JPH04219012A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH04219012A
JPH04219012A JP2403936A JP40393690A JPH04219012A JP H04219012 A JPH04219012 A JP H04219012A JP 2403936 A JP2403936 A JP 2403936A JP 40393690 A JP40393690 A JP 40393690A JP H04219012 A JPH04219012 A JP H04219012A
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JP
Japan
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circuit
output
stage circuit
output signal
power supply
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Application number
JP2403936A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mobara
茂原 宏
Masanori Kinugasa
昌典 衣笠
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356165Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the feedback circuit
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/013Modifications of generator to prevent operation by noise or interference

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に係り
、特に出力信号変化時に電源変動が収まるまで入力信号
を一時的にラッチするためのラッチ回路を有するCMO
S(相補性絶縁ゲート型)構成の出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路の高速化、高駆動能力化
に伴い、その出力が変化した際に起こる集積回路の電源
・接地線の電位変動が入力回路の閾値電圧に与える影響
が大きくなってきている。即ち、集積回路の動作速度が
向上すると、出力信号の立上り、立下り時における急激
な出力電流の遷移に伴い、電源配線や接地配線のインダ
クタンスの両端間に急激な電圧変化が生じ、この電源・
接地線の電位変動(以下、電源変動という。)はこの集
積回路内の回路の誤動作や発振を引き起こすことになる
【0003】この対策として、上記したような電源変動
により入力信号が影響を受けることが想定される場合に
は、ヒステリシス特性を有するシュミット回路を用い、
そのヒステリシス電圧幅を広く設定するような工夫がな
されている。一方では、例えば図4あるいは図5に示す
ような回路のように、前記したような電源変動が収まる
まで入力信号をラッチする技術が提案されている(特開
昭63−132523号「集積回路」)。
【0004】図4に示す出力回路において、14は入力
信号を反転させる第1のインバータ回路、16は上記第
1のインバータ回路14の出力信号を反転させる第2の
インバータ回路、18は上記第2のインバータ回路16
の出力信号を反転させる第3のインバータ回路、20は
上記第3のインバータ回路18の出力信号をバッファ増
幅して出力端子22に出力する出力バッファ回路、24
は出力端子側の等価容量、27はこの出力バッファ回路
20の出力信号を所定時間遅延させる帰還制御用の遅延
回路であり、三段接続されたインバータ28、30、3
2からなる。上記各回路は、それぞれ動作電源として、
電源電位(VCC電位)と接地電位(VSS電位)とが
与えられる。
【0005】さらに、40は前記VCC電位と第1のイ
ンバータ回路14の出力端との間に接続されたPチャネ
ルトランジスタ、38は前記VCC電位とPチャネルト
ランジスタ40との間に接続されたPチャネルトランジ
スタ、34はPチャネルトランジスタ40のゲートと第
2のインバータ回路16の出力端との間に接続された第
3のPチャネルトランジスタ、44は上記第1のインバ
ータ回路14の出力端と前記VSS電位との間に接続さ
れたNチャネルトランジスタ、42は上記Nチャネルト
ランジスタ44のゲートと前記VSS電位との間に接続
されたNチャネルトランジスタ、36はNチャネルトラ
ンジスタ44のゲートと第2のインバータ回路16の出
力端との間に接続されたNチャネルトランジスタである
。上記Pチャネルトランジスタ38およびNチャネルト
ランジスタ42の各ゲートには前記遅延回路27の出力
が与えられ、前記Pチャネルトランジスタ34およびN
チャネルトランジスタ36の各ゲートには前記遅延回路
27の出力とは逆相信号である二段目のインバータ30
の出力が与えられる。この出力回路の動作原理は、前記
特開昭63−132523号公報に詳述されているが、
ここで、簡単に説明しておく。
【0006】いま、別の集積回路または同一集積回路の
内部回路から入力する入力信号INが例えば低レベル“
L”から高レベル“H”へ遷移した場合、第1のインバ
ータ回路14の出力は“H”から“L”へ反転し、第2
のインバータ回路16の出力は“L”から“H”へと反
転し、第3のインバータ回路18の出力は“H”から“
L”へと反転し、出力バッファ回路20の出力(出力端
子22)も“H”から“L”へと反転して入力信号IN
の反転レベル“L”が現れる。この出力信号の“H”か
ら“L”への変化時に、前記容量24の電荷が急激にV
SS電位に流れ込み、電源変動が生じる。この場合、例
えば複数ビットのデータに対応して複数の出力信号が同
時に変化すると、電源変動が大きなものとなる。
【0007】一方、上記出力信号の“H”から“L”へ
の変化時より前記遅延回路27による遅延動作の時間だ
け遅れて、遅延回路27の二段目のインバータ30の出
力が“H”から“L”へ変化し、三段目のインバータ3
2の出力が“L”から“H”へ変化する。この場合、二
段目のインバータ30の出力が“H”、三段目のインバ
ータ32の出力が“L”の期間は、二段目のインバータ
30の出力“H”によりPチャネルトランジスタ34/
Nチャネルトランジスタ36が対応してオフ/オン状態
を保ち、三段目のインバータ32の出力“L”によりP
チャネルトランジスタ38/Nチャネルトランジスタ4
2がオン/オフ状態を保つ。従って、前記第2のインバ
ータ回路16の出力が“L”状態(反転前)の時には、
Pチャネルトランジスタ40は、ゲートにPチャネルト
ランジスタ38を通してVCC電位が与えられるのでオ
フ状態を保ち、Nチャネルトランジスタ44は、ゲート
にNチャネルトランジスタ36を通して第2のインバー
タ回路16の出力“L”が与えられるのでオフ状態を保
つ。これに対して、上記遅延動作の間に、第2のインバ
ータ回路16の出力の反転が終了して“H”になった時
には、Nチャネルトランジスタ44は、ゲートにNチャ
ネルトランジスタ36を通して第2のインバータ回路1
6の出力“H”が与えられるのでオン状態に反転し、こ
の時に反転が終了している第1のインバータ回路14の
出力“L”をラッチする。
【0008】さらに、上記遅延回路27の遅延動作の終
了により、二段目のインバータ30の出力の“H”から
“L”への反転および三段目のインバータ32の出力の
“L”から“H”への反転が終了すると、二段目のイン
バータ30の出力“L”によりPチャネルトランジスタ
34/Nチャネルトランジスタ36が対応してオン/オ
フ状態に反転し、三段目のインバータ32の出力“H”
によりPチャネルトランジスタ38/Nチャネルトラン
ジスタ42がオフ/オン状態に反転するので、Pチャネ
ルトランジスタ40は、ゲートにPチャネルトランジス
タ34を通して第2のインバータ回路16の出力“H”
が与えられるのでオフ状態を保ち、Nチャネルトランジ
スタ44は、ゲートにNチャネルトランジスタ42を通
してVSS電位が与えられるのでオフ状態に復帰する。
【0009】入力信号INが“H”から“L”へ遷移す
る場合には、上記した動作に準じて動作が行われる。そ
の要点を述べると、遅延回路27の遅延動作の間に、第
2のインバータ回路16の出力の反転が終了して“L”
になった時には、Pチャネルトランジスタ40は、ゲー
トにPチャネルトランジスタ34を通して第2のインバ
ータ回路16の出力“L”が与えられるのでオン状態に
反転し、この時に反転が終了している第1のインバータ
回路14の出力“H”をラッチする。そして、上記遅延
動作の終了後には、Pチャネルトランジスタ40は、ゲ
ートにPチャネルトランジスタ38を通してVCC電位
が与えられるのでオフ状態に復帰する。
【0010】図5に示す出力回路は、図4に示した回路
と比べて、第3のインバータ回路18が省略され、遅延
回路27’は四段接続されたインバータ50、28、3
0、32からなり、Pチャネルトランジスタ34および
Nチャネルトランジスタ36の各ゲートにはこの遅延回
路27’の出力とは逆相である三段目30のインバータ
の出力が与えられる点が異なり、その他は同じであるの
で図4中と同一符号を付している。
【0011】ところで、図4および図5に示した出力回
路では、出力信号変化時に電源変動が収まるまで入力信
号を一時的にラッチするためのPチャネルトランジスタ
40あるいはNチャネルトランジスタ44をオンするた
めの電位を伝えるための伝送ゲートとして、片チャネル
型のMOSトランジスタ(Pチャネルトランジスタ34
またはNチャネルトランジスタ36)を使用している。 これにより、動作電源電圧が低下(電源電位VCCが低
下)すると、バックゲートバイアス効果により伝送ゲー
トのオン抵抗が大きくなってその伝搬遅延が大きくなり
、前記したような所望のタイミングでのラッチ動作が行
われなくなり、最悪の場合には、伝送ゲートがオフ状態
になってしまい、所望の電位を伝えることができなくな
る。
【0012】即ち、Nチャネルトランジスタ36により
低レベル信号だけでなく高レベル信号を伝送し、Pチャ
ネルトランジスタ34により高レベル信号だけでなく低
レベル信号を伝送している。Nチャネルトランジスタ3
6により高レベル信号を伝送すれば、その閾値電圧だけ
低下した信号しか伝送できない。バックゲートバイアス
効果を考えれば、上記閾値電圧は増大し、伝送レベルの
低下量は大きくなる。Pチャネルトランジスタ34によ
り低レベル信号を伝送する場合にも、上記と同様に、本
来伝送したいレベルから大きくずれた信号レベルしか伝
送できない。これらのNチャネルトランジスタ36によ
る伝送レベルまたはPチャネルトランジスタ34による
伝送レベルは、Nチャネルトランジスタ44またはPチ
ャネルトランジスタ40のゲート入力となっているので
、動作電源電圧が低下(電源電位VCCが低下)すると
、Nチャネルトランジスタ44またはPチャネルトラン
ジスタ40はターンオンし難くなり、ついには、ターン
オンしなくなる。換言すれば、最小動作電圧が制限され
るという電源電圧依存性がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
出力回路は、出力信号変化時に電源変動が収まるまで入
力信号を一時的にラッチするためのトランジスタをオン
するための電位を伝えるための伝送ゲートとして片チャ
ネル型のMOSトランジスタを使用しているので、動作
電源電圧が低下すると、バックゲートバイアス効果によ
り伝送ゲートのオン抵抗が大きくなってその伝搬遅延が
大きくなり、所望のタイミングでのラッチ動作が行われ
なくなり、最悪の場合には、伝送ゲートがオフ状態にな
ってしまい、所望の電位を伝えることができなくなると
いう問題がある。
【0014】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たもので、その目的は、出力信号変化時に電源変動が収
まるまで入力信号を一時的にダイナミックにラッチする
ためのラッチ回路を用いることにより、低電源電圧下で
も上記ラッチ回路のゲートに十分なバイアスを与えるこ
とができ、低電源電圧下でも良好な動作特性が得られる
出力回路を有する半導体集積回路を提供することにある
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、入力信号が入力する入力段回路と、この入力段回路
の出力信号を反転させる中間段回路と、この中間段回路
の出力信号を反転させ、あるいは、反転させずに出力端
子に出力する出力段回路と、これらの各回路に動作電源
を供給する電源配線のうちの第1の電源配線と前記入力
段回路の出力端との間に2個のPチャネルトランジスタ
が直列に接続された第1のラッチ回路と、上記動作電源
を供給する電源配線のうちの第2の電源配線と前記入力
段回路の出力端との間で、2個のNチャネルトランジス
タが直列に接続された第2のラッチ回路と、上記2つの
ラッチ回路におけるそれぞれ2個のトランジスタの各ゲ
ートに対応して、前記中間段回路の出力信号およびこの
出力信号から生成されると共に遅延された信号を供給す
るラッチ制御回路とを具備することを特徴とする。
【0016】
【作用】出力信号変化時に電源変動が収まるまで入力信
号を一時的にラッチするためのラッチ回路として、2個
のPチャネルトランジスタの直列回路および2個のNチ
ャネルトランジスタの直列回路が用いられており、この
2つの直列回路の各トランジスタのゲートには、中間段
回路の出力信号およびこの信号から生成されると共に遅
延された信号が供給されることにより、出力信号変化時
に電源変動が収まるまで上記2つの直列回路のどちらか
がオン状態となるように制御されて入力信号を一時的に
ダイナミックにラッチすることができる。この場合、2
つの直列回路の各トランジスタのゲート信号は、片チャ
ネル型の伝送ゲートを介することなく直接に供給される
ので、低電源電圧下でも上記ラッチ回路のゲートに十分
なバイアスを与えることができ、低電源電圧下でも良好
な動作特性が得られる出力回路を実現できる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1は、本発明の出力回路の基本構成を示
しており、1は入力信号が入力する入力段回路、2はこ
の入力段回路1の出力信号を反転させる中間段回路、3
はこの中間段回路2の出力信号を反転させ、あるいは、
反転させずに出力端子に出力する出力段回路であり、こ
れらの各回路は動作電源として第1の電源電位(VCC
電位)および第2の電源電位(VSS電位)が第1の電
源配線(VCC配線)および第2の電源配線(VSS配
線)から供給される。4は上記VCC配線と前記入力段
回路1の出力端との間に2個のPチャネルトランジスタ
P1およびP2が直列に接続された第1のラッチ回路、
5は前記VSS配線と前記入力段回路1の出力端との間
で、2個のNチャネルトランジスタN1およびN2が直
列に接続された第2のラッチ回路、6は上記2つのラッ
チ回路4、5におけるそれぞれ2個のトランジスタの各
ゲートに対応して、前記中間段回路2の出力信号および
この出力信号から生成されると共に遅延された信号を供
給するラッチ制御回路である。
【0019】なお、図1の出力回路において、入力段回
路1は、インバータ回路、ナンド回路とかノア回路など
、要するに、入力信号を反転させ、あるいは、反転させ
ないで出力する回路を用いることができる。
【0020】また、第1のラッチ回路4における2個の
Pチャネルトランジスタの接続位置を入れ換えてもよく
、第2のラッチ回路5における2個のNチャネルトラン
ジスタの接続位置を入れ換えてもよい。
【0021】図2は、図1の出力回路の一具体例を示し
ており、第1のインバータ回路IV1は入力段回路(図
1の1)を形成し、第2のインバータ回路IV2は中間
段回路(図1の2)を形成し、第3のインバータ回路I
V3および出力バッファ回路20がカスケード接続され
て出力段回路(図1の3)を形成している。遅延回路7
は、上記出力バッファ回路20の出力信号を所定時間遅
延させるラッチ制御回路(図1の6)の一部を形成して
おり、例えば偶数段(例えば二段)のインバータ回路I
V4、IV5が接続されている。この遅延回路7の出力
信号は前記PチャネルトランジスタP2およびNチャネ
ルトランジスタN2の各ゲートに供給され、前記第2の
インバータ回路IV2の出力信号は前記Pチャネルトラ
ンジスタP1およびNチャネルトランジスタN1の各ゲ
ートに供給される。24は出力端子側の等価容量である
。上記各回路は例えばCMOS構成であり、それぞれV
CC電位およびVSS電位が与えられる。
【0022】なお、出力段回路の第3のインバータ回路
IV3として、奇数段のインバータ回路を用いてもよく
、中間段回路の第2のインバータ回路IV2は、奇数段
のインバータ回路を用いてもよい。次に、図2の出力回
路の動作を説明する。
【0023】いま、別の集積回路または同一集積回路の
内部回路から入力する入力信号INが例えば“L”状態
の時、第1のインバータ回路IV1の出力は“H”、第
2のインバータ回路IV2の出力は“L”、第3のイン
バータ回路IV3における出力は“H”、出力バッファ
回路20の出力(出力端子22の出力)は入力信号IN
の反転レベル“H”が現われ、遅延回路7の出力は“H
”である。そして、第2のインバータ回路IV2の出力
“L”によりPチャネルトランジスタP1/Nチャネル
トランジスタN1が対応してオン/オフ状態、遅延回路
7の出力“H”によりPチャネルトランジスタP2/N
チャネルトランジスタN2が対応してオフ/オン状態で
ある。
【0024】上記入力信号INが“L”から“H”へ遷
移した場合、第1のインバータ回路IV1の出力は“H
”から“L”へ反転し、第2のインバータ回路IV2の
出力は“L”から“H”へ反転し、第3のインバータ回
路IV3の出力は“H”から“L”へ反転し、出力バッ
ファ回路20の出力も“H”から“L”へ反転し、入力
信号INの反転レベル“L”が現れる。この出力信号の
“H”から“L”への変化時に、前記容量22の電荷が
急激にVSS電位に流れ込み、電源変動が生じる。
【0025】しかし、上記出力信号の“H”から“L”
への変化時より前記遅延回路7による遅延動作の時間(
電源変動が収まるまでの時間よりやや長く設定される。 )だけ遅れて遅延回路7の出力が“H”から“L”へ変
化するので、遅延回路7の出力が“H”の期間は、Pチ
ャネルトランジスタP2/NチャネルトランジスタN2
が対応してオフ/オン状態を保つ。そして、上記遅延動
作の間に、第2のインバータ回路IV2の出力の反転が
終了して“H”になった時には、Pチャネルトランジス
タP1/NチャネルトランジスタN1が対応してオフ/
オン状態に反転して第2のラッチ回路5(Nチャネルト
ランジスタN2、N1)がオン状態になるので、この時
に反転が終了している第1のインバータ回路IV1の出
力“L”をダイナミックにラッチする。
【0026】さらに、上記遅延回路7の遅延動作の終了
により、遅延回路7の出力の“H”から“L”への反転
が終了すると、この出力“L”によりPチャネルトラン
ジスタP2/NチャネルトランジスタN2が対応してオ
ン/オフ状態に反転するので、第2のラッチ回路5はオ
フ状態に復帰する。
【0027】なお、上記した動作に準じて、入力信号I
Nが“H”から“L”へ遷移する場合の動作が行われる
。その要点を述べると、入力信号INが“H”の時にP
チャネルトランジスタP2はオン状態になっており、遅
延回路7の遅延動作の間に第2のインバータ回路IV2
の出力の反転が終了して“L”になった時には、Pチャ
ネルトランジスタP1がオン状態に反転して第1のラッ
チ回路4(PチャネルトランジスタP1、P2)がオン
状態になるので、この時に反転が終了している第1のイ
ンバータ回路IV1の出力“H”をダイナミックにラッ
チする。そして、上記遅延動作の終了後に、遅延回路7
の出力“H”によりPチャネルトランジスタP2がオフ
状態に反転するので、第1のラッチ回路4はオフ状態に
復帰する。
【0028】即ち、上記したような図2の出力回路にお
いては、出力信号変化時に電源変動が収まるまで入力信
号を一時的にラッチするためのラッチ回路4、5として
、2個のPチャネルトランジスタの直列回路および2個
のNチャネルトランジスタの直列回路が用いられており
、この2つの直列回路におけるそれぞれ2個のトランジ
スタのゲートには、中間段回路2の出力信号およびこの
信号から生成されると共に遅延された信号が供給される
ことにより、出力信号変化時に電源変動が収まるまで上
記2つの直列回路のどちらかがオン状態となるように制
御されて入力信号を一時的にダイナミックにラッチする
ことができる。この場合、2つの直列回路の各トランジ
スタのゲート信号は、片チャネル型の伝送ゲートを介す
ることなく直接に供給されるので、低電源電圧下でも上
記ラッチ回路のゲートに十分なバイアスを与えることが
でき、低電源電圧下でも良好な動作特性が得られる。
【0029】図3は、図1の出力回路の他の具体例を示
しており、図2の出力回路と比べて、出力段回路および
ラッチ制御回路の遅延回路7’が異なり、その他は同じ
であるので図2中と同一符号を付している。即ち、上記
出力段回路は出力バッファ回路20のみからなり、ラッ
チ制御回路の遅延回路7’は上記バッファ回路20の出
力信号を反転させると共に所定時間遅延させる奇数段(
例えば三段)接続されたインバータIV4〜IV6から
なる。
【0030】図3の出力回路の動作は、前述した図2の
出力回路の動作と比べて、出力バッファ回路20の出力
に入力信号INと同じレベルが現われる点が異なるが、
その他の動作は同様に行われ、前述したような効果が得
られる。
【0031】また、出力信号変化時に電源変動が収まる
まで入力信号を一時的にラッチする場合には、入力信号
の変化後に遅延回路の出力が確定してからでないと次の
入力信号を受け付けることができないが、図2または図
3の出力回路によれば、図4または図5に示した従来の
出力回路よりも遅延回路のゲート段数が1段分少ないの
で、次の入力信号を受け付けることが可能になるまでの
時間が短縮され、最大動作周波数が従来よりも高くなり
、動作の高速化が可能になる。
【0032】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、出力信
号変化時に電源変動が収まるまで入力信号を一時的にダ
イナミックにラッチするためのラッチ回路を用いること
により、低電源電圧下でも上記ラッチ回路のゲートに十
分なバイアスを与えることができ、低電源電圧下でも良
好な動作特性が得られる出力回路を有する半導体集積回
路を実現することができる。また、ラッチ制御回路の遅
延回路のゲート段数を従来よりも1段分少なくすること
が可能になり、次の入力信号を受け付けることが可能に
なるまでの時間を短縮し、最大動作周波数を従来よりも
高くし、動作を高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の半導体集積回路における出力回路
の基本構成を示すブロック図。
【図2】  図1の出力回路の一具体例を示す回路図。
【図3】  図1の出力回路の他の具体例を示す回路図
【図4】  従来の出力回路を示す回路図。
【図5】  従来の出力回路を示す回路図。
【符号の説明】
1…入力段回路、2…中間段回路、3…出力段回路、4
…第1のラッチ回路、5…第2のラッチ回路、6…ラッ
チ制御回路、7、7’…遅延回路、20…出力バッファ
回路、24…等価容量、P1、P2…Pチャネルトラン
ジスタ、N1、N2…Nチャネルトランジスタ、IV1
〜IV6…インバータ回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力信号が入力する入力段回路と、こ
    の入力段回路の出力信号を反転させる中間段回路と、こ
    の中間段回路の出力信号を反転させ、あるいは、反転さ
    せずに出力端子に出力する出力段回路と、これらの各回
    路に動作電源を供給する電源配線のうちの第1の電源配
    線と前記入力段回路の出力端との間に2個のPチャネル
    トランジスタが直列に接続された第1のラッチ回路と、
    上記動作電源を供給する電源配線のうちの第2の電源配
    線との間で、2個のNチャネルトランジスタが直列に接
    続された第2のラッチ回路と、上記2つのラッチ回路に
    おけるそれぞれ2個のトランジスタの各ゲートに対応し
    て、前記中間段回路の出力信号およびこの出力信号から
    生成されると共に遅延された信号を供給するラッチ制御
    回路とを具備することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】  前記出力段回路は、前記中間段回路の
    出力信号を反転させる奇数段のインバータおよびこの奇
    数段のインバータ回路の出力信号をバッファ増幅して出
    力端子に出力する出力バッファ回路からなり、前記ラッ
    チ制御回路は、上記出力段回路の出力信号を所定時間遅
    延させる遅延回路を有し、前記中間段回路の出力信号お
    よび上記遅延回路の出力信号を供給することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】  前記出力段回路は、前記中間段回路の
    出力信号をバッファ増幅して出力端子に出力する出力バ
    ッファ回路からなり、前記ラッチ制御回路は、上記出力
    段回路の出力信号を反転させると共に所定時間遅延させ
    る遅延回路を有し、前記中間段回路の出力信号および上
    記遅延回路の出力信号を供給することを特徴とする請求
    項1記載の半導体集積回路。
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