JP2006097924A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転モードを設定するためのスイッチ操作部の凹凸や隙間をなくすことで掃除性を向上が図れ、かつ油の侵入による操作性の低下を防ぐことができる換気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】調理機器1の上方に設置され、調理時に発生する油煙を屋外へ排出するための送風機2を備えた換気装置において、送風機2の運転を設定するための操作スイッチ部6と、操作スイッチ部6からのスイッチ信号を検出する制御部13とを備え、制御部13は、光透過性の絶縁物7で構成された操作スイッチ部6の操作面を介して、人の指の接近または接触による静電容量の変化を検出するものであり、掃除性の向上が図れ、油の侵入による操作性の低下を防ぐことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、油などにより汚れやすい環境に設置される換気装置に関する。
近年、台所や厨房などに設置され、調理時に発生する油煙を排出する換気装置のスイッチ操作部は、比較的高い場所に設置された換気装置の外郭前面部に設けられ、その操作面が斜め下方に傾いており、調理機器の前方に立った使用者が操作し易い構造のものが普及している。また、換気装置の捕集効率を確保するために、捕捉空間に隣接するスイッチ操作部や照明ユニットなどの電装部分の大きさが制限されているのが現状である。
この種の従来の換気装置におけるスイッチ操作部の構造としては、金属の製品外郭に開口部を設け、その背面からスイッチ操作部をはめ込み、ボタン単体もしくはスイッチ操作部の意匠枠ごとを突出させる構造のものがあり、また、捕集空間を極力確保するためにスイッチ操作部の上方に照明ユニットを設ける構造のものが知られていた。以下、その換気装置の構成について図16を参照しながら説明する。
図16に示すように、調理機器108による調理時に発生する油煙を排出するために、内部に送風機101を設けたフード形状の本体102の前面付近にスイッチ操作部103が配置され、送風機101および照明104の動作を設定する運転モードスイッチが本体102の前面から突出している。また、電装部周辺の機構は集約され、調理機器108を照射する照明104はスイッチ操作部103の上方に設けられ、電装部への油の侵入を防止するための金属製のボトムカバー105が設けられ、本体102の下部に形成された捕集空間107から吸い込まれた油煙は、フィルター106を通過して送風機101によりダクトを介して屋外に排出される。
特開平9−89335号公報
このような従来の換気装置では、フード状の本体101にスイッチ操作部103の意匠枠もしくは運転モードスイッチ用の開口部が必要であるので、意匠枠や開口部により生じる隙間から侵入する油によってスイッチ操作性が低下し、また操作面に凹凸が生じるので掃除しにくく、掃除しても隙間にごみがたまりやすいという課題があった。
また、スイッチ自体の構造が機械的接点を使用するものであるため、油の侵入などによるスイッチ操作性の低下し、または機械的接点であるが故の接点磨耗が生じ寿命が短くなるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、運転モードを設定するためのスイッチ操作部の凹凸や隙間をなくすことで掃除性を向上が図れ、かつ油の侵入による操作性の低下を防ぐことができる換気装置を提供することを目的とする。
また、機械的接点が不要なスイッチ機構を用いることで、接点磨耗が生じることのなく半永久的に使用できる換気装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明の換気装置は、調理機器の上方に設置され、調理時に発生する油煙を屋外へ排出するための送風手段を備えた換気装置であって、前記送風手段の運転を設定するための操作スイッチ部と、前記操作スイッチ部からのスイッチ信号を検出する制御部とを備え、前記制御部は、光透過性の絶縁物で構成された前記操作スイッチ部の操作面を介して、人の指の接近または接触による静電容量の変化を検出することを特徴とする。
また他の手段は、前記光透過性の絶縁物の内部に導電性の電極を設け、光透過性の絶縁物と電極を一体化したことを特徴とする。
また他の手段は、前記光透過性の絶縁物の内部またはその背面側に前記電極を設け、前記電極が運転モードを示す表示を兼ねることを特徴とする。
また他の手段は、前記電極を光透過性の導電体で形成したことを特徴とする。
また他の手段は、前記送風手段の運転状態を表示するための表示手段を前記光透過性の絶縁物の背面に配置することを特徴とする。
また他の手段は、赤外線信号を受信可能である受信部を前記光透過性の絶縁物の背面に配置したことを特徴とする。
また他の手段は、前記操作スイッチ部の操作面が操作されていないときの電圧値を記憶し、前記記憶された電圧値に対して人の指の接近または接触があったときの静電容量の変化による電圧変化が特定の変化量に達し、かつ特定の時間変化が継続したときにスイッチ入力を確定することを特徴とする。
また他の手段は、スイッチ操作されていないときの電圧値を記憶し、前記記憶した電圧値に対して人の指の接近または接触があったときの静電容量による電圧変化がある特定の勾配で変化し、ある特定の変化量に達し、かつ特定の時間変化が継続したときにスイッチ入力を確定することを特徴とする。
また他の手段は、スイッチ操作を確定する電圧変化量、電圧勾配量、または判定時間を可変できる判定基準可変手段を備えたことを特徴とする。
また他の手段は、換気装置の下方を照射する白色系発光ダイオードを備えた操作スイッチ部を下方から覆うように前記光透過性の絶縁物を延設したことを特徴とする。
以上のように本発明の換気装置によれば、運転モードを設定するためのスイッチ操作部の凹凸や隙間をなくすことで掃除性の向上が図れ、油の侵入による操作性の低下を防ぐことができる。
また、機械的接点が不要なスイッチ機構を用いることもできるので、接点磨耗が生じることのなく半永久的に使用できるとともに、スイッチの可動部機構を不要とすることで部品点数を削減でき、スイッチ操作部を小型に形成することができる。
本発明の請求項1記載の換気装置は、前記制御部は、光透過性の絶縁物で構成された前記操作スイッチ部の操作面を介して、人の指の接近または接触による静電容量の変化を検出することを特徴とするものであり、機械式接点を使用しないで人が持つ静電容量を検出してスイッチ操作を認識できるので、操作面に凹凸が生じず、スイッチ操作面を可動部のない形状にすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の換気装置において、前記光透過性の絶縁物の内部またはその背面側に前記電極を設け、前記電極が運転モードを示す表示を兼ねることを特徴とするものであり、パーツを一体化でき、強度の補強などで極力絶縁物の厚みが必要である場合でも前記光透過性の絶縁物の厚みに関係なく人の指と電極の距離を感度に合わせて任意に設定することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の換気装置において、前記光透過性の絶縁物の内部またはその背面側に設けた電極が運転モードを示す表示を兼ねることを特徴とするものであり、その電極と運転モードを示す表示を兼用することができ、操作面もしくは絶縁物の背面側に別途名称印刷を施すのを不要にすることができる。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の換気装置において、前記電極を光透過性の導電体で形成したことを特徴とするものであり、運転モードを示す文字もしくは記号、またはスイッチの外枠など任意の箇所を半透明にすることができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の換気装置において、前記送風手段の運転状態を表示するための表示手段を前記光透過性の絶縁物の背面に配置することを特徴とするものであり、光透過性の絶縁物を介して光を透過させて、使用者に効果的に送風手段の運転モードを認識させることができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5に記載の換気装置において、赤外線信号を受信可能である受信部を前記光透過性の絶縁物の背面に配置したことを特徴とするものであり、光透過性の絶縁物を介して信号を受信することにより、受信部専用の信号を透過する専用の受信窓を不要とすることができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の換気装置において、操作スイッチ部の操作面が操作されていないときに記憶した電圧値に対して、人の指の接近または接触があったときの静電容量の変化による電圧変化が、ある特定の変化量に達し、かつ特定の時間変化が継続したときにスイッチ入力を確定することを特徴とするものであり、製品形状毎に異なるリード線の引き回しによる微弱な電位変動が発生した場合でも、その電圧を初期電圧として記憶しておくことでノイズによる誤動作を防止できるとともに安定したスイッチ操作性を実現させることができる。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の換気装置において、操作スイッチ部の操作面が操作されていないときに記憶した電圧値に対して、人の指の接近または接触があったときの静電容量の変化による電圧変化が、ある特定の勾配以上で変化し、ある特定の変化量に達し、かつ特定の時間変化が継続したときにスイッチ入力を確定することを特徴とするものであり、隣接スイッチの中間エリアを操作した際に緩やかに電圧変化する場合などはスイッチを受け付けないようにすることができ、誤動作を防止することができる。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の換気装置において、スイッチ操作を確定する電圧変化量、電圧勾配量、または判定時間を可変できる判定基準可変手段を備えたことを特徴とするものであり、機器の設置状況や使用者の要望するスイッチ応答性に合わせて任意にレベル設定が可能となり、スイッチ操作性の改善を図ることができるという作用を有する。
請求項10記載の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載の換気装置において、換気装置の下方を照射する白色系発光ダイオードを備えた操作スイッチ部を下方から覆うように前記光透過性の絶縁物を延設したことを特徴とするものであり、白熱球より長寿命である発光ダイオードを用いて下方を照らす照明とすることで、電球交換用の窓を不要とすることができ、運転モードを設定する操作面と発光ダイオードによる照明用の照射窓を一体の光透過性の絶縁物で形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図14を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、ガスコンロ、IHコンロなどの調理機器1の上方に設置される換気装置は、調理時に発生する油煙等を排出する送風手段である送風機2と、この送風機2と油煙を屋外へ導く配管ダクトからなる送風機ユニット3と、調理時に発生した油煙を捕集する金属製のフード部4と、調理機器1を照射する照明5と、フード部4の前面に送風機2および照明5の動作モードを設定する操作スイッチ部6とを設け構成されている。本発明に係る換気装置は、図1に示すように、フード部を有するレンジフードタイプのものや、例えばプロペラ式の換気扇のように、特にフード部を備えていないものも対象としている。
操作スイッチ部6は一般的に比較的高所に取り付けられることが多く、高齢者や背の低い方には操作が困難である。そこで、本発明では、換気装置の下方から操作されることになる操作スイッチ部6の操作性を向上させるために、フード部4の前面を下方に傾斜させるか、もしくは操作スイッチ部6を部分的に傾斜させ、下方からの操作が容易に行える構成としている。図3〜図5に示すように、操作スイッチ部6の前面、詳しく言えば使用者が運転モードを設定する操作面側に、光透過性の絶縁物7を配置して形成し、その光透過性の絶縁物7の操作面または背面側には、送風機2の運転を停止する「切」スイッチ6a、「弱」スイッチ6b、「中」スイッチ6c、「強」スイッチ6d、「照明切/入」スイッチ6eなどの送風機2または照明5を動作させるための運転モードを示す名称が印刷されている。ここで、光透過性の絶縁物7の一例としてガラスやアクリル、ポリカーボネートなどが用いられる。また、フード部4の前面全てを光透過性の絶縁物7にて構成しても良いが、これに限定するものではなく、操作スイッチ部6の前面を覆うことができる必要最低限のエリアのみに光透過性の絶縁物7を構成しても良い。
操作スイッチ部6の詳細な構成について、図3および図4に示す。光透過性の絶縁物7の内部または背面側に電極8を設け、電極8の一部は操作面と反対側に伸び、後方に配置されたプリント基板9へ接続され、電極8は運転モードを示す名称に対して一対一で備え付けられる。また、プリント基板9上には光透過性の絶縁物7に向けて光を発するように発光ダイオード10を実装して構成する。ここで、光透過性の絶縁物7と後方に配置されたプリント基板9の位置決めが困難な場合には、電極8からプリント基板9へ接続する部分をバネ形状にしたり、もしくはリード線により接続することでこれを解決している。また、電極8の表面積を広げた場合や、操作面と電極8との距離を調整した場合は静電容量の変化を調整することができ、感度を向上させることができる。
図6に示すように、電極8には人体の持つ静電容量が近づいたことを電圧変化で検出する検出回路11が接続され、検出回路11が検出した微弱な電圧変化を増幅する信号増幅回路12を経て、スイッチ信号として制御部13が認識する構成である。制御部13は送風機2と照明5の運転停止、または発光ダイオード10の点灯消灯を制御する役割も兼ねている。ここで、電極8の表面積を大きくすればするほど検出回路11が検出する電圧変化が大きくなるので、電極8の形状を「切」スイッチ6a、「弱」スイッチ6b、「中」スイッチ6c、「強」スイッチ6d、「照明切/入」スイッチ6eの大きさと同等もしくはそれ以上の範囲に設定することが望ましい。また、電極8の表面積を調整することにより、極端に言えば、操作スイッチ部6に指が触れなくても近づいただけでスイッチ操作を認識することも可能である。
図7に信号増幅回路12から出力される電圧変化を示す。ここでは、操作スイッチ部6の操作面が操作されると電圧が降下する回路構成となっており、制御部13はスイッチが押されていない時の電圧値V1を記憶する。スイッチが押された際には電圧降下が起こるので、V1に対してΔV以上の電圧降下が発生し、かつ時間T以上継続した場合にスイッチが押されたと初めて認識することになる。送風機2の運転を設定するスイッチが「切」スイッチ6a、「弱」スイッチ6b、「中」スイッチ6c、「強」スイッチ6dなど個々に分かれている場合はスイッチの連続押しをあまり気にしなくて良いが、送風機2の速調を「風量」スイッチ一つで完結し、スイッチを押す度に「弱」→「中」→「強」とロータリー式に設定させる場合には、スイッチを連続押した場合の操作性を向上させるためにも、Tは0.05〜0.1秒程度が望ましい。
また、図8および図9に示すように、制御部13はスイッチが押されていない時の電圧値V1を記憶する。一般的にスイッチの間隔は隣接されている場合が多く、スイッチに対して若干ずれた箇所に触れることも予想される。スイッチに対して若干ずれた箇所、例えば複数のスイッチの中間エリアを操作した場合の電圧変化勾配dV/dt2は、実際のスイッチ枠内を操作した際の電圧降下勾配dV/dt1よりも小さい(立下りが遅い)傾向にある。そこで、dV/dt2よりも大きく(立下りが早く)、かつある特定時間T以上継続した場合にスイッチが押されたと初めて認識させることもできる。
上記構成において、換気装置は使用者が操作スイッチ部6に備え付けられた光透過性の絶縁物7に印刷された「切」スイッチ6a、「弱」スイッチ6b、「中」スイッチ6c、「強」スイッチ6d、または「照明切/入」スイッチ6eを操作した場合は、各スイッチの背面側に配置された各々の電極8から光透過性の絶縁物7を介して人体の持つ静電容量が接地グランドに接続されたこととなり、静電容量の変化を電圧に変換する検出回路11から出力される微弱な電圧変化を増幅し、信号の変化を読み込みやすくするための信号増幅回路12を経て、制御部13に最終的なスイッチ信号として入力される。制御部13はいずれかのスイッチが押されたことを認識して、そのスイッチ操作に対応して送風機2と照明5を動作させるとともに、光透過性の絶縁物7の後方に配置されたプリント基板9上の発光ダイオード10を点灯させ、光透過性の絶縁物7を介して使用者が現在の運転モードを認識できるように表示する。
このように本発明では、操作スイッチ部6の操作面を凹凸や隙間のない光透過性の絶縁物7で構成し、機械式接点を用いず静電容量の変化を検出するスイッチ構成とすることで、高所に取り付けてあるスイッチを無理な姿勢で操作する必要がなくなり、軽く触れるだけで送風機や照明の操作を行え、スイッチ操作性の向上を図ることができる。また、油などで汚れやすいスイッチ操作面を凹凸がなく、隙間もない形状とすることで掃除も容易に行うことができる。また、スイッチ構造に機械式接点を用いない構成としたので、接点磨耗による寿命を気にする必要がなくなり寿命が長く、半永久的に使用することができる。また、機械式接点を持つものと比べて可動部が不要であるため、スイッチ操作部が小型に形成でき、換気装置の捕集空間を大きくとることができる。
他の操作スイッチ部の構成としては、図10および図11に示すように、操作スイッチ部6の前面、詳しく言えば使用者が運転モードを設定する操作面側に光透過性の絶縁物7を配置し、その光透過性の絶縁物7の内部または背面側には、送風機2の運転を設定する「切」スイッチ6a、「弱」スイッチ6b、「中」スイッチ6c、「強」スイッチ6d、照明5の動作を設定する「照明切/入」スイッチ6eなどの送風機2または照明5を動作させるための運転モードの名称を示す電極文字14を形成し配置するものとする。また、プリント基板9上の電極文字14の背面側中央部に光透過性の絶縁物7に向けて光を発するように発光ダイオード10を実装して構成する。ここで、電極文字14の材質に光透過性の導電体を用いれば、電極文字14のみ発光ダイオード10による光を透過し、電極文字14以外のスイッチ枠体を含むエリアに印刷を施こすことで光を透過させない構成となる。また、光を透過しない導電体を用いることで、電極文字14は発光ダイオード10による光を透過せずに、電極文字14以外のスイッチ枠体を含むエリアのみ光を透過させることもできる。ここで光透過性の導電体とは、1枚の半透明の電極で構成しても良いし、細い電極を格子状にして構成しても良い。なお、その他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、操作スイッチ部6の送風機2や照明5の運転を設定するためのスイッチ名称を電極文字14で形成し、電極文字14を光を透過する導電体や、光を透過しない導電体で構成した場合には、スイッチ名称を別途印刷する必要がなくなり、発光ダイオード10による光表示の組み合わせに自由度を持たせることができ、操作スイッチ部6の意匠を製品の形状またはコンセプトに合わせて設定することができる。
また、図12および図13に示すように、他の操作スイッチ部の構成としては、操作スイッチ部6の前面に構成した光透過性の絶縁物7の後方に配置されたプリント基板9上に、受信部15を実装する。光透過性の絶縁物7の背面側には、蛍光灯などの照明機器などから発する外来ノイズの影響を低減するために、特定の波長の赤外線のみ透過する赤外線透過性インク16を印刷する。受信部15は、プリント基板9にスペース的に余裕のある場合は、「切」スイッチ6a、「弱」スイッチ6b、「中」スイッチ6c、「強」スイッチ6d、照明5の動作を設定する「照明切/入」スイッチ6eを除くのプリント基板9上のスペースに配置しても良いが、操作スイッチ部6のスペースに制限があり、あまり大きくできない場合には、「切」スイッチ6a、「弱」スイッチ6b、「中」スイッチ6c、「強」スイッチ6d、照明5の動作を設定する「照明切/入」スイッチ6eのいずれか一つの背面側に配置することも可能である。なお、その他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、調理機器1の上方に設置され、高所に取り付けてあるスイッチ操作部6の操作が困難であるために、台所周辺に別途取り付けられ遠隔操作が可能であるリモートコントローラーから送信される赤外線信号を受信するための受信部15を、操作スイッチ部6の前面に備え付けられた凹凸のない光透過性の絶縁物7を介して受信する構成とする場合には、赤外線受信部用の専用窓を不要にでき、操作スイッチ部6の意匠を変えずにリモコンに対応可能とすることができる。また、受信部15に外部からの衝撃をかからないようにするための保護機構を光透過性の絶縁物7で兼用することで、別途、外部衝撃保護パーツを設けることを削減できるとともに、前記専用の成形品などの別パーツをはめ込む際に必要な隙間などを不要にすることができ、油の侵入を防止することができる。
図14に示すように、他の操作スイッチ部の構成としては、スイッチ操作を確定する電圧変化量、電圧勾配量、または判定時間を操作スイッチ部6の外部に設けた可変スイッチもしくは可変ボリュームなどの判定基準可変手段16にて任意で設定できるように構成する。なお、その他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、スイッチ操作を確定する電圧変化量、電圧勾配量、または判定時間を可変する判定基準可変手段16を備えた場合には、機器の設置状況に合わせて任意にレベル設定が可能となり、外部接続機器から発せられるノイズなどの影響を受けやすい設置現場において、スイッチ操作性を改善できるように自由に設定することができる。
図15に他の操作スイッチ部の断面図を示す。操作スイッチ部6の操作面から下方の調理機器1側に向けて操作スイッチ部6の下方を覆うように光透過性の絶縁物7を延設して配置する。操作スイッチ部6の内側に配置されたプリント基板9上に白色系発光ダイオード17を調理機器1側に向けて実装する。白色系発光ダイオード17の代わりに白色でない発光体を用いてもよく、料理の見栄えなど考慮して電球色でも良い。ここで白色系発光ダイオード17は、白熱球や蛍光灯と同等の照度を確保するために複数個並べて配置してもよいが、効率よく光を照射するためにプリント基板9上の白色系発光ダイオード17の周辺に、電子部品の番号を識別するための白色シルク印刷18を施すことにより、白色系発光ダイオード17の必要個数を削減することができる。また、光透過性の絶縁物7の内側に存在する白色系発光ダイオード17周辺にレンズ機構を備え、光を効果的に照射してもよい。
このように、運転モードを設定する操作面から換気装置下方まで一体型の光透過性の絶縁物で延設して形成し、白熱球や蛍光灯よりも長寿命である白色系発光ダイオードの発光する光を光透過性の絶縁物を介して照射する構成とする場合には、油などで最も汚れやすい換気装置の下方に設けなければならない照明交換用の窓を不要とすることができる。また、白熱球や蛍光灯よりも発熱の少ない白色系発光ダイオードを用いることで、操作スイッチ部と照明機構を一体化することができ、電装部の小型化も図ることができる。
本発明にかかる換気装置は、運転モードを設定するスイッチが設けられた操作面を凹凸や隙間のない光透過性の絶縁物で構成し、機械式接点を用いず静電容量の変化を検出するスイッチ構成とすることから、油の付着または侵入などで電装部の寿命低下が懸念される装置に有用である。
また、調理台の上方に設置される換気装置に限らず、電装部への水などの液体の侵入などによりシール構造を施さなければならない換気装置全般についても有用である。
本発明の実施の形態1の換気装置の構成を示す側断面図 同換気装置の構成を示す正面図 同換気装置の電極を光透過性絶縁物の内部に設けた場合を示す断面図 同換気装置の電極を光透過性絶縁物の背面に設けた場合を示す断面図 同換気装置の操作スイッチ部を示す正面図 同換気装置の構成を示すブロック図 同換気装置におけるスイッチ操作時の電圧波形の例を示す図 同換気装置におけるスイッチ枠内を操作した場合の電圧波形を示す図 同換気装置におけるスイッチ枠外を操作した場合の電圧波形を示す図 同換気装置における電極文字を示す正面図 同換気装置における電極文字の他の例を示す正面図 同換気装置における赤外線受光素子の配置を示す正面図 同換気装置における赤外線受光素子の配置を示す断面図 同換気装置において判定基準可変手段を備えた場合のブロック図 同換気装置におけて白色系発光ダイオードを備えた場合の構成を示す断面図 従来の換気装置を示す正面図
符号の説明
1 調理機器
2 送風機
6 操作スイッチ部
7 光透過性の絶縁物
8 電極
13 制御部
15 受信部
16 判定基準可変手段
17 白色系発光ダイオード

Claims (10)

  1. 調理機器の上方に設置され、調理時に発生する油煙を屋外へ排出するための送風手段を備えた換気装置であって、前記送風手段の運転を設定するための操作スイッチ部と、前記操作スイッチ部からのスイッチ信号を検出する制御部とを備え、前記制御部は、光透過性の絶縁物で構成された前記操作スイッチ部の操作面を介して、人の指の接近または接触による静電容量の変化を検出することを特徴とした換気装置。
  2. 前記光透過性の絶縁物の内部に導電性の電極を設け、光透過性の絶縁物と電極を一体化したことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記光透過性の絶縁物の内部またはその背面側に前記電極を設け、前記電極が運転モードを示す表示を兼ねることを特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。
  4. 前記電極を光透過性の導電体で形成したことを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
  5. 前記送風手段の運転状態を表示するための表示手段を前記光透過性の絶縁物の背面に配置することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の換気装置。
  6. 赤外線信号を受信可能である受信部を前記光透過性の絶縁物の背面に配置したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の換気装置。
  7. 前記操作スイッチ部の操作面が操作されていないときの電圧値を記憶するとともに、前記記憶した電圧値に対して人の指の接近または接触があったときの静電容量による電圧変化が特定の変化量に達し、かつ特定の時間変化が継続したときにスイッチ入力を確定することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の換気装置。
  8. スイッチ操作されていないときの電圧値を記憶し、前記記憶した電圧値に対して人の指の接近または接触があったときの静電容量による電圧変化がある特定の勾配で変化し、ある特定の変化量に達し、かつ特定の時間変化が継続したときにスイッチ入力を確定することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の換気装置。
  9. スイッチ操作を確定する電圧変化量、電圧勾配量、または判定時間を可変できる判定基準可変手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の換気装置。
  10. 換気装置の下方を照射する白色系発光ダイオードを備えた操作スイッチ部を下方から覆うように前記光透過性の絶縁物を延設したことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の換気装置。
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