JP2003294283A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2003294283A JP2002096511A JP2002096511A JP2003294283A JP 2003294283 A JP2003294283 A JP 2003294283A JP 2002096511 A JP2002096511 A JP 2002096511A JP 2002096511 A JP2002096511 A JP 2002096511A JP 2003294283 A JP2003294283 A JP 2003294283A
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寿和 吉澤
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信幸 南里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動運転状態を決定した後は、使用者の意図
に反して調理用コンロからの信号を受信し、自動運転に
変更されることがない換気装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 送風機4を設けた排出装置5に調理用コ
ンロ2の運転または停止の信号を受信するように設けた
受信部6が受信した信号に基づいて排出装置5に設けた
送風機4の運転を制御するように設けるとともに、手動
による操作で送風機4の運転を変更できるスイッチ操作
部9を設け、手動操作で運転したときには、自動運転を
行わず手動運転を優先して行うことにより、使用者の意
図に反して運転されることのない換気装置を提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理用コンロ側か
ら発生する油煙を排出する送風機を設け、調理用コンロ
の使用に連動して運転される自動運転、および手動操作
による手動運転ができる換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、調理用コンロを使用する台所や厨
房などには、調理時に発生する油煙を排出するために調
理用コンロの運転と連動して制御される送風機を設けた
換気装置が普及しつつある。
【0003】従来、この種の換気装置の一例として図1
0に示されるものが知られていた。
【0004】以下、その構成について図10を参照しな
がら説明する。
【0005】図に示すように、調理器具101側に、調
理器具101の運転スイッチ102と連動して作動する
送信部103を設け、調理器具101の上方に設置され
るレンジフード104側に、送信部103からの信号を
受信する受信部105と、レンジフード104の運転・
停止を手動で行うフード側スイッチ106とを設け、受
信部105とフード側スイッチ106とは電気的に連結
して構成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
装置の構成では、調理器具101の運転時に、送信部1
03よりレンジフード104に設けた受信部105に信
号が送られ、レンジフード104の運転が制御されてい
たが、レンジフード104に設けたフード側スイッチ1
06による信号と調理器具101より発信された運転信
号との優先順位は時間的に後から入力された信号を優先
するというものであったので、使用者が意図的に換気装
置の運転状態をフード側スイッチ106を使用して変更
した場合においても、その後の調理器具101の操作に
よって変更されてしまうという課題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、ス
イッチ操作部の手動操作によって手動運転状態を決定し
た後は、使用者の意図に反して調理用コンロからの信号
を受信して自動運転に変更されることがない換気装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置におい
ては、調理用コンロ側から発生する油煙等を排出するよ
うに送風機を設けた排出装置と、この排出装置に調理用
コンロの運転または停止の信号を受信するように設けた
受信部と、この受信部が受信した信号に基づいて前記排
出装置に設けた前記送風機の運転を制御する制御部と、
この制御部を介し手動による操作で前記送風機の運転を
変更できるスイッチ操作部とを備え、前記スイッチ操作
部の手動操作で運転したときには、前記調理用コンロよ
り発信され前記受信部に受信した信号に基づいて運転さ
れる自動運転を行わず前記スイッチ操作部の手動操作に
よる運転により運転を行う構成としたものである。
【0009】この本発明によれば、スイッチ操作部の手
動操作によって手動運転状態を決定した後は、使用者の
意図に反して調理用コンロからの信号を受信して運転さ
れる自動運転に変更されることがない換気装置を提供す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、調理用コンロ側から発生する油煙等を排出するよう
に送風機を設けた排出装置と、この排出装置に調理用コ
ンロの運転または停止の信号を受信するように設けた受
信部と、この受信部が受信した信号に基づいて前記排出
装置に設けた前記送風機の運転を制御する制御部と、こ
の制御部を介し手動による操作で前記送風機の運転を変
更できるスイッチ操作部とを備え、前記スイッチ操作部
の手動操作で運転したときには、前記調理用コンロより
発信され受信部に受信した信号に基づいて運転される自
動運転を行わず前記スイッチ操作部の手動操作による運
転により運転を行う構成としたものであり、使用者の意
図に反して調理用コンロからの信号を受信して運転され
る自動運転に変更されることがなくなり、使用者の意図
通りに運転できる換気装置を得ることができるという作
用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図9を参照しながら説明する。
【0012】(実施の形態1)図1〜図3に示すよう
に、コンロスイッチ操作部1を設けた調理用コンロ2
に、コンロスイッチ操作部1の操作状態を信号として送
信する送信部3を設け、調理用コンロ2を使用して調理
したときに発生する油煙を屋外に排出できるように送風
機4を内部に設けたフード形状で調理用コンロ2上に配
設される排出装置5を設ける。
【0013】そして、排出装置5には調理用コンロ2に
設けた送信部3から赤外線により送られてきた信号を受
信する受信部6と、受信部6に受信した信号に基づいて
送風機3の風量等を制御する制御部7と、受信部6に信
号が受信されたことを報知する報知手段8を設け、排出
装置5に設けられるスイッチ操作部9は制御部7を介し
送風機4の運転を制御するように設けている。
【0014】また、調理により油煙が発生したときに、
その煙を排出するためにスイッチ操作部9を手動操作し
て送風機4を手動運転により強運転をしたときには、コ
ンロスイッチ操作部1の操作によって弱運転状態を示す
信号が送信部3から発信され、その信号を受信部6が受
信したときには、手動運転による強運転状態を優先し、
調理用コンロ2からの弱運転信号に応じて送風機3の運
転を弱運転に変更しないよう制御部7を形成する。
【0015】また、コンロスイッチ操作部1からの信号
が切または運転開始信号のときには、手動運転の設定を
解除し、その後は調理用コンロ2の運転状態に連動して
送風機3を運転する自動運転となるように設ける。
【0016】また、排出装置5に設けられる報知手段8
は、調理用コンロ2のコンロスイッチ操作部1を操作し
たとき、操作を受けつけたことを報知するために調理用
コンロ2側においてブザーが鳴動するので、受信部6に
信号を受信した直後に排出装置5側で報知手段8により
ブザーを鳴動すると、どちらのブザーが鳴動したのか判
断できない。そのため、受信部6で受信した信号が切ま
たは運転開始信号のときは、所定時間遅延させて報知す
るように換気装置を構成する。
【0017】上記構成において、換気装置の動作を図3
のフローチャートに基づいて説明する。
【0018】排出装置5の電源が「入」になると、ステ
ップ10でコンロスイッチ操作部1の操作による連動信
号の受信であると判断されたときは、ステップ11で停
止信号であるか否かを判断し、停止信号でないと判断さ
れたときには、ステップ12で運転開始信号であるか、
否かを判断し、運転開始信号である場合には、ステップ
13で風量設定され、ステップ14で手動設定解除を行
い、ステップ15で送風機3の運転が行われるととも
に、受信から所定時間経過後、ステップ16で報知手段
8によりブザーが鳴動される。なお、ここで所定時間
は、0.5秒間程度が望ましい。
【0019】また、ステップ12で運転開始信号でない
と判断されたとき(例えば、調理用コンロの火力が変更
される信号を受信したとき)には、ステップ17で運転
変更信号が発せられ、ステップ18でスイッチ操作部9
で前もって設定されていた手動設定の有無を判断し、手
動設定されている場合には、ステップ19で手動設定の
風量を保持する。そして、ステップ18で手動決定され
ていないと判断されたときには、ステップ20で調理用
コンロ2からの信号に応じて風量設定し、ステップ21
で送風機4の運転状態を変更する。
【0020】また、ステップ10で調理用コンロ2側か
らの運転信号が受信されていないときに、ステップ22
でスイッチ操作部9の手動スイッチがONされたときに
は、ステップ23で風量設定が行われ、ステップ24で
報知手段8によりブザーが鳴動され、ステップ25で手
動設定されステップ26で送風機4の運転状態が変更さ
れる。
【0021】また、手動設定された手動運転中にステッ
プ11に停止信号が入力されたときには、ステップ27
で手動設定を解除し、ステップ28で残置弱運転を設定
し、ステップ29で所定時間(例えば、停止信号を受信
後0.5秒間)経過後報知手段8によりブザーが鳴動
し、ステップ30で約3分遅延運転されていた送風機4
の運転が停止されることとなる。
【0022】このように本発明の実施の形態の換気装置
によれば、調理用コンロ2側から発生する油煙等を排出
するように送風機3を設けた排出装置5と、この排出装
置5に調理用コンロ2の運転または停止の信号を受信す
るように設けた受信部6と、この受信部6が受信した信
号に基づいて前記排出装置5に設けた送風機4の運転を
制御する制御部7と、この制御部7を介し手動による操
作で送風機4の運転を変更できるスイッチ操作部9とを
備え、スイッチ操作部9の手動操作で運転したときに
は、調理用コンロより発信され受信部6に受信した信号
に基づいて運転される自動運転を行わず手動運転により
運転を行う構成としたので、調理により発生した油煙を
急速に排出するために、使用者が意図的に送風機4を強
運転したときには、コンロスイッチ操作部1を操作する
ことにより送風機4の運転状態が弱運転に変更されるこ
とがなくなり、使用者の意図に反して送風機4の運転状
態が変更することのない換気装置が得られる。
【0023】また、調理用コンロ2のコンロスイッチ操
作部1からの停止信号または運転の開始信号を受信する
ことで手動運転を解除し、その後は、調理用コンロ2よ
り発信される信号により送風機4の運転を制御する自動
運転に変更される構成としたので、停止信号を受信し、
手動設定の優先を解除することで、次回使用するときの
送風機4の運転を調理用コンロ2の運転状態に連動させ
ることができ、また、運転開始信号を受信した手動設定
の優先を解除することで、通信エラーにより停止信号を
受信できなかったときにおいても、新たに使用を開始し
たとき確実に送風機4の運転を調理用コンロ2の運転状
態に連動させることができる。
【0024】また、調理用コンロ2の運転または停止の
信号を受信したときに、受信したことを報知する報知手
段8を備え、報知手段を、受信信号を受けたのち、遅延
させて報知する構成としたので、信号を受信したことが
明確で分かり易くなる。
【0025】(実施の形態2)図4に示すように、調理
用コンロ2Aに温度の異常上昇を検知する温度異常検知
部31を設け、制御部7Aは受信部6が温度異常検知部
31の検知信号を受信したときには送風機3を速やかに
停止させるように構成する。
【0026】上記構成において、コンロスイッチ操作部
1を操作することにより送信部3から停止信号が発信さ
れ、受信部6が受信したときには、制御部7Aは送風機
4を3分間の残置弱運転を行いその後停止することとな
るが、天ぷら料理を行うときに、天ぷら油の温度異常上
昇等により火災が発生した場合には、調理用コンロ2A
に設けた温度異常検知部31の異常温度の検知により送
信部3より停止信号が発信され受信部6に受信され、受
信された信号により制御部7Aは手動設定の優先を解除
し送風機4を速やかに停止させることとなる。
【0027】このように本発明の実施の形態2の換気装
置によれば、調理用コンロ2Aに温度異常検知部31を
設け、調理用コンロ2Aよりの温度の異常上昇による停
止信号を送信部3を介し、受信部6Aが受信したときに
は送風機4の運転を速やかに停止させる構成としたの
で、天ぷら油の温度異常上昇等により火災が発生した場
合には、温度異常検知部31が検知し、送風機4が速や
かに停止されることで、火災が送風機4により屋外に送
られ隣家等に類焼するのが防止され、火災の類焼拡大を
防ぐことができる。
【0028】(実施の形態3)図5に示すように、ガス
を使用する調理用コンロ2Bに、ガス漏れを検知するガ
ス漏れ検知部32を設け、ガス漏れを検知し、停止信号
が受信されたときには、制御部7Bは手動設定の優先を
解除し、送風機4の運転を継続して行う構成とする。
【0029】上記構成において、調理用コンロ2Bのコ
ンロスイッチ操作部1により停止信号が発信されたと
き、送風機は一定時間の運転(例えば3分程度の最弱運
転)を行いその後停止するが、調理用コンロ2Bに設け
たガス漏れ検知部32がガス漏れを検知し、送信部3よ
り停止信号が発信され、受信部6に受信されたときに
は、制御部7Bは手動設定の優先を解除し、送信機4を
一定時間運転の後停止するのではなく、送風機4の運転
を継続して行いガスを屋外に排出する。
【0030】このように本発明の実施の形態3の換気装
置によれば、ガスを使用する調理用コンロ2Bにガス漏
れを検知するガス漏れ検知部32を設け、ガス漏れによ
る停止信号を受信したときに、送風機4の運転を継続し
て行うのでガスは屋外に排出されガス中毒等による事故
を防ぐことができる。
【0031】(実施の形態4)図6〜図8に示すよう
に、排出装置5Aに調理用コンロ2を照らす照明器具3
3と、スイッチ操作部9Aに手動照明スイッチ34を設
け、制御部7Cは、調理用コンロ2に設けたコンロスイ
ッチ操作部1からの送風機4の運転または停止の信号が
受信部6に受信され、受信された信号に基づいて送風機
4を運転または停止させるとともに、照明器具33を点
灯または消灯するように設ける。
【0032】また、手動照明スイッチ34を3秒以上押
すか押さないかの操作により照明器具33の点灯または
消灯を、調理用コンロ2の運転に連動させるかまたは連
動させないかを選択できるように設け、照明器具33を
点灯させた状態で調理用コンロ2を使用したときには、
調理用コンロ2Cからの停止信号を受信しても点灯を継
続し、照明器具33が消灯している状態で、調理用コン
ロ2を使用したときには、照明器具33を点灯し、調理
用コンロ2からの停止信号を受信したときには照明器具
33を消灯させるように設ける。
【0033】また、照明連動に設定している場合、調理
用コンロ2を運転開始したときの照明器具33の状態を
記憶しておき、調理用コンロ2の運転を停止したときは
照明器具33をその記憶した状態にするように換気装置
を構成する。
【0034】上記構成において、照明のON・OFF動
作を図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0035】ステップ35で照明連動設定が行われ、ス
テップ36で運転開始信号であるか否かが判断され、運
転開始信号であればステップ37で照明連動であるか否
かを判断し、照明連動であればステップ38で運転開始
時の照明状態を記憶し、ステップ39で照明がOFFか
否かを判断し、照明がOFFの場合は、ステップ40で
照明がONされる。
【0036】また、ステップ36で運転開始信号でない
と判断されたときには、ステップ41で停止信号である
か否かを判断し、停止信号であるときにはステップ42
で照明連動であるか否かを判断し、照明連動のときには
ステップ43で照明がONか否かを判断し、照明がON
であればステップ44で運転開始時の照明がONか否か
を判断し、照明がONのときはステップ36に戻り、ス
テップ44で照明がONでないと判断されたときには、
ステップ45で照明がOFFされる。
【0037】また、ステップ41で停止信号でないと判
断されたときには、ステップ46で手動照明スイッチが
ONか否かを判断し、ONのときはステップ47で手動
照明スイッチが3秒以上押されたか否かを判断し、3秒
以上押されているときには、ステップ48で照明連動で
あるか否かを判断し、照明連動であるときには、ステッ
プ49で照明連動を解除し、ステップ48で照明連動で
ないときにはステップ50で照明連動に設定する。
【0038】また、ステップ47で手動照明スイッチが
3秒以上押されていないときにはステップ51で照明が
ONか否かを判断し、照明がONの場合は、ステップ5
2で照明をOFFし、ステップ51で照明がONでない
ときにはステップ53で照明がONされる。
【0039】このように本発明の実施の形態4の換気装
置によれば、調理用コンロ2を照らす照明器具33と、
照明器具33の点灯または消灯のできる手動照明スイッ
チ34とを排出装置5Aに備え、調理用コンロ2の運転
または停止に連動して照明器具33を点灯または消灯さ
せる構成としたので、面倒な手動操作を行わなくても、
調理用コンロ2の使用に応じて自動的に照明の点灯また
は消灯をすることができるとともに、照明の消し忘れも
防止することができる。
【0040】また、手動照明スイッチ34の操作により
照明器具33の点灯または消灯を調理用コンロ2の運転
に連動または連動させないようにすることが選択できる
構成としたので、連動設定が選択できることにより調理
中に照明を頻繁に使用しない場合は、その都度手動操作
で消灯しなくてもよくなるとともに、選択可能とするこ
とで、使用者の使用形態に合わせた照明の動作を行うこ
とができる。
【0041】また、調理用コンロ2の停止信号を受信し
たときの照明器具33の動作を調理用コンロ2の運転開
始信号を受信したときの状態とする構成としたので、使
用者が光量不足のため調理前より照明を点灯させていた
場合、調理後も照明を点灯させて使用することが可能と
なるとともに、使用者が調理中のみ照明を点灯させれば
よい場合、調理前には照明が消灯し、調理後も照明を消
灯することができ、使用者の意図を考慮して調理用コン
ロ2に連動させて照明器具33の点灯または消灯を行う
ことができる。
【0042】(実施の形態5)図9に示すように、排出
装置5Bに照明器具33Aの点灯または消灯を調理用コ
ンロ2の運転または停止に連動させるか否かの設定を記
憶するEEPROM等よりなる照明連動記憶部54を設
け、制御部7Dを介して停電復旧後記憶している停電以
前の設定に基づいて照明器具33Aを動作させる構成と
する。
【0043】上記構成においては、停電復旧後に初期状
態(例えば調理用コンロ2に連動する状態)になってし
まうことを防ぐことができる。
【0044】このように本発明の実施の形態5の換気装
置によれば排出装置5Bに照明器具33Aの点灯または
消灯を調理用コンロ2の運転または停止に連動させるか
否かの設定を記憶する照明連動記憶部54を設け、停電
復旧後、記憶された停電以前の設定に基づいて動作させ
る構成としたので、停電により初期設定(照明連動設
定)になることが防止され、引続き停電以前の設定に基
づいて動作させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本発明によれば、調理コンロ側から発生する油煙等を排
出するように送風機を設けた排出装置と、この排出装置
に調理用コンロの運転または停止の信号を受信するよう
に設けた受信部と、この受信部が受信した信号に基づい
て前記排出装置に設けた送風機の運転を制御する制御部
と、この制御部を介し手動による操作で前記送風機の運
転を変更できるスイッチ操作部とを備え、前記スイッチ
操作部の手動操作で運転したときには、前記調理用コン
ロより発信され受信部に受信した信号に基づいて運転さ
れる自動運転を行わず手動運転を優先して行う構成とし
たので、使用者の意図に反して調理用コンロからの信号
を受信して運転される自動運転に変更されることがない
換気装置を提供することができる。
【0046】また、調理用コンロのコンロスイッチ操作
部からの停止信号または運転開始信号を受信することで
手動運転を解除し、その後は前記調理用コンロより発信
される信号により送風機の運転を制御する自動運転に変
更される構成としたので、送風機の運転を調理用コンロ
の運転状態に連動させることができる。
【0047】また、調理用コンロの運転または停止信号
を受信したときに、受信したことを報知する報知手段を
排出装置に備え、前記報知手段を受信信号を受けたの
ち、遅延させて報知する構成としたので、明確に分かり
易く信号が排出装置側に受信したことを確認することが
できる。
【0048】また、調理用コンロに温度異常検知部を設
け、調理用コンロより温度の異常上昇による停止信号を
受信したときには、送風機の運転を速やかに停止させる
構成としたので、火災等が発生した場合に、送風機を直
ちに停止することが他への類焼火災の拡大するのを防ぐ
ことができる。
【0049】また、ガスを使用する調理用コンロにガス
漏れ検知部を設け、ガス漏れを検知し、停止信号が受信
されたときには、手動設定の優先を解除し送風機の運転
を継続させる構成としたので、送風機の運転を継続させ
ることによりガス中毒等による事故を防ぐことができ
る。
【0050】また、調理用コンロを照らす照明器具と、
この照明器具の点灯または消灯のできる手動照明スイッ
チとを排出装置に備え、前記調理用コンロの運転または
停止に連動して前記照明器具を点灯または消灯させる構
成としたので、面倒な手動操作を行うことなく照明の点
灯または消灯をすることができるとともに、照明の消し
忘れも防止できる。
【0051】また、手動照明スイッチの操作により、照
明器具の点灯または消灯を調理用コンロの運転に連動ま
たは連動させないようにすることが選択できる構成とし
たので、選択可能とすることで、使用者の使用形態に合
わせた照明の動作を行えるようにできる。
【0052】また、調理用コンロの停止信号を受信した
ときの照明器具の動作を、前記調理用コンロの運転開始
信号を受信したときの状態とする構成としたので、調理
前より照明を点灯させていた場合には調理後も照明は点
灯し、調理中のみ照明を点灯させればよい場合には調理
後は照明を消灯することとなり、使用者の意図を考慮し
て調理用コンロに連動させて照明器具の点灯または消灯
を行うことができる。
【0053】また、排出装置に、照明器具の点灯または
消灯を、調理用コンロの運転または停止に連動させるか
否かの設定を記憶する照明連動記憶部を設け、停電復旧
後、記憶している停電以前の設定に基づいて動作させる
構成としたので、停電により初期設定(照明連動設定)
になることが防がれることとなり、連動設定が解除され
ている場合に特に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1換気構成を示す正面図
【図2】同換気装置の構成を示すブロック図
【図3】同換気装置の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2の換気装置の構成を示す
ブロック図
【図5】本発明の実施の形態3の換気装置の構成を示す
ブロック図
【図6】本発明の実施の形態4の換気装置の構成を示す
正面図
【図7】同換気装置の構成を示すブロック図
【図8】同換気装置の動作を示すフローチャート
【図9】本発明の実施の形態5の換気装置の構成を示す
ブロック図
【図10】従来の換気装置の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 コンロスイッチ操作部 2 調理用コンロ 2A 調理用コンロ 2B 調理用コンロ 3 送信部 4 送風機 5 排出装置 5A 排出装置 5B 排出装置 6 受信部 7 制御部 8 報知手段 9 スイッチ操作部 31 温度異常検知部 32 ガス漏れ検知部 33 照明器具 33A 照明器具 34 手動照明スイッチ 54 照明連動記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉澤 寿和 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 南里 信幸 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 日比 久夫 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD01 BD07 BE06 BE07 BF02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理用コンロ側から発生する油煙等を排
    出するように送風機を設けた排出装置と、この排出装置
    に調理用コンロの運転または停止の信号を受信するよう
    に設けた受信部と、この受信部が受信した信号に基づい
    て前記排出装置に設けた前記送風機の運転を制御する制
    御部と、この制御部を介し手動による操作で前記送風機
    の運転を変更できるスイッチ操作部とを備え、前記スイ
    ッチ操作部の手動操作で運転したときには、前記調理用
    コンロより発信され前記受信部に受信した信号に基づい
    て運転される自動運転を行わず、前記スイッチ操作部の
    手動操作による運転を優先して行う構成とした換気装
    置。
  2. 【請求項2】 調理用コンロに設けられたコンロスイッ
    チ操作部からの停止信号または運転の開始信号を受信す
    ることでスイッチ操作部の手動操作による運転を解除
    し、その後は前記調理用コンロより発信される信号によ
    り送風機の運転を制御する自動運転に変更される構成と
    した請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 調理用コンロの運転または停止信号を受
    信したときに、受信したことを報知する報知手段を排出
    装置に備え、前記報知手段を受信信号を受けたのち、遅
    延させて報知する構成とした請求項1または2記載の換
    気装置。
  4. 【請求項4】 調理用コンロに温度異常検知部を設け、
    調理用コンロより温度の異常上昇による停止信号を受信
    したときには、送風機の運転を速やかに停止させる構成
    とした請求項1または2記載の換気装置。
  5. 【請求項5】 ガスを使用する調理用コンロにガス漏れ
    検知部を設け、ガス漏れを検知し、停止信号が受信され
    たときには手動設定の優先を解除し、送風機の運転を継
    続させる構成とした請求項1または2記載の換気装置。
  6. 【請求項6】 調理用コンロを照らす照明器具と、この
    照明器具の点灯または消灯のできる手動照明スイッチと
    を排出装置に備え、前記調理用コンロの運転または停止
    に連動して前記照明器具を点灯または消灯させる構成と
    した請求項1または2記載の換気装置。
  7. 【請求項7】 手動照明スイッチの操作により、照明器
    具の点灯または消灯を調理用コンロの運転に連動または
    連動させないようにすることが選択できる構成とした請
    求項6記載の換気装置。
  8. 【請求項8】 調理用コンロの停止信号を受信したとき
    の照明器具の動作を前記調理用コンロの運転開始信号を
    受信したときの状態とする構成とした請求項6または7
    記載の換気装置。
  9. 【請求項9】 排出装置に照明器具の点灯または消灯
    を、調理用コンロの運転または停止に連動させるか否か
    の設定を記憶する照明連動記憶部を設け、停電復旧後記
    憶している停電以前の設定に基づいて動作させる構成と
    した請求項7または8記載の換気装置。
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