JP4699153B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、システムキッチンのコンロ台等の加熱機器の近傍に配置される換気装置に係わり、特に遠隔操作が可能な換気装置に関する。
従来、この種の換気装置としては、例えば特許文献1に開示されている。この換気装置は、図6に示すように、加熱機器102の操作部に発信LEDからなる発信部103を設けると共に、加熱機器102の上方に配置されるレンジフード104に受信ダイオードからなる受信部105を設け、発信部103で発信(出力)されて使用者の人体Mで反射された赤外線信号を受信部105で受信(入力)することにより、例えばレンジフード104の換気ファン106が所定の風量で動作するようになっている。この時、発信部103から発信される信号のうち加熱機器102の点火・消火によって換気装置101の運転を制御する信号としては、受信部105による受信精度を高めるために、同一信号が複数回連続して発信される連動信号が使用される場合が多い。
そして、この換気装置101の場合、受信部105に接続された受信制御部等により、発信部103から発信される赤外線信号やレンジフード104の操作部からの信号(以下、これらを総称してコマンドという)に応じて図7に示す動作を行うようになっている。すなわち、入力処理が開始(S300)されると、まずコマンドが入力されたか否かが判断(S301)され、この判断S301で「YES」の場合、すなわち加熱機器102の発信部103からコマンドが発信されてレンジフード104の受信部105に入力されると、今回入力されたコマンドが前回コマンドと一致しているか否かが判断(S302)される。この判断S302で「NO」の場合、すなわち今回入力されたコマンドが前回コマンドと一致しない場合は、今回入力されたコマンドが一時保存(S303)されて、このコマンドが動作処理(S304)される。
また、判断S302で「YES」の場合、すなわち受信部105に入力されたコマンドが前回コマンドと一致するコマンドの場合は、入力されたコマンドがオン・オフコマンドか順送りコマンドか(図7ではオン・オフコマンド等と記す)否かが判断(S305)される。この時、オン・オフコマンドとしては、図示しないリモコンやレンジフード104の操作部に設けられて、一回押すことにより「ON」となりもう一回押すことにより「OFF」となるタイマースイッチ等のオン・オフ信号が使用される。また、順送りコマンドとしては、加熱機器102の操作部やレンジフード104の操作部に設けられ、換気ファン106を例えば「強」「中」「弱」の三段階の風量で動作させる運転切替スイッチの順送り信号が使用される。さらに、オンコマンドとしては、加熱機器102の操作部やリモコンあるいはレンジフード104の操作部に設けられた運転切スイッチのオン信号、あるいはリモコンに設けられた運転切替スイッチのオン信号が使用される。
そして、判断S305で「YES」の場合、すなわち今回入力されたコマンドがオン・オフコマンドや順送りコマンドの場合は、今回入力されたコマンドが保存(S303)されて、当該コマンドの動作処理(S304)が行われる。一方、判断S305で「NO」の場合、すなわち今回入力されたコマンドがオン・オフコマンドや順送りコマンドではなく、連動コマンドやオンコマンドの場合には、当該コマンドを無視して動作を終了(S306)する。また、前記判断S301で「NO」の場合、すなわちコマンドが入力されない場合もステップS306に移り動作を終了する。
特開2002−168490号公報
しかしながら、このような換気装置101においては、連動信号がレンジフード104の受信部105で受信されている場合、先発信号のコマンドと今回入力されたコマンドが一致することから判断S302で「YES」になると共に、今回入力されたコマンドがオン・オフコマンドや順送りコマンドでないことから判断S305で「NO」となり、ステップS306に移行して動作を終了、すなわち、連動信号の先発信号のみを受けて、次発信号以下は受け付けないようにインターロックが掛けられ、同一信号の受付が拒否されるようになっている。
そのため、加熱機器102から連動信号を受信した場合で先発信号が動作を開始した直後に、レンジフード104の操作部や加熱機器102の操作部あるいはリモコンの操作部によって、例えば運転切替スイッチが操作された場合には、その後の加熱機器102からの次発の連動信号を受け付けてしまい元の連動信号の動作に戻ってしまうことになり、加熱機器101やレンジフード104あるいはリモコン等に設けられた各操作部の操作に応じたレンジフード104の確実な動作を得ることが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数回連続して発信される連動信号の受信精度を高精度に維持しつつも、各操作部の操作による連動信号以外の信号に基づくレンジフードの動作を確実に行い得る換気装置を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、厨房用カウンターに配置された加熱機器と、該加熱機器の上方に配置され換気ファン等を有するレンジフードと、該レンジフードを前記加熱機器の動作と連動させて制御可能な制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記加熱機器から複数回連続して出力される連動信号により前記レンジフードを加熱機器の動作と連動させ、少なくとも前記連動信号が連続して出力されている間は、前記連動信号以外の所定の信号を優先させてレンジフードを動作させると共に、各操作部から出力される信号が入力された際に、前記連動信号であるか否かを識別し、連動信号でない場合に当該入力された信号に応じた動作処理を行い、連動信号の場合で前回の信号と異なる場合に当該入力された信号を保存してその動作処理を行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記連動信号以外の所定の信号が、各操作部から出力されるタイマー等のオン・オフ信号、前記換気ファンの風量を複数段階に調整する運転切替等の順送り信号、または運転切等のオン信号であることを特徴とする。また、請求項3に記載の発明は、前記各操作部は、加熱機器の操作部、レンジフードの操作部及びこれらと別体で形成されたリモコンの操作部であることを特徴とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、制御手段が、加熱機器から複数回連続して出力される連動信号によりレンジフードを加熱機器の動作と連動させると共に、少なくとも連動信号が連続して出力されている間は、連動信号以外の所定の信号を優先させてレンジフードを動作させるため、複数回連続して発信される連動信号の受信精度を高精度に維持しつつ、各操作部の操作による連動信号以外の信号に基づくレンジフードの動作を確実に行うことができる。
また、制御手段が、各操作部から出力される信号が入力された際に、連動信号であるか否かを識別し、連動信号でない場合に当該入力された信号に応じた動作処理を行うと共に、連動信号の場合で前回と異なる信号の場合に当該入力された信号を保存してその動作処理を行うため、レンジフードの動作をソフトな対応で行うことができ、コスト安価な換気装置を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、連動信号以外の信号として、各操作部から出力されるタイマー等のオン・オフ信号や換気ファンの風量を複数段階に調整する運転切替等の順送り信号あるいは運転切等のオン信号が使用されるため、レンジフードの動作に必要な連動信号以外の信号に基づく該レンジフードの動作を一層確実に行うことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、各操作部が、加熱機器の操作部、レンジフードの操作部及びこれらとは別体で形成されたリモコンの操作部であるため、三箇所の操作部によってレンジフードを操作できて、換気装置の使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明に係わる換気装置の一実施形態を示し、図1がその概略構成図、図2がコンロ操作部及びフード操作部の説明図、図3がリモコンの説明図、図4が動作の一例を示すフローチャートである。
図1に示すように、換気装置1は、例えばシステムキッチンのカウンター2の所定位置に配置された加熱機器としてのコンロ台3と、このコンロ台3の上方の壁面に配置されたレンジフード4を有している。コンロ台3は、ガスコンロやIH調理器等により構成され、その前面や上面(図では前面)にコンロ操作部3aと図2(a)に示す発信部5aを有する制御部5が配置されている。また、レンジフード4は、内部に換気ファン7が配置されると共に所定位置に照明機器8が組み込まれ、かつ下部前面にフード操作部4aと図2(b)に示す受信部6aを有する本発明の制御手段としての制御部6が配置されている。さらに、換気装置1は、レンジフード4の受信部6aに無線信号(例えば赤外線信号)を発信するリモコン9を有し、このリモコン9は、リモコン操作部9aを有してキッチンの適宜位置の壁面等に着脱可能に配置されている。
前記コンロ操作部3aは、コンロ台3の前面パネルの例えば右側端部に固定的に配置され、図2(a)に示すように、レンジフード4の換気ファン7を「強」「中」「弱」の三段階の風量で動作させる運転切替スイッチ10と、換気ファン7の動作を停止させる運転切スイッチ11(図では切スイッチ)と、レンジフード4に設けた照明機器8を点灯・消灯させる照明入/切スイッチ12等が設けられている。
そして、3つのスイッチ10〜12のうち、運転切替スイッチ10の操作信号が「強」「中」「弱」の順送り信号となり、運転切スイッチ11の操作信号がオン信号となるように設定され、これらの各信号(赤外線信号)が制御部5及び発信部5aを介してコンロ台3の前方もしくは上方に発信されるようになっている。なお、コンロ操作部3aの照明入/切スイッチ12は、前述した各種信号(連動信号、オン・オフ信号、順送り信号、オン信号等)とは関係なく、その操作によりレンジフード4に設けた照明機器8を単に点灯もしくは消灯するようになっており、この点は、後述する各操作部4a、9aの照明入/切スイッチ16、25においても同様である。
また、前記フード操作部4aは、図2(b)に示すように、換気ファン7を「強」「中」「弱」の三段階の風量で動作させる運転切替スイッチ13(図では運転スイッチ)と、換気ファン7の動作を停止させる運転切スイッチ14(図では切スイッチ)と、換気ファン7を使用中の風量で予め設定した時間継続動作させた後に停止させるタイマースイッチ15と、照明機器8を点灯・消灯させる照明入/切スイッチ16と、運転状態を表示するLED17やタイマースイッチ16のオン時に点灯するLED18等が設けられている。
また、このフード操作部4aに設けられる制御部6は、前記受信部6aと、この受信部6aで受信された信号を処理する信号処理回路及びマイコン(いずれも図示せず)等を有し、この制御部6の制御信号によって、後述する如くレンジフード4が所定に動作するようになっている。そして、フード操作部4aのスイッチ13〜15のうち、運転切替スイッチ13の操作信号が「強」「中」「弱」の順送り信号となり、運転切スイッチ14の操作信号がオン信号となり、タイマースイッチ15の操作信号がオン・オフ信号となるように設定され、これらの信号が制御部6に有線で出力されるようになっている。
さらに、前記リモコン9は、図3に示すように、そのリモコン操作部9aに、換気ファン7を「強」「中」「弱」の風量でそれぞれ動作させる強スイッチ20、中スイッチ21及び弱スイッチ22と、前述したフード操作部4aと同様の運転切スイッチ23(図では切スイッチ)とタイマースイッチ24及び照明入/切スイッチ25等が設けられている。また、リモコン9は、その先端部に赤外線信号を発信する発信部26が設けられると共に、信号発信時に点灯するLED27及びこれらを制御する制御部28が設けられている。
そして、このリモコン9の操作部9aの各スイッチ20〜24のうち、運転切替スイッチ20〜22の操作信号が「強」「中」「弱」のオン信号となり、運転切スイッチ23の操作信号がオン信号となり、タイマースイッチ24の操作信号がオン・オフ信号となるように設定され、これらの各信号(赤外線信号)が制御部28及び発信部26を介してレンジフード4方向に発信されるようになっている。なお、以上説明したコンロ操作部3a、フード操作部4a及びリモコン操作部9aの各スイッチの配列やその形態、個数等は一例であって、適宜に変更することができる。
次に、このように構成された換気装置1の運転動作の一例を図4のフローチャートに基づいて説明する。先ず、レンジフード4の制御部6により入力処理が開始(S100)されると、コマンド(コンロ操作部3aやリモコン操作部9aからの無線信号、あるいはフード操作部4aからの有線信号)が入力されたか否かが判断(S101)され、この判断S101で「YES」の場合、すなわち例えばコンロ操作部3aからコマンドが発信されてこれが受信部6aに入力された場合は、入力コマンドが連動コマンドか否かが判断(S102)される。この時、連動コマンドとは、前述したようにコンロ台3の発信部5aから発信されコンロ台3の点火・消火によってレンジフード4の動作を制御するための、同一信号が複数回(例えば3回)連続して発信される連動信号である。
そして、判断S102で「YES」の場合、すなわち今回入力された入力コマンドが連動コマンドの場合は、入力コマンドが前回の入力コマンドと同一か否かが判断(S103)される。この判断S103で「NO」の場合、すなわち今回入力されたコマンドが連動コマンドで前回入力されたコマンドと一致しない場合は、今回入力されたコマンドが保存(S104)されて、そのコマンドが動作処理(S105)される。一方、前記判断S102で「NO」の場合、すなわち入力コマンドが運転切替スイッチ10による順送り信号や運転切スイッチ11によるオン信号のように連動コマンドではない場合は、この入力されたコマンドが動作処理(S105)される。また、前記判断S103で「YES」の場合、すなわち入力コマンドが連動コマンドであっても前回のコマンドと一致する場合、あるいは、判断S101で「NO」の場合、すなわちコマンドが入力されない場合は、いずれも一連の動作を終了(S106)する。
つまり、このフローチャートの場合、判断S102で入力コマンドが連動コマンド(連動信号)か否かを識別すると共に、入力コマンドが連動コマンドの場合は前回コマンドと異なる場合にのみ今回入力されたコマンドを保存して当該連動コマンドに関する動作処理を実行し、連動コマンドでない場合は、連動コマンド以外の入力されたコマンドの動作処理を直ちに実行することになる。したがって、連動コマンドで運転中に、連動コマンド以外のコマンドが受信されると、この連動コマンド以外のコマンドの動作処理が優先されて実行されることになり、レンジフード4の動作が例えばコンロ操作部3aの操作に応じて確実に実行されることになる。
なお、以上のフローチャートにおいては、主にコンロ制御部3aの操作(遠隔操作)により発信される無線コマンドの場合について説明したが、本発明の換気装置1は、リモコン操作部9aの操作(遠隔操作)により発信される無線コマンドについても同様に実行されるし、フード操作部4aの操作により入力される有線コマンドの場合にも同様して実行されることは言うまでもない。この時、無線コマンドを使用するコンロ操作部3aとリモコン操作部9aの場合は、無線コマンドが受信部6aを介して制御部6に入力され、有線コマンドを使用するフード操作部4aの場合は、フード操作部4aに設けられた各スイッチ13、14の操作によるコマンドが配線や基板パターン等を介して制御部6に入力されることになる。
このように、上記実施形態の換気装置1にあっては、レンジフード4のフード操作部4aに設けた制御部6により、例えばコンロ操作部3aから連動信号を受信している最中に、同操作部6aから発信される連動信号以外の例えば順送り信号やオン信号等を受信すると、この信号の動作を優先して処理するため、従来の換気装置101のように、例えば連動信号の受信中に運転切替スイッチが操作された場合に元の連動信号の動作に戻る等の不具合発生を防止できて、コンロ操作部3aやリモコン操作部9aあるいはフード操作部4aの操作に応じたレンジフード4の動作を確実に行うことが可能となる。
また、レンジフード4に設けた制御部6が、コンロ操作部3a等から出力されるコマンドが入力された際に、連動コマンドであるか否かを識別し、連動コマンドでない場合に当該入力されたコマンドに応じた動作処理を行うと共に、連動コマンドの場合で前回と異なるコマンドの場合に当該入力されたコマンドを保存してその動作処理を行うため、コンロ操作部3a等によるレンジフード4の動作をソフト的に対応できて、既存の換気装置にも容易に対応できる。また、レンジフード4の制御信号として順送り信号やオン・オフ信号あるいはオン信号等を使用できると共に、フローチャート自体を極めて簡素化でき、これらにより、各種制御部5、6、28の構成を簡略化してコスト安価な換気装置1を得ることが可能となる。
さらに、制御部6が、コンロ操作部3a及びフード操作部4aあるいはこれらと別体で形成されたリモコン9から発信される信号も受信して換気ファン7等の動作を制御するため、各操作部3a、4a、9aによってレンジフード4を操作することができると共に、コンロ操作部3aとリモコン操作部9aからの信号として赤外線信号を使用して遠隔操作でき、使い勝手と安全性に優れた換気装置1を得ることが可能となる。
なお、上記実施形態においては、今回入力されたコマンドが連動コマンドであるか否かを識別することで、連動コマンド以外のコマンドを優先させて動作処理させる極めて簡素なフローチャートを採用したが、本発明に係わる換気装置1は、この例に限定されず、例えば図5に示すフローチャートを採用することもできる。なお、図5のフローチャートにおいて、図4と同一部位には同一符号を付して説明する。
先ず、入力信処理が開始(S100)されて、コマンドが入力されたか否かが判断(S101)されると、入力コマンドが連動コマンドであるか否かが判断(S102)される。そして、判断S102で「YES」の場合、すなわち今回入力されたコマンドが連動コマンドである場合は、今回入力されたコマンドが前回コマンドと同一か否かが判断(S103)され、入力されたコマンドが前回コマンドと同一で判断S103で「YES」の場合は、タイマーがカウントダウン中か否かが判断(S107)される。この判断S107で「NO」の場合、すなわちタイマーが停止中の場合は、今回受信したコマンドを保存すると共にタイマーのカウントダウンをスタート(S108)させ、その後今回入力されたコマンドの動作処理(S105)を実行して、動作を終了(S106)する。
一方、前記判断S103で「NO」の場合、すなわち入力されたコマンドが前回コマンドと一致せず異なる場合は、ステップS108に移行して入力コマンドを保存すると共にタイマーのカウントダウンをスタートさせる。また、前記判断S107で「YES」の場合、すなわち今回入力されたコマンドと前回のコマンドが一致してもタイマーがカウントダウン中の場合、あるいは判断S101で「NO」の場合、すなわちコマンドを受信しない場合は、いずれも一連の動作を終了(S106)する。また、前記判断S102で「NO」の場合、すなわち入力コマンドが連動コマンドでない場合は、図6に示すフローチャートのステップS302に移行し、該ステップS302以降が実行されることになる。なお、前記タイマーは、例えば制御部6内に設けられた減算タイマーが使用され、タイマーのカウント数が「0」になるとそのまま待機するようになっている。
つまり、このフローチャートによれば、今回入力されたコマンドと前回コマンドが一致しない場合等に、タイマーが予め設定された時間動作すると、この動作中(カウントダウン中)に前回と同一のコマンドが入力されても、このコマンドを無視するようになっている。このように構成される換気装置1においても、タイマーで設定される時間を所定値に設定すること等により、上記実施形態の換気装置1と同様の作用効果を得ることができる。このように、本発明に係わる換気装置1の動作としては、上記実施形態と略同様の作用効果が得られる適宜のフロチャートを採用することができる。
なお、上記実施形態においては、レンジフード4の受信部6aでコンロ操作部3aとリモコン操作部9aの赤外線信号を共に受信できる構成としたが、例えばリモコン9を省略してコンロ制御部3aからのみ赤外線信号を受信できる構成とすることもできるし、コンロ制御部3aやリモコン9による遠隔操作も赤外線等の無線方式に限らず、有線方式を採用することもできる。また、上記実施形態における、コンロ操作部3aのコンロ台3への配置位置、フード操作部4aの配置位置、各種制御部5、6、28の形態、レンジフード4自体の形態等も一例であって、各種制御部5、6、28の主要部を例えばレンジフード4に集中配置する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
本発明は、一般家庭のシステムキッチン等の厨房の換気装置への利用に限らず、レストランやホテル等の各種厨房の換気装置にも利用できる。
本発明に係わる換気装置の一実施形態を示す概略構成図 同そのコンロ操作部とフード操作部の説明図 同リモコンの説明図 同動作の一例を示すフローチャート 同他の動作を示すフローチャート 従来の換気装置の設置状態の説明図 同その動作を示すフローチャート
符号の説明
1・・・換気装置、2・・・カウンター、3・・・コンロ台、3a・・・コンロ操作部、4・・・レンジフード、4a・・・フード操作部、5・・・制御部、5a・・・発信部、6・・・制御部、6a・・・受信部、7・・・換気ファン、8・・・照明機器、10、13・・・運転切替スイッチ、11、14、23・・・運転切スイッチ、15、24・・・タイマースイッチ、12、16、25・・・照明入/切スイッチ、20・・・強スイッチ、21・・・中スイッチ、22・・・弱スイッチ、26・・・発信部、28・・・制御部。

Claims (3)

  1. 厨房用カウンターに配置された加熱機器と、該加熱機器の上方に配置され換気ファン等を有するレンジフードと、該レンジフードを前記加熱機器の動作と連動させて制御可能な制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記加熱機器から複数回連続して出力される連動信号により前記レンジフードを加熱機器の動作と連動させ、少なくとも前記連動信号が連続して出力されている間は、前記連動信号以外の所定の信号を優先させてレンジフードを動作させると共に、各操作部から出力される信号が入力された際に、前記連動信号であるか否かを識別し、連動信号でない場合に当該入力された信号に応じた動作処理を行い、連動信号の場合で前回の信号と異なる場合に当該入力された信号を保存してその動作処理を行うことを特徴とする換気装置。
  2. 前記連動信号以外の所定の信号は、各操作部から出力されるタイマー等のオン・オフ信号、前記換気ファンの風量を複数段階に調整する運転切替等の順送り信号、または運転切等のオン信号であることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記各操作部は、加熱機器の操作部、レンジフードの操作部及びこれらと別体で形成されたリモコンの操作部であることを特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。
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