JP4632121B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、同期式半導体記憶装置に関する。
従来、複数のバンクを有するDRAM等の半導体記憶装置が知られている。このような半導体記憶装置において、各々のバンクを交互に活性化/非活性化することによって、見かけ上のtRP(RAS Precharge Time)をなくすことが可能である。近年、容量増大やランダムアクセス性能の向上といった観点から、多バンク化(例えば8バンク以上)が進んでいる。また、DDR/DDR2といった多ビット化も進んでおり、内部データバスが増加している。以上の2点は、共にチップ面積の増大の原因となる。
バンク数が増えることによって生じる面積の増大を抑制するための技術が、特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された半導体記憶装置によれば、データ伝達線が異なるバンク間で共通化される。図1Aは、その半導体記憶装置の構成を示しており、図1Bは、あるメモリセル周辺の回路を詳細に示している。
この半導体記憶装置は、複数のサブアレイSARがマトリクス状に配置された2つのバンクBANK_A,BANK_Bを有している。各バンク内において、センスアンプSAとサブワードドライバSWDが、サブアレイSAR毎に設けられている。サブワードドライバSWDからX方向に延びるサブワード信号線SWLと、センスアンプSAからY方向に延びるビット信号線BL,/BLの交点に、メモリセルCellが配置されている。また、各バンク内において、複数のサブアレイSAR毎に、ローカルなI/O線(以下、LIOと参照される)がX方向に沿って設けられている。このLIOは、イコライズ回路LIOEQに接続されている。また、BANK_A,BANK_Bに共通して、グローバルなI/O線(以下、GIOと参照される)がY方向に沿って設けられている。このGIOは、イコライズ回路GIOEQ及び入出力アンプDA/WAに接続されている。このように、この半導体記憶装置は、階層化されたI/O線構造を有している。
上記LIOとGIOの接続は、図1Bに示されるように、SWIO制御回路230によって制御される。SWIO制御回路230は、AND論理であり、その入力は「マット選択信号線RACTi」と「IOスイッチ線IOSW」に接続されている。このマット選択信号線RACTiは、X方向に沿って配線されており、ロウ方向の複数のサブアレイSAR(マット:MAT)に対して設けられている。一方、IOスイッチ線IOSWは、Y方向に沿って配線されており、カラム方向の複数のサブアレイSARに対して設けられている。
また、上記LIOとビット信号線BL,/BLの接続は、図1Bに示されるように、「カラム選択信号線YSW」によって制御される。このカラム選択信号線YSWは、YデコーダYDECからY方向に延びており、カラム方向の複数のサブアレイSARに対して設けられている。
これらマット選択信号線RACTi、IOスイッチ線IOSW、カラム選択信号線YSW等を所定のタイミングで活性化し制御する必要がある。そのため、図2に示されるように、上述の半導体記憶装置は更に、タイミング制御回路(Row/Columnタイミング制御回路)100、及びコマンドデコーダ300を備えている。コマンドデコーダ300は、外部PINからの信号をデコードし該当するコマンドを出力する。このようなコマンド方式は、SDRAM(Synchronous DRAM)のような「同期式半導体記憶装置」の特徴の1つである。例えば、コマンドデコーダ300は、指定したバンクを活性化させるACTコマンド(ACTcmd)、指定したバンクをプリチャージするPREコマンド(PREcmd)、読み書きを行うREADコマンド・WRITEコマンド(RWcmd)を出力する。
タイミング制御回路100は、コマンドデコーダ300からのコマンドに応答して、様々なタイミング信号群を所定の配線・回路に出力する。例えば、タイミング制御回路100は、上記マット選択信号線RACTiに、「MAT選択タイミング信号RACTS」を所定のタイミングで出力する。この信号RACTSは、あるロウのサブアレイ(マットMAT)を活性化するタイミングを示す信号であり、ロウのアクティブ状態を示す。また、タイミング制御回路100は、上記IOスイッチ線IOSWに、「IOスイッチタイミング信号SWIO」を所定のタイミングで出力する。この信号SWIOは、GIOとLIOとの接続を制御するタイミングを示す信号であり、カラムのアクティブ状態を示す信号RWSから生成される。これらタイミング信号RACTS,SWIOが入力されることによって、図1Bに示されたSWIO制御回路230が活性化し、GIOとLIOが接続される。
また、タイミング制御回路100は、上記カラム選択信号線YSWに、所定のタイミングで「カラム選択タイミング信号YSWS」を出力する。これにより、LIOとビット信号線BL,/BLとが接続される。このカラム選択タイミング信号YSWSは、あるカラムを活性化するタイミングを示す信号である。更に、タイミング制御回路100は、上記イコライズ回路GIOEQに、所定のタイミングで「GIOイコライズタイミング信号/EQ」を出力する。これにより、グローバルIO線対のイコライズが行われる。
このような半導体記憶装置において、サブアレイSARに対するデータの「保持動作」は次の通りである。ACTコマンドによって、ロウのアクティブ状態を示す信号RACTSが活性化し、選択サブアレイSARが存在するバンク・MATが選択される。これにより、メインワード信号線及びサブワード信号線SWLが活性化され、セルデータがビット信号線BL,/BLに読み出される。そのセルデータは、センスアンプSAで増幅されリストアされる。次に、PREコマンドによって、信号RACTSが非活性化し、メインワード信号線及びサブワード信号線SWLが非活性化する。セル(キャパシタ)とビット信号線BL,/BLが切り離された後、センスアンプSAが非活性化し、ビット信号線BL,/BLがイコライズされる。これにより保持動作が完了する。
また、サブアレイSARに対するデータの「書き込み動作」は次の通りである。まず、ACTコマンドによって、ロウのアクティブ状態を示す信号RACTSが活性化し、書き込み対象のサブアレイSARが存在するバンク・MATが選択され活性化される。次に、RWコマンドによって、書き込みデータが、入出力アンプDA/WAを介して、GIO上に伝送される。カラムのアクティブ状態を示す信号RWSから、IOスイッチタイミング信号SWIOが生成され、対象サブアレイに対応するLIOとGIOとが接続される。続いて、カラム選択タイミング信号YSWSによって、対象サブアレイ中のデータが書き込まれるメモリセルに対応したビット信号線BL,/BLとLIOが接続される。上述の一連の動作により、GIO上のデータが、LIO及びビット信号線BL,/BLを通して、対象メモリセルに書き込まれる。
また、サブアレイSARに対するデータの「読み出し動作」は次の通りである。まず、ACTコマンドによって、ロウのアクティブ状態を示す信号RACTSが活性化し、読み出し対象のサブアレイSARが存在するバンク・MATが選択され活性化される。次に、RWコマンドによって、カラムのアクティブ状態を示す信号RWSからIOスイッチタイミング信号SWIOが生成され、対象サブアレイに対応するLIOとGIOとが接続される。続いて、カラム選択タイミング信号YSWSによって、対象サブアレイ中のデータが読み出されるメモリセルに対応したビット信号線BL,/BLとLIOが接続される。上述の一連の動作により、対象メモリセルのデータは、ビット信号線BL,/BLを通してLIO上に読み出され、その読み出しデータは、GIOを介して入出力アンプDA/WAに伝送される。
図3は、従来のタイミング制御回路100の構成を示すブロック図である。このタイミング制御回路100は、内部クロックICLKを入力する。この内部クロックICLKは、バンクアドレス等の入力データに対するセットアップ時間やホールド時間などのタイミング制約を満たすように、遅延回路210によって調整されている。この従来のタイミング制御回路100は、第1論理回路110、第2論理回路120、第3論理回路130、及び第4論理回路140を備えている。
第1論理回路110は、GIOイコライズタイミング信号/EQを生成するための回路である。この第1論理回路110は、AND111、遅延回路112、及びバッファ113を備えている。AND111は、内部クロックICLKとRWcmdを入力し、論理演算の結果を遅延回路112に出力する。その結果は、GIOイコライズタイミング信号/EQとして、遅延回路112及びバッファ113を通してイコライズ回路GIOEQに出力される。ここで、そのタイミング信号/EQの遅延時間は、遅延回路112によって“tD1”に調整される。イコライズ回路GIOEQは、カラム選択信号線YSWの非選択時にはGIOのイコライズを実行し、一方、カラム選択信号線YSWの選択時には、GIO上のデータを破壊しないように、GIOのイコライズを停止する必要がある。このようなイコライズ動作が実現されるように、タイミング信号/EQの遅延時間tD1は調整される。
第2論理回路120は、カラム選択タイミング信号YSWSを生成するための回路である。この第2論理回路120は、AND121、遅延回路122、及びバッファ123を備えている。AND121は、内部クロックICLK、RWcmd、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果を遅延回路122に出力する。その結果は、カラム選択タイミング信号YSWSとして、遅延回路122及びバッファ123を通してYDECに出力される。ここで、そのタイミング信号YSWSの遅延時間は、遅延回路122によって“tD2”に調整される。Yデコーダ(YDEC)は、カラム選択タイミング信号YSWSと、対象メモリセルを指定するカラムアドレス信号ADD_COLを入力し、対応するカラム選択信号線YSWを駆動する。このカラムアドレス信号ADD_COLとスキューが一致するように、タイミング信号YSWSの遅延時間tD2は調整される。
第3論理回路130は、“カラムのアクティブ状態を示す信号RWS”を生成するための回路である。この第3論理回路130は、AND131、D−フリップフロップ132、遅延回路133、及びバッファ134を備えている。AND131は、RWcmd及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をD−フリップフロップ132に出力する。D−フリップフロップ132は、内部クロックICLKが“Hi”になるタイミングで(立ち上がりエッジで)、AND131の出力をラッチする。D−フリップフロップ132の出力は、遅延回路133及びバッファ134を通して、信号RWSとして出力される。この信号RWSが、IOスイッチタイミング信号SWIOとして、SWIO制御回路230に供給される。ここで、そのタイミング信号SWIOの遅延時間は、遅延回路133によって“tD3”に調整される。カラム選択信号線YSWの非選択期間中にタイミング信号SWIOが切り替わるように、その遅延時間tD3は調整される。
第4論理回路140は、“ロウのアクティブ状態を示す信号RACTS”を生成するための回路である。この第4論理回路140は、AND141,142、フリップフロップ143、遅延回路144、及びバッファ145を備えている。AND141は、ACTcmd、内部クロックICLK、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ143に出力する。AND142は、PREcmd、内部クロックICLK、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ143に出力する。フリップフロップ143は、AND141の出力でセットされ、AND142の出力でリセットされる。フリップフロップ143の出力は、遅延回路144及びバッファ145を通して、信号RACTSとして出力される。この信号RACTSが、MAT選択タイミング信号として、MAT選択回路220に供給される。ここで、そのタイミング信号RACTSの遅延時間は、遅延回路144によって“tDR”に調整される。MAT選択回路220は、そのタイミング信号RACTSと、対象MATを指定するロウアドレス信号ADD_ROWを入力し、対応するMAT選択信号線RACTiを駆動する。このロウアドレス信号ADD_ROWとスキューが一致するように、タイミング信号RACTSの遅延時間tDRは調整される。
図4は、上記タイミング制御回路100による半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。この例では、バースト長は4であるとする。また、内部クロックICLKの周期はtCKで表され、そのデューティは50%であるとする。また、バンクA(BANK_A)とバンクB(BANK_B)に対して、インタラクティブに読み出し動作が行われるとする。
最初、バンクAは非活性状態にあり(RACTS_A:Low)、バンクBが活性状態にあるとする(RACTS_B:Hi)。まず、バンクAを活性化させるACT_Aコマンドがタイミング制御回路100に入力された後、時刻T0において、そのACT_Aコマンド(Hi)がラッチされる。第4論理回路140によってMAT選択タイミング信号RACTS_Aが生成され、時刻T0から遅延時間tDR(Rise)後、MAT選択タイミング信号RACTS_Aが“Hi”になる。
次サイクルの時刻T1において、バンクBに対するリードコマンドR1_Bが“Hi”である。これにより、第1論理回路110,第2論理回路120,第3論理回路130のそれぞれによってタイミング信号/EQ,YSWS_B、SWIO_Bが生成され、時刻T1からそれぞれ遅延時間tD1、tD2、tD3後、それらタイミング信号(/EQ,YSWS_B,SWIO_B)がそれぞれ“Hi”になる。GIOイコライズタイミング信号/EQが“Hi”の期間、GIO線対に対するイコライズ動作は停止する。また、タイミング信号SWIO_B,YSWS_Bによって、GIOとバンクBのLIO(LIO_B)が接続され、またLIO_Bとビット信号線BL,/BLが接続される。これにより、センスアンプSA_Bに読み出されたデータが、LIO_Bを介してGIOに伝送される。
次サイクルの時刻T2において、バンクBに対するコマンドは“Low”となり、代わりに、バンクAに対するリードコマンドR1_Aが“Hi”である。これにより、タイミング信号SWIO_Bが“Low”になり、LIO_BがGIOから切り離される。また、時刻T2からそれぞれ遅延時間tD1,tD2,tD3後、タイミング信号(/EQ,YSWS_A,SWIO_A)がそれぞれ“Hi”になる。タイミング信号SWIO_A,YSWS_Aによって、GIOとバンクAのLIO(LIO_A)が接続され、またLIO_Aとビット信号線BL,/BLが接続される。これにより、センスアンプSA_Aに読み出されたデータが、LIO_Aを介してGIOに伝送される。
次サイクルの時刻T3において、バンクBに対するリードコマンドR1’_Bが“Hi”であり、その次のサイクルの時刻T4において、バンクAに対するリードコマンドR1’_Aが“Hi”である。上記と同様に、時刻T3及び時刻T4から遅延時間tD3後に、タイミング信号SWIOが切り換わり、対象バンクのLIOがGIOと接続される。尚、リードコマンドR1’_Aは、バンクAに対する1回目のバーストリードを指示している。
次サイクルの時刻T5において、バンクBを非活性化させるPRE_Bコマンド(Hi)がラッチされる。遅延時間tDR(Fall)後、MAT選択タイミング信号RACTS_Bが“Low”になり、バンクBが非活性となる。また、このサイクルにおいて、バンクAに対する2回目のバーストリードも実行されている。ここで、前サイクルからタイミング信号SWIO_Aは“Hi”のままであり、LIO_AとGIOとの接続は維持されている。
その後、時刻T6、T7において、バンクAに対する3回目、4回目のバーストリードがそれぞれ実行される。ここでも、タイミング信号SWIO_Aは“Hi”のままであり、LIO_AとGIOとの接続は維持されている。時刻T8において、バンクAを非活性化させるPRE_Aコマンド(Hi)がラッチされ、遅延時間tDR(Fall)後、バンクAも非活性となる。
以上のような動作が実現されるために、上記遅延時間tD1〜tD3は、次のような関係を満たすように設定される。すなわち、カラム選択信号線YSWの選択時には、GIO上のデータを破壊しないように、GIOのイコライズを停止する必要がある。そのため、タイミング信号/EQの遅延時間tD1は、tD1=tD2となるように設定される。また、タイミング信号SWIOの切り換わりによるGIOへのノイズの影響をなくすため、タイミング信号SWIOは、カラム選択信号線YSWの非選択期間中に切り換わるように設定される。つまり、タイミング信号SWIOの遅延時間tD3は、次の式を満たすように設定される。
(1)tD1−1/2tCK < tD3+α < tD1
ここで、αは、SWIO制御回路230における遅延時間である。この式に基づいて、信号SWIOが“Hi”になるタイミングと信号YSWSが“Hi”になるタイミングとのマージンt1、及び信号SWIOが“Low”になるタイミングと信号YSWSが“Low”になるタイミングとのマージンt2は、次のように表される。
(2)t1=tD1−(tD3+α)
(3)t2=(tD3+α)−(tD1−1/2tCK)
以上に示されたように、従来の半導体記憶装置においては、データ伝達線が異なるバンク間で共通化されている。そして、上述のようにGIOへのノイズの影響をなくすために、対象バンクに対するタイミング信号SWIOは、その対象バンクの「カラムアクセス」の期間のみONされる(“Hi”になる)。つまり、バンクA及びバンクBに対してインタラクティブに読み出しが行われる場合、タイミング信号SWIOは、カラムが選択されるサイクル(以下、「カラムサイクル」と参照される)でON/OFFされる。これは、動作電流の増大を招く。近年の多ビット化でIOスイッチ線IOSWの本数は増加しており、この動作電流の増大の影響は、更に大きくなってきている。よって、動作電流を低減することができる技術が望まれる。
また、タイミング信号SWIOのON/OFFによるノイズの影響をなくすために、上記式(2)で表されるマージンt1を十分とる必要がある。ここで、回路技術やプロセス技術の向上によって遅延時間tD1の低減が進んだ場合、遅延時間tD3をたとえ“0”としたとしても、必要なマージンt1を確保できなくなってしまう。これは、高速・高周波動作の実現を妨げる。よって、高速・高周波動作の安定性を向上させることができる技術が望まれる。尚、上記式(3)で表されるマージンt2に関しては、タイミング信号YSWSが“Low”になるタイミング以前にリードアンプの動作は完了しているので、タイミング信号SWIOのON/OFFによるノイズの影響はない。タイミング信号SWIOのON/OFFとリードアンプの動作完了とのマージンが十分であれば、上記マージンt2は0より小さくても、半導体記憶装置は動作可能である。一般的には、マージンt2=0が確保されれば問題はない。
関連する技術として、特許文献2には同期型半導体記憶装置が開示されている。この同期型半導体記憶装置は、外部データの入力及び出力の少なくとも一方を行うためのデータ端子と、そのデータ端子に対応して設けられる1つのメモリアレイとを備えている。1つのメモリアレイは複数のバンクに分割されている。複数のバンクは、互いに独立に駆動され、且つ互いに隣接して且つメモリセルの行に関して整列するように配置されている。また、各バンクごとにグローバルIOバスが配設されている。これらグローバルIOバスは、同じデータ端子に電気的に接続されている。
また、特許文献3に開示された半導体記憶装置において、メモリセルアレイは、列方向に沿って複数のバンクに分割されている。各バンクは、列方向に沿って複数のサブブロックに分割されている。同一グループに属するサブブロックは、同一の列アドレスを共有している。アドレス指定されたメモリセルへのアクセス動作は、サブブロックごとに実行される。サブブロックの活性化は、アドレス信号に応じてバンク及び同一グループごとに活性化される信号に基づいて、サブブロックごとに設けられた制御回路で実行される。
また、特許文献4に開示された半導体記憶装置は、複数のメモリセルブロック、複数のローカルデータ線対(LIO)、グローバルデータ線対(GIO)、及び電流供給負荷回路を備えている。複数のLIOは、複数のメモリブロックのそれぞれに対応して設けられ、各LIOは、対応するメモリブロックの選択メモリセルと結合される。GIOは、列方向に整列して配置される複数のメモリブロックに共通に設けられる。電流供給負荷回路は、複数のLIOとGIOとの間に設けられ、また、複数のリードゲートアンプ及びGIOに結合される。ここで、リードゲートアンプは、選択時の対応LIOとGIOとを電気的に切り離した状態で、その対応LIOの信号をGIOへ伝達する。また、電流供給負荷回路は、グローバルデータ線対の各々のデータ線に同じ大きさの電流を供給する。
また、特許文献5に開示された半導体記憶装置は、外部から入力されるロウアドレスをタイミング信号に同期して保持するロウアドレスラッチ回路、外部から入力されるカラムアドレスをタイミング信号に同期して保持するカラムアドレスラッチ回路、コマンドデコーダ、及びロウアドレスプリラッチ回路を備える。コマンドデコーダは、該半導体記憶装置をテストモードに設定するためのコマンドが入力されると、所定期間だけテストモード信号を生成する。また、コマンドデコーダは、通常動作モードに設定するための複数種類のコマンドが入力されると、それらコマンドに対応する制御信号をそれぞれ生成する。ロウアドレスプリラッチ回路は、テストモード時、プリチャージコマンドと共に入力されるバンクアドレスを除くロウアドレスを保持し、上記ロウアドレスラッチ回路へ出力する。
また、特許文献6には、システムの動作モードに合わせて、内部クロック信号の分配方式を変更可能な同期型半導体記憶装置が開示されている。この同期型半導体記憶装置は、シングルデータレートSDRAM動作モードでは、外部クロック信号に同期して、入出力バッファ回路を動作させる。また、この同期型半導体記憶装置は、ダブルデータレートSDRAM動作モードでは、外部クロック信号の2倍の周波数を有する内部クロック信号を生成し、その内部クロック信号に同期して、入出力バッファ回路を動作させる。
特許第3252895号公報 特開平9−73776号公報 特開2000−11639号公報 特開2000−173269号公報 特開2003−346497号公報 特開2000−67577号公報
本発明の目的は、動作電流を低減することができる半導体記憶装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、高速・高周波動作の安定性を向上させることができる半導体記憶装置を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明に係る半導体記憶装置は、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)と、複数のバンクに共通に設けられたグローバルI/O(GIO)と、複数のバンクの各々において複数のサブアレイ(SAR)毎に設けられたローカルI/O(LIO)と、IOスイッチタイミング信号(SWIO)に応答してグローバルI/O(GIO)とローカルI/O(LIO)とを接続するIOスイッチ制御回路(50)と、そのIOスイッチタイミング信号(SWIO)をON/OFFするタイミング制御回路(1,1’)とを備える。タイミング制御回路(1,1’)は、第1のタイミングで、メモリセルとビット線との間を接続するワード線の活性化に関連するロウの活性化に応じてIOスイッチタイミング信号(SWIO)をONし、第1のタイミングに続く第2のタイミングで、ビット線とローカルI/O(LIO)との間を接続/非接続するカラムの活性/非活性を制御し、第2のタイミングに続く第3のタイミングでロウが非活性化されるまで、IOスイッチタイミング信号(SWIO)のON状態を保持する。また、タイミング制御回路(1,1’)は、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)が共に活性化する状態、且つ、活性化された複数のバンク(BANK_A,BANK_B)がそれぞれ第2のタイミングでそれぞれ対応するバンクのカラムを活性/非活性して一つのグローバルI/O(GIO)にそれぞれ対応するデータを入出力することに関わりなく、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)にそれぞれ対応する複数のローカルI/O(LIO)とバンクに共通に設けられたグローバルI/O(GIO)とを共に接続する。
また、本発明に係る半導体記憶装置は、メモリセルにワード線が接続され、ワード線の活性化によってメモリセルがビット線に接続され、カラム選択タイミング信号によってビット線が対応するローカルI/O(LIO)に接続される、バンクを備える。更に、半導体記憶装置は、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)に共通に設けられたグローバルI/O(GIO)と、IOスイッチタイミング信号(SWIO)に応答してグローバルI/O(GIO)とローカルI/O(LIO)とを接続するIOスイッチ制御回路(50)と、ワード線を活性化するワード線活性化信号(RACTS)、カラム選択タイミング信号とIOスイッチタイミング信号(SWIO)と、を各々ON/OFFするタイミング制御回路(1,1’)と、を備える。タイミング制御回路(1,1’)は、第1のタイミングで外部から入力されたバンクアドレスによって指定したバンクワード線を活性化するアクティブコマンドに対応して、ワード線を活性化する。タイミング制御回路(1,1’)は、第1のタイミングに続く第2のタイミングで外部から入力されたバンクアドレスによって指定したバンクカラム選択タイミング信号を活性化するリードコマンド若しくはライトコマンドに対応して、カラム選択タイミング信号を活性化する。タイミング制御回路(1,1’)は、第2のタイミングに続く第3のタイミングで外部から入力されたバンクアドレスによって指定したバンクのワード線を非活性するプリチャージコマンドに対応して、ワード線を非活性にする。タイミング制御回路(1,1’)は、更に、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)にそれぞれ対応する複数のアクティブコマンドによって、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)を同時に活性化するとき、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)にそれぞれ対応する複数のIOスイッチタイミング信号(SWIO)を同時に活性化し、よってグローバルI/O(GIO)と複数のバンク(BANK_A,BANK_B)にそれぞれ対応する複数のローカルI/O(LIO)とを同時に接続し、且つ、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)にそれぞれ対応するカラム選択タイミング信号に対応するメモリセルの読み書きを一つのグローバルI/Oを介して行い、更に、プリチャージコマンドに対応して対応するバンクのIOスイッチタイミング信号(SWIO)をOFFにする。
この半導体記憶装置において、タイミング制御回路(1,1´)は、カラムを活性化するタイミングを示すカラム選択タイミング信号(YSWS)のOFF時に、IOスイッチタイミング信号(SWIO)の切り換えを行う。
タイミング制御回路(1,1´)は、ロウを活性化/非活性化するタイミングを示すロウ選択タイミング信号(RACTS)を生成するロウ論理回路(40,80)と、上記カラム選択タイミング信号(YSWS)を生成するカラム論理回路(20)と、上記IOスイッチタイミング信号(SWIO)を生成するIO論理回路(30,70)とを備える。
本発明に係る半導体記憶装置において、タイミング制御回路(1)は、ロウの活性化に応じてIOスイッチタイミング信号(SWIO)をONし、ロウの非活性化に応じてIOスイッチタイミング信号(SWIO)をOFFすると好ましい。つまり、タイミング制御回路(1)は、ロウが活性化/非活性化されるサイクルで、IOスイッチタイミング信号(SWIO)をON/OFFすると好ましい。
この場合、ロウ論理回路(40)は第1ラッチ回路(41〜43)を有し、その第1ラッチ回路(41〜43)は、バンクを活性化/非活性化するコマンド(ACT,PRE)を内部クロック信号(ICLK)に同期してラッチし、ロウ選択タイミング信号(RAS,RACTS)を生成する。カラム論理回路(20)は、内部クロック信号(ICLK)に同期してカラム選択タイミング信号(YSWS)を生成する。IO論理回路(30)は第2ラッチ回路(32)を有し、その第2ラッチ回路(32)は、第1ラッチ回路(41〜43)によって生成されたロウ選択タイミング信号(RAS)を、内部クロック信号(ICLK)に同期してラッチし、IOスイッチタイミング信号(SWIO)を生成する。第2ラッチ回路(32)は、内部クロック信号(ICLK)の立ち下がりエッジに応じて、ロウ選択タイミング信号(RAS)をラッチする。
内部クロック信号(ICLK)がHiの期間をtC、カラム論理回路(20)における遅延時間をtD1、IO論理回路(30)における遅延時間をtD3、IOスイッチ制御回路(50)における遅延時間をαとする。この時、次の式:tD3+α<tD1+tCで表される関係が満たされる。また、次の式:tD1<tD3+αで表される関係が満たされる。
また、本発明に係る半導体記憶装置のタイミング制御回路(1´)において、ロウ論理回路(80)は第1ラッチ回路(81〜83)を有し、その第1ラッチ回路(81〜83)は、バンクを活性化/非活性化するコマンド(ACT,PRE)を内部クロック信号(ICLK)に同期してラッチし、ロウ選択タイミング信号(RACTS)を生成する。カラム論理回路(20)は、内部クロック信号(ICLK)に同期してカラム選択タイミング信号(YSWS)を生成する。IO論理回路(70)は、バンクに対する読み書きを指示するコマンド(RW)によってセットされ、バンクを非活性化するコマンド(PRE)によってリセットされるフリップフロップ(73)と、そのフリップフロップ(73)の出力を内部クロック信号(ICLK)に同期してラッチし、IOスイッチタイミング信号(SWIO)を生成する第2ラッチ回路(74)を有する。第2ラッチ回路(74)は、内部クロック信号(ICLK)の立ち上がりエッジに応じて、フリップフロップ(73)の出力をラッチする。
内部クロック信号(ICLK)がHiの期間をtC、カラム論理回路(20)における遅延時間をtD1、IO論理回路(70)における遅延時間をtD3、IOスイッチ制御回路(50)における遅延時間をαとする。この時、次の式:tD3+α<tD1で表される関係が満たされる。また、次の式:tD1−tC<tD3+αで表される関係が満たされる。
本発明に係る半導体記憶装置は、IOスイッチ制御回路(50)に接続された選択回路(62)を更に備える。その選択回路(62)は、指定されたロウを選択するロウ選択信号(RACT)を、ロウ選択タイミング信号(RACTS)に基づいて出力する。IOスイッチ制御回路(50)は、IOスイッチタイミング信号(SWIO)とロウ選択信号(RACT)を入力とするAND論理である。
また、IOスイッチ制御回路(50´)は、IOスイッチタイミング信号(SWIO)及びロウ選択信号(RACT)の両方がONになった場合に、グローバルI/O(GIO)とローカルI/O(LIO)とを接続する信号を出力し、IOスイッチタイミング信号(SWIO)がOFFになった場合のみに、グローバルI/O(GIO)とローカルI/O(LIO)との接続を切断する信号を出力する。例えば、IOスイッチ制御回路(50´)は、ソースが電源に接続されたPチャネルトランジスタ(51)と、ドレインがPチャネルトランジスタ(51)のドレインに接続された第1Nチャネルトランジスタ(52)と、ソースがグランドに接続され、ドレインが第1Nチャネルトランジスタ(52)に接続された第2Nチャネルトランジスタ(53)とを有する。IOスイッチタイミング信号(SWIO)は、Pチャネルトランジスタ(51)のゲートと第1Nチャネルトランジスタ(52)のゲートに供給される。ロウ選択信号(RACT)は、第2Nチャネルトランジスタ(53)のゲートに供給される。
この半導体記憶装置は、同期式の半導体記憶装置である。
本発明に係る半導体記憶装置によれば、動作電流が低減される。
また、本発明に係る半導体記憶装置によれば、高速・高周波動作の安定性が向上する。
添付図面を参照して、本発明による半導体記憶装置を説明する。
本発明に係る半導体記憶装置は、同期式半導体記憶装置であり、SDRAM(Synchronous DRAM)が例示される。また、本発明に係る半導体記憶装置の構成は、図1A及び図1Bに示された半導体記憶装置とほぼ同様であり、複数のバンク(BANK_A,BANK_B)と階層化されたI/O線構造を有している。各バンク内において、複数のサブアレイSAR毎に、LIOがX方向に沿って設けられている。また、BANK_AとBANK_Bに共通して、GIOがY方向に沿って設けられている。このGIOは、イコライズ回路GIOEQ及び入出力アンプDA/WAに接続されている。
上記LIOとGIOの接続は、後述されるSWIO制御回路50によって制御される。SWIO制御回路50は、マット選択信号線RACTiとIOスイッチ線IOSWに接続されている。このマット選択信号線RACTiは、X方向に沿って配線されており、ロウ方向の複数のサブアレイSAR(マットMAT)に対して設けられている。一方、IOスイッチ線IOSWは、Y方向に沿って配線されており、カラム方向の複数のサブアレイSARに対して設けられている。また、上記LIOとビット信号線BL,/BLの接続は、カラム選択信号線YSWによって制御される。このカラム選択信号線YSWは、YデコーダYDECからY方向に延びており、カラム方向の複数のサブアレイSARに対して設けられている。
これらマット選択信号線RACTi、IOスイッチ線IOSW、カラム選択信号線YSW等を所定のタイミングで活性化し制御する必要がある。そのため、本発明に係る半導体記憶装置は更に、タイミング制御回路(Row/Columnタイミング制御回路)を備えている。タイミング制御回路は、バンク毎に設けられる。
(第1の実施の形態)
は、本発明の第1の実施の形態に係るタイミング制御回路1の構成を示すブロック図である。このタイミング制御回路1は、内部クロックICLKを入力する。この内部クロックICLKは、バンクアドレス等の入力データに対するセットアップ時間やホールド時間などのタイミング制約を満たすように、遅延回路61によって調整されている。このタイミング制御回路1は、第1論理回路10、第2論理回路20、第3論理回路30、及び第4論理回路40を備えている。
第1論理回路10は、内部クロック信号ICLKに同期して、GIOイコライズタイミング信号/EQを生成するための回路である。この第1論理回路10は、AND11、遅延回路12、及びバッファ13を備えている。AND11は、内部クロックICLKとRWcmdを入力し、論理演算の結果を遅延回路12に出力する。その結果は、GIOイコライズタイミング信号/EQとして、遅延回路12及びバッファ13を通してイコライズ回路GIOEQに出力される。ここで、そのタイミング信号/EQの遅延時間は、遅延回路12によって“tD1”に調整される。イコライズ回路GIOEQは、カラム選択信号線YSWの非選択時にはGIOのイコライズを実行し、一方、カラム選択信号線YSWの選択時には、GIO上のデータを破壊しないように、GIOのイコライズを停止する必要がある。このようなイコライズ動作が実現されるように、タイミング信号/EQの遅延時間tD1は調整される。
第2論理回路20は、内部クロック信号ICLKに同期して、カラム選択タイミング信号YSWSを生成するための回路である。この第2論理回路20は、AND21、遅延回路22、及びバッファ23を備えている。AND21は、内部クロックICLK、RWcmd、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果を遅延回路22に出力する。その結果は、カラム選択タイミング信号YSWSとして、遅延回路22及びバッファ23を通してYDECに出力される。ここで、そのタイミング信号YSWSの遅延時間は、遅延回路22によって“tD2”に調整される。Yデコーダ(YDEC)は、カラム選択タイミング信号YSWSと、対象メモリセルを指定するカラムアドレス信号ADD_COLを入力し、対応するカラム選択信号線YSWを駆動する。このカラムアドレス信号ADD_COLとスキューが一致するように、タイミング信号YSWSの遅延時間tD2は調整される。
第3論理回路30は、“カラムのアクティブ状態を示す信号RWS”を生成するための回路である。この第3論理回路30は、D−フリップフロップ32、遅延回路33、及びバッファ34を備えている。D−フリップフロップ32は、第4論理回路40から出力され、“ロウのアクティブ状態を示す信号”であるロウアクティブ信号RASを、入力データとして入力する。ここで、D−フリップフロップ32は、内部クロックICLKが“Low”になる時、すなわち、内部クロックICLKの「立ち下がりエッジ」に応じて、その入力データ(ロウアクティブ信号RAS)をラッチする。D−フリップフロップ32の出力は、遅延回路33及びバッファ34を通して、信号RWSとして出力される。この信号RWSが、IOスイッチタイミング信号SWIOとして、SWIO制御回路50に供給される。ここで、そのタイミング信号SWIOの遅延時間は、遅延回路33によって“tD3”に調整される。カラム選択信号線YSWの非選択期間中にタイミング信号SWIOが切り替わるように、その遅延時間tD3は調整される。
第4論理回路40は、ロウアクティブ信号RAS及びそのロウアクティブ信号RASが所定の時間遅延されたMAT選択タイミング信号RACTSを生成するための回路である。この第4論理回路40は、AND41、AND42、フリップフロップ43、遅延回路44、及びバッファ45を備えている。AND41は、ACTcmd、内部クロックICLK、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ43に出力する。AND42は、PREcmd、内部クロックICLK、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ43に出力する。フリップフロップ43は、AND41の出力でセットされ、AND42の出力でリセットされる。フリップフロップ43の出力が、ロウアクティブ信号RASとして、遅延回路44及び上記D−フリップフロップ32に出力される。また、そのロウアクティブ信号RASは、遅延回路44及びバッファ45を通して、MAT選択タイミング信号RACTSとしてMAT選択回路62に供給される。ここで、そのタイミング信号RACTSの遅延時間は、遅延回路44によって“tDR”に調整される。MAT選択回路62は、そのタイミング信号RACTSと、対象MATを指定するロウアドレス信号ADD_ROWを入力し、対応するMAT選択信号線RACTiを駆動する。このロウアドレス信号ADD_ROWとスキューが一致するように、タイミング信号RACTSの遅延時間tDRは調整される。
SWIO制御回路50は、AND論理であり、その入力は、マット選択信号線RACTiとIOスイッチ線IOSWに接続されている。このSWIO制御回路50は、第3論理回路30からIOスイッチタイミング信号SWIOを受け取り、また、MAT選択回路62からMAT選択信号RACTを受け取る。両信号が“Hi”になることによって、SWIO制御回路50が活性化し、GIOとLIOが接続される。また、第2論理回路20から出力されるカラム選択タイミング信号YSWSによって、LIOとビット信号線BL,/BLとが接続される。更に、第1論理回路10から出力されるGIOイコライズタイミング信号/EQによって、グローバルIO線対のイコライズが行われる。
このような半導体記憶装置において、サブアレイSARに対するデータの「保持動作」は次の通りである。ACTコマンドによって、MAT選択タイミング信号RACTSが活性化し、選択サブアレイSARが存在するバンク・MATが選択される。これにより、メインワード信号線及びサブワード信号線SWLが活性化され、セルデータがビット信号線BL,/BLに読み出される。そのセルデータは、センスアンプSAで増幅されリストアされる。次に、PREコマンドによって、信号RACTSが非活性化し、メインワード信号線及びサブワード信号線SWLが非活性化する。セル(キャパシタ)とビット信号線BL,/BLが切り離された後、センスアンプSAが非活性化し、ビット信号線BL,/BLがイコライズされる。これにより保持動作が完了する。
また、サブアレイSARに対するデータの「書き込み動作」は次の通りである。まず、ACTコマンドによって、MAT選択タイミング信号RACTSが活性化し、書き込み対象のサブアレイSARが存在するバンク・MATが選択され活性化される。次に、RWコマンドによって、書き込みデータが、入出力アンプDA/WAを介して、GIO上に伝送される。ロウのアクティブ状態を示すロウアクティブ信号RASから、IOスイッチタイミング信号SWIOが生成され、対象サブアレイに対応するLIOとGIOとが接続される。続いて、カラム選択タイミング信号YSWSによって、対象サブアレイ中のデータが書き込まれるメモリセルに対応したビット信号線BL,/BLとLIOが接続される。上述の一連の動作により、GIO上のデータが、LIO及びビット信号線BL,/BLを通して、対象メモリセルに書き込まれる。
また、サブアレイSARに対するデータの「読み出し動作」は次の通りである。まず、ACTコマンドによって、MAT選択タイミング信号RACTSが活性化し、読み出し対象のサブアレイSARが存在するバンク・MATが選択され活性化される。また、ロウのアクティブ状態を示すロウアクティブ信号RASからIOスイッチタイミング信号SWIOが生成され、対象サブアレイに対応するLIOとGIOとが接続される。続いて、カラム選択タイミング信号YSWSによって、対象サブアレイ中のデータが読み出されるメモリセルに対応したビット信号線BL,/BLとLIOが接続される。上述の一連の動作により、対象メモリセルのデータは、ビット信号線BL,/BLを通してLIO上に読み出され、その読み出しデータは、GIOを介して入出力アンプDA/WAに伝送される。
図6は、上記タイミング制御回路1による半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。この例では、バースト長は4であるとする。また、内部クロックICLKの周期はtCKで表され、そのデューティは50%であるとする。また、バンクA(BANK_A)とバンクB(BANK_B)に対して、インタラクティブに読み出し動作が行われるとする。
最初、バンクAは非活性状態にあり、バンクBが活性状態にあるとする。つまり、バンクBに対するロウアクティブ信号RAS_B、MAT選択タイミング信号RACTS_B、及びIOスイッチタイミング信号SWIO_Bが“Hi”の状態であるとする。この時、GIOとバンクBのLIO(LIO_B)が接続されている。逆に、バンクAに対するロウアクティブ信号RAS_A、MAT選択タイミング信号RACTS_A、及びIOスイッチタイミング信号SWIO_Aが“Low”の状態であるとする。この時、GIOとバンクAのLIO(LIO_A)は非接続である。
まず、バンクAを活性化させるACT_Aコマンドがタイミング制御回路1に入力され、時刻T0において、そのACT_Aコマンド(Hi)がフリップフロップ43によってラッチされる。これにより、ロウアクティブ信号RAS_Aが“Hi”になり、また、時刻T0から遅延時間tDR(Rise)後、MAT選択タイミング信号RACTS_Aが“Hi”になる。
同じサイクルの時刻Taにおいて、内部クロックICLKが“Low”になる。この立ち下がりエッジに応じて、D−フリップフロップ32は、ロウアクティブ信号RAS_Aをラッチする。これにより、時刻Taから遅延時間tD3後に、タイミング信号SWIO_Aが“Hi”になり、GIOとバンクAのLIO(LIO_A)が接続される。このように、本実施の形態によれば、ロウの活性化に応じて、IOスイッチタイミング信号SWIOも“Hi”になる。
次サイクルの時刻T1において、バンクBに対するリードコマンドR1_Bが“Hi”である。これにより、第1論理回路10と第2論理回路20のそれぞれによってタイミング信号/EQとYSWS_Bが生成される。時刻T1からそれぞれ遅延時間tD1、tD2後、それらタイミング信号(/EQ,YSWS_B)がそれぞれ“Hi”になる。GIOイコライズタイミング信号/EQが“Hi”の期間、GIO線対に対するイコライズ動作は停止する。また、タイミング信号YSWS_Bによって、LIO_Bとビット信号線BL,/BLが接続される。これにより、センスアンプSA_Bに読み出されたデータが、LIO_Bを介してGIOに伝送される。ここで、本実施の形態によれば、タイミング信号SWIO_Aも“Hi”であり、GIOはLIO_A及びLIO_Bに接続されている。しかし、バンクBのカラム選択信号線YSW_Bのみが活性化されているので、バンクBのサブアレイに対してのみ読み出し(または書き込み)動作が実行される。
次サイクルの時刻T2において、バンクBに対するコマンドは“Low”となり、代わりに、バンクAに対するリードコマンドR1_Aが“Hi”である。これにより、時刻T2からそれぞれ遅延時間tD1、tD2後、タイミング信号/EQ、YSWS_Aがそれぞれ“Hi”になる。タイミング信号YSWS_Aによって、LIO_Aとビット信号線BL,/BLが接続される。これにより、センスアンプSA_Aに読み出されたデータが、LIO_Aを介してGIOに伝送される。ここで、本実施の形態によれば、タイミング信号SWIO_Bは“Low”にならず、GIOはLIO_A及びLIO_Bに接続されている。しかし、バンクAのカラム選択信号線YSW_Aのみが活性化されているので、バンクAのサブアレイに対してのみ読み出し(または書き込み)動作が実行される。
次サイクルの時刻T3において、バンクBに対するリードコマンドR1’_Bが“Hi”であり、その次のサイクルの時刻T4において、バンクAに対するリードコマンドR1’_Aが“Hi”である。ここでも、タイミング信号SWIOの切り換えは行われない。尚、リードコマンドR1’_Aは、バンクAに対する1回目のバーストリードを指示している。
次サイクルの時刻T5において、バンクBを非活性化させるPRE_Bコマンド(Hi)がフリップフロップ43によってラッチされる。これにより、ロウアクティブ信号RAS_Bが“Low”になり、また、時刻T5から遅延時間tDR(Fall)後、MAT選択タイミング信号RACTS_Bが“Low”になる。同じサイクルの時刻Tbにおいて、内部クロックICLKが“Low”になる。この立ち下がりエッジに応じて、D−フリップフロップ32は、“Low”レベルのロウアクティブ信号RAS_Bをラッチする。これにより、時刻Tbから遅延時間tD3後に、タイミング信号SWIO_Bが“Low”になり、GIOとLIO_Bが切り離される。このように、本実施の形態によれば、ロウの非活性化に応じて、IOスイッチタイミング信号SWIOも“Low”になる。
また、このサイクルにおいて、バンクAに対する2回目のバーストリードも実行されている。タイミング信号/EQは、時刻T5から遅延時間tD1後に“Hi”になり、時刻Tbから遅延時間tD1後に“Low”になる。また、タイミング信号YSWS_Aは、時刻T5から遅延時間tD1後に“Hi”になり、時刻Tbから遅延時間tD1後に“Low”になる。その後、時刻T6、T7において、バンクAに対する3回目、4回目のバーストリードがそれぞれ実行される。時刻T8において、バンクAを非活性化させるPRE_Aコマンド(Hi)がラッチされ、遅延時間tDR後、バンクAも非活性となる。また、GIOとLIO_Aが切り離される。
以上のような動作が実現されるために、上記遅延時間tD1〜tD3は、次のような関係を満たすように設定される。すなわち、カラム選択信号線YSWの選択時には、GIO上のデータを破壊しないように、GIOのイコライズを停止する必要がある。そのため、タイミング信号/EQの遅延時間tD1は、tD1=tD2となるように設定される。また、タイミング信号SWIOの切り換わりによるGIOへのノイズの影響をなくすため、タイミング信号SWIOは、カラム選択信号線YSWの非選択期間中に切り換わるように設定される。つまり、内部クロックICLKの立ち下がりエッジから遅延時間tD2後にカラム選択信号線YSWが非選択となり、ほぼ同一のタイミング(遅延時間tD1後)でGIOのイコライズが開始され、その後にタイミング信号SWIOがON/OFFされる。よって、本実施の形態によれば、タイミング信号SWIOの遅延時間tD3は、次の式を満たすように設定される。
(4)tD1 < tD3+α < tD1+1/2tCK
ここで、αは、SWIO制御回路50における遅延時間である。この式に基づいて、信号SWIOが“Hi”になるタイミングと信号YSWSが“Hi”になるタイミングとのマージンt1、及び信号SWIOが“Low”になるタイミングと信号YSWSが“Low”になるタイミングとのマージンt2は、次のように表される。
(5)t1=(tD1+1/2tCK)−(tD3+α)
(6)t2=(tD3+α)−tD1
本実施の形態に係る半導体記憶装置による効果は次の通りである。上述のように、D−フリップフロップ32はロウアクティブ信号RASをラッチし、IOスイッチタイミング信号SWIOを出力する。従って、そのタイミング信号SWIOは、ACTcmdに応じて“Hi”になり、PREcmdに応じて“Low”になる、すなわち、本実施の形態によれば、タイミング信号SWIOは、ロウが選択されるサイクル(以下、「ロウサイクル」あるいは「RASサイクル」と参照される)で動作する。よって、タイミング信号SWIOがカラムサイクルで動作する場合に比べて、半導体記憶装置の動作電流を低減することが可能となる。
例えば、一般的なSDRAMのスペックにおいては、RASサイクル(tRC)は67.5nsであり、カラムサイクル(tCC)は7.5nsである。この場合、本発明によれば、タイミング信号SWIOに関する動作電流は、約22.2%(=2×tCC/tRC)に低減されることになる。近年の多ビット化でIOスイッチ線IOSWの本数は増加している。よって、本発明に係る技術は、特に効果的である。
また、本実施の形態に係る半導体記憶装置によれば、D−フリップフロップ32は、内部クロックICLKの立ち下がりエッジで、ロウアクティブ信号RASをラッチする。これにより、マージンt1,t2は、それぞれ上記式(5),(6)で表されることになる。この時、tD3+α=tD1となるように遅延時間tD1,tD3を設定することによって、マージンt1として“1/2tCKmin”、マージンt2として“0”を確保することが可能となる。よって、半導体記憶装置の高速・高周波動作の安定性を向上させることが可能となる。
また、回路技術やプロセス技術の向上に伴い遅延時間tD1=0となった場合でも、マージンt1として“1/2tCKmin―α”を確保することが可能となる。よって、高速・高周波動作の安定性が向上する。また、遅延時間tD1とtD3を同一に設定し、タイミング信号SWIOとYSWSに対して同一の遅延時間を用いることによって、プロセスや電源に依存することなく安定動作を実現することが可能である。
本実施の形態において、内部クロックICLKが“Low”になるタイミングでロウアクティブ信号RASがラッチされ、タイミング信号SWIOが生成される。これは、タイミング信号YSWSが内部クロックICLKと同期しており、タイミング信号YSWSの“Low”が、内部クロックICLKの“Low”から生成されているためである。従って、タイミング信号YSWSが“Low”になるタイミングで、ロウアクティブ信号RASなどのRAS系の信号をラッチし、タイミング信号SWIOを生成することによっても、上述の効果が得られる。また、D−フリップフロップ32の代わりに、D−ラッチなどの論理が用いられても同様の効果が得られることは自明である。
(変形例)
本発明において、IOスイッチタイミング信号SWIOは、内部クロックICLKの立ち下がりエッジ(“Low”)に応じてON/OFFするが、MAT選択タイミング信号RACTSは、内部クロックICLKの立ち上がりエッジ(“Hi”)に応じてON/OFFする。そのため、内部クロックICLKのHi幅(デューティ)が大きい場合、時間tD4(遅延時間tD3+内部クロックICLKのHi期間)が、遅延時間tDR(Fall)よりも大きくなる可能性がある。この場合、タイミング信号SWIOではなくMAT選択信号RACTに応じて、LIOとGIOとの接続が切断される。よって、カラム選択タイミング信号YSWが“Hi”の期間に、LIOとGIOとの接続が切り換わる可能性が生じてしまう。
よって、本実施の形態に係るタイミング制御回路1において、第3論理回路30からの出力信号と第4論理回路40からの出力信号のOR論理演算による結果が、MAT選択信号タイミング信号RACTSとして出力されてもよい。
また、図5に示されたSWIO制御回路50(AND論理)の代わりに、図7に示されるSWIO制御回路50´が用いられてもよい。このSWIO制御回路50´は、PMOSトランジスタ51、NMOSトランジスタ52,53、及びラッチ回路54を備えている。PMOSトランジスタ51のソース及びドレインは、電源電位VDD及びNMOSトランジスタ52のドレインにそれぞれ接続され、そのゲートにはタイミング信号SWIOが供給される。NMOSトランジスタ52のソースは、NMOSトランジスタ53のドレインに接続され、そのゲートにはタイミング信号SWIOが供給される。NMOSトランジスタ53のソースはグランドに接続され、そのゲートにはMAT選択信号RACTが供給される。ラッチ回路54は、PMOSトランジスタ51及びNMOSトランジスタ52のドレインに接続されている。
このような構成により、タイミング信号SWIOとMAT選択信号の両方が“Hi”になった場合に、GIOとLIOを接続する信号を生成し、タイミング信号SWIOが“Low”になった場合のみに、GIOとLIOとの接続を切断する信号を生成することが可能となる。LIOとGIOとの接続は、タイミング信号SWIOによって制御されることになり、カラム選択タイミング信号YSWが“Low”の期間にのみ切り換わることになる。但し、一般的にサブアレイSARを非活性とする際、サブワードドライバSWDが“Low”になった後にタイミング信号RACTSが“Low”となる必要があるため、上記時間tD4は遅延時間tDRより小さくなる場合がほとんどである。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明の第2の実施の形態に係るタイミング制御回路1´の構成を示すブロック図である。このタイミング制御回路1´は、第1論理回路10、第2論理回路20、第3論理回路70、及び第4論理回路80を備えている。図8において、図5に示された構成と同様の構成には同一の符号が付され、その説明は適宜省略される。
第3論理回路70は、“カラムのアクティブ状態を示す信号RWS”を生成するための回路である。この第3論理回路70は、AND71、AND72、フリップフロップ73、D−フリップフロップ74、遅延回路75、及びバッファ76を備えている。AND71は、RWcmd及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ73に出力する。AND72は、PREcmd及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ73に出力する。フリップフロップ73は、AND71の出力でセットされ、AND72の出力でリセットされる。フリップフロップ73の出力が、入力データDataInとして、D−フリップフロップ74に出力される。第1の実施の形態と異なり、D−フリップフロップ74は、内部クロックICLKが“Hi”になる時、すなわち、内部クロックICLKの「立ち上がりエッジ」に応じて、入力データDataInをラッチする。D−フリップフロップ74の出力は、遅延回路75及びバッファ76を通して、信号RWSとして出力される。この信号RWSが、IOスイッチタイミング信号SWIOとして、SWIO制御回路50に供給される。ここで、そのタイミング信号SWIOの遅延時間は、遅延回路33によって“tD3”に調整される。カラム選択信号線YSWの非選択期間中にタイミング信号SWIOが切り替わるように、その遅延時間tD3は調整される。
第4論理回路80は、MAT選択タイミング信号RACTSを生成するための回路である。この第4論理回路80は、AND81、AND82、フリップフロップ83、遅延回路84、及びバッファ85を備えている。AND81は、ACTcmd、内部クロックICLK、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ83に出力する。AND82は、PREcmd、内部クロックICLK、及びバンクアドレスADD_BAを入力し、論理演算の結果をフリップフロップ83に出力する。フリップフロップ83は、AND81の出力でセットされ、AND82の出力でリセットされる。フリップフロップ83の出力が、遅延回路84及びバッファ85を通して、MAT選択タイミング信号RACTSとしてMAT選択回路62に供給される。ここで、そのタイミング信号RACTSの遅延時間は、遅延回路84によって“tDR”に調整される。MAT選択回路62は、そのタイミング信号RACTSと、対象MATを指定するロウアドレス信号ADD_ROWを入力し、対応するMAT選択信号線RACTiを駆動する。このロウアドレス信号ADD_ROWとスキューが一致するように、タイミング信号RACTSの遅延時間tDRは調整される。
図9は、上記タイミング制御回路1´による半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャートである。この例では、バースト長は4であるとする。また、内部クロックICLKの周期はtCKで表され、そのデューティは50%であるとする。また、バンクA(BANK_A)とバンクB(BANK_B)に対して、インタラクティブに読み出し動作が行われるとする。
最初、バンクAは非活性状態にあり、バンクBが活性状態にあるとする。つまり、バンクBに対するMAT選択タイミング信号RACTS_B、入力データDataIn_B、及びIOスイッチタイミング信号SWIO_Bが“Hi”の状態であるとする。この時、GIOとバンクBのLIO(LIO_B)が接続されている。逆に、バンクAに対するMAT選択タイミング信号RACTS_A、入力データDataIn_A、及びIOスイッチタイミング信号SWIO_Aが“Low”の状態であるとする。この時、GIOとバンクAのLIO(LIO_A)が接続されている。
まず、バンクAを活性化させるACT_Aコマンドがタイミング制御回路1´に入力され、時刻T0において、そのACT_Aコマンド(Hi)がフリップフロップ83によってラッチされる。これにより、時刻T0から遅延時間tDR(Rise)後、MAT選択タイミング信号RACTS_Aが“Hi”になる。
次サイクルの時刻T1において、バンクBに対するリードコマンドR1_Bが“Hi”である。これにより、時刻T1からそれぞれ遅延時間tD1、tD2後、タイミング信号/EQ,YSWS_Bがそれぞれ“Hi”になる。GIOイコライズタイミング信号/EQが“Hi”の期間、GIO線対に対するイコライズ動作は停止する。センスアンプSA_Bに読み出されたデータが、LIO_Bを介してGIOに伝送される。
次サイクルの時刻T2において、バンクBに対するコマンドは“Low”となり、代わりに、バンクAに対するリードコマンドR1_Aが“Hi”である。このリードコマンドR1_Aは、バンクAが活性化された後初めてのRWcmdである。よって、このリードコマンドR1_Aが入力された後、入力データDataIn_Aは“Low”から“Hi”になる。その入力データDataIn_A(Hi)は、時刻T2における内部クロックICLKの「立ち上がりエッジ」に応じて、D−フリップフロップ74によってラッチされる。よって、時刻T2から遅延時間tD3後、タイミング信号SWIO_Aが“Hi”になる。
また、時刻T2からそれぞれ遅延時間tD1、tD2後、タイミング信号/EQ,YSWS_Aがそれぞれ“Hi”になる。タイミング信号SWIO_A,YSWS_Aによって、GIOとLIO_Aが接続され、またLIO_Aとビット信号線BL,/BLが接続される。これにより、センスアンプSA_Aに読み出されたデータが、LIO_Aを介してGIOに伝送される。ここで、本実施の形態によれば、タイミング信号SWIO_Bは“Low”にならず、GIOはLIO_A及びLIO_Bに接続されている。しかし、バンクAのカラム選択信号線YSW_Aのみが活性化されているので、バンクAのサブアレイに対してのみ読み出し(または書き込み)動作が実行される。
次サイクルの時刻T3において、バンクBに対するリードコマンドR1’_Bが“Hi”であり、その次のサイクルの時刻T4において、バンクAに対するリードコマンドR1’_Aが“Hi”である。ここでも、タイミング信号SWIOの切り換えは行われない。尚、リードコマンドR1’_Aは、バンクAに対する1回目のバーストリードを指示している。
次に、バンクBを非活性化させるPRE_Bコマンド(Hi)が入力され、入力データDataIn_Bは“Hi”から“Low”になる。その入力データDataIn_B(Low)は、時刻T5における内部クロックICLKの「立ち上がりエッジ」に応じて、D−フリップフロップ74によってラッチされる。よって、時刻T5から遅延時間tD3後、タイミング信号SWIO_Bが“Low”になり、GIOとLIO_Bが切り離される。このように、本実施の形態によれば、ロウの非活性化に応じて、IOスイッチタイミング信号SWIOも“Low”になる。また、時刻T5において、そのPRE_Bコマンド(Hi)はフリップフロップ83によってラッチされる。これにより、時刻T5から遅延時間tDR(Fall)後、MAT選択タイミング信号RACTS_Bが“Low”になる。
また、このサイクルにおいて、バンクAに対する2回目のバーストリードも実行されている。その後、時刻T6、T7において、バンクAに対する3回目、4回目のバーストリードがそれぞれ実行される。時刻T8において、バンクAを非活性化させるPRE_Aコマンド(Hi)がラッチされ、遅延時間tDR後、バンクAも非活性となる。また、時刻T8から遅延時間tD3後、タイミング信号SWIO_Aが“Low”になり、GIOとLIO_Aが切り離される。
以上のような動作が実現されるために、上記遅延時間tD1〜tD3は、次のような関係を満たすように設定される。すなわち、カラム選択信号線YSWの選択時には、GIO上のデータを破壊しないように、GIOのイコライズを停止する必要がある。そのため、タイミング信号/EQの遅延時間tD1は、tD1=tD2となるように設定される。また、タイミング信号SWIOの切り換わりによるGIOへのノイズの影響をなくすため、タイミング信号SWIOは、カラム選択信号線YSWの非選択期間中に切り換わるように設定される。つまり、タイミング信号SWIOの遅延時間tD3は、次の式を満たすように設定される。
(7)tD1−1/2tCK < tD3+α < tD1
ここで、αは、SWIO制御回路50における遅延時間である。この式に基づいて、信号SWIOが“Hi”になるタイミングと信号YSWSが“Hi”になるタイミングとのマージンt1、及び信号SWIOが“Low”になるタイミングと信号YSWSが“Low”になるタイミングとのマージンt2は、次のように表される。
(8)t1=tD1−(tD3+α)
(9)t2=(tD3+α)−(tD1−1/2tCK)
本実施の形態は、マージンt1が十分取れる場合に好適である。本実施の形態に係る半導体記憶装置による効果は次の通りである。上述のように、タイミング信号SWIOは、1回目のRWcmdに応じて“Hi”になり、PREcmdに応じて“Low”になる。つまり、タイミング信号SWIOが“Hi”になった後、ロウが非活性化されるまで、その状態が保持される。すなわち、本実施の形態によれば、タイミング信号SWIOは、ほぼRASサイクルで動作する。よって、タイミング信号SWIOがカラムサイクルで動作する場合に比べて、半導体記憶装置の動作電流を低減することが可能となる。近年の多ビット化でIOスイッチ線IOSWの本数は増加している。よって、本発明に係る技術は、特に効果的である。
以上に説明されたように、本発明に係る半導体記憶装置によれば、LIOとGIOとの接続を制御するIOスイッチタイミング信号SWIOがONされた後、ロウが非活性化されるまで、そのタイミング信号SWIOの状態が保持される。つまり、タイミング信号SWIOは、RASサイクル(あるいは、ほぼRASサイクル)で動作する。従って、動作電流が低減される。実施の形態においては、バンクの数が2の場合が説明されたが、2以上の任意の数のバンクの場合においても本発明は有効である。
図1Aは、一般的な半導体記憶装置の構成を示す概略図である。 図1Bは、図1Aにおけるあるメモリセル周辺の回路を示す回路図である。 図2は、一般的な半導体記憶装置の構成の一部を示すブロック図である。 図3は、従来の半導体記憶装置におけるタイミング制御回路の構成を示すブロック図である。 図4は、従来の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置におけるタイミング制御回路の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。 図7は、本発明に係るSWIO制御回路の変形例を示す図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置におけるタイミング制御回路の構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 タイミング制御回路
10 第1論理回路
11 AND
12 遅延回路
13 バッファ
20 第2論理回路
21 AND
22 遅延回路
23 バッファ
30 第3論理回路
32 D−フリップフロップ回路
33 遅延回路
34 バッファ
40 第4論理回路
41 AND
42 AND
43 RSフリップフロップ回路
44 遅延回路
45 バッファ
50 SWIO制御回路
51 PMOSトランジスタ
52、53 NMOSトランジスタ
54 ラッチ回路
61 遅延回路
62 MAT選択回路
70 第3論理回路
71 AND
72 AND
73 RSフリップフロップ回路
74 D−フリップフロップ回路
75 遅延回路
76 バッファ
80 第4論理回路
81 AND
82 AND
83 RSフリップフロップ回路
84 遅延回路
85 バッファ

Claims (20)

  1. 複数のバンクと、
    前記複数のバンクに共通に設けられたグローバルI/Oと、
    前記複数のバンクの各々において複数のサブアレイ毎に設けられたローカルI/Oと、
    IOスイッチタイミング信号に応答して、前記グローバルI/Oと前記ローカルI/Oとを接続するIOスイッチ制御回路と、
    前記IOスイッチタイミング信号をON/OFFするタイミング制御回路と
    を具備し、
    前記タイミング制御回路は、
    第1のタイミングで、メモリセルとビット線との間を接続するワード線の活性化に関連するロウの活性化に応じて前記IOスイッチタイミング信号をONし
    前記第1のタイミングに続く第2のタイミングで、前記ビット線と前記ローカルI/Oとの間を接続/非接続するカラムの活性/非活性を制御し、
    前記第2のタイミングに続く第3のタイミングで前記ロウが非活性化されるまで、前記IOスイッチタイミング信号の前記ON状態を保持し、
    前記複数のバンクが共に活性化する状態、且つ、前記活性化された複数のバンクがそれぞれ前記第2のタイミングでそれぞれ対応するバンクの前記カラムを活性/非活性して一つの前記グローバルI/Oにそれぞれ対応するデータを入出力することに関わりなく、前記複数のバンクにそれぞれ対応する複数のローカルI/Oと前記バンクに共通に設けられた前記グローバルI/Oとを共に接続する、
    半導体記憶装置。
  2. 請求項1記載の半導体記憶装置であって、
    前記タイミング制御回路は、前記カラムを活性化するタイミングを示すカラム選択タイミング信号のOFFの期間内に、前記IOスイッチタイミング信号の切り換えを行う
    半導体記憶装置。
  3. 請求項に記載の半導体記憶装置であって、
    前記タイミング制御回路は、
    前記ロウを活性化/非活性化するタイミングを示すロウ選択タイミング信号を生成するロウ論理回路と、
    前記カラム選択タイミング信号を生成するカラム論理回路と、
    前記IOスイッチタイミング信号を生成するIO論理回路と
    を備える
    半導体記憶装置。
  4. 請求項に記載の半導体記憶装置であって、
    前記ロウ論理回路は、バンクを活性化/非活性化するコマンドを内部クロック信号に同期してラッチし前記ロウ選択タイミング信号を生成する第1ラッチ回路を有し、
    前記カラム論理回路は、前記内部クロック信号に同期して前記カラム選択タイミング信号を生成し、
    前記IO論理回路は、前記第1ラッチ回路によって生成された前記ロウ選択タイミング信号を前記内部クロック信号に同期してラッチし前記IOスイッチタイミング信号を生成する第2ラッチ回路を有する
    半導体記憶装置。
  5. 請求項に記載の半導体記憶装置であって、
    前記第2ラッチ回路は、前記内部クロック信号の立ち下がりエッジに応じて、前記ロウ選択タイミング信号をラッチする
    半導体記憶装置。
  6. 請求項に記載の半導体記憶装置であって、
    前記内部クロック信号がHiの期間をtC、
    前記カラム論理回路における遅延時間をtD1、
    前記IO論理回路における遅延時間をtD3、
    前記IOスイッチ制御回路における遅延時間をαとするとき、
    次の式:
    tD3+α<tD1+tC
    で表される関係が満たされる
    半導体記憶装置。
  7. 請求項に記載の半導体記憶装置であって、
    更に、次の式:
    tD1<tD3+α
    で表される関係が満たされる
    半導体記憶装置。
  8. 請求項乃至のいずれかに記載の半導体記憶装置であって、
    前記IOスイッチ制御回路に接続された選択回路を更に具備し、
    前記選択回路は、前記活性化されたバンクの前記ロウを選択するロウ選択信号を、前記ロウ選択タイミング信号に基づいて出力し、
    前記IOスイッチ制御回路は、前記IOスイッチタイミング信号と前記ロウ選択信号を入力とするAND論理である
    半導体記憶装置。
  9. 請求項乃至のいずれかに記載の半導体記憶装置であって、
    前記IOスイッチ制御回路に接続された選択回路を更に具備し、
    前記選択回路は、前記活性化されたバンクの前記ロウを選択するロウ選択信号を、前記ロウ選択タイミング信号に基づいて出力し、
    前記IOスイッチ制御回路は、
    前記IOスイッチタイミング信号及び前記ロウ選択信号の両方がONになった場合に、前記グローバルI/Oと前記ローカルI/Oとを接続する信号を出力し、
    前記IOスイッチタイミング信号がOFFになった場合のみに、前記グローバルI/Oと前記ローカルI/Oとの接続を切断する信号を出力する
    半導体記憶装置。
  10. 請求項に記載の半導体記憶装置であって、
    前記IOスイッチ制御回路は、
    ソースが電源に接続されたPチャネルトランジスタと、
    ドレインが前記Pチャネルトランジスタのドレインに接続された第1Nチャネルトランジスタと、
    ソースがグランドに接続され、ドレインが前記第1Nチャネルトランジスタに接続された第2Nチャネルトランジスタと
    を有し、
    前記IOスイッチタイミング信号は、前記Pチャネルトランジスタのゲートと前記第1Nチャネルトランジスタのゲートに供給され、
    前記ロウ選択信号は、前記第2Nチャネルトランジスタのゲートに供給される
    半導体記憶装置。
  11. 請求項に記載の半導体記憶装置であって、
    前記ロウ論理回路は、バンクを活性化/非活性化するコマンドを内部クロック信号に同期してラッチし、前記ロウ選択タイミング信号を生成する第1ラッチ回路を有し、
    前記カラム論理回路は、前記内部クロック信号に同期して前記カラム選択タイミング信号を生成し、
    前記IO論理回路は、
    バンクに対する読み書きを指示するコマンドによってセットされ、バンクを非活性化するコマンドによってリセットされるフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力を前記内部クロック信号に同期してラッチし、前記IOスイッチタイミング信号を生成する第2ラッチ回路を有する
    半導体記憶装置。
  12. 請求項11に記載の半導体記憶装置であって、
    前記第2ラッチ回路は、前記内部クロック信号の立ち上がりエッジに応じて、前記フリップフロップの出力をラッチする
    半導体記憶装置。
  13. 請求項12に記載の半導体記憶装置であって、
    前記カラム論理回路における遅延時間をtD1、
    前記IO論理回路における遅延時間をtD3、
    前記IOスイッチ制御回路における遅延時間をαとするとき、
    次の式:
    tD3+α<tD1
    で表される関係が満たされる
    半導体記憶装置。
  14. 請求項13に記載の半導体記憶装置であって、
    前記内部クロック信号がHiの期間をtCとするとき、
    次の式:
    tD1−tC<tD3+α
    で表される関係が満たされる
    半導体記憶装置。
  15. 請求項11乃至14のいずれかに記載の半導体記憶装置であって、
    前記IOスイッチ制御回路に接続された選択回路を更に具備し、
    前記選択回路は、前記活性化されたバンクの前記ロウを選択するロウ選択信号を、前記ロウ選択タイミング信号に基づいて出力し、
    前記IOスイッチ制御回路は、前記IOスイッチタイミング信号と前記ロウ選択信号を入力とするAND論理である
    半導体記憶装置。
  16. 複数のバンクと、
    前記複数のバンクに共通に設けられたグローバルI/Oと、
    前記複数のバンクの各々において複数のサブアレイ毎に設けられたローカルI/Oと、
    IOスイッチタイミング信号のON/OFFに応答してON/OFFし、前記グローバルI/Oと前記ローカルI/Oとを接続/非接続するIOスイッチ制御回路と、
    イミング制御回路と
    備え、
    前記タイミング制御回路は、メモリセルとビット線との間を接続/非接続するワード線の活性化/非活性化に関連するロウが活性化/非活性化されるサイクルで、前記IOスイッチタイミング信号をON/OFFし、
    前記複数のバンクにおける前記IOスイッチタイミング信号は、前記ロウの活性化の期間内に、前記ビット線と前記ローカルI/O間を接続するカラムの活性/非活性によらず、前記複数のバンクが共に活性化する状態において、共にONする、
    半導体記憶装置。
  17. メモリセルにワード線が接続され、前記ワード線の活性化によって前記メモリセルがビット線に接続され、カラム選択タイミング信号によって前記ビット線が対応するローカルI/Oに接続される、バンクと、
    複数の前記バンクに共通に設けられたグローバルI/Oと、
    IOスイッチタイミング信号に応答して、前記グローバルI/Oと前記ローカルI/Oとを接続するIOスイッチ制御回路と、
    前記ワード線を活性化するワード線活性化信号、前記カラム選択タイミング信号と前記IOスイッチタイミング信号と、を各々ON/OFFするタイミング制御回路と、
    を具備し、
    前記タイミング制御回路は、
    第1のタイミングで外部から入力されたバンクアドレスによって指定した前記バンク前記ワード線を活性化するアクティブコマンドに対応して、前記ワード線を活性化し、
    前記第1のタイミングに続く第2のタイミングで外部から入力されたバンクアドレスによって指定した前記バンク前記カラム選択タイミング信号を活性化するリードコマンド若しくはライトコマンドに対応して、前記カラム選択タイミング信号を活性化し、
    前記第2のタイミングに続く第3のタイミングで外部から入力されたバンクアドレスによって指定した前記バンク前記ワード線を非活性するプリチャージコマンドに対応して、前記ワード線を非活性にし、
    前記タイミング制御回路は、更に、
    前記複数のバンクにそれぞれ対応する複数のアクティブコマンドによって、前記複数のバンクを同時に活性化するとき、前記複数のバンクにそれぞれ対応する複数の前記IOスイッチタイミング信号を同時に活性化し、よって前記グローバルI/Oと前記複数のバンクにそれぞれ対応する複数のローカルI/Oとを同時に接続し、且つ、前記複数のバンクにそれぞれ対応する前記カラム選択タイミング信号に対応するメモリセルの読み書きを一つの前記グローバルI/Oを介して行い、更に、前記プリチャージコマンドに対応して対応するバンクの前記IOスイッチタイミング信号をOFFにする、
    半導体記憶装置。
  18. 請求項17に記載の半導体記憶装置であって、
    前記タイミング制御回路は、前記複数のバンクのそれぞれの前記リードコマンド若しくはライトコマンドに関連する前記メモリセルの読み書きに関わらず、前記複数のバンクにそれぞれ対応する前記複数のIOスイッチタイミング信号の活性化を維持する、
    半導体記憶装置。
  19. 請求項18に記載の半導体記憶装置であって、
    前記タイミング制御回路は、
    前記バンク毎のIOスイッチ制御回路が共に活性され、それぞれの前記バンクのローカルI/Oが同一の前記グローバルI/Oに接続している状態において、順次入力される前記リードコマンドまたはライトコマンドに対応して対応するバンクの前記カラム選択タイミング信号を活性化し、前記カラム選択タイミング信号によって対応する前記メモリセルと前記グローバルI/Oが接続される、
    半導体記憶装置。
  20. 請求項19に記載の半導体記憶装置であって、
    前記タイミング制御回路は、
    前記共通に設けられたグローバルI/Oに対応する前記複数のバンクへの各々の前記アクティブコマンドまたは前記リードコマンド若しくはライトコマンドが連続して入力され、前記複数のバンクへの各々のプリチャージコマンドが入力されるまで、前記バンク毎のIOスイッチタイミング信号を共にONにし、前記バンク毎のIOスイッチ制御回路を共に活性する状態を維持する、
    半導体記憶装置。
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