JP7411197B2 - レンジフード - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係るレンジフードをキッチンに設置した場合の正面図である。また、図2は、本実施形態に係るレンジフードをキッチンに設置した場合の側面図である。
次に、レンジフード100を構成する各部の動作を詳細に説明する。
図5は、温度センサ300による調理器200の天面温度の検出状態を模式的に示す図である。上記の通り、温度センサ300は、レンジフード100の下面に取り付けられているので、調理器200の天面温度は、図5のように、たとえば8×8の64に区分された領域(Tij(i=1~8、j=1~8))ごとに検出される。具体的には、T11~T88までの64の領域の温度が領域ごとに検知される。
閾値温度記憶部134は、排気部110の排気風量を選択するための閾値温度を温度センサ300が検知する天面温度の領域ごとに対応させて記憶する。また、その閾値温度として、ガス調理器用の閾値温度とIH調理器用の閾値温度とを記憶している。
図13は、本実施形態のレンジフード100の動作フローチャートである。この動作フローチャートは制御部136によって処理される。なお、この動作フローチャートは、操作パネル(図3参照)120の風量自動スイッチ123が選択されているときに動作する。以下に、レンジフード100の動作を詳細に説明する。
上記の通り、たとえば、調理器200の熱源210Aおよび210B(図5参照)を使用している場合には、温度センサ300が検知する天面温度の温度分布は、図6および図7に示すようになる。この温度分布に、S120で選択した閾値温度を適用し、閾値温度よりも高い温度の領域のみを抽出すると、図6の色の濃い領域、換言すれば、図7の図形の高さの高い領域が残る。また、残った領域において、温度の最も高い領域が2つある。これらの残った領域の位置(Ti=T22~T27、T32~T37、T42~T47)および温度の最も高い領域の位置(Tij=T33、T36)は認識できているので、熱源210Aと210Bが使用されていることがわかる。つまり、使用されている熱源の位置が熱源210Aおよび210Bの位置、使用されている熱源の数が2、使用されているものが熱源であるということがわかる。
図14は、調理器200の熱源の数と位置、およびグリルの吹出口の位置の特定をするためのテンプレート140の一例を示す図である。このテンプレート140は図5に示したように、3口の熱源とグリルを有する調理器200に適用するものである。また、図15は、調理器の熱源の数と位置、およびグリルの吹出口の位置の特定をするための他のテンプレート150の一例を示す図である。このテンプレート150は、2口の熱源とグリルを有する調理器200に適用するものである。
図16~図18は、調理器200の熱源の位置とグリルの吹出口の位置との特定をするため、調理器200とレンジフード100との離隔距離に応じてあらかじめ登録した熱源の位置と吹出口の位置との位置情報の一例を示す図である。図16は、離隔距離が60cmの場合、図17は、離隔距離が80cmの場合、図18は、離隔距離が100cmの場合をそれぞれ示す。
上記のように、グリルの吹出口220の領域で検知温度が閾値温度よりも高い領域の数がXであり、グリルの吹出口220以外の領域で検知温度が閾値温度よりも高い領域の数がYであったとすると、閾値温度を超えている領域の合計はX+Yである。このX+Yの数があらかじめ設定した判定値Zを超えていないときには、制御部136は、排気風量を第一モードに設定する。一方、このX+Yの数があらかじめ設定した判定値を超えているときには、制御部136は、排気風量を第一モードよりも排気風量が大きい第二モードに設定する。
図20は、調理器で使用されている熱源の数とグリルの使用の有無によって選択される排気風量のモードの一例を示す図である。
上記のように、閾値温度を超えている領域の数や使用されている熱源やグリルの数などによって排気風量を設定する以外に、最も大きい排気風量が必要な閾値温度に基づき排気風量を選択することも考えられる。
また、制御部136は、グリルの吹出口220の位置に該当する領域およびその他の領域、またはグリルの吹出口220の位置に該当する領域および熱源の位置に該当する領域、のいずれかの区分された領域の天面温度の平均値と閾値温度とを比較し比較結果に応じて排気風量を選択しても良い。
110 排気部、
112 吸気口、
114 排気口、
116 排気ファン、
118 ファンモータ、
120 操作パネル、
121 運転スイッチ、
122 風量スイッチ、
123 風量自動スイッチ、
124 タイマースイッチ、
125 照明スイッチ、
126 常時換気スイッチ、
130 制御装置、
132 ガス/IH選択スイッチ、
134 閾値温度記憶部、
136 制御部、
200 調理器、
210 熱源、
220 グリルの吹出口、
300 温度センサ。
Claims (11)
- 調理器の天面温度を領域ごとに検知する温度センサと、
前記調理器からの臭気や油煙を排気する排気部と、
前記排気部の排気風量を選択するための閾値温度を前記領域ごとに記憶する閾値温度記憶部と、
全ての領域に第1の閾値温度を適用した後、前記天面温度から少なくとも前記調理器のグリルの吹出口の位置を特定し、特定した前記グリルの前記吹出口の位置に該当する領域の閾値温度を前記第1の閾値温度よりも小さい第2の閾値温度に変更し、前記天面温度と前記第1の閾値温度および前記第2の閾値温度とを前記領域ごとに比較し比較結果に応じて前記排気風量を選択する制御部と、を有するレンジフード。 - さらに、
前記調理器の種類がガス調理器かIH調理器かを選択する選択スイッチを有し、
前記閾値温度記憶部は、ガス調理器用の閾値温度と前記ガス調理器用の閾値温度よりも小さいIH調理器用の閾値温度を記憶し、
前記制御部は、前記ガス調理器が選択されているときには、特定した前記ガス調理器用のグリルの吹出口の位置に該当する領域の閾値温度を前記ガス調理器用の前記第1の閾値温度から前記ガス調理器用の前記第2の閾値温度に変更し、前記天面温度と前記ガス調理器用の前記第1の閾値温度および前記第2の閾値温度とを前記領域ごとに比較し比較結果に応じて前記排気風量を選択し、前記IH調理器が選択されているときには、特定した前記IH調理器用のグリルの吹出口の位置に該当する領域の閾値温度を前記IH調理器用の前記第1の閾値温度から前記IH調理器用の前記第2の閾値温度に変更し、前記天面温度と前記IH調理器用の前記第1の閾値温度および前記第2の閾値温度とを前記領域ごとに比較し比較結果に応じて前記排気風量を選択する、請求項1に記載のレンジフード。 - 前記制御部は、
前記天面温度から前記調理器で使用している熱源の数と位置、および前記グリルの使用の有無を特定し、前記使用している熱源に該当する領域の前記天面温度と前記第1の閾値温度とを前記領域ごとに比較するとともに、前記グリルが使用されているときには、特定した前記グリルの前記吹出口の位置に該当する領域の前記天面温度と前記第2の閾値温度とを前記領域ごとに比較し比較結果に応じて前記排気風量を選択する、請求項1または2に記載のレンジフード。 - 前記制御部が選択する前記排気風量は、比較結果に応じて、第一モードと、前記第一モードよりも前記排気風量が大きい第二モードとを含む、複数のモードを有する、請求項1から3のいずれかに記載のレンジフード。
- 前記制御部が選択する前記排気風量は、前記第1の閾値温度または前記第2の閾値温度を超える前記天面温度の領域の合計数が所定の数を超えている場合には、より大きい排気風量のモードを選択する、請求項4に記載のレンジフード。
- 前記制御部は、
区分された領域の前記天面温度の平均値と前記第1の閾値温度および前記第2の閾値温度とを比較し比較結果に応じて前記排気風量を選択し、
前記区分された領域とは、特定したグリルの前記吹出口の位置に該当する領域およびその他の領域、または特定したグリルの前記吹出口の位置に該当する領域および熱源の位置に該当する領域のいずれかである、請求項4に記載のレンジフード。 - 前記グリルの前記吹出口の位置の特定は、前記天面温度の前記領域ごとの温度分布を用いて行なう、請求項2に記載のレンジフード。
- 前記グリルの前記吹出口の位置の特定は、前記選択スイッチにより前記ガス調理器が選択されている場合には、前記調理器の中央部よりも背面側の前記天面温度の高い領域が一定の範囲で横長に分布している部分により、前記選択スイッチにより前記IH調理器が選択されている場合には、前記調理器の中央部よりも背面側の前記天面温度の高い領域が前記調理器の一定の範囲よりも狭い領域で集中している部分により、それぞれ行なう、請求項7に記載のレンジフード。
- 前記調理器で使用している前記熱源の数と位置、および前記グリルの使用の有無の特定は、前記天面温度の前記領域ごとの温度分布を用いて行なう、請求項3に記載のレンジフード。
- 前記調理器の前記熱源の数と位置、および前記グリルの前記吹出口の位置の特定は、前記調理器の種類ごとに前記熱源の位置と前記グリルの前記吹出口の位置とが示されているテンプレートと前記天面温度の前記領域ごとの温度分布とを比較することによって行なう、請求項3に記載のレンジフード。
- 前記調理器の前記熱源の位置と前記グリルの前記吹出口の位置との特定は、前記調理器と前記温度センサとの離隔距離に応じてあらかじめ登録した前記熱源の位置と前記吹出口の位置との位置情報を用い、離隔距離を設定することによって行なう、請求項3に記載のレンジフード。
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