JP2008210533A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】結晶化ガラスを材料とした板ガラスで天板を形成した誘導加熱調理器において、換気扇と連動する通信を天板を介して赤外線で行うと、信号が天板を通過するときに減衰してしまうこと。
【解決手段】天面3の大部分を構成する天板4以外の天面3構造物である天枠41の吸気口5や排気口6または天面3の前部に設けた操作部18に発信装置13を内蔵し、天板4を介さずに天面3の一部を介して、換気扇14に備えた受信装置15と送受信することで、減衰の少ない安定した通信が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般家庭等で使用される誘導加熱調理器から換気扇を制御する構成に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器はガラス製の天板を介して赤外線信号を発信して、換気扇を制御するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−83550号公報
しかしながら、前記従来の構成では、耐熱性と耐熱衝撃と強度の特性から一般的に天板を結晶化ガラスで形成している。結晶化ガラスは第一に赤外線が透過しにくく減衰が大きい、第二に透明でなく白色の結晶化ガラスでは赤外線が透過しないといった課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、赤外線等の信号を効率的に換気扇に伝えることができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、天板を除く天面から信号を発信する発信装置とを備える構成としたものである。
これによって、赤外線等の信号の減衰が少なく、効率の良い信号の送受信が可能となり、発信装置と受信装置の出力等に余裕があるためコストの低減が可能になる。
また、本発明の誘導加熱調理器は、操作部に信号を上方に発信する発信装置を備える構成としたものである。
これによって、操作部の樹脂フィルムを透過するだけで信号を伝送することができ、赤外線等の信号の減衰が少なく、効率の良い信号の送受信が可能となり、発信装置と受信装置の出力等に余裕があるためコストの低減が可能になる。
本発明の誘導加熱調理器は、天板を除く天面から赤外線等の信号を発信するので、赤外線等の信号の減衰が少なく、効率の良い信号の送受信が可能となり、発信装置と受信装置の出力等に余裕があるためコストの低減が可能になる。
第1の発明は、天面を概略覆う天板と、本体内で前記天板下方に配置された加熱コイルと、前記加熱コイルに電力を供給する制御回路と、前記制御回路と加熱コイルを冷却する冷却装置と、前記天板を除く天面から信号を発信する発信装置とを備え、前期発信装置の信号を受信する受信装置を備えた換気扇を制御する構成とすることにより、赤外線等の信号の減衰が少なく、効率の良い信号の送受信が可能となり、発信装置と受信装置の出力等に余裕があるためコストの低減が可能になる。
第2の発明は、特に、発信装置を、天板を除く加熱コイルより後方の天面に備えた構成とすることにより、操作する人や鍋の取っ手等が送受信の信号を遮ることがなく、安定した送受信を可能にする。
第3の発明は、特に、冷却装置を送風装置で形成し、吸気口と排気口を天面に備え、発信装置を前記吸気口内か排気口内の少なくとも一方に備えた構成とすることにより、常に発信装置の近傍を風が流れるので、発信装置にごみやホコリが付着することなく送受信の信号を遮ることなく安定した通信が子脳である。
第4の発明は、特に、天面を概略覆う天板と、本体内で前記天板下方に配置された加熱コイルと、前記加熱コイルに電力を供給する制御回路と、前記制御回路と加熱コイルを冷却する冷却装置と、天板を除く天面の前部に備えられた操作部と、前記操作部に備えられ信号を上方に発信する発信装置とを備え、前期発信装置の信号を受信する受信装置を備えた換気扇を制御する構成にすることにより、天板を介さずに送受信するので赤外線等の信号の減衰が少なく、効率の良い信号の送受信が可能となり、発信装置と受信装置の出力等に余裕があるためコストの低減が可能になる。
第5の発明は、特に、操作部を加熱コイルより前方に位置する構成にすることにより、手元で操作しやすい位置であるとともに、鍋の近傍から離れて発信装置を配置することができるので、鍋の取っ手等に信号を遮られることがなく、安定して送受信することができる。
第6の発明は、特に、発信装置の信号伝播手段を赤外線とすることにより、安価な発信装置と受信装置を形成することができ、経済的である。
第7の発明は、特に、操作部は操作スイッチを樹脂フィルムで覆って形成した構成とすることにより、操作部のデザインや色を任意に変更できて、製品の付加価値を高めることができるとともに、信号が少ない減衰で送受信することができる。
第8の発明は、特に、樹脂フィルムの信号通過部を赤外線が通過する印刷構成にすることにより、赤外線の減衰を少なくして発信装置の出力や受信装置のゲインを小さくすることができて経済的であり、また、樹脂フィルムの上で信号通過部と信号通過部以外の樹脂フィルム上の印刷を異なるデザインにすることで信号の発信位置を表すことができる。
第9の発明は、特に、発信装置と受信装置は各々発信装置に受信機能を備え受信装置に発信機能を備えて、双方向に信号の送受信を可能にした構成とすることにより、相互により詳細な信号のやり取りが可能であるとともに、送受信のチェック機能等のより確実な信号の発信と受信が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の外観の斜視図を示すものである。
図1において、キッチン1の上面を穴加工して落とし込んでセットした本体2の天面3のほぼ中央部は結晶化ガラスで形成された天板4が固定されている。天板4は透明なガラスに上面と下面に印刷を施したものや全体が黒系の半透明なものがあり、デザインにより使い分けられる。天面3後部には向かって右側に吸気口5、向かって左側に排気口6が配置されている。吸気口5と排気口6の上にはカバー7が載置されている。カバー7は置いてあるだけなので、掃除等の場合には簡単に取ることができる。
カバー7は概略長方形のホーロー加工を施した板金部品であり、パンチングメタルのように通気孔8が多数設けてある。前記吸気口5と排気口6の上に置かれて、大きなごみや異物が本体2内に侵入するのを防止する。
天板4下方の本体2内には加熱コイル9が中央付近に左右2個配置されている。加熱コイル9は天板4下面から数mm程度離れて位置している。天板4上面には前記加熱コイル9の位置を示す加熱コイル円10が中央付近に左右に1個ずつ描かれている。天板4後部にはラジエントヒーター11を示すラジエントヒーター円12が1個描かれている。このラジエントヒーター円12の下方で天板4下方にはラジエントヒーター11が配置されている。
カバー7を取り去ると吸気口5入り口付近に赤外線信号の発信装置13が固定されている。発信装置13からはカバー7を通過して赤外線信号が上方に発信される。発信装置13は赤外線を放射する赤外線LEDを制御基板にハンダ付けした回路をケーシングに収納して構成されている。
本体2の上方には換気扇14が壁に固定されている。換気扇14には赤外線信号の受信装置15が備えられている。この受信装置15で受信した信号により換気扇14を制御する。換気扇14には受信装置15以外に手動操作スイッチ16が備えられていて、換気が必要な場合には手動で換気扇14に備えられた手動操作スイッチ16を操作して換気することができる。
カバー7には吸気口5や排気口6にセットしたときに発信装置13の上方位置に当たる部分に通信穴17が設けてある。この通信穴17を赤外線が通過して換気扇14の受信装置15に達する。カバー7は概略長方形をしていて左右または前後の方向性がないので、通信穴17もカバー7のセット方向に応じて常に発信装置13の上方に通信穴17が位置するように必要に応じて複数の通信穴17をカバー7に設けてある。
通信穴17の大きさは発信装置13の信号を発する赤外線LEDが放射する赤外線を遮らない大きさの穴としてある。
発信装置13の赤外線を放射する赤外線LEDの放射範囲より大きな寸法に通信穴17を形成することで、放射する赤外線が減衰することなく受信装置15に到達することができるとともに、受信装置15の取り付け位置が変化しても、LEDの放射が受信装置15に到達する範囲いっぱいまでは通信を行うことができる。発信装置13は赤外線を上方向に放射するように固定されているから発信された赤外線はカバー7を通過すると同時に本体2内部から天面3を貫通して上方に放射されることとなる。
操作部18は本体2の右前部に位置する。操作部18には加熱コイル9やラジエントヒーター11への通電を操作するスイッチ19や通電の状態等を表示する表示部20とともに、換気操作スイッチ21が設けてある。換気操作スイッチ21は前記換気扇14を前記発信装置13と受信装置15を介して操作するスイッチである。
発信装置13は本体2後方に位置しているので、操作部18を操作する人が本体2の近くに居て手や頭を動かしても、発信装置13と受信装置15の間に入って通信を妨げることはない。また、吸気口5や排気口6は本体2の後方に位置しているので、鍋22の取っ手23が通信を妨害することもない。
操作部18を操作する人や加熱コイル9上に置く鍋22の取っ手23が、発信装置13からの信号を遮ることはなく、発信装置13と受信装置15は安定した通信を行うことができる。
本体2内の前記加熱コイル9下方には制御回路24を内蔵している。制御回路24は前記加熱コイル9やシーズヒーター27や操作部18の回路に電力を供給する。
数キロワットの電力を消費する誘導加熱調理器の本体2内では前記加熱コイル9がジュール熱により自己発熱する。加熱時には加熱コイル9に数十アンペアの高周波電流が流れてジュール熱により自己発熱する。また、制御回路24には前記加熱コイル9に流す高周波電流を供給する回路をIGBT等の半導体で構成しているので、この半導体にも数十アンペアの高周波電流が流れることで自己発熱する。この加熱コイル9や半導体の発熱を冷却するために本体2内に冷却装置である冷却ファン25を内蔵している。冷却ファン25は前記吸気口5から室内の空気を吸気し、制御回路24や加熱コイル9等を冷却して、排熱を排気口6から熱風として排気する。
発信装置13は吸気口5入り口付近に固定してあるので、冷却ファン25を駆動している間は発信装置13の近傍を風が流れることとなり、仮に発信装置13の赤外線LEDにほこりやごみが付いても、吸気口5を通る風に流されて飛んでしまうので、発信装置13にごみやホコリが付着して信号が弱くなる等のことがなく、安定した送受信が可能である。また、発信装置13上方にはカバー7が位置するので、異物が落下してきて発信装置13が破損することを防止する。さらに、調理中は冷却ファン25により発信装置13近傍を風が流れるので、湿気や結露に対しても防ぐことができる。
本体2前面部には左側に魚焼き用のグリル26を備えている。グリル26庫内にはシーズヒーター27が備えてあり、魚を上下で挟んだ位置にシーズヒーター27を配置して両面を同時に焼くことができる。グリル26の前面は扉28であるが、後部は前記排気口6に連通していて、グリル26で調理したときに発生する煙が排気口6からカバー7を通過して室内に放散される。
本体2の天面3上方には前記換気扇14が備えてあり、前記発信装置13と手動操作スイッチ16を備えている。加熱コイル9で加熱された鍋22内の調理物から発生する蒸気やグリル26から発生して排気口6から室内に排出される煙等が上昇気流となって天面3上方に上昇してくるので、これらを室外に排出すべく換気扇14が設置されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、図1において、天板4の加熱コイル9上部の鍋22位置を指示した加熱コイル円10に鍋22を置く。操作部18のスイッチ19を操作して制御回路24から加熱コイル9に電力を供給し電磁誘導により加熱コイル9から鍋22の底に電力を供給する。やがて鍋22は加熱されて鍋22内の調理物を加熱し、調理物から蒸気が発生したり、グリル26で魚を焼く場合はシーズヒーター27により魚が焼けるときに発生する煙が排気口6から冷却ファン25による冷却風の排気とともに室内に放出される。
換気が必要になると、操作部18の換気操作スイッチ21を操作し、制御回路24を介して発信装置13から赤外線信号を発信する。信号はカバー7の通信穴17を通過して換気扇14の受信装置15に達し、換気扇14が駆動される。調理が終わって換気扇14を停止するときは、換気操作スイッチ21を再び操作することで、制御回路24が発信装置13から再び信号を発信し、換気扇14の受信装置15で受信して換気扇14を約10分動作させてから停止する。
さらに、換気操作スイッチ21の近傍には換気扇14の排気能力の強弱や換気扇14に備えた照明装置29の操作をする付属スイッチ30が設けてあり、この付属スイッチ30を操作することで、換気扇14との細かな連動動作を可能にしている。付属スイッチ30を操作すると制御回路24が発信装置13を駆動して信号を発信し、受信装置15がこの信号を受信して換気扇14が所望の動作をすることとなる。
つまり、換気扇14を操作する場合は、操作部18の換気操作スイッチ21を操作する。換気操作スイッチ21を操作すると制御回路24が発信装置13を駆動し、発信装置13から赤外線の駆動信号を発信する。信号はカバー7の通信穴17を貫通して換気扇14の受信装置15に到達し換気扇14が作動する。所望の換気が完了したら操作部18の換気操作スイッチ21を操作して制御回路24により発信装置13から停止信号を発信する。停止信号はカバー7の通信穴17を貫通して換気扇14の受信装置15に到達し、受信装置15が信号を検知して換気扇14を10分後に停止するといった動作をする。操作部18の換気操作スイッチ21を使わずに換気扇14を直接操作するには、換気扇14に備えてある手動操作スイッチ16を操作すると良い。
以上のように、本実施の形態1では換気扇14を駆動する信号を吸気口5入り口付近に発信装置13を配置することで、赤外線信号を減衰させることなく受信装置15に到達させることができる。
また、吸気口5入り口付近に発信装置13を配置することで操作部18を操作する人の体や鍋22の取っ手23により信号が遮られることなく安定した発信受信が可能になる。
また、吸気口5入り口付近に発信装置13を配置することで、発信装置13の近傍を風が通り、発信装置13にほこりやごみが付着することなく、長期にわたり安定した信号を発信することができる。
さらに、発信装置13をカバー7の下方に位置させることで、ごみや異物が落下してきてもカバー7で保護されるので、発信装置13が破損することなく、赤外線信号を発信することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の斜視図である。図中の実施の形態1と同一符号は同一名称で同一形状であることを意味する。
天面3の前部には左右方向に長い操作部40が配置してある。操作部40はステンレス鋼板をプレス加工して形成した天枠41の前部に位置し、天枠41内に操作スイッチ基板42を内蔵するとともに天枠41上面に樹脂フィルムであるPET樹脂フィルムを熱間プレスで成形したメンブレン43を接着して操作部40を形成している。操作部40のメンブレン43にはスイッチ形状44が印刷してあると同時にエンボス加工でスイッチ形状44がわかり易い形状にしてある。スイッチ45を押すと操作スイッチ基板42にハンダで固定されたタクトスイッチ46が操作されることになる。操作部40は天枠41の前部に位置させることで、加熱コイル9の中心よりも前側(操作する人の側)に位置する。
操作部40にはスイッチ45とともに両端に近い位置に発信装置である換気扇信号発信部47が配置されている。換気扇信号発信部47は実施の形態1の発信装置13に相当する。換気扇信号発信部47は前記操作部40の長手方向の両端付近に配置される。これは通常の加熱操作を行うスイッチ45の操作時に赤外線が人の手や頭に遮られて通信ができなくなるのを防ぐためである。また、換気扇信号発信部47の操作を行う換気操作スイッチ49は左右に長い操作部40の中央付近に配置することで、より操作する人の手や頭が換気扇信号発信部47からの赤外線信号を遮らないので、安定した通信を行うことができる。
換気扇信号発信部47は操作スイッチ基板42にスイッチ45とともにハンダで固定して形成されている。換気扇信号発信部47の上に位置するメンブレン43には薄いインクで換気扇信号発信部47からの赤外線信号の減衰が少なく貫通しやすいように半透明に発信部形状48の印刷が施してある。
発信部形状48は換気扇信号発信部47から発信される赤外線の放射範囲より広い範囲を設けているので、換気扇信号発信部47から発信される赤外線はすべて発信部形状48を透過して天枠41から上方に向かって放射される。つまり、換気扇信号発信部47から発信された赤外線は天枠41の操作部40に接着してあるメンブレン43の半透明の印刷が施してある発信部形状48を透過し、天枠41を貫通して上方に放射される。
換気扇信号発信部47からの赤外線信号は操作部40のメンブレン43の発信部形状48の印刷を貫通し、このとき若干減衰するが、そのまま上方向に放散されて換気扇14の受信装置15に到達する。つまり、天枠41に内蔵した換気扇信号発信部47から上方に向けて赤外線を発信すると、天枠41に接着されたメンブレン43の半透明の発信部形状48を貫通して上方に赤外線が放射され、換気扇14の受信装置15に到達することとなる。
換気扇信号発信部47と受信装置15については、受信装置15に発信機能を付加し、換気扇信号発信部47に受信機能を付加している。これにより本体2と換気扇14の双方向通信を行うことが可能になる。換気扇14の状態を本体2に送信することで、さらにきめ細かな換気扇14の制御を行うことができるとともに、本体2側で換気扇14の状態を常に把握するとともに、換気扇14側で本体の状態を常に把握することができ、換気扇14と本体2が双方の異常を検知して停止や報知をすることが可能になり、さらに安全な動作をさせることができる。
換気扇14の動作については実施の形態1で述べているのと同じように、制御回路24が制御して駆動するかまたは手動操作スイッチ16を操作して換気扇14を駆動するかである。
以上のように、本実施の形態2では、換気扇信号発信部47を加熱コイル9中心から手前に配置した左右に長い操作部40の両端付近に設けることで、操作している手や頭が換気扇信号発信部47と受信装置15の送受信の妨げにならないので、安定した通信が行える。また、操作部40はメンブレン43を天枠41に接着して構成することで、赤外線の通過する発信部形状48をメンブレン43の印刷の一部として印刷加工で形成することができるので、部品点数を増やす必要がなく、経済的である。また、発信部形状48をメンブレン43の一部で構成することで、汚れが付着しても簡単にふき取ることができて、手入れが簡単で、安定した通信が可能である。
さらに、換気扇信号発信部47を天面3の手前側に位置する操作部40に備えることで、万一ほこりやごみ等が発信部形状48に付着しても、使用する人が調理を行う前に見つけることが容易であり、かつメンブレン43の一部で発信部形状48を形成しているので、簡単にふき取ることができる。
なお、実施の形態1および実施の形態2では信号に赤外線を用いたが、無線用の高周波電波を用いても良く、発信装置13や換気扇信号発信部47と受信装置15の間で信号の送受信ができれば良い。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、天面を概略覆う天板と、本体内で前記天板下方に配置された加熱コイルと、前記加熱コイルに電力を供給する制御回路と、前記制御回路と加熱コイルを冷却する冷却装置と、前記天板を除く天面から信号を発信する発信装置とを備え、前期発信装置の信号を受信する受信装置を備えた換気扇を制御する構成にすることで、天板を除く天面から赤外線等の信号を発信するので、赤外線等の信号の減衰が少なく、効率の良い信号の送受信が可能となり、発信装置と受信装置の出力等に余裕があるためコストの低減が可能になるので、他の加熱調理器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器と換気扇の斜視図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の斜視図
符号の説明
3 天面
4 天板
5 吸気口
6 排気口
9 加熱コイル
13 発信装置
14 換気扇
15 受信装置
18 操作部
24 制御回路
25 冷却ファン(冷却装置)
40 操作部
43 メンブレン(樹脂フィルム)
47 換気扇信号発信部(発信装置)

Claims (9)

  1. 天面を概略覆う天板と、本体内で前記天板下方に配置された加熱コイルと、前記加熱コイルに電力を供給する制御回路と、前記制御回路と加熱コイルを冷却する冷却装置と、前記天板を除く天面から信号を発信する発信装置とを備え、前期発信装置の信号を受信する受信装置を備えた換気扇を制御する誘導加熱調理器。
  2. 発信装置を、天板を除く加熱コイルより後方の天面に備えた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 冷却装置を送風装置で形成し、吸気口と排気口を天面に備え、発信装置を前記吸気口内か排気口内の少なくとも一方に備えた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 天面を概略覆う天板と、本体内で前記天板下方に配置された加熱コイルと、前記加熱コイルに電力を供給する制御回路と、前記制御回路と加熱コイルを冷却する冷却装置と、天板を除く天面の前部に備えられた操作部と、前記操作部に備えられ信号を上方に発信する発信装置とを備え、前期発信装置の信号を受信する受信装置を備えた換気扇を制御する誘導加熱調理器。
  5. 操作部は加熱コイルより前方に位置する請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 発信装置の信号伝播手段を赤外線とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 操作部は操作スイッチを樹脂フィルムで覆って形成した請求項4〜6ののいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  8. 樹脂フィルムの信号通過部を赤外線が通過する印刷構成とした請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  9. 発信装置と受信装置は各々発信装置に受信機能を備え受信装置に発信機能を備えて、双方向に信号の送受信を可能にした構成の請求項1〜8のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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