JP2018200147A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱手段をオン・オフする毎に換気装置に対し異なるコード信号を2種類以上順番に送信することを不要にして、消費電力を抑制することが可能な加熱調理器を提供する。【解決手段】フォーマット設定開始用操作によって、同じ意味の制御コマンドであって複数の異なるフォーマットのコード信号である換気装置の運転を開始する信号を、所定インターバル時間をおいて順次送出するフォーマット設定処理を実行し、上記複数のコード信号のうち一のフォーマットのコード信号が送出された後、所定時間以内にフォーマット設定終了用操作が行われたとき、一のフォーマットのコード信号をオン・オフ信号用のコード信号として設定するフォーマット設定部を備え、通常使用時において加熱開始・停止指令手段により加熱手段による加熱の開始が指令されると、無線送信手段により設定された上記一のフォーマットのコード信号が送信され、換気装置が連動するように構成する。【選択図】図1
Description
本発明は、換気装置を連動させることができるように構成された加熱調理器に関し、詳しくは、複数のメーカの換気装置と連動させることができるように構成された加熱調理器に関する。
加熱調理器の中には、換気装置を連動させることができるように構成された加熱調理器がある。
そのような加熱調理器(調理機器)の一つとして、特許文献1には、操作手段によって加熱手段のオン・オフが行われたときに、その状態に連動して換気装置を作動させるために無線でオン・オフ信号を送信する無線送信手段を備え、無線送信手段は、同じ意味の制御コマンドで異なるコード信号を、少なくとも2種類以上、順番に送信するようにした加熱調理器が提案されている。
この特許文献1の加熱調理器は、換気装置を無線で連動させるにあたって、加熱手段のオン・オフに合わせて複数のメーカの換気装置と連動させる際に、同じ意味の制御コマンドで異なる複数のコード信号(複数のメーカの換気装置のそれぞれに対応する連動信号)を順番に送信するようにしているので、各メーカの換気装置の連動信号が異なる場合にも、無線送信手段を備えた基板を共用化することができて有意義である。
しかし、操作手段によって加熱手段をオン・オフさせる毎に、異なるコード信号を少なくとも2種類以上を順番に送信することになるので、無線送信用の電力が多くなるという問題があり、省電力の観点からは、改良の余地があるのが実情である。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、加熱手段をオン・オフする毎に、異なるコード信号を2種類以上順番に送信する必要がなく、消費電力を抑制することが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、
加熱手段と、この加熱手段による加熱の開始を指令する加熱開始・停止指令手段と、この加熱開始・停止指令手段によって前記加熱手段が加熱を開始・停止したときにその状態に連動して換気装置を連動させるために無線でオン・オフ信号を送信する無線送信手段とを備える加熱調理器であって、
所定のフォーマット設定開始用操作によって、前記無線送信手段が、同じ意味の制御コマンドであって、複数の異なるフォーマットのコード信号である、前記換気装置の運転を開始する信号を、所定インターバル時間をおいて順次送出する、フォーマット設定処理を実行し、
前記複数の異なるフォーマットのコード信号のうち、一のフォーマットのコード信号が送出された後、所定時間以内に、前記フォーマット設定処理を終了させるフォーマット設定終了用操作が行われたとき、前記一のフォーマットのコード信号を、前記オン・オフ信号用のコード信号として設定する、フォーマット設定部を備え、
前記フォーマット設定処理が終了した後の通常使用時において、前記加熱開始・停止指令手段により前記加熱手段による加熱の開始が指令されると、前記無線送信手段により、前記一のフォーマットのコード信号が送信され、前記換気装置が連動するように構成されていること
を特徴としている。
加熱手段と、この加熱手段による加熱の開始を指令する加熱開始・停止指令手段と、この加熱開始・停止指令手段によって前記加熱手段が加熱を開始・停止したときにその状態に連動して換気装置を連動させるために無線でオン・オフ信号を送信する無線送信手段とを備える加熱調理器であって、
所定のフォーマット設定開始用操作によって、前記無線送信手段が、同じ意味の制御コマンドであって、複数の異なるフォーマットのコード信号である、前記換気装置の運転を開始する信号を、所定インターバル時間をおいて順次送出する、フォーマット設定処理を実行し、
前記複数の異なるフォーマットのコード信号のうち、一のフォーマットのコード信号が送出された後、所定時間以内に、前記フォーマット設定処理を終了させるフォーマット設定終了用操作が行われたとき、前記一のフォーマットのコード信号を、前記オン・オフ信号用のコード信号として設定する、フォーマット設定部を備え、
前記フォーマット設定処理が終了した後の通常使用時において、前記加熱開始・停止指令手段により前記加熱手段による加熱の開始が指令されると、前記無線送信手段により、前記一のフォーマットのコード信号が送信され、前記換気装置が連動するように構成されていること
を特徴としている。
本発明の加熱調理器においては、
前記加熱手段により調理を行う際の調理条件を設定する設定操作部を備え、
前記フォーマット設定開始用操作が、前記設定操作部に対する前記調理条件の設定操作とは異なる所定の操作であること
が好ましい。
前記加熱手段により調理を行う際の調理条件を設定する設定操作部を備え、
前記フォーマット設定開始用操作が、前記設定操作部に対する前記調理条件の設定操作とは異なる所定の操作であること
が好ましい。
また、前記加熱手段により調理を行う際の調理条件を設定する設定操作部を備え、
前記フォーマット設定終了用操作が、前記設定操作部に対する前記調理条件の設定操作とは異なる所定の操作であること
が好ましい。
前記フォーマット設定終了用操作が、前記設定操作部に対する前記調理条件の設定操作とは異なる所定の操作であること
が好ましい。
本発明の加熱調理器は上述のように構成されており、所定のフォーマット設定開始用操作によって、無線送信手段が、同じ意味の制御コマンドで、複数の異なるフォーマットのコード信号である、換気装置の運転を開始する信号を、所定インターバル時間をおいて順次送出する、フォーマット設定処理を実行し、複数の異なるフォーマットのコード信号のうち、一のフォーマットのコード信号が送出された後、所定時間以内に、上記フォーマット設定処理を終了させるフォーマット設定終了用操作が行われたとき、一のフォーマットのコード信号を、オン・オフ信号用のコード信号として設定する、フォーマット設定部を備えているので、フォーマット設定処理が終了した後の通常使用時において、加熱開始・停止指令手段により加熱手段による加熱の開始が指令されると、無線送信手段により、上記一のフォーマットのコード信号が送信され、換気装置が連動することになる。
したがって、加熱手段をオン・オフする毎に、異なるコード信号を2種類以上順番に送信する必要がなく、換気装置を速やかに連動させることが可能で、かつ、電力の消費を抑制することが可能な加熱調理器を提供することができるようになる。
したがって、加熱手段をオン・オフする毎に、異なるコード信号を2種類以上順番に送信する必要がなく、換気装置を速やかに連動させることが可能で、かつ、電力の消費を抑制することが可能な加熱調理器を提供することができるようになる。
また、本発明の加熱調理器において、加熱手段により調理を行う際の調理条件を設定する設定操作部を備え、フォーマット設定開始用操作が、上記設定操作部に対する調理条件の設定操作とは異なる操作であるように構成した場合、フォーマット設定開始用操作を行うために、別段の操作部を設けることを不要にして、製造コストを抑えることが可能になり、経済性に優れた加熱調理器を提供することができる。
また、加熱手段により調理を行う際の調理条件を設定する設定操作部を備え、フォーマット設定終了用操作が、設定操作部に対する調理条件の設定操作とは異なる操作であるように構成した場合、フォーマット設定終了用操作を行うために、別段の操作部を設けることを不要にして、製造コストを抑えることが可能になり、経済性に優れた加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
<ガスコンロの基本構成>
本実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)100は、図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルGを備えている。また、コンロ本体Hの前面には、グリル扉8が設けられている。
<ガスコンロの基本構成>
本実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)100は、図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルGを備えている。また、コンロ本体Hの前面には、グリル扉8が設けられている。
なお、この加熱調理器(ガスコンロ)100は、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組み付けられる、いわゆるビルトインタイプのガスコンロであり、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
加熱調理器(ガスコンロ)100を構成するコンロ本体Hの上部には、ガラス製の天板2が装備され、天板2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、天板2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋などの被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1のそれぞれに対応して設けられている。
なお、コンロバーナ1の中央部には、図1に示すように、鍋などの被加熱物の存在および被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ1Aが設けられている。
また、コンロ本体Hの上部に装備した天板2の、上記コンロバーナ1より手前側の領域には、左右のコンロバーナ1のそれぞれに対する左右一対のコンロ用操作具5が、天板2から上方に離脱させることができるように設けられている。
また、コンロ本体Hの前面部の右側には、グリルGに対するグリル用設定操作部6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉することができるように設けられている。
なお、図1は、グリル用設定操作部6が開いた状態を示している。
なお、図1は、グリル用設定操作部6が開いた状態を示している。
ちなみに、一対のコンロ用操作具5のそれぞれは、前後や左右のスライド操作および左右の回転操作により、点火および消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令など、各種の指令情報を指令するように構成されている。
また、グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチ(例えばスイッチA、B、C、Dなど)を備えており、それらの複数の指令スイッチの操作により、後述する加熱調理用のグリル加熱手段としてのグリルバーナ(図示せず)に対する点火および消火の指令、目標火力の指令、調理モードの指令など、各種の指令情報を指令するように構成されている。
天板2の上部には、ガスコンロ100の使用開始(コンロバーナ1による加熱の開始、または、グリルバーナによる加熱の開始)に伴って、換気装置(レンジフード)110(図2参照)に対して換気運転開始用の赤外線信号を送出し、また、ガスコンロ100の使用終了(コンロバーナ1による加熱、あるいは、グリルバーナによる加熱を行っている状態から、コンロバーナ1およびグリルバーナのいずれもが加熱を停止した状態への移行)に伴って、換気装置(レンジフード)110に対して換気運転停止用の赤外線信号を送出する信号送出部100Sが設けられている。
<ガスコンロとともに用いられる換気装置(レンジフード)の構成>
上述の本発明にかかる加熱調理器(ガスコンロ)100とともに用いられる換気装置(レンジフード)110(図2参照)は、ガスコンロ100とともに、台所に設置されている。
このレンジフード110を作動させるための電源としては、商用電源(AC100V)が使用されている。
上述の本発明にかかる加熱調理器(ガスコンロ)100とともに用いられる換気装置(レンジフード)110(図2参照)は、ガスコンロ100とともに、台所に設置されている。
このレンジフード110を作動させるための電源としては、商用電源(AC100V)が使用されている。
そして、レンジフード110は、排気用ファン101、排気用ファン101を駆動するモータ107、台所内の空気の吸い込み口であるフード部103、排気ダクト106を備えている。そして、排気用ファン101を駆動するモータ107に通電して、排気用ファン101を駆動することにより、フード部103から吸い込んだ台所内の空気が、排気ダクト106を経由して、台所の外部に排出されるように構成されている。
一般的には、レンジフード110の排気ダクト106に延長用排気筒(図示せず)などが接続され、レンジフード110のフード部103から吸引された台所内の空気は、排気ダクトから上記延長用排気筒を経て、台所の外部に排出される。
そして、レンジフード110は、図2に示すように、ガスコンロ100の信号送出部100Sから送出される換気運転開始用の赤外線信号、および、ガスコンロ100の信号送出部100Sから送出される換気運転停止用の赤外線信号を受信する信号受信部200Sを備えている。
信号受信部200Sが換気運転開始用の赤外線信号を受信すると、制御部(図示せず)が、排気用ファン101を駆動するモータ107に通電して、排気用ファン101を駆動することで、換気運転を開始する。
また、排気用ファン101を駆動させた換気運転の実行中に、信号受信部200Sが換気運転停止用の赤外線信号を受信すると、制御部(図示せず)が、排気用ファン101を駆動するモータ107への通電を停止して、排気用ファン101の駆動を停止して換気運転を停止する。
<特徴的構成>
次に、本発明の実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)100の特徴的な構成について説明する。
次に、本発明の実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)100の特徴的な構成について説明する。
本実施形態にかかるガスコンロ100は、コンロ用操作具5を操作してコンロバーナ1を点火したときや、グリル用設定操作部6を操作してグリルバーナ(図示せず)を点火したとき、つまり、コンロバーナ1による加熱を開始したときや、グリルバーナ(図示せず)による加熱を開始したとき、これと連動してレンジフード110が備える排気用ファン101を駆動するモータ107に通電して、排気用ファン101を駆動することで、換気運転を開始するように構成されている。
また、ガスコンロ100の使用終了(コンロバーナ1による加熱、あるいは、グリルバーナによる加熱を行っている状態から、コンロバーナ1およびグリルバーナのいずれもが加熱を停止した状態への移行)に伴って、排気用ファン101を駆動するモータ107への通電を停止して、排気用ファン101の駆動を停止して換気運転を停止するように構成されている。
そして、本実施形態にかかるガスコンロ100においては、換気運転の開始、および、換気運転の停止に関し、以下に説明するような工夫がなされている。
つまり、本実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)100は、複数のメーカ(例えば3社)の換気装置110のそれぞれに対応したフォーマットのコード信号を送出することができるように構成されており、換気装置(レンジフード)110に対して換気運転開始用の赤外線信号を送出する信号送出部100Sからは、加熱調理器(ガスコンロ)100の使用開始に伴って、複数のメーカ(例えば3社)のうちの、実際に設置されている一のメーカの換気装置110に対応したフォーマットのコード信号によって換気運転開始用の赤外線信号を送出し、また、ガスコンロ100の使用終了に伴って、複数のメーカ(例えば3社)のうちの、実際に設置されている一のメーカの換気装置110に対応したフォーマットのコード信号によって換気運転終了用の赤外線信号を送出するように設定することが可能に構成されている。
そして、そのような構成を可能にするため、本実施形態にかかるガスコンロ100は、所定のフォーマット設定開始用操作(例えば、グリル用設定操作部6が備えるスイッチAとスイッチBの同時押し操作)によって、換気運転開始用の赤外線信号を送出する信号送出部100S(無線送信手段)が、同じ意味の制御コマンドで複数の異なるフォーマットのコード信号であって、換気装置(レンジフード)110の運転を開始する信号を、所定インターバル時間(例えば10秒)をおいて順次送出する(フォーマット設定処理を行う)ように構成されている。
そして、複数の異なるフォーマットのコード信号のうち一のフォーマットのコード信号を送出した後、所定時間(例えば5秒)以内に所定のフォーマット設定終了用操作(例えば、グリル用設定操作部6が備えるスイッチAとスイッチBの同時押し操作)が行われたとき、ガスコンロ100が備えるフォーマット設定部(図示せず)が、この一のフォーマットのコード信号を、換気装置(レンジフード)110のオン・オフ信号用のコード信号として設定する。
したがって、ガスコンロ10および換気装置(レンジフード)110を設置した後、所定のフォーマット設定開始用操作(例えば、上述のスイッチAとスイッチBの同時押し操作)を行い、換気装置110が換気運転を開始したときに、概ね5秒以内(換気装置110の起動に2秒程度要するとすると望ましくは3秒以内)に所定のフォーマット設定終了用操作(例えば、上述のスイッチAとスイッチBの同時押し操作)を行うことで、設置されている換気装置110に対応したフォーマットのコード信号が、一のフォーマットのコード信号として設定されることになる。
具体的に説明すると、例えば、ガスコンロ100と換気装置110を据え付けるにあたって、据え付け施工者が、フォーマット設定開始用操作(上述のスイッチAとスイッチBの同時押し操作)を行い、同じ意味の制御コマンドで異なるフォーマットの複数のコード信号を順次送出させる。そして、換気装置110に対応する一のフォーマットのコード信号が送出されて、換気装置(レンジフード)110が換気運転を開始したときに、据え付け施工者は、そのときに送出された一のフォーマットのコード信号が換気装置に対応するコード信号であると認識することができる。
そして、上述の一のフォーマットのコード信号の送出後、所定時間(例えば5秒)以内にフォーマット設定終了用操作(上述のスイッチAとスイッチBの同時押し操作)を行うことで、換気装置110に対応する一のフォーマットのコード信号が、換気装置110のオン・オフ信号用のコード信号として設定されることになる。
なお、ここでは、据え付け施工者がフォーマット設定作業を行う場合について説明したが、フォーマット設定作業は、据え付け施工者以外のものが行ってもよく、加熱調理器の通常使用者が行うことも可能である。
なお、本実施形態では、フォーマット設定終了用操作をフォーマット設定開始用操作と同じ操作としているが、フォーマット設定終了用操作を、フォーマット設定開始用操作とは異なる操作(例えばスイッチAとスイッチB以外の他の2つのスイッチ(例えば、スイッチCとスイッチDの同時押し操作))とすることも可能である。
そして、一旦、一のフォーマットのコード信号が、換気装置(レンジフード)110のオン・オフ信号用のコード信号として設定された後においては(すなわち、フォーマット設定処理が終了した後の通常使用時においては)、換気運転開始用の赤外線信号、および、換気運転停止用の赤外線信号として一のフォーマットのコード信号が用いられる(1種類のコード信号のみが送信される)ことになるので、コンロバーナ1およびグリルバーナによる加熱の開始や加熱の停止の度に、異なるコード信号を複数(2種類以上)順番に送信する必要がなく、電力の消費を抑制することが可能な加熱調理器を実現することができる。
また、本実施形態では、グリル用設定操作部(調理条件を設定する設定操作部)6を、本来のグリル調理条件を設定する操作部として用いるだけでなく、フォーマット設定開始用操作を行うための操作部としても用いるようにしている、すなわち、グリル調理条件を設定する操作とは異なる操作(例えばスイッチAとスイッチBの同時押し操作)により、フォーマット設定開始用操作が行われるようにしているので、フォーマット設定開始用操作を行うために、別段の操作部を設ける必要がなく、製造コストの低減を図ることができる。
また、本実施形態では、グリル用設定操作部(調理条件を設定する設定操作部)6を、本来のグリル調理条件を設定する操作部として用いるだけでなく、フォーマット設定終了用操作を行うための操作部としても用いるようにしている、すなわち、グリルの調理条件を設定する操作とは異なる操作(例えばスイッチAとスイッチBの同時押し操作またはスイッチCとスイッチDの同時押し操作)により、フォーマット設定終了用操作が行われるようにしているので、フォーマット設定終了用操作を行うために、別段の操作部を設ける必要がなく、製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施形態では、上述のように、グリル用設定操作部(調理条件を設定する設定操作部)6を、フォーマット設定開始用操作を行うための操作部としても用いるようにしたが、フォーマット設定開始用操作を行うための操作部を別途設けるようにしてもよい。
また、フォーマット設定終了用操作を行うための操作部も、グリル用設定操作部(調理条件を設定する設定操作部)6とは別に設けるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、グリルを備えたガスコンロに本発明を適用する場合を例示したが、グリルを備えていないガスコンロにも本発明を適用することが可能である。
また、本発明は、上記実施形態の加熱調理器のようなビルトイン型の加熱調理器(ガスコンロ)100に限られるものではなく、卓上設置型のテーブルコンロにも適用することが可能である。
また、本発明の加熱調理器はガスを加熱源とするものに限られるものではなく、例えば、電気コンロ、IHコンロなどにも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 左右一対のガスバーナ(コンロバーナ)
1A コンロバーナセンサ
2 天板
3 グリル排気口
4 五徳
5 左右一対のコンロ用操作具
6 グリル用設定操作部
8 グリル扉
100 加熱調理器(ガスコンロ)(グリル付きガスコンロ)
100S 信号送出部
101 排気用ファン
103 フード部
106 排気ダクト
107 モータ
110 レンジフード
200S 信号受信部
A、B、C、D グリル用設定操作部のスイッチ
G グリル
H ガスコンロ本体
1A コンロバーナセンサ
2 天板
3 グリル排気口
4 五徳
5 左右一対のコンロ用操作具
6 グリル用設定操作部
8 グリル扉
100 加熱調理器(ガスコンロ)(グリル付きガスコンロ)
100S 信号送出部
101 排気用ファン
103 フード部
106 排気ダクト
107 モータ
110 レンジフード
200S 信号受信部
A、B、C、D グリル用設定操作部のスイッチ
G グリル
H ガスコンロ本体
Claims (3)
- 加熱手段と、この加熱手段による加熱の開始を指令する加熱開始・停止指令手段と、この加熱開始・停止指令手段によって前記加熱手段が加熱を開始・停止したときにその状態に連動して換気装置を連動させるために無線でオン・オフ信号を送信する無線送信手段とを備える加熱調理器であって、
所定のフォーマット設定開始用操作によって、前記無線送信手段が、同じ意味の制御コマンドであって、複数の異なるフォーマットのコード信号である、前記換気装置の運転を開始する信号を、所定インターバル時間をおいて順次送出する、フォーマット設定処理を実行し、
前記複数の異なるフォーマットのコード信号のうち、一のフォーマットのコード信号が送出された後、所定時間以内に、前記フォーマット設定処理を終了させるフォーマット設定終了用操作が行われたとき、前記一のフォーマットのコード信号を、前記オン・オフ信号用のコード信号として設定する、フォーマット設定部を備え、
前記フォーマット設定処理が終了した後の通常使用時において、前記加熱開始・停止指令手段により前記加熱手段による加熱の開始が指令されると、前記無線送信手段により、前記一のフォーマットのコード信号が送信され、前記換気装置が連動するように構成されていること
を特徴とする加熱調理器。 - 前記加熱手段により調理を行う際の調理条件を設定する設定操作部を備え、
前記フォーマット設定開始用操作が、前記設定操作部に対する前記調理条件の設定操作とは異なる所定の操作であること
を特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 前記加熱手段により調理を行う際の調理条件を設定する設定操作部を備え、
前記フォーマット設定終了用操作が、前記設定操作部に対する前記調理条件の設定操作とは異なる所定の操作であること
を特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017105360A Pending JP2018200147A (ja) | 2017-05-29 | 2017-05-29 | 加熱調理器 |
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