JPH09296947A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JPH09296947A
JPH09296947A JP10962696A JP10962696A JPH09296947A JP H09296947 A JPH09296947 A JP H09296947A JP 10962696 A JP10962696 A JP 10962696A JP 10962696 A JP10962696 A JP 10962696A JP H09296947 A JPH09296947 A JP H09296947A
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JP
Japan
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hood
range hood
blower unit
automatically
lighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10962696A
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English (en)
Inventor
Keiichi Kashiwamura
桂一 柏村
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動運転式のレンジフードにおいて、送風機
の運転・停止をレンジフードの所在を確認できる離れた
場所からでも判別することができるようにすることにあ
る。 【解決手段】 フード1に調理器具Bの使用の可否を検
出する検出手段10が設けられ、その検出手段が調理器具
の使用を検出することで送風機ユニット4が自動運転さ
れ、検出手段が調理器具の使用停止を検出することで送
風機ユニットが自動停止されるレンジフードAにおい
て、前記フード1に、下方に配置されるガスコンロ等の
調理器具を照らす照明器具9を装備し、その照明器具9
は送風機ユニット4の運転により自動的に点灯し、送風
機ユニットの停止に伴って自動的に消灯するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスレンジや電気レ
ンジ等の調理器具の上方に設置される送風機ユニット内
蔵のレンジフードに関し、詳しくは調理器具の使用の可
否を検出することて送風機ユニットの運転・停止が自動
的に行われる自動運転のレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスレンジや電気レンジ等の調理器具の
上方に設置されて調理によって発生する煙や臭い、燃焼
廃ガス等を吸引排出するレンジフードには、送風機ユニ
ットの運転停止の状態を表示する表示手段が設けられて
いる。その表示手段としては、操作スイッチ部にLED
等を設け、送風機ユニットの運転時に点灯し、運転停止
時は消灯させて表示したり、機械式の押ボタンスイッチ
では押し操作により頭の低くなったスイッチの有無等で
識別するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、従来のレン
ジフードにおける運転・停止の表示は調理器具の前に立
っているときに判別出来る形態のもので、例えば、リビ
ング・ダイニング・キッチン等で調理器具から離れ、食
卓に着席したりすると上記した表示手段の表示を判別す
ることは非常に困難である。特に、調理器具がとろ火で
使用され、その為に送風機の運転も、騒音の小さい
「弱」で運転されているような場合には、送風機の回転
音によって判断することも困難で、調理器具から離れ、
調理していることをつい忘れてしまって鍋を焦がしてし
まうといったことが生じる。
【0004】ましてや、レンジフードが上記したように
調理器具の使用を検出して自動的に運転が開始される自
動運転式のレンジフードで、運転開始が騒音の小さい
「弱」でスターとされる場合には、レンジフードを運転
させたという意識がないため送風機が間違いなく運転さ
れているか判断しにくく、そのためにフードの中を覗き
こんでファンが回っているかを見るといったことが行わ
れている。
【0005】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
自動運転式のレンジフードにおいて、送風機の運転・停
止をレンジフードの所在を確認できる離れた場所からで
も判別することができるようにすることにある。更に、
自動運転式のレンジフードにおいてはレンジフードの運
転は即ち調理器具(コンロ)の使用中を意味し、離れた
場所からも調理器具使用の判別を出来るようにしたこと
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に本発明が講じた技術的手段は、下面が開口したフード
内に送風機ユニットが収容され、且つフードに調理器具
の使用の有無を検出する検出手段が設けられ、その検出
手段が調理器具の使用を検出することで前記送風機ユニ
ットが自動運転され、検出手段が調理器具の使用停止を
検出することで送風機ユニットが自動停止されるレンジ
フードにおいて、前記フードに、下方に配置されるガス
コンロ等の調理器具を照らす照明器具を装備し、その照
明器具は送風機ユニットの運転により点灯し、送風機ユ
ニットの停止に伴って消灯するようにしたことを特徴と
する。
【0007】上記照明器具の自動点灯及び自動消灯は、
調理器具の使用の有無を検出して自動的に運転・停止さ
れる送風機ユニットの運転開始と同時点灯され、運転停
止と同時に消灯されても、或いは送風機ユニットの運転
・停止と僅かな時間差をおいて点灯・消灯するようにし
てもよい。調理器具の使用の有無を検出する検出手段と
しては、フード内・外の温度を検出し、その温度差が予
め設定した設定値と比較して大きいか小さいかにより使
用、不使用を判別する方法、或いはガスセンサにより使
用の可否を判別する方法、又は炎センサにより使用の可
否を判別する方法等が挙げられる。
【0008】又、自動運転される送風機ユニットの運転
速度は、運転中に速度切替スイッチを手動操作して変更
することが可能で、その速度切り替えした運転速度(例
えば、強,中,弱)はメモリに記憶され、次回の自動運
転は記憶された速度でスターとするように構成されてい
る。同様に、照明器具も点灯後に手動操作で「消灯」に
切り替えることが可能なように構成されており、自動運
転中に点灯している照明器具を消灯した場合はそれが記
憶され、次回の送風機ユニットの自動運転に関係なく照
明器具は消灯状態に保持される。
【0009】上記の手段によれば、調理器具が点火使用
されるとその使用が検出手段で判断されて送風機ユニッ
トが自動運転され、更に照明器具が点灯される。又、調
理器具が消火されるとその状態が検出手段で判断されて
送風機ユニットの運転を停止し、照明器具を消灯する。
従って、調理器具の前から離れて食卓等に着席していて
も、照明器具の点灯によってレンジフードの作動状態を
確認できると共に、調理器具を使用しているということ
も判別することができる。又、送風機ユニットの自動運
転時の速度はメーカー側で予め設定してあるが、使用者
によっては夫々の使用環境等によってメーカー側で設定
してある速度とは異なった速度で運転をスターとさせた
い場合は、自動運転中に速度切り替えのスイッチを手動
操作で操作することにより、次回の自動運転は切り替え
た速度でスターとする。同様に、自動運転中に点灯して
いる照明器具を必要無いということでスイッチを操作し
て消灯した場合は、それがメモリに記憶されて次回の自
動運転時は照明器具は送風機の運転に関係なく点灯され
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は厨房などにおける
レンジフードの取り付け状態を示し、図中、Aは送風機
ユニットを内蔵したレンジフード、Bはガスレンジや電
気レンジ等の調理器具で、前記レンジフードAは調理器
具Bの略真上に位置して設置されている。上記レンジフ
ードAは、下面及び前面が開口したフード本体1a の前
面に前板1b が着脱可能に取り付けられて構成されたフ
ード1の内部に、下板2とフィルタ3とで送風機ユニッ
ト4の収容部5が区画形成された今日周知の形態のもの
で、前記送風機ユニット4におけるファンケーシングの
吐出口には排気ダクト6が接続され、フード1の天板上
には天井との間を遮蔽する幕板7が設置され、これによ
って前記排気ダクト6が調理器具Bの前方に立った使用
者の視界に入らないようにしてある。
【0011】フード1内に収容される送風機ユニット4
は、ファンケーシングとファンとモータとで構成される
今日周知のもので、ファンとしては多翼ファンが使用さ
れる。又、フード1を構成する前板1b 前面下部には前
記した送風機ユニット4の運転・停止を操作する操作ス
イッチ、及び該前板1b の裏側下部に取り付けられる照
明器具(ランプ)9を点灯・消灯する操作スイッチ等の
スイッチ類8が取り付けられている。
【0012】以上の如く構成されたレンジフードAのフ
ード1における前板1b に、調理器具Bの使用(着火)
/不使用(消火)を検出する検出手段10が取り付けられ
ている。その検出手段10はフード1内の温度を検出する
内温度検出器10a とフード1外の温度を検出する外温度
検出器10b とで構成されている。上記検出手段10の内温
度検出器10a と外温度検出器10b の取り付け位置は、前
板1b の横幅の略中央位置で、しかも該前板1b の下端
から高さ(H)の1/2H以上で前板の上端より下側が
好適であり、前板1b における該当箇所に内温度検出器
10a と外温度検出器10b が夫々の空間に臨ませて背中合
わせに取り付けられている。
【0013】図3は上記したレンジフードAの送風機ユ
ニット4と、該送風機ユニット4及び照明器具9などを
手動操作するスイッチ類8と検出手段10を構成する内温
度検出器10a と外温度検出器10b の電気回路図を示し、
図中、11は検出部で内温度検出器10a と外温度検出器10
b の検出温度の差が所定の設定値に対して大きいか、又
は小さいかを比較判断するもので、その検出結果が制御
部12に出力され、制御部12は送風機ユニット4のファン
モータの駆動回路をON/OFFすると同時に、照明器
具9の回路をON/OFFし、送風機ユニット4の運転
中は照明器具9が点灯し、送風機ユニット4の停止とと
もに照明器具9が消灯するように構成されている。又、
手動運転スイッチ8からの信号を受けて前記送風機ユニ
ット4の運転・停止、運転速度の変更、照明器具9の点
灯/消灯、内・外温度検出器10a,10b の異常を表示す
るランプ,ブザー13等を制御するように構成されてい
る。上記手動運転スイッチ8からの信号は有線によって
制御部12へ送信される形態に限らず、無線によって送信
するようにしてもよいものである。更に、送風機ユニッ
ト4の自動運転中に該送風機の運転速度及び照明器具9
の点灯/消灯を手動運転スイッチ8によって切り替えた
場合は、その切り替え内容がメモリに記憶され、次回の
自動運転のスタートはその記憶された内容で実行される
ように構成されている。
【0014】以下に前記検出部11による着火検知、消火
検知の方法について説明する。今、フード1の前板1b
に設置された内温度検出器10a によって計測される内温
度をTi、外温度検出器10b によって計測される外温度
をTo、一定間隔で計測された外温度Toの一定時間内
の複数個のデータ(例えば1分間隔で5分間計測した5
個のデータ)の平均値からなる基準温度Tr、予め設定
した第一設定値dT1 (例えば3℃)及び第二設定値 d
T2 (例えば1.5℃)との比較演算によって着火検
知、消火検知を行う。先ず、着火検知は内温度Tiと基
準温度Trとの差(Ti−Tr)が第一設定値 dT1
(=3℃)より大きければ調理器具Bのコンロは着火
(使用)されていると判断し、制御部12へ着火検出信号
を出力し、制御部12はファンモータの運転回路を通電
(ON)する。尚、前記の基準温度Trは絶えずそのデ
ータが更新されて記録される。更に、上記基準温度Tr
を算出する基となる複数個(5個)の外温度Toのデー
タは予め設定した第三設定値 dT3 (例えば1℃)に対
して夫々が|Ti−To|≦ dT3 を満たすもののみと
し、それによって冷暖房等による温度の乱れの影響を排
除する。万一、個々のデータが|Ti−To|≦ dT3
を満たさず、平均値を算出するデータが空になった場合
はその時点(現時点)の外温度Toを基準温度Trとし
て上記した比較演算を行う。尚、一定時間内(5分間)
に測定されたデータ(5個)の内、上記の条件(|Ti
−To|≦ dT3 )を満たすデータが該測定データの個
数より少ない場合は、前記条件を満たすデータの個数で
平均値を算出する。
【0015】消火検知は内温度Tiと内温度Toとの差
(Ti−To)が第二設定値 dT2(例えば1.5℃)
より小さく、しかもその状態が一定時間(例えば1分
間)継続された場合に調理器具Bのコンロは消火(使用
停止)されていると判断し、制御部12へ消火検出信号を
出力し、制御部12はファンモータの運転回路の通電を停
止(OFF)する。尚、上記のTi−To≦第二設定値
dT2 (例えば1.5℃)の条件の継続時間は1分間に
限らず、任意に設定し得るものである。
【0016】図4は上記したレンジフードAの動作系統
図で、検出手段10によって送風機ユニット4の運転/停
止が制御される自動運転と、手動運転スイッチ8を操作
して送風機ユニット4を運転/停止させる手動運転の二
系統があり、検出手段10が調理器具Bの着火を検出して
送風機ユニット4が自動運転されたあとは図示のよう
に、 (a) 手動運転スイッチ8を操作しなければメーカー設定
の速度及び照明の状態(運転と同時に点灯)が維持さ
れ、調理器具Bの消火を検出して自動停止し、自動運転
待機状態に戻る。 (b) 手動運転スイッチ8を操作して運転速度(速調)を
選択すると、その選択した速度で運転されると同時にそ
の選択した速度がメモリに記憶され、調理器具Bの消火
を検出して自動停止し、自動運転待機状態に戻る。尚、
運転速度を選択した後、手動運転スイッチ8の「停止」
を操作して送風機を停止させた場合でも、それ以降に消
火を検出することで自動運転待機の状態に戻る。 (c) 手動運転スイッチ8を操作して照明器具9のON/
OFFをを選択すると、その選択した照明状態になると
同時にその選択した照明状態がメモリに記憶され、調理
器具Bの消火を検出して自動停止し、自動運転待機状態
に戻る。 (d) 手動運転スイッチ8の「停止」を操作して送風機を
停止させた後、検出手段が消火を検出することで自動運
転待機の状態に戻る。 の4パターンが実行される。又、手動操作は図示するよ
うに(e) ,(f) の2パターンが実行される。尚、手動運
転スイッチ8の「停止」を操作してもそれはメモリに記
憶されず、停止前の速度が記憶される。
【0017】
【発明の効果】本発明のレンジフードは請求項1に記載
の構成により、送風機の運転/停止の状態をフードに装
備されている照明器具の点灯/消灯によって判別するこ
とができる。従って、調理器具の前から離れて食卓に着
席していても、或いはレンジフードが確認できる離れた
場所にからもレンジフードの運転/停止を判別すること
ができる。又、照明器具の点灯は調理器具の使用を表す
ため、とろ火煮込みなどをしている時に調理器具を離
れ、調理器具を使用していたことを忘れて鍋を焦がすと
いったことを照明器具の点灯によって確認でき、未然に
防止することができる。更に、送風機が騒音(回転音)
の小さい「弱」で運転がスタートされても、照明器具の
点灯によって送風機が自動運転されたことを識別できる
ので使用者に安心感を与えることができる。又、請求項
2に記載の構成により、使用者の使用状況にあった運転
速度、照明器具の状態で自動運転することができ、照明
が不要な場合、点灯が不要な場合には自動点灯を行わな
いようにでき、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンジフードの実施の形態の一例
を示す正面図である。
【図2】同一部切欠側面図である。
【図3】同装置の電気回路図である。
【図4】同装置の動作系統図である。
【符号の説明】
A…レンジフード B…調理器具 1…フード 8…手動運転スイッチ 9…照明器具 10…検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が開口したフード内に送風機ユニッ
    トが収容され、且つフードに調理器具の使用の有無を検
    出する検出手段が設けられ、その検出手段が調理器具の
    使用を検出することで前記送風機ユニットが自動運転さ
    れ、検出手段が調理器具の使用停止を検出することで送
    風機ユニットが自動停止されるレンジフードにおいて、
    前記フードに、下方に配置されるガスコンロ等の調理器
    具を照らす照明器具を装備し、その照明器具は送風機ユ
    ニットの運転により自動的に点灯し、送風機ユニットの
    停止に伴って自動的に消灯するようにしたことを特徴と
    するレンジフード。
  2. 【請求項2】 上記自動運転後の運転速度及び照明器具
    の自動点灯消灯は任意に選択でき、自動運転中に操作し
    た運転速度と照明器具の点灯・消灯がメモリに記憶さ
    れ、次回の自動運転は記憶された運転速度及び照明器具
    の点灯・消灯でスターとすることを特徴とする請求項1
    記載のレンジフード。
JP10962696A 1996-04-30 1996-04-30 レンジフード Pending JPH09296947A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003294283A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 換気装置
JP2019184216A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 青島康研日用品有限公司 改善型の換気扇排気処理装置
JP2020128861A (ja) * 2020-04-20 2020-08-27 富士工業株式会社 レンジフード

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