JP2000163951A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000163951A
JP2000163951A JP10331793A JP33179398A JP2000163951A JP 2000163951 A JP2000163951 A JP 2000163951A JP 10331793 A JP10331793 A JP 10331793A JP 33179398 A JP33179398 A JP 33179398A JP 2000163951 A JP2000163951 A JP 2000163951A
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厚紀 廣部
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    • GPHYSICS
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    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/12Group selection circuits, e.g. for memory block selection, chip selection, array selection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のバンクを有する半導体記憶装置の配線
数を削減し、不良解析等のテストを正常に行う。 【解決手段】 開示される半導体記憶装置は、メモリセ
ル・アレイ31,31 を有するバンク25,25
と、グローバル入出力線26,26と、入出力ア
ンプ28,28と、カラムデコーダ群35,35
とを備えたバンクブロック23と、バンク25
25に共通して設けられ、バンク選択信号BS〜B
,/BS〜/BSに基づいて、対応するカラム
デコーダを活性化するためのカラム選択信号YS,Y
と、対応する入出力アンプ28 ,28を活性化
するためのカラムマルチ選択遅延信号YMDとを生成
するバンク選択回路114とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、詳しくは、複数のバンクを有する半導体記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図33は、特願平9−305505号に
開示された従来の半導体記憶装置の電気的構成例を示す
図であり、(a)は要部の電気的構成例を示すブロック
図、(b)は(a)に示すブロック図の内部に設けられ
た回路の構成例を示す回路図である。この例の半導体記
憶装置は、図33(a)に示すように、複数個のサブア
レイ1,1,……がマトリックス状に配置された2個の
バンク2a及び2bから構成されている。バンク2a及
び2bには、それぞれ、複数個のサブアレイ1,1,…
…毎に設けられた複数個のセンスアンプ列(SA)3,
3,……及び複数個のサブワードドライバ列(SWD)
4,4,……と、複数個のサブアレイ1,1,……毎に
サブアレイ1のX方向(図中横方向)に配線されたサブ
ワード線(SWL)5,5,……と、複数個のサブアレ
イ1,1,……毎にサブアレイ1のY方向(図中縦方
向)に配線されたビット線(BL)6,6,……と、サ
ブアレイ1のX方向に配線されたローカル入出力線(L
IO)7,7,……及び主ワード線(MWL)8,8,
……と、サブアレイ1のY方向に配線されたカラム選択
線(CSL)9,9,……とが設けられている。また、
バンク2a及び2bに共通して、サブアレイ1のY方向
に、ライトアンプやデータアンプ等からなり、カラム選
択線9上を伝達される信号の論理和により制御される入
出力アンプ10及び10に接続されたグローバル入
出力線(GIO)11と、グローバル入出力線11の配
置列毎に、グローバル入出力線11と同一方向に配線さ
れた、ローカル入出力線7とグローバル入出力線11と
を接続するためのカラムのアクティブ状態を示す信号R
WSが伝達されるスイッチ線(SWIO)12とが設
けられている。
【0003】次に、上記構成の半導体記憶装置の動作に
ついて説明する。まず、信号線13上を伝達されるロウ
のアクティブ状態を示す信号RACTによりバンク2
aが選択されると、バンク2a上に設けられた主ワード
線8及びサブワード線5が活性化されると共に、センス
アンプ列3を活性化させるための信号SEが立ち上が
る。サブワード線5が活性化されると、そのサブワード
線5に接続されたビット線6が徐々に活性化される。ま
た、信号SEによりセンスアンプ列3が活性化されるこ
とにより、信号SAPが立ち上がる。次に、任意のサブ
アレイ1上に設けられたカラム選択線9が活性化される
と共に、そのサブアレイ1上に設けられたローカル入出
力線7とグローバル入出力線11とを接続するためのス
イッチ線12が活性化される。これにより、サブアレイ
1上に設けられたローカル入出力線7とグローバル入出
力線11とが接続され、両者が徐々に活性化され、バン
ク2a内の所望のサブアレイ1のビット線6上に存在す
るメモリセル14に書き込まれたデータが読み出され
る。その後、バンク2aにおけるカラム選択線9及びス
イッチ線12が不活性状態となり、代わりに、バンク2
bにおけるカラム選択線9及びスイッチ線12が活性化
されると、バンク2bにおけるサブアレイ1上に設けら
れたローカル入出力線7とグローバル入出力線11とが
接続され、両者が徐々に活性化され、バンク2b内の所
望のサブアレイ1のビット線6上に存在するメモリセル
14に書き込まれたデータが読み出される。なお、バン
ク2bにおけるカラム選択線9及びスイッチ線12が活
性化されるまでの動作は、バンク2aにおける動作と略
同様であるので、その説明を省略する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の半導体記憶装置においては、確かに、グローバル入
出力線11をバンク2a及び2bに共通に設けると共
に、スイッチ線12をグローバル入出力線11の配置列
毎に、グローバル入出力線11と同一方向に配線したの
で、それぞれをバンク毎やサブアレイ毎に設ける場合に
比べて、配線数を削減することができ、チップ面積を縮
小することができる。しかし、上記した従来の半導体記
憶装置においては、入出力アンプ10の制御信号を伝達
する信号線やカラムデコーダ(図33中のYDEC)等
を活性化するための信号を伝達する信号線の数を削減す
ることはできないため、半導体記憶装置のチップ面積の
縮小化には限界があった。
【0005】また、上記した従来の半導体記憶装置にお
いては、グローバル入出力線11をバンク2a及び2b
に共通に設けたため、バンク毎に入出力線を設ける場合
に比べて、データがグローバル入出力線11上を伝達さ
れる時間が長くなる。したがって、データのグローバル
入出力線11上での遅延を考慮して、カラムデコーダや
入出力アンプを活性化する必要があるが、上記した従来
の半導体記憶装置においては、この点に関して何等考慮
されていない。これにより、例えば、入出力アンプ10
と入出力アンプ10とが共通のデータ入出力バスに
接続される構成の場合には、バンク2a及び2bから連
続してデータを読み出した際には、データ入出力バス上
でそれぞれのバンク2から読み出されたデータが衝突し
てしまう虞がある。
【0006】さらに、上記した従来の半導体記憶装置に
おいては、スイッチ線12上を伝達される信号RWS
に基づいて、ローカル入出力線7とグローバル入出力線
11とを接続しているが、信号RWSを生成する生成
回路については何等開示されていない。したがって、バ
ンク2a及び2bから読み出されたデータやバンク2a
及び2bに書き込むデータを破壊することなく、ローカ
ル入出力線7とグローバル入出力線11との接続を選択
するスイッチを切り替えることが具体的に実現できない
という欠点があった。また、上記特願平9−30550
5号には、バンク2aに対する制御とバンク2bに対す
る制御との切り替え期間においてグローバル入出力線1
1を短絡状態とすることで、次の動作までの時間が短縮
される旨の記載があるが、具体的な回路については何等
開示されていない。したがって、上記切り替え時間にお
ける動作の高速化が具体的に実現できないという欠点が
あった。
【0007】また、大容量の半導体記憶装置において
は、不良解析や評価のテストの時間短縮のために、複数
のバンクに対して一度にデータを書き込んだり、一度に
データを読み出したりするテストモードが設けられてお
り、そのためのテスト信号を半導体記憶装置に供給する
場合がある。ところが、上記した従来の半導体記憶装置
のように、上下のバンク2aと2bとに共通にグローバ
ル入出力線11を設けた場合に、テスト信号をそのまま
供給すると、上下のバンク2a及び2bが同時に活性化
されているため、グローバル入出力線11において各バ
ンク2a及び2bから読み出され伝達されるデータの間
で衝突が発生し、テストを正常に行うことができないと
いう欠点があった。
【0008】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、配線数を削減できると共に、データ入出力バス
上でのデータの衝突を防止でき、データを破壊すること
なく、ローカル入出力線とグローバル入出力線との接続
を切り替えられ、上下2つのバンクに対する制御の切り
替え期間における動作の高速化が実現でき、しかも、不
良解析等のテストを正常に短時間で行うことができる半
導体記憶装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る半導体記憶装置は、マト
リックス状に配置された複数のメモリセルからなるメモ
リセル・アレイを有し、互いに隣接して配設された複数
個のバンクと、上記複数個のバンクの配設方向と平行に
それらに共通して設けられ、上記複数個のバンクを構成
するメモリセル・アレイのいずれかのメモリセルから読
み出されたデータやいずれかのメモリセルに書き込むべ
きデータが伝達される複数本のグローバル入出力線と、
各グローバル入出力線に接続され、対応するグローバル
入出力線により伝達されてきたデータやこれから伝達さ
れるデータを増幅する複数個の入出力アンプと、上記複
数個のバンクに共通して設けられ、いずれかのバンクを
構成するメモリセル・アレイの対応するビット線を選択
状態とするための複数個のカラム選択スイッチをそれぞ
れ出力する複数個のカラムデコーダとを備えた複数個の
バンクブロックと、上記複数個のバンクブロック毎に、
対応するバンクブロックを構成する複数個のバンクに共
通して設けられ、上記複数個のバンクブロックを構成す
るすべてのバンクの中のいずれか1個を選択するための
複数ビットのバンクアドレス信号に基づいて、対応する
カラムデコーダを活性化するためのカラムデコーダ活性
化信号と、対応する入出力アンプを活性化するための入
出力アンプ活性化信号とを生成する複数個のバンク選択
回路とを備えてなることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体記憶装置に係り、上記複数個のバンク選択回路は、
上記複数ビットのバンクアドレス信号から生成される対
応するバンクブロックを構成するバンクの中のいずれか
1個を選択するためのバンク選択信号の論理和をとって
上記入出力アンプ活性化信号を生成することを特徴とし
ている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の半導体記憶装置に係り、上記複数個のバンク選択回
路は、上記複数ビットのバンクアドレス信号から生成さ
れる対応するバンクブロックを構成するバンクの中のい
ずれか1個を選択するためのバンク選択信号の論理和を
とって上記カラムデコーダ活性化信号を生成することを
特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の半
導体記憶装置に係り、上記複数個のバンク選択回路は、
上記複数ビットのバンクアドレス信号の一部のビットか
ら生成される対応するバンクブロックを選択するための
バンクブロック選択信号に基づいて上記カラムデコーダ
活性化信号及び上記入出力アンプ活性化信号を生成する
ことを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1に記載の半導体記憶装置に係り、上記複数個
のバンク選択回路は、複数ビットのカラムアドレス信号
の当該バンクブロックを構成するバンクに対応する複数
ビットと、上記カラムデコーダ活性化信号及び上記入出
力アンプ活性化信号との論理積をそれぞれとった信号を
上記カラムデコーダ活性化信号及び上記入出力アンプ活
性化信号に代えて出力することを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか1に記載の半導体記憶装置に係り、上記複数個
のバンク選択回路は、不良解析や評価のテストを行うた
めのテスト信号と上記バンク選択信号又は上記バンクブ
ロック選択信号との論理和をとって、上記入出力アンプ
活性化信号又は上記カラムデコーダ活性化信号の少なく
とも一方を生成し、上記テスト信号と複数ビットのカラ
ムアドレス信号の当該バンクブロックを構成するバンク
に対応する複数ビットとの論理積をそれぞれとった信号
と、上記テスト信号を反転した信号と上記カラムデコー
ダ活性化信号との論理積をとった信号との論理和をとっ
て、バンク毎のカラムデコーダ活性化信号を生成するテ
スト回路を備えてなることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか1に記載の半導体記憶装置に係り、上記複数個
のバンク選択回路は、不良解析や評価のテストを行うた
めのテスト信号と複数ビットのカラムアドレス信号の当
該バンクブロックを構成するバンクに対応する複数ビッ
トとの論理積をそれぞれとった信号と、上記バンク選択
信号又は上記バンクブロック選択信号との論理和をとっ
て、上記入出力アンプ活性化信号又は上記カラムデコー
ダ活性化信号の少なくとも一方を生成することを特徴と
している。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の半導体記憶装置に係り、上記複数個
のバンク選択回路は、上記複数ビットのバンクアドレス
信号が入力されてから所定時間遅延して上記入出力アン
プ活性化信号を出力することを特徴としている。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項8記載の半
導体記憶装置に係り、上記複数個のバンク選択回路は、
データの書き込み時と読み出し時とにおいて上記所定時
間を異ならせて上記入出力アンプ活性化信号を出力する
ことを特徴としている。
【0018】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9
のいずれか1に記載の半導体記憶装置に係り、上記複数
個のバンクブロックは、上記メモリセル・アレイ毎に、
上記複数本のグローバル入出力線に直交して設けられ、
対応するグローバル入出力線と接続されることにより、
対応するメモリセル・アレイのいずれかのメモリセルか
ら読み出されたデータやいずれかのメモリセルに書き込
むべきデータが伝達される複数本のローカル入出力線を
有し、上記カラムデコーダ活性化信号に基づいて、上記
複数本のローカル入出力線と対応するグローバル入出力
線との接続を所定のタイミングで選択する接続選択回路
を備えてなることを特徴としている。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項1乃至1
0のいずれか1に記載の半導体記憶装置に係り、上記複
数本のグローバル入出力線に対応して設けられ、同一の
バンクブロックを構成する複数個のバンクからデータが
連続して読み出される場合であって、あるバンクからの
データの読み出しから他のバンクからのデータの読み出
しに切り換わる時に、上記カラムデコーダ活性化信号に
基づいて、対応するグローバル入出力線を短絡して初期
化する初期化回路を備えてなることを特徴としている。
【0020】
【作用】この発明の構成によれば、配線数を削減できる
と共に、データ入出力バス上でのデータの衝突を防止で
きる。また、データを破壊することなく、ローカル入出
力線とグローバル入出力線との接続を切り替えられると
共に、上下2つのバンクに対する制御の切り替え期間に
おける動作の高速化が実現できる。さらに、不良解析等
のテストを正常に短時間で行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 A.第1の実施例 図1はこの発明の第1の実施例である半導体記憶装置の
要部の電気的構成を示すブロック図、図2は同装置のチ
ップレイアウトの一例を示す図である。この例の半導体
記憶装置は、図2(2)に示すように、機能ブロック2
及び21と、周辺回路ブロック22とから概略構
成されている。機能ブロック21と機能ブロック21
とは、各構成要素の添え字が異なると共に、入出力さ
れる信号やデータの添え字が異なる以外は同一構成であ
るので、機能ブロック21についてのみ説明する。機
能ブロック21は、バンクブロック23及び23
と、周辺回路ブロック24とから概略構成されてい
る。図2(1)に示すように、バンクブロック23
バンクブロック23とは、ワードドライバ32及び
32とワードドライバ32及び32以外は、周辺
回路ブロック24の部分において紙面に直交する面を
対称面とする面対称の関係にある。これらバンクブロッ
ク23とバンクブロック23とは、各構成要素の添
え字が異なると共に、入出力される信号やデータの添え
字が異なる以外は同一構成であるので、バンクブロック
23についてのみ説明する。
【0022】バンクブロック23は、図1に示すよう
に、バンク25及び25と、グローバル入出力線2
及び26と、スイッチ線271a、271b、2
及び272bと、入出力アンプ28及び28
と、バンク選択回路29とから概略構成されている。
バンク25は、メモリセル・アレイ31と、ワード
ドライバ32と、センスアンプ33及び33と、
ローカル入出力線34〜34とから概略構成され、
バンク25は、メモリセル・アレイ31と、ワード
ドライバ32と、センスアンプ33及び33と、
ローカル入出力線34〜34とから概略構成されて
いる。バンク25とバンク25との間には、カラム
デコーダ群35及び35と、プリチャージ・グロー
バル入出力回路36及び36とが設けられている。
メモリセル・アレイ31及び31は、複数のメモリ
セルがマトリックス状に配置されており、かつ、2分割
されている。ワードドライバ32及び32は、それ
ぞれメモリセル・アレイ31及び31の各ワード線
に対応して設けられ、周辺回路ブロック24を構成す
るロウデコーダ群48又は48により選択状態とさ
れたワード線を駆動する。センスアンプ33〜33
は、メモリセル・アレイ31及び31の選択された
行のメモリセルからビット線に読み出されたデータを検
知して増幅する。ローカル入出力線34〜34は、
それぞれグローバル入出力線26及び26と接続さ
れると、データ読み出し時には、センスアンプ33
33において検知増幅されたデータをそれぞれグロー
バル入出力線26及び26へ伝達し、データ書き込
み時には、グローバル入出力線26及び26により
伝達されたデータをメモリセル・アレイ31 及び31
の選択されたメモリセルへ伝達する。
【0023】カラムデコーダ群35及び35は、バ
ンク25及び25に共通して設けられ、バンク選択
回路29から供給されるカラム選択信号YS及びY
(例えば、8バンク構成の場合、添え字はバンク2
〜25に対応して、0〜7をとる。)に基づい
て、それぞれメモリセル・アレイ31及び31の対
応するビット線に接続されたセンスアンプ33〜33
を選択状態とするための複数のカラム選択スイッチ、
例えば、CSL10〜CSL13及びCSL20〜CS
23をそれぞれ出力する複数のカラムデコーダを有す
る。プリチャージ・グローバル入出力回路36及び3
は、グローバル入出力線26及び26に対応し
て設けられ、周辺回路ブロック24を構成する第2カ
ラム制御部50から供給される、ワンショットだけ、
例えば、"L"レベルとなるプリチャージ・グローバル信
号PG(例えば、8バンク構成の場合、添え字はバン
ク25〜25に対応して、0〜7をとる。)に基づ
いて、データ読み出し時のアクセスではグローバル入出
力線26及び26を短絡してグローバル入出力線2
及び26をプリチャージ状態とする。これによ
り、対応するカラム選択スイッチが選択され、ビット線
に読み出され、センスアンプ33〜33により増幅
されつつあるデータが破壊されることなくローカル入出
力線34〜34 に速やかに伝達される。
【0024】ここで、図3にプリチャージ・グローバル
入出力回路36の構成の一例を示す。プリチャージ・
グローバル入出力回路36は、プリチャージ・グロー
バル信号PGを反転するインバータ37と、インバ
ータ37の出力信号を反転するインバータ38と、
インバータ37の出力信号によりオンして一対のグロ
ーバル入出力線26を短絡するNチャネルのFET3
と、インバータ38の出力信号によりオンして一
対のグローバル入出力線26を短絡するPチャネルの
FET40と、インバータ37の出力信号によりオ
ンして一対のグローバル入出力線26の一方に電源電
圧を印加するNチャネルのFET41と、インバータ
37の出力信号によりオンして一対のグローバル入出
力線26 の他方に電源電圧を印加するNチャネルのF
ET42とから概略構成されている。なお、プリチャ
ージ・グローバル入出力回路36の構成については、
各構成要素の添え字が異なると共に、入出力される信号
の添え字が異なる以外はプリチャージ・グローバル入出
力回路36の構成と同一であるので、その説明を省略
する。
【0025】図1に示すグローバル入出力線26及び
26は、バンク25及び25に共通して設けら
れ、ローカル入出力線34〜34により伝達された
データをそれぞれ入出力アンプ28及び28へ伝達
すると共に、入出力アンプ28 及び28からのデー
タをそれぞれローカル入出力線34〜34へ伝達す
る。スイッチ線271a、271b、272a及び27
2bは、グローバル入出力線26及び26に平行
に、かつ、2分割されたメモリセル・アレイ31及び
31に対応して配設され、周辺回路ブロック24
構成する第2カラム制御部50から供給されるスイッ
チ信号SW及びSW(添え字はバンク25〜25
に対応して、0〜7をとる。)を伝達する。スイッチ
信号SW及びSWは、バンク25に対するアクセ
スとバンク25に対するアクセスとの切り換え時に、
対応するグローバル入出力線26及び26とそれぞ
れに直交するローカル入出力線34〜34とを接続
するための信号である。入出力アンプ28及び28
は、バンク25及び25に共通して設けられ、バン
ク選択回路29から供給されるカラムマルチ選択遅延
信号YMD(添え字はバンクブロック23〜23
に対応して、0〜3をとる。)により活性化されて、セ
ンスアンプ33〜33において検知増幅され、ロー
カル入出力線34〜34及びグローバル入出力線2
及び26を介して供給されたデータを増幅するデ
ータアンプと、同じくカラムマルチ選択遅延信号YMD
により活性化されて、データ入出力回路29からデ
ータ入出力バス30及び30を介して供給されたデ
ータを増幅するライトアンプとから概略構成されてい
る。
【0026】バンク選択回路29は、バンク25
び25に共通して設けられ、周辺回路ブロック22を
構成するイネーブル回路113及び113から供給
されるイネーブル信号PN及びPNに基づいて、カ
ラムデコーダ群35及び35を構成する複数のカラ
ムデコーダを制御するためのカラム選択信号YS〜Y
及び、カラムマルチ選択遅延信号YMD〜YMD
を生成する。ここで、図4にバンク選択回路29
構成の一例を示す。バンク選択回路29は、イネーブ
ル信号PNを緩衝してカラム選択信号YSとして出
力するバッファ43と、イネーブル信号PNを緩衝
してカラム選択信号YSとして出力するバッファ44
と、イネーブル信号PNとイネーブル信号PN
の論理和を取るオアゲート45と、カラムデコーダ群
35及び35を構成する複数のカラムデコーダにお
ける遅延(スキューずれ)を相殺するために、オアゲー
ト45の出力信号を所定時間遅延する遅延素子46
と、遅延素子46 の出力信号を緩衝してカラムマルチ
選択遅延信号YMDとして出力するバッファ47
から概略構成されている。
【0027】周辺回路ブロック24は、図2(1)に
示すように、ロウデコーダ群48及び48と、第1
カラム制御部49と、第2カラム制御部50及び5
とから概略構成されている。第1カラム制御部49
と、第2カラム制御部50 及び50とは、カラム
制御回路を構成している。ロウデコーダ群48及び4
は、それぞれメモリセル・アレイ31及び31
並びにメモリセル・アレイ31及び31の各ワード
線に対応して設けられ、図示せぬロウアドレス信号をデ
コードしてそれぞれメモリセル・アレイ31及び31
並びにメモリセル・アレイ31及び31の対応す
るワード線を選択状態とする複数のロウデコーダを有す
る。
【0028】第1カラム制御部49は、周辺回路ブロ
ック22を構成するコントローラ113から供給され
る、例えば、"H"レベルの間ライトバースト期間中であ
ることを示すライトバースト信号WBT(添え字はバ
ンク25〜25に対応して、0〜7をとり、1本の
グローバル入出力線26に共通に接続された2個のバン
ク25に付与された添え字と同一の添え字が付与された
2個のライトバースト信号WBTは、どちらかが代表し
て対応するバンク25を制御する。)と、各種信号の発
生タイミングを規定するカラム・リリース信号YR
(添え字はバンク25〜25に対応して、0〜7
をとる。)とに基づいて、カラム・リリース信号YR
を所定期間遅延し反転したカラム・リリース遅延反転信
号YRD(添え字はバンク25〜25に対応し
て、0〜7をとる。)と、カラム・リリース信号YR
の後部を示すカラム・リリース後部信号YRR(添え
字はバンク25〜25に対応して、0〜7をと
る。)と、カラム・リリース信号YRの前部を示すカ
ラム・リリース前部信号YRF(添え字はバンク25
〜25 に対応して、0〜7をとる。)とを生成する
と共に、ライトバースト信号WBTが"L"レベルの場
合にカラム・リリース信号YRの中央部を示すカラム
・リリース中央部信号YRC(添え字はバンク25
〜25に対応して、0〜7をとる。)を生成する。
【0029】ここで、図5に第1カラム制御部49
構成の一例を示す。第1カラム制御部49は、遅延素
子51、52、53、54、55及び56
と、インバータ57、58、59、60、61
、62、63、64、65、66及び67
と、トランスファ・ゲート68と、ナンドゲート6
、70及び71とから概略構成されている。遅
延素子53はカラム・リリース信号YRを時間T
遅延し、遅延素子52は遅延素子53の出力信号S
を所定時間遅延し、インバータ63は遅延素子52
の出力信号を反転してカラム・リリース遅延反転信号
YRDとして出力する。遅延素子51 はカラム・リ
リース信号YRを所定時間遅延し、遅延素子54
遅延素子53の出力信号を所定時間遅延し、インバー
タ61は遅延素子54の出力信号を反転し、遅延素
子55はインバータ61の出力信号Sを所定時間
遅延し、インバータ62は遅延素子55の出力信号
を反転する。これにより、ナンドゲート69は、遅延
素子51の出力信号とインバータ62の出力信号S
との論理積をとり反転して出力し、インバータ64
は、ナンドゲート69の出力信号を反転してカラム・
リリース後部信号YRRとして出力する。また、ナン
ドゲート70は、遅延素子51の出力信号とインバ
ータ61の出力信号との論理積をとり反転してカラム
・リリース前部信号YRFとして出力する。インバー
タ57はライトバースト信号WBTを反転し、イン
バータ58はカラム・リリース信号YRを反転す
る。これにより、トランスファ・ゲート64は、カラ
ム・リリース信号YR又はインバータ58の出力信
号によりオン/オフされ、インバータ57の出力信号
を通過させる。インバータ59はトランスファ・ゲー
ト68の出力信号を反転し、インバータ60はイン
バータ59の出力信号を反転してインバータ59
供給し、インバータ66はインバータ59の出力信
号を反転し、遅延素子56はナンドゲート70の出
力信号を所定時間遅延し、インバータ65は遅延素子
56の出力信号を反転する。これにより、ナンドゲー
ト71は、インバータ66の出力信号とインバータ
65の出力信号Sとの論理積をとり反転して出力
し、インバータ67は、ナンドゲート71の出力信
号を反転してカラム・リリース中央部信号YRCとし
て出力する。
【0030】また、図2(1)に示す第2カラム制御部
50及び50は、それぞれバンクブロック23
び23に対応して設けられ、バンクブロック23
び23を構成するバンク選択回路29及び29
らそれぞれ供給されるカラム選択信号YS及びYS
並びにYS及びYS(それぞれの添え字はバンク2
〜25に対応して、0〜7をとる。)と、外部か
ら供給されるモードレジスタセットのコマンドに対応し
て、周辺回路22を構成するコントローラ113に設け
られ各種情報が一時保持されるモードレジスタをリセッ
トするためのモードレジスタ・リセット信号MRSと、
第1カラム制御部49から供給される、カラム・リリ
ース遅延反転信号YRDと、カラム・リリース後部信
号YRR と、カラム・リリース前部信号YRFと、
カラム・リリース中央部信号YRCとに基づいて、ス
イッチ信号SW及びSWと、外部から供給されるア
ドレス信号A〜A(例えば、k=0〜15)から生
成される内部アドレス信号YP〜YP(例えば、k
=0〜15の場合、m=0〜12)をプリデコードした
カラム・プリデコード信号をラッチし、カラムデコーダ
群35及び35を構成する複数のカラムデコーダを
活性化するためのカラム・プリデコード・ラッチ信号Y
PT及びYPT(それぞれの添え字はバンク25
〜25に対応して、0〜7をとる。)と、カラムデコ
ーダ群35及び35を構成する複数のカラムデコー
ダを不活性化するためのカラム選択反転信号YSB
びYSB(それぞれの添え字はバンク25〜25
に対応して、0〜7をとる。)と、データ読み出し時に
おいてアクセスを行う前にグローバル入出力線26
は26を短絡してプリチャージ状態とするためのプリ
チャージ・グローバル信号PGとを生成する。
【0031】ここで、図6に第2カラム制御部50
構成の一例を示す。第2カラム制御部50は、インバ
ータ72、73、74、75、76、7
、78、79、80、81、82、83
、84、85、86、87、88、8
、90、91及び92と、トランスファ・ゲ
ート93、94、95及び96と、ナンドゲー
ト97、98、98、99、100、101
、102、103、104、105及び10
とから概略構成されている。インバータ72はカ
ラム選択信号YSを反転し、インバータ73はカラ
ム選択信号YSを反転し、インバータ74はカラム
・リリース遅延反転信号YRDを反転する。これによ
り、トランスファ・ゲート93及び94は、カラム
・リリース遅延反転信号YRD又はインバータ74
の出力信号によりオン/オフされ、それぞれインバータ
72及び73の出力信号を通過させる。インバータ
75はモードレジスタ・リセット信号MRSを反転
し、インバータ76はトランスファ・ゲート93
出力信号を反転し、インバータ79はトランスファ・
ゲート94の出力信号を反転する。これにより、ナン
ドゲート97は、インバータ76の出力信号とイン
バータ75の出力信号との論理積をとり反転してイン
バータ79に供給し、ナンドゲート98は、インバ
ータ79の出力信号とインバータ75の出力信号と
の論理積をとり反転してインバータ79に供給する。
インバータ77はインバータ76の出力信号を反転
し、インバータ78はインバータ77の出力信号を
反転してスイッチ信号SWとして出力する。インバー
タ80はインバータ79の出力信号を反転し、イン
バータ81はインバータ80の出力信号を反転して
スイッチ信号SWとして出力する。
【0032】インバータ82はカラム・リリース前部
信号YRFを反転し、トランスファ・ゲート95
び96は、カラム・リリース前部信号YRF又はイ
ンバータ82の出力信号によりオン/オフされ、それ
ぞれインバータ72及び73の出力信号を通過させ
る。インバータ83はトランスファ・ゲート95
出力信号を反転し、インバータ84はトランスファ・
ゲート96の出力信号を反転する。これにより、ナン
ドゲート99は、インバータ83の出力信号とイン
バータ75の出力信号との論理積をとり反転してイン
バータ83に供給し、ナンドゲート100は、イン
バータ84の出力信号とインバータ75の出力信号
との論理積をとり反転してインバータ84に供給す
る。ナンドゲート103は、カラム・リリース後部信
号YRRとインバータ83の出力信号との論理積を
とり反転して出力し、インバータ85は、ナンドゲー
ト103の出力信号を反転してカラム・プリデコード
・ラッチ信号YPTとして出力する。また、ナンドゲ
ート104は、カラム・リリース後部信号YRR
インバータ84の出力信号との論理積をとり反転して
カラム・プリデコード・ラッチ信号YPTとして出力
する。
【0033】ナンドゲート105はインバータ83
の出力信号とインバータ82の出力信号との論理積を
とり反転して出力し、インバータ87はナンドゲート
105の出力信号を反転し、インバータ88は、イ
ンバータ87の出力信号を反転してカラム選択反転信
号YSBとして出力する。また、ナンドゲート106
はインバータ84の出力信号とインバータ82
出力信号との論理積をとり反転して出力し、インバータ
89はナンドゲート106の出力信号を反転し、イ
ンバータ90は、インバータ89の出力信号を反転
してカラム選択反転信号YSBとして出力する。ナン
ドゲート101は、インバータ72の出力信号とイ
ンバータ73の出力信号との論理積をとり反転して出
力し、ナンドゲート102は、ナンドゲート102
の出力信号とカラム・リリース中央部信号YRCとの
論理積をとり反転して出力し、インバータ91はナン
ドゲート102の出力信号を反転し、インバータ92
はインバータ91の出力信号を反転してプリチャー
ジ・グローバル信号PGとして出力する。
【0034】なお、上記した回路構成では、カラム・プ
リデコード・ラッチ信号YPT及びYPT、カラム
選択反転信号YSB及びYSB並びにスイッチ信号
SW 及びSWをそれぞれバンク25に対応して一対
一で生成する例を示したが、バンク信号を扱うアドレス
信号がその領域に存在する場合、どちらか一方で代表す
ることが可能である。その場合、カラム選択信号YS
とカラム選択信号YS との論理和をとった信号と、バ
ンクに関するアドレスとに基づいて、カラム・プリデコ
ード・ラッチ信号YPT又はYPT、カラム選択反
転信号YSB又はYSB並びにスイッチ信号SW
又はSWを生成すれば良い。このような構成によれ
ば、バス配線と回路を削減することができる。後述する
第2及び第3の実施例においても同様である。また、第
2カラム制御部50の構成については、各構成要素の
添え字が異なると共に、入出力される信号の添え字が異
なる以外は第2カラム制御部50の構成と同一である
ので、その説明を省略する。
【0035】また、周辺回路ブロック22は、図1に示
すように、バンクデコーダ111〜111(バンク
デコーダ111〜111は図示略)と、イネーブル
回路112〜112(イネーブル回路112〜1
12は図示略)と、コントローラ113と、データ入
出力回路114と、データ入出力バス115及び1
15とから概略構成されている。バンクデコーダ11
〜111は、バンク25〜25に対応して設
けられ、外部から供給されるアドレス信号A〜A
(例えば、k=0〜15)から生成されるバンク選択
信号BS〜BS(例えば、k=0〜15の場合、n
=0〜2)と、バンク選択信号BS〜BSを反転し
た信号/BS〜/BS とをデコードして、対応する
バンク25〜25が選択された場合には、その旨を
示す選択決定信号SD〜SDを出力する。イネーブ
ル回路112〜112は、バンク25〜25
対応して設けられ、対応するバンクデコーダ111
111から出力された選択決定信号SD〜SD
基づいて、対応するバンク25〜25を活性化させ
るためのイネーブル信号PN〜PNを生成して出力
する。コントローラ113は、外部から供給される各種
情報が一時保持され、モードレジスタ・リセット信号M
RSによりリセットされるモードレジスタを有すると共
に、各種信号の発生タイミングを規定するカラム・リリ
ース信号YR〜YR(添え字はバンク25〜25
に対応している。)等を、外部クロックに同期した一
定遅延量を持った内部クロックを基準に生成する。デー
タ入出力回路114は、バンク25及び25に共
通して設けられ、データ入出力端子DQ(添え字はバ
ンクブロック23〜23に対応して、0〜3をと
る。)より入力されたデータをデータ入出力バス115
及び115 を介して入出力アンプ28及び28
へ供給すると共に、入出力アンプ28 及び28から
データ入出力バス115及び115を介して供給さ
れたデータをデータ入出力端子DQより順次出力す
る。なお、複数ビットからなるデータ入出力端子DQ
とデータ入出力バス115及び115との接続関係
及び、データ入出力バス115及び115とデータ
入出力回路114との接続関係は、上記形態以外に
も、メモリセル・アレイ31の構成やグローバル入出力
線26の構成に応じて様々な形態があるが、この実施例
とは直接関係しないので、その説明を省略する。
【0036】次に、上記構成の半導体記憶装置の動作に
ついて、図7〜図10に示すタイミング・チャートを参
照して説明する。まず、バンク25に対するアクセス
とバンク25に対するアクセスとの間に時間的な隔た
りがある場合(これをギャップがあると呼ぶ)のバンク
25へのデータ書き込み動作及びバンク25からの
データ読み出し動作について、図7及び図8に示すタイ
ミング・チャートを参照して説明する。クロックCLK
の第1のサイクルの立ち上がり(図7(2)参照)に同
期して、CPU(中央処理装置)やメモリ・コントロー
ル・ユニット(何れも図示略)等の外部から供給された
データ書き込みのためのライトコマンドWR(図7
(1)参照)及びアドレス信号A〜A15が取り込ま
れると、内部アドレス信号YP〜YP12(図7
(3)参照)、バンク25を選択するためのバンク選
択信号BS〜BS及び内部コマンド信号RWCMD
(図7(4)参照)が生成される。これ以降、このライ
トコマンドWRが入力されたクロックCLKの立ち上が
りエッジを起点としたサイクルを第1のサイクルとして
説明する。これにより、バンクデコーダ111は、バ
ンク選択信号BS〜BSと、バンク選択信号BS
〜BSを反転した信号/BS〜/BSとをデコー
ドして、対応するバンク25が選択された旨を示す選
択決定信号SDを出力する(図7には示さず)ので、
イネーブル回路112は、対応するバンクデコーダ1
11から出力された選択決定信号SDに基づいて、
対応するバンク25を活性化させるためのイネーブル
信号PNを生成して、クロックCLKの第3のサイク
ルの立ち上がり(図7(2)参照)に同期して供給され
る内部コマンド信号RWCMD(図7(4)参照)に同
期して、出力する(図7(5)参照)。なお、従来、第
1のサイクルの立ち上がりでも同様である。したがっ
て、バンク選択回路29において、バッファ43
りカラム選択信号YSが出力される(図7(7)参
照)と共に、所定時間後バッファ47よりカラムマル
チ選択遅延信号YMDが出力される(図7(9)参
照)。また、コントローラ113は、カラム・リリース
信号YRやライトバースト信号WBT等を生成す
る。なお、この実施例では、説明を簡単にするために、
この実施例と直接関係しない他の制御信号や入力信号、
回路等は省略し、イネーブル回路112及びコントロー
ラ113のみを示している。
【0037】一方、外部から供給され、データ入出力端
子DQより入力されたデータをデータ入出力回路11
がデータ入出力バス115又は115を介して
入出力アンプ28又は28へ供給するので、入出力
アンプ28又は28を構成するライトアンプ等は、
バンク選択回路29から供給されたカラムマルチ選択
遅延信号YMD(図7(9)参照)により活性化され
て、データ入出力回路114からデータ入出力バス1
15又は115を介して供給されたデータを増幅し
た後、グローバル入出力線26又は26へ伝達す
る。また、第1カラム制御部49は、コントローラ1
13から供給された、例えば、"H"レベルのライトバー
スト信号WBTと、カラム・リリース信号YR(図
8(1)参照)とに基づいて、カラム・リリース遅延反
転信号YRD(図8(3)参照)と、カラム・リリー
ス後部信号YRR(図8(7)参照)と、カラム・リ
リース前部信号YRF(図8(6)参照)とを生成す
る。なお、ライトバースト信号WBTが"H"レベルで
あるので、カラム・リリース中央部信号YRCは"L"
レベルのままであり、図8(9)に示す波形とはならな
い。カラム・リリース中央部信号YRCが図8(9)
に示す波形となるのは、データ読み出し時である。これ
により、第2カラム制御部50において、バンク選択
回路29から供給されたカラム選択信号YSがカラ
ム・リリース遅延反転信号YRDによってラッチさ
れ、スイッチ信号SWが出力されると共に、カラム・
リリース前部信号YRFに基づいて、カラムデコーダ
群35又は35を構成する複数のカラムデコーダを
不活性化するためのカラム選択反転信号YSBが解除
される一方、カラムデコーダ群35又は35を構成
する複数のカラムデコーダを活性化するためのカラム・
プリデコード・ラッチ信号YPTが生成される。な
お、カラム・リリース中央部信号YRCが"L"レベル
のままであるので、プリチャージ・グローバル信号PG
は"H"レベルのままである。
【0038】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
又は26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されると共に、カラム選択信号Y
に基づいて、カラムデコーダ群35又は35
構成するプリデコーダにより、プリデコードされた信号
が、カラムデコーダ群35又は35を構成するメイ
ンデコーダでデコードされ、カラム選択スイッチの出力
となる。このカラム選択スイッチ、例えば、CSL10
〜CSL13が順次ここでは選択されたとすると、対応
するビット線のセンスアンプ33が選択される(図7
(10)参照)。これにより、グローバル入出力線26
又は26上を伝達されたデータは、ローカル入出力
線34〜34のいずれかを介してメモリセル・アレ
イ31の選択されたメモリセルへ伝達される。なお、
ワードドライバ32及びロウデコーダ群48の動作
については、この実施例とは直接関係ないので、その説
明を省略する。以上説明した動作により、バンク25
の選択されたメモリセルにデータが書き込まれるのであ
る。
【0039】次に、クロックCLKの第8のサイクルの
立ち上がり(図7(2)参照)に同期して、外部から供
給されたデータ読み出しのためのリードコマンドRD
(図7(1)参照)及びアドレス信号A〜A15が取
り込まれると、内部アドレス信号YP〜YP12(図
7(3)参照)、バンク25を選択するためのバンク
選択信号BS〜BS及び内部コマンド信号RWCM
D(図7(4)参照)が生成される。これにより、バン
クデコーダ111は、バンク選択信号BS〜BS
と、バンク選択信号BS〜BSを反転した信号/B
〜/BSとをデコードして、対応するバンク25
が選択された旨を示す選択決定信号SD を出力する
(図7には示さず)ので、イネーブル回路112は、
対応するバンクデコーダ111から出力された選択決
定信号SDに基づいて、対応するバンク25を活性
化させるためのイネーブル信号PNを生成して、クロ
ックCLKの第8のサイクルの立ち上がり(図7(2)
参照)に同期して供給される内部コマンド信号RWCM
D(図7(4)参照)に同期して、出力する(図7
(6)参照)。したがって、バンク選択回路29にお
いて、バッファ44よりカラム選択信号YSが出力
される(図7(8)参照)と共に、所定時間後バッファ
47よりカラムマルチ選択遅延信号YMDが出力さ
れる(図7(9)参照)。また、コントローラ113
は、カラム・リリース信号YRやライトバースト信号
WBT等を生成する。
【0040】一方、第1カラム制御部49において
は、コントローラ113から供給された、例えば、"L"
レベルのライトバースト信号WBTと、カラム・リリ
ース信号YRとに基づいて、カラム・リリース遅延反
転信号YRDと、カラム・リリース後部信号YRR
と、カラム・リリース前部信号YRFと、カラム・リ
リース中央部信号YRCとを生成する。これにより、
第2カラム制御部50において、バンク選択回路29
から供給されたカラム選択信号YSがカラム・リリ
ース遅延反転信号YRDによってラッチされ、スイッ
チ信号SWが出力されると共に、カラム・リリース前
部信号YRFに基づいて、カラム選択反転信号YSB
が解除される一方、カラム・プリデコード・ラッチ信
号YPTが生成され、さらに、ワンショットだけ、例
えば、"L"レベルとなるプリチャージ・グローバル信号
PGが生成される。
【0041】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
又は26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されるが、プリチャージ・グロー
バル信号PGが"L"レベルになる期間だけ、プリチャ
ージ・グローバル入出力回路36又は36により、
グローバル入出力線26又は26が短絡され、グロ
ーバル入出力線26又は26がプリチャージ状態と
される。また、カラム選択信号YSに基づいて、カラ
ムデコーダ群35又は35を構成するプリデコーダ
により、プリデコードされた信号が、カラムデコーダ群
35又は35を構成するメインデコーダでデコード
され、カラム選択スイッチの出力となる。このカラム選
択スイッチ、例えば、CSL20及びCSL21が順次
ここでは選択されたとすると、対応するビット線のセン
スアンプ33又は33が選択される(図7(11)
参照)。これにより、センスアンプ33又は33
メモリセル・アレイ31の選択された行に接続されて
いるメモリセルからビット線上に読み出されたデータを
検知して増幅するので、検知増幅されたデータは、ロー
カル入出力線34〜34及びグローバル入出力線2
又は26を介して入出力アンプ28又は28
へ伝達される。入出力アンプ28又は28を構成す
るデータアンプ等は、バンク選択回路29から供給さ
れたカラムマルチ選択遅延信号YMD (図7(9)参
照)により活性化されているので、供給されたデータを
増幅した後、データ入出力バス115又は115
介してデータ入出力回路114 へ伝達する。したがっ
て、データ入出力回路114は、供給されたデータを
データ入出力端子DQより順次出力する。なお、ワー
ドドライバ32及びロウデコーダ群48の動作につ
いては、この実施例とは直接関係ないので、その説明を
省略する。以上説明した動作により、バンク25の選
択されたメモリセルからデータが読み出されるのであ
る。
【0042】次に、バンク25に対するアクセスとバ
ンク25に対するアクセスとの間にギャップがなく、
バンク25及び25からデータを連続して読み出す
動作について、図9及び図10に示すタイミング・チャ
ートを参照して説明する。基本的な動作については、上
記したギャップがある場合と同様であるが、ギャップが
ないために、カラムマルチ選択遅延信号YMDは、図
9(9)及び図10(3)に示すように、連続してアク
ティブとなっている。なお、図9(9)においては、バ
ンク25に対するアクセスからバンク25に対する
アクセスへの切り換えをわかりやすくするために、切り
換え時をマークで示しているが、実際はアクティブのま
まである。図9(1)に示すように、リードコマンドR
Dが連続し、バンク25及び25からデータを連続
して読み出す場合、スイッチ信号SW又はSWによ
るバンク25に対するアクセスからバンク25に対
するアクセスへの切り換え時に発生するスキューずれな
どが原因で一対のグローバル入出力線26又は26
の短絡が不十分であると、メモリセルから読み出され、
センスアンプ33〜33のいずれかによって増幅さ
れつつあるデータを高速で読み出すことが困難となる。
そこで、この実施例においては、図10(9)、(1
2)及び(13)に示すように、プリチャージ・グロー
バル信号PGが"L"レベルの期間中に、スイッチ信号
SWからスイッチ信号SWへ切り換えて一対のグロ
ーバル入出力線26又は26の短絡を十分に行うよ
うにしている。
【0043】このように、この例の構成によれば、グロ
ーバル入出力線26及び26を上下に配置されたバ
ンク25及び25に共通して設けると共に、バンク
選択回路29においてイネーブル信号PN及びPN
の論理和をとった信号からカラムマルチ選択遅延信号
YMDを生成するようにしたので、カラムマルチ選択
遅延信号YMDをバンク毎に生成する場合に比べて配
線数を削減することができる。また、この例の構成によ
れば、リードコマンドRDが連続し、バンク25及び
25からデータを連続して読み出す場合、プリチャー
ジ・グローバル信号PGが"L"レベルの期間中に、ス
イッチ信号SWからスイッチ信号SWへ切り換えて
一対のグローバル入出力線26又は26の短絡を十
分に行っているので、データの読み出しを高速で行うこ
とができる。
【0044】B.第2の実施例 次に、第2の実施例について説明する。図11はこの発
明の第2の実施例である半導体記憶装置の要部の電気的
構成を示すブロック図である。この図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。この図に示す半導体記憶装置においては、図
1に示すバンクブロック23に代えて、バンクブロッ
ク121が新たに設けられている。なお、この実施例
の半導体記憶装置においては、バンクブロック121
及びバンクブロック121(図示しないがバンクブロ
ック121と各構成要素の添え字が異なると共に、入
出力される信号やデータの添え字が異なる以外は同一構
成)以外の機能ブロック21の構成は図2(1)に示
す機能ブロック21の構成と略同様であり、また、チ
ップレイアウトについても、第1の実施例と同様、図2
(2)に示すような4個のバンクブロックから構成され
ている。ただし、第2カラム制御部50は、後述する
ように、バンク選択回路122がカラム選択信号YS
及びYSに代えて、カラムマルチ選択信号YMS
だけを生成するので、それに対応して図6に示す回路の
うち、カラム選択信号YSに関する構成要素はそのま
まカラムマルチ選択信号YMSに関する構成要素に流
用されるが、カラム選択信号YSに関する構成要素は
不要であり、除去される。
【0045】バンクブロック121が図1に示すバン
クブロック23と異なる点は、バンク選択回路29
に代えて、バンク選択回路122が新たに設けられて
いる点である。ここで、図12にバンク選択回路122
の構成についてのブロック図を示す。この図におい
て、図4の各部に対応する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。バンク選択回路122がバンク
選択回路29と異なる点は、バッファ43及び44
に代えて、オアゲート45の出力信号を緩衝してカ
ラムマルチ選択信号YMSとして出力するバッファ1
23が新たに設けられている点である。
【0046】次に、上記構成の半導体記憶装置の動作に
ついて、図13及び図14に示すタイミング・チャート
を参照して説明する。まず、バンク25に対するアク
セスとバンク25に対するアクセスとの間にギャップ
がある場合のバンク25へのデータ書き込み動作及び
バンク25からのデータ読み出し動作について、図1
3に示すタイミング・チャートを参照して説明する。ク
ロックCLKの第1のサイクルの立ち上がり(図13
(2)参照)に同期して、外部から供給されたライトコ
マンドWR(図13(1)参照)及びアドレス信号A
〜A15が取り込まれると、内部アドレス信号YP
YP12(図13(3)参照)、バンク25を選択す
るためのバンク選択信号BS〜BS及び内部コマン
ド信号RWCMD(図13(4)参照)が生成される。
これ以降、このライトコマンドWRが入力されたクロッ
クCLKの立ち上がりエッジを起点としたサイクルを第
1のサイクルとして説明する。これにより、バンクデコ
ーダ111は、バンク選択信号BS〜BSと、バ
ンク選択信号BS〜BS を反転した信号/BS
/BSとをデコードして、選択決定信号SDを出力
する(図13には示さず)ので、イネーブル回路112
は、対応するバンクデコーダ111から出力された
選択決定信号SDに基づいて、イネーブル信号PN
を生成して、クロックCLKの第3のサイクルの立ち上
がり(図13(2)参照)に同期して供給される内部コ
マンド信号RWCMD(図13(4)参照)に同期し
て、出力する(図13(5)参照)。なお、従来、第1
のサイクルの立ち上がりでも同様である。したがって、
バンク選択回路122において、バッファ123
りカラムマルチ選択信号YMSが出力される(図13
(7)参照)と共に、所定時間後バッファ47よりカ
ラムマルチ選択遅延信号YMDが出力される(図13
(8)参照)。また、コントローラ113は、カラム・
リリース信号YRやライトバースト信号WBT等を
生成する。なお、この実施例では、説明を簡単にするた
めに、この実施例と直接関係しない他の制御信号や入力
信号、回路等は省略し、イネーブル回路112及びコン
トローラ113のみを示している。
【0047】一方、外部から供給され、データ入出力端
子DQより入力されたデータをデータ入出力回路11
がデータ入出力バス115又は115を介して
入出力アンプ28又は28へ供給するので、入出力
アンプ28又は28を構成するライトアンプ等は、
バンク選択回路122から供給されたカラムマルチ選
択遅延信号YMD(図13(8)参照)により活性化
されて、データ入出力回路114からデータ入出力バ
ス115又は115を介して供給されたデータを増
幅した後、グローバル入出力線26又は26へ伝達
する。また、第1カラム制御部49は、コントローラ
113から供給された、例えば、"H"レベルのライトバ
ースト信号WBTと、カラム・リリース信号YR
に基づいて、カラム・リリース遅延反転信号YRD
と、カラム・リリース後部信号YRRと、カラム・
リリース前部信号YRFとを生成する。なお、ライト
バースト信号WBTが"H"レベルであるので、カラム
・リリース中央部信号YRCは"L"レベルのままであ
る。これにより、第2カラム制御部50において、バ
ンク選択回路122から供給されたカラムマルチ選択
信号YMSがカラム・リリース遅延反転信号YRD
によってラッチされ、スイッチ信号SWが出力される
と共に、カラム・リリース前部信号YRFに基づい
て、カラム選択反転信号YSBが解除される一方、カ
ラム・プリデコード・ラッチ信号YPTが生成され
る。なお、カラム・リリース中央部信号YRCが"L"
レベルのままであるので、プリチャージ・グローバル信
号PGは"H"レベルのままである。
【0048】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
又は26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されると共に、カラムマルチ選択
信号YMSに基づいて、カラムデコーダ群35又は
35を構成するプリデコーダにより、プリデコードさ
れた信号が、カラムデコーダ群35又は35を構成
するメインデコーダでデコードされ、カラム選択スイッ
チの出力となる。このカラム選択スイッチ、例えば、C
SL10〜CSL13が順次ここでは選択されたとする
と、対応するビット線のセンスアンプ33が選択される
(図13(9)参照)。これにより、グローバル入出力
線26又は26上を伝達されたデータは、ローカル
入出力線34〜34を介してメモリセル・アレイ3
の選択されたメモリセルへ伝達される。なお、ワー
ドドライバ32及びロウデコーダ群48の動作につ
いては、この実施例とは直接関係ないので、その説明を
省略する。以上説明した動作により、バンク25の選
択されたメモリセルにデータが書き込まれるのである。
【0049】次に、クロックCLKの第8のサイクルの
立ち上がり(図13(2)参照)に同期して、外部から
供給されたリードコマンドRD(図13(1)参照)及
びアドレス信号A〜A15が取り込まれると、内部ア
ドレス信号YP〜YP12(図13(3)参照)、バ
ンク25を選択するためのバンク選択信号BS〜B
及び内部コマンド信号RWCMD(図13(4)参
照)が生成される。これにより、バンクデコーダ111
は、バンク選択信号BS〜BSと、バンク選択信
号BS〜BSを反転した信号/BS〜/BS
をデコードして、選択決定信号SDを出力する(図1
3には示さず)ので、イネーブル回路112は、対応
するバンクデコーダ111から出力された選択決定信
号SDに基づいて、イネーブル信号PNを生成し
て、クロックCLKの第8のサイクルの立ち上がり(図
13(2)参照)に同期して供給される内部コマンド信
号RWCMD(図13(4)参照)に同期して、出力す
る(図13(6)参照)。したがって、バンク選択回路
122において、バッファ123よりカラムマルチ
選択信号YMSが出力される(図13(7)参照)と
共に、所定時間後バッファ47よりカラムマルチ選択
遅延信号YMDが出力される(図13(8)参照)。
また、コントローラ113は、カラム・リリース信号Y
やライトバースト信号WBT等を生成する。
【0050】一方、第1カラム制御部49において
は、コントローラ113から供給された、例えば、"L"
レベルのライトバースト信号WBTと、カラム・リリ
ース信号YRとに基づいて、カラム・リリース遅延反
転信号YRDと、カラム・リリース後部信号YRR
と、カラム・リリース前部信号YRFと、カラム・リ
リース中央部信号YRCとを生成する。これにより、
第2カラム制御部50において、バンク選択回路12
から供給されたカラムマルチ選択信号YMS がカ
ラム・リリース遅延反転信号YRDによってラッチさ
れ、スイッチ信号SWが出力されると共に、カラム・
リリース前部信号YRFに基づいて、カラム選択反転
信号YSBが解除される一方、カラム・プリデコード
・ラッチ信号YPTが生成され、さらに、ワンショッ
トだけ、例えば、"L"レベルとなるプリチャージ・グロ
ーバル信号PGが生成される。
【0051】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
又は26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されるが、プリチャージ・グロー
バル信号PGが"L"レベルになる期間だけ、プリチャ
ージ・グローバル入出力回路36又は36により、
グローバル入出力線26又は26が短絡され、グロ
ーバル入出力線26又は26がプリチャージ状態と
される。また、カラムマルチ選択信号YMSに基づい
て、カラムデコーダ群35又は35を構成するプリ
デコーダにより、プリデコードされた信号が、カラムデ
コーダ群35又は35を構成するメインデコーダで
デコードされ、カラム選択スイッチの出力となる。この
カラム選択スイッチ、例えば、CSL20及びCSL
21が順次ここでは選択されたとすると、対応するビッ
ト線のセンスアンプ33が選択される(図13(10)
参照)。これにより、センスアンプ33又は33
メモリセル・アレイ31の選択された行に接続されて
いるメモリセルからビット線上に読み出されたデータを
検知して増幅するので、検知増幅されたデータは、ロー
カル入出力線34〜34及びグローバル入出力線2
又は26を介して入出力アンプ28又は28
へ伝達される。入出力アンプ28又は28を構成す
るデータアンプ等は、バンク選択回路122から供給
されたカラムマルチ選択遅延信号YMD (図13
(8)参照)により活性化されているので、供給された
データを増幅した後、データ入出力バス115又は1
15を介してデータ入出力回路114へ伝達する。
したがって、データ入出力回路114は、供給された
データをデータ入出力端子DQより順次出力する。な
お、ワードドライバ32及びロウデコーダ群48
動作については、この実施例とは直接関係ないので、そ
の説明を省略する。以上説明した動作により、バンク2
の選択されたメモリセルからデータが読み出される
のである。
【0052】次に、図14は、バンク25に対するア
クセスとバンク25に対するアクセスとの間にギャッ
プがなく、バンク25及び25からデータを連続し
て読み出す動作を表すタイミング・チャートである。基
本的な動作については、上記したギャップがある場合と
同様であるが、ギャップがないために、カラムマルチ選
択信号YMS及びカラムマルチ選択遅延信号YMD
は、図14(7)及び(8)に示すように、連続してア
クティブとなっている。なお、図14(7)及び(8)
においては、バンク25に対するアクセスからバンク
25に対するアクセスへの切り換えをわかりやすくす
るために、切り換え時をマークで示しているが、実際は
アクティブのままである。
【0053】このように、この例の構成によれば、グロ
ーバル入出力線26及び26を上下に配置されたバ
ンク25及び25に共通して設けると共に、バンク
選択回路122においてイネーブル信号PN及びP
の論理和をとった信号からカラムマルチ選択信号Y
MS及びカラムマルチ選択遅延信号YMDを生成す
るようにしたので、カラム選択信号YS及びYS
バンク毎に生成する第1の実施例よりさらに配線数を削
減することができる。
【0054】C.第3の実施例 次に、第3の実施例について説明する。図15はこの発
明の第3の実施例である半導体記憶装置の要部の電気的
構成を示すブロック図である。この図において、図11
の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明
を省略する。この図に示す半導体記憶装置においては、
図11に示すバンクブロック121及び周辺回路ブロ
ック22に代えて、バンクブロック124及び周辺回
路ブロック125が新たに設けられている。なお、この
実施例の半導体記憶装置においては、バンクブロック1
24及びバンクブロック124(図示しないがバン
クブロック124と各構成要素の添え字が異なると共
に、入出力される信号やデータの添え字が異なる以外は
同一構成)並びに周辺回路ブロック125以外の機能ブ
ロック21の構成は図2(1)に示す機能ブロック2
の構成と略同様であり、また、チップレイアウトに
ついても、第1及び第2の実施例と同様、図2(2)に
示すような4個のバンクブロックから構成されている。
ただし、第2カラム制御部50は、後述するように、
バンク選択回路126がカラム選択信号YS及びY
に代えて、カラムマルチ選択信号YMSだけを生
成するので、それに対応して図6に示す回路のうち、カ
ラム選択信号YSに関する構成要素はそのままカラム
マルチ選択信号YMSに関する構成要素に流用される
が、カラム選択信号YSに関する構成要素は不要であ
り、除去される。
【0055】バンクブロック124が図11に示すバ
ンクブロック121と異なる点は、バンク選択回路1
22に代えて、バンク選択回路126が新たに設け
られている点である。ここで、図16にバンク選択回路
126の構成についてのブロック図を示す。この図に
おいて、図12の各部に対応する部分には同一の符号を
付け、その説明を省略する。バンク選択回路126
バンク選択回路122 と異なる点は、オアゲート45
が除去され、イネーブル信号PNがバッファ123
及び遅延素子46に直接入力されている点である。
周辺回路ブロック125が図11に示す周辺回路ブロッ
ク22と異なる点は、8台のバンクデコーダ111
111に代えて、4台のバンクデコーダ127〜1
27(バンクデコーダ127及び127は図示
略)が新たに設けられている点と、8台のイネーブル回
路112〜112のうち、4台のイネーブル回路1
12〜112が除去されている点である。バンクデ
コーダ127〜127は、バンクブロック23
23に対応して設けられ、バンク選択信号BS,B
と、バンク選択信号BS,BSを反転した信号
/BS,/BSとをデコードして、対応するバンク
ブロック23〜23が選択された場合には、その旨
を示す選択決定信号SD〜SDを出力する。イネー
ブル回路112〜112は、バンクブロック23
〜23に対応しており、対応するバンクデコーダ12
〜127から出力された選択決定信号SD〜S
に基づいて、対応するバンクブロック23〜23
を活性化させるためのイネーブル信号PN〜PN
を生成して出力する。
【0056】次に、上記構成の半導体記憶装置の動作に
ついて、図17及び図18に示すタイミング・チャート
を参照して説明する。まず、バンク25に対するアク
セスとバンク25に対するアクセスとの間にギャップ
がある場合のバンク25へのデータ書き込み動作及び
バンク25からのデータ読み出し動作について、図1
7に示すタイミング・チャートを参照して説明する。ク
ロックCLKの第1のサイクルの立ち上がり(図17
(2)参照)に同期して、外部から供給されたライトコ
マンドWR(図17(1)参照)及びアドレス信号A
〜A15が取り込まれると、内部アドレス信号YP
YP12(図17(3)参照)、バンク25を選択す
るためのバンク選択信号BS〜BS及び内部コマン
ド信号RWCMD(図17(4)参照)が生成される。
これ以降、このライトコマンドWRが入力されたクロッ
クCLKの立ち上がりエッジを起点としたサイクルを第
1のサイクルとして説明する。これにより、バンクデコ
ーダ127は、バンク選択信号BS〜BSのう
ち、最下位ビットBS以外のビットBS,BS
と、バンク選択信号BS,BSを反転した信号/
BS,/BSとをデコードして対応するバンクブロ
ック23が選択された旨を示す選択決定信号SD
出力する(図17には示さず)ので、イネーブル回路1
12は、対応するバンクデコーダ127から出力さ
れた選択決定信号SDに基づいて、対応するバンクブ
ロック23を活性化させるためのイネーブル信号PN
を生成して、クロックCLKの第3のサイクルの立ち
上がり(図17(2)参照)に同期して供給される内部
コマンド信号RWCMD(図17(4)参照)に同期し
て、出力する(図17(5)参照)。なお、従来、第1
のサイクルの立ち上がりでも同様である。したがって、
バンク選択回路126において、バッファ123
りカラムマルチ選択信号YMSが出力される(図17
(6)参照)と共に、所定時間後バッファ47よりカ
ラムマルチ選択遅延信号YMDが出力される(図17
(7)参照)。また、コントローラ113は、カラム・
リリース信号YRやライトバースト信号WBT等を
生成する。なお、この実施例では、説明を簡単にするた
めに、この実施例と直接関係しない他の制御信号や入力
信号、回路等は省略し、イネーブル回路112及びコン
トローラ113のみを示している。
【0057】一方、外部から供給され、データ入出力端
子DQより入力されたデータをデータ入出力回路11
がデータ入出力バス115又は115を介して
入出力アンプ28又は28へ供給するので、入出力
アンプ28又は28を構成するライトアンプ等は、
バンク選択回路126から供給されたカラムマルチ選
択遅延信号YMD(図17(7)参照)により活性化
されて、データ入出力回路114からデータ入出力バ
ス115又は115を介して供給されたデータを増
幅した後、グローバル入出力線26又は26へ伝達
する。また、第1カラム制御部49は、コントローラ
113から供給された、例えば、"H"レベルのライトバ
ースト信号WBTと、カラム・リリース信号YR
に基づいて、カラム・リリース遅延反転信号YRD
と、カラム・リリース後部信号YRRと、カラム・
リリース前部信号YRFとを生成する。なお、ライト
バースト信号WBTが"H"レベルであるので、カラム
・リリース中央部信号YRCは"L"レベルのままであ
る。これにより、第2カラム制御部50において、バ
ンク選択回路126から供給されたカラムマルチ選択
信号YMSがカラム・リリース遅延反転信号YRD
によってラッチされ、スイッチ信号SWが出力される
と共に、カラム・リリース前部信号YRFに基づい
て、カラム選択反転信号YSBが解除される一方、カ
ラム・プリデコード・ラッチ信号YPTが生成され
る。なお、カラム・リリース中央部信号YRCが"L"
レベルのままであるので、プリチャージ・グローバル信
号PGは"H"レベルのままである。
【0058】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
又は26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されると共に、カラムマルチ選択
信号YMSに基づいて、カラムデコーダ群35又は
35を構成するプリデコーダにより、プリデコードさ
れた信号が、カラムデコーダ群35又は35を構成
するメインデコーダでデコードされ、カラム選択スイッ
チの出力となる。このカラム選択スイッチ、例えば、C
SL10〜CSL13が順次ここでは選択されたとする
と、対応するビット線のセンスアンプ33が選択される
(図17(8)参照)。これにより、グローバル入出力
線26又は26上を伝達されたデータは、ローカル
入出力線34〜34を介してメモリセル・アレイ3
の選択されたメモリセルへ伝達される。なお、ワー
ドドライバ32及びロウデコーダ群48の動作につ
いては、この実施例とは直接関係ないので、その説明を
省略する。以上説明した動作により、バンク25の選
択されたメモリセルにデータが書き込まれるのである。
【0059】次に、クロックCLKの第8のサイクルの
立ち上がり(図17(2)参照)に同期して、外部から
供給されたリードコマンドRD(図17(1)参照)及
びアドレス信号A〜A15が取り込まれると、内部ア
ドレス信号YP〜YP12(図17(3)参照)、バ
ンク25を選択するためのバンク選択信号BS〜B
及び内部コマンド信号RWCMD(図17(4)参
照)が生成される。これにより、バンクデコーダ127
は、バンク選択信号BS〜BSのうち、最下位ビ
ットBS以外のビットBS,BSと、バンク選択
信号BS,BSを反転した信号/BS,/BS
とをデコードして対応するバンクブロック23が選択
された旨を示す選択決定信号SDを出力する(図17
には示さず)ので、イネーブル回路112は、対応す
るバンクデコーダ127から出力された選択決定信号
SDに基づいて、イネーブル信号PNを生成して、
クロックCLKの第8のサイクルの立ち上がり(図17
(2)参照)に同期して供給される内部コマンド信号R
WCMD(図17(4)参照)に同期して、出力する
(図17(5)参照)。したがって、バンク選択回路1
26において、バッファ123よりカラムマルチ選
択信号YMSが出力される(図17(6)参照)と共
に、所定時間後バッファ47よりカラムマルチ選択遅
延信号YMDが出力される(図17(7)参照)。ま
た、コントローラ113は、カラム・リリース信号YR
やライトバースト信号WBT等を生成する。
【0060】一方、第1カラム制御部49において
は、コントローラ113から供給された、例えば、"L"
レベルのライトバースト信号WBTと、カラム・リリ
ース信号YRとに基づいて、カラム・リリース遅延反
転信号YRDと、カラム・リリース後部信号YRR
と、カラム・リリース前部信号YRFと、カラム・リ
リース中央部信号YRCとを生成する。これにより、
第2カラム制御部50において、バンク選択回路12
から供給されたカラムマルチ選択信号YMS がカ
ラム・リリース遅延反転信号YRDによってラッチさ
れ、スイッチ信号SWが出力されると共に、カラム・
リリース前部信号YRFに基づいて、カラム選択反転
信号YSBが解除される一方、カラム・プリデコード
・ラッチ信号YPTが生成され、さらに、ワンショッ
トだけ、例えば、"L"レベルとなるプリチャージ・グロ
ーバル信号PGが生成される。
【0061】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
又は26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されるが、プリチャージ・グロー
バル信号PGが"L"レベルになる期間だけ、プリチャ
ージ・グローバル入出力回路36又は36により、
グローバル入出力線26又は26が短絡され、グロ
ーバル入出力線26又は26がプリチャージ状態と
される。また、カラムマルチ選択信号YMSに基づい
て、カラムデコーダ群35又は35を構成するプリ
デコーダにより、プリデコードされた信号が、カラムデ
コーダ群35又は35を構成するメインデコーダで
デコードされ、カラム選択スイッチの出力となる。この
カラム選択スイッチ、例えば、CSL20及びCSL
21が順次ここでは選択されたとすると、対応するビッ
ト線のセンスアンプ33が選択される(図17(9)参
照)。これにより、センスアンプ33又は33がメ
モリセル・アレイ31の選択された行に接続されてい
るメモリセルからビット線上に読み出されたデータを検
知して増幅するので、検知増幅されたデータは、ローカ
ル入出力線34〜34又はグローバル入出力線26
又は26を介して入出力アンプ28又は28
伝達される。入出力アンプ28又は28を構成する
データアンプ等は、バンク選択回路126から供給さ
れたカラムマルチ選択遅延信号YMD(図17(7)
参照)により活性化されているので、供給されたデータ
を増幅した後、データ入出力バス115又は115
を介してデータ入出力回路114 へ伝達する。したが
って、データ入出力回路114は、供給されたデータ
をデータ入出力端子DQより順次出力する。なお、ワ
ードドライバ32及びロウデコーダ群48の動作に
ついては、この実施例とは直接関係ないので、その説明
を省略する。以上説明した動作により、バンク25
選択されたメモリセルからデータが読み出されるのであ
る。
【0062】次に、図18は、バンク25に対するア
クセスとバンク25に対するアクセスとの間にギャッ
プがなく、バンク25及び25からデータを連続し
て読み出す動作を表すタイミング・チャートである。基
本的な動作については、上記したギャップがある場合と
同様であるが、ギャップがないために、イネーブル信号
PN、カラムマルチ選択信号YMS及びカラムマル
チ選択遅延信号YMD は、図18(5)〜(7)に示
すように、連続してアクティブとなっている。なお、図
18(5)〜(7)においては、バンク25に対する
アクセスからバンク25に対するアクセスへの切り換
えをわかりやすくするために、切り換え時をマークで示
しているが、実際はアクティブのままである。
【0063】このように、この例の構成によれば、グロ
ーバル入出力線26及び26を上下に配置されたバ
ンク25及び25に共通して設けると共に、バンク
選択回路126においてバンクブロック23を活性
化させるためのイネーブル信号PNからカラムマルチ
選択信号YMS及びカラムマルチ選択遅延信号YMD
を生成するようにしたので、イネーブル信号PN
びPNをバンク毎に生成する第2の実施例よりさらに
配線数を削減することができると共に、バンクデコーダ
127及びイネーブル回路112の台数も第2の実施例
より半分に削減することができる。
【0064】D.第4の実施例 次に、第4の実施例について説明する。図19はこの発
明の第4の実施例である半導体記憶装置の要部の電気的
構成を示すブロック図である。この図において、図11
の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明
を省略する。この図に示す半導体記憶装置においては、
図11に示すバンクブロック121に代えて、バンク
ブロック131が新たに設けられている。なお、この
実施例の半導体記憶装置においては、バンクブロック1
31及びバンクブロック131 (図示しないがバン
クブロック131と各構成要素の添え字が異なると共
に、入出力される信号やデータの添え字が異なる以外は
同一構成)以外の機能ブロック21の構成は図2
(1)に示す機能ブロック21の構成と略同様であ
り、また、チップレイアウトについても、第1〜第3の
実施例と同様、図2(2)に示すような4個のバンクブ
ロックから構成されている。ただし、第2カラム制御部
50は、後述するように、バンク選択回路132
カラム選択信号YS 及びYSに代えて、カラムマル
チ選択信号YMSだけを生成するので、それに対応し
て図6に示す回路のうち、カラム選択信号YSに関す
る構成要素はそのままカラムマルチ選択信号YMS
関する構成要素に流用されるが、カラム選択信号YS
に関する構成要素は不要であり、除去される。
【0065】バンクブロック131が図11に示すバ
ンクブロック121と異なる点は、バンク選択回路1
22に代えて、バンク選択回路132が新たに設け
られている点である。ここで、図20にバンク選択回路
132の構成についてのブロック図を示す。この図に
おいて、図12の各部に対応する部分には同一の符号を
付け、その説明を省略する。バンク選択回路132
バンク選択回路122 と異なる点は、内部アドレス信
号/YPとバッファ123の出力信号であるカラム
マルチ選択信号YMSとの論理積をとりカラムマルチ
選択信号YMSPとして出力するアンドゲート133
と、内部アドレス信号YPとカラムマルチ選択信号
YMSとの論理積をとりカラムマルチ選択信号YMS
として出力するアンドゲート134と、内部アド
レス信号/YPとバッファ47 の出力信号であるカ
ラムマルチ選択遅延信号YMDとの論理積をとりカラ
ムマルチ選択遅延信号YMDPとして出力するアンド
ゲート135と、内部アドレス信号YPとカラムマ
ルチ選択遅延信号YMDとの論理積をとりカラムマル
チ選択遅延信号YMDPとして出力するアンドゲート
136とが新たに設けられている点である。なお、上
記構成の半導体記憶装置の動作については、カラムマル
チ選択信号YMSP及びカラムマルチ選択信号YMS
並びにカラムマルチ選択遅延信号YMDP及びカ
ラムマルチ選択遅延信号YMDPによって活性化され
るプリチャージ・グローバル入出力回路36又は36
の数が半減され、これにより、活性化されるバンク2
又は25のメモリセルの数が上記第2の実施例の
場合に比べて半減される以外は、第2の実施例と略同様
であるので、その説明を省略する。
【0066】このように、この例の構成によれば、アン
ドゲート133、134、135及び136
設けて内部アドレス信号/YP及びYPと、カラム
マルチ選択信号YMS又はカラムマルチ選択遅延信号
YMDとの論理積をとり、その結果を活性化信号とし
て用いているので、活性化されるバンク25及び25
のメモリセルの数を第2の実施例の場合に比べて半減
することができる。
【0067】E.第5の実施例 次に、第5の実施例について説明する。図21はこの発
明の第5の実施例である半導体記憶装置の要部の電気的
構成を示すブロック図である。この図において、図15
の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明
を省略する。この図に示す半導体記憶装置においては、
図15に示すバンクブロック124及び周辺回路ブロ
ック125に代えて、バンクブロック140及び周辺
回路ブロック141が新たに設けられ、さらに、第1カ
ラム制御部49と、第2カラム制御部50及び50
と共に、カラム制御回路を構成するテスト回路142
が新たに設けられている。なお、この実施例の半導体
記憶装置においては、バンクブロック140及びバン
クブロック140(図示しないがバンクブロック14
と各構成要素の添え字が異なると共に、入出力され
る信号やデータの添え字が異なる以外は同一構成)、周
辺回路ブロック141及びテスト回路142 以外の機
能ブロック21の構成は図2(1)に示す機能ブロッ
ク21の構成と略同様であり、また、チップレイアウ
トについても、第1〜第4の実施例と同様、図2(2)
に示すような4個のバンクブロックから構成されてい
る。ただし、第2カラム制御部50は、後述するよう
に、バンク選択回路143がカラム選択信号YS
びYSに代えて、カラムマルチ選択信号YMSだけ
を生成するので、それに対応して図6に示す回路のう
ち、カラム選択信号YSに関する構成要素はそのまま
カラムマルチ選択信号YMSに関する構成要素に流用
されるが、カラム選択信号YSに関する構成要素は不
要であり、除去される。
【0068】バンクブロック140が図15に示すバ
ンクブロック124と異なる点は、バンク選択回路1
26に代えて、バンク選択回路143が新たに設け
られている点である。ここで、図22にバンク選択回路
143の構成についてのブロック図を示す。この図に
おいて、図16の各部に対応する部分には同一の符号を
付け、その説明を省略する。バンク選択回路143
バンク選択回路126 と異なる点は、コントローラ1
53から供給されるテスト信号TSとイネーブル信号P
との論理和をとるオアゲート144が新たに設け
られ、オアゲート144の出力信号がバッファ123
及び遅延素子46に入力されている点である。周辺
回路ブロック141が図15に示す周辺回路ブロック1
25と異なる点は、コントローラ113に代えて、コン
トローラ145が新たに設けられている点である。コン
トローラ145が図15に示すコントローラ113と異
なる点は、外部から供給されるテストコマンドに基づい
て、この半導体記憶装置の不良解析等のテストを行うた
めのテスト信号TSをも生成して出力する点である。
【0069】次に、図22にテスト回路142の構成
についてのブロック図を示す。この例のテスト回路14
は、周辺回路ブロック141を構成するコントロー
ラ145から供給されるテスト信号TSと内部アドレス
信号/YPとの論理積をとるアンドゲート146
と、テスト信号TSと内部アドレス信号YPとの論
理積をとるアンドゲート147と、テスト信号TSを
反転するインバータ148 と、インバータ148
出力信号とバンク選択回路143から供給されるカラ
ムマルチ選択信号YMSとの論理積をとるアンドゲー
ト149と、アンドゲート146の出力信号とアン
ドゲート149の出力信号との論理和をとるオアゲー
ト150と、アンドゲート147の出力信号とアン
ドゲート149の出力信号との論理和をとるオアゲー
ト151と、オアゲート150の出力信号を緩衝し
てカラムマルチ選択信号YMBTとして出力するバッ
ファ152と、オアゲート151の出力信号を緩衝
してカラムマルチ選択信号YMBTとして出力するバ
ッファ153とから概略構成されている。
【0070】このような構成において、テスト時におい
ては、外部から供給されるテストコマンドに基づいて、
コントローラ145が"H"レベルのテスト信号TSを出
力するので、テスト信号TSに基づいてバンク選択回路
143からカラムマルチ選択信号YMSが出力され
る。この場合、バンク25をテストするために、内部
アドレス信号/YPが供給されると、テスト回路14
においてアンドゲート146がテスト信号TSを
通過させる。これにより、バッファ152よりカラム
マルチ選択信号YMBTが出力されるので、バンク2
のテストが可能となる。これに対し、バンク25
をテストするために、内部アドレス信号YPが供給さ
れると、テスト回路142においてアンドゲート14
がテスト信号TSを通過させる。これにより、バッ
ファ153よりカラムマルチ選択信号YMBTが出
力されるので、バンク25のテストが可能となる。一
方、通常時においては、コントローラ145が"L"レベ
ルのテスト信号TSを出力するので、テスト回路142
においてアンドゲート149がカラムマルチ選択信
号YMSを常に通過させる。これにより、バッファ1
52及び153よりカラムマルチ選択信号YMBT
及びカラムマルチ選択信号YMBT が出力される。
これ以降の動作については、上記した第3の実施例にお
ける半導体記憶装置の動作と略同様であるので、その説
明を省略する。
【0071】上記したように、大容量の半導体記憶装置
においては、不良解析や評価のテストの時間短縮のため
に、複数のバンクに対して一度にデータを書き込んだ
り、一度にデータを読み出したりするテストモードが設
けられており、そのためのテスト信号を半導体記憶装置
に供給する場合がある。上下のバンク25と25
に共通にグローバル入出力線26及び26を設けた
半導体記憶装置においては、通常の使用モードではバン
ク選択信号BS〜BSにより選択されるバンク25
だけが活性化されるが、従来のテストモードでは、テス
ト信号をそのまま供給すると、上下のバンク25及び
25が同時に活性化されているため、各バンク25
及び25から読み出されたデータがグローバル入出力
線26又は26において衝突し、テストを正常に行
うことができない。そこで、この例のように、コントロ
ーラ145においてテスト信号TSを生成すると共に、
テスト回路142において内部アドレス信号/YP
又は内部アドレス信号YPに基づいてカラムマルチ選
択信号YMBT又はカラムマルチ選択信号YMBT
のいずれか一方のみが出力されるように構成することに
より、バンクブロック140を構成するバンク25
又は25のいずれか一方のみが活性化される。したが
って、各バンク25及び25から読み出されたデー
タのグローバル入出力線26又は26上における衝
突を回避できる。
【0072】F.第6の実施例 次に、第6の実施例について説明する。図24はこの発
明の第6の実施例である半導体記憶装置の要部の電気的
構成を示すブロック図である。この図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。この図に示す半導体記憶装置においては、図
1に示すバンクブロック23及び周辺回路ブロック2
2に代えて、バンクブロック154及び周辺回路ブロ
ック155が新たに設けられている。なお、この実施例
の半導体記憶装置においては、バンクブロック154
及びバンクブロック154(図示しないがバンクブロ
ック154と各構成要素の添え字が異なると共に、入
出力される信号やデータの添え字が異なる以外は同一構
成)及び周辺回路ブロック155以外の機能ブロック
21の構成は図2(1)に示す機能ブロック21
構成と略同様であり、また、チップレイアウトについて
も、第1〜第5の実施例と同様、図2(2)に示すよう
な4個のバンクブロックから構成されている。
【0073】バンクブロック154が図1に示すバン
クブロック23と異なる点は、バンク選択回路29
に代えて、バンク選択回路156が新たに設けられて
いる点である。ここで、図25にバンク選択回路156
の構成についてのブロック図を示す。この図におい
て、図4の各部に対応する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。バンク選択回路156が図4に
示すバンク選択回路29と異なる点は、テスト信号T
Sと内部アドレス信号/YPとの論理積をとるアンド
ゲート158と、テスト信号TSと内部アドレス信号
YPとの論理積をとるアンドゲート159と、アン
ドゲート158の出力信号とイネーブル信号PN
の論理和をとるオアゲート160と、アンドゲート1
59の出力信号とイネーブル信号PNとの論理和を
とるオアゲート161とが新たに設けられ、オアゲー
ト160の出力信号がバッファ43の入力端及びオ
アゲート45の一方の入力端に入力され、オアゲート
161の出力信号がバッファ44の入力端及びオア
ゲート45の他方の入力端に入力されている点であ
る。
【0074】また、図24に示す周辺回路ブロック15
5が図1に示す周辺回路ブロック22と異なる点は、コ
ントローラ113に代えて、コントローラ157が新た
に設けられている点である。コントローラ157が図1
に示すコントローラ113と異なる点は、外部から供給
されるテストコマンドに基づいて、この半導体記憶装置
の不良解析等のテストを行うためのテスト信号TSをも
生成して出力する点である。
【0075】このような構成において、テスト時におい
ては、外部から供給されるテストコマンドに基づいて、
コントローラ157が"H"レベルのテスト信号TSを出
力する。この場合、バンク25をテストするために、
内部アドレス信号/YPが供給されると、バンク選択
回路156において、アンドゲート158がテスト
信号TSを通過させる。これにより、バッファ43
りカラム選択信号YS が出力されるので、バンク25
のテストが可能となる。これに対し、バンク25
テストするために、内部アドレス信号YPが供給され
ると、バンク選択回路156において、アンドゲート
159がテスト信号TSを通過させる。これにより、
バッファ44よりカラム選択信号YSが出力される
ので、バンク25のテストが可能となる。一方、通常
時においては、コントローラ157が"L"レベルのテス
ト信号TSを出力するので、バンク選択回路156
おいて、アンドゲート158の出力信号もアンドゲー
ト159の出力信号も常に"L"レベルであり、イネー
ブル信号PN及びPNに基づいてのみカラム選択信
号YS及びYSが出力される。これ以降の動作につ
いては、上記した第1の実施例における半導体記憶装置
の動作と略同様であるので、その説明を省略する。
【0076】このように、この例の構成によれば、コン
トローラ157においてテスト信号TSを生成すると共
に、バンク選択回路155において、内部アドレス信
号/YP又は内部アドレス信号YPに基づいてカラ
ム選択信号YS又はカラム選択信号YSのいずれか
一方のみを出力するように構成したので、バンクブロッ
ク154を構成するバンク25又は25のいずれ
か一方のみが活性化される。したがって、各バンク25
及び25から読み出されたデータのグローバル入出
力線26又は26上における衝突を回避できる。
【0077】G.第7の実施例 次に、第7の実施例について説明する。図26はこの発
明の第7の実施例である半導体記憶装置を構成するバン
ク選択回路162の構成を示す回路図である。この図
において、図4の各部に対応する部分には同一の符号を
付け、その説明を省略する。バンク選択回路162
図4に示すバンク選択回路29と異なる点は、遅延素
子46に代えて、オアゲート45の出力信号と、周
辺回路ブロック22を構成するコントローラ113から
供給されるデータの書き込み期間を示すライト信号Wと
の論理積をとるアンドゲート163と、オアゲート4
の出力信号と、周辺回路ブロック22を構成するコ
ントローラ113から供給されるデータの読み出し期間
を示すリード信号Rとの論理積をとるアンドゲート16
と、アンドゲート163の出力信号を所定時間遅
延する遅延素子165と、アンドゲート164の出
力信号を所定時間遅延する遅延素子166と、遅延素
子165の出力信号と遅延素子166との論理和を
とるオアゲート167とが新たに設けられ、オアゲー
ト167の出力信号がバッファ47 の入力端に供給
されている点である。遅延素子165の遅延量と遅延
素子166の遅延量とは、データ書き込み時とデータ
読み出し時におけるスキューずれ(タイミングのずれ)
の違いに応じてスキューずれを低減するために互いに異
なった値に設定されている。なお、この第7の実施例に
おける半導体記憶装置のその他の構成及び動作について
は、第1の実施例における半導体記憶装置の構成及び動
作(図1〜図6及び図8参照)と略同様であるので、そ
の説明を省略する。
【0078】このように、この例の構成によれば、バン
ク選択回路162に遅延素子165及び166
設けたので、データ書き込み時におけるスキューずれ
と、データ読み出し時におけるスキューずれとをそれぞ
れ別個に低減可能になり、スキュー調整に関する設計が
容易になる。以下、その理由を説明する。データ書き込
み時には、外部から供給されたデータは、カラムマルチ
選択遅延信号YMDによって活性化された入出力アン
プ28及び28を構成するライトアンプにおいて増
幅された後、グローバル入出力線26又は26及び
ローカル入出力線34〜34を介してセンスアンプ
に伝達される。したがって、カラム選択信号YS又は
YSに基づいてカラム選択スイッチがオンされる前
に、カラムマルチ選択遅延信号YMDを生成する必要
がある。これに対し、データ読み出し時には、データ
は、カラム選択スイッチがオンされることにより、メモ
リセルからビット線を介して読み出され、センスアンプ
で増幅された後、ローカル入出力線34〜34及び
グローバル入出力線26又は26を介して伝達さ
れ、カラムマルチ選択遅延信号YMDによって活性化
された入出力アンプ28又は28を構成するデータ
アンプにおいて増幅される。したがって、カラム選択信
号YS又はYSに基づいてカラム選択スイッチをオ
ンした後に、カラムマルチ選択遅延信号YMDを生成
する必要があるし、すべてのデータが読み出されるまで
はカラムマルチ選択遅延信号YMDをオフすることが
できない。即ち、データ書き込み時とデータ読み出し時
とにおいて、カラム選択スイッチをオンするタイミング
と、カラムマルチ選択遅延信号YMDの発生タイミン
グとを異ならせる必要がある。
【0079】ところが、カラムデコーダ群35及び3
を構成する複数のカラムデコーダを制御するための
カラム選択信号YS及びYS、カラムデコーダ群3
及び35を構成する複数のカラムデコーダを活性
化するためのカラム・プリデコード・ラッチ信号YPT
、カラムデコーダ群35及び35を構成する複数
のカラムデコーダを不活性化するためのカラム選択反転
信号YSBは、各素子の性能に依存する遅延や遅延素
子による遅延(図6参照)はあるものの、供給されるコ
マンドの種類によらず、対応するクロックCLKの立ち
上がりに同期して生成される。このため、入出力アンプ
28及び28を構成するデータアンプやライトアン
プを活性化させるためのカラムマルチ選択遅延信号YM
を供給されるコマンドの種類によらず、一律に対応
するクロックCLKの立ち上がりに同期して生成する
と、例えば、リードコマンドRDが連続し、バンク25
及び25からデータを連続して読み出すために、ス
イッチ信号SW又はSWによってバンク25に対
するアクセスからバンク25に対するアクセスへ切り
換えた場合には、データ入出力バス115又は115
に共通に接続された入出力アンプ28及び28
構成するデータアンプが同時に活性化される期間が発生
する場合がある。この場合には、データ入出力バス11
又は115 上においてバンク25から読み出さ
れたデータとバンク25から読み出されたデータとが
衝突して、正しくデータを読み出すことができなくなっ
てしまう。通常は、このようなデータの衝突期間を発生
させないために、カラムマルチ選択遅延信号YMD
活性化期間の長さをライトコマンドWR及びリードコマ
ンドRD共通に調整したり、クロックCLKの周期を長
くして、データ書き込み時にはライトコマンドWRに対
するカラムマルチ選択遅延信号YMDの発生タイミン
グを遅らせたり、データ読み出し時には前のカラムマル
チ選択遅延信号YMDの立ち下がりから次のクロック
CLKの立ち上がりまでの期間を遅らせたりしている。
しかし、記憶容量の大容量化に伴ってバンク25及び
バンク25のサイズが大きくなると、グローバル入出
力バス26及び26の長さも長くなるため、そこで
のデータ伝達時間も長くなってしまい、カラムマルチ選
択遅延信号YMDの活性化期間の長さを調整するだけ
では上記衝突を完全に防止することはできないし、クロ
ックCLKの周期を長くした場合にはデータの書き込み
や読み出しの速度が遅くなってしまう。
【0080】そこで、この実施例においては、バンク選
択回路162に遅延素子165及び166を設
け、それぞれの遅延量を異ならせることにより、データ
書き込み時におけるスキューずれと、データ読み出し時
におけるスキューずれとをそれぞれ別個に低減可能とし
たため、スキュー調整に関する設計が容易になると共
に、データの書き込みや読み出しを高速で行うことが可
能となる。
【0081】H.第8の実施例 次に、第8の実施例について説明する。図27はこの発
明の第8の実施例である半導体記憶装置を構成するバン
ク選択回路171の構成を示す回路図である。この図
において、図12の各部に対応する部分には同一の符号
を付け、その説明を省略する。バンク選択回路171
が図12に示すバンク選択回路122と異なる点は、
遅延素子46に代えて、オアゲート45の出力信号
と、周辺回路ブロック22を構成するコントローラ11
3から供給されるライト信号Wとの論理積をとるアンド
ゲート172と、オアゲート45の出力信号と、周
辺回路ブロック22を構成するコントローラ113から
供給されるリード信号Rとの論理積をとるアンドゲート
173と、アンドゲート172の出力信号を所定時
間遅延する遅延素子174と、アンドゲート173
の出力信号を所定時間遅延する遅延素子175と、遅
延素子174の出力信号と遅延素子175 の出力信
号との論理和をとるオアゲート176とが新たに設け
られ、オアゲート176の出力信号がバッファ119
の入力端に供給されている点である。遅延素子174
の遅延量と遅延素子175の遅延量とは、データ書
き込み時とデータ読み出し時におけるスキューずれの違
いに応じてスキューずれを低減するために互いに異なっ
た値に設定されている。なお、この第8の実施例におけ
る半導体記憶装置のその他の構成については、第2の実
施例における半導体記憶装置の構成(図2及び図11参
照)と略同様であるので、その説明を省略する。
【0082】次に、上記構成の半導体記憶装置におい
て、バンク25へのデータ書き込み動作及びバンク2
からのデータ読み出し動作について、図28に示す
タイミング・チャートを参照して説明する。クロックC
LKの第1のサイクルの立ち上がり(図28(2)参
照)に同期して、外部から供給されたライトコマンドW
R(図28(1)参照)及びアドレス信号A〜A15
が取り込まれると、内部アドレス信号YP〜YP12
(図28(3)参照)、バンク25を選択するための
バンク選択信号BS〜BS及び内部コマンド信号R
WCMD(図28(4)参照)が生成される。これ以
降、このライトコマンドWRが入力されたクロックCL
Kの立ち上がりエッジを起点としたサイクルを第1のサ
イクルとして説明する。これにより、バンクデコーダ1
11は、バンク選択信号BS〜BSと、バンク選
択信号BS〜BS を反転した信号/BS〜/BS
とをデコードして、選択決定信号SDを出力する
(図28には示さず)ので、イネーブル回路112
は、対応するバンクデコーダ111から出力された
選択決定信号SDに基づいて、イネーブル信号PN
を生成して、クロックCLKの第3のサイクルの立ち上
がり(図28(2)参照)に同期して供給される内部コ
マンド信号RWCMD(図28(4)参照)に同期し
て、出力する(図28(5)参照)。なお、従来、第1
のサイクルの立ち上がりでも同様である。したがって、
バンク選択回路171において、バッファ123
りカラムマルチ選択信号YMSが出力される(図28
(6)参照)と共に、周辺回路ブロック22を構成する
コントローラ113からライト信号Wが供給されること
により、アンドゲート172がイネーブル信号PN
を通過させる。これにより、遅延素子174におい
て、イネーブル信号PNが設定された遅延量だけ遅延
された後、オアゲート176を経てバッファ47
りカラムマルチ選択遅延信号YMDとして出力される
(図28(7)参照)。また、コントローラ113は、
カラム・リリース信号YRやライトバースト信号WB
等を生成する。なお、この実施例では、説明を簡単
にするために、この実施例と直接関係しない他の制御信
号や入力信号、回路等は省略し、イネーブル回路112
及びコントローラ113のみを示している。
【0083】一方、外部から供給され、データ入出力端
子DQより入力されたデータをデータ入出力回路11
がデータ入出力バス115又は115を介して
入出力アンプ28又は28へ供給するので、入出力
アンプ28又は28を構成するライトアンプ等は、
バンク選択回路171から供給されたカラムマルチ選
択遅延信号YMD(図28(7)参照)により活性化
されて、データ入出力回路114からデータ入出力バ
ス115及び115を介して供給されたデータを増
幅した後、グローバル入出力線26及び26へ伝達
する。また、第1カラム制御部49は、コントローラ
113から供給された、例えば、"H"レベルのライトバ
ースト信号WBTと、カラム・リリース信号YR
に基づいて、カラム・リリース遅延反転信号YRD
と、カラム・リリース後部信号YRRと、カラム・
リリース前部信号YRFとを生成する。なお、ライト
バースト信号WBTが"H"レベルであるので、カラム
・リリース中央部信号YRCは"L"レベルのままであ
る。これにより、第2カラム制御部50において、バ
ンク選択回路171から供給されたカラムマルチ選択
信号YMSがカラム・リリース遅延反転信号YRD
によってラッチされ、スイッチ信号SWが出力される
と共に、カラム・リリース前部信号YRFに基づい
て、カラム選択反転信号YSBが解除される一方、カ
ラム・プリデコード・ラッチ信号YPTが生成され
る。なお、カラム・リリース中央部信号YRCが"L"
レベルのままであるので、プリチャージ・グローバル信
号PGは"H"レベルのままである。
【0084】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
及び26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されると共に、カラムマルチ選択
信号YMSに基づいて、カラムデコーダ群35又は
35を構成するプリデコーダにより、プリデコードさ
れた信号が、カラムデコーダ群35又は35を構成
するメインデコーダでデコードされ、データが到着する
タイミングに合わせて、即ち、図28(7)及び(8)
に示すように、カラムマルチ選択遅延信号YMDの立
ち上がりから時間T経過後に、カラム選択スイッチの
出力となる。このカラム選択スイッチ、例えば、CSL
10〜CSL13が順次ここでは選択されたとすると、
対応するビット線のセンスアンプ33が選択される(図
28(8)参照)。これにより、グローバル入出力線2
及び26上を伝達されたデータは、ローカル入出
力線34〜34を介してメモリセル・アレイ31
及び31の選択されたメモリセルへ伝達される。な
お、ワードドライバ32及びロウデコーダ群48
動作については、この実施例とは直接関係ないので、そ
の説明を省略する。以上説明した動作により、バンク2
の選択されたメモリセルにデータが書き込まれるの
である。
【0085】次に、クロックCLKの第8のサイクルの
立ち上がり(図28(2)参照)に同期して、外部から
供給されたリードコマンドRD(図28(1)参照)及
びアドレス信号A〜A15が取り込まれると、内部ア
ドレス信号YP〜YP12(図28(3)参照)、バ
ンク25を選択するためのバンク選択信号BS〜B
及び内部コマンド信号RWCMD(図28(4)参
照)が生成される。これにより、バンクデコーダ111
は、バンク選択信号BS〜BSと、バンク選択信
号BS〜BSを反転した信号/BS〜/BS
をデコードして、選択決定信号SDを出力する(図2
8には示さず)ので、イネーブル回路112は、対応
するバンクデコーダ111から出力された選択決定信
号SDに基づいて、イネーブル信号PNを生成し
て、クロックCLKの第8のサイクルの立ち上がり(図
28(2)参照)に同期して供給される内部コマンド信
号RWCMD(図28(4)参照)に同期して、出力す
る(図28(6)参照)。したがって、バンク選択回路
171において、バッファ123よりカラムマルチ
選択信号YMSが出力される(図28(6)参照)と
共に、コントローラ113からリード信号Rが供給され
ることにより、アンドゲート173がイネーブル信号
PNを通過させる。これにより、遅延素子175
おいて、イネーブル信号PNが設定された遅延量、即
ち、後述するように、メモリセル・アレイ31の選択
された行に接続されているメモリセルから読み出された
データがセンスアンプ33又は33において検知さ
れ増幅された後、ローカル入出力線34〜34及び
グローバル入出力線26又は26を介して入出力ア
ンプ28又は28に到達するまでの時間Tに相当
する遅延量だけ遅延された後、オアゲート176を経
てバッファ47よりカラムマルチ選択遅延信号YMD
として出力される(図22(7)参照)。また、コン
トローラ113は、カラム・リリース信号YRやライ
トバースト信号WBT等を生成する。
【0086】一方、第1カラム制御部49において
は、コントローラ113から供給された、例えば、"L"
レベルのライトバースト信号WBTと、カラム・リリ
ース信号YRとに基づいて、カラム・リリース遅延反
転信号YRDと、カラム・リリース後部信号YRR
と、カラム・リリース前部信号YRFと、カラム・リ
リース中央部信号YRCとを生成する。これにより、
第2カラム制御部50において、バンク選択回路17
から供給されたカラムマルチ選択信号YMS がカ
ラム・リリース遅延反転信号YRDによってラッチさ
れ、スイッチ信号SWが出力されると共に、カラム・
リリース前部信号YRFに基づいて、カラム選択反転
信号YSBが解除される一方、カラム・プリデコード
・ラッチ信号YPTが生成され、さらに、ワンショッ
トだけ、例えば、"L"レベルとなるプリチャージ・グロ
ーバル信号PGが生成される。
【0087】したがって、スイッチ信号SWに基づい
て、バンク25が選択され、グローバル入出力線26
及び26とそれぞれに直交するローカル入出力線3
〜34とが接続されるが、プリチャージ・グロー
バル信号PGが"L"レベルになる期間だけ、プリチャ
ージ・グローバル入出力回路36及び36により、
グローバル入出力線26及び26が短絡され、グロ
ーバル入出力線26及び26がプリチャージ状態と
される。また、カラム選択信号YSに基づいて、カラ
ムデコーダ群35又は35を構成するプリデコーダ
により、プリデコードされた信号が、カラムデコーダ群
35又は35を構成するメインデコーダでデコード
され、カラム選択スイッチの出力となる。このカラム選
択スイッチ、例えば、CSL20及びCSL21が順次
ここでは選択されたとすると、対応するビット線のセン
スアンプ33又は33が選択される(図28(1
0)参照)。これにより、センスアンプ33又は33
がメモリセル・アレイ31 の選択された行に接続さ
れているメモリセルから読み出されたデータを検知して
増幅するので、検知増幅されたデータは、ローカル入出
力線34〜34及びグローバル入出力線26又は
26を介して入出力アンプ28又は28へ伝達さ
れる。入出力アンプ28又は28を構成するデータ
アンプ等は、上記したように、データの到着のタイミン
グに合わせて、即ち、図28(7)及び(9)に示すよ
うに、カラム選択スイッチCSL20の立ち上がりから
時間T経過後に、バンク選択回路171から供給さ
れたカラムマルチ選択遅延信号YMD(図28(8)
参照)により活性化されるので、供給されたデータを増
幅した後、データ入出力バス115又は115を介
してデータ入出力回路114へ伝達する。したがっ
て、データ入出力回路114は、供給されたデータを
データ入出力端子DQより順次出力する。なお、ワー
ドドライバ32及びロウデコーダ群48の動作につ
いては、この実施例とは直接関係ないので、その説明を
省略する。以上説明した動作により、バンク25の選
択されたメモリセルからデータが読み出されるのであ
る。なお、この第8の実施例における半導体記憶装置の
その他の動作については、第2の実施例における半導体
記憶装置の動作(図13及び図14参照)と略同様であ
るので、その説明を省略する。また、この第8の実施例
は、第4の実施例にもそのまま適用することができる。
【0088】このように、この例の構成によれば、バン
ク選択回路171に遅延素子174及び175
設けたので、データ書き込み時におけるスキューずれ
と、データ読み出し時におけるスキューずれとをそれぞ
れ別個に低減可能になり、スキュー調整に関する設計が
容易になると共に、データの書き込みや読み出しを高速
で行うことが可能となる。
【0089】I.第9の実施例 次に、第9の実施例について説明する。図29はこの発
明の第9の実施例である半導体記憶装置を構成するバン
ク選択回路181の構成を示す回路図である。この図
において、図16の各部に対応する部分には同一の符号
を付け、その説明を省略する。バンク選択回路181
が図16に示すバンク選択回路126と異なる点は、
遅延素子46に代えて、イネーブル信号PNと、周
辺回路ブロック125を構成するコントローラ113か
ら供給されるライト信号Wとの論理積をとるアンドゲー
ト182と、イネーブル信号PNと、周辺回路ブロ
ック125を構成するコントローラ113から供給され
るリード信号Rとの論理積をとるアンドゲート183
と、アンドゲート182の出力信号を所定時間遅延す
る遅延素子184と、アンドゲート183の出力信
号を所定時間遅延する遅延素子185と、遅延素子1
84の出力信号と遅延素子185との論理和をとる
オアゲート186とが新たに設けられ、オアゲート1
86の出力信号がバッファ47の入力端に供給され
ている点である。遅延素子184の遅延量と遅延素子
185の遅延量とは、データ書き込み時とデータ読み
出し時におけるスキューずれの違いに応じてスキューず
れを低減するために互いに異なった値に設定されてい
る。なお、この第9の実施例における半導体記憶装置の
その他の構成及び動作については、第3の実施例におけ
る半導体記憶装置の構成及び動作(図2、図15、図1
7及び図18参照)と略同様であるので、その説明を省
略する。
【0090】このように、この例の構成によれば、バン
ク選択回路181に遅延素子184及び185
設けたので、データ書き込み時におけるスキューずれ
と、データ読み出し時におけるスキューずれとをそれぞ
れ別個に低減可能になり、スキュー調整に関する設計が
容易になると共に、データの書き込みや読み出しを高速
で行うことが可能となる。
【0091】J.第10の実施例 次に、第10の実施例について説明する。図30はこの
発明の第10の実施例である半導体記憶装置を構成する
バンク選択回路191の構成を示す回路図である。こ
の図において、図22の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。バンク選択回路19
が図22に示すバンク選択回路143と異なる点
は、遅延素子46に代えて、オアゲート144の出
力信号と、周辺回路ブロック141を構成するコントロ
ーラ145から供給されるライト信号Wとの論理積をと
るアンドゲート192と、オアゲート144の出力
信号と、周辺回路ブロック141を構成するコントロー
ラ145から供給されるリード信号Rとの論理積をとる
アンドゲート193と、アンドゲート192の出力
信号を所定時間遅延する遅延素子194と、アンドゲ
ート193の出力信号を所定時間遅延する遅延素子1
95と、遅延素子194の出力信号と遅延素子19
との論理和をとるオアゲート196とが新たに設
けられ、オアゲート196の出力信号がバッファ47
の入力端に供給されている点である。遅延素子194
の遅延量と遅延素子195の遅延量とは、データ書
き込み時とデータ読み出し時におけるスキューずれの違
いに応じてスキューずれを低減するために互いに異なっ
た値に設定されている。なお、この第10の実施例にお
ける半導体記憶装置のその他の構成及び動作について
は、第5の実施例における半導体記憶装置の構成及び動
作(図2、図21及び図23参照)と略同様であるの
で、その説明を省略する。
【0092】このように、この例の構成によれば、バン
ク選択回路191に遅延素子194及び195
設けたので、データ書き込み時におけるスキューずれ
と、データ読み出し時におけるスキューずれとをそれぞ
れ別個に低減可能になり、スキュー調整に関する設計が
容易になると共に、データの書き込みや読み出しを高速
で行うことが可能となる。
【0093】K.第11の実施例 次に、第11の実施例について説明する。図31はこの
発明の第11の実施例である半導体記憶装置を構成する
バンク選択回路201の構成を示す回路図である。こ
の図において、図25の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。バンク選択回路20
が図25に示すバンク選択回路156と異なる点
は、遅延素子46に代えて、オアゲート45の出力
信号と、周辺回路ブロック155を構成するコントロー
ラ157から供給されるライト信号Wとの論理積をとる
アンドゲート202と、オアゲート45の出力信号
と、周辺回路ブロック155を構成するコントローラ1
57から供給されるリード信号Rとの論理積をとるアン
ドゲート203と、アンドゲート202の出力信号
を所定時間遅延する遅延素子204と、アンドゲート
203の出力信号を所定時間遅延する遅延素子205
と、遅延素子204の出力信号と遅延素子205
との論理和をとるオアゲート206とが新たに設けら
れ、オアゲート206の出力信号がバッファ47
入力端に供給されている点である。遅延素子204
遅延量と遅延素子205の遅延量とは、データ書き込
み時とデータ読み出し時におけるスキューずれの違いに
応じてスキューずれを低減するために互いに異なった値
に設定されている。なお、この第11の実施例における
半導体記憶装置のその他の構成及び動作については、第
6の実施例における半導体記憶装置の構成及び動作(図
2及び図24参照)と略同様であるので、その説明を省
略する。
【0094】このように、この例の構成によれば、バン
ク選択回路201に遅延素子204及び205
設けたので、データ書き込み時におけるスキューずれ
と、データ読み出し時におけるスキューずれとをそれぞ
れ別個に低減可能になり、スキュー調整に関する設計が
容易になると共に、データの書き込みや読み出しを高速
で行うことが可能となる。
【0095】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の各実施例においては、この発明を同期型でない半導体
記憶装置に適用した例を示したが、これに限定されず、
この発明を同期型の半導体記憶装置に適用してももちろ
ん良い。また、上述の各実施例においては、チップレイ
アウトが図2に示すものであると説明したが、これに限
定されない。チップレイアウトは、例えば、図32に示
すように、4個の機能ブロック21〜21と2個の
周辺回路ブロック22及び22とから構成されると
しても良い。さらに、上述の各実施例においては、図2
(1)に示すように、1個の機能ブロック21におい
て、バンクブロック23とバンクブロック23
は、ワードドライバ32及び32とワードドライバ
32及び32以外は、周辺回路ブロック24の部
分において紙面に直交する面を対称面とする面対称の関
係にあると説明したが、これに限定されない。例えば、
1個の機能ブロック21 において、周辺回路ブロック
24の両側にバンクブロック23又はバンクブロッ
ク23と同一形状のバンクブロックを2個配置しても
良い。図2(2)及び図32に示すチップレイアウトに
おいても、同様に、すべてのバンクブロックの形状を同
一としても良いし、異ならせても良い。さらに、バンク
ブロック23や周辺回路ブロック24の配置方向も図2
(2)に示すような上下方向でなく、図2(2)を90
度回転させた左右方向でも良い。
【0096】また、上述の各実施例においては、バンク
25〜25をそれぞれ左右に2分割し、それに対応
してグローバル入出力線26〜26を配設すると共
に、入出力アンプ28〜28を設け、各グローバル入
出力線26〜26毎にプリチャージ・グローバル入
出力回路36〜36を設けた例を示したが、これに
限定されず、バンク25〜25の分割数、それに伴
うグローバル入出力線26〜26の本数、入出力ア
ンプ28〜28の個数及びこれらを構成するライトア
ンプやデータアンプの個数、プリチャージ・グローバル
入出力回路36 〜36の個数も任意で良い。同様
に、カラムデコーダ群35〜35の分割数及びそれ
ぞれを構成するカラムデコーダの数も任意で良い。さら
に、1個のバンク25を構成するメモリセル・アレイの
個数も任意でよい。また、各バンク25〜25につ
いても、図1や図2においては詳細に記載していない
が、例えば、上記した特願平9−305505号に開示
されたように、サブアレイやサブワードドライバ等によ
り構成しても良い。さらに、上述の第1〜第3の実施例
では配線の収束度の3段階にわたる例を示し、第4の実
施例では第2の実施例について活性化されるバンクのメ
モリセルの数を削減する例を示し、第5及び第6の実施
例ではそれぞれ第3及び第1の実施例についてテスト信
号によるテストの例を示し、第7〜第11の実施例では
それぞれ第1の実施例、第2及び第4の実施例、第3の
実施例、第5及び第6の実施例についてスキューずれを
低減する例を示したが、これに限定されない。即ち、第
4の実施例によるアドレス信号を用いた活性化されるバ
ンクのメモリセルの数を削減する構成を第1及び第3の
実施例に適用しても良いし、第5及び第6の実施例によ
るテスト信号によるテストの構成を第2及び第4の実施
例に適用しても良い。また、上述の各実施例における動
作説明においては、動作のバリエーションとして、バン
ク25へのデータの書き込みとバンク25からのデ
ータの読み出しと、バンク25へのデータの書き込み
とバンク25からのデータの読み出しと、バンク25
及びバンク25からの連続したデータの読み出しに
ついてのみ説明したが、これに限定されない。即ち、こ
の発明は、バンク25からのデータの読み出しとバン
ク25へのデータの書き込みや、バンク25及びバ
ンク25への連続したデータの書き込み、あるいはバ
ンク25へのアクセスとバンク25へのアクセスの
順序を逆にした動作、前者へのアクセス中における割り
込み発生による後者への強制的なアクセスなどにも適用
できる。なお、割り込み発生の場合には、アクセスが中
断されたバンクからの残りのデータの読み出しや書き込
みは不能となる。さらに、上述の第7〜第11の実施例
においては、リード信号Rとライト信号Wとはそれぞれ
独立した信号である例を示したが、これに限定されず、
一方の信号が他方の信号を反転したものでも良いし、コ
ントローラから出力されるライトバースト信号WBTと
その反転信号を流用しても良い。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、配線数を削減することができる。これにより、
半導体記憶装置のチップ面積をさらに縮小化することが
できる。また、この発明の別の構成によれば、不良解析
等のテストを正常に短時間で行うことができる。さら
に、この発明の別の構成によれば、活性化されるバンク
のメモリセルの数を削減することができる。また、この
発明の別の構成によれば、データ書き込み時におけるス
キューずれと、データ読み出し時におけるスキューずれ
とをそれぞれ別個に低減可能になり、スキュー調整に関
する設計が容易になると共に、データ入出力バス上での
データの衝突を防止できる。また、特に、2つのバンク
に対する制御の切り替え期間におけるデータの書き込み
や読み出しを高速で行うことが可能となる。さらに、デ
ータを破壊することなく、ローカル入出力線とグローバ
ル入出力線との接続を切り替えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である半導体記憶装置
の要部の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同装置のチップレイアウトの一例を示す図であ
る。
【図3】同装置を構成するプリチャージ・グローバル入
出力回路の構成の一例を示す回路図である。
【図4】同装置を構成するバンク選択回路の構成の一例
を示す回路図である。
【図5】同装置を構成する第1カラム制御部の構成の一
例を示す回路図である。
【図6】同装置を構成する第2カラム制御部の構成の一
例を示す回路図である。
【図7】同装置の動作の一例を説明するためのタイミン
グ・チャートである。
【図8】同装置を構成する第1カラム制御部の動作の一
例を説明するためのタイミング・チャートである。
【図9】同装置の動作の一例を説明するためのタイミン
グ・チャートである。
【図10】同装置を構成する第2カラム制御部の動作の
一例を説明するためのタイミング・チャートである。
【図11】この発明の第2の実施例である半導体記憶装
置の要部の電気的構成を示すブロック図である。
【図12】同装置を構成するバンク選択回路の構成の一
例を示す回路図である。
【図13】同装置の動作の一例を説明するためのタイミ
ング・チャートである。
【図14】同装置の動作の一例を説明するためのタイミ
ング・チャートである。
【図15】この発明の第3の実施例である半導体記憶装
置の要部の電気的構成の一例を示すブロック図である。
【図16】同装置を構成するバンク選択回路の構成の一
例を示す回路図である。
【図17】同装置の動作の一例を説明するためのタイミ
ング・チャートである。
【図18】同装置の動作の一例を説明するためのタイミ
ング・チャートである。
【図19】この発明の第4の実施例である半導体記憶装
置の要部の電気的構成の一例を示すブロック図である。
【図20】同装置を構成するバンク選択回路の構成の一
例を示す回路図である。
【図21】この発明の第5の実施例である半導体記憶装
置の要部の電気的構成の一例を示すブロック図である。
【図22】同装置を構成するバンク選択回路の構成の一
例を示す回路図である。
【図23】同装置を構成するテスト回路の構成の一例を
示す回路図である。
【図24】この発明の第6の実施例である半導体記憶装
置の要部の電気的構成の一例を示すブロック図である。
【図25】同装置を構成するバンク選択回路の構成の一
例を示す回路図である。
【図26】この発明の第7の実施例である半導体記憶装
置を構成するバンク選択回路の構成の一例を示す回路図
である。
【図27】この発明の第8の実施例である半導体記憶装
置を構成するバンク選択回路の構成の一例を示す回路図
である。
【図28】同装置の動作の一例を説明するためのタイミ
ング・チャートである。
【図29】この発明の第9の実施例である半導体記憶装
置を構成するバンク選択回路の構成の一例を示す回路図
である。
【図30】この発明の第10の実施例である半導体記憶
装置を構成するバンク選択回路の構成の一例を示す回路
図である。
【図31】この発明の第11の実施例である半導体記憶
装置を構成するバンク選択回路の構成の一例を示す回路
図である。
【図32】この発明による半導体記憶装置のチップレイ
アウトの他の例を概略示す図である。
【図33】従来の半導体記憶装置の電気的構成例を示す
図であり、(a)は要部の電気的構成例を示すブロック
図、(b)は(a)に示すブロック図の内部に設けられ
た回路の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
23〜23,121,124,131,14
,154 バンクブロック 25〜25 バンク 26〜26 グローバル入出力線 28〜28 入出力アンプ 31〜31 メモリセル・アレイ 34〜3416 グローバル入出力線 35〜35 カラムデコーダ群 36〜36 プリチャージ・グローバル入出力回
路(初期化回路) 29,122,126,132,143,1
56,162,171,181,191,2
01 バンク選択回路 50,50 第2カラム制御部(接続選択回路) 142 テスト回路 165,166,174,175,184
185,194,195,204,205
遅延素子
フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ16 JJ24 JJ36 KB07 KB45 KB52 MM07 PP01 PP02 RR01 5B024 AA03 AA07 AA15 BA18 BA29 CA07 CA16 CA21 EA02 5L106 AA01 AA02 DD01 FF01 GG05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に配置された複数のメモ
    リセルからなるメモリセル・アレイを有し、互いに隣接
    して配設された複数個のバンクと、前記複数個のバンク
    の配設方向と平行にそれらに共通して設けられ、前記複
    数個のバンクを構成するメモリセル・アレイのいずれか
    のメモリセルから読み出されたデータやいずれかのメモ
    リセルに書き込むべきデータが伝達される複数本のグロ
    ーバル入出力線と、各グローバル入出力線に接続され、
    対応するグローバル入出力線により伝達されてきたデー
    タやこれから伝達されるデータを増幅する複数個の入出
    力アンプと、前記複数個のバンクに共通して設けられ、
    いずれかのバンクを構成するメモリセル・アレイの対応
    するビット線を選択状態とするための複数個のカラム選
    択スイッチをそれぞれ出力する複数個のカラムデコーダ
    とを備えた複数個のバンクブロックと、 前記複数個のバンクブロック毎に、対応するバンクブロ
    ックを構成する複数個のバンクに共通して設けられ、前
    記複数個のバンクブロックを構成するすべてのバンクの
    中のいずれか1個を選択するための複数ビットのバンク
    アドレス信号に基づいて、対応するカラムデコーダを活
    性化するためのカラムデコーダ活性化信号と、対応する
    入出力アンプを活性化するための入出力アンプ活性化信
    号とを生成する複数個のバンク選択回路とを備えてなる
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個のバンク選択回路は、前記複
    数ビットのバンクアドレス信号から生成される対応する
    バンクブロックを構成するバンクの中のいずれか1個を
    選択するためのバンク選択信号の論理和をとって前記入
    出力アンプ活性化信号を生成することを特徴とする請求
    項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個のバンク選択回路は、前記複
    数ビットのバンクアドレス信号から生成される対応する
    バンクブロックを構成するバンクの中のいずれか1個を
    選択するためのバンク選択信号の論理和をとって前記カ
    ラムデコーダ活性化信号を生成することを特徴とする請
    求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数個のバンク選択回路は、前記複
    数ビットのバンクアドレス信号の一部のビットから生成
    される対応するバンクブロックを選択するためのバンク
    ブロック選択信号に基づいて前記カラムデコーダ活性化
    信号及び前記入出力アンプ活性化信号を生成することを
    特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記複数個のバンク選択回路は、複数ビ
    ットのカラムアドレス信号の当該バンクブロックを構成
    するバンクに対応する複数ビットと、前記カラムデコー
    ダ活性化信号及び前記入出力アンプ活性化信号との論理
    積をそれぞれとった信号を前記カラムデコーダ活性化信
    号及び前記入出力アンプ活性化信号に代えて出力するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記複数個のバンク選択回路は、不良解
    析や評価のテストを行うためのテスト信号と前記バンク
    選択信号又は前記バンクブロック選択信号との論理和を
    とって、前記入出力アンプ活性化信号又は前記カラムデ
    コーダ活性化信号の少なくとも一方を生成し、 前記テスト信号と複数ビットのカラムアドレス信号の当
    該バンクブロックを構成するバンクに対応する複数ビッ
    トとの論理積をそれぞれとった信号と、前記テスト信号
    を反転した信号と前記カラムデコーダ活性化信号との論
    理積をとった信号との論理和をとって、バンク毎のカラ
    ムデコーダ活性化信号を生成するテスト回路を備えてな
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載
    の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記複数個のバンク選択回路は、不良解
    析や評価のテストを行うためのテスト信号と複数ビット
    のカラムアドレス信号の当該バンクブロックを構成する
    バンクに対応する複数ビットとの論理積をそれぞれとっ
    た信号と、前記バンク選択信号又は前記バンクブロック
    選択信号との論理和をとって、前記入出力アンプ活性化
    信号又は前記カラムデコーダ活性化信号の少なくとも一
    方を生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記複数個のバンク選択回路は、前記複
    数ビットのバンクアドレス信号が入力されてから所定時
    間遅延して前記入出力アンプ活性化信号を出力すること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の半導
    体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記複数個のバンク選択回路は、データ
    の書き込み時と読み出し時とにおいて前記所定時間を異
    ならせて前記入出力アンプ活性化信号を出力することを
    特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記複数個のバンクブロックは、前記
    メモリセル・アレイ毎に、前記複数本のグローバル入出
    力線に直交して設けられ、対応するグローバル入出力線
    と接続されることにより、対応するメモリセル・アレイ
    のいずれかのメモリセルから読み出されたデータやいず
    れかのメモリセルに書き込むべきデータが伝達される複
    数本のローカル入出力線を有し、 前記カラムデコーダ活性化信号に基づいて、前記複数本
    のローカル入出力線と対応するグローバル入出力線との
    接続を所定のタイミングで選択する接続選択回路を備え
    てなることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に
    記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記複数本のグローバル入出力線に対
    応して設けられ、同一のバンクブロックを構成する複数
    個のバンクからデータが連続して読み出される場合であ
    って、あるバンクからのデータの読み出しから他のバン
    クからのデータの読み出しに切り換わる時に、前記カラ
    ムデコーダ活性化信号に基づいて、対応するグローバル
    入出力線を短絡して初期化する初期化回路を備えてなる
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載
    の半導体記憶装置。
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