30 Org Europeene De Rech Agencement et procede pour ameliorer le vide dans un systeme a vide tres pousse
RU2118231C1 (ru) * 1997-03-28 1998-08-27 Товарищество с ограниченной ответственностью "ТЕХНОВАК+" Способ получения неиспаряемого геттера и геттер, полученный этим способом
IT1290451B1 (it) 1997-04-03 1998-12-03 Getters Spa Leghe getter non evaporabili
US6074973A (en) * 1998-03-20 2000-06-13 Engelhard Corporation Catalyzed hydrocarbon trap material and method of making the same
ITMI981245A1 (it) * 1998-06-03 1999-12-03 Getters Spa Processo per la produzione di pannelli in fibre metalliche funzionalizzati con catalizzatori e pannelli cosi' prodotti
US6232264B1 (en) * 1998-06-18 2001-05-15 Vanderbilt University Polymetallic precursors and compositions and methods for making supported polymetallic nanocomposites
IT1317951B1 (it) * 2000-05-30 2003-07-21 Getters Spa Leghe getter non evaporabili
US6514471B1 (en) * 2000-10-31 2003-02-04 Air Products And Chemicals, Inc. Removing fluorine from semiconductor processing exhaust gas
US6423575B1 (en) * 2001-07-27 2002-07-23 Dean Tran Hydrogen gettering structure including silver-doped palladium layer to increase hydrogen gettering of module component and semiconductor device module having such structure, and methods of fabrication

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227301A (ja) * 1985-07-26 1987-02-05 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd 水素吸蔵合金
JPH0924234A (ja) * 1995-07-07 1997-01-28 Ngk Insulators Ltd 気体分離体、気体分離部材およびその製造方法
JPH1073556A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Fuji Electric Co Ltd ガスセンサ用触媒及びその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529792A (ja) * 2005-02-17 2008-08-07 サエス ゲッターズ ソシエタ ペル アチオニ 弾力性多層ゲッター
JP2013063428A (ja) * 2005-02-17 2013-04-11 Saes Getters Spa 弾力性多層ゲッター
JP2010503992A (ja) * 2006-09-15 2010-02-04 サエス ゲッターズ ソシエタ ペル アチオニ 金属ゲッターシステム
JP2010529607A (ja) * 2007-06-05 2010-08-26 サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ 有害物質を吸着するための手段を備える再充電可能なリチウム電池
US8741457B2 (en) 2007-06-05 2014-06-03 Saes Getters S.P.A. Rechargeable lithium batteries comprising means for the sorption of harmful substances in the form of a multilayer polymeric sheet
JP2012528474A (ja) * 2009-05-25 2012-11-12 サエス・ゲッターズ・エッセ・ピ・ア 多層複合材ゲッター

Also Published As

Publication number Publication date
EP1101237B2 (en) 2017-08-16
CA2339155A1 (en) 2000-12-14
US20030203105A1 (en) 2003-10-30
AU5102600A (en) 2000-12-28
DE60013228T3 (de) 2018-02-22
JP4662666B2 (ja) 2011-03-30
US6682817B1 (en) 2004-01-27
TW586135B (en) 2004-05-01
EP1101237B1 (en) 2004-08-25
DE60013228T2 (de) 2005-09-22
EP1101237A1 (en) 2001-05-23
DE60013228D1 (de) 2004-09-30
DE20023858U1 (de) 2007-03-01
KR20010072216A (ko) 2001-07-31
CN1149609C (zh) 2004-05-12
KR100702710B1 (ko) 2007-04-02
US20040101686A1 (en) 2004-05-27
WO2000075950A1 (en) 2000-12-14
CA2339155C (en) 2008-05-27
CN1313998A (zh) 2001-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003501556A (ja) 活性化処理に依存せずに水素を吸着することができる複合材料、及びその製造方法
US5365742A (en) Device and process for the removal of hydrogen from a vacuum enclosure at cryogenic temperatures and especially high energy particle accelerators
JP6890788B2 (ja) 遷移金属担持金属間化合物、担持金属触媒、及びアンモニアの製造方法
RU2277609C2 (ru) Многослойные покрытия из неиспаряющегося геттера, получаемые катодным осаждением, и способ их изготовления
JP3419788B2 (ja) 非蒸発型ゲッタ材料の担持された薄層の製造方法及びそれにより製造されたゲッタ装置
JP2003501556A5 (ja)
JP2001513017A (ja) 非常に高真空の系において真空を改善するための装置と方法
Ren et al. Improved tolerance of Pd/Cu-treated metal hydride alloys towards air impurities
Kuhn et al. Adsorption of sulfur on bimetallic surfaces: Formation of copper sulfides on Pt (111) and Ru (001)
JP6737455B2 (ja) ラーベス相金属間化合物、金属間化合物を用いた触媒、及びアンモニア製造方法
JP2005262082A (ja) 水素分離膜、その製造方法並びに水素の分離方法
Imamura et al. The use of hydride-forming rare-earth–cobalt intermetallic compounds in the dehydrogenation of propan-2-ol
RU2251173C2 (ru) Композитные материалы, обладающие способностью к сорбции водорода независимо от их активационной обработки, и способы их получения
JP7090253B2 (ja) 金属間化合物、水素吸放出材料、触媒及びアンモニアの製造方法
US11548067B2 (en) Method for producing an open-pored metal body having an oxide layer and metal body produced by said method
JP2004122006A (ja) 水素分離膜、その製造方法及び水素の分離方法
WO2010010563A2 (en) Lithium or barium based film getters
ITMI20000475A1 (it) Materiali compositi capaci di assorbire idrogeno indipendentemente datrattamenti di attivazione e metodi per la loro produzione
JP2003193166A (ja) Mg系水素吸蔵合金及びその製造方法
JP2004018973A (ja) 水素吸蔵炭素材料の製造方法および水素吸蔵方法
Imamura et al. Hydriding properties of Mg-based hydrogen storage materials prepared chemically from a homogeneous phase
RU2001105922A (ru) Композитные материалы, обладающие способностью к сорбции водорода, независимо от их активационной обработки, и способы их получения
US20070258848A1 (en) Metal-Containing, Hydrogen-Storing Material and Method for Its Manufacture

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070403

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100720

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4662666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees