JP2018018667A - 加熱調理器 - Google Patents

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信夫 吉元
Nobuo Yoshimoto
信夫 吉元
石井 哲夫
Tetsuo Ishii
哲夫 石井
隆司 須永
Takashi Sunaga
隆司 須永
杉本 芳之
Yoshiyuki Sugimoto
芳之 杉本
大久保 直也
Naoya Okubo
直也 大久保
導生 田仲
Michio Tanaka
導生 田仲
晃一 星野
Koichi Hoshino
晃一 星野
裕司 横井川
Yuji Yokoigawa
裕司 横井川
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Abstract

【課題】使用者が吸排気開口部の上方に被加熱物を無造作に載置して吸排気開口部を塞ぐ事態を防ぎ、加熱調理器の吸排気を十分に行うことができるカバーを備えた加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器は、上部が開口した箱形状の本体ケースと、本体ケースの上部開口を覆う天板部と、天板部の下方に配設された加熱手段と、本体ケースに間隔をあけて少なくとも2つ形成され、本体ケース内の部品を冷却するための冷却風を吸込み或いは排出する開口部と、開口部を覆うカバーと、を備えている。カバーは、開口部と対向する部分に設けられた複数の通気用の孔を有する通気孔部と、隣接する開口部間の領域と対向する部分に設けられた被加熱物用の載置部と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、吸気口及び排気口を覆うカバーを備えた加熱調理器に関するものである。
従来、誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによって生じる高周波磁束で渦電流を誘起し、それによって発生するジュール熱で被加熱物の加熱を行う加熱調理器が知られている。この加熱調理器には、本体ケース内の部品を冷却するための冷却風を吸込み或いは排出する吸気口と排気口が設けられ、その吸気口と排気口を覆うカバーが本体ケースに取り付けられている。
このカバーは、例えば特許文献1又は2に開示されているように、通気性を有するパンチングメタル又は格子状の金属部材等で構成されており、通気性があり、冷却風の吸気及び排気の気流を通気抵抗が少なくスムースに通過させる。
特開平10−214677号公報 特開2002−280155号公報
上記構成の加熱調理器において、使用者は、加熱した鍋等の被加熱物を冷却するために、一時的にカバーの上面に被加熱物を無造作に置く場合がある。特許文献1及び2に開示された加熱調理器のように、カバーの全面に通気孔を有する構成では、使用者は吸気口及び排気口に対応する位置と、その他の位置との区別ができず、被加熱物を吸気口又は排気口の上方へ置くことがある。そのため、この加熱調理器では、載置された被加熱物によって吸気口又は排気口が塞がれてしまい、本体ケース内の部品の冷却が十分に行われず、故障の原因になっている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、使用者が吸気口及び排気口として形成した開口部の上方に被加熱物を無造作に載置して開口部を塞ぐ事態を防ぎ、本体ケース内の吸排気を十分に行うことができるカバーを備えた加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、上部が開口した箱形状の本体ケースと、前記本体ケースの上部開口を覆う天板部と、前記天板部の下方に配設された加熱手段と、前記本体ケースに間隔をあけて少なくとも2つ形成され、前記本体ケース内の部品を冷却するための冷却風を吸込み或いは排出する開口部と、前記開口部を覆うカバーと、を備え、前記カバーは、前記開口部と対向する部分に設けられた複数の通気用の孔を有する通気孔部と、隣接する前記開口部間の領域と対向する部分に設けられた被加熱物用の載置部と、を有しているものである。
本発明に係る加熱調理器によれば、カバーは、開口部と対向する部分に設けられた複数の通気用の孔を有する通気孔部と、隣接する開口部間の領域と対向する部分に設けられた被加熱物用の載置部とを有しており、通気を行う部分と被加熱物を載置させる部分とを明確に区別しているので、使用者に被加熱物を載置させる場所へ誘導し、確実に被加熱物を載置部に載置させることができる。よって、本発明に係る加熱調理器は、使用者が開口部の上方に被加熱物を無造作に載置して開口部を塞ぐ事態を防ぐことができ、本体ケース内の吸排気を十分に行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器であってカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器であってカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。 図2で指示したX−X線矢視の要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器であってカバーの載置部に載置場所を示す表示部を設けた構成を示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であってカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であってカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であって異なる形態のカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であって異なる形態のカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であって図8に示したカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。 図9で指示したY−Y線矢視の拡大断面図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器であってカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器であってカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。 図12で指示したZ−Z線矢視の拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器であってカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器であってカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。図3は、図2で指示したX−X線矢視の要部拡大断面図である。実施の形態1に係る加熱調理器100は、誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによって生じる高周波磁束で渦電流を誘起し、それによって発生するジュール熱で被加熱物の加熱を行う、据え置き型あるいはビルトイン型の誘導加熱調理器である。加熱調理器100は、図1及び図2に示すように、上部が開口した箱形状の本体ケース1と、本体ケース1の上部開口を覆う天板部2と、天板部2の下方に配設された加熱手段3と、本体ケース1に間隔をあけて2つ形成され、本体ケース1内の部品を冷却するための冷却風を吸込み或いは排出する開口部6、7と、開口部6、7を覆うカバー4と、を備えている。
本体ケース1の内部には、加熱手段3として電磁誘導加熱コイル(以下、加熱コイルという)と、この加熱コイルの電力を制御する制御基板と、制御基板及び加熱コイル等を冷却するための冷却風を発生させる冷却装置(冷却ファン)等が配置されている。本体ケース1の上面には、本体ケース1の一部として、ステンレス材等の錆難く剛性を持った素材で構成された支持枠5が着脱自在に取り付けられており、支持枠5の中央に天板部2、前面側に副操作部8aがそれぞれ配置されている。副操作部8aは、加熱調理器100における加熱動作の設定を受け付けるための操作ボタン及びスイッチ等で構成されている。支持枠5の背面側には、本体ケースの1内部と連通する開口部として、本体ケース1の内部に空気を取り込むための吸気口6と、本体ケース1の内部に取り込んだ空気を排気するための排気口7とが形成されている。なお、本体ケース1の前面には、一例としてグリル扉9と、グリル扉9に隣接して設けられた主操作部8bとを備えている。
天板部2は、平板形状に形成された例えば耐熱性ガラス又はセラミック等の非金属材料で構成され、本体ケース1の上面の開口に設けられている。天板部2は、シリコン接着剤等によって外縁が支持枠5に接着され、支持枠5と一体化されている。天板部2の上面には、被加熱物の載置位置を示す載置位置表示部2a、2b、2cが印刷等により表示されている。これらの載置位置表示部2a、2b、2cの下方には、加熱手段である加熱コイルが対向して配置されている。なお、載置位置表示部2a、2b、2cは、図示した印刷等による表示に限らず、例えば電源を入れると光って載置位置を表示する構成でもよい。
加熱手段3は、本体ケース1内に配置された例えば3つの加熱コイルからなり、これらの加熱コイルの電力を制御する制御基板によって制御される。なお、加熱源として3つの加熱コイルを用いているが、全てを加熱コイルとする必要は無く、例えば、載置位置表示部2a、2b、2cの下方にラジエントヒーターを設置しても良い。また、加熱コイルを3つとしているが、加熱コイルを2つあるいは4つとしても良い。
吸気口6と排気口7は、それぞれ略長方形状をなし、図3に示すように、支持枠5の背面側であって若干凹ませた絞り部50に形成されている。吸気口6と排気口7は、載置位置表示部2a、2b、2cの外径以上の大きさの間隔をあけて配置されている。具体的には、載置位置表示部2a、2b、2cのうち、最も大きい外径である載置位置表示部2aの外径B以上の間隔をあけて形成されている。そして、吸気口6及び排気口7は、支持枠5の上面に取り付けられた1枚のカバー4によって共通に覆われている。なお、詳細に図示することは省略したが、開口部6、7は、図示した2つに限定されない。例えば、支持枠5の背面側において、中央に排気口を設け、その両側に吸気口をそれぞれ設けた構成でもよい。また、2つの開口部6、7は、両方とも排気口又は両方とも吸気口とした構成でもよく、種々の態様で実施するものとする。
カバー4は、略長方形状の平板状の金属材から成り、支持枠5の背面側に設けられた絞り部50に着脱自在に取り付けられて吸気口6及び排気口7を覆い、吸気口6及び排気口7の中に使用者の指又は異物等が入り込まないようにするために設けられている。このカバー4は、図1及び図2に示すように、吸気口6及び排気口7と対向する部分に設けられた複数の通気用の孔を有する通気孔部40、40と、吸気口6と排気口7との間の領域と対向する部分に設けられた被加熱物用の載置部41と、を有している。カバー4は、載置部41に載置させた被加熱物の安定性を高めるため、上面が天板部2の上面と略面一となるように配置されている。
通気孔部40、40は、間隔を開けて形成された吸気口6及び排気口7のそれぞれと対向する部分に設けられており、吸排気するために利用される。図1及び2に示す実施の形態1の場合は、吸気口6と排気口7が、それぞれ1箇所ずつ支持枠5に設けられた構成であるため、通気孔部40が2箇所設けられているが、吸気口6及び排気口7が3箇所以上設けられている場合には、吸気口6及び排気口7と同じ個数だけ設けるものとする。また、図3に示すように、通気孔部40は、複数の通気孔を設けた範囲Dが、吸気口6又は排気口7の対向する範囲Cに設けられていればよく、通気孔を設けた範囲Dが吸気口6又は排気口7の開口面よりも多少広い範囲を有していてもよい。また、図1及び図2に示した通気孔部40は、円形状の通気孔を複数有する構成を示しているが、例えば格子状に設けられた構成でもよく、図示した実施の形態に限定されない。
載置部41は、左右の通気孔部40、40の間に設けられ、通気孔を有さないフラットな面とした構成である。通気孔部40、40間における載置部41の寸法Aは、吸気口6と排気口7との間隔と同じく、載置位置表示部2a、2b、2cのうち、最も大きい外径である載置位置表示部2aの外径B以上である。載置部41に載せた被加熱物が、載置部41からはみ出て通気孔部40の通気孔の一部を塞がないようにするためである。
図4は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器であってカバーの載置部に載置場所を示す表示部を設けた構成を示した斜視図である。載置部41の上面には、使用者に被加熱物の載置場所を示すために、被加熱物を載置させる領域を示す表示部42を設けてもよい。表示部42は、例えば文字又は領域線等を刻印又は印刷して設けられる。文字表示としては、一例を図4に示すように「載置可領域」等のメッセージである。領域線としては、通気孔部40と載置部41との境界に、例えば縦のラインを設けたり、載置部41の領域を囲う囲い線を設けたりする。なお、載置部41には、必ずしも文字又は領域線等の表示部42を設ける必要はなく、通気孔を有さないフラットな面であることでも十分に、使用者に被加熱物の載置場所を示すことができる。
上述したように、実施の形態1の加熱調理器100は、カバー4が、開口部6、7の上方に通気用の孔を有する通気孔部40と、被加熱物用の載置部41と、を有しており、通気孔部40と載置部41とを明確に区別しているので、使用者に被加熱物を載置させる場所へ誘導し、確実に被加熱物を載置部41に載置させることができる。つまり、実施の形態1の加熱調理器100は、使用者が、加熱した鍋等の被加熱物を冷却するために、一時的にカバー4の上面に被加熱物を無造作に置く場合があっても、被加熱物を通気孔部40の上面に置いて吸気口6及び排気口7が塞がれる事態を防ぐことができ、本体ケース1内の吸排気を良好に行うことができる。
また、実施の形態1の加熱調理器100によれば、載置部41には、被加熱物を載置させる領域を示す表示部42が設けられているので、使用者に注意を促すことができ、被加熱物を通気孔部40の上面に置いて吸気口6及び排気口7が塞がれる事態をより効果的に防ぐことができる。
また、実施の形態1の加熱調理器100によれば、天板部2には、加熱手段の領域の位置を示す円形状の被加熱物の載置位置表示部2a、2b、2cが設けられており、吸気口6及び排気口7は、載置位置表示部2a、2b、2cの外径以上の長さの間隔をあけて形成されているので、対応するカバー4の載置部41も載置位置表示部2a、2b、2cの外径以上の長さ寸法で形成される。即ち、載置部41に載せた被加熱物が、載置部41からはみ出て通気孔部40の通気孔の一部を塞ぐ事態を防ぐことができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器を図5及び6に基づいて説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であってカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。図6は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であってカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。なお、実施の形態1で説明した加熱調理器100と同一の構成について、同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
実施の形態2の加熱調理器100は、図5及び6に示すように、カバー4が、載置部41の中間部分で二分割された左右対称の2つのカバー4A、4Bで構成されている。各カバー4A、Bは、それぞれ吸気口6又は排気口7と対向する部分に設けられた複数の通気用の孔を有する通気孔部40と、吸気口6と排気口7との間の領域と対向する部分に設けられた被加熱物用の載置部41と、を有している。各カバー4A、4Bは、図6に示すように、載置部41側における端部を対向させて、支持枠5の上面に取り付けられている。なお、支持枠5の上面に取り付けられた各カバー4A、4Bの上面は、略面一としている。
図5及び6に示した実施の形態2の加熱調理器100は、カバー4が、隣接する通気孔部40、40の間において分割されているので、支持枠5に対して取り付け又は取り外し作業が容易になり、汚れた部分のカバー4A、4Bのみを取り外して洗浄することができるので清掃性を向上させることができ、使い勝手に優れている。また、カバー4の一部が破損等した場合には、破損した部分のカバー4A、4Bのみを新しいカバーと交換することができるので経済的である。更に、図5及び6に示したカバー4では、分割した2つのカバー4A、4Bが左右対称なので、部品の共通化を図ることができ、製造が容易で生産性を高めることができる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であって異なる形態のカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。図7に示したカバー4は、通気孔部40と載置部41の境目で二分割した2つのカバー4A、4Bで構成されている。二分割された2つのカバー4A、4Bのうち、吸気口6に設置される一方のカバー4Aは、通気孔部40と載置部41を組み合わせて構成され、排気口7に設置される他方のカバー4Bは、通気孔部40のみで構成されている。つまり、図7に示したカバー4も、支持枠5に対して取り付け又は取り外し作業が容易になるし、汚れた部分のカバー4A、4Bのみを取り外して洗浄することができるので清掃性を向上させることができ、使い勝手に優れている。また、カバー4の一部が破損等した場合には、破損した部分のカバー4A、4Bのみを新しいカバーと交換することができるので経済的である。更に、カバー4A、4Bは、通気孔部40と載置部41との境目で分割した構成なので、被加熱物を安定させて載置させることができる。
図8は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であって異なる形態のカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。図9は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器であって図8に示したカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。図10は、図9で指示したY−Y線矢視の拡大断面図である。図8〜10に示したカバー4は、通気孔部40と載置部41の境目で三分割された3つのカバー4A、4B、4Cで構成されている。三分割された3つのカバー4A、4B、4Cのうち、吸気口6及び排気口7に設置されるカバー4A、4Cは通気孔部40のみで構成され、吸気口6と排気口7との間の領域に設置されるカバー4Cは、載置部41のみで構成されている。なお、支持枠5の上面に取り付けられた各カバー4A、4B、4Cの上面は、略面一としている。
なお、詳細に図示することは省略したが、カバー4は、本体ケース1の前面に設けたグリル扉9と、グリル扉9に隣接して設けられた主操作部8bとの境界線に合わせて分割することもでき、統一感を図って意匠性を高めた構成としてもよい。また、カバー4を隣接する通気孔部40、40の間において4分割以上とした構成でもよく、本体ケース1の大きさ若しくは形状、又は開口部6、7の大きさ若しくは形状に合わせて適宜変更して分割するものとする。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器を図11〜13に基づいて説明する。図11は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器であってカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。図12は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器であってカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。図13は、図12で指示したZ−Z線矢視の拡大断面図である。なお、実施の形態1で説明した加熱調理器100と同一の構成について、同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
実施の形態3の加熱調理器100は、吸気口6及び排気口7の開口面に対して、通気孔部40の上面が載置部41の上面よりも高いカバー4を有する構成である。具体的には、カバー4は、通気孔部40と載置部41の境目で三分割された3つのカバー4A、4B、4Cで構成されている。三分割された3つのカバー4A、4B、4Cのうち、吸気口6及び排気口7に設置されるカバー4A、4Cは、下面に開口を有する箱型形状をなし、上面には複数の通気用の孔を有する通気孔部40が設けられている。一方、吸気口6と排気口7との間の領域に設置されるカバー4Cは、載置部41のみで構成されている。吸気口6及び排気口7に設置されるカバー4A、4Cは、その上面が吸気口6と排気口7とに間の領域に設置されるカバー4Cの上面よりも、一例として10cm程度高い構成としている。一方、カバー4Cは、上面の高さが天板部2の上面と略面一となるように構成している。なお、実施の形態3の加熱調理器100のカバー4A、4B、4Cは、図11〜13に示した3分割に限らず、2分割以上とした構成でもよい。また、カバー4A、4B、4Cは、分割することなく一枚の金属板を矩形状に折り曲げて形成した構成でもよい。
したがって、実施の形態3の加熱調理器100によれば、開口部6、7の開口面に対してカバー4の通気孔部40、40の上面が、載置部41の上面よりも高い構成なので、使用者に、より明確に被加熱物の載置位置を示すことができ、被加熱物を載置させる場所を誘導する効果を更に高めることができる。よって、使用者が、加熱した鍋等の被加熱物を冷却するために、一時的にカバー4の上面に被加熱物を無造作に置く場合があっても、被加熱物を通気孔部40の上面に置いて吸気口6及び排気口7が塞がれる事態を防ぐことができ、本体ケース1内の吸排気を良好に行うことができる。また、カバー4は、載置部41の上面の高さを天板部2の上面に近づけることで、載置部41に載せた被加熱物の安定性を確保することができる。一方、カバー4は、通気孔部40の上面の高さを高くして、吸気口6及び排気口7から遠ざけることで、圧力損失が少なくなり冷却性能を向上させることができる。
以上の各実施の形態において、支持枠5に開口する開口部6、7をそれぞれ吸気口6、排気口7として説明したが、いずれの開口も排気口7としてもよい。この場合、吸気口は、本体ケース1の後面又は前面に設けられる。
1 本体ケース、2 天板部、2a、2b、2c 載置位置表示部、3 加熱手段、4、4A、4B、4C カバー、5 支持枠、6 吸気口(開口部)、7 排気口(開口部)、8a 副操作部、8b 主操作部、9 グリル扉、40 通気孔部、41 載置部、42 表示部、50 絞り部、100 加熱調理器。

Claims (6)

  1. 上部が開口した箱形状の本体ケースと、
    前記本体ケースの上部開口を覆う天板部と、
    前記天板部の下方に配設された加熱手段と、
    前記本体ケースに間隔をあけて少なくとも2つ形成され、前記本体ケース内の部品を冷却するための冷却風を吸込み或いは排出する開口部と、
    前記開口部を覆うカバーと、を備え、
    前記カバーは、前記開口部と対向する部分に設けられた複数の通気用の孔を有する通気孔部と、隣接する前記開口部間の領域と対向する部分に設けられた被加熱物用の載置部と、を有している、加熱調理器。
  2. 前記載置部は、通気用の孔が形成されていない平板状である請求項1に記載した加熱調理器。
  3. 前記載置部には、被加熱物を載置させる領域を示す表示部が設けられている請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記天板部には、加熱手段の領域の位置を示す円形状の被加熱物の載置位置表示部が設けられており、
    隣接する前記開口部は、前記載置位置表示部の外径以上の長さの間隔をあけて形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. 前記カバーは、隣接する前記通気孔部の間において複数に分割されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記カバーは、前記開口部の開口面に対して前記通気孔部の上面が前記載置部の上面よりも高い構成である請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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