JP6074691B2 - レンジフード - Google Patents

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本発明は、送風機の風量を変更するレンジフードに関し、特に残置運転を行うレンジフードに関する。
送風機の運転停止後において、所定時間残置運転を行うことができるレンジフードが既に提案されている(特許文献1から4)。
また、特許文献5では、換気指示手段により、加熱調理の種類に応じて残置運転の時間と換気風量とを決定することによって、無駄のない適切な換気風量と換気時間により換気を行うことができるレンジフードを提案している。
特開2008−298357号公報 特開平1−203834号公報 特開2005−155927号公報 特開2009−121751号公報 特開2002−147764号公報(図5(a))
しかし、特許文献1から4によれば、残置運転は可能であるが風量、あるいは設定時間が調理内容や調理時の風量によらず一定であるため、残置運転中、特に後半において風量が過剰であったり、反対に、残置運転に終始微弱風量が設定されており、調理直後の残臭に対する換気が不十分である。
また特許文献5によれば、コンロと連動し、コンロからの調理内容やON/OFF等の信号を受け、残置運転の時間、および風量を決定できるが、専用のコンロしか連動できないという制約がある。
そこで本発明は、調理後の残置運転において、温度センサー等の検知手段がなくても、調理に応じた最適な風量と運転時間で運転するレンジフードを提供することを目的とする。
発明のレンジフードは、風量を変更可能な送風機と、加熱調理器での調理物温度によって前記送風機の風量を変更する風量制御部とを有するレンジフードであって、前記送風機の風量ノッチを変更する前記風量制御部と、前記送風機の運転の停止を指示する運転停止部と、前記運転停止部による停止指示後に、前記送風機を所定時間継続して運転させる残置運転部とを備え、前記残置運転部では、前記風量制御部に対して、残置運転開始後、残置運転開始前の風量ノッチ以下で残置運転させるとともに、前記風量ノッチを段階的に低下させる信号を出力することを特徴とする。
また、前記残置運転部では、残置運転開始時には、残置運転開始前の前記風量ノッチで運転させることを特徴とする。
また、残置運転開始後の前記風量ノッチ毎の運転時間を、あらかじめ設定できることを特徴とする。
また、残置運転開始後の前記風量ノッチを、あらかじめ設定できることを特徴とする。
また、前記加熱調理器からのOFF信号を受信する信号受信部を備え、前記信号受信部での前記OFF信号の受信によって前記運転停止部が前記停止指示を出力することを特徴とする。
また、前記加熱調理器からの調理メニュー信号を受信する信号受信部を備え、前記残置運転部では、前記風量制御部に対して、受信する前記調理メニュー信号によって、調理メニュー毎に設定された設定時間及び前記風量ノッチで残置運転させる信号を出力することを特徴とする。
また、前記加熱調理器の上面における前記調理物温度と調理物周囲温度との平均温度を検出する赤外線センサーと、前記加熱調理器の周囲温度を検出する温度センサーとを備え、前記風量制御部では、前記温度センサーで検出される前記周囲温度を前記調理物周囲温度として、前記赤外線センサーで検出される前記平均温度から前記調理物温度を算出し、算出した前記調理物温度から前記送風機の風量を決定することを特徴とする。
本発明によれば、調理時の調理物に対する必要な排気量を確保できるとともに、必要以上の排気を行うことなく残置運転を行え、センサー等の検知手段がなくても調理物に合った残置運転が可能である。
また、本発明によれば、残置運転開始時に残置運転開始前の風量ノッチから所定時間運転を開始することで、残置運転開始時直ぐに微風運転に切り替わる場合と比べ、風量不足により臭いが残ることがなく、また、その後段階的にノッチを下げて停止するため、残臭の減少に応じて風量を下げることが可能であるため、同一のノッチで終始残置運転する場合と比べて、省エネ面において優れている。
また、本発明によれば、残置運転部における各ノッチの運転時間を初期設定することにより、例えば、臭いが残り易い調理(魚焼き等)が多い場合には、強ノッチの運転時間を長くし、その後に段階的にノッチを下げるように設定するように、加熱調理器の使用者や使用状況に応じた設定ができることにより、より効果的に排気できる。
また、本発明によれば、残置運転部において、どの風量ノッチで残置運転を行うかについて初期設定することにより、例えば、臭いが残り易い調理(魚焼き等)が多い場合には、標準より高い風量ノッチに設定するように、加熱調理器の使用者や使用状況に応じた設定ができることにより、より効果的に排気できる。
また、本発明によれば、加熱調理器からのOFF信号を受けて自動的に残置運転に入るため、手動で残置運転の開始操作を行う必要がなく、また送風機を停止し忘れる心配がない。
また、本発明によれば、加熱調理器から調理メニュー信号を受信することにより、調理毎に設定された設定時間とノッチで残置運転が開始され、自動的に調理毎に最適な残置運転時間と風量で運転される。
また、本発明によれば、加熱調理器上に一定の大きさの調理物があり、調理物周囲温度が温度センサーで検出する加熱調理器の周囲温度と等しいと仮定することで、周囲温度と加熱調理器上面の平均温度から調理物温度を算出し、算出した調理物温度に応じて風量を制御することができる。従って、残置運転を、調理物温度に応じて開始できる。
本実施例のレンジフードの設置状態を示す正面斜視図 同レンジフードの設置状態を示す要部断面側面図 図2の要部拡大断面図 本実施例のレンジフードを機能実現手段で表したブロック図 本実施例のレンジフードの風量制御部での処理を説明するための図 本実施例のレンジフードでの処理流れを示すフローチャート 本実施例のレンジフードでの残置運転を示す図 比較例での残置運転を示す図
本発明の第1の実施の形態によるレンジフードは、送風機の風量ノッチを変更する風量制御部と、送風機の運転を停止する運転停止部と、運転停止部による停止指示後に、送風機の運転を所定時間継続する残置運転部とを備え、残置運転部では、前記風量制御部に対して、残置運転開始後、残置運転開始前の風量ノッチ以下で残置運転させるとともに、風量ノッチを段階的に低下させる信号を出力するものである。本実施の形態によれば、残置運転開始後に、残置運転開始前の風量ノッチ以下で運転するとともに、ノッチを段階的に下げ、所定時間経過後に停止する。従って、調理時の調理物に対する必要な排気量を確保できるとともに、必要以上の排気を行うことなく残置運転を行え、センサー等の検知手段がなくても調理物に合った残置運転が可能である。そのため、残臭に対して効果的に排気ができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるレンジフードにおいて、残置運転部では、残置運転開始時には、残置運転開始前の風量ノッチで運転させるものである。本実施の形態によれば、残置運転開始時に残置運転開始前の風量ノッチから所定時間運転をすることで、残置運転開始時直ぐに微風運転に切り替わる場合と比べ、風量不足により臭いが残ることがなく、また、その後段階的にノッチを下げて停止するため、残臭の減少に応じて風量を下げることが可能であるため、同一のノッチで終始残置運転する場合と比べて、省エネ面において優れている。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるレンジフードにおいて、残置運転開始後の風量ノッチ毎の運転時間をあらかじめ設定できるものである。本実施の形態によれば、残置運転部における各ノッチの運転時間を初期設定することにより、例えば、臭いが残り易い調理(魚焼き等)が多い場合には、強ノッチの運転時間を長くし、その後に段階的にノッチを下げるように設定するように、加熱調理器の使用者や使用状況に応じた設定ができることにより、より効果的に排気できる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3の実施の形態によるレンジフードにおいて、残置運転開始後の風量ノッチを、あらかじめ設定できるものである。本実施の形態によれば、残置運転部において、どの風量ノッチで残置運転を行うかについて初期設定することにより、例えば、臭いが残り易い調理(魚焼き等)が多い場合には、標準より高い風量ノッチに設定するように、加熱調理器の使用者や使用状況に応じた設定ができることにより、より効果的に排気できる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4の実施の形態によるレンジフードにおいて、加熱調理器からのOFF信号を受信する信号受信部を備え、信号受信部でのOFF信号の受信によって運転停止部が停止指示を出力するものである。本実施の形態によれば、加熱調理器からのOFF信号を受けて自動的に残置運転に入るため、手動で残置運転の開始操作を行う必要がなく、また送風機を停止し忘れる心配がない。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5の実施の形態によるレンジフードにおいて、加熱調理器からの調理メニュー信号を受信する信号受信部を備え、残置運転部では、前記風量制御部に対して、受信する調理メニュー信号によって、調理メニュー毎に設定された設定時間及び風量ノッチで残置運転させる信号を出力するものである。本実施の形態によれば、加熱調理器から調理メニュー信号を受信することにより、調理毎に設定された設定時間とノッチで残置運転が開始され、自動的に調理毎に最適な残置運転時間と風量で運転される。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6の実施の形態によるレンジフードにおいて、加熱調理器の上面における調理物温度と調理物周囲温度との平均温度を検出する赤外線センサーと、加熱調理器の周囲温度を検出する温度センサーとを備え、風量制御部では、温度センサーで検出される周囲温度を調理物周囲温度として、赤外線センサーで検出される平均温度から調理物温度を算出し、算出した調理物温度から送風機の風量を決定するものである。本実施の形態によれば、加熱調理器上に一定の大きさの調理物があり、調理物周囲温度が温度センサーで検出する加熱調理器の周囲温度と等しいと仮定することで、周囲温度と加熱調理器上面の平均温度から調理物温度を算出し、算出した調理物温度に応じて風量を制御することができる。従って、残置運転を、調理物温度に応じて開始できる。
以下に、本発明の一実施例によるレンジフードについて説明する。
図1は本実施例のレンジフードの設置状態を示す正面斜視図、図2は同レンジフードの設置状態を示す要部断面側面図、図3は図2の要部拡大断面図である。
本実施例のレンジフード10は、加熱調理器20の上方に設置される。
レンジフード10は、風量ノッチを変更可能な送風機11を内部に備えるとともに下面に吸込口12を形成するフード本体13を有している。フード本体13は、吸込口12よりも手前側にフード前部13aを形成している。
フード前部13aには、操作スイッチケース14が設けられ、操作スイッチケース14の前面には操作スイッチ14aが設けられ、操作スイッチケース14内には赤外線式温度センサーユニット30と制御基板14bが配置されている。操作スイッチ14aは制御基板14bに取り付けられている。
赤外線式温度センサーユニット30の下面にはセンサカバー30aが設けられている。
赤外線式温度センサーユニット30には、赤外線センサー31が設けられており、赤外線センサー31は、加熱調理器20の加熱部側に傾けて配置している。
図4は、本実施例のレンジフードを機能実現手段で表したブロック図である。
赤外線式温度センサーユニット30は、赤外線センサー31と温度センサー32とを備えている。
赤外線センサー31は、加熱調理器20の上面における調理物温度と調理物周囲温度との平均温度を検出する。また、温度センサー32は、室内温度を検出する。
レンジフード10は、加熱調理器20からの調理器信号を受信する信号受信部15と、送風機11の風量ノッチを変更する風量制御部16を備えている。
また、レンジフード10は、入力・設定部17と、記憶部18とを備え、入力・設定部17では、レンジフード10の設置時に、加熱調理器20の種類、例えば電磁式加熱調理器かガス式加熱調理器かを入力し、またレンジフード10の設置高さを入力する。入力・設定部17で入力又は設定された加熱調理器20の種類やレンジフード10の高さに関するデータは、記憶部18に記憶される。
入力・設定部17では、残置運転開始後の風量ノッチ毎の運転時間を、また、残置運転開始後の風量ノッチをあらかじめ設定でき、これらの設定をレンジフード10の設置後に変更することもできる。設定され又は変更された残置運転開始後の風量ノッチや風量ノッチ毎の運転時間は記憶部18に記憶される。
また、記憶部18には、調理物温度と判断するための調理物面積Saがあらかじめ記憶されている。
また、レンジフード10は、送風機11の運転停止を操作する切スイッチ41と、この切スイッチ41の操作により送風機11の運転の停止を指示する運転停止部42と、運転停止部42による停止指示後に、送風機11を所定時間継続して運転させる残置運転部43を備えている。残置運転部43では、送風機11を所定時間継続して運転させる信号を風量制御部16に対して出力する。
加熱調理器20は、加熱部21と、この加熱部21の火力を調整する調理メニュー設定部25とを備えている。
また、加熱調理器20は、信号送信部23及びOFF操作部26を備えている。信号送信部23から送信される信号は、調理メニュー設定部25からの火力信号や、OFF操作部26からのOFF信号である。
信号送信部23から送信される信号は、信号受信部15にて受信される。OFF操作部26からのOFF信号を信号受信部15にて受信すると、運転停止部42では送風機11の運転の停止を指示し、残置運転部43では、送風機11を所定時間継続して運転させる信号を風量制御部16に対して出力する。
図5は本実施例のレンジフードの風量制御部での処理を説明するための図である。
図5(a)は、加熱調理器20の上面を示しており、この加熱調理器20は、4つの加熱部21a、21b、21c、21dを備え、加熱部21aに調理物(なべ)44が載置されている。
図5(b)及び図5(c)では、赤外線センサー31の検知範囲Aを示し、図5(b)は加熱部21を加熱していない状態、図5(c)は加熱部21aを加熱し、調理物44が所定の温度に上昇している状態を示している。
検知範囲Aは、調理物44だけでなく、調理物44以外の範囲も検知範囲に含んでいる。
従って、赤外線センサー31は、調理物44を対象とする調理物温度と調理物44以外を対象とする調理物周囲温度との平均温度Tpを検出する。また、温度センサー32は、室内温度Thを検出する。
このように、加熱調理器20上に一定の大きさの調理物44があり、調理物周囲温度が温度センサー32で検出する室内温度Thと等しい(図5(b))と仮定することで、室内温度Thと加熱調理器20上面の平均温度Tpから調理物温度を算出する。
なお、検知窓31aの開口形状によって、赤外線センサー31の検知範囲Aの形状を、加熱部21の配置に合わせた形状としている。
図6は、本実施例のレンジフードでの処理流れを示すフローチャートである。
ステップ1は、レンジフード10の生産段階又は初期設定で行われ、調理物44の面積Saがあらかじめ設定され、記憶部19に記憶されている。
ステップ2は、レンジフード10の設置時に行われ、加熱調理器20から赤外線センサー31までの設置高さ、すなわちレンジフード10の設置高さhを入力・設定部17から入力する。レンジフード10の設置高さhによって検知範囲Aの広さが変わるためである。レンジフード10の設置高さhによって、赤外線センサー31の検知範囲面積Shが決定される(ステップ3)。なお、レンジフード10の設置高さhの入力時に、あらかじめ関連づけされた赤外線センサー31の検知範囲面積Shを記憶部18に記憶することが好ましい。
ステップ4以降は、レンジフード10の使用時に行われる。
レンジフード10の使用時には、赤外線センサー31で調理物温度と調理物周囲温度との平均温度Tpを検出し(ステップ4)、温度センサー32で室内温度Thを検出する(ステップ5)。
平均温度Tpと室内温度Thが検出されると、ステップ1であらかじめ設定されている調理物44の面積Sa、ステップ3で設定されている検知範囲面積Shとともに、風量制御部16において調理物温度Tが算出される(ステップ6)。
調理物温度Tは、例えば、平均温度Tpと室内温度Thとの差と、検知範囲面積Shに対する調理物44の面積Saとの比率によって算出される。
そしてステップ7において、ステップ6で算出した調理物温度Tによって送風機11の風量ノッチが風量制御部16で決定され、決定された風量ノッチで送風機11を動作させる。
ここで、信号受信部15においてOFF操作部26によるOFF信号を受信すると(ステップ8)、運転停止部42が残置運転部43に対して停止指示を出力する(ステップ9)。
また、レンジフード10の切スイッチ41が操作されると(ステップ10)、運転停止部42が残置運転部43に対して停止指示を出力する(ステップ9)。
ステップ9において、運転停止部42が残置運転部43に対して停止指示を出力すると、残置運転部43は、風量制御部16に対して残置運転させる信号を出力する(ステップ11)。
ステップ11において、残置運転部43から風量制御部16に対して残置運転させる信号が出力されると、その出力信号に応じて送風機11の風量ノッチが変更されて残置運転が行われる(ステップ12)。
一方、信号受信部15において調理メニュー信号を受信している場合に(ステップ13)、ステップ9において、運転停止部42が残置運転部43に対して停止指示が出力されると、ステップ11において、調理メニュー毎に設定されて記憶部18にあらかじめ記憶された設定時間及び風量ノッチで残置運転させる信号を出力する。
また、入力・設定部17において、残置運転開始後の風量ノッチ毎の運転時間が設定されている場合(ステップ14)には、ステップ12では、ステップ14で設定された風量ノッチ毎の運転時間で送風機11の風量ノッチが変更されて残置運転が行われる。
また、入力・設定部17において、残置運転開始後の風量ノッチが設定されている場合(ステップ15)には、ステップ12では、ステップ14で設定された風量ノッチで送風機11が変更されて残置運転が行われる。
図7は本実施例のレンジフードでの残置運転を示し、図8は比較例での残置運転を示す図である。
図7及び図8では、4段階の風量ノッチを備えている場合を示しており、第1の風量ノッチよりも第2の風量ノッチが高く、第2の風量ノッチよりも第3の風量ノッチが高く、第3の風量ノッチよりも第4の風量ノッチが高いものとして以下に説明する。
図7及び図8では、残置運転開始前に送風機11が第4の風量ノッチで運転されている場合に、残置運転が開始した場合を示している。
図7では、残置運転開始時(切)に残置運転開始前の風量ノッチ(第4の風量ノッチ)で所定時間(例えば5分間)残置運転を開始し、その後第3の風量ノッチで5分間、そして第2の風量ノッチで5分間、第1の風量ノッチで5分間運転して停止する。
図8では、残置運転開始時(切)に残置運転開始前の風量ノッチ(第4の風量ノッチ)より低速の風量ノッチ(例えば第1の風量ノッチ)で所定時間(10分程度)残置運転を行って停止する。
図7に示すように、残置運転開始時に残置運転開始前の風量ノッチから所定時間運転を開始することで、残置運転開始時直ぐに微風運転に切り替わる場合(図8)と比べ、風量不足により臭いが残ることがなく、また、その後段階的にノッチを下げて停止するため、残臭の減少に応じて風量を下げることが可能であるため、同一のノッチで終始残置運転する場合と比べて、省エネ面において優れている。
また、図7に示すように、段階的に風量ノッチを下げることで、調理時の調理物に対する必要な排気量を確保できるとともに、必要以上の排気を行うことなく残置運転を行え、センサー等の検知手段がなくても調理物に合った残置運転が可能である。
なお、図7では、残置運転開始時(切)に残置運転開始前の風量ノッチ(第4の風量ノッチ)で所定時間(5分間)残置運転を開始させる場合を示したが、残置運転開始時(切)に残置運転開始前の風量ノッチ(第4の風量ノッチ)よりも低い風量ノッチ(例えば第3の風量ノッチ)で運転させ、その後段階的に低い風量ノッチに切り替えてもよい。
なお、本実施例では、各ノッチの運転時間を入力・設定部17で設定することにより、例えば、臭いが残り易い調理(魚焼き等)が多い場合には、強ノッチの運転時間を長くし、その後に段階的にノッチを下げるように設定するように、加熱調理器20の使用者や使用状況に応じた設定ができることにより、より効果的に排気できる。
また、本実施例では、どの風量ノッチで残置運転を行うかについて入力・設定部17で設定することにより、例えば、臭いが残り易い調理(魚焼き等)が多い場合には、標準より高い風量ノッチに設定するように、加熱調理器20の使用者や使用状況に応じた設定ができることにより、より効果的に排気できる。
また、本実施例では、加熱調理器20からのOFF信号を受けて自動的に残置運転に入るため、手動で残置運転の開始操作を行う必要がなく、また送風機11を停止し忘れる心配がない。
また、本実施例では、加熱調理器20から調理メニュー信号を受信することにより、調理毎に設定された設定時間とノッチで残置運転が開始され、自動的に調理毎に最適な残置運転時間と風量で運転される。
また、本実施例では、加熱調理器20上に一定の大きさの調理物44があり、調理物周囲温度が温度センサー32で検出する加熱調理器20の周囲温度と等しいと仮定することで、周囲温度と加熱調理器20の上面の平均温度から調理物温度を算出し、算出した調理物温度に応じて風量を制御することができる。従って、残置運転を、調理物温度に応じて開始できる。
本発明は、調理物温度によって送風機の風量を変更するレンジフードにおいて適している。
10 レンジフード
11 送風機
12 吸込口
13 フード本体
15 信号受信部
20 加熱調理器
25 調理メニュー設定部
26 OFF操作部
30 赤外線式温度センサーユニット
31 赤外線センサー
42 運転停止部
43 残置運転部
44 調理物

Claims (5)

  1. 風量を変更可能な送風機と、加熱調理器での調理物温度によって前記送風機の風量を変更する風量制御部とを有するレンジフードであって、
    前記送風機の風量ノッチを決定し、決定した前記風量ノッチで前記送風機を動作させる前記風量制御部と、
    前記送風機の運転の停止を指示する運転停止部と、
    前記運転停止部による停止指示後に残置運転させる信号を出力する残置運転部と
    残置運転開始後の風量ノッチ毎の運転時間をあらかじめ設定する入力・設定部とを備え、
    前記残置運転部では、前記風量制御部に対して、残置運転開始後、残置運転開始前の風量ノッチ以下で各風量ノッチに応じた前記運転時間毎に自動的に残置運転させるとともに、前記風量ノッチを段階的に低下させる信号を出力することを特徴とするレンジフード。
  2. 残置運転開始後の前記風量ノッチを、あらかじめ設定できることを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記加熱調理器からのOFF信号を受信する信号受信部を備え、
    前記信号受信部での前記OFF信号の受信によって前記運転停止部が前記停止指示を出力することを特徴とする請求項1または請求項に記載のレンジフード。
  4. 前記加熱調理器からの調理メニュー信号を受信する信号受信部を備え、
    前記残置運転部では、前記風量制御部に対して、受信する前記調理メニュー信号によって、調理メニュー毎に設定された設定時間及び前記風量ノッチで残置運転させる信号を出力することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のレンジフード。
  5. 前記加熱調理器の上面における前記調理物温度と調理物周囲温度との平均温度を検出する赤外線センサーと、前記加熱調理器の周囲温度を検出する温度センサーとを備え、
    前記風量制御部では、
    前記温度センサーで検出される前記周囲温度を前記調理物周囲温度として、前記赤外線センサーで検出される前記平均温度から前記調理物温度を算出し、
    算出した前記調理物温度から前記送風機の風量を決定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のレンジフード。
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