JP2007285534A - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007285534A JP2007285534A JP2006109770A JP2006109770A JP2007285534A JP 2007285534 A JP2007285534 A JP 2007285534A JP 2006109770 A JP2006109770 A JP 2006109770A JP 2006109770 A JP2006109770 A JP 2006109770A JP 2007285534 A JP2007285534 A JP 2007285534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared signal
- stove
- infrared
- infrared ray
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Abstract
【課題】複数の赤外線送信手段から赤外線信号を出力して換気装置を作動させる場合に、該赤外線信号の出力に伴う電源電圧の低下を減少させることができる加熱調理装置をコストを抑えて提供する。
【解決手段】電池を電源とし、該電池の出力電力により作動する照射範囲が異なる右側及び左側の2個の赤外線信号送信部と、該電池の出力電力により作動し、加熱手段による加熱調理の実行時に、所定の赤外線信号を受信したときに換気運転を開始する換気装置に対して、前記複数の発光手段から該赤外線信号を出力する換気制御手段とを備えた加熱調理装置において、前記換気制御手段は、t20のタイミングで右側の赤外線信号送信部のみから赤外線信号を送信し、該赤外線信号の送信が終了したt21から所定時間Tが経過したt22のタイミングで、左側の赤外線信号送信部のみから赤外線信号を送信して、換気装置による換気を開始する。
【選択図】 図4
【解決手段】電池を電源とし、該電池の出力電力により作動する照射範囲が異なる右側及び左側の2個の赤外線信号送信部と、該電池の出力電力により作動し、加熱手段による加熱調理の実行時に、所定の赤外線信号を受信したときに換気運転を開始する換気装置に対して、前記複数の発光手段から該赤外線信号を出力する換気制御手段とを備えた加熱調理装置において、前記換気制御手段は、t20のタイミングで右側の赤外線信号送信部のみから赤外線信号を送信し、該赤外線信号の送信が終了したt21から所定時間Tが経過したt22のタイミングで、左側の赤外線信号送信部のみから赤外線信号を送信して、換気装置による換気を開始する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、赤外線信号の送信により換気装置を作動させる機能を備えた加熱調理装置に関する。
従来より、赤外線通信によってガスコンロと換気扇とを連動して作動させるシステムが知られている。このシステムにおいては、ガスコンロ側に赤外線信号の送信部が設けられ、換気扇側に赤外線信号の受信部が設けられている。そして、赤外線信号の送信部をガスコンロの前面に設けて、ガスコンロの送信部から発信された赤外線信号を使用者等に当てて反射させ、反射した赤外線信号を換気扇の受信部で受信して換気扇が作動を開始するようにしたシステムが提案されている。
さらに、赤外線信号の送信部をガスコンロ前面の2箇所に設け、該2箇所から同時に赤外線信号を発信して赤外線の照射範囲を広げることで、赤外線信号が使用者に確実に反射して換気扇で受信されるようにしたシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このように2個の赤外線信号の送信部から同時に赤外線信号を送信する場合、赤外線信号の出力に際しては比較的大きな電力が消費されるため、電源電圧が一時的に低下する。そして、電源電圧の低下幅が大きいと、CPU等により構成される制御回路の作動が不能若しくは不安定となるおそれがある。
そこで、赤外線信号の発信に伴う電源電圧の低下を抑制するために、電源出力の増大、コンデンサ等の蓄電部品の容量アップ、配線パターンの低インピーダンス化等を行うことが考えられるが、これらの対処を行うことでガスコンロのコストが高くなるという不都合がある。
特開2002-147806号公報
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、複数の赤外線送信手段から赤外線信号を送信して換気装置を作動させる場合に、該赤外線信号の送信に伴う電源電圧の低下を減少させることができる加熱調理装置をコストを抑えて提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、調理物を加熱する加熱手段と、電源と、該電源の出力電力により作動する照射範囲が異なる複数の赤外線信号送信手段と、該電源の出力電力により作動し、前記加熱手段による加熱調理の実行時に、所定の赤外線信号を受信したときに換気運転を開始する換気装置に対して、前記複数の赤外線信号送信手段から該赤外線信号を送信する換気制御手段とを備えた加熱調理装置の改良に関する。
そして、前記換気制御手段は、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個の赤外線信号送信手段を順次選択して、該選択した1個の赤外線信号送信手段のみから前記赤外線信号を送信する赤外線切換送信処理を実行して、前記赤外線信号を送信することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記換気制御手段は、前記赤外線切換送信処理により、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個のみを順次選択して、前記赤外線信号を送信する。そして、このように1個の前記赤外線信号送信手段のみから前記赤外線信号を送信し、他の赤外線信号送信手段からの前記赤外線信号の出力を停止することにより、前記複数の赤外線信号送信手段の全てから同時に出力した場合に比べて、前記複数の赤外線信号送信手段において同時に消費される電力が大幅に減少する。そのため、電源出力容量の増大、コンデンサ等の蓄電部品の容量アップ、配線パターンの低インピーダンス化等のハードウェアのコストアップを伴う対処を行うことなく、前記赤外線信号の出力時における前記電源の出力電圧の低下幅を縮小することができる。
また、前記換気制御手段は、前記赤外線切換送信処理において、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個のみから前記赤外線信号を出力を終了した後、前記赤外線信号の出力に伴って前記電源の出力電圧が低下した状態から前記電源の出力電圧が所定レベル以上回復する時間よりも長い時間に設定された電圧回復待ち時間が経過した後に、次に選択した前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個の赤外線信号送信手段のみから前記赤外線信号を送信することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記換気制御手段は、前記赤外線切換送信処理において、前記赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個のみによる前記赤外線信号の送信を終了したときに、その後前記電圧同復待ち時間が経過してから、次に選択した1個の前記赤外線信号送信手段のみによる前記赤外線信号の出力を行う。そして、これにより、前記電源の出力電圧が所定レベル回復する前に次の前記赤外線信号送信手段による前記赤外線信号の送信がなされて、前記電源の出力電圧の低下幅が大きくなることを防止することができる。
また、前記換気制御手段は、前記赤外線切換送信処理において、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個のみによる前記赤外線信号の送信を終了した後、前記換気装置側で前記赤外線信号の受信処理に要する時間よりも長い時間に設定された受信処理待ち時間が経過した後に、次に選択した前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個の赤外線信号送信手段のみから前記赤外線信号を出力することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記換気制御手段は、前記赤外線切換送信処理において、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個のみによる前記赤外線信号の送信を終了した後、前記受信処理想定時間が経過してから、次に選択した1個の前記赤外線信号送信手段のみによる前記赤外線信号の送信を行う。そして、これにより、換気扇側で前記赤外線信号の受信処理が完了する前に、次の赤外線信号が出カされて、該次の赤外線信号が換気装置側で受信されない状況となることを回避することができる。
また、前記電源が電池であるときには、電源からの出力容量を大きくすることが難しく、さらに、電池の蓄電量の減少により電源の出力電圧が低下する。そのため、前記赤外線切換送信処理行って、前記複数の赤外線出力手段による前記赤外線信号の出力時における前記電源の出力電圧の低下幅を減少させる効果が特に大きい。
本発明の実施の形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の加熱調理装置であるガスコンロと該ガスコンロにより作動が制御される換気装置の外観図、図2は図1に示したガスコンロの制御ブロック図、図3は赤外線信号送信部の回路構成図及び駆動電流の説明図、図4は換気制御手段による赤外線信号の送信タイミングの説明図である。
図1を参照して、ガスコンロ1(本発明の加熱調理装置に相当する)は、天面に第1コンロ2(本発明の加熱手段に相当する)と第2コンロ3(本発明の加熱手段に相当する)と第3コンロ4(本発明の加熱手段に相当する)とを備え、前面にグリル5(本発明の加熱手段に相当する)を備えている。
また、ガスコンロ1の前面には、グリル5の点火/消火を行うためのグリル点火ボタン6とグリル5の火力を調節するためのグリル調節レバー7、第1コンロ2の点火/消火を行うための第1コンロ点火ボタン8と第1コンロ2の火力を調節するための第1コンロ調節レバー9、第1コンロ2による温調調理を設定するためのスイッチ等が設けられた操作パネル10、第2コンロ3の点火/消火を行うための第2コンロ点火ボタン11と第2コンロの火力を調節するための第2コンロ調節レバー12、第3コンロ4の点火/消火を行うための第3コンロ点火ボタン13と第3コンロ4の火力を調節するための第3コンロ調節レバー14、及び換気装置20に対して赤外線信号を送信する2個の赤外線信号送信部15a,15b(本発明の赤外線信号送信手段に相当する)が備えられている。
2個の赤外線信号送信部15a,15bのうち、ガスコンロ1に向かって右側の赤外線信号送信部15aは、グリル点火ボタン6と第1コンロ点火ボタン8の中間部の真上に配置されている。また、ガスコンロ1に向かって左側の赤外線信号送信部15bは、第2コンロ点火ボタン11と第3コンロ点火ボタン13の中間部の真上に配置されている。そして、このように赤外線信号送信部15a,15bをガスコンロ1の前面の左右の各点火ボタン(グリル点火ボタン6、第1コンロ点火ボタン8、第2コンロ点火ボタン11、第3コンロ点火ボタン13)の付近に配置することで、使用者がいずれの点火ボタンを操作したときにも、赤外線信号送信部15a,15bから送信される赤外線信号を使用者の体に反射させて、換気装置20に赤外線信号を到達させることができる。
さらに、赤外線信号送信部15a,15bは、ガスコンロ1の前面に対して上方(例えば15度上方)に傾けて設けられている。そのため、赤外線信号送信部15a,15bから送信された赤外線信号が、使用者の体等に反射して換気装置20に届き易くなる。
換気装置20は、フード23の内部に設けられたファン21と、フード23の前面に配置された操作部22及び赤外線信号受信部25とを備えている。そして、換気装置20は、ガスコンロ1の赤外線信号送信部15から送信される赤外線信号を赤外線信号受信部25により受信したときに、ファン21の作動を開始し又は停止する。
次に、図2を参照して、ガスコンロ1の構成と作動について説明する。ガスコンロ1は、CPUやメモリ等からなる電子ユニットであって電池39から供給される電力により作動するコントローラ30により、全体の作動が制御される。コントローラ30は、第1コンロ2の作動を制御する第1コンロ制御手段31、第2コンロ3の作動を制御する第2コンロ制御手段32、第3コンロ4の作動を制御する第3コンロ制御手段33、グリル5の作動を制御するグリル制御手段34、及び換気扇20の作動を赤外線信号送信部15を介して指示する換気制御手段36を備える。
また、第1コンロ2には、第1コンロバーナ55と第1コンロ2に点火するための第1コンロ点火電極40と第1コンロ2の燃焼炎の有無を検知するための第1コンロ熱電対41とが設けられており、同様に、第2コンロ3には第2コンロバーナ56と第2コンロ点火電極42と第2コンロ熱電対43とが設けられ、第3コンロ4には第3コンロバーナ57と第3コンロ点火電極44と第3コンロ熱電対45とが設けられ、グリル5にはグリルバーナ58とグリル点火電極46とグリル熱電対47とが設けられている。
そして、第1コンロ点火電極40、第2コンロ点火電極42、第3コンロ点火電極44、及びグリル点火電極46は、高電圧を印加するイグナイタ48と接続されている。
また、第1コンロ2、第2コンロ3、第3コンロ4、及びグリル5への燃料ガスの供給/遮断が、それぞれ、第1コンロ電磁弁50、第2コンロ電磁弁51、第3コンロ電磁弁52、及びグリル電磁弁53により切替えられる。なお、第1コンロ2には、調理物Aの温度を制御しながら加熱する温調調理を行うために、調理物Aの温度を検出する温度センサ54と燃料ガスの供給量を調節するバイパス電磁弁59とが設けられている。
使用者により第1コンロ点火ボタン8の点火操作がなされると、それに応じてイグナイタ48から第1コンロ点火電極40に高電圧が印加されて火花放電が生じると共に、第1コンロ電磁弁50が開弁されて第1コンロ2の点火処理がなされる。第1コンロ制御手段31は、第1コンロ熱電対41の出力電圧から第1コンロ2が着火したことを検出したときは、第1コンロ電磁弁50を開弁状態に保持して第1コンロ2の燃焼を保持する。一方、第1コンロ熱電対41の出力電圧から第1コンロ2の着火が検知されなかったときには、第1コンロ制御手段3ユは、第1コンロ電磁弁50を閉弁して燃料ガスの供給を遮断する。
同様にして、使用者により第2コンロ点火ボタン11の点火操作がなされると、第2コンロ3の点火処理がなされて第2コンロ制御手段32により着火検知が行われ、第3コンロ点火ボタン13の点火操作がなされると、第3コンロ3の点火処理がなされて第3コンロ制御手段33により着火検知が行われ、グリル点火ボタン6の点火操作がなされると、グリル5の点火処理がなされてグリル制御手段34により着火検知が行われる。
換気制御手段36は、第1コンロ点火ボタン8、第2コンロ点火ボタン11、第3点火ボタン13、及びグリル点火ボタン6の操作状態を検知し、第1コンロ2、第2コンロ3、第3コンロ4及びグリル5のうちの少なくともいずれか一つに対して点火操作がなされたときに、赤外線信号送信部15a,15bを介して換気装置20の作動開始を指示する赤外線信号を送信する。
図3(a)を参照して、赤外線信号送信部15aは、直列に接続された赤外線を出力(発光)するLED70aと抵抗71aとトランジスタ72aからなり、電池39に接続されている。また、赤外線信号送信部15bも、同様に、直列に接続された赤外線を出力(発光)するLED70bと抵抗71bとトランジスタ72bからなり、電池39に接続されている。そして、トランジスタ72a,72bのべ一スには、換気制御手段36から制御信号が入力され、該制御信号によりトランジスタ72a,72bがON/OFFすることで、LED70a,70bから赤外線信号が出力される。
次に、図4を参照して、換気制御手段36による赤外線信号の送信タイミングについて説明する。先ず、図4(a)は、従来の手法により、2個の赤外線信号送信部15a,15bから同時に赤外線信号を出力した場合の電池39の出力電圧の低下度合を示したものであり、横軸が時間tに設定されている。
図4(a)においては、t10のタイミングで右側の赤外線信号送信部15aと左側の赤外線信号送信部15bから同時に赤外線信号の送信を開始し、t11で赤外線信号の送信を終了している。この場合、右側の赤外線信号送信部15aと左側の赤外線信号送信部15bの双方に対して、電池39から比較的大きな電流が流れるため、電池39の出力電圧の低下幅ΔV10が大きくなる。
そして、このように電池39の出力電圧の低下幅ΔV10が大きくなると、特に電池39がある程度消耗して出力電圧が低下していたときに、電池39からコントローラ30への出力電圧がコントローラ30の定格電圧の下限より低くなって、コントローラ30の動作が不良となるおそれがある。
それに対して、図4(b)は、右側の赤外線信号送信部15aと左側の赤外線信号送信部15bから、タイミングを変えて赤外線信号を送信した場合の電池電圧39の出力電圧の低下度合を示したものであり、横軸が時間tに設定されている。
図4(b)においては、t20のタイミングで右側の赤外線信号送信部15aから赤外線信号の送信を開始し、t21のタイミングで右側の赤外線信号送信部15aからの赤外線信号の送信を終了している。そして、t21からTが経過したt22で左側の赤外線信号送信部15bから赤外線信号の送信を開始し、t23で左側の赤外線信号送信部15bからの赤外線信号の送信を終了している。
この場合、右側の赤外線信号送信部15aと左側の赤外線信号送信部15bのうちの、いずれか一方のみから順次赤外線信号が送信されるため、電池39の出力電圧の低下幅ΔV20が図4(a)のΔV10よりも小さくなる。そのため、電池39をより長い間使用することができる。
また、図3(a)に示したように、右側の赤外線信号送信部15aと左側の赤外線信号送信部15bのトータルの抵抗がRで同一であるとし、電池39を出力電圧Vの理想電源と内部抵抗rの直列回路とすると、右側の赤外線信号送信部15aと左側の赤外線信号送信部15bから同時に赤外線信号を送信する場合には、各赤外線信号送信部15a,15bには、それぞれ、I1=V/(2r+R)の電流が流れる。
一方、右側の赤外線信号送信部15aのみ或いは左側の赤外線信号送信部15bからのみ赤外線信号を出力する場合には、赤外線信号送信部15aに、I1よりも大きいI2=V/(r+R)の電流が流れる。そのため、図4(b)に示したように、赤外線信号送信部15a,15bのうちのいずれか一方のみから順次赤外線信号を出力することによって、赤外線信号送信部15a,15bから同時に赤外線信号を出力する場合よりも、赤外線信号の出カレベルを増大させることができる。
また、図4(b)におけるTは、使用者がガスコンロ1の前で動いた場合であっても、赤外線信号が使用者に反射して換気装置20に到達するようにするために、極力短くすることが望ましいが、本実施の形態では、右側の赤外線信号送信部15aによる赤外線信号の送信により低下した電池39の出力電圧が、該赤外線信号送信前のレベルに回復する時間を想定して、該時間よりも若干長い時間に設定されている。なお、この場合、図4(b)のΔV20が本発明の所定レベルに相当する。
或いは、図4(b)におけるTを、換気装置20による赤外線信号の受信処理時間を想定して、該受信処理時間よりも若干長い時間に設定してもよい。
なお、本実施の形態では、電池を電源とする加熱調理装置を示したが、商用電源から直流電源回路により直流電力を生成する加熱調理装置においても、本発明の適用により赤外線信号送信時の該直流電源回路の出力電圧の低下幅を縮小することができる。そして、これにより、該直流電源回路の出力容量を小さくして、該直流電源回路の小型化とコストダウンを図ることができる。
また、本実施の形態においては、本発明の加熱調理装置としてガスコンロを示したが、ガスオーブン等の他の種類のガス調理装置や、石油や電気を使用する熱源により調理物を加熱する加熱調理装置に対しても本発明の適用が可能である。
1…ガスコンロ、2…第1コンロ、3…第2コンロ、4…第3コンロ、5…グリル、10…操作パネル、15(15a,15b)…赤外線信号送信部、20…換気装置、21…ファン、25…赤外線信号受信部、30…コントローラ、36…換気制御手段、39…電池
Claims (4)
- 調理物を加熱する加熱手段と、電源と、該電源の出力電力により作動する照射範囲が異なる複数の赤外線信号送信手段と、該電源の出力電力により作動し、前記加熱手段による加熱調理の実行時に、所定の赤外線信号を受信したときに換気運転を開始する換気装置に対して、前記複数の赤外線信号送信手段から該赤外線信号を送信する換気制御手段とを備えた加熱調理装置において、
前記換気制御手段は、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個の赤外線信号送信手段を順次選択して、該選択した1個の赤外線信号送信手段のみから前記赤外線信号を送信する赤外線切換送信処理を実行して、前記赤外線信号を送信することを特徴とする加熱調理装置。 - 前記換気制御手段は、前記赤外線切換送信処理において、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個のみによる前記赤外線信号の送信を終了した後、前記赤外線信号の送信に伴って前記電源の出力電圧が低下した状態から前記電源の出力電圧が所定レベル以上回復する時問よりも長い時問に設定された電圧回復待ち時間が経過した後に、次に選択した前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個の赤外線信号送信手段のみから前記赤外線信号を送信することを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
- 前記換気制御手段は、前記赤外線切換送信処理において、前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個のみによる前記赤外線信号の送信を終了した後、前記換気装置側で前記赤外線信号の受信処理に要する時間よりも長い時間に設定された受信処理待ち時間が経過した後に、次に選択した前記複数の赤外線信号送信手段のうちのいずれか1個の赤外線信号送信手段のみから前記赤外線信号を出力することを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
- 前記電源が電池であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の加熱調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006109770A JP2007285534A (ja) | 2006-04-12 | 2006-04-12 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006109770A JP2007285534A (ja) | 2006-04-12 | 2006-04-12 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007285534A true JP2007285534A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38757488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006109770A Pending JP2007285534A (ja) | 2006-04-12 | 2006-04-12 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007285534A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012097959A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Rinnai Corp | ガスコンロ |
JP2013053777A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Paloma Co Ltd | 加熱調理器 |
KR20170002898A (ko) * | 2015-06-30 | 2017-01-09 | 린나이코리아 주식회사 | 음성안내 기능을 갖는 조리기구의 절전 장치 및 방법 |
JP2017032161A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 株式会社ハーマン | 加熱調理器 |
JP2018179318A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器および調理器システム |
JP2020067228A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社パロマ | コンロ |
KR20200126513A (ko) * | 2019-04-30 | 2020-11-09 | 린나이코리아 주식회사 | 가스테이블 작동에 동기화되는 후드의 연동 제어 시스템 및 방법 |
-
2006
- 2006-04-12 JP JP2006109770A patent/JP2007285534A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012097959A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Rinnai Corp | ガスコンロ |
JP2013053777A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Paloma Co Ltd | 加熱調理器 |
KR20170002898A (ko) * | 2015-06-30 | 2017-01-09 | 린나이코리아 주식회사 | 음성안내 기능을 갖는 조리기구의 절전 장치 및 방법 |
KR101709556B1 (ko) | 2015-06-30 | 2017-02-23 | 린나이코리아 주식회사 | 음성안내 기능을 갖는 조리기구의 절전 장치 및 방법 |
JP2017032161A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 株式会社ハーマン | 加熱調理器 |
JP2018179318A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器および調理器システム |
JP2020067228A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社パロマ | コンロ |
JP7220886B2 (ja) | 2018-10-24 | 2023-02-13 | 株式会社パロマ | コンロ |
KR20200126513A (ko) * | 2019-04-30 | 2020-11-09 | 린나이코리아 주식회사 | 가스테이블 작동에 동기화되는 후드의 연동 제어 시스템 및 방법 |
KR102183724B1 (ko) | 2019-04-30 | 2020-11-27 | 린나이코리아 주식회사 | 가스테이블 작동에 동기화되는 후드의 연동 제어 시스템 및 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007285534A (ja) | 加熱調理装置 | |
JP3898435B2 (ja) | 加熱調理器 | |
US9068752B2 (en) | Rapid gas ignition system | |
US20160178215A1 (en) | Cooking appliance and method for controlling a cooking appliance | |
JP2009074746A (ja) | 加熱調理装置 | |
JP4956150B2 (ja) | 換気連動装置 | |
JP4754511B2 (ja) | 加熱調理装置 | |
JP3854407B2 (ja) | 換気扇の制御装置 | |
JP5108570B2 (ja) | こんろ | |
JP2016205730A (ja) | ガス燃焼装置 | |
JP6666734B2 (ja) | 換気システム | |
JP2013053777A (ja) | 加熱調理器 | |
KR100202106B1 (ko) | 가스렌지부 온도상승 제어방법 | |
JP5417310B2 (ja) | 加熱調理装置 | |
JP5806054B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5161749B2 (ja) | 加熱機器 | |
JP7254655B2 (ja) | ガスコンロ | |
JP2003035419A (ja) | 調理装置 | |
JP2006064239A (ja) | 換気連動装置と調理装置 | |
JP2006046723A (ja) | コンロ | |
JP6948962B2 (ja) | 換気システム | |
KR200428058Y1 (ko) | 가스렌지의 자동 조리장치 | |
KR200428046Y1 (ko) | 가스렌지의 자동 조리장치 | |
JP2003139362A (ja) | 調理機器と周辺機器の連動装置 | |
KR100395939B1 (ko) | 쿨링팬과 오븐밸브 연동회로 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070925 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090818 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20091222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |