JP2005180828A - 加熱調理器 - Google Patents

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弥幸 土田
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Abstract

【課題】 発光部からの光信号を常に適正な発信箇所から確実に送出可能とする。
【解決手段】 器体2内でグリル庫10の左右両側には、トッププレート3の裏面から垂下された支持片14によって、赤外線の発光部13が、器体2の前後方向での略中央位置で後ろ向きに支持されている。一方、器体2内での後壁15には、排気口12の真下で且つ発光部13の真後ろに位置する反射板16,16が設けられて、発光部13から発信された光信号を反射して方向転換させ、排気口12を通して上向きに発信可能としている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、加熱調理部を有して上面にトッププレートを設けた器体の内部に、加熱調理部の作動に応じて換気装置の連動信号を発信する発光部を設けたビルトインコンロ等の加熱調理器に関する。
例えばビルトインコンロにおいては、加熱調理部としてこんろ部やグリル等を有して上面にトッププレートを設けた器体の内部に、赤外線発光素子等の発光部が設けられ、こんろ部等の使用に応じて発光部が光信号を発する。一方、この加熱調理器の上方には、換気装置としてファンを備えたレンジフードが設置されており、レンジフードの所定の位置に、加熱調理器からの光信号を受信する受光部が設けられて、受光部での光信号(連動信号)の受信によってファンモータが駆動制御されるようになっている。すなわち、使用者によるファンの作動スイッチの操作を必要とすることなく、加熱調理器の使用と連動して自動的にファンの回転が行われるようにしたものである。
しかし、加熱調理器での発光部が一箇所であると、光信号が使用者の体やこんろ部に載置される鍋等で遮断されてしまい、ファンの連動が確実に行えないことがある。そこで、特許文献1には、トッププレートの下方に発光部となる赤外線LEDを、各鍋載置部を避けるように4箇所配設することで、光信号が使用者の体や鍋等で遮断される確率を少なくして、通信の信頼性を高めるようにした加熱調理器が開示されている。
特開2003−114028号公報
ところが、特許文献1の発明でも光信号はトッププレートを通して発信されるため、トッププレート上での発信箇所に鍋からの噴きこぼれがあったり、ゴミや埃等の付着があったりすると、光信号の通過を阻止されてしまい、結局通信の信頼性は十分とは言えなかった。また、トッププレート上で必要な発信箇所の真下に発光部を設ける必要があるが、器体内の他の構成部の配置態様によっては発光部の設置ができないことがあり、この場合、発光部を設置できる範囲に発信箇所が制約を受け、適正な発信箇所が選択できなくなってしまう。
そこで、請求項1及び2に記載の発明は、内設した発光部からの連動信号を常に適正な発信箇所から確実に発信できる加熱調理器を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、トッププレートの後方に、連動信号が通過可能な通過部を形成する一方、器体内に、発光部から発信された連動信号を反射させて通過部へ導く反射板を設けたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、トッププレートの後方に、連動信号が通過可能な通過部を形成し、その通過部の下方に発光部を設置したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の目的に加えて、トッププレートに排気口を形成したものにおいて、通過部を簡単に形成するために、通過部を排気口としたものである。
請求項1及び2に記載の発明によれば、発光部からの連動信号は後方の通過部から発信されるから、トッププレート上の汚れ等に影響を受けることがなく、確実に連動信号を発信して換気装置を連動させることができる。特に請求項1の発明では、器体内での発光部の設置位置に制約を受けるようなことがあっても、反射板を利用すれば通過部の位置を変更する必要がないため、常に適正な箇所から連動信号の発信が可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2の効果に加えて、加熱調理器の既存の構成を利用して通過部を簡単に得ることができる。
図1は、加熱調理器の一例であるビルトインコンロの平面図、図2はその正面図で、ビルトインコンロ1は、上方を開口した器体2に、トッププレート3を上方から嵌着した箱状を呈し、トッププレート3の上面で手前寄りの左右に、左こんろ部4、右こんろ部5を夫々設け、その左右のこんろ部4,5の間で後方寄りに小こんろ部6を設けている。また、器体2の内部中央には、前面に扉8を有したグリル7が備えられている。9,9・・は、加熱調理部となる夫々のこんろ部4〜6及びグリル7に対応して器体2の前面に設けられた点火ボタンである。
グリル7は、被調理物を収納して図示しないグリルバーナで加熱調理するグリル庫10と、その後方に連設された排気ダクト11とからなり、排気ダクト11は、トッププレート3の後方中央部へ左右方向に並設された排気口12,12・・に先端を向けて開口されて、グリル庫10内で発生した燃焼排ガスを器体2の外部へ排気可能としている。但し、この排気口12は、排気ダクト11の左右幅よりも左右方向へ長く形成されている。これは、ビルトインコンロ1の下方に設けたオーブンレンジ等の他の加熱調理器で発生した熱気や燃焼排ガス等を、ビルトインコンロ1の器体2を通して上方へ排気するためである。
そして、器体2内でグリル庫10の左右両側には、赤外線の発光部13,13が設けられている。この発光部13は、トッププレート3の裏面から垂下され、下端にC状リング14aを連設した支持片14によって、図3にも示すように、器体2の前後方向での略中央位置で後ろ向きに把持されて、光信号(換気装置の連動信号)を器体2の後壁15に向けて発信可能としたものである。なお、発光部13は、赤外線駆動回路を介して器体2内の図示しないコントローラに電気的接続されており、点火ボタン9の何れかを点火操作すると、コントローラによる赤外線駆動回路の駆動制御で光信号を発信するようになっている。
一方、器体2内で後壁15の前方位置には、反射板16,16が設けられている。この反射板16は、表面を研磨加工した四角形の金属板で、排気ダクト11よりも左右外側となる排気口12,12の真下に夫々位置すると共に、発光部13の真後ろに夫々位置して、発光部13から発信された光信号を反射して上向きに方向転換させる角度で後壁15に固着されている。
以上の如く構成されたビルトインコンロ1においては、例えばこんろ部4〜6の何れかを使用する際に、対応する点火ボタン9を押し操作すると、こんろバーナへのガス供給路が開かれると共に、コントローラがこんろ部の点火電極を連続スパークさせてこんろバーナへ点火を行う。このこんろ部の点火と同時に、コントローラは赤外線駆動回路を動作させて発光部13,13から光信号を発信させる。すると、図3に点線で示すように、光信号Sは反射板16,16に当接して上方へ跳ね返り、そのまま通過部となる排気口12,12を通って上方へ送信される。ビルトインコンロ1の上方では、フォトダイオード等の受光部18を有するレンジフード17が設置されていることから、受光部18がこの光信号を受信すると、ファンモータが駆動して換気装置としてのファン19を回転させる。
このように上記形態のビルトインコンロ1によれば、トッププレート3の後方に、光信号が通過可能な排気口12を形成する一方、器体2内に、発光部13から発信された光信号を反射させて排気口12へ導く反射板16を設けたことで、発光部13からの光信号は反射板16を利用して後方の排気口12から上向きに発信され、トッププレート3の汚れ等に影響を受けることがなく、確実に光信号を発信してファン19を連動させることができる。また、器体2内での発光部13の設置位置に制約を受けるようなことがあっても、反射板16を利用すれば通過部となる排気口12の位置を変更する必要がないため、常に適正な箇所から連動信号の発信が可能となる。
特に、通過部として排気口12をそのまま利用しているから、ビルトインコンロ1の既存の構成を利用して通過部を簡単に得ることができる。
なお、反射板は一つに限らず、発光部や排気口、受光部の位置に合わせて複数設け、光信号を器体内で上下や左右方向に複数回反射させて通過部まで導くようにすることもできる。また、反射板は傾斜角度を調整可能に設けても良いし、形状も四角形以外に丸形や楕円等の他の形状も採用可能である。
逆に、器体の後壁に反射面を直接形成して後壁自体を反射板とし、光信号を後壁で直接上方に反射させることも可能である。
一方、上記形態では、反射板を利用して器体内の発光部からの光信号を通過部から発信させていたが、反射板を省略して、図4に示すように、トッププレート3の後方に形成した通過部(ここでは排気口12)の下方に発光部13を、例えば後壁15に固定した支持片14を介して設置し、発光部13から直接排気口12を介して光信号Sを上方へ発信させても良い。この場合も、光信号はトッププレート3の後方で上向きに発信されるため、トッププレート3の汚れ等に影響を受けることがなく、確実に光信号を発信してファン19を連動させることができる。
なお、この場合も、排気口12を通過部としているから、トッププレート3に手を加えることなく通過部を簡単に得ることができる。
そして、発光部は、上記形態では一対であるが、通信の確実性をより高めるために3つ以上設けても差し支えないし、逆に1つであっても良い。また、設置の向きも後ろ向きに限らず、器体内の他の構成部の配置によっては、左右方向や前方向、下向き等にしても反射板の採用によって通過部への誘導は可能である。
さらに、光信号の通過部として排気口を必ずしも利用するものに限らず、トッププレートに光信号通過専用の透孔を穿設して、そこに光信号を導くようにしても良い。なお、トッププレートが化粧印刷を施したガラス製であれば、これも通過部として透明部分を設けて、そこに光信号を通過させることもできる。
さらに、発光部の支持構造は、支持片以外に棒状体やソケット等の他の支持体を用いても良いし、支持させる場所も、トッププレートの裏面に限らず、グリル庫の側壁や器体の底板、器体の側板等、スペース的に可能であれば上記形態に限定するものではない。特に、器体側に発光部を設置すると、器体と別体のトッププレートに発光部が設けられる場合に比べて発光部への配線作業が楽になる。
加えて、換気装置の連動信号も、上記形態のように点火操作を契機として発信するものに限らず、消火操作時や安全装置(例えば鍋底の過熱防止装置等)の作動時の他のタイミングを契機としたものも含まれる。
そして、本発明はビルトインコンロに限らず、発光部を内設して上方の換気装置を連動させる加熱調理器であれば、テーブルこんろやグリル等にも適用可能である。
ビルトインコンロの平面図である。 ビルトインコンロの正面図である。 光信号の発信状態を示すビルトインコンロの側面図である。 発光部の他の設置例を示すビルトインコンロの側面図である。
符号の説明
1‥ビルトインコンロ、2‥器体、3‥トッププレート、4‥左こんろ部、5‥右こんろ部、6‥小こんろ部、7‥グリル、8‥扉、9‥点火ボタン、10‥グリル庫、11‥排気ダクト、12‥排気口、13‥発光部、14‥支持片、15‥後壁、16‥反射板、17‥レンジフード、18‥受光部、19‥ファン。

Claims (3)

  1. 加熱調理部を有して上面にトッププレートを設けた器体の内部に、前記加熱調理部の作動に応じて換気装置の連動信号を発信する発光部を設けた加熱調理器であって、
    前記トッププレートの後方に、前記連動信号が通過可能な通過部を形成する一方、前記器体内に、前記発光部から発信された連動信号を反射させて前記通過部へ導く反射板を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 加熱調理部を有して上面にトッププレートを設けた器体の内部に、前記加熱調理部の作動に応じて換気装置の連動信号を発信する発光部を設けた加熱調理器であって、
    前記トッププレートの後方に、前記連動信号が通過可能な通過部を形成し、その通過部の下方に発光部を設置したことを特徴とする加熱調理器。
  3. トッププレートに排気口を形成したものにあっては、通過部を前記排気口とした請求項1または2に記載の加熱調理器。
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