JP2000304269A - 換気システム - Google Patents

換気システム

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JP2000304269A
JP2000304269A JP11114851A JP11485199A JP2000304269A JP 2000304269 A JP2000304269 A JP 2000304269A JP 11114851 A JP11114851 A JP 11114851A JP 11485199 A JP11485199 A JP 11485199A JP 2000304269 A JP2000304269 A JP 2000304269A
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ignition
cooking stove
radio signal
transmitter
ventilation device
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JP11114851A
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Hidenori Masamoto
秀紀 正元
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理コンロに設けた送信機からの電波信号出
力で、調理コンロの運転状態と正確に連動動作する換気
装置からなる安価な換気システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】 調理コンロ1に設けられ、調理用コンロ
1の運転状態に連動して換気装置7を運転/停止する電
波信号を送信する送信機8は、調理用コンロ1を点火し
換気装置7を運転させる際には、点火手段4の点火動作
が終了して所定時間経過した後、換気装置7を運転する
電波信号を出力する構成とすることにより、点火動作時
の電磁ノイズが影響しなくなり、点火時の電波信号を確
実に受信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理用コンロの運
転状態を電波信号により換気装置に送信することによ
り、調理用コンロの運転状態と連動して換気装置を動作
させる換気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、調理用コンロを使用する台所や厨
房などには、調理時に確実に換気を行なうために、調理
用コンロの運転と連動して換気装置を運転する換気シス
テムを設けるようになってきている。
【0003】従来、この種の換気システムは、例えば、
特開平6−193924号公報に開示されるようなもの
があった。以下、その構成について図9を参照しながら
説明する。
【0004】図に示すように、調理用コンロ101に
は、点火/消火の操作を行なうスイッチ部102と、ス
イッチ部102の操作によってガスの炎を出すガスバー
ナー部103と、ガスバーナー部103の点火を行なう
点火手段104と、ガスバーナー部103にガスを供給
するガス供給部105と、スイッチ部102の操作に連
動して、調理用コンロ101の上部に設置された換気装
置106を運転/停止する電波信号を送信する送信機1
07と、点火手段104とガス供給部105と送信機1
07に電源を供給する電源部108とが設けられてい
る。
【0005】そして、調理用コンロ101の上部に設置
された換気装置106には、ファンモーター109と、
送信機107から送信される電波信号を受信する受信機
110と、受信機110の信号によりファンモーター1
09の運転を制御する換気装置制御部111とが設けら
れている。
【0006】上記構成において、はじめに調理用コンロ
101の点火時の動作を説明する。
【0007】スイッチ部102を押すと点火手段104
は点火動作を行い、ガス供給部105はガスバーナー部
103へのガスの供給を開始する。さらに、スイッチ部
102を押しつづけることで、ガスバーナー部103が
確実に着火するまで点火動作を継続させる。同時に、ス
イッチ部102を押したことで、送信機107は換気装
置106を運転する電波信号を送信する。そして、その
電波信号を受信した受信機110は、換気装置制御部1
11に信号を送り、換気装置制御部111がファンモー
ター109を運転させる。
【0008】以上の動作により、調理用コンロ101の
点火に連動して換気装置106が運転することとなる。
【0009】次に調理用コンロ101の消火時の動作を
説明する。
【0010】スイッチ部102を再度押すと、ガス供給
部105はガスバーナー部103へのガスの供給を停止
する。同時に、スイッチ部102を再度押すことで、送
信機107は換気装置106を停止する電波信号を送信
する。そして、その電波信号を受信した受信機110
は、換気装置制御部111に信号を送り、換気装置制御
部111がファンモーター109を停止させる。
【0011】以上の動作により、調理用コンロ101の
消火に連動して換気装置106が停止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
システムでは、調理用コンロ101のスイッチ部102
を押し、点火手段104の点火動作を行うと同時に換気
装置106を運転する電波信号を送信機107から送信
していたため、点火動作時に発生する電磁ノイズで電波
信号が妨害され、換気装置106にある受信機110が
電波信号を正確に受信できず、調理用コンロ101と換
気装置106が連動しないことがあり、また換気装置1
06にある受信機110が電波信号を受信して換気装置
106を動作させても、点火動作による点火ミスで調理
用コンロ101が着火していない時があり、調理用コン
ロ101と換気装置106が確実に連動しないという問
題があった。
【0013】また、調理用コンロ101のスイッチ部1
02を押して点火動作を行い、調理用コンロ101が着
火された後に、換気装置106を運転する電波信号を送
信機107から送信しても、調理用コンロ101着火後
もスイッチ部102が押され続け点火動作が継続された
場合、その間電磁ノイズも発生するため電波信号が妨害
され、換気装置106にある受信機110が電波信号を
受信できず、調理用コンロ101と換気装置106が連
動しないという問題があった。
【0014】また、調理用コンロ101の点火動作時あ
るいは着火時には、換気装置106を運転する電波信号
を、消火時には換気装置106を停止する電波信号を、
送信機107から送信するが、この送信時に外来電磁ノ
イズの発生があると、電波信号が妨害され換気装置10
6にある受信機110が電波信号を正しく受信できず、
調理用コンロ101と換気装置106が連動しないとい
う問題があった。
【0015】また、電波信号を送信する送信機107
は、調理用コンロ101の電源部108から電源が供給
されているため、送信機107が消費する分調理用コン
ロ101の消費電力が増加し、電池の寿命が短くなると
いう問題があった。
【0016】本発明は上記課題を解決するもので、換気
装置の受信機が点火時の電波信号を確実に受信できる換
気システムを提供することを第1の目的とする。
【0017】また、第2の目的は、調理用コンロの運転
状態に正確に連動した換気装置の運転ができる換気シス
テムを提供することにある。
【0018】また、第3の目的は、調理用コンロが着火
後継続して点火手段が点火動作を行っていても、換気装
置の受信機が確実に受信し、調理用コンロの運転状態に
さらに正確に連動した換気装置の運転ができる換気シス
テムを提供することにある。
【0019】また、第4の目的は、調理用コンロから換
気装置への一方向の電波信号の送信でも確実な連動運転
ができる安価な換気システムを提供することにある。
【0020】また、第5の目的は、送信機が電波信号を
出力しない待機時には消費電力をなくし、電池寿命を長
くすることができる換気システムを提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の換気システムに
おいては、ファンモーターと、電波信号を受信する受信
機と、この受信機からの信号により前記ファンモーター
を制御する換気装置制御部とからなる換気装置と、点火
/消火の操作を行うスイッチ部と、ガスの炎を出すガス
バーナー部と、このガスバーナー部を点火する点火手段
と、前記ガスバーナー部にガスを供給するガス供給部と
からなる調理用コンロと、この調理コンロに設けられそ
の運転状態に連動して前記換気装置を運転/停止する電
波信号を送信する送信機とを備え、前記調理用コンロを
点火し前記換気装置を運転させる際には、前記点火手段
が点火動作を終了して所定時間経過した後、前記送信機
から前記換気装置を運転する電波信号を出力する構成と
したものである。
【0022】この本発明によれば、換気装置の受信機が
点火時の電波信号を確実に受信できる換気システムを提
供することができる。
【0023】また、本発明の換気システムにおいては、
ファンモーターと、電波信号を受信する受信機と、この
受信機からの信号により前記ファンモーターを制御する
換気装置制御部とからなる換気装置と、点火/消火の操
作を行うスイッチ部と、ガスの炎を出すガスバーナー部
と、このガスバーナー部を点火する点火手段と、前記ガ
スバーナー部にガスを供給するガス供給部と、前記ガス
バーナー部が前記点火手段により正しく着火したことを
検知する着火検出手段とからなる調理用コンロと、この
調理コンロに設けられ前記調理用コンロの運転状態に連
動して前記換気装置を運転/停止する電波信号を送信す
る送信機とを備え、前記調理用コンロを点火し前記換気
装置を運転させる際には、前記着火検出手段が正しく着
火したことを確認した後、前記送信機から前記換気装置
を運転する電波信号を出力する構成としたものである。
【0024】この本発明によれば、調理用コンロの運転
状態に正確に連動した換気装置の運転ができる換気シス
テムを提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ファンモーターと、電波信号を受信する受信機と、
この受信機からの信号により前記ファンモーターを制御
する換気装置制御部とからなる換気装置と、点火/消火
の操作を行うスイッチ部と、ガスの炎を出すガスバーナ
ー部と、このガスバーナー部を点火する点火手段と、前
記ガスバーナー部にガスを供給するガス供給部とからな
る調理用コンロと、この調理コンロに設けられその運転
状態に連動して前記換気装置を運転/停止する電波信号
を送信する送信機とを備え、前記調理用コンロを点火し
前記換気装置を運転させる際には、前記点火手段が点火
動作を終了して所定時間経過した後、前記送信機から前
記換気装置を運転する電波信号を出力する換気システム
の構成としたものであり、点火手段が点火動作を終了し
て所定時間経過した後、送信機から換気装置を運転する
電波信号を出力するため、点火動作時発生する電磁ノイ
ズが換気装置の受信機に影響しなくなり、換気装置の受
信機が電波信号を確実に受信できるという作用を有す
る。
【0026】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
ファンモーターと、電波信号を受信する受信機と、この
受信機からの信号により前記ファンモーターを制御する
換気装置制御部とからなる換気装置と、点火/消火の操
作を行うスイッチ部と、ガスの炎を出すガスバーナー部
と、このガスバーナー部を点火する点火手段と、前記ガ
スバーナー部にガスを供給するガス供給部と、前記ガス
バーナー部が前記点火手段により正しく着火したことを
検知する着火検出手段とからなる調理用コンロと、この
調理コンロに設けられその運転状態に連動して前記換気
装置を運転/停止する電波信号を送信する送信機とを備
え、前記調理用コンロを点火し前記換気装置を運転させ
る際には、前記着火検出手段が正しく着火したことを確
認した後、前記送信機から前記換気装置を運転する電波
信号を出力する構成としたものである。
【0027】この本発明によれば、点火動作による点火
ミスで調理用コンロが着火していない時には送信機から
換気装置を運転する電波信号を出力せず、着火検出手段
が調理用コンロの着火を検知してはじめて送信機から換
気装置を運転する電波信号を出力するので、調理用コン
ロの運転状態に正確に連動した換気装置の運転ができる
という作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図8を参照しながら説明する。
【0029】(実施の形態1)図1に示すように、調理
用コンロ1には、点火/消火の操作を行なうスイッチ部
2と、スイッチ部2の入力によってガスの炎を出すガス
バーナー部3と、ガスバーナー部3の点火を行なう点火
手段4と、ガスバーナー部3にガスを供給するガス供給
部5を制御する調理用コンロ制御部6と、調理用コンロ
制御部6の信号によって調理用コンロ1の上部に設置さ
れた換気装置7を運転/停止する電波信号を送信する送
信機8と、調理用コンロ制御部6と送信機8に電源を供
給する電源部9とが設けられている。
【0030】そして、調理用コンロ1の上部に設置され
た換気装置7には、ファンモーター10と送信機8から
送信される電波信号を受信する受信機11と、受信機1
1の信号によりファンモーター10を制御する換気装置
制御部12とが設けられている。
【0031】上記構成において、図2のタイムチャート
を用いて調理用コンロ1の点火時および消火時の動作を
説明する。
【0032】調理用コンロ1を点火する時には、使用者
がスイッチ部2を押している間、調理用コンロ制御部6
は点火手段4に点火動作を行なう信号を出し続けるとと
もに、ガス供給部5にガスバーナー部3へのガスの供給
を開始させる。次に、使用者がスイッチ2をはなすと、
調理用コンロ制御部6は点火手段4に点火動作を停止す
る信号を出し、それから所定時間t1経過後に、送信機
8に換気装置7を運転させる電波信号を出す信号を出力
する。
【0033】調理用コンロ1を消火する時には、使用者
がスイッチ部2を押すと、調理用コンロ制御部6はガス
供給部5にガスバーナー部3へのガスの供給を停止させ
るとともに、送信機8に換気装置7を停止させる電波信
号を出す信号を出力する。
【0034】このように本発明の実施の形態1の換気シ
ステムによれば、調理用コンロ制御部6は、点火手段4
が点火動作を終了して所定時間t1経過した後、送信機
8から換気装置7を運転する電波信号を出す信号を出力
するため、点火動作時発生する電磁ノイズが換気装置6
の受信機11に影響しなくなり、受信機11は送信機8
からの電波信号を確実に受信することができるものとな
る。
【0035】(実施の形態2)図3に示すように、調理
用コンロ1には、点火/消火の操作を行なうスイッチ部
2と、スイッチ部2の入力によってガスの炎を出すガス
バーナー部3と、ガスバーナー部3の点火を行なう点火
手段4と、ガスバーナー部3にガスを供給するガス供給
部5を制御する調理用コンロ制御部6と、ガスバーナー
部3が着火したことを検知する着火検出手段13と、調
理用コンロ制御部6の信号によって調理用コンロ1の上
部に設置された換気装置7を運転/停止する電波信号を
送信する送信機8と、調理用コンロ制御部6と送信機8
に電源を供給する電源部9とが設けられている。
【0036】そして、調理用コンロ1の上部に設置され
た換気装置7には、ファンモーター10と、送信機8か
ら送信される電波信号を受信する受信機11と、受信機
11の信号によりファンモーター10を制御する換気装
置制御部12とが設けられている。
【0037】上記構成において、図4のタイムチャート
を用いて調理用コンロ1の点火時および消火時の動作を
説明する。
【0038】調理用コンロ1を点火する時には、使用者
がスイッチ部2を押している間、調理用コンロ制御部6
は点火手段4に点火動作を行なう信号を出し続けるとと
もに、ガス供給部5にガスバーナー部3へのガスの供給
を開始させる。次に、使用者がスイッチ2をはなすと、
調理用コンロ制御部6は点火手段4に点火動作を停止す
る信号を出力する。そして、調理用コンロ1が着火して
いるならば、着火検出手段13は周囲の温度が上昇する
ことを検知し、その信号を調理用コンロ制御部6に送
り、その信号を受けた調理用コンロ制御部6は、送信機
8に換気装置7を運転させる電波信号を出す信号を出力
する。
【0039】調理用コンロ1を消火する時には、使用者
がスイッチ部2を押すと、調理用コンロ制御部6はガス
供給部5にガスバーナー部3へのガスの供給を停止させ
るとともに、送信機8に換気装置7を停止させる電波信
号を出す信号を出力する。
【0040】このように本発明の実施の形態2の換気シ
ステムによれば、調理用コンロ制御部6は点火動作によ
る点火ミスで調理用コンロ1が着火していない時には、
送信機8から換気装置7を運転する電波信号を出力せ
ず、着火検出手段13が周囲の温度が上昇することを検
知し、調理用コンロ1が着火したことを確認してからは
じめて送信機8から換気装置7を運転する電波信号を出
す信号を出力するため、調理用コンロ1の運転状態に正
確に連動した換気装置7の運転ができるものとなる。
【0041】(実施の形態3)図5の点火/消火時のタ
イムチャートを用いて、調理用コンロ1の点火時および
消火時の動作を説明する。
【0042】なお、換気システムの構成としては、図3
に示すものと同様である。
【0043】調理用コンロ1を点火する時には、使用者
がスイッチ部2を押している間、調理用コンロ制御部6
は点火手段4に点火動作を行なう信号を出し続けるとと
もに、ガス供給部5にガスバーナー部3へのガスの供給
を開始させる。次に、使用者がスイッチ2を押し続けて
いる間に、調理用コンロ1が着火し、着火検出手段13
が周囲の温度が上昇することを検知し、その信号を調理
用コンロ制御部6に送信しても、調理用コンロ制御部6
は送信機8に換気装置7を運転させる電波信号を出す信
号を出力しない。
【0044】そして、使用者がスイッチ2をはなし、調
理用コンロ制御部6が点火手段4に点火動作を停止する
信号を出して、それから所定時間t1経過後に、送信機
8に換気装置7を運転させる電波信号を出す信号をはじ
めて出力する。
【0045】調理用コンロ1を消火する時には、使用者
がスイッチ部2を押すと、調理用コンロ制御部6はガス
供給部5にガスバーナー部3へのガスの供給を停止させ
るとともに、送信機8に換気装置7を停止させる電波信
号を出す信号を出力する。
【0046】このように本発明の実施の形態3の換気シ
ステムによれば、着火検出手段13が正しく着火したこ
とを確認し、かつ点火手段4が点火動作を終了してある
所定時間t1経過した後、はじめて送信機8から換気装
置7を運転する電波信号を出力するため、使用者が調理
用コンロ1着火後も継続して点火手段4の点火動作を行
っていても、点火動作時発生する電磁ノイズが換気装置
7の受信機11に影響しなくなるので、さらに調理用コ
ンロ1の運転状態に正確に連動した換気装置7の運転が
できるものとなる。
【0047】(実施の形態4)図6のタイムチャートに
示すように、換気装置7への運転/停止の電波信号は、
所定時間t2の間に繰り返して送信機8から送信され
る。
【0048】このように本発明の実施の形態4の換気シ
ステムによれば、調理用コンロ制御部6が送信機8に電
波信号を1〜2回出力させた時に、外来の電磁ノイズの
影響で換気装置7の受信機11が受信できなくても、調
理用コンロ制御部6は所定時間繰り返し送信機8に電波
信号を出力させるため、外来の電磁ノイズがなくなった
後の電波信号を換気装置7の受信機11が受信でき、調
理用コンロ1から換気装置7への一方向の安価な電波信
号方式でも確実な連動運転ができるものとなる。
【0049】(実施の形態5)図7に示すように、調理
用コンロ1には、点火/消火の操作を行なうスイッチ部
2と、スイッチ部2の入力によってガスの炎を出すガス
バーナー部3と、ガスバーナー部3の点火を行なう点火
手段4と、ガスバーナー部3にガスを供給するガス供給
部5を制御する調理用コンロ制御部6と、ガスバーナー
部3が着火したことを検知する着火検出手段13と、調
理用コンロ制御部6の信号によって調理用コンロ1の上
部に設置された換気装置7を運転/停止する電波信号を
送信する送信機8と、調理用コンロ制御部6と送信機8
の電源部9と、送信機8と電源部9の間に配置され調理
用コンロ制御部6により送信機8への電源の供給/停止
を行なう電源供給部14とが設けられている。
【0050】上記構成における電源供給部14の動作
を、図8の点火/消火時のタイムチャートを用いて説明
する。
【0051】使用者がスイッチ部2を操作し、調理用コ
ンロ制御部6が送信機8の運転/停止の電波信号の送信
が必要だと判断すると、調理用コンロ制御部6は電源供
給部14を制御し、送信機8に電源を供給するととも
に、送信機8に運転/停止の電波信号を送信するよう信
号を出力する。
【0052】次に、所定時間t2の間送信を繰り返した
後、調理用コンロ制御部6は電源供給部14を制御し、
送信機8に電源を供給することを停止する。
【0053】このように本発明の実施の形態5の換気シ
ステムによれば、電源供給部14は送信機8が所定時間
換気装置7を運転あるいは停止させる電波信号を繰り返
し出力した後、送信機8への電源供給を停止するため、
調理コンロ1の運転状態に正確に連動した換気装置7の
運転ができると同時に、送信機8が電波信号を出力しな
い待機時には消費電力をなくし、電源部9の電池寿命を
長くすることができるものとなる。
【0054】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように本
発明によれば、点火手段が点火動作を終了して所定時間
経過した後、送信機から換気装置を運転する電波信号を
出力するため、点火動作時発生する電磁ノイズが換気装
置の受信機に影響しなくなり、換気装置の受信機が確実
に電波信号を受信することができる換気システムを提供
することができる。
【0055】また、点火動作による点火ミスで調理用コ
ンロが着火していない時には、送信機から換気装置を運
転する電波信号を出力せず、着火検出手段が調理用コン
ロの着火を検知してはじめて送信機から換気装置を運転
する電波信号を出力するので、調理用コンロの運転状態
に正確に連動した換気装置の運転ができる。
【0056】また、着火検出手段が正しく着火したこと
を確認し、かつ点火手段が点火動作を終了してある所定
時間経過した後、はじめて送信機から換気装置を運転す
る電波信号を出力するため、調理用コンロが着火後継続
して点火手段が点火動作を行っていても、点火動作時発
生する電磁ノイズが換気装置の受信機に影響しなくなる
ので、電波信号を確実に受信でき、調理用コンロの運転
状態にさらに正確に連動した換気装置の運転ができる。
【0057】また、電波信号のある出力時に外来の電磁
ノイズの影響があり換気装置の受信機が受信できなくて
も、所定時間継続して繰り返し電波信号を出力している
ため、外来の電磁ノイズがなくなってから換気装置の受
信機が受信できるため、調理用コンロから換気装置への
一方向の安価な電波信号方式でも確実な連動運転ができ
る。
【0058】また、送信機が所定時間換気装置を運転あ
るいは停止させる電波信号を繰り返し出力した後、送信
機への電源供給を停止する電源供給部を設けたため、調
理コンロの運転状態に正確に連動した換気装置の運転が
できると同時に、送信機が電波信号を出力しない待機時
には消費電力がなくなり、電源部の電池寿命が長くなる
ため、電池交換の手間と電池代を節約することができる
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の換気システムの構成図
【図2】同換気システムの点火/消火時のタイムチャー
【図3】本発明の実施の形態2の換気システムの構成図
【図4】同換気システムの点火/消火時のタイムチャー
【図5】本発明の実施の形態3の換気システムの点火/
消火時のタイムチャート
【図6】本発明の実施の形態4の換気システムの送信時
のタイムチャート
【図7】本発明の実施の形態5の換気システムの構成図
【図8】同換気システムの点火/消火時のタイムチャー
【図9】従来の換気システムの構成図
【符号の説明】
1 調理用コンロ 2 スイッチ部 3 ガスバーナー部 4 点火手段 5 ガス供給部 7 換気装置 8 送信機 10 ファンモーター 11 受信機 12 換気装置制御部 13 着火検出手段 14 電源供給部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモーターと、電波信号を受信する
    受信機と、この受信機からの信号により前記ファンモー
    ターを制御する換気装置制御部とからなる換気装置と、
    点火/消火の操作を行うスイッチ部と、ガスの炎を出す
    ガスバーナー部と、このガスバーナー部を点火する点火
    手段と、前記ガスバーナー部にガスを供給するガス供給
    部とからなる調理用コンロと、この調理コンロに設けら
    れその運転状態に連動して前記換気装置を運転/停止す
    る電波信号を送信する送信機とを備え、前記調理用コン
    ロを点火し前記換気装置を運転させる際には、前記点火
    手段が点火動作を終了して所定時間経過した後、前記送
    信機から前記換気装置を運転する電波信号を出力する構
    成とした換気システム。
  2. 【請求項2】 ファンモーターと、電波信号を受信する
    受信機と、この受信機からの信号により前記ファンモー
    ターを制御する換気装置制御部とからなる換気装置と、
    点火/消火の操作を行うスイッチ部と、ガスの炎を出す
    ガスバーナー部と、このガスバーナー部を点火する点火
    手段と、前記ガスバーナー部にガスを供給するガス供給
    部と、前記ガスバーナー部が前記点火手段により正しく
    着火したことを検知する着火検出手段とからなる調理用
    コンロと、この調理コンロに設けられその運転状態に連
    動して前記換気装置を運転/停止する電波信号を送信す
    る送信機とを備え、前記調理用コンロを点火し前記換気
    装置を運転させる際には、前記着火検出手段が正しく着
    火したことを確認した後、前記送信機から前記換気装置
    を運転する電波信号を出力する構成とした換気システ
    ム。
  3. 【請求項3】 調理用コンロを点火し換気装置を運転さ
    せる際には、着火検出手段が正しく着火したことを確認
    し、かつ前記点火手段が点火動作を終了して所定時間経
    過した後、はじめて前記送信機から前記換気装置を運転
    する電波信号を出力する構成とした請求項2記載の換気
    システム。
  4. 【請求項4】 送信機は換気装置を運転あるいは停止さ
    せる電波信号を出力する際には、所定時間継続して電波
    信号を繰り返し出力する構成とした請求項1,2または
    請求項3記載の換気システム。
  5. 【請求項5】 送信機に電源を供給する電源供給部を備
    え、この電源供給部は前記送信機が所定時間前記換気装
    置を運転あるいは停止させる電波信号を繰り返し出力し
    た後、前記送信機への電源供給を停止する構成とした請
    求項1,2,3または4記載の換気システム。
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