JP2001143471A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001143471A
JP2001143471A JP32051099A JP32051099A JP2001143471A JP 2001143471 A JP2001143471 A JP 2001143471A JP 32051099 A JP32051099 A JP 32051099A JP 32051099 A JP32051099 A JP 32051099A JP 2001143471 A JP2001143471 A JP 2001143471A
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Takashi Kubo
貴志 久保
Jun Setogawa
潤 瀬戸川
Takeshi Hamamoto
武史 濱本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内蔵するデータバスを相補データバスおよび
単一データバスのいずれか一方として選択的に使用する
ことができる半導体装置を提供する。 【解決手段】 データバス線6a、6bを相補データバ
スとして使用する場合には、切換回路26によって相補
データ信号ZDATA1をデータバス線6bに与え、切
換回路72によって不要となる出力バッファ回路46が
非活性化される。一方、データバス線6a、6bを2本
の単一データバスとして使用する場合には、差動増幅器
42はデータをそのままデータバス線102a、102
bに伝達し、切換回路26によってデータ信号DATA
2がデータバス線6bに与えられ、切換回路72によっ
て出力バッファ回路46が活性化されて出力ノードNO
UT2からデータが出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、より特定的には内部にデータバスを備える半導体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、ある機能ブロック
から他の機能ブロックへデータを転送する手法として
は、1ビットのデータにつき1本の内部データバスを用
い1本の内部データバスをH(ハイ)またはL(ロー)
レベルにするのが最も単純である。
【0003】このような内部データバスを単一データバ
スと呼ぶことにする。図11は、従来の半導体装置にお
ける単一データバスを説明するための図である。
【0004】図11を参照して、半導体装置701は、
第1の機能ブロックである内部回路702と、702か
ら単一データバスを介してデータを受けて外部データバ
ス708に出力する第2の機能ブロックである出力回路
704とを含む。
【0005】内部回路702は、データ信号DATAを
内部で生成し、データ信号DATAを増幅して単一デー
タバス上に出力する直列に接続されたインバータ72
8、730を含む。
【0006】出力回路704は、クロック信号CLKO
を受けて反転するインバータ748と、クロック信号C
LKOおよびインバータ748の出力に応じて単一バス
上のデータを内部に取込むためのトランスミッションゲ
ート750と、トランスミッションゲート750によっ
て取込まれたデータをラッチするためのラッチ回路を形
成するインバータ752、754と、出力イネーブル信
号OEを受けて反転するインバータ756と、電源ノー
ドと接地ノードとの間に直列に接続されるPチャネルM
OSトランジスタ758、760、NチャネルMOSト
ランジスタ762、764とを含む。
【0007】PチャネルMOSトランジスタ758はゲ
ートにインバータ756の出力を受けるNチャネルMO
Sトランジスタ764は、ゲートに出力イネーブル信号
OEを受ける。したがって出力イネーブル信号OEがH
レベルのときにPチャネルMOSトランジスタ758お
よびNチャネルMOSトランジスタ764は活性化さ
れ、データの出力が可能となる。
【0008】PチャネルMOSトランジスタ760およ
びNチャネルMOSトランジスタ762は、ゲートにイ
ンバータ752の出力を受ける。そして、PチャネルM
OSトランジスタ760とNチャネルMOSトランジス
タ762の接続ノードは出力回路704の出力ノードと
なりこの出力ノードは外部データバス708に接続され
る。外部データバス708には、他の半導体装置71
0、712が接続される。
【0009】半導体装置710、712は、半導体装置
701と同様な出力回路を有しており、この出力回路の
出力ノードが外部データバス708に接続されている。
【0010】図11のように、1本の外部データバスを
複数の半導体装置で共有する場合には、データが有効な
期間のみ出力回路を駆動してデータを外部データバスに
出力し、データが有効でない期間には、外部データバス
を出力回路704から切離すのが一般的である。外部デ
ータバスから出力回路を切離すには、出力イネーブル信
号OEをLレベルにすることで実現できる。
【0011】図12は、図11に示した半導体装置70
1がデータを出力する場合の動作波形図である。
【0012】図12を参照して、時刻t1において内部
回路702がデータ信号DATAを出力するとする。単
一バスを経由して出力回路704の付近にまで伝達され
たデータ信号をDATADとすると、時刻t1において
は、データ信号DATADはデータの伝播遅延のため、
まだデータが伝わってきておらず、非有効なデータがデ
ータバス上に現れている。
【0013】時刻t2において、データ信号DATAD
は有効となる。時刻t3において、データを外部データ
バスに出力するタイミングを決定するトリガ信号である
クロック信号CLKOおよび出力イネーブル信号OE
は、データ信号DATADが確実に有効になった後に活
性化され外部データバスEBUS上に有効なデータが出
力される。
【0014】たとえば、時刻t2以前にクロック信号C
LKOおよび出力イネーブル信号OEを活性化してしま
うと、非有効なデータを外部データバスEBUSに出力
してしまう。
【0015】しかしながら、非有効なデータを出力しな
いことを考慮してクロック信号CLKOおよび出力イネ
ーブル信号OEの活性化時期を時刻t2のデータ確定時
期よりも遅くしすぎると、データ出力タイミングが遅延
してしまうという弊害をもたらす可能性がある。
【0016】この弊害は、相補データバスを用いること
で回避される。図13は、相補データバスの説明をする
ための図である。
【0017】図13を参照して、半導体装置801は、
相補なデータ信号DATAおよびZDATAを内部で発
生し出力する内部回路802と、802の出力を受ける
相補データバス806と、相補データバスからデータを
受けて外部に出力する出力回路804とを含む。
【0018】内部回路802は、データ信号DATAを
相補データバスに出力する直列に接続されたインバータ
828、830と、データ信号DATAと相補なデータ
信号ZDATAを受けて相補データバス806に出力す
る直列に接続されたインバータ832、834とを含
む。
【0019】相補データバス806は、データ信号DA
TAに応じたデータ信号DATADを出力回路804に
伝達するデータバス線806aと、データ信号ZDAT
Aに応じたデータ信号ZDATADを出力回路804に
伝達するデータバス線806bとを含む。
【0020】出力回路804は、データ信号DATAD
を受けて反転するインバータ852と、電源ノードと接
地ノードとの間に直列に接続されるPチャネルMOSト
ランジスタ860、NチャネルMOSトランジスタ86
2とを含む。PチャネルMOSトランジスタ860のゲ
ートはインバータ852の出力を受ける。NチャネルM
OSトランジスタ862のゲートはデータ信号ZDAT
ADを受ける。PチャネルMOSトランジスタ760と
NチャネルMOSトランジスタ762の接続ノードは出
力回路804の出力ノードとなり、外部データバス80
8に接続される。
【0021】外部データバス808には他の半導体装置
810、812が接続されている。半導体装置810、
812は、出力回路804と同様な出力回路をそれぞれ
有しており、これらの出力回路の出力ノードは外部デー
タバス808に接続されている。
【0022】図14は、図13に示した相補データバス
の動作を説明するための動作波形図である。
【0023】図13、図14を参照して、時刻t1以前
において、データ信号DATA、ZDATAはともにL
レベルになっている。この状態が相補データバスのスタ
ンバイ状態である。
【0024】時刻t1において、データ信号DATA、
ZDATAのいずれか一方がHレベルになり有効データ
が出力される。
【0025】時刻t2において、相補データバス806
による遅延時間後のデータ信号DATAD、ZDATA
Dのいずれか一方がHレベルとなり、有効データが出力
回路804に伝播される。応じて時刻t3において、P
チャネルMOSトランジスタ860、NチャネルMOS
トランジスタ862のいずれか一方が導通状態となり、
外部データバス808に有効データが出力される。
【0026】相補バスのスタンバイ状態をPチャネルM
OSトランジスタ860、NチャネルMOSトランジス
タ862の両方を非導通状態とするように規定すること
により、データが非有効から有効になったという遷移を
データの外部データバスへの出力のトリガにしているの
である。したがって、図12の場合と比較すると、図1
4の場合は時刻t2からt3の間の遅延時間をほぼなく
すことができ、データの有効期間が完全に利用されてい
ることがわかる。
【0027】次に、図11に示した単一データバスが非
常に重い負荷容量を有している場合を考える。
【0028】図15は、単一データバスの負荷容量が重
い場合の動作波形図である。図11、図15を参照し
て、時刻t1においてデータ信号DATAのデータが有
効になる。しかし、単一データバスの負荷容量が大きい
ため、データバス上のデータ信号DATADが有効な状
態に確定するまでには、非常に長い遷移期間が必要とな
る。
【0029】したがって、時刻t1からかなり遅延させ
た時刻t2においてクロック信号CLKOおよび出力イ
ネーブル信号OEを活性化して外部データバスにデータ
を出力しなければならない。つまり、クロック信号CL
KOは有効データを確実に取込むために、内部データバ
スに有効なデータが現れるまでかなりの時間を待機しな
ければならない。
【0030】このような場合にも、相補データバスを用
い、出力回路が差動増幅器を用いて相補データバス間の
電位差を増幅することにより遅延時間を少なくすること
ができる。
【0031】図16は、出力回路に差動増幅器を備えた
場合の半導体装置901の構成を簡単に示した図であ
る。
【0032】図16を参照して、半導体装置901は、
相補なデータ信号DATA、ZDATAを発生し出力す
る内部回路902と、相補データバス906と、出力回
路904とを含む。
【0033】内部回路902は、データ信号DATAを
相補データバスに伝達する直列に接続されたインバータ
928、930と、データ信号ZDATAを相補データ
バス906に伝達する直列に接続されたインバータ93
2、934とを含む。
【0034】出力回路904は、相補データバス906
に現れた電位差を増幅して出力する差動増幅器942
と、クロック信号CLKOを受けて反転するインバータ
948と、クロック信号CLKOおよびインバータ94
8の出力に応じて差動増幅器942の出力を伝達するト
ランスミッションゲート950と、トランスミッション
ゲート950によって取込まれた差動増幅器942の出
力をラッチするためのラッチを形成するインバータ95
2、954と、出力イネーブル信号OEを受けて反転す
るインバータ956と、電源ノードと接地ノードとの間
に直列に接続されるPチャネルMOSトランジスタ95
8、960およびNチャネルMOSトランジスタ96
2、964とを含む。NチャネルMOSトランジスタ9
64はゲートに出力イネーブル信号OEを受ける。Pチ
ャネルMOSトランジスタ958はゲートにインバータ
956の出力を受ける。
【0035】PチャネルMOSトランジスタ960、N
チャネルMOSトランジスタ962は、ともにインバー
タ952の出力をゲートに受ける。NチャネルMOSト
ランジスタ962とPチャネルMOSトランジスタ96
0は出力回路904の出力ノードとなり、外部データバ
ス908に接続される。
【0036】外部データバス908には、他の半導体装
置910、912が接続される。図17は、図16に示
した差動増幅器942の構成を示す回路図である。
【0037】図17を参照して、差動増幅器942は、
相補データバス906に含まれるデータバス線906
a、906bによって伝達されたデータを内部に取込む
ためのゲート回路972と、データバス線907a、9
07bをイコライズするイコライズ回路974と、デー
タバス線907a、907bに現れた電位差を増幅する
ためのセンスアンプ回路976とを含む。
【0038】ゲート回路972は、制御信号GATEを
ゲートに受け、データバス線906aとデータバス線9
07aとの間に接続されるNチャネルMOSトランジス
タ978と、制御信号GATEをゲートに受け、データ
バス線906bとデータバス線907bとの間に接続さ
れるNチャネルMOSトランジスタ980とを含む。
【0039】イコライズ回路974は、イコライズ信号
EQをゲートに受け、データバス線907aと接地ノー
ドとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ9
82と、データバス線907bと接地ノードとの間に接
続されゲートにイコライズ信号EQを受けるNチャネル
MOSトランジスタ984とを含む。
【0040】センスアンプ回路976は、制御信号AM
Pを受けて反転するインバータ985と、インバータ9
85の出力をゲートに受け、ソースが電源ノードに接続
されるPチャネルMOSトランジスタ986と、制御信
号AMPをゲートに受け、ソースが接地ノードに接続さ
れるNチャネルMOSトランジスタ988と、Pチャネ
ルMOSトランジスタ986のドレインとNチャネルM
OSトランジスタ988のドレインとの間に直列に接続
されゲートがともにデータバス線907bに接続される
直列に接続されたPチャネルMOSトランジスタ99
0、NチャネルMOSトランジスタ992と、Pチャネ
ルMOSトランジスタ986のドレインとNチャネルM
OSトランジスタ988のドレインとの間に直列に接続
されゲートがともにデータバス線907aに接続されて
いるPチャネルMOSトランジスタ994、Nチャネル
MOSトランジスタ996とを含む。
【0041】PチャネルMOSトランジスタ990とN
チャネルMOSトランジスタ992の接続ノードはデー
タバス線907aに接続されている。PチャネルMOS
トランジスタ994とNチャネルMOSトランジスタ9
96の接続ノードはデータバス線907bに接続されて
いる。
【0042】図18は、図17に示した差動増幅器の動
作を説明するための動作波形図である。
【0043】図17、図18を参照して、時刻t1にお
いてイコライズ信号EQがLレベルに立下がり制御信号
GATEが活性化されデータバス線907a、907b
にはデータバス線906a、906bによって伝達され
たデータによって生じる電位差が現れる。
【0044】時刻t2において、制御信号GATEはL
レベルに立下がる。そして制御信号AMPがHレベルに
立上がり、センスアンプ回路976が活性化される。応
じてデータバス線907aと907bの間の電位差は拡
大され、データ信号DATAD、ZDATADの振幅は
増幅される。そして外部に介してデータが出力される。
【0045】時刻t3において、制御信号AMPが立下
がり、イコライズ信号が再びHレベルに活性化され、差
動増幅器は待機状態となる。
【0046】図19は、図16に示した半導体装置90
1においてデータが伝達される様子を表わした動作波形
図である。
【0047】図16、図19を参照して、時刻t1にお
いて、内部回路902から有効なデータか出力される。
【0048】時刻t2において、差動増幅器942まで
相補データバス906によってデータが伝達されてく
る。時刻t3では、差動増幅器942の働きにより相補
データバスに現れる電位差が拡大される。そして、時刻
t4において差動増幅器942によって拡大された有効
なデータが出力回路内の一部に取込まれ、外部データバ
スに対してデータが出力される。
【0049】時刻t5において差動増幅器942の内部
のイコライズ信号が活性化され、時刻t6で再び差動増
幅器942はスタンバイ状態となる。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
配線本数の増大による面積の増加の欠点を考慮しても、
なお相補データバスのメリットが勝る場合には、相補デ
ータバスを採用することになる。
【0051】しかしながら、データの転送速度の面で
は、相補データバスが絶対的に有利な訳ではない。
【0052】図20は、単一データバスと相補データバ
スのデータ転送の比較を示した図である。
【0053】相補データバスによるデータ転送の場合
は、内部回路からデータが出力されデータ転送が開始さ
れてから外部に対してデータを出力する時間、つまりア
クセス時間が速い。これに対して、単一データバスの場
合には、差動増幅器等を備えていないため、アクセス時
間は遅い。したがって、データを伝送するサイクルも相
補データバスの方がサイクルを短くすることができる。
【0054】しかし、単一データバスは、同一配線本数
を使用した場合には、相補バスに対して2倍のデータが
転送できる。したがって、多少の転送周波数、アクセス
速度の低下があっても、その用途は十分にある。
【0055】そこで、nビットの相補データバスを持つ
半導体装置と、2nビットの単一データバスを持つ半導
体装置を同一チップの制御信号の切換によって実現した
り、もしくは、金属配線層を形成する際に使用するメタ
ルマスクを変更することによって作ることが可能なマス
タスライスで実現することは大きな意味がある。
【0056】この発明の目的は、内部に備えたデータバ
スを、用途に応じて、nビットの相補データバスとして
使用する場合と2nビットの単一データバスとして使用
する場合を切換えることができる半導体装置を提供する
ことである。
【0057】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、内部回路を備え、内部回路は、第1、第2のデ
ータ信号、および第1のデータ信号と相補な第3のデー
タ信号を出力するデータ出力部と、第2のデータ信号と
第3のデータ信号のうちいずれか一方を出力する第1の
切換回路とを含み、第1のデータ信号を受ける第1のデ
ータバス線と、第1の切換回路の出力を受ける第2のデ
ータバス線と、第1、第2のデータバス線によって伝達
されたデータに応じた信号を外部に出力する出力回路を
さらに備え、出力回路は、第1のデータ信号に応じた第
1の出力信号を出力する第1の出力バッファ回路と、第
1の切換回路が第2のデータ信号を出力するときには、
第2のデータ信号に応じた第2の出力信号を出力し、第
1の切換回路が第3のデータ信号を出力するときには、
非活性化される第2の出力バッファ回路を含む。
【0058】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、出力回路は、第1
の切換回路が第3のデータ信号を出力するときには、第
1、第2のデータバス線間に生じた電位差から第1のデ
ータ信号に応じた第1の出力信号を検出して第1の出力
バッファ回路に出力し、第1の切換回路が第2のデータ
信号を出力するときには、第1、第2のデータバスによ
って伝達された信号をそれぞれ第1、第2の出力バッフ
ァ回路に出力する差動増幅回路をさらに含む。
【0059】請求項3に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成に加えて、出力回路は、第
3、第4のデータバス線をさらに含み、差動増幅回路
は、第1の切換回路が第3のデータ信号を出力するとき
には、第1、第3のデータ信号が出力回路に伝達される
前に一旦活性化されて第3、第4のデータバス線をとも
に固定電位に結合させ、第1の切換回路が第2のデータ
信号を出力するときには非活性化状態にされるイコライ
ズ回路と、第1の切換回路が第2のデータ信号を出力す
るときには、第1および第2のデータバス線と第3およ
び第4のデータバス線とをそれぞれ接続し、第1の切換
回路が第3のデータ信号を出力するときには、第1、第
3のデータ信号が出力回路に伝達され、イコライズ回路
が非活性化された後第1および第2のデータバス線と第
3および第4のデータバス線とをそれぞれ接続するゲー
ト回路と、第1の切換回路が第3のデータ信号を出力す
るときには、第1、第3のデータ信号が出力回路に伝達
された後に活性化され第3および第4のデータバス線間
の電位差を拡大し、第1の切換回路が第2のデータ信号
を出力するときには非活性化されるセンスアンプ回路と
を有する。
【0060】請求項4に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、第1の切換回路
は、第2のデータ信号を受ける第1の内部ノードと、第
3のデータ信号を受ける第2の内部ノードと、第1の切
換回路から信号出力するために設けられる出力ノード
と、第1、第2の内部ノードのいずれか一方を出力ノー
ドに接続する金属配線とを含む。
【0061】請求項5に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、出力回路は、第1
のデータ信号に応じて電位が変化する第3のデータバス
線と、第1の切換回路が第2のデータ信号を出力すると
きに、第2のデータ信号に応じて電位が変化する第4の
データバス線とをさらに含み、第1の出力バッファ回路
は、第3のデータバス線の電位変化に応じて外部にデー
タを出力し、第2の出力バッファ回路は、第1の切換回
路が第2のデータ信号を出力するときには、活性化信号
を出力し、第1の切換回路が第3のデータ信号を出力す
るときには非活性化信号を出力する第2の切換回路と、
第2の切換回路の出力および第4のデータバスの電位変
化に応じてデータ出力を行なう出力部とを有する。
【0062】請求項6に記載の半導体装置は、請求項5
に記載の半導体装置の構成に加えて、第2の切換回路
は、出力部を活性化させる出力イネーブル信号を受ける
第1の内部ノードと、出力イネーブル信号の非活性化電
位を受ける第2の内部ノードと、第2の切換回路から信
号出力するために設けられる出力ノードと、第1、第2
の内部ノードのいずれか一方を出力ノードに接続する金
属配線とを含む。
【0063】請求項7に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、第1の出力バッフ
ァ回路は、外部に信号出力するための出力端子と、出力
端子と第1の電源電位が与えられる第1の電源ノードと
を結合する経路上に設けられ、第1のデータバス線の電
位変化に応じて導通する第1のトランジスタと、第1の
切換回路が第3のデータ信号を出力するときには、第2
のデータバス線の電位変化に応じた信号を出力し、第1
の切換回路が第2のデータ信号を出力するときには、第
1のデータバス線の電位変化に応じた信号を出力する第
3の切換回路と、出力端子と第1の電源電位と異なる第
2の電源電位が与えられる第2の電源ノードとを結合す
る経路上に設けられ、第3の切換回路の出力に応じて導
通する第2のトランジスタとを有する。
【0064】請求項8に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の構成に加えて、第3の切換回路
は、第1のデータバス線の電位変化に応じた信号を受け
る第1の内部ノードと、第2のデータバス線の電位変化
に応じた信号を受ける第2の内部ノードと、第3の切換
回路から信号出力するために設けられる出力ノードと、
第1、第2の内部ノードのいずれか一方を出力ノードに
接続する金属配線とを含む。
【0065】請求項9に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の構成に加えて、第1の出力バッフ
ァ回路は、出力端子と第1の電源ノードを結合する経路
上に第1のトランジスタと直列に接続される第3のトラ
ンジスタと、出力ノードと第2の電源ノードを結合する
経路上に第2のトランジスタと直列に接続される第4の
トランジスタと、第3、第4のトランジスタの導通状態
を制御する第4の切換回路とを含み、第4の切換回路
は、第1の切換回路が第3のデータ信号を出力するとき
には、第3、第4のトランジスタが導通状態になるよう
にし、第1の切換回路が第2のデータ信号を出力すると
きには、データ出力タイミングに応じて第3、第4のト
ランジスタが導通状態にする。
【0066】請求項10に記載の半導体装置は、請求項
9に記載の半導体装置の構成に加えて、第4の切換回路
は、出力イネーブル信号を受ける第1の内部ノードと、
出力イネーブル信号の活性化電位を受ける第2の内部ノ
ードと、第4の切換回路から信号出力するために設けら
れる出力ノードと、第1、第2の内部ノードのいずれか
一方を出力ノードに接続する金属配線とを含む。
【0067】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0068】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体装置1の概略構成を示したブロック図で
ある。
【0069】図1を参照して、半導体装置1は、データ
信号を出力する内部回路2と、内部回路2からデータを
受取るデータバス6と、データバス6からデータを受取
る出力回路4とを含む。データバス6は、データバス線
6a、6bを含む。
【0070】出力回路4は、半導体装置1の外部に設け
られる外部データバス8に対してデータを出力する。外
部データバス8には他の半導体装置10、12が接続さ
れ、外部データバス8はこれらの半導体装置に共有され
ている。
【0071】図2は、図1に示した半導体装置1の詳細
な構成を示す回路図である。図2を参照して、内部回路
2は、データ信号DATA1、DATA2およびデータ
信号DATA1と相補なデータ信号ZDATA1を出力
するデータ出力部22と、データ信号DATA1、ZD
ATA1、DATA2を受けてデータバス線6a、6b
にデータを出力するバス駆動回路24とを含む。
【0072】バス駆動回路24は、データ信号DATA
1を受けてデータバス線6aにデータを増幅して出力す
る直列に接続されたインバータ28、30と、データ信
号DATA2、ZDATA1のいずれかを切換により選
択する切換回路26と、切換回路26の出力を受けてデ
ータバス線6bに増幅して出力する直列に接続されたイ
ンバータ32、34とを含む。
【0073】切換回路26は、制御信号DOUBLEを
受けて反転するインバータ36と、制御信号DOUBL
EがHレベルのときにデータ信号ZDATA1を伝達す
るトランスミッションゲート40と、制御信号DOUB
LEがLレベルのときにデータ信号DATA2を伝達す
るトランスミッションゲート38とを含む。
【0074】出力回路4は、データバス線6a、6bに
よって伝達されたデータをデータバス線102a、10
2bに伝達する差動増幅器42と、データバス線102
a上に現れるデータを取込み、出力ノードNOUT1か
ら出力する出力バッファ回路44と、データバス線10
2b上に現れるデータを取込んで出力ノードNOUT2
に出力する出力バッファ回路46とを含む。出力ノード
NOUT1、NOUT2は、図1に示した外部データバ
ス8に接続されるが、後に説明するように、データバス
6を相補データバスとして使用する場合には、出力ノー
ドNOUT2からはデータは出力されないので、出力ノ
ードNOUT2は外部データバスには接続されない。
【0075】出力バッファ回路44は、クロック信号C
LKOを受けて反転するインバータ48と、クロック信
号CLKOおよびインバータ48の出力に応じて、クロ
ック信号CLKOがHレベルのときにデータバス線10
2aに現れたデータを内部に取込むトランスミッション
ゲート50と、トランスミッションゲート50によって
取込まれたデータをラッチするラッチを形成するインバ
ータ52、54と、出力イネーブル信号OEを受けて反
転するインバータ56と、電源ノードと出力ノードNO
UT1の間に直列に接続されるPチャネルMOSトラン
ジスタ58、60と、出力ノードNOUT1と接地ノー
ドとの間に直列に接続されるNチャネルMOSトランジ
スタ62、64とを含む。
【0076】PチャネルMOSトランジスタ58は、ゲ
ートにインバータ56の出力を受ける。PチャネルMO
Sトランジスタ60は、ゲートにインバータ52の出力
を受ける。NチャネルMOSトランジスタ62は、ゲー
トにインバータ52の出力を受ける。NチャネルMOS
トランジスタ64は、ゲートに出力イネーブル信号OE
を受ける。
【0077】出力バッファ回路46は、クロック信号C
LKOを受けて反転するインバータ78と、インバータ
78の出力およびクロック信号CLKOに応じて、クロ
ック信号CLKOがHレベルのときにデータバス線10
2bによって伝達されたデータを取込むトランスミッシ
ョンゲート80と、トランスミッションゲート80によ
って取込まれたデータを保持するラッチを形成するイン
バータ82、84とを含む。
【0078】出力バッファ回路46は、さらに、制御信
号DOUBLEに応じて出力イネーブル信号OEと接地
電位GNDのいずれかを出力する切換回路72、切換回
路72の出力を受けて反転するインバータ86と、電源
ノードと出力ノードNOUT2の間に直列に接続される
PチャネルMOSトランジスタ88、90と、出力ノー
ドNOUT2と接地ノードとの間に直列に接続されるP
チャネルMOSトランジスタ92、94とを含む。Pチ
ャネルMOSトランジスタ88は、ゲートにインバータ
86の出力を受ける。PチャネルMOSトランジスタ9
0およびNチャネルMOSトランジスタ92は、ゲート
にインバータ82の出力を受ける。NチャネルMOSト
ランジスタ94は、ゲートに切換回路72の出力を受け
る。
【0079】切換回路72は、制御信号DOUBLEを
受けて反転するインバータ96と、制御信号DOUBL
EがHレベルのときに接地電位GNDを伝達して出力す
るトランスミッションゲート100と、制御信号DOU
BLEがLレベルのときに出力イネーブル信号OEを伝
達して出力するトランスミッションゲート98とを含
む。
【0080】図3は、図2に示した差動増幅器42の構
成を示す回路図である。図3を参照して、差動増幅器4
2は、データバス線6a、6bをそれぞれデータバス線
102a、102bに接続するゲート回路112と、デ
ータバス線102a、102bの電位をイコライズする
イコライズ回路114と、データバス線102a、10
2bの間に現れる電位差を増幅するためのセンスアンプ
回路116とを含む。
【0081】ゲート回路112は、制御信号DOUBL
Eに応じて制御信号GATEと接地電位GNDのいずれ
かを出力する切換回路118と、切換回路118の出力
をゲートに受け、データバス線6aとデータバス線10
2aとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ
120と、切換回路118の出力をゲートに受け、デー
タバス線6bとデータバス線102bとの間に接続され
るNチャネルMOSトランジスタ122とを含む。
【0082】切換回路118は、制御信号DOUBLE
を受けて反転するインバータ124と、制御信号DOU
BLEがHレベルのときに制御信号GATEを伝達して
出力するトランスミッションゲート128と、制御信号
DOUBLEがLレベルのときに接地電位GNDを伝達
して出力するトランスミッションゲート126とを含
む。
【0083】イコライズ回路114は、制御信号DOU
BLEに応じてイコライズ信号EQと接地電位GNDと
を切換えて出力する切換回路130と、切換回路130
の出力をゲートに受け、データバス線102aと接地ノ
ードとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ
132と、切換回路130の出力をゲートに受け、デー
タバス線102bと接地ノードとの間に接続されるNチ
ャネルMOSトランジスタ134とを含む。
【0084】切換回路130は、制御信号DOUBLE
を受けて反転するインバータ136と、制御信号DOU
BLEがHレベルのときにイコライズ信号EQを伝達し
て出力するトランスミッションゲート140と、制御信
号DOUBLEがLレベルのときに接地電位GNDを伝
達して出力するトランスミッションゲート138とを含
む。
【0085】センスアンプ回路116は、制御信号DO
UBLEに応じて制御信号AMPと接地電位GNDとを
切換えて出力する切換回路142と、切換回路142の
出力を受けて反転するインバータ144と、インバータ
144の出力をゲートに受けソースが電源ノードに接続
されるPチャネルMOSトランジスタ146と、切換回
路142の出力をゲートに受けソースが接地ノードに接
続されるNチャネルMOSトランジスタ148と、Pチ
ャネルMOSトランジスタ146のドレインとNチャネ
ルMOSトランジスタ148のドレインとの間に直列に
接続されゲートがともにデータバス線102bに接続さ
れるPチャネルMOSトランジスタ150、Nチャネル
MOSトランジスタ152と、PチャネルMOSトラン
ジスタ146のドレインとNチャネルMOSトランジス
タ148のドレインとの間に直列に接続され、ともにゲ
ートがデータバス線102aに接続されるPチャネルM
OSトランジスタ154、NチャネルMOSトランジス
タ156とを含む。
【0086】PチャネルMOSトランジスタ150とN
チャネルMOSトランジスタ152との間の接続ノード
はデータバス線102aに接続される。NチャネルMO
Sトランジスタ156とPチャネルMOSトランジスタ
154との間の接続ノードはデータバス線102bに接
続される。
【0087】図4は、図2に示した回路において単一デ
ータバスが選択された場合のデータの伝達を説明するた
めの動作波形図である。
【0088】図2、図4を参照して、制御信号DOUB
LEがLレベルに設定されると、データバス線6a、6
bはそれぞれ異なるデータ信号DATA1、DATA2
をそれぞれ伝達する。この場合には、差動増幅器42
は、データを増幅することなくそのままデータバス線1
02a、102bに出力する。
【0089】したがって、時刻t1において、データ出
力部からデータが出力され時刻t2においてその有効な
データがデータバス線102a、102bに伝達されて
くる。
【0090】時刻t3において、データが十分に確定し
たタイミングでクロック信号CLKOが活性化され、さ
らに出力イネーブル信号OEが活性化されて外部データ
バスに接続される出力ノードNOUT1、NOUT2に
は異なるデータが出力される。
【0091】図5は、図2に示した回路が相補データバ
スとして内部バスを使用する場合の動作波形図である。
【0092】図2、図5を参照して、制御信号DOUB
LEがHレベルに設定されると、データバス線6bに
は、切換回路26の働きによりデータ信号DATA1が
与えられる。したがって、時刻t1において、相補なデ
ータバスとなるデータバス線6a、6bのいずれかがH
レベルに活性化され、時刻t2において差動増幅器42
の入力部分にデータが伝達される。
【0093】時刻t3において、差動増幅器42が活性
化され、データバス線6a、6bの間に生じる電位差が
増幅されてデータバス線102a、102bに出力され
る。この場合、出力バッファ回路46は、制御信号DO
UBLEがHレベルになっているので、出力イネーブル
信号によって活性化されることはなく、データバス線1
02aに出力されてくるデータのみが使用される。
【0094】時刻t4において、クロック信号CLKO
が活性化されデータが出力バッファ回路46の内部のラ
ッチに取込まれ、さらに出力イネーブル信号OEが活性
化し出力ノードNOUT1にデータが出力され外部デー
タバスに有効なデータが出力される。
【0095】時刻t5において、差動増幅器の内部でイ
コライズ回路が活性化し、時刻t6において差動増幅器
42およびデータバス線102a、102bはスタンバ
イ状態となる。
【0096】以上説明したように、実施の形態1の半導
体装置では、相補データバスを用いた際は、差動アンプ
を用いて重い負荷のバスでも短い遅延時間すなわちレイ
テンシーでデータを転送することができ、また単一デー
タバスでは2倍のビット数のデータを同時に転送するこ
とが可能になる。
【0097】たとえば、半導体記憶装置等では、同じ記
憶容量を有するチップについてデータ入出力ピン数を切
換えることによって、8ビットの出力にしたり4ビット
の出力にしたり16ビットの出力にしたりすることは、
しばしば行なわれているので、このような場合には特に
有効である。
【0098】[実施の形態2]図6は、実施の形態2の
半導体装置201の構成を示す回路図である。
【0099】図6を参照して、半導体装置201は、内
部回路202と、内部回路202からデータを出力する
ためのデータバス線6a、6bと、データバス線6a、
6bからデータを受取り外部にデータを出力する出力回
路204とを含む。
【0100】内部回路202は、図2に示した内部回路
2の構成においてバス駆動回路24に代えて、バス駆動
回路224を含む。バス駆動回路224は、図2に示し
たバス駆動回路24の構成において、切換回路26に代
えて接続切換部226を含む点が異なる。他の構成は、
内部回路2と同様であるため説明は繰返さない。
【0101】出力回路204は、図2に示した出力回路
4の構成において、差動増幅器42に代えて差動増幅器
242を含み、出力バッファ回路46に代えて出力バッ
ファ回路246を含む点が図2に示した出力回路4と異
なる。
【0102】出力バッファ回路246は、図2に示した
出力バッファ回路46の構成において、切換回路72に
代えて接続切換部272を含む点が出力バッファ回路4
6と異なる。他の構成は出力バッファ回路46と同様で
あり説明は繰返さない。
【0103】接続切換部226は、データバス線6a、
6bを相補データバスとして使用する場合にはDで示し
た接続に設定される。一方、データバス線6a、6bを
2本の単一データバスとして使用する場合には、Sで示
した接続に設定される。
【0104】接続切換部272も同様に、データバス線
6a、6bを相補なデータバスとして使用する場合には
Dで示した接続に設定され、データバス線6a、6bを
単一な2本のデータバスとして使用する場合には、Sで
示した接続に設定される。
【0105】つまり、データバス線6a、6bを相補な
データバスとして使用する場合には、接続切換部226
によって相補なデータ信号DATA1がデータバス線6
bに伝達される。また、差動増幅器によって増幅された
データはデータバス線102aに出力され出力ノードN
OUT1に伝達されるが、出力バッファ回路246は、
接続切換部272によってPチャネルMOSトランジス
タ88およびNチャネルMOSトランジスタ94が非活
性化されているため、データを出力しない。
【0106】図7は、図6における差動増幅器242の
構成を示す回路図である。図7を参照して、差動増幅器
242は、ゲート回路312と、イコライズ回路314
と、センスアンプ回路316とを含む。
【0107】ゲート回路312は、図3に示したゲート
回路112の構成において切換回路118に代えて接続
切換部318を含む。イコライズ回路314は、図3に
示したイコライズ回路114の構成において、切換回路
130に代えて、接続切換部330を含む。
【0108】センスアンプ回路316は、図3に示した
センスアンプ回路116の構成において、切換回路14
2に代えて接続切換部342を含む。接続切換部31
8、330、342は、データバス線6a、6bを相補
なデータバスとして接続する場合には、Dで示された接
続に設定され、データバス線6a、6bの2本の単一デ
ータバスとして使用する場合には、Sで示した接続に設
定される。
【0109】図6、図7に示した接続切換部226、2
72、318、330、342の接続を金属配線層を形
成するためのメタルマスクのパターン変更によって切換
を行なう。このようにすることにより、半導体装置を最
終工程近くまで作っておくいわゆるマスタスライスとし
て在庫しておき、メタルマスクの切換によって必要量の
品種の生産調整が可能となり、コストを低減させること
ができる。
【0110】[実施の形態3]図8は、実施の形態3の
半導体装置401の構成を示す回路図である。
【0111】図8を参照して、半導体装置401は、図
2に示した半導体装置1の構成において、出力回路4に
代えて出力回路404を含む。出力回路404は、図2
における出力回路4の構成において、差動増幅器42、
出力バッファ回路44に代えて出力バッファ回路444
を含む。
【0112】出力バッファ回路444は、制御信号DO
UBLEに応じてクロック信号CLKOと電源電位VD
Dのいずれかを出力する切換回路446と、切換回路4
46の出力を受けて反転するインバータ448と、イン
バータ448の出力および切換回路446の出力に応じ
てデータバス線6aによって伝達されたデータを伝達す
るトランスミッションゲート450と、トランスミッシ
ョンゲート450によって伝達されたデータを保持する
ラッチ回路を形成するインバータ452、454を含
む。
【0113】出力バッファ回路444は、さらに、制御
信号DOUBLEに応じてインバータ452の出力とデ
ータバス線6bによって伝達されたデータのいずれかを
出力する切換回路468と、制御信号DOUBLEに応
じて出力イネーブル信号OEと電源電位VDDのいずれ
かを選択して出力する切換回路466と、切換回路46
6の出力を受けて反転するインバータ456と、電源ノ
ードと出力ノードNOUT1との間に直列に接続される
PチャネルMOSトランジスタ458、460と、出力
ノードNOUT1と接地ノードとの間に直列に接続され
るNチャネルMOSトランジスタ462、464とを含
む。
【0114】PチャネルMOSトランジスタ458は、
ゲートにインバータ456の出力を受ける。Pチャネル
MOSトランジスタ460は、ゲートにインバータ45
2の出力を受ける。NチャネルMOSトランジスタ46
2は、ゲートに切換回路468の出力を受ける。Nチャ
ネルMOSトランジスタ464は、ゲートに切換回路4
66の出力を受ける。
【0115】切換回路446は、制御信号DOUBLE
を受けて反転するインバータ470と、制御信号DOU
BLEがHレベルのときに電源電位VDDを伝達するト
ランスミッションゲート474と、制御信号DOUBL
EがLレベルのときにクロック信号CLKOを伝達し出
力するトランスミッションゲート472とを含む。
【0116】切換回路466は、制御信号DOUBLE
を受けて反転するインバータ476と、制御信号DOU
BLEがHレベルのときに電源電位VDDを伝達して出
力するトランスミッションゲート480と、制御信号D
OUBLEがLレベルのときに出力イネーブル信号OE
を伝達して出力するトランスミッションゲート478と
を含む。
【0117】切換回路468は、制御信号DOUBLE
を受けて反転するインバータ482と、制御信号DOU
BLEがHレベルのときにデータバス線6bからデータ
を受けて伝達するトランスミッションゲート486と、
制御信号DOUBLEがLレベルのときにインバータ4
52の出力を受けて伝達するトランスミッションゲート
484とを含む。
【0118】他の構成は図2に示した半導体装置1と同
様であるので説明は繰返さない。図9は、図8における
データバス線6a、6bが相補データバスとして動作す
る場合を説明するための動作波形図である。
【0119】図8、図9を参照して、時刻t1以前にお
いて、データ信号DATA、ZDATAはともにLレベ
ルになっている。この状態が相補データバスのスタンバ
イ状態である。
【0120】時刻t1において、データ信号DATA、
ZDATAのいずれか一方がHレベルになり有効データ
が出力される。
【0121】時刻t2において、相補データバス806
による遅延時間後のデータ信号DATAD、ZDATA
Dのいずれか一方がHレベルとなり、有効データが出力
回路404に伝播される。
【0122】応じて時刻t3において、PチャネルMO
Sトランジスタ460、NチャネルMOSトランジスタ
462のいずれか一方が導通状態となり、外部データバ
ス808に有効データが出力される。尚、PチャネルM
OSトランジスタ458、NチャネルMOSトランジス
タ464は切換回路466の設定により、常に導通状態
に制御されている。
【0123】相補バスのスタンバイ状態をPチャネルM
OSトランジスタ460、NチャネルMOSトランジス
タ462の両方を非導通状態とするように規定すること
により、データが非有効から有効になったという遷移を
データの外部データバスへの出力のトリガにしているの
である。
【0124】したがって、時刻t2からt3の間の遅延
時間をほぼなくすことができ、データの有効期間を完全
に利用することができる。
【0125】尚、出力バッファ46は、相補データバス
としてデータバス線6a、6bを使用するときは、制御
信号DOUBLEの設定により非活性化されている。
【0126】なお、図8に示したデータバス線6a、6
bを2本の単一データバスとして使用する場合は図4で
説明した波形と同様であり、説明は繰返さない。
【0127】このような構成をとることにより、相補デ
ータバスを用いた場合には、遅延時間を短くすることが
でき、また単一データバスを用いる場合には、2倍のビ
ット数のデータを同時に転送が可能となる。
【0128】[実施の形態4]図10は、実施の形態4
の半導体装置501の構成を示した回路図である。
【0129】図10を参照して、半導体装置501は、
データ信号をデータバスに出力する内部回路502と、
データバスからデータを受けて外部に出力する出力回路
504とを含む。
【0130】内部回路502は、図2に示した内部回路
2の構成において、バス駆動回路24に代えてバス駆動
回路524を含む。
【0131】バス駆動回路524は、図2に示したバス
駆動回路24の構成において、切換回路26に代えて接
続切換部526を含む点が異なる。他の構成は、内部回
路2と同様であるため説明は繰返さない。
【0132】出力回路504は、データバス線6a、6
bからデータを受けて出力ノードNOUT1に出力する
出力バッファ回路544と、データバス線6bからデー
タを受けて出力ノードNOUT2に出力する出力バッフ
ァ回路546とを含む。
【0133】出力バッファ回路544は、図8に示した
出力バッファ回路444の構成において、切換回路44
6、466、468に代えて接続切換部547、56
6、568を含む。接続切換部547は、相補データバ
スとしてデータバス線を使用する場合には電源電位VD
Dをインバータ448およびトランスミッションゲート
450に与える。
【0134】一方データバス線を2本の単一データバス
として使用する場合には、クロック信号CLKOをイン
バータ448およびトランスミッションゲート450に
与える。接続切換部566は、データバスを相補データ
バスとして使用する場合には電源電位をインバータ45
6の入力およびNチャネルMOSトランジスタ464の
ゲートに与え、データバスを2本の単一データバスとし
て使用する場合には出力イネーブル信号OEをインバー
タ456の入力およびNチャネルMOSトランジスタ4
64のゲートに与える。
【0135】接続切換部568は、データバスを相補デ
ータバスとして使用する場合には、データバス線6bを
NチャネルMOSトランジスタ462のゲートに接続
し、一方データバスを2本の単一データバスとして使用
する場合にはインバータ452の出力をNチャネルMO
Sトランジスタ462のゲートに与える。
【0136】出力バッファ回路546は、図8における
出力バッファ回路46の構成において切換回路72に代
えて接続切換部572を含む。
【0137】接続切換部572は、相補データバスとし
て内部データバスを使用する場合には、接地電位GND
をインバータ86の入力およびNチャネルMOSトラン
ジスタ94のゲートに与える。
【0138】一方、内部データバスを単一な2本のデー
タバスとして使用する場合には出力イネーブル信号OE
をインバータ86の入力およびNチャネルMOSトラン
ジスタ94のゲートに与える。
【0139】他の構成は、図8に示した半導体装置40
1の構成と同様であり説明は繰返さない。
【0140】また、動作は実施の形態3の場合と同様で
あり説明は繰返さない。このようにすることにより、金
属配線層を形成する際に用いるメタルマスクを取換える
だけで、別な品種展開が可能となり、マスタスライス状
態で製品を在庫しておき、必要に応じてメタルマスクを
使用してさまざまな品種を生産することが可能となる。
【0141】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0142】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体装置は、内部に
備えるデータバスを相補データバス、単一データバスの
いずれかに切換えて使用可能であるので、一つのチップ
で多様な動作をさせることが可能となる。
【0143】請求項2、3に記載の半導体装置は、請求
項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、相補デ
ータバスを用いた際は、差動アンプを用いて重い負荷の
バスでも短い遅延時間すなわちレイテンシーでデータを
転送することができ、また単一データバスでは2倍のビ
ット数のデータを同時に転送することが可能になる。
【0144】請求項4に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、接続切換部
の接続を金属配線層を形成するためのメタルマスクのパ
ターン変更によって決定するので半導体装置を最終工程
近くまで作っておくいわゆるマスタスライスとして在庫
しておき、メタルマスクの切換によって必要量の品種の
生産調整が可能となり、コストを低減させることができ
る。
【0145】請求項5に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、遅延時間を
ほぼなくすことができ、データの有効期間を完全に利用
することができる。
【0146】請求項6に記載の半導体装置は、請求項5
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、接続切換部
の接続を金属配線層を形成するためのメタルマスクのパ
ターン変更によって決定するので半導体装置を最終工程
近くまで作っておくいわゆるマスタスライスとして在庫
しておき、メタルマスクの切換によって必要量の品種の
生産調整が可能となり、コストを低減させることができ
る。
【0147】請求項7に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、遅延時間を
ほぼなくすことができ、データの有効期間を完全に利用
することができる。
【0148】請求項8に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、接続切換部
の接続を金属配線層を形成するためのメタルマスクのパ
ターン変更によって決定するので半導体装置を最終工程
近くまで作っておくいわゆるマスタスライスとして在庫
しておき、メタルマスクの切換によって必要量の品種の
生産調整が可能となり、コストを低減させることができ
る。
【0149】請求項9に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、遅延時間を
ほぼなくすことができ、データの有効期間を完全に利用
することができる。
【0150】請求項10に記載の半導体装置は、請求項
9に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、接続切換
部の接続を金属配線層を形成するためのメタルマスクの
パターン変更によって決定するので半導体装置を最終工
程近くまで作っておくいわゆるマスタスライスとして在
庫しておき、メタルマスクの切換によって必要量の品種
の生産調整が可能となり、コストを低減させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置1の概略
構成を示したブロック図である。
【図2】 図1に示した半導体装置1の詳細な構成を示
す回路図である。
【図3】 図2に示した差動増幅器42の構成を示す回
路図である。
【図4】 図2に示した回路において単一データバスが
選択された場合のデータの伝達を説明するための動作波
形図である。
【図5】 図2に示した回路が相補データバスとして内
部バスを使用する場合の動作波形図である。
【図6】 実施の形態2の半導体装置201の構成を示
す回路図である。
【図7】 図6における差動増幅器242の構成を示す
回路図である。
【図8】 実施の形態3の半導体装置401の構成を示
す回路図である。
【図9】 図8におけるデータバス線6a、6bが相補
データバスとして動作する場合を説明するための動作波
形図である。
【図10】 実施の形態4の半導体装置501の構成を
示した回路図である。
【図11】 従来の半導体装置における単一データバス
を説明するための図である。
【図12】 図11に示した半導体装置701がデータ
を出力する場合の動作波形図である。
【図13】 相補データバスの説明をするための図であ
る。
【図14】 図13に示した相補データバスの動作を説
明するための動作波形図である。
【図15】 単一データバスの負荷容量が重い場合の動
作波形図である。
【図16】 出力回路に差動増幅器を備えた場合の半導
体装置901の構成を簡単に示した図である。
【図17】 図16に示した差動増幅器942の構成を
示す回路図である。
【図18】 図17に示した差動増幅器の動作を説明す
るための動作波形図である。
【図19】 図16に示した半導体装置901において
データが伝達される様子を表わした動作波形図である。
【図20】 単一データバスと相補データバスのデータ
転送の比較を示した図である。
【符号の説明】
1,201,401,501 半導体装置、2,20
2,502 内部回路、4,204,404,504
出力回路、6a,6b データバス線、22 データ出
力部、24,224,524 バス駆動回路、26,7
2,446,466,468,118,130,142
切換回路、102a,102b データバス線、4
4,46,246,444,544,546 出力バッ
ファ回路、58,60,88,90,458,460
PチャネルMOSトランジスタ、62,64,92,9
4,462,464,120,122,132,13
4,148,152,156 NチャネルMOSトラン
ジスタ、112 ゲート回路、114 イコライズ回
路、116 センスアンプ回路、226,272,31
8,330,342,526,547,568,572
接続切換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱本 武史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B015 HH01 JJ21 KB12 KB33 KB36 PP02 5B024 AA09 AA11 AA15 BA09 BA29 CA07 CA21 CA27 5J056 AA04 BB57 BB58 DD13 DD29 EE11 FF01 FF07 FF08 GG12 HH04 KK01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路を備え、 前記内部回路は、 第1、第2のデータ信号、および前記第1のデータ信号
    と相補な第3のデータ信号を出力するデータ出力部と、 前記第2のデータ信号と前記第3のデータ信号のうちい
    ずれか一方を出力する第1の切換回路とを含み、 前記第1のデータ信号を受ける第1のデータバス線と、 前記第1の切換回路の出力を受ける第2のデータバス線
    と、 前記第1、第2のデータバス線によって伝達されたデー
    タに応じた信号を外部に出力する出力回路をさらに備
    え、 前記出力回路は、 前記第1のデータ信号に応じた第1の出力信号を出力す
    る第1の出力バッファ回路と、 前記第1の切換回路が前記第2のデータ信号を出力する
    ときには、前記第2のデータ信号に応じた第2の出力信
    号を出力し、前記第1の切換回路が前記第3のデータ信
    号を出力するときには、非活性化される第2の出力バッ
    ファ回路を含む、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記出力回路は、 前記第1の切換回路が前記第3のデータ信号を出力する
    ときには、前記第1、第2のデータバス線間に生じた電
    位差から前記第1のデータ信号に応じた第1の出力信号
    を検出して前記第1の出力バッファ回路に出力し、前記
    第1の切換回路が前記第2のデータ信号を出力するとき
    には、前記第1、第2のデータバスによって伝達された
    信号をそれぞれ前記第1、第2の出力バッファ回路に出
    力する差動増幅回路をさらに含む、請求項1に記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記出力回路は、 第3、第4のデータバス線をさらに含み、 前記差動増幅回路は、 前記第1の切換回路が前記第3のデータ信号を出力する
    ときには、前記第1、第3のデータ信号が前記出力回路
    に伝達される前に一旦活性化されて前記第3、第4のデ
    ータバス線をともに固定電位に結合させ、前記第1の切
    換回路が前記第2のデータ信号を出力するときには非活
    性化状態にされるイコライズ回路と、 前記第1の切換回路が前記第2のデータ信号を出力する
    ときには、前記第1および第2のデータバス線と前記第
    3および第4のデータバス線とをそれぞれ接続し、前記
    第1の切換回路が前記第3のデータ信号を出力するとき
    には、前記第1、第3のデータ信号が前記出力回路に伝
    達され、前記イコライズ回路が非活性化された後前記第
    1および第2のデータバス線と前記第3および第4のデ
    ータバス線とをそれぞれ接続するゲート回路と、 前記第1の切換回路が前記第3のデータ信号を出力する
    ときには、前記第1、第3のデータ信号が前記出力回路
    に伝達された後に活性化され前記第3および第4のデー
    タバス線間の電位差を拡大し、前記第1の切換回路が前
    記第2のデータ信号を出力するときには非活性化される
    センスアンプ回路とを有する、請求項2に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 第1の切換回路は、 前記第2のデータ信号を受ける第1の内部ノードと、 前記第3のデータ信号を受ける第2の内部ノードと、 前記第1の切換回路から信号出力するために設けられる
    出力ノードと、 前記第1、第2の内部ノードのいずれか一方を前記出力
    ノードに接続する金属配線とを含む、請求項1に記載の
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記出力回路は、 前記第1のデータ信号に応じて電位が変化する第3のデ
    ータバス線と、 前記第1の切換回路が前記第2のデータ信号を出力する
    ときに、前記第2のデータ信号に応じて電位が変化する
    第4のデータバス線とをさらに含み、 前記第1の出力バッファ回路は、前記第3のデータバス
    線の電位変化に応じて外部にデータを出力し、 前記第2の出力バッファ回路は、 前記第1の切換回路が前記第2のデータ信号を出力する
    ときには、活性化信号を出力し、前記第1の切換回路が
    前記第3のデータ信号を出力するときには非活性化信号
    を出力する第2の切換回路と、 前記第2の切換回路の出力および前記第4のデータバス
    の電位変化に応じてデータ出力を行なう出力部とを有す
    る、請求項1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の切換回路は、 前記出力部を活性化させる出力イネーブル信号を受ける
    第1の内部ノードと、 前記出力イネーブル信号の非活性化電位を受ける第2の
    内部ノードと、 前記第2の切換回路から信号出力するために設けられる
    出力ノードと、 前記第1、第2の内部ノードのいずれか一方を前記出力
    ノードに接続する金属配線とを含む、請求項5に記載の
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の出力バッファ回路は、 外部に信号出力するための出力端子と、 前記出力端子と第1の電源電位が与えられる第1の電源
    ノードとを結合する経路上に設けられ、前記第1のデー
    タバス線の電位変化に応じて導通する第1のトランジス
    タと、 前記第1の切換回路が前記第3のデータ信号を出力する
    ときには、前記第2のデータバス線の電位変化に応じた
    信号を出力し、前記第1の切換回路が前記第2のデータ
    信号を出力するときには、前記第1のデータバス線の電
    位変化に応じた信号を出力する第3の切換回路と、 前記出力端子と前記第1の電源電位と異なる第2の電源
    電位が与えられる第2の電源ノードとを結合する経路上
    に設けられ、前記第3の切換回路の出力に応じて導通す
    る第2のトランジスタとを有する、請求項1に記載の半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の切換回路は、 前記第1のデータバス線の電位変化に応じた信号を受け
    る第1の内部ノードと、 前記第2のデータバス線の電位変化に応じた信号を受け
    る第2の内部ノードと、 前記第3の切換回路から信号出力するために設けられる
    出力ノードと、 前記第1、第2の内部ノードのいずれか一方を前記出力
    ノードに接続する金属配線とを含む、請求項7に記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の出力バッファ回路は、 前記出力端子と前記第1の電源ノードを結合する経路上
    に前記第1のトランジスタと直列に接続される第3のト
    ランジスタと、 前記出力ノードと前記第2の電源ノードを結合する経路
    上に前記第2のトランジスタと直列に接続される第4の
    トランジスタと、 前記第3、第4のトランジスタの導通状態を制御する第
    4の切換回路とを含み、 前記第4の切換回路は、前記第1の切換回路が前記第3
    のデータ信号を出力するときには、前記第3、第4のト
    ランジスタが導通状態になるようにし、前記第1の切換
    回路が前記第2のデータ信号を出力するときには、デー
    タ出力タイミングに応じて前記第3、第4のトランジス
    タが導通状態にする、請求項7に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第4の切換回路は、 出力イネーブル信号を受ける第1の内部ノードと、 前記出力イネーブル信号の活性化電位を受ける第2の内
    部ノードと、 前記第4の切換回路から信号出力するために設けられる
    出力ノードと、 前記第1、第2の内部ノードのいずれか一方を前記出力
    ノードに接続する金属配線とを含む、請求項9に記載の
    半導体装置。
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