JPH11339465A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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- JPH11339465A JPH11339465A JP10148674A JP14867498A JPH11339465A JP H11339465 A JPH11339465 A JP H11339465A JP 10148674 A JP10148674 A JP 10148674A JP 14867498 A JP14867498 A JP 14867498A JP H11339465 A JPH11339465 A JP H11339465A
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Abstract
レスへの同時データ書き込みを可能とする半導体記憶装
置を提供する。 【解決手段】 複数のセルアレイブロック11に分割さ
れ、その間にセンスアンプ列12が配置されたメモリセ
ルアレイ上に、データ線対DQ,bDQが配設される。
一つのデータ線対DQ,bDQは、センスアンプ列12
に沿って複数本ずつ配設されたカラム選択線CSLによ
り、各セルアレイブロック11内の複数のビット線対に
接続される。セルアレイブロック11を選択するブロッ
ク選択デコード部と、カラム選択線CSLを選択するカ
ラム選択線選択デコード部41、及びブロックライトイ
ネーブル信号bBWEにより制御されて、デコード部4
1が一本のカラム選択線のみを活性にする第1の動作モ
ードと、複数本のカラム選択線を同時に活性にする第2
の動作モードを切り替える切り替えゲート部43を有す
る。
Description
の同時データ書き込みを可能とする半導体記憶装置に関
する。
高速の画像表示制御のために、書き込み時のデータ転送
レートを上げるべく、1データサイクル中に複数のアド
レスに同時にデータ書き込みを行う機能(ブロックライ
ト機能)を持つ。この様な機能は、シンクロナスグラフ
ィックRAM(SGRAM)やVRAM等で実現されて
いる。
うに、複数のメモリセルアレイから外部入出力端子(I
/O端子)数の数倍のビット幅の内部データバスを配設
し、この内部データバスをアドレスの下位ビットを用い
てデコードしてI/O端子に接続する方式が用いられて
いる。図8の例では、カラムアドレスの下位2ビットデ
ータを用いて、4系統の内部データ線を選択してI/O
端子に接続する。ブロックライトは、マルチプレクサに
よりI/O端子からの同一データを同時に4系統の内部
データ線に転送して、4つの内部アドレスに同時に書き
込みを行う。
において、データ転送レートを向上させるためにビット
幅を大きくし、I/Oバスを多くしたものでは、内部デ
ータバスをI/Oバスの数倍に大きくすると、面積のオ
ーバーヘッドが著しくなる。即ち、複数の内部データバ
スを1本のI/Oバスに接続するためには、1本の内部
データバスの幅をI/Oバスのそれに比べて数分の1に
小さくしなければならない。しかし配線幅の縮小に限界
があれば、内部データバス全体の幅は極めて大きなもの
となり、チップ面積が増大してしまう。
ためには、内部データバス構造を下位の内部データバス
と上位の内部データバス(グローバルデータバス)から
なる階層構造とすることが有効である。下位の内部デー
タバスは複数本ずつ選択的にグローバルデータバスに接
続されるようにする。そして、グローバルデータバスの
本数をI/Oバスの本数と等しくする。
データバスとIOバスの本数が等しいため、1データサ
イクル中に複数のアドレスに同時にデータ書き込みを行
うブロックライトを実現できない。
もので、チップ面積の増大を伴うことなく、複数アドレ
スへの同時データ書き込みを可能とする半導体記憶装置
を提供することを目的としている。
憶装置は、ビット線対とワード線の交差部にメモリセル
が配置され、複数個のセルアレイブロックに分割された
メモリセルアレイと、このメモリセルアレイの複数個の
セルアレイブロックにまたがって連続的に、複数のビッ
ト線対毎に一本の割合で配設されたデータ線対と、この
データ線対がデータバッファを介して接続される外部入
出力端子と、前記メモリセルアレイから読み出された又
は前記メモリセルアレイに書き込むデータをセンス増幅
するためのセンスアンプ列と、このセンスアンプ列を介
して選択されたビット線対をデータ線対に接続するため
のカラム選択スイッチ回路と、このカラム選択スイッチ
回路を制御してセルアレイブロック内の一つのビット線
対をセルアレイブロックの片側のセンスアンプ列を介し
て一つのデータ線対に接続する第1の動作モードと、セ
ルアレイブロック内の複数のビット線対をセルアレイブ
ロックの両側のセンスアンプ列を介して同時に一つのデ
ータ線に接続する第2の動作モードとを設定可能とした
デコーダ回路と、を備えたことを特徴とする。
タを複数アドレスに同時書き込みするデータ書き込みモ
ードである。また第2の動作モードでは、好ましくは、
複数アドレスのメモリセルの半分ずつに互いに逆極性電
位で書き込むものとする。
の数と外部入出力端子の本数は等しいものとする。この
発明において例えば、一つのデータ線対に対してカラム
スイッチ回路を介して接続されるべきビット線対は2N
個であり、セルアレイブロックの両側に配置されるセン
スアンプ列に沿って、カラム選択スイッチ回路を制御す
るN本ずつ複数組のカラム選択線が配置される。
をデコードしてセルアレイブロックを選択するブロック
選択デコード部と、カラムアドレスをデコードして前記
各センスアンプ列に沿って配置された各組のN本のカラ
ム選択線の中から一本を選択するカラム選択線選択デコ
ード部と、カラムアドレスとブロックライトイネーブル
信号の論理により前記カラム選択線選択デコード部を制
御して、カラム選択線の一つの組を活性にすることによ
り1つのビット線対を一つのデータ線対に接続する第1
の動作モードと、カラム選択線の複数の組を同時に活性
にすることにより複数個のビット線対を同時に一つのデ
ータ線に接続する第2の動作モードとの切り替えを行う
モード切り替えゲート部とを備えて構成される。
レイブロックは、隣接するビット線対が、半ピッチずつ
ずれて配置されてセルアレイブロックの両側のセンスア
ンプ列に交互に接続された折返しビット線構造を有し、
且つ第2の動作モードにおいて一つのデータ線から隣接
するビット線対に転送されたデータが、一つのワード線
と隣接するビット線対により選択される二つのメモリセ
ルに逆極性電位で書かれるように、メモリセルのが配置
及びビット線対とデータ線対の接続関係が設定される。
分割されたメモリセルアレイ上に、複数のビット線対毎
に一本の割合でデータ線対を配設して、一つのデータ線
対を一つのビット線対に接続する第1の動作モードと、
一つのデータ線対を同時に複数対のビット線対に接続す
る第2の動作モードを実現している。第2の動作モード
によれば、1データサイクルで複数対のビット線にデー
タを同時転送して複数アドレスに同一データを書き込む
というブロックライト機能が得られる。従ってこの発明
によると、データ線対を外部入出力端子と同数として、
チップ面積の増大を招くことなく、ブロックライト機能
が実現できる。
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例によ
るDRAMのブロック構成である。図では、一例として
シンクロナスDRAMを示しているが、この発明はこれ
に限られるわけではない。メモリセルアレイ1は、ビッ
ト線対とワード線の各交差部にダイナミック型メモリセ
ルを配列形成して構成される。アドレスバッファ2は、
外部から供給されるアドレスADDを取り込む。取り込
まれたアドレスをデコードしてメモリセルアレイ1のカ
ラム及びロウ選択を行うために、カラムデコーダ3及び
ロウデコーダ4が設けられている。メモリセルアレイ1
のデータ読み出し/書き込みを行うためにセンスアンプ
回路(I/Oゲートを含む)5が設けられ、センスアン
プ回路5と外部入力端子I/Oとの間のデータ転送を行
うためにデータバッフア6が設けられている。
込みを行うために、外部クロックCLKを取り込むクロ
ックバッフア7が設けられている。外部からの各種コマ
ンドを取り込んでデコードするためにコマンドデコーダ
8が設けられている。これらのクロックバッファ7及び
コマンドデコーダ8は、クロックイネーブル信号CKE
により活性化される。デコードされたコマンドとクロッ
クバッファ7から得られるクロックによりデータ読み出
し/書き込みのための各種制御信号を生成するために、
制御信号発生回路9が設けられている。制御信号発生回
路9は、メモリセルアレイ1を含むコア回路部に対し
て、プリチャージ制御、センスアンプ活性化制御等の各
種制御信号を生成するものである。モードレジスタ10
は、バースト長等のモードを予め設定するためのもの
で、このモード設定レジスタ10の出力により制御信号
発生回路9が制御される。
プ回路5及びデータバッファ6の部分のより具体的な構
成を示している。メモリセルアレイ1は図示のように、
複数個(図の場合4個)のセルアレイブロック11(1
1a,11b,11c,11d)に分けられ、各セルア
レイブロック11の間に、図1のセンスアンプ回路5を
構成するセンスアンプ列12(1212,1223,123
4)が配置されている。各センスアンプ列12は、隣接
するセルアレイブロック11で共有されており、いわゆ
る共有センスアンプ方式が用いられている。
1には、複数のセルアレイブロック11上にまたがって
連続的に複数のデータ線対DQ,bDQ(DQ1,bD
Q1,DQ2,bDQ2,…,DQN,bDQN)が配
設されている。これらのデータ線対DQ,bDQは、後
述するように各セルアレイブロック11内のビット線対
と選択的に接続される。データ線対DQ,bDQはデー
タバッフア6を介して、外部入力端子I/O(I/O1
,I/O2 ,…,I/On )と接続される。
めに、データ線対DQ,bDQの数と外部入出力端子I
/Oの数は、等しくn(例えば、n=128)である。
従って、データ線対DQ,bDQと入出力端子I/Oの
間で、ブロックライト機能を実現するためにデータ線対
DQ,bDQを多重化することはできない。しかしこの
実施例の場合、一つのデータ線対DQ,bDQのデータ
を、同時に一つのセルアレイブロック11内の異なるア
ドレスに書き込むという、ブロックライト機能を選択可
能としている。その詳細は以下に説明する。
線(BL0,bBL0),(BL1,bBL1),(B
L2,bBL2),(BL3,bBL3)につき1対の
データ線DQ,bDQを配置して、4:1のマルチプレ
クスを実現する場合の具体的な構成を示している。セル
アレイブロック112 とその両側に配置されたセンスア
ンプ列1212,1223との間には、センスアンプ列12
12,1223を選択的にセルアレイブロック112 に接続
するために転送ゲート2112,2123が設けられてい
る。またセンスアンプ列1212,1223のノードはそれ
ぞれカラム選択線CSL0〜3により制御されるカラム
選択スイッチ回路2212,2223を介してデータ線D
Q,bDQに接続される。
BLが、セルアレイブロック11の両側に配置されたセ
ンスアンプ列12により1対のデータ線DQ,bDQに
接続可能とされている。このため、各センスアンプ列1
2に沿って2本ずつのカラム選択線CSL0,CSL2
の組と、CSL1,CSL3の組が配置されている。し
かしより一般的には、N対のビット線に対して1対のデ
ータ線が配置され、セルアレイブロックの両側にはN本
ずつの2組のカラム選択線が配置されるようにすること
ができる。
説明する。セルアレイブロック11には、ワード線WL
(WL1,WL2,…)により選択されて、対をなすビ
ット線BL,bBLとの間でデータの授受が行われる1
トランジスタ/1キャパシタ構成のメモリセルMC(M
C1,MC2,…)が配列形成されている。隣接するビ
ット線対は、半ピッチずつずれた状態で配置されて交互
に両側のセンスアンプ列12に接続される折返しビット
線構造としている。具体的に図3に示す4対のビット線
のうち、第1のビット線対BL0,bBL0は、NMO
SトランジスタQ11,Q12を介してセンスアンプS
/A0のセンスノードNA,NBに接続されている。第
1のビット線対BL0 ,bBL0 と半ピッチずれて配置
された第2のビット線対bBL1,BL1は、NMOS
トランジスタQ21,Q22を介してセンスアンプS/
A1のセンスノードNA,NBに接続されている。
2は、NMOSトランジスタQ13,Q14を介してセ
ンスアンプS/A2のセンスノードNA,NBに接続さ
れている。第3のビット線対BL0 ,bBL0 と半ピッ
チずれて配置された第4のビット線対bBL3,BL3
は、NMOSトランジスタQ23,Q24を介してセン
スアンプS/A3のセンスノードNA,NBに接続され
ている。
タQ11〜Q14、Q21〜Q24はそれぞれ、スイッ
チ制御線SW12,SW23により制御される。センスアン
プSA0のセンスノードNA,NBは、カラム選択線C
SL0により制御されるNMOSトランジスタQ31,
Q32を介してデータ線対DQ,bDQに接続されてい
る。センスアンプSA1のセンスノードNA,NBは、
カラム選択線CSL1により制御されるNMOSトラン
ジスタQ41,Q42を介してデータ線対DQ,bDQ
に接続されている。センスアンプSA2のセンスノード
NA,NBは、カラム選択線CSL2により制御される
NMOSトランジスタQ33,Q34を介してデータ線
対DQ,bDQに接続されている。センスアンプSA3
のセンスノードNA,NBは、カラム選択線CSL3に
より制御されるNMOSトランジスタQ43,Q44を
介してデータ線対DQ,bDQに接続されている。
により選択されて隣接する2対のビット線対に接続され
る二つのメモリセルMCには、データ線対DQ,bDQ
を伝搬する同じデータが転送された場合に互いに反転さ
れて書かれるように、メモリセルMCの配置と、ビット
線対とデータ線対の接続関係が設定されている。例え
ば、半ピッチずつずれて隣接するビット線対(BL0,
bBL0)とビット線対(BL1,bBL1)に着目し
て説明すると次の通りである。ビット線BL0は、MO
SトランジスタQ11,Q31を介してデータ線DQに
接続され、ビット線bBL0は、MOSトランジスタQ
12,Q32を介してデータ線bDQに接続されてい
る。一方、ビット線BL1はMOSトランジスタQ2
2,Q42を介してデータ線bDQに接続され、ビット
線bBL1はMOSトランジスタQ21,Q41を介し
てデータ線DQに接続されている。そして、ワード線W
L1とビット線BL0,BL1との交差部にそれぞれメ
モリセルMC1,MC2が配置され、ワード線WL2と
ビット線bBL1,bBL0との交差部にそれぞれメモ
リセルMC3,MC4が配置されている。
とき、これとビット線BL0,BL1との交差部にそれ
ぞれ配置されるメモリセルMC1,MC2には、データ
線DQ,bDQ上を転送されるデータが、一方にはHレ
ベルデータとして、他方にはLレベルデータとして、互
いに逆極性で書き込まれることになる。
するビット線対BL3,bBL3との間についても同様
である。このように、隣接するビット線対に同時に逆デ
ータが書かれるようにすることは、選択されたメモリセ
ルのセルキャパシタを介してビット線とセルプレートが
容量結合するときのセルプレート電位の変動を抑制する
上で有効である。即ち通常のブロックライト動作では、
同時に書き込まれるビット線数が多くなり、複数のビッ
ト線を介して対応するメモリセルに同時に同極性データ
が書き込まれると、プレート電位がセルキャパシタの容
量結合により大きく変動するという問題がある。この実
施例の場合、前述のように、データ線DQに接続される
ビット線BL0がHレベルになるとき、データ線bDQ
に接続されるビット線BL1はLレベルになる。これら
のビット線BL0,BL1とワード線WL1の交差部に
配置された二つのメモリセルMC1,MC2への同時デ
ータ書き込み動作は、メモりセルMC1,MC2ではそ
れぞれのセルキャパシタに対して、一方が充電で他方が
放電という動作になる。従って、二つのメモリセルMC
1,MC2への逆データの同時書き込みは、セルプレー
トの電位を上昇させる方向と電位を低下させる方向、即
ちセルプレートの電位変動を相殺する方向に作用するこ
とになる。
は、PMOSフリップフロップとNMOSフリップフロ
ップを組み合わせた周知のフリップフロップ型センスア
ンプである。またセンスアンプSAには通常ビット線イ
コライズ回路が付随するが、これは省略している。
を介して外部から一つのデータ線対DQ,bDQに転送
されたデータを、一つのセルアレイブロックの一つのビ
ット線対BL,bBLに転送してデータ書き込みを行う
通常の動作モード(第1の動作モード)と、一つのデー
タ線対DQ,bDQに転送されたデータを一つのセルア
レイブロックの二つのビット線対BL,bBLに同時に
転送して2アドレス分のデータ書き込みを行う動作モー
ド(第2の動作モード)の切り替えを可能としている。
モードの切替を可能とするための、カラムデコーダ3の
部分の具体的な構成例を示している。カラムデコーダ3
は、図5に示すブロック選択デコード部51と、図4に
示すカラム選択線選択デコード部41、及び動作モード
切り替えゲート部43を有する。
は、カラムアドレスCA0〜CA3の上位2ビットデー
タCA2,CA3をデコードして、4個のセルアレイブ
ロック11の選択を行う部分である。このブロック選択
デコード部51は、カラムアドレスのビットデータCA
2,CA3と、インバータG45,G46によるCA
2,CA3の反転データとの全ての組み合わせの一致検
出を行うNANDゲートG41〜G44を用いて構成さ
れている。このブロック選択デコード部51の4本の出
力線が、CA2,CA3によりいずれか一つが活性とな
るブロック選択信号線YA0〜YA3となる。
1は、より下位のビットデータCA1をデコードして、
各セルアレイブロック11の両側に配置された各組2本
ずつのカラム選択線のうち一本を選択するための回路部
である。このカラム選択線選択デコード部41は、各カ
ラム選択線にそれぞれ出力端子が接続された二入力AN
DゲートG11〜G16により構成されている。センス
アンプ列1212部に配設された2本のカラム選択線CS
L0,CSL2を駆動するANDゲートG12,G11
の組の各一つの入力端子は、ビットデータCA1がその
まま入る選択信号線CSEL0と、ビットデータCA1
をインバータ42により反転したデータが入る選択信号
線CSEL1に接続されている。センスアンプ列1223
部に配設された2本のカラム選択線CSL1,CSL3
を駆動するANDゲートG13,G14の組の各一つの
入力端子はそれぞれ選択信号線CSEL0とCSEL1
に接続されている。同様に、センスアンプ列1234部に
配設された2本のカラム選択線CSL2,CSL0を駆
動するANDゲートG15,G16の組の各一つの入力
端子はそれぞれ選択信号線CSEL0とCSEL1に接
続されている。そして、これらの各ANDゲートの組の
残りの入力端子はそれぞれの組毎に共通に、制御ノード
N1,N2,N3に接続されている。
第1の動作モードでは、ブロック選択信号線YA0〜Y
A3により制御されていずれか一つが活性になり、ブロ
ックライトを行う第2の動作モードでは同時に二つが活
性になるという制御が行われる。この様な制御を行うた
めに、ブロック選択信号線YA0〜YA3と制御ノード
N1〜N3の間に、カラムアドレスの最下位ビットCA
0とブロックライトイネーブル信号BWEが入力される
動作モード切り替えゲート部43が設けられている。二
本の制御線Y0t,Y0cが、セルアレイブロック11
の両側の2本ずつのカラム選択線のいずれを選択するか
を決定するモード切り替え制御線である。これらの制御
線とブロック選択信号線YA0〜YA3の一致検出を行
うために、ANDゲート対(G22,G23),(G2
5,G26),(G28,G29)が設けられている。
これらのANDゲート対の出力はそれぞれORゲートG
21,G24,G27を介して、制御ノードN1〜N3
に接続されている。
第1の動作モードで選択的に活性にし、第2の動作モー
ドで同時に活性にするために、インバータG31とNA
NDゲートG32,G33が設けられている。即ち、カ
ラムアドレスの最下位ビットCA0とその反転データが
それぞれNANDゲートG33,G32の一つの入力端
子に入り、NANDゲートG33,G32の他の入力端
子には、ブロックライトイネーブル信号bBWEが入
る。これにより、ブロックライトイネーブル信号bBW
EがHのとき、モード切り替え制御線Y0t,Y0c
は、カラムアドレスCA0のH,Lに応じて一方がH、
他方がLになる(第1の動作モード)。ブロックライト
イネーブル信号bBWEがLになると、モード切り替え
制御線Y0t,y0cは、カラムアドレスCA0の如何
に拘わらず、同時にHとなる(第2の動作モード)。
WEは、具体的には、DRAMに入力されるチップセレ
クト信号その他の信号の適当な組み合わせにより予め定
義されるものである。外部からブロックライトのコマン
ドを供給すると、図1のコマンドデコーダ8でデコード
されて、制御信号発生回路9からブロックライトイネー
ブル信号bBWEが出力されることになる。
ている。図示のようにこの実施例では、内部のデータ線
対DQ,bDQの数と、外部の入出力端子I/Oの数が
等しい。メモリセルから各データ線対DQ,bDQに転
送されたデータは、差動アンプ61により増幅されて出
力ラッチ62に取り込まれる。出力ラッチ62に保持さ
れたデータは、出力バッファ63を介して入出力端子I
/Oに取り出される。入出力端子I/Oに与えられた入
力データは、入力バッファ65を介して入力ラッチ65
に取り込まれる。入力ラッチ65に保持されたデータ
は、反転バッファ66及び非反転バッファ67を介して
データ線DQ,bDQに供給される。
体的に、図3及び図4において2番目のセルアレイブロ
ック112 が選択された場合に着目して説明する。この
とき、ブロックデコード部51により、ブロック選択信
号線YA1がHである。従ってモード切り替えゲート部
42内でANDゲートG23,G25が、一つの入力が
Hである選択状態になる。
イトイネーブル信号bBWEはHであり、カラムアドレ
スCA0のH,Lに応じて、モード切り替え制御線Y0
tがH,Y0cがLとなる。モード切り替え制御線Y0
tがHのとき、ANDゲートG23の出力がH、従って
制御ノードN1がHになる。逆に、モード切り替え制御
線Y0cがHのとき、ANDゲートG25の出力がH、
従って制御ノードN2がHになる。これは、セルアレイ
ブロック112 の左右の2本ずつのカラム選択線の組の
うち、左側の組又は右側の組いずれかが選択されたこと
を意味する。カラム選択線デコード部41では、カラム
アドレスCA1により、選択信号線CSEL0,CSE
L1のいずれか一方がHとなる。従って、制御ノードN
1,N2と、これらの選択信号線CSEL0,CSEL
1の論理により、カラム選択線CSL0〜CSL3の中
の一本がHになる。そして、選択されたカラム選択線に
より、データ線対DQ,bDQを伝搬するデータは、セ
ンスアンプ列1212又は1223の一方を介して、図3に
示す4対のビット線BL,bBLのいずれか一つに転送
される。ビット線に転送されたデータは、ロウデコーダ
により選択されたワード線WLにつながるメモリセルM
Cに書き込みがなされる。
トモードでは、ブロックライトイネーブル信号bBWE
はLとなり、カラムアドレスCA0が無視される。この
ときモード制御線Y0t,Y0cは共にHとなり、モー
ド切り替えゲート部42ではANDゲートG23,G2
5の出力が同時にH、従って二つの制御ノードN1,N
2が同時にHになる。そして、カラムアドレスCA1が
Hであれば、カラム選択線デコード部41ではANDゲ
ートG12,G13の出力が同時にH、従ってセルアレ
イブロック112 を挟んで両側のカラム選択線CSL
0,CSL1が同時にHになる。これにより、データ線
DQ,bDQを伝搬するデータは、セルアレイブロック
112 の両側のカラムスイッチ回路2212,2223を介
し、センスアンプ列1212,1223を介して、二つのビ
ット線対BL0,bBL0とBL1,bBL1に同時に
転送される。即ち、同一データが2アドレスに同時に書
き込まれることになる。図7は、上述したブロックライ
トの様子を示している。
アレイ上に、ビット線対との間で4:1のマルチプレク
スを可能とするデータ線対を複数のセルアレイブロック
にまたがって配設し、且つ一つのデータ線対上のデータ
を一つのビット線対に転送する第1の動作モードと、一
つのデータ線対上のデータを同時に二つのビット線対に
転送する第2の動作モードとを切り替え可能としてい
る。しかもこの実施例では、データ線対の数と外部入出
力端子数を等しくしている。従って、従来のように外部
入出力端子とデータ線の間で多重化する方式と異なり、
チップ面積の増大を招くことなく、ブロックライトの機
能を実現できる。
例に過ぎず、同様の手法で16:1等といった多重化も
可能である。また実施例では、2アドレス分の同時書き
込みを示したが、4アドレス或いは8アドレス分の同時
書き込みも同様の手法で実現できる。
明したが、通常のDRAMにもこの発明を同様に適用す
ることが可能である。更にまた実施例では、隣接するセ
ルアレイブロックでセンスアンプを共有する共有センス
アンプ方式のDRAMを説明したが、この発明は共有セ
ンスアンプ方式でないDRAMにも有効である。
モリセルアレイ上で複数のビット線対を一つのデータ線
対に接続する多重化を実現し、チップ面積の増大を招く
ことなく、1データサイクルで複数アドレスに同時にデ
ータ書き込みを行うことが可能とした半導体記憶装置が
得られる。
Mのブロック構成を示す。
ック構成を示す。
す。
す。
デコード部の構成を示す。
す。
グ図である。
を示す。
ラムデコーダ、4…ロウデコーダ、5…センスアンプ回
路、6…データバッファ、7…クロックバッファ、8…
コマンドデコーダ、9…制御信号発生回路、10…モー
ドレジスタ、11…セルアレイブロック、12…センス
アンプ列、DQ,bDQ…データ線対、BL,bBL…
ビット線対、WL…ワード線、MC…メモリセル、21
…転送ゲート、22…カラムスイッチ回路、CSL…カ
ラム選択線、41…カラム選択線選択デコード部、42
…モード切り替えゲート部、51…ブロック選択デコー
ド部。
Claims (7)
- 【請求項1】 ビット線対とワード線の交差部にメモリ
セルが配置され、複数個のセルアレイブロックに分割さ
れたメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイの複数個のセルアレイブロックに
またがって連続的に、複数のビット線対毎に一本の割合
で配設されたデータ線対と、 このデータ線対がデータバッファを介して接続される外
部入出力端子と、 前記メモリセルアレイから読み出された又は前記メモリ
セルアレイに書き込むデータをセンス増幅するためのセ
ンスアンプ列と、 このセンスアンプ列を介して選択されたビット線対をデ
ータ線対に接続するためのカラム選択スイッチ回路と、 このカラム選択スイッチ回路を制御してセルアレイブロ
ック内の一つのビット線対をセルアレイブロックの片側
のセンスアンプ列を介して一つのデータ線対に接続する
第1の動作モードと、セルアレイブロック内の複数のビ
ット線対をセルアレイブロックの両側のセンスアンプ列
を介して同時に一つのデータ線に接続する第2の動作モ
ードとを設定可能としたデコーダ回路と、を備えたこと
を特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第2の動作モードは、同一データを
複数アドレスに同時書き込みするデータ書き込みモード
であることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項3】 前記第2の動作モードは、同一データを
複数アドレスのメモリセルに同時書き込みするデータ書
き込みモードであり、このデータ書き込みモードでは複
数アドレスのメモリセルの半分ずつに互いに逆極性電位
で書き込むことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項4】 前記データ線対の数と前記外部入出力端
子の本数が等しいことを特徴とする請求項1記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項5】 一つのデータ線対に対して前記カラムス
イッチ回路を介して接続されるべきビット線対が2N個
であり、 前記セルアレイブロックの両側に配置されるセンスアン
プ列に沿って、前記カラム選択スイッチ回路を制御する
N本ずつ複数組のカラム選択線が配置されていることを
特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記デコーダ回路は、 カラムアドレスをデコードしてセルアレイブロックを選
択するブロック選択デコード部と、 カラムアドレスをデコードして前記各センスアンプ列に
沿って配置された各組のN本のカラム選択線の中から一
本を選択するカラム選択線選択デコード部と、 カラムアドレスとブロックライトイネーブル信号の論理
により前記カラム選択線選択デコード部を制御して、カ
ラム選択線の一つの組を活性にすることにより1つのビ
ット線対を一つのデータ線対に接続する第1の動作モー
ドと、カラム選択線の複数の組を同時に活性にすること
により複数個のビット線対を同時に一つのデータ線に接
続する第2の動作モードとの切り替えを行うモード切り
替えゲート部とを有することを特徴とする請求項5記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記セルアレイブロックは、隣接するビ
ット線対が、半ピッチずつずれて配置されてセルアレイ
ブロックの両側のセンスアンプ列に交互に接続された折
返しビット線構造を有し、且つ第2の動作モードにおい
て一つのデータ線から隣接するビット線対に転送された
データが、一つのワード線と隣接するビット線対により
選択される二つのメモリセルに逆極性電位で書かれるよ
うに、メモリセルの配置及びビット線対とデータ線対の
接続関係が設定されていることを特徴とする請求項1記
載の半導体記憶装置。
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