JP2008209054A - 加熱調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズにより、使用者の意に反して遠隔操作の対象が作動を停止或いは開始することを防止した加熱調理装置を提供する。
【解決手段】スイッチ状態検知手段61により、点火スイッチ6,8,11,13の第2の接点30b,31b,32b,33bの一端を相互に接続した入力ラインに生じる点火スイッチ信号IG_sigの立上り又は立下りが検知されたときに、マイクロコンピュータ61が停止モードから稼動モードに切り換わる。このとき、直前に送信された信号が停止信号であり、所定周期で2回連続してIG_sigがHiレベルであると検知されなかったときには、送信制御手段71はマイクロコンピュータ61を停止モードに切り換えて開始信号の送信を禁止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、操作対象を遠隔操作する機能を備えた加熱調理装置に関する。
従来より、例えば赤外線通信によってガスコンロによる加熱調理の開始に連動して換気扇を作動させ、ガスコンロによる加熱調理の停止に連動して換気扇を停止させるシステムが知られている。このシステムにおいては、ガスコンロ側に赤外線信号の送信部が設けられ、換気扇側に赤外線信号の受信部が設けられている。そして、赤外線信号の送信部をガスコンロの前面に設けて、ガスコンロの送信部から発信された赤外線信号を使用者等に当てて反射させ、反射した赤外線信号を換気扇の受信部で受信して換気扇が作動を開始するようにしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、ガスコンロによる加熱調理の開始と停止は、使用者によるオルタネート型の切換スイッチの操作に応じて行われるのが一般的である。そして、該切換スイッチの出力端子にノイズが載る場合があり、この場合には、実際には切換スイッチが操作されていないにも拘らず、切換スイッチが操作されたと誤検知されてガスコンロから換気扇に対して赤外線信号が送信されてしまうことが生じ得る。
一方、換気扇には使用者が換気扇の作動と停止をガスコンロから独立して指示するための開始スイッチ及び停止スイッチが設けられているのが一般的である。そのため、例えば、加熱調理の開始と連動して換気扇が作動を開始した後、使用者が停止スイッチを操作して換気扇を停止させたときに、ノイズによりガスコンロから換気扇に対して換気扇の開始を指示する赤外線信号が送信されて、換気扇が作動を再開することが生じ得る。
そして、この場合には、使用者が停止スイッチを操作して換気扇を停止したにも拘らず、使用者の意に反して換気扇が再び作動を開始してしまうという不都合がある。
特開2002-147806号公報
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、ノイズにより、使用者の意に反して遠隔操作の対象が作動を開始或いは停止することを防止した加熱調理装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、所定動作の開始を指示する開始スイッチ及び該所定動作の停止を指示する停止スイッチと受信手段とを有して、該開始スイッチが操作されたとき又は該所定動作の開始を指示する開始信号を受信したときに該所定動作を開始し、該停止スイッチが操作されたとき又は該所定動作の停止を指示する停止信号を受信したときに該所定動作を停止する操作対象に対して、該開始信号及び該停止信号を送信して該操作対象を遠隔操作する加熱調理装置であって、調理物を加熱する加熱手段と、該加熱手段の作動を指示する作動指示位置と該加熱手段の停止を指示する停止指示位置とに切り換わり、作動指示位置にあるときに第1の電圧を出力すると共に、停止指示位置にあるときに該第1の電圧と異なる第2の電圧を出力するオルタネート型の切換スイッチと、該切換スイッチの出力端子と接続され、該出力端子に生じる電圧に基づいて、該切換スイッチが作動指示位置にあるか停止指示位置にあるかを検知するスイッチ状態検知手段と、前記スイッチ状態検知手段の検知結果に基づいて、前記開始信号及び前記停止信号を送信し、前記スイッチ状態検知手段の検知結果から前記切換スイッチが操作されない状態が所定時間以上継続したことを認識したときに、前記開始信号及び前記停止信号の送信が可能な稼動モードから、前記開始信号及び前記停止信号の送信が不能であって該稼動モードよりも消費電力が少ない停止モードに切り換わる送信手段とを備えた加熱調理装置の改良に関する。
そして、本発明の第1の態様は、前記送信手段により前記開始信号又は前記停止信号が送信されたときに、送信された信号が前記開始信号と前記停止信号のいずれであったかを示す送信履歴データを保持するデータ保持手段を備え、前記送信手段は、前記停止モードにおいて、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されたときに、前記稼動モードに切り換わり、該稼動モードに切り換わったときに、前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識し、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが開始指示位置にあると検知されるときは前記開始信号を送信し、直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが開始指示位置にあると検知されるときには、前記停止モードに切り換わって前記開始信号の送信を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、前記送信手段は、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から作動指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されたときに、直ちに前記開始信号或いは前記停止信号を送信せずに、前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識する。
そして、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが開始指示位置にあると検知されるときは、使用者の操作により前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったと想定される。そのため、前記送信手段は前記開始信号を送信し、これにより前記操作対象は前記所定動作を開始する。
一方、直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが開始指示位置にあると検知されるときには、前記切換スイッチの出力端子に重畳したノイズにより、瞬間的に前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったと誤検知されて、前記送信手段が前記稼動モードになったと想定される。
そこで、この場合は、前記送信手段は前記停止モードに切り換わって前記開始信号の送信を禁止する。これにより、前記開始信号の送信によって前記操作対象が前記所定動作を開始し、その後、使用者による前記停止スイッチの操作によって前記操作対象が前記所定動作を停止した状態にあるときに、ノイズにより前記開始信号が送信され、使用者の意に反して前記操作対象が前記所定動作を再開することを防止することができる。
また、前記第1の態様において、前記送信手段は、前記停止モードにおいて、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されて、前記稼動モードに切り換わり、該稼動モードに切り換わったときに前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識したときに、直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときは前記停止信号を送信し、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときには、前記停止モードに切り換わって前記停止信号の送信を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときは、使用者の操作により前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったと想定される。そのため、前記送信手段は前記停止信号を送信し、これにより前記操作対象は前記所定動作を停止する。
一方、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときには、前記切換スイッチの出力端子に重畳したノイズにより、瞬間的に前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったと誤検知されて、前記送信手段が前記稼動モードになったと想定される。
そこで、この場合は、前記送信手段は前記停止モードに切り換わって前記停止信号の送信を禁止する。これにより、前記停止信号の送信により前記操作対象が前記所定動作を停止し、その後、使用者による前記開始スイッチの操作によって前記操作対象が前記所定動作を実行しているときに、ノイズにより前記停止信号が送信されて、使用者の意に反して前記操作対象が前記所定動作を停止することを防止することができる。
また、本発明の第2の態様は、前記送信手段により前記開始信号又は前記停止信号が送信されたときに、送信された信号が前記開始信号と前記停止信号のいずれであったかを示す送信履歴データを保持するデータ保持手段を備え、前記送信手段は、前記停止モードにおいて、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されたときに、前記稼動モードに切り換わり、該稼動モードに切り換わったときに、前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識し、直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときは前記停止信号を送信し、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときには、前記停止モードに切り換わって前記停止信号の送信を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、前記送信手段は、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から作動指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されたときに、直ちに前記開始信号或いは前記停止信号を送信せずに、前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識する。
そして、直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときは、使用者の操作により前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったと想定される。そのため、前記送信手段は前記停止信号を送信し、これにより前記操作対象は前記所定動作を開始する。
一方、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときには、前記切換スイッチの出力端子に重畳したノイズにより、瞬間的に前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったと誤検知されて、前記送信手段が前記稼動モードとなったと想定される。
そこで、この場合は、前記送信手段は前記停止モードに切り換わって前記停止信号の送信を禁止する。これにより、前記開始信号の送信によって前記操作対象が前記所定動作を停止し、その後、使用者による前記開始スイッチの操作によって前記操作対象が前記所定動作を実行しているときに、ノイズにより前記停止信号が送信されて、使用者の意に反して前記操作対象が前記所定動作を停止することを防止することができる。
また、前記第1の態様及び前記第2の態様において、前記操作対象は、換気量を複数段階に切り換える機能を有し、前記開始スイッチとして、該複数段階のいずれかを選択して換気の開始を指示する風量選択スイッチを備え、該風量選択スイッチが操作されたとき、又は前記開始信号として、該複数段階のいずれかの風量による換気の開始を指示する信号を受信したときに、該風量選択スイッチ又は該信号に応じた風量で換気を開始する換気装置であり、前記送信手段は、前記開始信号として、前記複数段階のうちのいずれかの換気量による換気の開始を指示する信号を送信することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記開始信号の送信により、前記換気装置が前記複数段階のうちのいずれかの換気量での換気を開始した後、使用者は前記換気量選択スイッチを操作して換気量を変更することができる。そして、このように換気量が変更された後に、ノイズにより前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り変わったと誤検知されたときには、前記送信手段により前記開始信号の送信が禁止される。そのため、使用者が前記換気量選択スイッチを操作して前記換気装置の換気量を変更したときに、その後、使用者の意に反して前記換気装置の換気量が変更前の換気量に戻ってしまうことを防止することができる。
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1は本発明の加熱調理装置であるガスコンロと該ガスコンロにより作動が制御される換気装置の外観図、図2は図1に示したガスコンロの換気連動基板及びその周辺部の構成図、図3,図4は点火スイッチの状態検知及び赤外線信号送信のフローチャート、図5は点火スイッチの状態を検知するタイミングの説明図である。
図1を参照して、ガスコンロ1(本発明の加熱調理装置に相当する)は、天面に第1コンロ2(本発明の加熱手段に相当する)と第2コンロ3(本発明の加熱手段に相当する)と第3コンロ4(本発明の加熱手段に相当する)とを備え、前面にグリル5(本発明の加熱手段に相当する)を備えている。
また、ガスコンロ1の前面には、グリル5の点火/消火を行うためのグリル点火スイッチ6(本発明の切換スイッチに相当する)とグリル5の火力を調節するためのグリル調節レバー7、第1コンロ2の点火/消火を行うための第1コンロ点火スイッチ8(本発明の切換スイッチに相当する)と第1コンロ2の火力を調節するための第1コンロ調節レバー9、後述する換気装置20(本発明の操作対象に相当する)の作動開始/停止を手動で行うためのリモートスイッチ等が設けられた操作パネル10、第2コンロ3の点火/消火を行うための第2コンロ点火スイッチ11(本発明の切換スイッチに相当する)と第2コンロの火力を調節するための第2コンロ調節レバー12、第3コンロ4の点火/消火を行うための第3コンロ点火スイッチ13(本発明の切換スイッチに相当する)と第3コンロ4の火力を調節するための第3コンロ調節レバー14、及び換気装置20に対して赤外線信号(換気運転の開始を指示する開始信号、及び換気運転の停止を指示する停止信号)を送信するための2個の赤外線信号送信部15a,15bが備えられている。
換気装置20は、フード23の内部に設けられたファン21と、フード23の前面に配置された操作部22及び赤外線信号受信部25とを備えている。そして、換気装置20は、ガスコンロ1の赤外線信号送信部15a,15bから送信されて使用者の体等に反射した赤外線信号を、赤外線信号受信部25により受信したときに、ファン21の作動を開始又は停止する。また、換気装置20は、操作部22に備えられたスイッチの操作に応じて、ファン21の作動を開始又は停止する。
次に、図2を参照して、グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、及び第3コンロ点火スイッチ13のうちのいずれかの操作に応じてガスコンロ1から換気装置20に赤外線信号をすることにより、ガスコンロ1の加熱調理運転と連動して換気装置20の作動を開始又は停止する構成について説明する。
ガスコンロ1は、制御基板50と換気連動基板60とを備えている。制御基板50及び換気連動基板60は、マイクロコンピュータやメモリ等により構成される電子ユニットである。
グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、及び第3コンロ点火スイッチ13は、いずれも2接点を有するオルタネート型のスイッチであり、使用者の押圧操作により、作動指示位置と停止指示位置とに切り換わる。
例えば、グリル点火スイッチ6では、使用者がグリル点火スイッチ6を押圧操作してグリル点火スイッチ6が作動指示位置になると、第1の接点30a及び第2の接点30bが共にON(短絡状態)となる。また、使用者がグリル点火スイッチ6を押圧操作してグリル点火スイッチ6が停止指示位置になると、第1の接点30a及び第2の接点30bが共にOFF(開放状態)となる。第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、及び第3コンロ点火スイッチ13についても同様である。
制御基板50には、グリル点火スイッチ6の第1の接点30a、第1コンロ点火スイッチ8の第1の接点31a、第2コンロ点火スイッチ11の第1の接点32a、及び第3コンロ点火スイッチ13の第1の接点33aが接続されている。そして、制御基板50に備えられた加熱制御手段51は、これらの接点の状態を検知して、グリル5、第1コンロ2、第2コンロ3、第3コンロ4の点火と消火の処理を行う。
例えば、加熱制御手段51は、グリル点火スイッチ6の第1の接点30aがOFFからONに切り換わったことを検知したときに、グリルバーナ(図示しない)の点火処理を行ってグリル5による加熱調理を開始する。また、グリル点火スイッチ6の第1の接点30aがONからOFFに切り換わったときに、グリルバーナの消火処理を行ってグリル5による加熱調理を停止する。第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、第3コンロ点火スイッチ13についても同様である。
次に、グリル点火スイッチ6の第2の接点30b、第1コンロ点火スイッチ8の第2の接点31b、第2コンロ点火スイッチ11の第2の接点32b、第3コンロ点火スイッチ13の第2の接点33bの一端は電源ラインに接続され、他端は相互に接続された上で換気連動基板60に接続されている。
また、操作パネル10に備えられた換気強スイッチの接点40、換気弱スイッチの接点41、及び換気停止スイッチの接点42の一端が電源ラインに接続され、他端が換気連動基板60に接続されている。なお、相互に接続されたグリル点火スイッチ6の第2の接点30b、第1コンロ点火スイッチ8の第2の接点31b、第2コンロ点火スイッチ11の第2の接点32b、第3コンロ点火スイッチ13の第2の接点33bの一端と、及び操作パネル10に備えられた換気強スイッチの接点40、換気弱スイッチの接点41、及び換気停止スイッチの接点42の一端のマイクロコンピュータ61への入力は、割り込み入力に設定されている。
換気連動基板60は、マイクロコンピュータ61と、赤外線信号送信部15aに備えられたLED65a及び赤外線信号送信部15bに備えられたLED65bに通電して赤外線信号を送信する通信回路64とを備えている。
そして、マイクロコンピュータ61に送信制御用のプログラムを実行させることにより、マイクロコンピュータ61が、グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、第3コンロ点火スイッチ13のうちのいずれかがONしているか否かを、これらのスイッチの第2の接点30b,31b,32b,33bの接続ラインに生じる信号(以下、点火スイッチ信号という)IG_sigのレベルにより検知するスイッチ状態検知手段70と、スイッチ状態検知手段61による各スイッチの操作状態に応じて、赤外線信号を送信する送信制御手段71として機能する。
ここで、グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、第3コンロ点火スイッチ13のうちのいずれかがONしているとき(開始指示位置にあるとき)は、点火スイッチ信号IG_sigのレベルがHi(本発明の第1の電圧に相当する)となる。また、グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、及び第3コンロ点火スイッチ13が全てOFFしているとき(停止指示位置にあるとき)には、点火スイッチ信号IG_sigのレベルがLo(本発明の第2の電圧に相当する)となる。
また、マイクロコンピュータ60は、タイミングクロックの入力を停止してプログラムの実行を停止することにより消費電力を低減させる停止モードと、タイミングクロックを入力してプログラムを実行する稼動モードとを切り換える機能を有している。
そして、送信制御手段71は、スイッチ状態検知手段70による点火スイッチ信号IG_sigの立上り(Lo→Hi)及び立下り(Hi→Lo)の検知により、マイクロコンピュータ61を停止モードから稼動モードに切り換える。また、送信制御手段71は、スイッチ状態検知手段70による検知状況から、グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、及び第3コンロ点火スイッチ13がいずれも操作されない状態が所定時間(例えば5秒)継続したときに、マイクロコンピュータ61を稼動モードから停止モードに切り換える。
なお、通信制御手段71、通信回路64、及びLED65a,65bにより、本発明の送信手段が構成されている。
次に、図3〜図4に示したフローチャートに従って、グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、及び第3コンロ点火スイッチ13のうちのいずれかが、停止指示位置から開始指示位置に切り換わったとき、及びこれらの点火スイッチのうちで開始指示位置にあった点火スイッチが停止指示位置に切り換わったときの換気連動基板60の動作について説明する。
先ず、換気連動基板60に電源が投入されると、図3のSTEP1でマイクロコンピュータ61が起動して稼動モードとなる。そして、マイクロコンピュータ61により、プログラムが実行されて送信制御手段71がSTEP2以下の処理を実行する。
送信制御手段71は、STEP2で5秒タイマをスタートさせる。ここで、5秒という設定時間は、上述したグリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、及び第3コンロ点火スイッチ13がいずれも操作されていない状態の継続を判断して、マイクロコンピュータ61を稼動モードから停止モードに切り換えるための時間である。
続くSTEP3で、送信制御手段71は、スイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがHiと検知されるか否かを判断する。そして、点火スイッチ信号IG_sigがHiであったときはSTEP20に分岐し、送信制御手段71は、所定時間間隔(例えば10〜20μsec)で、3回連続してスイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがHiであると検知されるか否かを判断する。
STEP20で、3回連続してスイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがHiであると検知されたときは、いずれかの点火スイッチが開始指示位置にあると想定される。そのため、図4のSTEP30に分岐し、送信制御手段71は開始信号を送信する。該開始信号を受信した換気装置20は換気運転を開始する。そして、送信制御手段71は次のSTEP31で5秒タイマをスタートさせて、図3のSTEP4に戻る。
一方、STEP20で、3回連続してスイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがON状態であると検知されなかったときにはSTEP21に進み、送信制御手段71は5秒タイマがタイムアップしているか否かを判断する。そして、5秒タイマがタイムアップしていたときには、STEP22に進んで送信フラグSD_FをOFFし、STEP7に進む。
ここで、送信フラグSD_Fは、直前に送信された信号が開始信号であるか停止信号であるかを示すものであり、送信フラグSD_FがOFFであるときは直前に送信された信号が停止信号であったことを示している。また、送信フラグSD_FがONであるときには直前に送信された信号が開始信号であったことを示している。なお、送信フラグSD_Fのデータは本発明の送信履歴データに相当し、メモリ(図示しない、本発明のデータ保持手段に相当する)に保持される。
また、STEP3でスイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがLoであると検知されたときにはSTEP4に進み、送信制御手段71は、所定時間間隔(例えば10〜20μsec)で、3回連続してスイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがLoであると検知されるか否かを判断する。
STEP4で、3回連続してスイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがLoであると検知されたときは、全ての点火スイッチが停止指示位置にあると想定される。そのため、図4のSTEP40に分岐し、送信制御手段71は停止信号を送信する。これにより、換気装置20が換気運転を停止する。そして、送信制御手段71は次のSTEP41で5秒タイマをスタートさせて、図3のSTEP20に戻る。
一方、STEP4で、3回連続してスイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigがLoであると検知されなかったときにはSTEP5に進み、送信制御手段71は5秒タイマがタイムアップしたか否かを判断する。そして、5秒タイマがタイムアップしていたときには、STEP6に進んで送信フラグSD_FをONし、STEP7に進む。
STEP7で、送信制御手段71は、マイクロコンピュータ61を稼動モードから停止モードに切り換える。そして、次のSTEP8で、スイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigの立上り(Lo→Hi)又は立下り(Hi→Lo)による割り込みが検知されるのを待つ。
点火スイッチ信号IG_sigによる割込みが検知されると、マイクロコンピュータ61は停止モードから稼動モードに切り換わり、送信制御手段71は図4のSTEP9以降の処理を実行する。
STEP9で、送信制御手段71は、所定の時間間隔(例えば10〜20μsec)で、スイッチ状態検知手段70により点火スイッチ信号IG_sigを2回読み込む。そして、送信制御手段71は、1回目の検知結果(Hi又はLo)をJ1に保持し、2回目の検知結果をJ2に保持する。
続くSTEP10で、送信制御手段71は、送信フラグSD_FがOFF(直前に送信された信号が停止信号)で、J1及びJ2が共にHiであるか否かを判断する。ここで、図5(a)は、直前に送信された信号が開始信号(送信フラグSD_F=OFF)であるときに、点火スイッチ信号IG_sigの立上りがノイズにより生じた場合と、使用者による実際の点火スイッチの操作により生じた場合とを時系列的に示したものである。
先ず、t10で点火スイッチ信号IG_sigがLoからHiに立上っているが、これはノイズによるものであり、短時間で点火スイッチ信号IG_sigがLoに戻っている。一方、t13でも点火スイッチ信号IG_sigがLoからHiに立上っているが、この場合は点火スイッチ信号IG_sigがHiである状態が継続しており、点火スイッチの操作による可能性が高いと判断することができる。
そこで、点火スイッチ信号IG_sigの立上りが検知された時(t10,t13)から、所定周期で2回連続して点火スイッチ信号IG_sigがHiレベルであると検知されるか否かを判断することによって、ノイズにより生じた立上りエッジと、点火スイッチの操作による立上りエッジを区別することができる。
すなわち、t10で検知された立上りエッジについては、t11での1周期目のIG_sigはHiレベルであるが、t12での2周期目のIG_sigはLoレベルとなっている。そのため、この場合は、瞬間的なノイズN10による立上りエッジであると判断することができる。一方、t13で検知された立上りエッジについては、t14での1周期目のIG_sig及びt15での2周期目のIG_sigがいずれもHiレベルとなっている。そのため、この場合は、いずれかの点火スイッチの操作によるものであると判断することができる。
そこで、STEP10で送信フラグSD_FがOFF(直前に送信された信号が停止信号)であり、且つ2回連続してIG_sigがHi(J1=ON且つJ2=ON)であることが検知されたときはSTEP30に分岐し、送信制御手段71は開始信号を送信する。これにより、換気装置20による換気運転が開始される。そして、続くSTEP31で、送信制御手段71は5秒タイマをスタートさせて図3のSTEP4に進む。
一方、STEP10で送信フラグSD_FがOFFであり、且つ2回連続して点火スイッチ信号IG_sigがHiであることが検知されなかったときはSTEP11に進み、送信制御手段71はSTEP30以下の処理を実行しないため、開始信号の送信が禁止される。これにより、使用者が換気装置20の操作部22を操作して、換気装置20を停止或いは換気装置20の換気量の変更をしたときに、ノイズによる点火信号IG_sigの立上りエッジの検知によって開始信号が送信され、使用者の操作に依らずに換気装置20の換気運転が再開されること、及び換気装置20の換気量が変更前の換気量に戻ることを防止することができる。
また、STEP11で、送信制御手段71は、送信フラグSD_FがON(直前に送信された信号が開始信号)で、J1及びJ2が共にOFFであるか否かを判断する。ここで、図5(b)は、直前に送信された信号が停止信号(送信フラグSD_F=ON)であるときに、点火スイッチ信号IG_sigの立下りがノイズにより生じた場合と、使用者による実際の点火スイッチの操作により生じた場合とを時系列的に示したものである。
先ず、t20で点火スイッチ信号IG_sigがHiからLoに立下っているが、これはノイズによる瞬間的なものであり、短時間で点火スイッチ信号IG_sigがHiレベルに戻っている。一方、t23でも点火スイッチ信号IG_sigがHiからLoに立下っているが、この場合は点火スイッチ信号IG_sigがLoである状態が継続しており、点火スイッチの操作による可能性が高いと判断することができる。
そこで、点火スイッチ信号IG_sigの立下りが検知された時(t20,t23)から、所定周期で2回連続して点火スイッチ信号IG_sigがLoレベルであると検知されるか否かを判断することによって、ノイズにより生じた立下りエッジと、点火スイッチの操作による立下りエッジを区別することができる。
すなわち、t20で検知された立下りエッジについては、t21での1周期目のIG_sigはLoレベルであるが、t22での2周期目のIG_sigはLoレベルとなっている。そのため、この場合は、瞬間的なノイズN11による立下りエッジであると判断することができる。一方、t23で検知された立下りエッジについては、t24での1周期目のIG_sig及びt25での2周期目のIG_sigがいずれもLoレベルとなっている。そのため、この場合は、点火スイッチの操作によるものであると判断することができる。
そこで、STEP11で送信フラグSD_FがON(直前に送信された信号が開始信号)であり、且つ2回連続して点火信号IG_sigがLo(J1=Lo且つJ2=Lo)であることが検知されたときはSTEP40に分岐し、送信制御手段71は停止信号を送信する。これにより、換気装置20による換気運転が停止される。そして、続くSTEP41で、送信制御手段71は5秒タイマをスタートさせて図3のSTEP20に進む。
一方、STEP11で送信フラグSD_FがONであり、且つ2回連続して点火スイッチ信号IG_sigがLoであることが検知されなかったときは図3のSTEP7に進み、送信制御手段71はSTEP40以下の処理を実行しないため、停止信号の送信が禁止される。これにより、使用者が換気装置20の操作部22を操作して、換気装置20の換気運転の開始或いは換気装置20の換気量の変更をしたときに、その後、ノイズによる点火信号IG_sigの立下りエッジの検知によって停止信号が送信され、使用者の操作に依らずに換気装置20の換気運転が停止されることを防止することができる。
なお、本実施の形態においては、本発明の加熱調理装置としてガスコンロを示したが、ガスオーブン等の他の種類のガス調理装置や、石油や電気を使用する熱源により調理物を加熱する加熱調理装置に対しても本発明の適用が可能である。
また、本実施の形態では、本発明の加熱調理装置による操作対象として換気装置を示したが、例えば換気装置の付近に設けられた照明装置等であってもよい。加熱調理装置による操作対象が照明装置であるときは、加熱調理装置からの開始信号により照明装置が点灯し、加熱調理装置からの停止信号により照明装置が消灯する。また、照明装置に備えられたスイッチ(本発明の開始スイッチ及び停止スイッチに相当する)を使用者が操作することにより、照明装置の点灯と消灯とが切り換えられる。
また、本実施の形態では、図2に示したように、グリル点火スイッチ6の第2の接点30b、第1コンロ点火スイッチ8の第2の接点31b、第2コンロ点火スイッチ11の第2の接点32b、第3コンロ点火スイッチ13の第2の接点33bの一端を相互に接続して換気連動基板60に接続したが、これらの接点を個別に換気連動基板に接続してもよい。
そして、複数段階の換気量を予め設定し、送信信号に該複数段階のうちのいずれかの換気量を指定するデータを含めるようにして、点火操作がなされた点火スイッチ(グリル点火スイッチ6、第1コンロ点火スイッチ8、第2コンロ点火スイッチ11、第3コンロ点火スイッチ13のうちのいずれか)に応じて、該複数段階のいずれかの換気量を指定する開始信号を送信し、換気装置が該開始信号により指定された換気量で換気運転を開始するようにしてもよい。
この場合、換気装置が換気運転を開始した後、使用者が換気装置に備えられたスイッチを操作して換気装置の換気量を変更したときに、その後にノイズにより開始信号が送信されて、該開始信号を受信した換気装置により換気運転開始時の換気量に戻されることを防止することができる。
また、本実施の形態では、図4のSTEP10で2回連続して点火スイッチ信号IG_sigがHiであることを判断し、図4のSTEP11で2回連続して点火スイッチ信号IG_sigがLoであることを判断したが、点火スイッチ信号IGの検知状態を判断する回数は2回に限られず、1回或いは3回以上としてもよい。
また、本実施の形態では、図3のSTEP10の判断により、直前に送信された信号が停止信号であるときのノイズによる点火スイッチ信号IG_sigの立上りエッジの誤検知を防止し、STEP11の判断により、直前に送信された信号が開始信号であるときのノイズによる点火スイッチ信号IG_sigの立下りエッジの誤検知を防止したが、いずれか一方の判断のみを行う場合にも、本発明の効果を得ることができる。
本発明の加熱調理装置であるガスコンロと該ガスコンロにより作動が制御される換気装置の外観図。 図1に示したガスコンロの換気連動基板及びその周辺部の構成図。 点火スイッチの状態検知及び赤外線信号送信処理のフローチャート。 点火スイッチの状態検知及び赤外線信号送信処理のフローチャート。 点火スイッチの状態を検知するタイミングの説明図。
符号の説明
1…ガスコンロ、2…第1コンロ、3…第2コンロ、4…第3コンロ、5…グリル、6…グリル点火スイッチ、8…第1コンロ点火スイッチ、10…操作パネル、11…第2コンロ点火スイッチ、13…第3コンロ点火スイッチ、15a,15b…赤外線信号送信部、20…換気装置、21…ファン、25…赤外線信号受信部、60…換気連動基板、61…マイクロコンピュータ、64…通信回路、65a,65b…LED、70…スイッチ状態検知手段、71…送信制御手段

Claims (4)

  1. 所定動作の開始を指示する開始スイッチ及び該所定動作の停止を指示する停止スイッチと受信手段とを有して、該開始スイッチが操作されたとき又は該所定動作の開始を指示する開始信号を受信したときに該所定動作を開始し、該停止スイッチが操作されたとき又は該所定動作の停止を指示する停止信号を受信したときに該所定動作を停止する操作対象に対して、該開始信号及び該停止信号を送信して該操作対象を遠隔操作する加熱調理装置であって、
    調理物を加熱する加熱手段と、
    該加熱手段の作動を指示する作動指示位置と該加熱手段の停止を指示する停止指示位置とに切り換わり、作動指示位置にあるときに第1の電圧を出力すると共に、停止指示位置にあるときに該第1の電圧と異なる第2の電圧を出力するオルタネート型の切換スイッチと、
    該切換スイッチの出力端子と接続され、該出力端子に生じる電圧に基づいて、該切換スイッチが作動指示位置にあるか停止指示位置にあるかを検知するスイッチ状態検知手段と、
    前記スイッチ状態検知手段の検知結果に基づいて、前記開始信号及び前記停止信号を送信し、前記スイッチ状態検知手段の検知結果から前記切換スイッチが操作されない状態が所定時間以上継続したことを認識したときに、前記開始信号及び前記停止信号の送信が可能な稼動モードから、前記開始信号及び前記停止信号の送信が不能であって該稼動モードよりも消費電力が少ない停止モードに切り換わる送信手段とを備えた加熱調理装置において、
    前記送信手段により前記開始信号又は前記停止信号が送信されたときに、送信された信号が前記開始信号と前記停止信号のいずれであったかを示す送信履歴データを保持するデータ保持手段を備え、
    前記送信手段は、前記停止モードにおいて、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されたときに、前記稼動モードに切り換わり、該稼動モードに切り換わったときに、前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識し、
    直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが開始指示位置にあると検知されるときは前記開始信号を送信し、直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが開始指示位置にあると検知されるときには、前記停止モードに切り換わって前記開始信号の送信を禁止することを特徴とする加熱調理装置。
  2. 請求項1記載の加熱調理装置において、
    前記送信手段は、前記停止モードにおいて、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されて、前記稼動モードに切り換わり、該稼動モードに切り換わったときに前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識したときに、
    直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときは前記停止信号を送信し、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときには、前記停止モードに切り換わって前記停止信号の送信を禁止することを特徴とする加熱調理装置。
  3. 所定動作の開始を指示する開始スイッチ及び該所定動作の停止を指示する停止スイッチと受信手段とを有して、該開始スイッチが操作されたとき又は該所定動作の開始を指示する開始信号を受信したときに該所定動作を開始し、該停止スイッチが操作されたとき又は該所定動作の停止を指示する停止信号を受信したときに該所定動作を停止する操作対象に対して、該開始信号及び該停止信号を送信して該操作対象を遠隔操作する加熱調理装置であって、
    調理物を加熱する加熱手段と、
    該加熱手段の作動を指示する作動指示位置と該加熱手段の停止を指示する停止指示位置とに切り換わり、作動指示位置にあるときに第1の電圧を出力すると共に、停止指示位置にあるときに該第1の電圧と異なる第2の電圧を出力するオルタネート型の切換スイッチと、
    該切換スイッチの出力端子と接続され、該出力端子に生じる電圧に基づいて、該切換スイッチが作動指示位置にあるか停止指示位置にあるかを検知するスイッチ状態検知手段と、
    前記スイッチ状態検知手段の検知結果に基づいて、前記開始信号及び前記停止信号を送信し、前記スイッチ状態検知手段の検知結果から前記切換スイッチが操作されない状態が所定時間以上継続したことを認識したときに、前記開始信号及び前記停止信号の送信が可能な稼動モードから、前記開始信号及び前記停止信号の送信が不能であって該稼動モードよりも消費電力が少ない停止モードに切り換わる送信手段とを備えた加熱調理装置において、
    前記送信手段により前記開始信号又は前記停止信号が送信されたときに、送信された信号が前記開始信号と前記停止信号のいずれであったかを示す送信履歴データを保持するデータ保持手段を備え、
    前記送信手段は、前記停止モードにおいて、前記スイッチ状態検知手段により、前記切換スイッチが停止指示位置から開始指示位置に切り換わったこと、又は前記切換スイッチが開始指示位置から停止指示位置に切り換わったことが検知されたときに、前記稼動モードに切り換わり、該稼動モードに切り換わったときに、前記送信履歴データを参照して直前に送信された信号が前記開始信号であるか前記停止信号であるかを認識し、
    直前に送信された信号が前記開始信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときは前記停止信号を送信し、直前に送信された信号が前記停止信号であり、且つ、前記スイッチ状態検知手段により前記切換スイッチが停止指示位置にあると検知されるときには、前記停止モードに切り換わって前記停止信号の送信を禁止することを特徴とする加熱調理装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の加熱調理装置において、
    前記操作対象は、換気量を複数段階に切り換える手段と、前記開始スイッチとして、該複数段階のいずれかを選択して換気の開始を指示する風量選択スイッチとを備え、該風量選択スイッチが操作されたとき、又は前記開始信号として、該複数段階のいずれかの風量による換気の開始を指示する信号を受信したときに、該風量選択スイッチ又は該信号に応じた風量で換気を開始する換気装置であり、
    前記送信手段は、前記開始信号として、前記複数段階のうちのいずれかの換気量による換気の開始を指示する信号を送信することを特徴とする加熱調理装置。
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