JP7329390B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、加熱調理器に関する。
特許文献1に加熱調理器が開示されている。特許文献1の加熱調理器では、ユーザの操作によって点火指令又は最終消火指令が発生した時点と、点火指令又は最終消火指令の発生時点から所定時間が経過した時点とにおいて、加熱調理器の赤外線LEDからレンジフードへ赤外線信号が送信される。
特開2016-48161号公報
特許文献1の加熱調理器では、ユーザの操作によって点火指令又は最終消火指令が発生した時点と、点火指令又は最終消火指令の発生時点から所定時間が経過した時点と、において赤外線信号が発信されるので、赤外線信号の発信回数が多くなり、消費電力が大きくなる。また、点火指令又は最終消火指令が発生した時点で赤外線信号が発信される場合には、点火指令又は最終消火指令のための操作を行うユーザの指や手によって赤外線信号が遮られてしまい、レンジフードへ赤外線信号を送信できないことがある。そこで、本明細書は、消費電力を抑制しつつ、加熱調理器と連動する機器に赤外線信号を確実に送信することができる技術を提供する。
本明細書が開示する加熱調理器は、前記加熱調理器に関する動作指示を入力するための入力部と、前記入力部において動作指示が入力された場合に前記加熱調理器と連動する機器に向けて赤外線信号を発信する発信部と、前記入力部における動作指示の入力が終了したことを検知する検知部と、制御部と、を備えていてもよい。前記制御部は、前記入力部において動作指示が入力された場合は、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知するタイミングよりも前には前記発信部から赤外線信号を発信させず、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知したタイミング以後に前記発信部から赤外線信号を発信させてもよい。
この構成によれば、動作指示の入力が終了したことを検知部が検知するタイミングよりも前には、赤外線信号が発信されないので、発信部において電力が消費されない。動作指示の入力が終了したことを検知部が検知したタイミング以後にのみ、発信部において電力が消費される。したがって、消費電力を抑制することができる。また、動作指示の入力が終了したことを検知部が検知したタイミング以後にのみ赤外線信号が発信されるので、動作指示の入力を行うユーザの指や手によって赤外線信号が遮られることを抑制できる。そのため、加熱調理器と連動する機器に赤外線信号を確実に送信することができる。上記の構成によれば、消費電力を抑制しつつ、加熱調理器と連動する機器に赤外線信号を確実に送信することができる。
前記検知部は、ユーザが前記入力部に触れている状態から触れていない状態に変化したことを検知することによって、前記入力部における動作指示の入力が終了したことを検知してもよい。
この構成によれば、ユーザが入力部に触れていない状態に変化したことを検知部が検知するので、ユーザの指や手によって赤外線信号が遮られない状態に変化したことを検知することができる。そのため、加熱調理器と連動する機器に赤外線信号を確実に送信することができる。
前記入力部は、前記発信部を覆っている透過部であって前記発信部から発信された赤外線信号が透過する前記透過部を備えていてもよい。
入力部が透過部を備えている構成では、発信部から発信された赤外線信号が透過部を透過する際に入力部に触れているユーザの指や手によって赤外線信号が遮られる可能性がある。しかしながら、動作指示の入力が終了したことを検知部が検知したタイミング以後のみに発信部から赤外線信号を発信させることによって、赤外線信号が遮られることを抑制できる。
前記制御部は、前記入力部が所定時間以上にわたって押された場合に動作指示が入力されたと判断してもよい。
入力部が所定時間以上にわたって押された場合には、ユーザの指や手が所定時間以上にわたって入力部に留まるので、ユーザの指や手によって赤外線信号が遮られる可能性が高くなる。しかしながら、動作指示の入力が終了したことを検知部が検知したタイミング以後のみに発信部から赤外線信号を発信させることによって、赤外線信号が遮られることを抑制できる。
前記入力部は、前記加熱調理器の電源ボタンであってもよい。前記制御部は、前記電源ボタンにおいて前記加熱調理器の電源をオフするための動作指示が入力された場合は、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知するタイミングよりも前には前記発信部から赤外線信号を発信させず、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知したタイミング以後に前記発信部から赤外線信号を発信させてもよい。
加熱調理器の電源をオフにする場合は、加熱調理器と連動する機器もオフにするために機器に向けて赤外線信号を確実に送信する必要がある。上記の構成によれば、動作指示の入力が終了したことを検知部が検知したタイミング以後にのみ赤外線信号が発信されるので、加熱調理器と連動する機器に赤外線信号を確実に送信することができる。
加熱調理器は、所定の報知情報を報知する報知部を更に備えていてもよい。前記制御部は、前記入力部において動作指示が入力された場合は、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知するタイミングよりも前に前記報知部から報知情報を報知させてもよい。
この構成によれば、ユーザに対して、動作指示の入力が終了した後に指や手を速やかに加熱調理器から遠ざけることを促すことができる。
前記発信部の電源が乾電池であってもよい。
発信部の電源が乾電池である構成では、発信部の消費電力が大きいと電池切れになる時期が早くなる。上記の構成では、動作指示の入力が終了したことを検知部が検知したタイミング以後のみに赤外線信号が発信されることによって消費電力を抑制することができるので、発信部の電源が乾電池である構成において特に有効である。
実施例に係る加熱調理器の斜視図である。 加熱調理器の要部の断面図である。 実施例に係る加熱調理器のブロック図である。 実施例に係る赤外線信号を発信するタイミングを示す図である。
実施例に係る加熱調理器について図面を参照して説明する。図1は、実施例に係る加熱調理器1の斜視図である。図1に示すように、加熱調理器1は、本体10と、3個のコンロバーナ12a、12b、12cと、1個のグリルバーナ12dと、を備えている。また、加熱調理器1は、3個のコンロ点火ボタン14a、14b、14cと、1個のグリル点火ボタン14dと、電源ボタン20(入力部の一例)と、ブザー60(報知部の一例)とを備えている。加熱調理器1は、例えばレンジフード4(加熱調理器と連動する機器の一例)の下方に配置されている。
電源ボタン20とブザー60は、加熱調理器1の正面パネル18に設けられている。電源ボタン20は、加熱調理器1の電源をオン/オフするための指示が入力される部分である。ユーザが電源ボタン20を押すことによって加熱調理器1の電源がオン/オフする。加熱調理器1の電源をオン/オフするための指示は、加熱調理器1の動作指示の一例である。加熱調理器1の電源がオンになると、コンロバーナ12a、12b、12cと、グリルバーナ12dとが点火可能になる。コンロ点火ボタン14a、14b、14cと、グリル点火ボタン14dとが点火操作可能になる。ブザー60は、報知音を発して所定の情報を報知する。ブザー60は、電源ボタン20が押されているときに報知音を発する。
図2に示すように、電源ボタン20は、透過部21を備えている。透過部21は、例えば、透明な板状のアクリル樹脂から構成されている。電源ボタン20よりも後側(正面と反対側)には赤外線LED30(発信部の一例)が配置されている。透過部21は、赤外線LED30よりも前側に配置されている。透過部21は、赤外線LED30の前側を覆っている。
赤外線LED30は、赤外線信号を発信する。赤外線信号は、例えばレンジフード4を動作させるための信号、又は、レンジフード4を停止させるための信号である。赤外線LED30からレンジフード4に向けて赤外線信号が発信される。赤外線LED30は、加熱調理器1の前側に向けて赤外線信号を発信する。赤外線LED30から発信される赤外線信号は、電源ボタン20の透過部21を透過する。加熱調理器1の前側に向けて発信され、透過部21を透過した赤外線信号は、例えばユーザの身体などで反射しながらレンジフード4に向けて進んでゆく。赤外線LED30の電源は例えば乾電池である。
図3に示すように、加熱調理器1は、制御部51と検知部52を備えている。検知部52は、電源ボタン20が押されていない状態から押された状態に変化したことを検知することができる。これによって検知部52は、電源ボタン20においてオン/オフの入力が開始されたことを検知する。例えば、加熱調理器1の電源がオフの状態から、ユーザが電源ボタン20を押した場合は、ユーザが電源ボタン20を押し始めたことを検知部52が検知する。これによって、電源ボタン20において電源オンの入力が開始されたことを検知部52が検知する。電源オフの入力が開始された場合も同様である。
また、検知部52は、電源ボタン20が押されている状態から解放されたことを検知することができる。これによって検知部52は、電源ボタン20においてオン/オフの入力が終了したことを検知する。例えば、加熱調理器1の電源がオフの状態から、ユーザが電源ボタン20を押し、押した状態から電源ボタン20を放した場合は、加熱調理器1の電源がオンになる。この場合は、ユーザが電源ボタン20を押している状態から電源ボタン20を放したことを検知部52が検知することよって、電源ボタン20において電源オンの入力が終了したことを検知する。また、電源オフの入力が終了したことを検知部52が検知する場合も同様である。
検知部52は、例えば、モーメンタリスイッチ、圧力センサ、静電容量式タッチスイッチ、温度センサ等である。モーメンタリスイッチでは、例えばスイッチがオンの状態からオフの状態に変化したときに、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知する。圧力センサでは、例えば圧力が作用している状態から圧力が作用しない状態に変化したときに、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知する。静電容量式タッチスイッチでは、例えば静電容量が変化したときに、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知する。温度センサでは、例えば温度が変化したときに、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知する。
制御部51は、検知部52の検知結果に基づいて所定の制御を実行することができる。制御部51は、加熱調理器1の電源ボタン20が押された場合は、ブザー60を動作させる。より詳細には、制御部51は、電源ボタン20が押されていない状態から電源ボタン20が押されたことを検知部52が検知したタイミングで、ブザー60を動作させる。即ち、制御部51は、電源ボタン20でオン/オフの入力が開始されたことを検知部52が検知したタイミングで、ブザー60を動作させる。ブザー60が動作するとブザー60から報知音が発せられる。制御部51は、電源ボタン20が押されている間継続してブザー60を動作させる。制御部51は、電源ボタン20が押されている状態から開放されたことを検知部52が検知したタイミングで、ブザー60を停止する。即ち、制御部51は、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミングで、ブザー60を停止する。制御部51は、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミングよりも前にのみ、ブザー60を動作させる。
また、制御部51は、加熱調理器1の電源ボタン20が押された場合は、赤外線LED30から赤外線信号を発信させる。より詳細には、制御部51は、電源ボタン20が押されている状態から開放されたことを検知部52が検知したタイミング以後に、赤外線LED30から赤外線信号を発信させる。即ち、制御部51は、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後に、赤外線LED30から赤外線信号を発信させる。制御部51は、電源ボタン20が開放されたことを検知部52が検知するタイミングよりも前には、赤外線LED30から赤外線信号を発信させない。即ち、制御部51は、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知するタイミングよりも前には、赤外線LED30から赤外線信号を発信させない。制御部51は、電源ボタン20が押されている状態のときには、赤外線LED30から赤外線信号を発信させない。
図1に示すように、加熱調理器1の上方に配置されているレンジフード4は、換気ファン41と、フード42と、受信部43と、制御部44とを備えている。換気ファン41は、回転することによって、加熱調理器1が配置されている室内の空気を換気する。フード42は換気ファン41を覆っている。受信部43は、加熱調理器1の赤外線LED30から発信される赤外線信号を受信する。レンジフード4は、加熱調理器1と連動して動作する。例えば、換気ファン41が停止している状態において、赤外線LED30から発信される赤外線信号を受信部43が受信すると、換気ファン41が回転する。また、換気ファン41が回転している状態において、赤外線LED30から発信される赤外線信号を受信部43が受信すると、換気ファン41が停止する。
次に、具体的なケースについて説明する。例えば、図4に示すように、時刻t0に加熱調理器1の電源ボタン20が押され始め、時刻t0からt1にわたって電源ボタン20が押され続け、時刻t1に電源ボタン20が押された状態から解放されたとする。そうすると、検知部52が、時刻t0に電源ボタン20が押され始めたことを検知する。即ち、時刻t0に電源ボタン20でオン/オフの入力が開始されたことを検知部52が検知する。制御部51は、検知部52の検知結果に基づいて、電源ボタン20でオン/オフの入力が開始されたことを検知部52が検知したタイミング(時刻t0)に、ブザー60を動作させる。制御部51は、電源ボタン20が押されている間継続してブザー60を動作させる。他の例では、制御部51は、オン/オフの入力が開始されたことを検知部52が検知したタイミング(時刻t0)にブザー60を動作させた後に、ブザー60を時刻t1まで継続して動作させずに、時刻t1よりも前にブザー60の動作を終了させてもよい。
また、検知部52は、時刻t1に電源ボタン20が解放されたことを検知する。即ち、時刻t1に電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知する。制御部51は、検知部52の検知結果に基づいて、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング(時刻t1)に、ブザー60を停止させる。また、制御部51は、電源ボタン20でオン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング(時刻t1)以後に、赤外線LED30から赤外線信号を発信させる。制御部51は、時刻t1以後の時刻t2に、赤外線LED30から赤外線信号を発信させる。制御部51は、時刻t1に赤外線LED30から赤外線信号を発信させてもよい。また、複数回にわたって赤外線信号が発信される構成であってもよい。また、加熱調理器1の電源をオフにする場合は、赤外線LED30から赤外線信号が発信された後に、制御部51が加熱調理器1の電源をオフにする。
赤外線LED30から発信された赤外線信号は、レンジフード4の受信部43によって受信される。レンジフード4の制御部44は、受信部43が赤外線信号を受信すると、加熱調理器1の電源のオン/オフの状態に応じて換気ファン41の動作を制御する。例えば、加熱調理器1の電源がオンからオフに変化した場合は、制御部44は、受信部43が赤外線信号を受信すると、動作している換気ファン41を停止させる。一方、加熱調理器1の電源がオフからオンに変化した場合は、制御部44は、停止している換気ファン41を始動させる。
以上、実施例に係る加熱調理器1について説明した。上記の説明から明らかなように、加熱調理器1は、加熱調理器1の電源オン/オフを入力するための電源ボタン20と、電源ボタン20において電源オン/オフが入力された場合に加熱調理器1と連動するレンジフード4に向けて赤外線信号を発信する赤外線LED30と、電源ボタン20における電源オン/オフの入力が終了したことを検知する検知部52と、制御部51とを備えている。制御部51は、電源ボタン20において電源オン/オフが入力された場合は、電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知するタイミング(例えば時刻t1)よりも前には赤外線LED30から赤外線信号を発信させず、電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後(例えば時刻t2)に赤外線LED30から赤外線信号を発信させる。
上記の構成によれば、電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知するタイミング(例えば時刻t1)よりも前には、赤外線信号が発信されないので、赤外線LED30において電力が消費されない。電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後にのみ、赤外線LED30において電力が消費される。したがって、消費電力を抑制することができる。また、電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後にのみ赤外線信号が発信されるので、電源オン/オフの入力を行うユーザの指や手によって赤外線信号が遮られることを抑制できる。そのため、加熱調理器1と連動するレンジフード4に赤外線信号を確実に送信することができる。
また、電源ボタン20は、赤外線LED30を覆っている透過部21を備えている。赤外線LED30から発信された赤外線信号が透過部21を透過する。電源ボタン20が透過部21を備えている構成では、赤外線LED30から発信された赤外線信号が透過部21を透過する際に電源ボタン20に触れているユーザの指や手によって赤外線信号が遮られる可能性がある。しかしながら、電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング(例えばt1)以後のみに赤外線LED30から赤外線信号を発信させることによって、赤外線信号が遮られることを抑制できる。
また、制御部51は、電源ボタン20において電源オフの入力がされた場合は、電源オフの入力が終了したことを検知部52が検知するタイミング(例えば時刻t1)よりも前には赤外線LED30から赤外線信号を発信させず、電源オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後に赤外線LED30から赤外線信号を発信させる。加熱調理器1の電源をオフにする場合は、加熱調理器1と連動するレンジフード4もオフにするためにレンジフード4に向けて赤外線信号を確実に送信する必要がある。上記の構成によれば、電源オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後にのみ赤外線信号が発信されるので、加熱調理器1と連動するレンジフード4に赤外線信号を確実に送信することができる。
また、制御部51は、電源ボタン20において電源オン/オフの入力がされた場合は、電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知するタイミング(例えば時刻t1)よりも前にブザー60から報知音を発生させる。この構成によれば、ユーザに対して、電源オン/オフの入力が終了した後に指や手を速やかに加熱調理器1から遠ざけることを促すことができる。
また、赤外線LED30の電源が乾電池である構成では、赤外線LED30の消費電力が大きいと電池切れになる時期が早くなる。上記の構成では、電源オン/オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後のみに赤外線信号が発信されることによって消費電力を抑制することができるので、赤外線LED30の電源が乾電池である構成において特に有効である。
以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。以下の説明において、上記の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(1)他の実施例では、電源ボタン20がタッチパネル(図示省略)に表示されている構成であってもよい。ユーザがタッチパネルに表示された電源ボタン20をタッチすることよって加熱調理器1の電源がオン/オフする構成であってもよい。また、他の実施例では、検知部52が、タッチパネルに表示された電源ボタン20がタッチされている状態(ユーザが電源ボタン20に触れている状態)から、タッチされていない状態(ユーザが電源ボタン20に触れていない状態)に変化したことを検知する構成であってもよい。検知部52は、電源ボタン20がタッチされていない状態に変化したことを検知することによって、電源ボタン20においてオン/オフの入力が終了したことを検知する。この場合の検知部52は、例えば、静電容量式タッチスイッチ、温度センサ等である。
この構成によれば、ユーザの指や手によって赤外線信号が遮られない状態に変化したことを検知部52が検知する。そのため、レンジフード4に赤外線信号を確実に送信することができる。
(2)他の実施例では、電源ボタン20が長押しされることによって加熱調理器1の電源がオフになる構成であってもよい。加熱調理器1の電源がオンの状態において電源ボタン20が所定時間(例えば、3秒)以上にわたって押され続けると、加熱調理器1の電源がオフになる。制御部51は、電源ボタン20が所定時間(例えば、3秒)以上にわたって押された場合に、電源オフの入力がされたと判断する。
この構成では、ユーザの指や手が所定時間以上にわたって電源ボタン20に留まるので、ユーザの指や手によって赤外線信号が遮られる可能性が高くなる。しかしながら、電源オフの入力が終了したことを検知部52が検知したタイミング以後のみに赤外線LED30から赤外線信号を発信させることによって、赤外線信号が遮られることを抑制できる。
(3)上記の実施例では、電源ボタン20が入力部の一例であったが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、コンロ点火ボタン14aが入力部の他の一例であってもよい。コンロ点火ボタン14aにおいてコンロバーナ12aを点火/消火するための指示が、入力部における動作指示の他の一例であってもよい。
(4)上記の実施例では、赤外線LED30が加熱調理器1の前側に向けて赤外線信号を発信する構成であったが、例えば赤外線LED30の設置角度を調整するなどによって、加熱調理器1の上側に向けて赤外線信号が発信される構成にしてもよい。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:加熱調理器、4:レンジフード、10:本体、20:電源ボタン、21:透過部、30:赤外線LED、41:換気ファン、42:フード、43:受信部、51:制御部、52:検知部、60:ブザー

Claims (6)

  1. 加熱調理器であって、
    前記加熱調理器の電源をオフするための動作指示を入力するための電源ボタンと、
    前記加熱調理器のコンロを点火するための動作指示を入力するための点火ボタンと、
    前記電源ボタンにおいて前記加熱調理器の電源をオフするための動作指示が入力された場合に前記加熱調理器と連動する機器に向けて赤外線信号を発信する発信部と、
    前記電源ボタンにおける動作指示の入力が終了したことを検知する検知部と、
    制御部と、を備えており、
    前記制御部は、前記電源ボタンにおいて前記加熱調理器の電源をオフするための動作指示が入力された場合は、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知するタイミングよりも前には前記発信部から赤外線信号を発信させず、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知したタイミング以後に前記発信部から赤外線信号を発信させる、加熱調理器。
  2. 前記検知部は、ユーザが前記電源ボタンに触れている状態から触れていない状態に変化したことを検知することによって、前記電源ボタンにおける動作指示の入力が終了したことを検知する、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記電源ボタンは、前記発信部を覆っている透過部であって前記発信部から発信された赤外線信号が透過する前記透過部を備えている、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記制御部は、前記電源ボタンが所定時間以上にわたって押された場合に動作指示が入力されたと判断する、請求項1から3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. 所定の報知情報を報知する報知部を更に備えており、
    前記制御部は、前記電源ボタンにおいて前記加熱調理器の電源をオフするための動作指示が入力された場合は、動作指示の入力が終了したことを前記検知部が検知するタイミングよりも前に前記報知部から報知情報を報知させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記発信部の電源が乾電池である、請求項1から5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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