JP2002168490A - 加熱装置と換気装置 - Google Patents

加熱装置と換気装置

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JP2002168490A
JP2002168490A JP2000367654A JP2000367654A JP2002168490A JP 2002168490 A JP2002168490 A JP 2002168490A JP 2000367654 A JP2000367654 A JP 2000367654A JP 2000367654 A JP2000367654 A JP 2000367654A JP 2002168490 A JP2002168490 A JP 2002168490A
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Fuji Industrial Co Ltd
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/20Removing cooking fumes
    • F24C15/2021Arrangement or mounting of control or safety systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱開始・停止検出時に操作者が一時的に赤
外線信号の発受信を妨げる位置ないし姿勢をしていた場
合でも、加熱装置と換気装置の間で確実に赤外線信号を
発受信できる技術を実現する。 【解決手段】 ガスコンロ22は、加熱開始または加熱
停止を検出するスイッチ検出部40と、レンジフード3
0に向けて換気ファン36を作動開始させる赤外線信号
または作動停止させる赤外線信号を発信する発信LED
44a、bと、前記スイッチ検出部40で加熱開始また
は加熱停止を検出した時からの経過時間を計測するタイ
マ43と、前記スイッチ検出部40で加熱開始または加
熱停止を検出した時に前記発信LED44a、bに換気
ファン36を作動開始させる赤外線信号または作動停止
させる赤外線信号を発信させるとともに前記タイマ43
で所定の経過時間を計測した時に前記発信LED44
a、bに同じ赤外線信号を再発信させる発信制御部42
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、加熱装置と換気
装置に関する。詳しくは加熱装置の加熱開始または加熱
停止と連動して換気装置を作動開始または作動停止させ
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 加熱装置の加熱開始または加熱停止に
連動して換気装置を作動開始または作動停止させる技術
が知られている。この技術を実現するために、従来の加
熱装置は、加熱開始または加熱停止を検出する検出部
と、換気装置に向けて換気装置を作動開始させる赤外線
信号または作動停止させる赤外線信号を発信する発信部
と、検出部で加熱開始または加熱停止を検出した時(以
下「加熱開始・停止検出時」という)に発信部に換気装
置を作動開始させる赤外線信号または作動停止させる赤
外線信号を発信させる発信制御部を備えている。また、
換気装置は赤外線信号の受信部を備えており、換気装置
を作動開始させる赤外線信号を受信した時に作動を開始
し、換気装置を作動停止させる赤外線信号を受信した時
に作動を停止する。この種の連動技術では赤外線信号を
用いるために、赤外線信号の通過ルートが遮られて赤外
線信号の発受信が妨げられないようにする必要がある。
そのために、加熱装置の上面に発信部を設ける方式が提
案されている。この方式では、加熱装置から上方に発信
された赤外線信号が直接に換気装置の受信部に到着す
る。これに対して、加熱装置の前面に発信部を設ける方
式も提案されている。この方式では、発信部から前方に
発信された赤外線信号が加熱装置の前方にいる操作者等
に当たって反射し、その反射した赤外線信号が換気装置
の受信部に到着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来の加熱装置の場
合、加熱開始・停止検出時に発信部から赤外線信号を一
度だけ発信するために、発信部を加熱装置の上面あるい
は前面に設けるいずれの方式でも、発受信不良が生じる
可能性がある。発信部を加熱装置の上面に設ける方式で
は、加熱開始・停止検出時に操作者が前かがみになって
操作者の頭が加熱装置の上方に位置している場合や、操
作者が加熱装置の上方に腕を伸ばしている場合には、加
熱開始・停止検出時に発信された赤外線信号が操作者の
頭や腕によって遮られて換気装置の受信部まで到達しな
いことがある。また、発信部を加熱装置の前面に設ける
方式では、加熱開始・停止検出時に操作者が予定された
位置にいないと、赤外線信号が適切に反射されず、換気
装置の受信部まで到達しないことがある。
【0004】本発明は、加熱開始・停止検出時に操作者
が一時的に赤外線信号の発受信を妨げる位置ないし姿勢
をしていた場合でも、加熱装置と換気装置の間で確実に
赤外線信号を発受信できる技術を実現することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用と効果】 本発
明に係る加熱装置は、加熱開始または加熱停止を検出す
る検出部と、換気装置に向けて換気装置を作動開始させ
る赤外線信号または作動停止させる赤外線信号を発信す
る発信部と、前記検出部で加熱開始または加熱停止を検
出した時からの経過時間を計測するタイマと、前記検出
部で加熱開始または加熱停止を検出した時に前記発信部
に換気装置を作動開始させる赤外線信号または作動停止
させる赤外線信号を発信させるとともに前記タイマで所
定の経過時間を計測した時に前記発信部に同じ赤外線信
号を再発信させる発信制御部を備えたことを特徴とす
る。ここで、「加熱装置」には、ガスコンロやガスレン
ジ、電気コンロや電子レンジ、あるいは小型湯沸し器等
も含まれる。また、「発信部」は、加熱装置の前面に設
けてもよいし上面に設けてもよいしその他の側面等に設
けてもよい。「換気装置に向けて」には、直接に向ける
場合と、反射を利用して向ける場合を含む。また、「所
定の経過時間」は、3秒から5秒の間であることが好ま
しい。
【0006】本発明に係る加熱装置によると、加熱開始
または加熱停止を検出した時(加熱開始・停止検出時)
に操作者が一時的に赤外線信号の発受信を妨げる位置な
いし姿勢をとっていた場合でも、加熱開始・停止検出時
から所定時間が経過した時に赤外線信号を再発信させる
ことから、加熱装置と換気装置の間で赤外線信号を確実
に発受信することができる。
【0007】前記発信制御部が、前記所定の経過時間を
計測した後も、所定時間毎に同じ赤外線信号を再発信さ
せ続けることが好ましい。ここで、赤外線信号の発信時
間間隔はすべて同じであっても良いし、経時的に変化す
るものであっても良い。
【0008】本発明に係る加熱装置によると、加熱開始
時または加熱停止時に操作者が一時的に赤外線信号の発
受信を妨げる位置に移動していた場合でも、加熱開始時
または加熱停止時から時間間隔をおいて赤外線信号が繰
り返し再発信させることから、加熱装置と換気装置の間
で赤外線信号をより確実に発受信することができる。
【0009】本発明はまた新規な換気装置を実現する。
この換気装置は、加熱装置から発信される赤外線信号を
受信する受信部と、この受信部で赤外線信号を受信した
後はその後に加熱装置から再発信される同じ赤外線信号
の受信を無効にする受信制御部とを備える。
【0010】本発明に係る換気装置によると、赤外線信
号を一旦受信した後はその後に加熱装置から再発信され
る赤外線信号の受信を無効にするため、受信に伴う電力
の消費を低減できる。さらに、受信の際にブザー音を鳴
らす換気装置にあっては、ブザー音の重複を防止できる
という利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明を具現化した好適な実施
例について、図を参照して説明する。まず、本実施例に
係るガスコンロ(加熱装置の一例)とレンジフード(換
気装置の一例)の構成について、図1と図2を参照して
説明する。図1は本実施例に係るガスコンロとレンジフ
ードの正面図、図2はその側面図である。図1には、キ
ャビネット29に組み込まれたガスコンロ22と、この
ガスコンロ22より上方に設置されたレンジフード30
が示されている。ガスコンロ22は、コンロ本体23の
上部の向かって左側に第1コンロ部24aと、向かって
右側に第2コンロ部24bを備えている。第1コンロ部
24aと第2コンロ部24bの間の後方には第3コンロ
部24c(図2参照)が設けられている。コンロ本体2
3の前面中央には、ロースタ部24dが設けられてい
る。コンロ本体23の前面中央より向かって左側には、
第1コンロ部24aの点火・消火スイッチ26aと、第
3コンロ部24cの点火・消火スイッチ26cが設けら
れている。コンロ本体23の前面中央より向かって右側
には、ロースタ部24dの点火・消火スイッチ26dと
第2コンロ部24bの点火・消火スイッチ26bが設け
られている。なお、第2コンロ部24bの点火・消火ス
イッチ26bの下方には、レンジフード30の作動開始
や作動停止等を点火・消火スイッチ26の操作とは独立
して行うリモートスイッチ25が設けられている。コン
ロ本体23の前面上部には、2箇所に発信部28a、2
8bが設けられている。ここで、第1発信部28aは中
央より向かって左側に設けられており、第2発信部28
bは中央より向かって右側に設けられている。レンジフ
ード30は、フード本体31の内部に設けられた換気フ
ァン36と、フード本体31の前面下部の中央に設けら
れた第1受信部33と、この第1受信部33の向かって
右側に並置された操作部32と、フード本体31の奥側
(図2参照)に設けられた第2受信部35を備えてい
る。
【0012】次に、本実施例に係るガスコンロ22とレ
ンジフード30間の赤外線信号の発受信の構成について
図3を参照して説明する。図3は本実施例に係るガスコ
ンロとレンジフード間の赤外線の発受信の構成を示した
図である。図3に示すように、ガスコンロ22の内部で
は、上記した図1に示す各点火・消火スイッチ26a〜
dに対応するマイクロスイッチ(MS)27a〜dがス
イッチ検出部40に接続されている。このスイッチ検出
部40は、マイクロスイッチ27a〜dのいずれか1つ
がオンしたこと(スイッチ検出部40とマイクロスイッ
チ27で構成される回路が閉状態になったこと)、ある
いは、マイクロスイッチ27a〜dの全部がオフしたこ
と(スイッチ検出部40とマイクロスイッチ27で構成
される回路が開放状態になったこと)を検出できる。す
なわち、いずれか1つのコンロ部24a〜c及びロース
タ部24dの加熱が開始されたその加熱開始時、あるい
は、全部のコンロ部24a〜c及びロースタ部24dの
加熱が停止されたその加熱停止時を検出できる。このス
イッチ検出部40は発信制御部42に接続されている。
この発信制御部42は並列接続された2つの発信LED
44a、b(赤外線発光素子の一例)に接続されてい
る。発信LED44aは図1に示す第1発信部28aに
設けられており、発信LED44bは第2発信部28b
に設けられている。。発信制御部42は、図示しない発
振回路等を備えており、後に説明する動作例に示すよう
に換気ファン36の運転信号、あるいは停止信号を発信
LED44a、bから赤外線に乗せて赤外線信号として
発信させる。なお、運転信号と停止信号はそれぞれ異な
るパターンのパルス信号である。また、発信制御部42
はタイマ43と接続されており、乾電池45を電源とし
ている。
【0013】レンジフード30の内部には、発信LED
44a、bからの赤外線信号を受信する2つの受信LE
D48a、b(赤外線受光素子の一例)が並列に接続さ
れている。受信LED48aは図1に示す第1受信部3
3に設けられており、受信LED48bは第2受信部3
5に設けられている。これらの受信LED48a、bは
受信制御部52に接続されている。この受信制御部52
にはブザー53が接続されている。また、受信制御部5
2は赤外線信号から運転信号あるいは停止信号を取り出
し、各信号に応じたパターンのパルス信号であるモータ
制御信号を出力する。このモータ制御信号は受信制御部
52に接続されたモータ制御部56に送信される。この
モータ制御部56はモータ58に接続されており、ま
た、外部の商用電源57に接続されている。このモータ
制御部56は受信したモータ制御信号に応じてモータ5
8を駆動・停止等させる。このモータ58は換気ファン
36に接続されており、モータ58の駆動・停止等に応
じて換気ファン36が作動開始・停止等される。
【0014】(第1動作例)次に、本実施例に係るガス
コンロ22とレンジフード30の第1動作例について図
4と図5を主に参照して説明する。図4は、本実施例に
係るガスコンロの第1動作例を示したフローチャート、
図5はレンジフードの動作例を示したフローチャートで
ある。最初に、ガスコンロ22の動作について説明す
る。まず、図1に示すガスコンロ22のいずれかのコン
ロ部24a〜c又はロースタ部24dの点火操作が行わ
れた場合、すなわち図3に示すマイクロスイッチ(M
S)27a〜dのいずれか1つがオンした場合、このこ
とがガスコンロ22のスイッチ検出部40で検出される
(ステップS10)。すると、スイッチ検出部40は固
有のパターンのパルス信号である加熱開始検出信号を発
信制御部42に送る。この信号を受信した発信制御部4
2は、換気ファン36の「中」運転信号を赤外線に乗せ
て2つの発信LED44a、b(2つの発信部28a、
b)から発信させるように制御する(ステップS2
0)。すなわち、まず加熱開始検出時に赤外線信号(運
転信号)が発信される。その後、発信制御部42に接続
されたタイマ43は、マイクロスイッチ27a〜dのい
ずれか1つがオンしたことを検出した時(加熱開始検出
時)からの時間を計測する。そして、その時間が3秒を
経過すると(ステップS30)、発信制御部42は再度
換気ファン36の「中」運転信号を赤外線に乗せて2つ
の発信LED44a、bから発信させるように制御する
(ステップS40)。すなわち、加熱開始検出時から3
秒経過後に赤外線信号(運転信号)が再発信される。な
お、あるマイクロスイッチがオンしたとしても、既にオ
ンしている他のマイクロスイッチが1つでもある場合、
「中」運転信号は発信しない(ステップS10)。これ
は、他のマイクロスイッチがオンした時に換気ファン3
6の「中」運転信号が発信されるため、あるマイクロス
イッチがオンした時点では換気ファン36の運転が既に
行われていると想定されるからである。
【0015】その後、図1に示す全部のコンロ部24a
〜c又はロースタ部24dの消火操作が行われた場合、
すなわち図3に示すマイクロスイッチ(MS)27a〜
dの全部がオフした場合、このことがスイッチ検出部4
0で検出される(ステップS50)。すると、スイッチ
検出部40は固有のパターンのパルス信号である加熱停
止検出信号を発信制御部42に送る。この信号を受信し
た発信制御部42は、換気ファン36の停止信号を赤外
線に乗せて2つの発信LED44a、b(2つの発信部
28a、b)から発信させるように制御する(ステップ
S60)。すなわち、まず加熱停止検出時に赤外線信号
(停止信号)が発信される。その後、発信制御部42に
接続されたタイマ43は、マイクロスイッチ27a〜d
の全部がオフしたことを検出した時(加熱停止検出時)
からの時間を計測する。そして、その時間が3秒を経過
すると(ステップS70)、発信制御部42は再度換気
ファン36の停止信号を赤外線に乗せて2つの発信LE
D44a、bから発信させるように制御する(ステップ
S80)。すなわち、加熱停止検出時から3秒経過後に
赤外線信号(停止信号)が再発信される。なお、あるマ
イクロスイッチがオフしたとしても、他のマイクロスイ
ッチが1つでもオンしている場合には、停止信号を発信
させない(ステップS50)。これは、あるマイクロス
イッチがオフしても、他のマイクロスイッチがオンして
いれば、他のマイクロスイッチに対応するコンロ部の運
転が継続しているので、換気ファン36を停止させるこ
とは不適切であるからである。
【0016】次に、レンジフード30の動作について説
明する。レンジフード30の受信LED48aまたは4
8bで赤外線信号を受信すると(ステップS110)、
その赤外線信号が「中」運転信号であるか停止信号であ
るかが受信制御部52で判別される(ステップS12
0)。赤外線信号が「中」運転信号である場合は、換気
ファン36が既に「中」運転中であるかが受信制御部5
2で判別される(ステップS130)。換気ファン36
がまだ「中」運転されていない場合には、ブザー53で
「ピッ」と受付ブザー音を鳴らすように受信制御部52
で制御する(ステップS140)。そして、「中」運転
信号に対応するモータ制御信号をモータ制御部56に送
信して、モータ58を駆動させることによって、換気フ
ァン36の「中」運転を開始させる(ステップS15
0)。一方、換気ファン36が既に「中」運転中である
場合には(ステップS130)、受信LED48a、b
で受信した「中」運転信号を無効とし(ステップS16
0)、受付ブザー音は鳴らさない。
【0017】これに対し、受信LED48a、bで受信
した赤外線信号が停止信号である場合は(ステップS1
20)、換気ファン36が既に停止中であるかが受信制
御部52で判別される(ステップS170)。換気ファ
ン36がまだ停止されていない場合には、ブザー53で
「ピッ」と受付ブザー音を鳴らすように受信制御部52
で制御する(ステップS180)。そして、停止信号に
対応するモータ制御信号をモータ制御部56に送信し
て、モータ58を駆動させることによって、換気ファン
36の「中」運転を停止させる(ステップS190)。
一方、換気ファン36が既に停止中である場合には(ス
テップS170)、受信LED48a、bで受信した停
止信号を無効とし(ステップS200)、受付ブザー音
は鳴らさない。
【0018】このようにレンジフード30を動作させる
と、同じ赤外線信号(最初に受信した赤外線信号が運転
信号なら運転信号、停止信号なら停止信号)の受付ブザ
ー音が重複して発せられることを防止できる。すなわ
ち、換気ファン36が最初に運転開始あるいは運転停止
された時点のみに受付ブザー音を鳴らすため、操作者6
0は換気ファン36の運転開始あるいは運転停止された
時点を的確に把握することができる。
【0019】第1動作例によると、加熱開始・停止検出
時に発信部28からの赤外線信号の照射範囲に図2に示
すように操作者60が位置する場合は、発信された赤外
線信号は操作者60に当たる。操作者60に当たった赤
外線信号は反射してガスコンロ22の上方のレンジフー
ド30の方向に照射される。そして、レンジフード30
の前面中央に設けられた第1受信部33、あるいは内部
に設けられた第2受信部35で赤外線信号が受信される
と、上記した発受信の構成によって換気ファン36の作
動が開始あるいは停止される。また、加熱開始・停止検
出時に発信される赤外線信号の照射範囲から操作者60
が一時的に外れている場合でも、加熱開始・停止検出時
から3秒経過後に再度赤外線信号を発信させることか
ら、その時点で操作者60が赤外線信号の照射範囲に位
置すれば、発信された赤外線信号は操作者60に当た
る。操作者60に当たった赤外線信号が反射してガスコ
ンロ22の上方のレンジフード30の方向に照射され、
第1受信部33あるいは第2受信部35で受信される
と、上記した発受信の構成によって換気ファン36の作
動が開始あるいは停止される。赤外線信号の照射範囲か
ら操作者60が一時的に外れていたとしても、操作者6
0はコンロ本体23に設けられた点火・消火スイッチ2
6を操作していることは確かであり、また、そのままの
位置でずっと静止していることは考えにくいため、点火
あるいは消火操作に要するおおよその時間である3秒経
過後に赤外線信号を再発信すれば、その赤外線信号はか
なりの高い確率で操作者60に当たると想定される。
【0020】このように第1動作例によると、加熱開始
・停止検出時に操作者60が一時的に赤外線信号の発受
信を妨げる位置ないし姿勢をとっていた場合でも、加熱
開始・停止検出時から3秒経過時に赤外線信号を再発信
させることから、ガスコンロ22とレンジフード30の
間で赤外線信号を確実に発受信することができる。すな
わち、ガスコンロ22の点火・消火スイッチ26に連動
したレンジフード30の換気ファン36の作動の開始あ
るいは停止を確実に行うことができる。
【0021】(第2動作例)次に、第2動作例について
図6を主に参照して説明する。図6は、本実施例に係る
ガスコンロの第2動作例を示したフローチャートであ
る。第2動作例は第1動作例の変形例であり、以下の点
で第1動作例と異なる。第2動作例は、加熱開始検出時
に換気ファン36の「中」運転信号を発信させた後(ス
テップS20)、加熱開始検出時から3秒経過後(ステ
ップS30)に再度「中」運転信号を発信させる動作
(ステップS40)を3回繰返して行う(ステップS4
2)。同様に、加熱停止検出時に換気ファン36の停止
信号を発信させた後(ステップS60)、加熱停止検出
時から3秒経過後(ステップS70)に再度停止信号を
発信させる動作(ステップS80)を3回繰返して行う
(ステップS82)。なお、レンジフード30の動作に
ついては第1動作例で説明した図5に示す動作と同様で
ある。
【0022】第2動作例によると、加熱開始・停止検出
時に操作者60が一時的に赤外線信号の発受信を妨げる
位置ないし姿勢をとっていた場合でも、加熱開始・停止
検出時から3秒おきに赤外線信号を3回再発信させるこ
とから、ガスコンロ22とレンジフード30の間で赤外
線信号をより確実に発受信することができる。すなわ
ち、ガスコンロ22の点火・消火スイッチ26に連動し
たレンジフード30の換気ファン36の作動の開始ある
いは停止をより確実に行うことができる。なお、第2動
作例では加熱開始・停止検出時に1回、その時から3秒
おきに3回の計4回赤外線信号を発信させている。この
場合に、ガスコンロ22のコンロ本体23の上面に受信
部をさらに設け、レンジフード30に発信部をさらに設
けて双方向通信とし、レンジフード30が赤外線信号を
受信した時に返信信号を発信して、この返信信号をガス
コンロ22で受信した時点でガスコンロ22からの赤外
線信号の発信を停止するようにすると、赤外線信号を発
信する回数を減らすことができ、電力消費を抑えること
ができる。この形態は特に、本実施例に示すような乾電
池45(図3参照)を使用するガスコンロ22の場合に
有用である。
【0023】(第3動作例)次に、第3動作例について
図7を主に参照して説明する。図7は本実施例に係るガ
スコンロの第3動作例を示したフローチャートである。
第3動作例は第2動作例の変形例であり、以下の点で第
2動作例と異なる。第3動作例は、加熱開始検出時に換
気ファン36の「中」運転信号を発信させた後(ステッ
プS20)、加熱開始検出時から3秒経過後(ステップ
S30)に再度「中」運転信号を発信させる動作(ステ
ップS40)を全部のマイクロスイッチ27がオフする
時(加熱停止検出時)まで繰返し行う(ステップS5
0)。ただし、停止信号については、第2動作例と同様
に、加熱停止検出時から3秒経過後(ステップS70)
に再度停止信号を発信させる動作(ステップS80)を
3回繰返して行う(ステップS82)。なお、レンジフ
ード30の動作については第1動作例で説明した図5に
示す動作と同様である。
【0024】第3動作例によると、再度「中」運転信号
を発信させる動作を全部のマイクロスイッチ27がオフ
する時(加熱停止検出時)まで繰返し行うことから、加
熱開始検出時から操作者60が長期に亘って赤外線信号
の発受信を妨げる位置ないし姿勢をとっていた場合で
も、ガスコンロ22とレンジフード30の間で赤外線信
号を確実に発受信することができる。なお、第3実施例
の場合も双方向通信とすることで、電力消費を大幅に抑
えることができる。また、ガスコンロ22の電源を商用
電源からとる方式にすれば、電池交換の必要がないこと
から、若干多く電力を消費してもこれによるデメリット
は少なくなる。
【0025】以上、本発明の実施例に係るガスコンロ2
2とレンジフード30について説明したが、本発明は上
記の実施例になんら限定されるものではなく、当業者の
知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るガスコンロとレンジフードの正
面図。
【図2】本実施例に係るガスコンロとレンジフードの側
面図。
【図3】本実施例に係るガスコンロとレンジフード間の
赤外線の発受信の構成を示した図。
【図4】本実施例に係るガスコンロの第1動作例を示し
たフローチャート。
【図5】本実施例に係るレンジフードの動作例を示した
フローチャート。
【図6】本実施例に係るガスコンロの第2動作例を示し
たフローチャート。
【図7】本実施例に係るガスコンロの第3動作例を示し
たフローチャート。
【符号の説明】
22:ガスコンロ(加熱装置の一例) 23:コンロ本体 24:コンロ部 25:リモートスイッチ 26:点火・消火スイッチ 27:マイクロスイッチ 28:発信部、28a:第1発信部、28b:第2発信
部 29:キャビネット 30:レンジフード(換気装置の一例) 31:フード本体 32:操作部 33:第1受信部 35:第2受信部 36:換気ファン 40:スイッチ検出部 42:発信制御部 44a、b:発信LED(赤外線発光素子の一例) 48a、b:受信LED(赤外線受光素子の一例) 52:受信制御部 53:ブザー 56:モータ制御部 58:モータ 60:操作者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長屋 加津彦 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内 (72)発明者 齊藤 光男 神奈川県相模原市渕野辺2丁目1番9号 富士工業株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD07 BE07 BF02 5K048 AA05 AA06 BA08 BA14 DB04 EB02 FC03 HA05 HA07 HA24 HA37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱開始または加熱停止を検出する検出
    部と、換気装置に向けて換気装置を作動開始させる赤外
    線信号または作動停止させる赤外線信号を発信する発信
    部と、前記検出部で加熱開始または加熱停止を検出した
    時からの経過時間を計測するタイマと、前記検出部で加
    熱開始または加熱停止を検出した時に前記発信部に換気
    装置を作動開始させる赤外線信号または作動停止させる
    赤外線信号を発信させるとともに前記タイマで所定の経
    過時間を計測した時に前記発信部に同じ赤外線信号を再
    発信させる発信制御部を備えたことを特徴とする加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 前記発信制御部が、前記所定の経過時間
    を計測した後も所定時間毎に同じ赤外線信号を再発信さ
    せ続けることを特徴とする請求項1の加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の加熱装置から発信さ
    れる赤外線信号を受信する受信部と、この受信部で赤外
    線信号を受信した後はその後に加熱装置から再発信され
    る同じ赤外線信号の受信を無効にする受信制御部を備え
    たことを特徴とする換気装置。
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