JP7164162B2 - レンジフード - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係るレンジフードをキッチンに設置した場合の正面図である。また、図2は、本実施形態に係るレンジフードをキッチンに設置した場合の側面図である。
図5は、本実施形態のレンジフード100の動作フローチャートである。この動作フローチャートは制御部130によって処理される。なお、この動作フローチャートは、操作パネル120(図3および図4参照)の風量自動スイッチ123が選択されているときに実行される。
次に、ファン116の風量の段階を変化させる場合の制御部130動作(図5の動作フローチャートのS110とS120のステップで処理される動作)を、態様1~態様4に分けて詳細に説明する。
態様1では、閾値温度/閾値条件記憶部135に記憶されている閾値温度を用いて、ファン116の風量を増減させる。この態様における閾値温度は、ファン116の風量を「中」から1段階下の「弱」に低下させるときの閾値温度t2(℃)を、ファン116の風量を「弱」から1段階上の「中」に増加させるときの閾値温度t1(℃)よりも低く設定している。つまり、閾値温度は、t2(℃)<t1(℃)の関係にある。t2(℃)≧t1(℃)の関係としないのは、以下の理由による。たとえば、調理器200の天面温度が上昇し、天面温度がt1に到達すると風量が「弱」から「中」に変化し、その後さらに天面温度が上昇してt2に到達すると風量が「中」から「弱」に変化してしまう。このように、調理器200の天面温度は上昇しているのに風量が落ちてしまうことが生じるからである。
態様1は、天面温度と閾値温度とを比較してファン116の風量を切り替えた。態様2では、さらに時間的な要素を付加している。この態様では、温度センサ300の検知する天面温度が閾値温度t2(℃)以下を所定時間x2以上継続したときに、ファン116の風量を「中」から「弱」に低下させ、温度センサ300の検知する天面温度が閾値温度t1(℃)以上を所定時間x1以上継続していたときに、ファン116の風量を「弱」から「中」に増加させる。なお、所定時間x1と前記所定時間x2との大小関係は、x1<x2である。
態様1および態様2では、閾値温度を用いてファン116の風量を切り替えた。態様3では、閾値温度/閾値条件記憶部135に記憶されている閾値条件を用いて、ファン116の風量を切り替える。この態様は、温度センサ300が複眼温度センサであるときに限られ、単眼温度センサは除かれる。この態様において、ファン116の風量を「弱」から「中」に増加させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn1個以上の画素がt1(℃)以上の温度を検知していることであり、ファン116の風量を「中」から「弱」に低下させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn2個以上の画素がt2(℃)以下の温度を検知していることであり、このとき、n1<n2である。このように、n1<n2としている理由は、温度上昇時の画素数の方を少なくすると、急激な温度上昇を即座に捉えて風量を上げられるからである。また、n1は、複眼温度センサの全画素数の半分未満の画素数であることが好ましい。なお、閾値温度t1とt2との関係は、t1≠t2であっても良く、t1=t2であっても良い。
態様3は、閾値条件(画素数と温度)を見てファン116の風量を切り替えた。態様4では、さらに時間的な要素を付加している。この態様において、ファン116の風量を「弱」から「中」に増加させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn1個以上の画素がt1(℃)以上の温度を所定時間x1以上検知していることであり、ファン116の風量を「中」から「弱」に低下させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn2個以上の画素がt2(℃)以下の温度を所定時間x2以上検知していることであり、このとき、n1<n2、x1<x2である。なお、閾値温度t1とt2との関係は、t1≠t2であっても良く、t1=t2であっても良い。
上記の態様1から態様4では、S110とS120のステップで処理される、ファン116の風量に対する制御部130動作について説明した。次に、ファン116の風量をフィルタ118の回転数に置き替えた、態様5から態様8を説明する。
態様5では、閾値温度/閾値条件記憶部135に記憶されている閾値温度を用いて、フィルタ118の回転数を増減させる。この態様における閾値温度は、フィルタ118の回転数を「中」から1段階下の「低」に低下させるときの閾値温度t2(℃)を、フィルタ118の回転数を「低」から1段階上の「中」に増加させるときの閾値温度t1(℃)よりも低く設定している。つまり、閾値温度は、t2(℃)<t1(℃)の関係にある。t2(℃)≧t1(℃)の関係としないのは、以下の理由による。たとえば、調理器200の天面温度が上昇し、天面温度がt1に到達するとフィルタ118の回転数が「低」から「中」に変化し、その後さらに天面温度が上昇してt2に到達するとその回転数が「中」から「低」に変化してしまう。このように、調理器200の天面温度は上昇しているのに回転数が落ちてしまうことが生じるからである。
態様5は、天面温度と閾値温度とを比較してフィルタ118の回転数を切り替えた。態様6では、さらに時間的な要素を付加している。この態様では、温度センサ300の検知する天面温度が閾値温度t2(℃)以下を所定時間x2以上継続したときに、フィルタ118の回転数を「中」から「低」に低下させ、温度センサ300の検知する天面温度が閾値温度t1(℃)以上を所定時間x1以上継続していたときに、フィルタ118の回転数を「低」から「中」に増加させる。なお、所定時間x1と前記所定時間x2との大小関係は、x1<x2である。
態様5および態様6では、閾値温度を用いてフィルタ118の回転数を切り替えた。態様7では、閾値温度/閾値条件記憶部135に記憶されている閾値条件を用いて、フィルタ118の回転数を切り替える。この態様は、温度センサ300が複眼温度センサであるときに限られ、単眼温度センサは除かれる。この態様において、フィルタ118の回転数を「低」から「中」に増加させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn1個以上の画素がt1(℃)以上の温度を検知していることであり、フィルタ118の回転数を「中」から「低」に低下させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn2個以上の画素がt2(℃)以下の温度を検知していることであり、このとき、n1<n2である。このように、n1<n2としている理由は、温度上昇時の画素数の方を少なくすると、急激な温度上昇を即座に捉えてその回転数を上げられるからである。また、n1は、複眼温度センサの全画素数の半分未満の画素数であることが好ましい。なお、閾値温度t1とt2との関係は、t1≠t2であっても良く、t1=t2であっても良い。
態様7は、閾値条件(画素数と温度)を見てフィルタ118の回転数を切り替えた。態様8では、さらに時間的な要素を付加している。この態様において、フィルタ118の回転数を「低」から「中」に増加させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn1個以上の画素がt1(℃)以上の温度を所定時間x1以上検知していることであり、フィルタ118の回転数を「中」から「低」に低下させるときの閾値条件は、複眼温度センサのn2個以上の画素がt2(℃)以下の温度を所定時間x2以上検知していることであり、このとき、n1<n2、x1<x2である。なお、閾値温度t1とt2との関係は、t1≠t2であっても良く、t1=t2であっても良い。
110 排気部、
112 吸気口、
114 排気口、
116 ファン、
117 ファンモータ、
118 フィルタ、
119 フィルタモータ、
120 操作パネル、
121 運転スイッチ、
122 風量スイッチ、
123 風量自動スイッチ、
124 タイマースイッチ、
125 照明スイッチ、
126 常時換気スイッチ、
130 制御部、
135 閾値条件(閾値温度)記憶部、
200 調理器、
210 熱源、
220 グリルの吹出口、
300 温度センサ。
Claims (4)
- 調理器の天面温度を複数の画素により検知する複眼温度センサと、
前記調理器上方で発生する油煙を吸気し外部に排気させるファンと、
前記複眼温度センサが検知する画素ごとの前記天面温度をあらかじめ設定した閾値条件と比較して前記ファンの風量を段階的に変化させる制御部と、を有し、
前記ファンの前記風量を任意の段階から1段階上の段階に増加させるときの前記閾値条件は、前記複眼温度センサのn1個以上の画素がt1(℃)以上の温度を検知していることであり、前記ファンの前記風量を前記1段階上の段階から前記任意の段階に低下させるときの前記閾値条件は、前記複眼温度センサのn2個以上の画素がt2(℃)以下の温度を検知していることであり、
このとき、n1<n2である、レンジフード。 - 調理器の天面温度を複数の画素により検知する複眼温度センサと、
前記調理器上方で発生する油煙を吸気し外部に排気させるファンと、
前記複眼温度センサが検知する画素ごとの前記天面温度をあらかじめ設定した閾値条件と比較して前記ファンの風量を段階的に変化させる制御部と、を有し、
前記ファンの前記風量を任意の段階から1段階上の段階に増加させるときの前記閾値条件は、前記複眼温度センサのn1個以上の画素がt1(℃)以上の温度を所定時間x1以上検知していることであり、前記ファンの前記風量を前記1段階上の段階から前記任意の段階に低下させるときの前記閾値条件は、前記複眼温度センサのn2個以上の画素がt2(℃)以下の温度を所定時間x2以上検知していることであり、
このとき、n1<n2である、レンジフード。 - 前記制御部は、前記ファンの前記風量を前記1段階上の段階から前記任意の段階に低下させようとしている前記所定時間x2の間に、前記複眼温度センサのn3個以上の画素がt2(℃)より高い温度となったときには、前記所定時間x2の計測をリセットする、
このとき、n2>n3である、請求項2に記載のレンジフード。 - 前記n2は、前記複眼温度センサの全画素である、請求項1から3のいずれかに記載のレンジフード。
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