JP2003303492A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 さまざまな種類のデータ処理システムに対応
することが可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 入力バッファ32は入力バッファ100
および101を含む。入力バッファ100は外部データ
信号EXTDQと参照電位VREFを受けて内部データ
信号DINを出力する。入力バッファ101は互いに相
補の外部データ信号EXTDQおよびZEXTDQを受
けて内部データ信号DINを出力する。入力バッファ3
2は制御開路から出力される制御信号ENAおよびEN
Bに応答して、入力バッファ100または101のいず
れかを動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、さらに詳しくは外部のデータバスからデータを
受ける半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図29は、複数の半導体記憶装置を用い
たデータ処理システムに構成を示すブロック図である。
【0003】図29を参照して、データ処理システム2
00はコントローラ201と、PLL回路202と、複
数の半導体記憶装置203とを含む。
【0004】コントローラ201は、処理システム20
0全体を制御する。コントローラ201は各半導体記憶
装置203を指定するためのアドレス信号ADDと、各
半導体記憶装置203に伝送するためのデータ信号DQ
とを複数の半導体記憶装置203に出力する。また、コ
ントローラ201はPLL回路202にクロック信号C
LKを出力する。
【0005】PLL回路202はバッファ回路で構成さ
れる。PLL回路202は、コントローラ201から出
力された信号を受け、各半導体記憶装置203を制御す
るためのクロック信号EXTCLKを出力する。なお、
クロック信号用バス204は、各半導体記憶装置203
ごとに接地されている。
【0006】各半導体記憶装置203はその内部に接地
された入力バッファによりコントローラ201から送信
されたデータ信号DQを内部データ信号DINに変換す
る。
【0007】図30は図29中の各半導体記憶装置内に
接地された入力バッファの構成を示す回路図である。
【0008】図30を参照して、入力バッファ100は
PチャネルMOSトランジスタ1〜4とNチャネルMO
Sトランジスタ5〜8とを含む。
【0009】PチャネルMOSトランジスタ1,2とN
チャネルMOSトランジスタ5,6,8とでコンパレー
タを構成する。PチャネルMOSトランジスタ1および
2はカレントミラーを構成し、そのソースは内部電源電
位ノード9と接続される。
【0010】NチャネルMOSトランジスタ8のソース
は接地電位ノード10と接続され、そのゲートには、半
導体記憶装置203内部で生成された制御信号ENが入
力される。制御信号ENは入力バッファ100を動作さ
せるときにHレベルとなる信号である。
【0011】NチャネルMOSトランジスタ5のゲート
にはコントローラ201から送信された外部データ信号
EXTDQが入力される。また、NチャネルMOSトラ
ンジスタ6のゲートには、参照電位VREFが入力され
る。参照電位VREFは半導体記憶装置203の内部で
生成される。NチャネルMOSトランジスタ5および6
のソースはともにNチャネルMOSトランジスタ8のド
レインに接続される。
【0012】MOSトランジスタ1,2,5,6,8
は、外部データ信号EXTDQおよび参照電位VREF
のレベルを比較し、比較結果に応じた電位レベルの信号
VOを出力する。
【0013】PチャネルMOSトランジスタ4およびN
チャネルMOSトランジスタ7はインバータ11を構成
する。インバータ11は信号VOを受け反転して内部デ
ータ信号DINとして出力する。
【0014】PチャネルMOSトランジスタ3のソース
はPチャネルMOSトランジスタ2および4のソースと
接続され、そのドレインは、PチャネルMOSトランジ
スタ2のドレインおよびPチャネルMOSトランジスタ
4のゲートに接続される。PチャネルMOSトランジス
タ3のゲートには制御信号ENが入力される。その結
果、入力バッファ100は制御信号ENがHレベルのと
きはその動作を停止する。
【0015】以上に示した構成の入力バッファを含む半
導体記憶装置を使用するデータ処理システムでは、近年
高速化および低消費電力化が大きな課題となっている。
よって、データ処理システムは年々高速化が図られてい
るが、このような高速化に伴い、データ処理システムで
は伝送路におけるノイズが問題となってきている。
【0016】データ処理システムでは、種々の外的要因
を受けて基板上での電源ノイズが大きくなる。また、デ
ータ処理システム内のコントローラと半導体記憶装置と
を結ぶ伝送経路の配線レイアウトに依存して、DQ間カ
ップリングノイズが発生するという問題もある。よっ
て、データ処理システムの伝送経路設計では、ノイズ耐
性の向上を考慮する必要がある。
【0017】ノイズ耐性の向上が可能な回路構成は、特
開平3−171849号公報で報告されている。
【0018】図31は、ノイズ耐性の向上が可能な入力
バッファの構成を示す回路図である。
【0019】図31を参照して、入力バッファ101は
入力バッファ100と同様にPチャネルMOSトランジ
スタ1〜4とNチャネルMOSトランジスタ5〜8とを
含む。
【0020】入力バッファ101のNチャネルMOSト
ランジスタ6のゲートには、入力バッファ100と比較
して、参照電位VREFの代わりに外部データ信号ZE
XTDQが入力される。外部データ信号ZEXTDQは
外部データ信号EXTDQと相補の信号である。その他
の回路構成については入力バッファ100と同じである
ためその説明は繰返さない。
【0021】図31に示した入力バッファ101を含む
半導体記憶装置203はコントローラ201から相補の
外部データ信号EXTDQおよびZXTDQを受ける。
よって、コントローラ201と各半導体記憶装置203
とは相補のデータバスで接続される。
【0022】以上の構成により、各半導体記憶装置20
3は相補データバスと接続され、相補データバス上は相
補の外部データ信号EXTDQおよびZEXTDQが送
信される。その結果、データバスに発生するカップリン
グノイズはコモンモードとなる。よって、入力バッファ
101内のコンパレータでの増幅動作により相補データ
バスで伝送されたコモンモードノイズは相殺させること
ができる。
【0023】このように、入力バッファに相補の外部デ
ータ信号を入力する構成とすると、データバス上を伝送
する信号の振幅を小さくすることができる。また参照電
位VREFを受ける入力バッファ100と比較して入力
バッファ101はスルーレート依存性やVCC依存性と
いった特性が向上する。
【0024】以上の結果、相補データバスの構成にする
ことによりデータ処理システムの低消費電力化を図るこ
ともできる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】以上に示したように、
データ処理システムにおいてその伝送経路を相補の信号
を伝達する相補データバスとした場合、耐ノイズ性が向
上するためデータ処理システムは安定した動作を行なう
ことができる。
【0026】しかしながら、シングルデータバスについ
ても、相補の信号を伝達するダブルデータバースと同一
の配線本数を使用する場合は、相補バスに対して2倍の
データを転送することができる。したがって、動作の安
定性に多少の問題はあってもその用途は十分にある。
【0027】また、データ処理システムはさまざまな種
類が存在するために、伝送経路設計の自由度を上げてさ
まざまなシステムに対応できる方がより好ましい。
【0028】この発明の目的は、さまざまな種類のデー
タ処理システムに対応することが可能な半導体記憶装置
を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明による半導体記
憶装置は、入力バッファと、選択手段とを含む。入力バ
ッファは、外部から入力される第1のデータ信号と、第
1のデータ信号と相補であり、かつ、外部から入力され
る第2のデータ信号と、参照信号とを受け、内部データ
信号を生成する。選択手段は、第2のデータ信号および
参照信号のうち、入力バッファが内部データ信号を生成
するときに利用する信号を選択する。
【0030】これにより、種々のデータ処理システムに
対応して、シングルデータバスと相補データバスのいず
れかの使用態様を選択できる。
【0031】好ましくは、選択手段は、アドレス信号に
応じて利用する信号を選択する。これにより、外部信号
によりシングルデータバスとするか相補データバスとす
るかを選択できる。よって、データ処理システムを製造
後に、バスの使用態様を決定できる。
【0032】好ましくは、入力バッファは、第1差動増
幅手段と、第2差動増幅手段とを含む。第1差動増幅手
段は、第1および第2のデータ信号を受けて、内部デー
タ信号を生成する。第2差動増幅手段は、第1のデータ
信号と参照信号とを受けて、内部データ信号を生成す
る。選択手段は、アドレス信号に応答して、第1および
第2差動増幅手段のいずれか一方を選択する。
【0033】これにより、本発明の半導体記憶装置は、
シングルデータバスと相補データバスの選択に応じて動
作を行なうことができる。
【0034】入力バッファは、第1のデータ信号を受け
る第1の差動入力ノードと、第2のデータ信号を受ける
第2の差動入力ノードと、参照信号を受ける第3の差動
入力ノードとを含み、選択手段はアドレス信号に応答し
て第2および第3の差動入力ノードのいずれか一方を選
択し、入力バッファは選択された差動入力ノードに入力
される信号と第1のデータ信号とから内部データ信号を
生成する。
【0035】これにより、1つの入力バッファで、シン
グルデータバスと相補データバスの選択に応答した動作
を行なうことができる。
【0036】好ましくは、スイッチ手段はフューズを含
む。これにより、入力バッファは、フューズを切断する
ことで、シングルデータバスと相補データバスに対応で
きる。
【0037】好ましくは、半導体記憶装置はさらに、第
3のデータ信号を外部へ出力し、選択信号に応答して第
3のデータ信号と相補の第4のデータ信号を出力する出
力バッファを含む。
【0038】これにより、出力バッファについても、シ
ングルデータバスと相補データバスに対応した動作を行
なうことができる。
【0039】好ましくは、選択手段は、書込動作時およ
び読出動作時に応答して選択信号を出力する。
【0040】これにより、本発明の半導体記憶装置は、
書込動作および読出動作に応答して、シングルデータバ
スに対応するか相補データバスに対応するかを選択でき
る。
【0041】好ましくは、選択手段は、書込動作時に第
2のデータ信号を選択し、半導体記憶装置はさらに、ス
トローブ信号発生手段と、シリアルパラレル変換手段と
を含む。ストローブ信号発生手段は、第1および第2の
データ信号を受け、第1および第2のデータ信号を取り
込むためのストローブ信号を生成する。シリアルパラレ
ル変換手段は、ストローブ信号を受け、入力バッファか
ら出力される内部データ信号を並列な複数のデータ信号
に並べ替えて出力する。
【0042】これにより、半導体記憶装置内部でストロ
ーブ信号を生成するため、外部からデータストローブ信
号を受ける必要がなくなる。
【0043】この発明による半導体記憶装置は、第1入
力バッファと、第2入力バッファと、内部回路とを含
む。第1入力バッファは、外部から入力される第1のデ
ータ信号と参照信号とを受け、第1の内部データ信号を
生成する。第2入力バッファは、外部から入力され、か
つ、第1のデータ信号と相補な第2のデータ信号と、参
照信号とを受け、第2の内部データ信号を生成する。内
部回路は、外部から入力され、第1および第2のデータ
信号を取込むためのストローブ信号を受け、第1および
第2の内部データ信号を受ける。
【0044】これにより、従来の半導体記憶装置では必
要であったシリアルパラレル変換回路を省略することが
できる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一また
は相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さな
い。
【0046】[実施の形態1]図1はこの発明の実施の
形態における半導体記憶装置の全体構成を示す概略ブロ
ック図である。
【0047】図1を参照して、半導体記憶装置20は、
コラムアドレスストローブ信号ZCASやロウアドレス
ストローブ信号ZRASやライトイネーブル信号ZWE
やアウトプットイネーブル信号ZOEである制御信号お
よびを受ける制御信号入力端子21と、アドレス信号A
DD0〜ADDn(n:自然数)を受ける複数のアドレ
ス入力端子22と、複数の外部データ信号EXTDQお
よびZEXTDQを享受する複数のデータ入出力端子3
3とを含む。
【0048】半導体記憶装置20はさらに、クロックバ
ッファ12と、制御回路24と、メモリセルアレイ29
と、アドレスバッファ23と、ロウデコーダ25および
コラムデコーダ26と、センスアンプ回路28と、入出
力回路27と、入力バッファ32と出力バッファ34と
を含む。
【0049】クロックバッファ12は外部クロック信号
EXTCLKとクロックイネーブル信号CKEとを受
け、クロック信号CLKを出力する。制御回路24は、
制御信号入力端子21に入力された制御信号に応答して
半導体記憶装置20の全体動作を制御する。
【0050】メモリセルアレイ29は行列状に配列され
た複数のメモリセルを有する。メモリセルの各行ごとに
ワード線が配列されメモリセルの各列ごとにビット線が
配列される。各メモリセルは、ワード線とビット線との
交点のそれぞれに対応して配置される。
【0051】アドレスバッファ23は、外部から入力さ
れたアドレス信号ADD0〜ADDnをロウデコーダ2
5とコラムデコーダ26とに選択的に供給する。ロウデ
コーダ25はアドレスバッファ23から供給されたロウ
アドレス信号に応答して複数のワード線のうち1つを選
択する。コラムデコーダ26はアドレスバッファ23か
ら供給されたコラムアドレス信号に応答して複数のビッ
ト線のうち少なくとも1つを駆動する。センスアンプ回
路28は、複数のセンスアンプを含む。
【0052】入出力回路27は、コラムデコーダ26が
選択したビット線の電位レベルを出力バッファ34に供
給する。出力バッファ34は供給された電位レベルを増
幅して複数のデータ入出力端子33を介して外部に出力
する。入力バッファ32は複数の外部データ信号EXT
DQおよびZEXTDQを受け、内部データ信号DIN
を出力する。
【0053】さらに半導体記憶装置20は内部電位発生
回路31を含む。内部電位発生回路31は外部から外部
電源電位EXTVCCと接地電位GNDとを受け、内部
電源電位VCCを出力する。
【0054】図2は図1の半導体記憶装置20のピン配
置を示す図である。図2を参照して、半導体記憶装置2
0の複数のピン33は図1における複数のデータ入出力
端子33と同じである。複数のデータは、たとえば外部
データ信号EXTDQが入出力するピン33と、その相
補の外部データ信号ZEXTDQが入出力するピン33
とが交互に配置される。
【0055】図3は図1中の入力バッファ32の詳細な
構成を示す回路図である。図3を参照して、入力バッフ
ァ32は入力バッファ100および101と論理ゲート
35とを含む。
【0056】入力バッファ100はPチャネルMOSト
ランジスタ1〜4と、NチャネルMOSトランジスタ5
〜8とを含む。入力バッファ100内のPチャネルMO
Sトランジスタ3およびNチャネルMOSトランジスタ
8のゲートには制御信号ENAが入力される。ここで、
制御信号ENAは制御回路24から出力される信号であ
り、入力バッファ100を動作させる場合、制御信号E
NAはHレベルとなり、入力バッファ100の動作を停
止される場合、制御信号ENAはLレベルとなる。その
他の回路構成については図30と同じであるため、その
説明は繰返さない。
【0057】入力バッファ101はPチャネルMOSト
ランジスタ1〜4とNチャネルMOSトランジスタ5〜
8とを含む。入力バッファ101のPチャネルMOSト
ランジスタ3およびNチャネルMOSトランジスタ8の
ゲートには制御信号ENBが入力される。ここで、入力
バッファ101を動作させる場合、制御信号ENBはH
レベルとなる。また、入力バッファ101の動作を停止
される場合、制御信号ENBはLレベルとなる。その他
の回路構成については図31と同じであるためその説明
は繰返さない。
【0058】論理ゲート35は入力バッファ100の出
力信号と入力バッファ101の出力信号とを受けOR論
理演算結果を内部データ信号DINとして出力する。
【0059】図4は、入力バッファを動作させる制御信
号を出力するための選択回路の構成を示す回路図であ
る。なお選択回路は制御回路24内に含まれる。
【0060】図4を参照して、書込選択回路36はクロ
ックドインバータ40と、インバータ41〜44と、論
理ゲート45および46とを含む。クロックドインバー
タ40は、モードレジスタセット(MRS)コマンドを
受けて動作を開始する。なお、モードレジスタセット
(MRS)コマンドは制御回路24から指令されるコマ
ンドである。
【0061】クロックドインバータ40はアドレス信号
ADD0〜ADD12を受け、反転して出力する。イン
バータ41および42はラッチ回路を構成する。インバ
ータ41はクロックドインバータ40の出力信号を受け
反転し信号MADD0〜MADD12として出力する。
インバータ43はインバータ41から出力された信号M
ADD0〜MADD12のうち信号MADD7を受け反
転して出力する。
【0062】インバータ44はインバータ43の出力信
号を受け反転して出力する。論理ゲート45はインバー
タ43の出力信号と、クロックイネーブル信号CKEと
を受けAND論理演算結果を信号制御信号ENAとして
出力する。論理ゲート46は、インバータ44の出力信
号とクロックイネーブル信号CKEとを受けAND論理
演算結果を制御信号ENBとして出力する。
【0063】以上の回路構成を有する入力バッファ32
の動作について説明する。制御回路24内の書込選択回
路36はモードレジスタセットコマンド時にアドレス信
号ADD7を受ける。よって、信号MADD7がインバ
ータ43に入力される。その結果、論理ゲート46はク
ロックイネーブル信号CKEに応答してHレベルの制御
信号ENBを出力する。一方、論理ゲート45はインバ
ータ43からLレベルの信号を受けるため、Lレベルの
制御信号ENAを出力する。
【0064】その結果、入力バッファ32内においてH
レベルの制御信号ENBを受けた入力バッファ101が
動作を開始し、Lレベルの制御信号ENAを受けた入力
バッファ100はその動作を停止する。その結果、入力
バッファ32は相補の内部データ信号EXTDQおよび
ZEXTDQを受け、内部データ信号DINを出力す
る。よって、このとき半導体記憶装置20は相補データ
バスを利用する。
【0065】一方アドレス信号ADD7がモードレジス
タセットコマンド時にLレベルである場合、書込選択回
路36はHレベルの制御信号ENAを出力し、Lレベル
の制御信号ENBを出力する。その結果、入力バッファ
32内の入力バッファ101はその動作を停止し、入力
バッファ100が動作を開始する。よって、この場合は
入力バッファ32はシングルバスから送信される外部デ
ータ信号EXTDQと参照電位とを受け、内部データ信
号DINを出力する。よって、このとき、半導体記憶装
置20はシングルデータバスを利用する。
【0066】以上の結果、制御回路24内の書込選択回
路36で制御信号ENAおよびENBのいずれかを選択
することで、入力バッファをシングルバスで動作させる
が相補データバスで動作させるかを決定することができ
る。よって、さまざまなデータ処理システムに対応する
ことが可能となる。
【0067】図5は図1中の出力バッファ34の詳細な
構成を示す回路図である。図5を参照して、出力バッフ
ァ34は、第1出力バッファ75と第2出力バッファ7
6とを含む。
【0068】第1出力バッファ75はPチャネルMOS
トランジスタ50〜61とNチャネルMOSトランジス
タ62〜73とを含む。
【0069】PチャネルMOSトランジスタ50,51
とNチャネルMOSトランジスタ62,63とは、内部
電源電位ノード9と接地電位ノード10との間に直列に
接続される。NチャネルMOSトランジスタ50のゲー
トにはクロック信号ZCLKが入力され、NチャネルM
OSトランジスタ63のゲートにはクロック信号CLK
が入力される。PチャネルMOSトランジスタ51およ
びNチャネルMOSトランジスタ62のゲートには読出
動作時にメモリセルアレイ29内のメモリセルから読出
された読出データ信号RDHが入力される。読出データ
信号RDHは外部クロック信号EXTCLKの立上がり
時に読出されるデータ信号である。
【0070】PチャネルMOSトランジスタ51および
NチャネルMOSトランジスタ62の接続点からは信号
ZRDHが出力される。PチャネルMOSトランジスタ
52とNチャネルMOSトランジスタ64とは内部電源
電位ノード9と接地電位ノード10との間で直列に接続
される。PチャネルMOSトランジスタ52およびNチ
ャネルMOSトランジスタ64のゲートはともに信号Z
RDHを受ける。MOSトランジスタ52および64の
接続点からは信号φAが出力される。
【0071】PチャネルMOSトランジスタ53とNチ
ャネルMOSトランジスタ66とは内部電源電位ノード
9および接地電位ノード10との間で直列に接続され
る。またNチャネルMOSトランジスタ65および67
はNチャネルMOSトランジスタ66と並列に接続され
る。PチャネルMOSトランジスタ53およびNチャネ
ルMOSトランジスタ65〜67のゲートはともに信号
φA1を受ける。PチャネルMOSトランジスタ53と
NチャネルMOSトランジスタ66との接続点からは信
号ZOHが出力される。
【0072】PチャネルMOSトランジスタ57,58
とNチャネルMOSトランジスタ71,72とは内部電
源電位ノード9および接地電位ノード10との間で直列
に接続される。PチャネルMOSトランジスタ57のゲ
ートにはクロック信号ZCLKが入力され、Nチャネル
MOSトランジスタ72のゲートにはクロック信号CL
Kが入力される。また、PチャネルMOSトランジスタ
58とNチャネルMOSトランジスタ71のゲートには
ともに読出データ信号RDLが入力される。読出データ
信号RDLは外部クロック信号EXTCLKの立下がり
時に読出されるデータ信号である。MOSトランジスタ
58と71との接続点からは信号ZRDLが出力され
る。
【0073】PチャネルMOSトランジスタ60とNチ
ャネルMOSトランジスタ73とは内部電源電位ノード
9および接地電位ノード10との間で直列に接続され
る。またPチャネルMOSトランジスタ59および61
はPチャネルMOSトランジスタ60と並列に接続され
る。MOSトランジスタ59〜61,73のゲートには
ともに信号ZRDLが入力される。トランジスタ60と
トランジスタ73との接続点からは信号OLが出力され
る。
【0074】PチャネルMOSトランジスタ54とNチ
ャネルMOSトランジスタ68は内部電源電位ノード9
および接地電位ノード10との間で直列に接続される。
同様にPチャネルMOSトランジスタ55とNチャネル
MOSトランジスタ69は直列に接続され、Pチャネル
MOSトランジスタ56とNチャネルMOSトランジス
タ70とは直列に接続される。PチャネルMOSトラン
ジスタ54〜56のゲートにはともに信号ZOHが入力
され、NチャネルMOSトランジスタ68〜70のゲー
トにはともに信号OLが入力される。トランジスタ56
と70との接続点からは外部データ信号EXTDQが出
力される。
【0075】第2出力バッファ76の回路構成について
も、第1出力バッファ75の回路構成と同様であるため
にその説明は繰返さない。なお、第2出力バッファ76
内のPチャネルMOSトランジスタ50および57のゲ
ートには、クロック信号ZCLKの代わりに制御信号E
NDが入力される。また、NチャネルMOSトランジス
タ63および72のゲートには、クロック信号CLKの
代わりに制御信号ENCが入力される。なお、第2出力
バッファ76は外部データ信号ZEXTDQを出力す
る。
【0076】図6は、読出選択回路の構成を示す回路図
である。なお、読出選択回路は図1中の制御回路24に
含まれるものである。
【0077】図6を参照して、読出選択回路77は論理
ゲート90と91とを含む。論理ゲート90は書込選択
回路36で生成された信号MADD7とクロック信号C
LKとを受けAND論理演算結果を制御信号ENCとし
て出力する。論理ゲート91は信号MADD7とクロッ
ク信号ZCLKの反転信号とを受けNAND論理演算結
果を制御信号ENDとして出力する。
【0078】以上の回路構成を示す出力バッファ34の
動作について説明する。はじめに、モードレジスタセッ
トコマンド時のアドレス信号ADD7がHレベルである
ときの出力バッファ34の動作について説明する。
【0079】モードレジスタセットコマンド時にアドレ
ス信号ADD7がHレベルであるとき、書込選択回路3
6により信号MADD7はHレベルとなる。
【0080】よって、クロック信号CLKがHレベルの
ときは、論理ゲート90はHレベルの制御信号ENCを
出力し、論理ゲート91はLレベルの制御信号ENDを
出力する。また、クロック信号CLKがLレベルのとき
は、論理ゲート90はLレベルの制御信号ENCを出力
し、論理ゲート91はHレベルの制御信号ENDを出力
する。
【0081】よって、クロック信号CLKがHレベルの
とき、第1出力バッファ75内のPチャネルMOSトラ
ンジスタ50および57はオンされ、NチャネルMOS
トランジスタ63および72もオンされる。よって、ク
ロック信号CLKがHレベルのとき、第1出力バッファ
は動作し、外部データ信号EXTDQを出力する。
【0082】一方、同じくクロック信号CLKがHレベ
ルのとき、制御信号ENCはHレベルであり、制御信号
ENDはLレベルである。よって、第2出力バッファ7
6内のPチャネルMOSトランジスタ50および57は
オンされ、NチャネルMOSトランジスタ63および7
2もオンされる。よって、クロック信号CLKがHレベ
ルのとき、第2出力バッファ76も動作を行ない、外部
データ信号ZEXTDQを出力する。
【0083】以上の結果、モードレジスタセットコマン
ド時のアドレス信号ADD7がHレベルのとき、出力バ
ッファ34は相補の外部データ信号EXTDQおよびZ
EXTDQを出力する。よって、このとき半導体記憶装
置20は相補データバスに対応している。
【0084】次に、モードレジスタセットコマンド時の
アドレス信号ADD7がLレベルであるときの出力バッ
ファ34の動作について説明する。
【0085】モードレジスタセットコマンド時にアドレ
ス信号ADD7がLレベルであるとき、書込選択回路3
6により信号MADD7はLレベルとなる。
【0086】よって、クロック信号CLKに関わらず、
論理ゲート90はLレベルの制御信号ENCを出力し、
論理ゲート91はHレベルの制御信号ENDを出力す
る。
【0087】よって、クロック信号CLKがHレベルの
とき、第1出力バッファは動作し、外部データ信号EX
TDQを出力する。
【0088】しかしながら、同じくクロック信号CLK
がHレベルのとき、制御信号ENCはLレベルであり、
制御信号ENDはHレベルである。よって、第2出力バ
ッファ76内のPチャネルMOSトランジスタ50およ
び57はオフされ、NチャネルMOSトランジスタ63
および72もオフされる。よって、第2出力バッファ7
6は動作を停止する。
【0089】以上の結果、モードレジスタセットコマン
ド時のアドレス信号ADD7がLレベルのとき、出力バ
ッファ34は外部データ信号EXTDQのみを出力す
る。よって、このとき半導体記憶装置20はシングルデ
ータバスに対応している。
【0090】以上の結果、出力バッファ34において
も、制御回路24内の読出選択回路77が出力する制御
信号ENCおよびENDにより、外部データ信号をシン
グルバスに出力するか相補データバスに出力するかを選
択できる。よって、さまざまなデータ処理システムに対
応することが可能となる。
【0091】以上の構成により、出力バッファにおいて
もデータ処理システムの種類に応答してシングルデータ
バスまたは相補データバスに外部データ信号を出力する
ことができる。
【0092】[実施の形態2]実施の形態1における半
導体記憶装置では、シングルデータバスおよび相補デー
タバスのいずれにも対応できるように、2つの入力バッ
ファを含むこととした。しかしながら、この場合、従来
と比較して入力バッファの回路素子数が2倍となってし
まい、半導体記憶装置の占有面積低減の方向に反する。
よって、回路素子数は少ない方が好ましい。
【0093】図7はこの発明の実施の形態2における入
力バッファの構成を示す回路図である。
【0094】図7を参照して、入力バッファ32はPチ
ャネルMOSトランジスタ80〜83とNチャネルMO
Sトランジスタ84〜88とヒューズF1およびF2と
を含む。
【0095】PチャネルMOSトランジスタ80とNチ
ャネルMOSトランジスタ84,85とは内部電源電位
ノード9と接地電位ノード10との間に直列に接続され
る。PチャネルMOSトランジスタ80はダイオード接
続されている。また、PチャネルMOSトランジスタ8
1とヒューズF2とNチャネルMOSトランジスタ86
とは内部電源電位ノード9とNチャネルMOSトランジ
スタ85との間で直列に接続される。PチャネルMOS
トランジスタ81のゲートはPチャネルMOSトランジ
スタ80のゲートと接続される。また、ヒューズF1と
NチャネルMOSトランジスタ87とはノードN10と
NチャネルMOSトランジスタ85との間に直列に接続
される。PチャネルMOSトランジスタ82は内部電源
電位ノード9とノードN10との間に接続される。
【0096】PチャネルMOSトランジスタ83とNチ
ャネルMOSトランジスタ88とは内部電源電位ノード
9と接地電位ノード10との間に直列に接続され、その
ゲートはともにノードN10に接続される。
【0097】PチャネルMOSトランジスタ82のゲー
トおよびNチャネルMOSトランジスタ85のゲートに
は制御信号ENが入力される。また、NチャネルMOS
トランジスタ84のゲートには外部データ信号EXTD
Qが、NチャネルMOSトランジスタ86のゲートには
外部データ信号ZEXTDQが、NチャネルMOSトラ
ンジスタ87のゲートには参照電位VREFがそれぞれ
入力される。なお、入力バッファ32は内部データ信号
DINを出力する。
【0098】以上の回路構成を有する入力バッファ32
の動作について説明する。はじめに、入力バッファ32
がシングルバスから外部データ信号EXTDQのみを受
ける場合について説明する。
【0099】このとき、制御回路24からから出力され
る信号に応答して、入力バッファ32内のヒューズF2
が切断される。その結果、入力バッファ32は外部デー
タ信号EXTDQと参照電位VREFとを比較し、内部
データ信号DINとして出力する。
【0100】次に、入力バッファ32が相補データバス
から相補の外部データ信号EXTDQおよびZEXTD
Qを受ける場合について説明する。
【0101】このとき、制御回路24から出力される信
号に応答して、入力バッファ32内のヒューズF1が切
断される。その結果、入力バッファ32は相補の外部デ
ータ信号EXTDQおよびZEXTDQに応答して内部
データ信号DINを出力する。
【0102】よって、以上の構成を有する入力バッファ
を用いることにより、実施の形態1の半導体記憶装置と
比較して、回路素子を低減できる。
【0103】実施の形態1では出力バッファ34の制御
を論理ゲートを用いた読出選択回路を用いたが、読出選
択回路にヒューズを用いても出力バッファ34の制御を
行なうことができる。
【0104】図8は実施の形態2における読出選択回路
の構成を示す回路図である。図8を参照して、読出選択
回路77はヒューズF1A,F2A,F2B,F1Bと
を含む。ヒューズF1Aは内部電源電位ノード9に接続
される。ヒューズF2Aはクロック信号ZCLKが入力
される。ヒューズF2Bはクロック信号CLKが入力さ
れ、ヒューズF1Bは接地電位ノード10と接続され
る。
【0105】出力バッファ34がシングルデータバスに
外部データ信号EXTDQを出力するとき、ヒューズF
2AおよびF2Bが切断される。その結果、制御信号E
NDはHレベルとなり、制御信号ENCはLレベルとな
る。よって第2出力バッファ76は動作を行なわない。
その結果、第1出力バッファ75が動作を行なうことに
よりシングルデータバスに外部データ信号EXTDQを
出力できる。
【0106】一方、出力バッファ34が相補データバス
に相補の外部データ信号EXTDQおよびZEXTDQ
を出力するとき、ヒューズF1AおよびF1Bが切断さ
れる。その結果、クロック信号ZCLKが制御信号EN
Dとして出力され、クロック信号CLKが制御信号EN
Cとして出力される。その結果、第1出力バッファ75
および第2出力バッファ76がともに動作を行ない、相
補データバスに対して相補の外部データ信号EXTDQ
およびZEXTDQを出力する。
【0107】以上より、読出選択回路内にヒューズを用
いた構造であっても、出力バッファは、データ処理シス
テムの種類に応答して、シングルデータバスまたは相補
データバスに外部データ信号を出力することができる。
【0108】[実施の形態3]図9はこの発明の実施の
形態3における入力バッファの構成について示した回路
図である。
【0109】図9を参照して、図9における入力バッフ
ァ32は図7と比較して、ヒューズF1の代わりにスイ
ッチ回路SW1を、ヒューズF2の代わりにスイッチ回
路SW2をそれぞれ配置している。その他の回路構成に
ついては図7と同じであるためその説明は繰返さない。
【0110】スイッチ回路SW1およびSW2は制御回
路24から出力されるスイッチ信号により制御される。
【0111】以上の回路構成を有する入力バッファの動
作について説明する。入力バッファ32がシングルデー
タバスから外部データ信号EXTDQを受けるとき、制
御回路24から出力されるスイッチ信号によりスイッチ
回路SW1がオンされる。また、制御回路24から出力
されるスイッチ信号によりスイッチ回路SW2がオフす
る。その結果、入力バッファ32は外部データ信号EX
TDQと参照電位VREFとを比較して、その比較結果
を内部データ信号DINとして出力する。
【0112】また、入力バッファ32が相補データバス
から相補の外部データ信号EXTDQおよびZEXTD
Qを受けるとき、制御回路24から出力されるスイッチ
信号により、スイッチ回路SW1がオフされ、スイッチ
回路SW2がオンされる。その結果、入力バッファ32
は相補の外部データ信号EXTDQおよびZEXTDQ
に基づいて内部データ信号DINを出力する。
【0113】よって、ヒューズの代わりにスイッチ回路
を含む構成であっても、入力バッファはシングルデータ
バスと相補データバスとに対応することができる。
【0114】図10は実施の形態3における読出選択回
路の構成を示す回路図である。図10を参照して、図8
と比較して、読出選択回路77はヒューズF1A,F2
A,F2B,F1Bの代わりにスイッチ回路SW1A,
SW2A,SW2B,SW1Bをそれぞれ含む。
【0115】出力バッファ34がシングルデータバスに
外部データ信号EXTDQを出力するとき、制御回路2
4から出力されるスイッチ信号によりスイッチ回路SW
2AおよびSW2Bがオフされる。一方、制御回路24
から出力されるスイッチ信号により、スイッチ回路SW
1AおよびSW1Bがオンされる。その結果、制御信号
ENDはHレベルとなり、制御信号ENCはLレベルと
なる。よって、第2出力バッファ76の動作は停止す
る。以上の結果、第1出力バッファ75の動作によりシ
ングルデータバスに外部データ信号EXTDQを出力す
る。よって、このとき、出力バッファ34はシングルデ
ータバスに対応した動作を行なう。
【0116】一方、出力バッファ34が相補データバス
に相補の外部データ信号EXTDQおよびZEXTDQ
を出力するとき、スイッチ回路SW1AおよびSW1B
がオフされ、スイッチ回路SW2AおよびSW2Bがオ
ンされる。その結果、クロック信号ZCLKが制御信号
ENDとして出力され、クロック信号CLKが制御信号
ENCとして出力される。よって、第1出力バッファ7
5および第2出力バッファ76はともに動作を行ない、
相補データバスに対して相補の外部データ信号EXTD
QおよびZEXTDQを出力する。よって、このとき、
出力バッファ34は相補データバスに対応した動作を行
なう。
【0117】以上より、読出選択回路内にスイッチ回路
を用いた構造であっても、出力バッファは、データ処理
システムの種類に応答して、シングルデータバスまたは
相補データバスに外部データ信号を出力することができ
る。
【0118】[実施の形態4]図11はこの発明の実施
の形態4における読出選択回路の構成について示す回路
図である。
【0119】図11を参照して、読出選択回路77は、
図6と同じく、論理ゲート90および81とを含む。論
理ゲート90は信号MADD8とクロック信号CLKと
を受け、AND論理演算結果を制御信号ENCとして出
力する。論理ゲート91は信号MADD8とクロック信
号ZCLKの反転信号とを受け、NAND論理演算結果
を制御信号ENDとして出力する。ここで、信号MAD
D8は書込選択回路36で生成される信号であり、アド
レス信号ADD8に基づいて生成される信号である。
【0120】ここで、図4に示した書込選択回路36を
用いて図3に示した入力バッファ32を制御し、図11
に示した読出選択回路77を用いて図5に示した出力バ
ッファ34を制御する場合の半導体記憶装置の動作につ
いて説明する。
【0121】はじめに、半導体記憶装置が書込動作時の
みシングルデータバスに対応し、読出動作時は相補のデ
ータバスに対応する場合について説明する。
【0122】このとき、書込動作時においては、アドレ
ス信号ADD7がLレベルとなる。その結果、入力バッ
ファ32内の入力バッファ100が動作を行ない、入力
バッファ101は動作を停止する。よって、半導体記憶
装置は書込動作時はシングルデータバスに対応する。
【0123】また、読出動作時においては、アドレス信
号ADD8がHレベルとなる。その結果、クロック信号
CLKに同期して制御信号ENCがHレベルとなり、制
御信号ENDがLレベルとなる。その結果、第1出力バ
ッファ75および第2出力バッファ76がともに動作を
行なう。よって、半導体記憶装置は読出動作時は相補デ
ータバスに対応する。
【0124】次に、半導体記憶装置が書込動作時に相補
データバスに対応し、読出動作時にシングルデータバス
に対応する場合について説明する。
【0125】このとき、書込動作時においては、アドレ
ス信号ADD7がHレベルとなる。その結果、入力バッ
ファ32内の入力バッファ100および101がともに
動作を行なう。よって、半導体記憶装置は書込動作時は
相補データバスに対応できる。
【0126】また、読出動作時においては、アドレス信
号ADD8がLレベルとなる。その結果、クロック信号
CLKに同期して制御信号ENCがLレベルとなり、制
御信号ENDがHレベルとなる。その結果、第1出力バ
ッファ75が動作を行ない、第2出力バッファ76は動
作を停止する。よって、半導体記憶装置は読出動作時は
シングルデータバスに対応できる。
【0127】同様の方法で、半導体記憶装置が書込動作
時および読出動作時ともに相補データバスに対応する場
合は、アドレス信号ADD7およびADD8をともにH
レベルとすればよい。
【0128】また、半導体記憶装置が書込動作時および
読出動作時ともにシングルデータバスに対応する場合
は、アドレス信号ADD7およびADD8をともにLレ
ベルとすればよい。
【0129】以上の結果、本発明の実施の形態4におけ
る半導体記憶装置は、書込動作時と読出動作時に応答し
て、シングルデータバスに対応するか、相補データバス
に対応するかを選択できる。よって、データ処理システ
ムの設計の自由度を上げることができる。
【0130】[実施の形態5]図12はDDR−SDR
AMの全体構成を示す概略ブロック図である。
【0131】図12を参照して、DDR−SDRAM
は、入力バッファ102および103と、シリアルパラ
レルコンバータ104と、ラッチ回路105,106,
111,112と、トランスミッションゲート107〜
110と、ライトデータドライバ113および114
と、メモリセルアレイ115および116と、制御回路
117とを含む。
【0132】入力バッファ102は、外部データ信号入
力端子118から外部データ信号EXTDQを受け、内
部データ信号DINを出力する。入力バッファ103
は、外部データストローブ信号入力端子119から外部
データストローブ信号EXTDQSを受け、内部データ
ストローブ信号DQSを出力する。
【0133】シリアルパラレルコンバータ104は、内
部データ信号DINと内部データストローブ信号DQS
とを受け、内部データストローブ信号DQSに基づいて
内部データ信号DINをデータ信号DL1とデータ信号
DL2とに分離する。
【0134】ラッチ回路105はシリアルパラレルコン
バータ104から出力されるデータ信号DL1をラッチ
する。またラッチ回路106はシリアルパラレルコンバ
ータ104から出力されるデータ信号DL2をラッチす
る。
【0135】トランスミッションゲート107はラッチ
回路105とラッチ回路111との間に接続され、スイ
ッチ信号EVENがHレベルのときにオンされる。トラ
ンスミッションゲート108はラッチ回路105とラッ
チ回路112との間に接続され、スイッチ信号ODDが
Hレベルのときにオンされる。トランスミッションゲー
ト109はラッチ回路106とラッチ回路111との間
に接続されスイッチ信号ODDがHレベルのときにオン
される。トランスミッションゲート110はラッチ回路
106とラッチ回路112との間に接続され、スイッチ
信号EVENがHレベルのときにオンされる。なお、ス
イッチ信号EVENおよびODDは制御回路117から
出力される信号である。制御回路117は、DDR−S
DRAMの全体を制御するための回路であり、内部クロ
ック信号int.CLKを出力する。また、書込動作を
指示するための書込動作信号WRITEを出力する。
【0136】ラッチ回路111の出力端子はライトデー
タドライバ113の入力端子と接続される。また、ラッ
チ回路112の出力端子は、ライトデータドライバ11
4の入力端子と接続される。ライトデータドライバ11
3はライトデータドライバ活性化信号WDRVがHレベ
ルになったときに、ラッチ回路111にラッチされたデ
ータをメモリセルアレイ115へ出力する。また、ライ
トデータドライバ114は、ライトデータドライバ活性
化信号WDRVがHレベルになったときに、ラッチ回路
112にラッチされたデータをメモリセルアレイ116
へ出力する。なお、ライトデータドライバ活性化信号W
DRVは制御回路117から出力される信号である。
【0137】図13は図12中のシリアルパラレルコン
バータ104の構成を示す回路図である。
【0138】図13を参照して、シリアルパラレルコン
バータ104は、クロックドインバータ201〜208
と、インバータ209〜212とを含む。
【0139】クロックドインバータ201とインバータ
209とクロックドインバータ202とインバータ21
0とは直列に接続される。クロックドインバータ201
の入力端子には内部データ信号DINが入力される。ま
た、インバータ210からは信号DL1が出力される。
クロックドインバータ201は内部データストローブ信
号DQSがLレベルのときに動作する。またクロックド
インバータ202は内部データストローブ信号DQSが
Hレベルのときに動作する。
【0140】クロックドインバータ203の入力端子は
インバータ209の出力端子に接続され、その出力端子
はインバータ209の入力端子に接続される。また、ク
ロックドインバータ204の入力端子はインバータ21
0の出力端子と接続され、その出力端子はインバータ2
10の入力端子と接続される。
【0141】クロックドインバータ203は内部データ
ストローブ信号DQSがHレベルのときに動作し、クロ
ックドインバータ204は内部データストローブ信号Z
DQSがLレベルのときに動作する。
【0142】クロックドインバータ205とインバータ
211とクロックドインバータ206とインバータ21
2とは直列に接続される。クロックドインバータ205
の入力端子には内部データ信号DINが入力される。ま
た、インバータ212からは信号DL2が出力される。
クロックドインバータ205は内部データストローブ信
号DQSがLレベルのときに動作する。またクロックド
インバータ206は内部データストローブ信号DQSが
Hレベルのときに動作する。
【0143】クロックドインバータ207の入力端子は
インバータ211の出力端子に接続され、その出力端子
はインバータ211の入力端子に接続される。また、ク
ロックドインバータ208の入力端子はインバータ21
2の出力端子と接続され、その出力端子はインバータ2
12の入力端子と接続される。
【0144】クロックドインバータ207は内部データ
ストローブ信号DQSがHレベルのときに動作し、クロ
ックドインバータ208は内部データストローブ信号Z
DQSがLレベルのときに動作する。
【0145】以上の回路構成を有するDDR−SDRA
Mの動作について説明する。図14は図12に示したD
DR−SDRAMの書込動作時の動作について示したタ
イミングチャートである。
【0146】図14を参照して、ライトレイテンシを1
とした場合、時刻T1において制御回路117から書込
動作信号WRITEが出力される。よって、時刻T1か
ら外部クロック信号EXTCLKの1クロック経過後の
時刻T2で、シリアルパラレルコンバータ104はデー
タストローブ信号DQSの立上がりに応答して外部デー
タ信号EXTDQ(内部データ信号DIN)内のデータ
D0をラッチし、ラッチ回路105に出力する。さら
に、シリアルパラレルコンバータ104は時刻T2後の
データストローブ信号DQSの立下がりである時刻T3
において、外部データ信号EXTDQ(内部データ信号
DIN)からデータD1をラッチし、ラッチ回路106
へ出力する。同様に、シリアルパラレルコンバータ10
4は、外部データストローブ信号EXTDQS(内部デ
ータストローブ信号DQS)の立上がり時に外部データ
信号EXTDQ(内部データ信号DIN)からラッチし
たデータD2n(nは自然数)をラッチ回路105へ出力
し、内部データストローブ信号DQSの立下り時に内部
データ信号DINからラッチしたデータD2n+1(nは自
然数)をラッチ回路106へ出力する。
【0147】ここで、時刻T4で制御回路117がスイ
ッチ信号EVENをHレベルに活性化し、スイッチ信号
ODDをLレベルに維持する。このとき、トランスミッ
ションゲート107および110がオンされ、トランス
ミッションゲート108および109はオフされる。よ
って、ラッチ回路105にラッチされたデータD0は時
刻T4でラッチ回路111にラッチされる。同様に、ラ
ッチ回路106にラッチされたデータD1はラッチ回路
112にラッチされる。
【0148】続いて時刻T5で、ライトデータドライバ
活性化信号WDRVがHレベルに活性化されると、ライ
トデータドライバ113はラッチ回路111にラッチさ
れたデータD0をメモリセルアレイ115へ出力し、ラ
イトデータドライバ114はラッチ回路112にラッチ
されたデータD1をメモリセルアレイ116へ出力す
る。
【0149】なお、時刻T4でスイッチ信号EVENを
Lレベルとし、スイッチ信号ODDをHレベルとする
と、トランスミッションゲート107および110がオ
フされ、トランスミッションゲート108および109
がオンされる。その結果、データD0はラッチ回路11
2にラッチされ、データD1はラッチ回路111にラッ
チされる。
【0150】以上のように、DDR−SDRAMの書込
動作時、シリアルパラレルコンバータ104は、内部デ
ータストローブ信号DQS(外部データストローブ信
号)の立上がり時と立下がり時とでそれぞれ異なるデー
タを受ける。その結果、タイミングマージンが非常に厳
しいものとなっている。
【0151】図15は、本発明の実施の形態5における
DDR−SDRAMの全体構成を示す概略ブロック図で
ある。
【0152】図15を参照して、図12と比較して入力
バッファ102の代わりに入力バッファ120および1
21を設置し、シリアルパラレルコンバータ104の代
わりにトランスミッションゲート123および124を
接地している。また、トランスミッションゲート123
と107との間にラッチ回路125が追加され、トラン
スミッションゲート124と110との間にラッチ回路
126が追加されている。
【0153】入力バッファ120は外部データ信号入力
端子127から外部データ信号EXTDQを受け内部デ
ータ信号DINをラッチ回路105へ出力する。入力バ
ッファ121は、外部データ信号入力端子122から入
力される外部データ信号ZEXTDQを受け、内部デー
タ信号ZDINをラッチ回路106へ出力する。ここ
で、外部データ信号ZEXTDQは外部データ信号EX
TDQに対して相補の信号である。よって、内部データ
信号ZDINは内部データ信号DINに対して相補の信
号である。
【0154】トランスミッションゲート123はラッチ
回路105とトランスミッションゲート107との間に
接続され、内部データストローブ信号DQSがHレベル
のときにオンされる。また、トランスミッションゲート
124は、ラッチ回路106とトランスミッションゲー
ト110との間に接続され、内部データストローブ信号
DQSがHレベルのときにオンされる。
【0155】その他の回路構成は図12と同じであるた
めその説明は繰返さない。以上の回路構成を示すDDR
−SDRAMの書込動作の動作について説明する。
【0156】図16は図15に示したDDR−SDRA
Mの書込動作時のタイミングチャートである。
【0157】図16を参照して、実施の形態5における
DDR−SDRAMは相補の外部データ信号EXTDQ
およびZEXTDQを受ける。その結果、従来のDDR
−SDRAMと同じデータ量を取得する場合、そのデー
タを取得するときのタイミングマージンを2倍にするこ
とができる。
【0158】具体的には、図12に示すDDR−SDR
AMでは図14に示すように単一の外部データ信号EX
TDQからデータを受けるため、外部データ信号EXT
DQSは外部ストローブ信号EXTDQSの立上がり時
と立下がり時でそれぞれ異なるデータである必要があっ
た。しかしながら、本発明の実施の形態5におけるDD
R−SDRAMではデータを搬送する外部データ信号が
2つあるため、従来の外部データ信号EXTDQで搬送
されるデータ量の2分の1ずつを外部データ信号EXT
DQおよびZEXTDQで分担すればよい。よって、デ
ータ信号上で同じデータDnの情報を保持する時間を2
倍にすることができる。
【0159】よって、外部データ信号EXTDQはデー
タD0およびデータD2を、外部データ信号ZEXTD
QはデータD1およびデータD3をそれぞれ搬送する。
【0160】制御回路117は時刻T1で書込動作信号
WRITEの出力する。時刻T1から外部クロック信号
EXTCLKで1クロック分経過後の時刻T2におい
て、入力バッファ120は外部データ信号EXTDQか
らデータD0を取得し、入力バッファ121は外部デー
タ信号ZEXTDQからデータD1を取得する。
【0161】このとき、入力バッファ103から出力さ
れた内部データストローブ信号DQSはHレベルになる
ため、トランスミッションゲート123および124が
オンされる。その結果、入力バッファ121で取得した
データD0はラッチ回路125でラッチされ、入力バッ
ファ121が取得したデータD1はラッチ回路126で
ラッチされる。
【0162】以降の動作については図14の時刻T4以
降の動作と同じであるためその説明は繰返さない。
【0163】以上の結果、本発明の実施の形態5におけ
るDDR−SDRAMでは、相補の外部データ信号を用
いることでデータレートを落とすことなく書込動作時に
シングルデータレートにすることができる。よって、シ
リアルパラレルコンバータが不要となる。よって、回路
構成が簡略化される。
【0164】また、シリアルパラレルコンバータの動作
のために規制されていたタイミングマージンを緩和する
ことができる。
【0165】[実施の形態6]図17は、この発明の実
施の形態6におけるDDR−SDRAMの構成を示す概
略ブロック図である。
【0166】図17を参照して、図15と比較して、ト
ランスミッションゲート107〜110とラッチ回路1
25および126とを削除している。その他の回路構成
については、図15と同じであるためその説明は繰返さ
ない。
【0167】図18は、図17に示したDDR−SDR
AMの書込動作時のタイミングチャートである。
【0168】図18を参照して、時刻T1で制御回路1
17から書込動作信号WRITEが出力される。ライト
レイテンシを1クロックとしている場合、時刻T1から
外部クロック信号EXTCLKが1クロック分経過した
後の時刻T2で、入力バッファ120が外部データ信号
EXTDQからデータD0を取得し、ラッチ回路105
に出力する。また、同じく時刻T2で入力バッファ12
1が外部データ信号ZEXTDQからデータD1を取得
し、ラッチ回路106へ出力する。よってラッチ回路1
05はデータD0を、ラッチ回路106はデータD1を
それぞれラッチする。
【0169】時刻T2でデータストローブ信号DQSは
Hレベルに活性化されているため、トランスミッション
ゲート123および124がオンされる。その結果、時
刻T2でデータ信号D0はラッチ回路111でラッチさ
れ、データ信号D1はラッチ回路112でラッチされ
る。
【0170】時刻T2経過後で内部クロック信号in
t.CLKの立上がりに応答して時刻T5でライトデー
タドライバ活性化信号WDRVがHレベルに活性化され
る。この結果、ラッチ回路111にラッチされていたデ
ータ信号D0はメモリセルアレイ115へ出力され、ラ
ッチ回路112にラッチされていたデータ信号D1はメ
モリセルアレイ116に出力される。
【0171】本発明の実施の形態6の半導体記憶装置で
は、2つの入力バッファから入力されたデータを複数の
メモリセルアレイのいずれのメモリセルアレイに出力す
るかを決定するトランスミッションゲートが削除されて
いる。その結果、トランスミッションゲートを動作させ
るために必要な時間を短縮することができる。
【0172】図19は図17に示した半導体記憶装置で
利用される相補データバスのイコライズ回路の回路図で
ある。
【0173】図19を参照して、イコライズ回路は論理
ゲート135とトランスミッションゲート136とイン
バータ137とを含む。
【0174】論理ゲート135は入出力回路131から
出力された読出信号ZRDHおよびZRDLを受け、N
AND論理演算結果を出力する。インバータ137は論
理ゲート135の出力信号を受け、反転して出力する。
トランスミッションゲート136は論理ゲート135は
論理ゲート135の出力端子とインバータ137の出力
端子との間に接続され、論理ゲート135の出力信号が
Lレベルの時に、相補データバスをショートする。
【0175】なお、読出動作を行なっていないときは、
読出信号ZRDHおよびZRDLはともにHレベルとな
る。よって、このときトランスミッションゲート136
はオンされ、相補データバスはショートされる。このと
きの相補データバスの電圧はイコライズレベルに保持さ
れる。イコライズレベルは接地電位GND,内部電源電
位VCC,VCC/2のいずれかとする。
【0176】図20は、図17に示した半導体記憶装置
で利用される相補データバスのイコライズ回路の回路図
の他の例である。
【0177】図20を参照して、イコライズ回路は図1
9と比較して、新たにトランスミッションゲート138
を追加している。トランスミッションゲート138は論
理ゲート135の出力端子とインバータ137の出力端
子との間に接続される。トランスミッションゲート13
6および138がともにオンされると、相補データバス
がショートされ、相補データバスの電位はともにイコラ
イズレベルに保持される。
【0178】以上の構成により、相補データバスは読出
動作時および書込動作時以外は、その電位は接地電位G
ND,内部電源電位VCC,VCC/2のいずれかに保
持される。
【0179】[実施の形態7]図21はこの発明の実施
の形態7における半導体記憶装置の構成を示すブロック
図である。
【0180】図21を参照して、図12と比較して、入
力バッファ103の代わりに新たに第1データストロー
ブ信号発生回路(以下、DS発生回路と称する)130
と第2データストローブ信号発生回路(以下、DS2発
生回路と称する)132とを追加している。
【0181】DS発生回路250は相補の外部データ信
号EXTDQおよびZEXTDQとを受け、第1データ
ストローブ信号DSおよびZDSを出力する。また、D
S2発生回路251は第1データストローブ信号DSお
よびZDSを受け、第2データストローブ信号DS2を
出力する。
【0182】図22は図21に示したDS発生回路の構
成を示す回路図である。図22を参照して、DS発生回
路250は、バッファ回路140,141と、論理ゲー
ト144〜147と、インバータ148〜151とを含
む。
【0183】図23は図22中のバッファ回路140の
構成を示す回路図である。図23を参照して、バッファ
回路140はPチャネルMOSトランジスタ260〜2
63と、NチャネルMOSトランジスタ264〜268
とを含む。
【0184】PチャネルMOSトランジスタ260とN
チャネルMOSトランジスタ264とNチャネルMOS
トランジスタ265とは内部電源電位ノード9と接地電
位ノード10との間に直列に接続される。PチャネルM
OSトランジスタ260はダイオード接続される。ま
た、NチャネルMOSトランジスタ264のゲートには
外部データ信号EXTDQが入力される。NチャネルM
OSトランジスタ265のゲートには制御回路117か
ら出力される制御信号ENAが入力される。
【0185】また、PチャネルMOSトランジスタ26
1とNチャネルMOSトランジスタ266とは内部電源
電位ノード9と接地電位ノード10との間に直列に接続
される。PチャネルMOSトランジスタ261のゲート
はPチャネルMOSトランジスタ260のゲートに接続
される。よって、PチャネルMOSトランジスタ260
と261とはカレントミラーを形成する。NチャネルM
OSトランジスタ266のゲートには参照電位VREF
Lが入力される。ここで、参照電位VREFLは参照電
位VREFを抵抗分割することにより得られる参照電位
であり、参照電位VREFよりも微小電位△Vだけ低下
させた電位である。微小電位△Vは例えば10mVであ
る。
【0186】PチャネルMOSトランジスタ262とN
チャネルMOSトランジスタ267とは内部電源電位ノ
ード9とNチャネルMOSトランジスタ265との間に
直列に接続される。PチャネルMOSトランジスタ26
2のゲートはPチャネルMOSトランジスタ260のゲ
ートに接続される。よってPチャネルMOSトランジス
タ260と262とはカレントミラーを形成する。ま
た、NチャネルMOSトランジスタ267のゲートには
参照電位VREFHが入力される。ここで、参照電位V
REFHは参照電位VREFを抵抗分割することにより
得られる参照電位であり、参照電位VREFよりも微小
電位△Vだけ上昇させた電位である。微小電位△Vは例
えば10mVである。PチャネルMOSトランジスタ2
62とNチャネルMOSトランジスタ267の接続点で
あるノードN21は信号DQ0HVが出力される。
【0187】PチャネルMOSトランジスタ263とN
チャネルMOSトランジスタ268とはインバータ17
0を構成する。インバータ170はPチャネルMOSト
ランジスタ261とNチャネルMOSトランジスタ26
6との接続点であるノードN20から出力される信号を
受け、反転して信号DQ0LVを出力する。
【0188】なお、バッファ回路141の構成のバッフ
ァ回路140と同じであるため、その説明は繰り返さな
い。なお、バッファ回路141内のNチャネルMOSト
ランジスタ264のゲートには外部データ信号ZEXT
DQが入力される。また、ノード21からは信号ZDQ
0HVが出力され、インバータ170からは信号ZDQ
0LVが出力される。
【0189】再び図22に戻って、論理ゲート144は
バッファ回路140から出力された信号DQ0LVとD
Q0HVとを受け、NAND論理演算結果を出力する。
また、論理ゲート145はバッファ回路141から出力
された信号ZDQ0LVとZDQ0HVとを受けNAN
D論理演算結果を出力する。
【0190】論理ゲート146は論理ゲート144と1
45の出力信号を受け、NAND論理演算結果を出力す
る。インバータ148〜150は直列に接続される。イ
ンバータ148の入力端子は論理ゲート146の出力端
子と接続される。また、インバータ150の出力端子は
論理ゲート147の2つの入力端子のうちの1つの入力
端子に接続される。論理ゲート147の2つの入力端子
のうちの他の入力端子は論理ゲート146の出力端子と
接続される。論理ゲート147は論理絵G−と146の
出力信号とインバータ150の出力信号とを受け、NA
ND論理演算結果を第1データストローブ信号ZDSと
して出力する。なお、インバータ148〜150は遅延
素子として機能するため、論理ゲート147はワンショ
ットパルスを第1データストローブ信号として出力す
る。
【0191】インバータ151は第1データストローブ
信号ZDSを受け。反転して第1データストローブ信号
DSを出力する。
【0192】図24は図21中のDS2発生回路の構成
を示す回路図である。図24を参照して、DS2発生回
路251はPチャネルMOSトランジスタ160〜16
3と、NチャネルMOSトランジスタ164〜167
と、インバータ168,169とを含む。
【0193】PチャネルMOSトランジスタ160,1
61およびNチャネルMOSトランジスタ164,16
5とは内部電源電位ノード9と接地電位ノード10との
間で直列に接続される。PチャネルMOSトランジスタ
160およびNチャネルMOSトランジスタ165のゲ
ートには信号ENが入力される。PチャネルMOSトラ
ンジスタ161のゲートには第1データストローブ信号
ZDSが入力され、NチャネルMOSトランジスタ16
4のゲートには第1データストローブ信号DSが入力さ
れる。インバータ169はPチャネルMOSトランジス
タ161とNチャネルMOSトランジスタ164との接
続点であるノードN30から出力される信号を受け、反
転して第2データストローブ信号DS2として出力す
る。
【0194】PチャネルMOSトランジスタ162,1
63およびNチャネルMOSトランジスタ166,16
7とは内部電源電位ノード9と接地電位ノード10との
間で直列に接続される。PチャネルMOSトランジスタ
162およびNチャネルMOSトランジスタ167のゲ
ートには第2データストローブ信号DS2が入力され
る。PチャネルMOSトランジスタ163のゲートには
第1データストローブ信号DSが入力され、Nチャネル
MOSトランジスタ166のゲートには第1データスト
ローブ信号ZDSが入力される。PチャネルMOSトラ
ンジスタ163とNチャネルMOSトランジスタ166
の接続点であるノードN31はノードN30と接続され
る。
【0195】インバータ168は第2データストローブ
信号DS2を受け、反転して信号ENとして出力する。
【0196】図25はDS発生回路250およびDS2
発生回路251の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0197】図25を参照して、時刻T10でDS発生
回路250がワンショットパルス信号であるデータスト
ローブ信号DSをHレベルに活性化する。このとき、デ
ータストローブ信号ZDSはLレベルに活性化される。
【0198】よって、DS2発生回路251では第2デ
ータストローブ信号DS2がHレベルに活性化される。
第2データストローブ信号は時刻T10以降に再びデー
タストローブ信号DSが活性化される時刻T12までH
レベルを維持する。なお、信号ENはインバータ168
の遅延効果により、時刻T10から△T時間経過後の時
刻T11にLレベルに活性化される。
【0199】以上の構成を有する半導体記憶装置の書込
動作時および読出動作時の動作について説明する。な
お、本発明の実施の形態7における半導体記憶装置で
は、書込動作および読出動作をしていないときのデータ
バスはハイインピーダンス状態とする。
【0200】はじめに、書込動作時の半導体記憶装置の
動作について説明する。図26は本発明の実施の形態7
における半導体記憶装置の書込動作時の動作について示
したタイミングチャートである。
【0201】図26を参照して、時刻T1で制御回路1
17から書込動作信号WRITEが出力される。よっ
て、時刻T1以降に外部クロック信号EXTCLKに同
期して相補の外部データ信号EXTDQおよびZEXT
DQによりデータD0〜D4が搬送される。
【0202】データD0が入力バッファ102に入力さ
れる時刻T20で、DS発生回路250により第1デー
タストローブ信号DSがワンショットパルスとして出力
される。よってこのときDS2発生回路から出力される
第2データストローブ信号DS2はHレベルに立上が
る。シリアルパラレルコンバータ104はこの第2デー
タストローブ信号DS2の立上がりに応答してデータD
0をラッチし、ラッチ回路105へ出力する。
【0203】次に、データD1が入力バッファ102に
入力されう時刻T21で、DS発生回路により第1デー
タストローブ信号DSが再びワンショットパルスとして
出力される。よって、このときDS2発生回路から出力
される第2データストローブ信号DS2はLレベルに立
下がる。シリアルパラレルコンバータ104はこの第2
データストローブ信号DS2の立下りに応答してデータ
D1をラッチし、ラッチ回路106に出力する。
【0204】時刻T21以降の動作は図14に示した時
刻T2以降の動作と同じであるため、その説明は繰り返
さない。
【0205】以上より、実施の形態7の半導体記憶装置
では、外部データストローブ信号EXTDQSを用いる
ことなく、外部から入力されるデータを書込むことがで
きる。よって、書込動作を簡単化できる。
【0206】次に、実施の形態7の半導体記憶装置の読
出動作について説明する。はじめに図21中の出力バッ
ファ132の構成について説明する。
【0207】図27は図21中の出力バッファの構成を
示す回路図である。図27を参照して、出力バッファ7
5は図5と比較して、新たにPチャネルMOSトランジ
スタと180と181とを含む。
【0208】PチャネルMOSトランジスタと180は
内部電源電位ノード9とPチャネルMOSトランジスタ
と51のドレインとの間に接続される。PチャネルMO
Sトランジスタと180のゲートに内部クロック信号Z
CLKが入力される。
【0209】PチャネルMOSトランジスタと181は
内部電源電位ノード9とPチャネルMOSトランジスタ
59のゲートとの間に接続される。PチャネルMOSト
ランジスタ181のゲートには内部クロック信号ZCL
Kが入力される。
【0210】その他の回路構成については図5と同じで
あるため、その説明は繰り返さない。なお、図27にお
ける第2出力バッファ76の構成も、図27の第1出力
バッファと同じ構成である。ただし、PチャネルMOS
トランジスタ51のゲートとNチャネルMOSトランジ
スタ62のゲートには読出データ信号RDLが入力さ
れ、PチャネルMOSトランジスタ58のゲートとNチ
ャネルMOSトランジスタ71のゲートには読出データ
信号RDHが入力される。
【0211】以上の構成の出力バッファを含む半導体記
憶装置の読出動作について説明する。
【0212】図28はこの発明の実施の形態7の半導体
記憶装置の読出動作を示すタイミングチャートである。
【0213】図28を参照して、時刻T30で制御回路
117から読出動作信号READが出力される。読出動
作信号READとは、読出動作を行なうときに制御回路
117から出力される信号である。
【0214】ここでバーストレングスを4とすると、読
出データ信号RDHはデータD0とD2を搬送し、読出
データ信号RDLはデータD1とデータD3とを搬送す
る。
【0215】読出動作のカスレイテンシを2とすると、
外部クロック信号EXTCLKが2クロック分経過時の
時刻T31で、読出データ信号RDHにより搬送された
データD0が出力バッファ132から外部データ信号E
XTDQおよびZEXTDQに出力される。ここで、時
刻T32で内部クロック信号CLKがHレベルとなる
と、出力バッファ132内の第1出力バッファ75内お
よび第2出力バッファ76内のPチャネルMOSトラン
ジスタ180および181はオンされる。よって、出力
バッファ132の動作は停止する。そのため、クロック
信号CLKがHレベルの期間は外部データ信号EXTD
QおよびZEXTDQはともにハイインピーダンス状態
となる。
【0216】次に内部クロック信号CLKがLレベルと
なると、再び出力バッファ132は動作を開始し、内部
クロック信号CLKがLレベルの期間中、出力バッファ
132はデータD1を出力する。
【0217】以上に示すように本実施の形態の半導体記
憶装置では、読出動作時に出力バッファから出力される
外部データ信号EXTDQおよびZEXTDQにおい
て、データとデータの間はハイインピーダンス状態とな
る。よって、外部データストローブ信号を必要とするこ
となく、データの出力が可能となる。
【0218】以上の構成により、本発明の実施の形態7
の半導体記憶装置では、外部データストローブ信号を不
用とするため、書込動作および読出動作を簡単化でき
る。
【0219】なお、DS発生回路およびDS2発生回路
は、本発明の実施の形態7に示したように、データ処理
システム内の各半導体記憶装置ごとに含んでもよいし、
データ処理システム全体に1つのDS発生回路およびD
S2発生回路を含んでもよい。また、DS発生回路に入
力される参照電位VREFH,VREFLは半導体記憶
装置内部またはデータ処理システム内部で発生してもよ
いし、外部から入力する構成でもよい。
【0220】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと解釈されるべきで
ある。本発明の範囲は上述した実施の形態ではなく特許
請求の範囲によって定められ、特許請求の範囲と均等の
意味およびその範囲内でのすべての変更が含まれること
を意図するものである。
【0221】
【発明の効果】本発明における半導体記憶装置は、外部
データ信号を入出力するとき、シングルデータバスを利
用するか、ダブルデータバスを利用するかを選択でき
る。その結果、本発明の半導体記憶装置は、さまざまな
種類のデータ処理システムに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における半導体記憶装
置の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1の半導体記憶装置20のピン配置を示す
図である。
【図3】 図1中の入力バッファ32の詳細な構成を示
す回路図である。
【図4】 入力バッファを動作させる制御信号を出力す
るための選択回路の構成を示す回路図である。
【図5】 図1中の出力バッファ34の詳細な構成を示
す回路図である。
【図6】 読出選択回路の構成を示す回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における入力バッフ
ァの構成を示す回路図である。
【図8】 実施の形態2における読出選択回路の構成を
示す回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態3における入力バッフ
ァの構成について示した回路図である。
【図10】 実施の形態3における読出選択回路の構成
を示す回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態4における読出選択
回路の構成について示す回路図である。
【図12】 DDR−SDRAMの全体構成を示す概略
ブロック図である。
【図13】 図12中のシリアルパラレルコンバータ1
04の構成を示す回路図である。
【図14】 図12に示したDDR−SDRAMの書込
動作時の動作について示したタイミングチャートであ
る。
【図15】 本発明の実施の形態5におけるDDR−S
DRAMの全体構成を示す概略ブロック図である。
【図16】 図15に示したDDR−SDRAMの書込
動作時のタイミングチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態6におけるDDR−
SDRAMの構成を示す概略ブロック図である。
【図18】 図17に示したDDR−SDRAMの書込
動作時のタイミングチャートである。
【図19】 図17に示した半導体記憶装置で利用され
る相補データバスのイコライズ回路の回路図である。
【図20】 図17に示した半導体記憶装置で利用され
る相補データバスのイコライズ回路の回路図の他の例で
ある。
【図21】 この発明の実施の形態7における半導体記
憶装置の構成を示すブロック図である。
【図22】 図21に示したDS発生回路の構成を示す
回路図である。
【図23】 図22中のバッファ回路140の構成を示
す回路図である。
【図24】 図21中のDS2発生回路の構成を示す回
路図である。
【図25】 DS発生回路250およびDS2発生回路
251の動作を示すタイミングチャートである。
【図26】 本発明の実施の形態7における半導体記憶
装置の書込動作時の動作について示したタイミングチャ
ートである。
【図27】 図21中の出力バッファの構成を示す回路
図である。
【図28】 この発明の実施の形態7の半導体記憶装置
の読出動作を示すタイミングチャートである。
【図29】 複数の半導体記憶装置を用いたデータ処理
システムに構成を示すブロック図である。
【図30】 図29中の各半導体記憶装置内に接地され
た入力バッファの構成を示す回路図である。
【図31】 ノイズ耐性の向上が可能な入力バッファの
構成を示す回路図である。
【符号の説明】
9 内部電源電位ノード、10 接地電位ノード、2
0,203 半導体記憶装置、21 制御信号入力端
子、22 アドレス入力端子、23 アドレスバッフ
ァ、24,117 制御回路、25 ロウデコーダ、2
6 コラムデコーダ、27,131 入出力回路、28
センスアンプ回路、29,115,116メモリセル
アレイ、31 内部電位発生回路、32,100〜10
3,120,121 入力バッファ、33 データ入出
力端子、34,75,76,132出力バッファ、35
論理ゲート、36 書込選択回路、40 クロックド
インバータ、77 読出選択回路、104 シリアルパ
ラレルコンバータ、105,106,111,112,
125,126 ラッチ回路、107〜110,12
3,124,136,138 トランスミッションゲー
ト、113,114 ライトデータドライバ、118,
122,127 外部データ信号入力端子、119 外
部データストローブ信号入力端子、140,141 バ
ッファ回路、200 データ処理システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5M024 AA75 AA90 BB03 BB04 BB33 BB34 DD06 DD14 DD19 DD28 DD32 DD35 DD40 DD42 DD45 DD55 DD60 DD83 HH10 JJ04 JJ32 PP01 PP02 PP03 PP07 PP10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される第1のデータ信号
    と、前記第1のデータ信号と相補であり、かつ、外部か
    ら入力される第2のデータ信号と、参照信号とを受け、
    内部データ信号を生成する入力バッファと、 前記第2のデータ信号および前記参照信号のうち、前記
    入力バッファが前記内部データ信号を生成するときに利
    用する信号を選択する選択手段とを含む、半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、アドレス信号に応じて
    前記利用する信号を選択する、請求項1に記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記入力バッファは、 前記第1および第2のデータ信号を受けて、前記内部デ
    ータ信号を生成する第1差動増幅手段と、 前記第1のデータ信号と前記参照信号とを受けて、前記
    内部データ信号を生成する第2差動増幅手段とを含み、 前記選択手段は、前記アドレス信号に応答して、前記第
    1および第2差動増幅手段のいずれか一方を選択する、
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記入力バッファは、 前記第1のデータ信号を受ける第1の差動入力ノード
    と、 前記第2のデータ信号を受ける第2の差動入力ノード
    と、 前記参照信号を受ける第3の差動入力ノードとを含み、 前記選択手段は前記アドレス信号に応答して前記第2お
    よび第3の差動入力ノードのいずれか一方を選択し、前
    記入力バッファは選択された差動入力ノードに入力され
    る信号と前記第1の差動入力ノードに入力される前記第
    1のデータ信号とから前記内部データ信号を生成する、
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ手段はフューズを含む、請
    求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体記憶装置はさらに、第3のデ
    ータ信号を外部へ出力し、前記選択手段からの指示に応
    答して前記第3のデータ信号と相補の第4のデータ信号
    を出力する出力バッファを含む、請求項2に記載の半導
    体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、書込動作時および読出
    動作時に応答して前記利用する信号を選択する、請求項
    2に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、書込動作時に前記第2
    のデータ信号を選択し、 前記半導体記憶装置はさらに、 前記第1および第2のデータ信号を受け、前記第1およ
    び第2のデータ信号を取り込むためのストローブ信号を
    生成するストローブ信号発生手段と、 前記ストローブ信号を受け、前記入力バッファから出力
    される内部データ信号を並列な複数のデータ信号に並べ
    替えて出力するシリアルパラレル変換手段とを含む、請
    求項1に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 外部から入力される第1のデータ信号と
    参照信号とを受け、第1の内部データ信号を生成する第
    1入力バッファと、 外部から入力され、かつ、前記第1のデータ信号と相補
    な第2のデータ信号と、前記参照信号とを受け、第2の
    内部データ信号を生成する第2入力バッファと、 外部から入力され、前記第1および第2のデータ信号を
    取込むためのストローブ信号を受け、前記第1および第
    2の内部データ信号を受ける内部回路とを含む、半導体
    記憶装置。
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