JP2003276405A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JP2003276405A
JP2003276405A JP2002079190A JP2002079190A JP2003276405A JP 2003276405 A JP2003276405 A JP 2003276405A JP 2002079190 A JP2002079190 A JP 2002079190A JP 2002079190 A JP2002079190 A JP 2002079190A JP 2003276405 A JP2003276405 A JP 2003276405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ply
band
belt
tire
belt layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002079190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4318425B2 (ja
Inventor
Naoki Yugawa
直樹 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2002079190A priority Critical patent/JP4318425B2/ja
Priority to US10/416,581 priority patent/US7168470B2/en
Priority to EP02733451A priority patent/EP1396355B1/en
Priority to DE60231614T priority patent/DE60231614D1/de
Priority to CN02802067.7A priority patent/CN100467290C/zh
Priority to PCT/JP2002/005759 priority patent/WO2002102610A1/ja
Publication of JP2003276405A publication Critical patent/JP2003276405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4318425B2 publication Critical patent/JP4318425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードノイズを減じかつ耐久性を高める。 【解決手段】 ベルト層7と、該ベルト層7の外側に配
されかつ帯状プライの螺旋巻きにより形成されたバンド
プライ9Aからなるバンド層9とを具えた空気入りタイ
ヤ1である。バンドプライ9Aは、バンドコードの1本
当たりの断面積をS(単位:mm2 )、前記バンドコード
の伸び2%時におけるモジュラスをM(単位:N/m
m2 )、バンドプライの巾1cm当たりのバンドコードの
配列密度をD(単位:本/cm)としたき、次式(1)で
定まる伸び抗力値K(単位:N・本/cm)を166〜4
67とする。またバンドプライ9Aは、帯状プライの巻
き付け終端から手前1周部分をなす巻き付け終端部分
が、ベルト層7のタイヤ軸方向の外端7eと直接接触し
ない位置に設けられている。 K=S×M×D/100 …(1)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、騒音性能と耐久性
とを向上しうる空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
空気入りタイヤでは、図22に示すように、ベルト層b
の外側に、例えばナイロン等の低弾性のバンドコードを
タイヤ周方向に平行に配列したバンド層gを設けること
が提案されている。そして、近年ではこのようなバンド
層gに、バンドコードを平行に引き揃えてかつゴム被覆
した小巾の帯状プライcをベルト層の外側に螺旋巻きに
より形成したバンドプライfが用いられる。このような
バンド層gは、実質的にタイヤ赤道に沿って配列された
バンドコードがベルト層bを締め付けて拘束する。これ
により、高速走行時におけるベルト層bの端部の浮き上
がり(いわゆるリフティング)を抑制し高速耐久性を向
上させることが知られている。
【0003】また、近年ではバンドコードに、例えばポ
リエチレンナフタレート等の高モジュラスのコードを採
用することが提案されている。このようなバンド層で
は、ベルト層bへの拘束力をさらに高め得る結果、トレ
ッド面剛性を高め、例えば250Hz付近のロードノイズ
(車内騒音)をも効果的に低減しうる。
【0004】しかしながら、発明者らの種々の実験の結
果、高モジュラスのバンドコードを採用したバンドプラ
イでは、図23に示すように、帯状プライcの巻き付け
終端から手前1周部分をなす巻き付け終端部分c1と、
その内側に巻回された帯状プライc2との間に、ゴム剥
離jが生じ易いことが分かった(以下、このような損傷
を「ベルトエッジルース」と呼ぶことがある。)。そし
て、このようなゴム剥離jは、ゴムとの接着性が悪いベ
ルト層bの外端be付近で生じた微細なゴム剥離部a1
が起点となり、端部がフリーのため拘束力が低下し易い
帯状プライcの巻き付け終端部分c1と帯状プライc2
との間を成長してバンドプライfの外面位置a2へと至
ることにより形成されることが判明した。
【0005】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、バンドプライによる拘束力を高めると
ともに帯状プライの巻き付け終端から手前1周部分をな
す巻き付け終端部分を、ベルト層のタイヤ軸方向の外端
と直接接触しない位置に設けることを基本として、ノイ
ズ性能と耐久性とをバランス良く向上しうる空気入りタ
イヤを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード
部のビードコアに至るトロイド状のカーカスと、このカ
ーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内方に配
されたベルト層と、該ベルト層の半径方向外側に配され
かつ1本又は複数本のバンドコードをトッピングゴムで
被覆した小巾の帯状プライを螺旋巻きすることにより形
成したバンドプライからなるバンド層とを具えた空気入
りタイヤであって、前記バンドプライは、前記バンドコ
ードの1本当たりの断面積をS(単位:mm2 )、前記バ
ンドコードの伸び2%時におけるモジュラスをM(単
位:N/mm2 )、バンドプライの巾1cm当たりのバンド
コードの配列密度をD(単位:本/cm)としたき、次式
(1)で定まる伸び抗力値K(単位:N・本/cm)を1
66〜467とするとともに、前記バンドプライは、前
記帯状プライの巻き付け終端から手前1周部分をなす巻
き付け終端部分が、前記ベルト層のタイヤ軸方向の外端
と直接接触しない位置に設けられたことを特徴としてい
る。 K=S×M×D/100 …(1)
【0007】また請求項2記載の発明は、前記バンドプ
ライは、帯状プライの巻き付け始端後1周部分をなす巻
き付け始端部分の少なくとも一部は、後に巻回される帯
状プライにより覆われてなる請求項1記載の空気入りタ
イヤである。
【0008】また請求項3記載の発明は、前記巻き付け
終端部分は、前記ベルト層の外端よりもタイヤ軸方向の
外側に設けられてなる請求項1又は2に記載の空気入り
タイヤである。
【0009】また請求項4記載の発明は、前記ベルト層
は、タイヤ軸方向の巾が大きい第1のベルトプライと、
この第1のベルトプライと中心を揃えて配されかつ該第
1のベルトプライよりも小巾の第2のベルトプライとを
含み、かつ第1、第2のベルトプライの外端間のタイヤ
軸方向の長さを1〜7mmとしたことを特徴とする請求項
1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
【0010】また請求項5記載の発明は、前記ベルト層
は、タイヤ軸方向の巾が大きい第1のベルトプライと、
この第1のベルトプライの内側で中心を揃えて配されか
つ該第1のベルトプライよりも小巾の第2のベルトプラ
イとからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載の空気入りタイヤである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。図1は、本実施形態の空気入りタ
イヤの子午断面図を示している。図において、空気入り
タイヤ1(以下、単にタイヤ1ということがある)は、
トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4
のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内
方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト
層7と、該ベルト層7の半径方向外側に配されるバンド
層9とを具えている。
【0012】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ赤道Cに対して例えば75゜〜90゜の角度で配列し
た1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから構
成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア
5、5間に跨る本体部6aの両端に、前記ビードコア5
の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返
し部6bを有するとともに、該本体部6aと折返し部6
bとの間には、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外
側に先細状にのびるビード部補強用のビードエーペック
スゴム8が配置される。なおカーカスコードとして、本
例ではポリエステルコードが採用されるが、これ以外に
もナイロン、レーヨン、アラミドなどの有機繊維コード
や必要によりスチールコードをも採用しうる。
【0013】また前記ベルト層7は、ベルトコードをタ
イヤ赤道Cに対して例えば15〜45°の角度で配列し
た2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bを
前記コードが互いに交差する向きに重ね合わせて構成さ
れる。なお本例では半径方向内側の第1のベルトプライ
7Aのプライ巾は、外側の第2のベルトプライ7Bに比
べて巾広に形成されることにより、このプライ巾がベル
ト層7の巾WBをなす。好ましくは第1、第2のベルト
プライ7A、7Bの外端間のタイヤ軸方向の長さST
(いわゆるステップ量)を1〜7mm、より好ましくは1
〜5mm、さらに好ましくは2〜4mmと従来に比して小と
することが望ましい。これにより、ベルト層7自体によ
り自らの端部の拘束力を高める。なおベルトコードとし
ては、本例ではスチールコードを採用しているが、ポリ
エチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)、芳香族ポリアミド等の高モジュラ
スの有機繊維コードも必要に応じて用いうる。
【0014】また本実施形態のバンド層9は、巾Wがベ
ルト層7の巾WBと実質的に等しい1枚のバンドプライ
9Aにより形成されたものを例示している。該バンドプ
ライ9Aは、図2に示すように、1本のバンドコード1
0または(本例では)複数本のバンドコード10の引き
揃え体11をトッピングゴム12中に埋設した小巾の帯
状プライ13をタイヤ周方向に沿って螺旋巻することに
より形成されている。
【0015】またバンドプライ9Aは、前記螺旋巻きに
際してバンドコード10とタイヤ周方向とのなす角度が
5度以下となるように巻回される。これにより、バンド
プライ9Aは、継ぎ目のないいわゆるジョイントレス構
造をなすため、タイヤのユニフォミティに優れ、かつベ
ルト層7を強固かつ確実に拘束するのに役立つ。なお本
例では、例えば10本程度のバンドコード10を引き揃
えて埋設した巾W1が例えば10mm程度の帯状プライ1
3を用いたものを例示しているが、これらの値は適宜変
更しうる。
【0016】帯状プライ13をベルト層7の外側に螺旋
巻きする場合、図3(A)に誇張して示す如く、隣り合
う帯状プライ13の側縁が互いに接するように巻き付け
ることが均一性の面からは好ましいが、同図(B)に示
す如く、帯状プライ13の側縁を互いに離間させて巻き
付けるもの、或いは図3(C)に示す如く、帯状プライ
13の側縁を重ね合わせて巻き付けるものなど種々の巻
き付け方法が採用できる。なお図3ではバンドプライ9
Aがベルト層7の巾WBに等しいいわゆるフルバンドを
例に挙げて説明したが、ショルダ部部分のみを覆うエッ
ジバンドでも良く、またこれらの双方を用いたものでも
良い。
【0017】前記バンドコード10としては、高いノイ
ズ低減効果を得るために、例えばポリエチレンナフタレ
ート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、芳香族ポリアミド、ポリパラフェニレンベンゾビ
スオキサゾール(PBO)等の高モジュラスの有機繊維
コード、より具体的には2%モジュラスが10000
(N/mm2 )以上のものを用いるのが望ましい。
【0018】そして本発明では、バンドプライ9A(バ
ンドプライがタイヤ半径方向に重なる場合、少なくとも
一層のバンドプライ)は、バンドコード10の1本当た
りの断面積をS(単位:mm2 )、該バンドコードの伸び
2%時におけるモジュラスをM(単位:N/mm2 )、バ
ンドプライ9Aの巾1cm当たりのバンドコードの配列密
度をD(単位:本/cm)としたき、次式で定まる伸び抗
力値K(単位:N・本/cm)を166〜467に限定し
ている。 K=S×M×D/100 …(1) なお、前記モジュラスMは、JIS L1017に準拠
して測定した値であり、また前記配列密度Dは、図3で
示す如く、螺旋巻きの1ピッチ長P(cm)の間に含まれ
るバンドコード10の本数を該ピッチ長Pで除した値と
する。
【0019】この伸び抗力値Kは、バンドプライ9Aの
単位巾当たりかつ単位長さ当たりの伸びに対する抗力の
指標を示す値であって、この値Kが大きいほどベルト層
7への拘束力は大となる。そして、本発明のように、伸
び抗力値Kを166〜467(N・本/cm)とし前記ベ
ルト層7への拘束力を一定範囲に限定することによっ
て、トレッド部2の剛性を高めて例えば250Hz付近の
ロードノイズを効果的に低減することができる。ここで
前記高モジュラスのバンドプライ10aの伸び抗力値K
が166(N・本/cm)よりも小の場合、ロードノイズ
の低減効果が十分に得られず、逆に伸び抗力値Kが46
7(N・本/cm)を超えると、バンドコードの断面積、
バンドコードの前記打ち込み本数、又はバンドコードの
2%モジュラスが著しく大きくなり、タイヤの成形が困
難となり易い。より好ましくは、伸び抗力値Kを、18
0〜350(N・本/cm)、さらに好ましくは220〜
300(N・本/cm)とするのが望ましい。
【0020】また本発明では、前記バンドコードの断面
積S、モジュラスM、配列密度Dの個々の値については
特に規制しないが、前記モジュラスMにおいては、10
000N/mm2 以上、さらには12000N/mm2 以上
が好ましい。このモジュラスMが小さすぎると、伸び抗
力値Kを高めるために、バンドコードの断面積Sや配列
密度Dが大となってタイヤの成形が困難になりやすい
他、耐久性が低下しやすい。
【0021】またバンドコードの断面積Sにおいては、
0.05mm2 以上、さらには0.08mm2 以上、さらに
は0.13〜0.35mm2 が好ましい。該断面積Sが小
さすぎると、伸び抗力値Kを高めるためにモジュラスM
や配列密度Dを大とする必要があり、材料の選定が困難
となる他、前記同様の不具合がある。逆に断面積Sが大
きすぎると、タイヤの成形性が低下する傾向がある。
【0022】またバンドコードの配列密度Dにおいて
は、4〜16(本/cm)、さらには7〜13(本/cm)
とするのが好ましい。該配列密度Dが小さすぎると、伸
び抗力値Kを高めるために断面積SやモジュラスMが大
となるため、タイヤの製造コストが増大したり、またタ
イヤの耐久性が低下しやすい。逆に配列密度Dが大きす
ぎてもゴム付着性が低下しタイヤの耐久性を低下させる
傾向がある。
【0023】本実施形態のバンドプライ9Aは、例えば
図4に示すように、ベルト層7の各外端7e1、7e2
にそれぞれ帯状プライ13の巻き付け始端13aを有
し、かつタイヤ赤道側へ向けて螺旋巻きされしかも該タ
イヤ赤道近傍にて帯状プライ13の巻き付け終端部分1
3beを有する第1のプライ片9a及び第2のプライ片
9bから構成することができる。この第1、第2のプラ
イ片9a、9bにより、ベルト層7の全域が実質的に拘
束できる。
【0024】なお本明細書では、バンドプライ9Aを模
式的に表す際に、帯状プライ13の巻き付け始端13a
を黒丸部(●)で、また巻き付け終端13bを矢印部
(→)でそれぞれ示す。また図5に例示するように、バ
ンドプライ9Aの帯状プライ13の巻き付け始端13a
とは、巻き付けが開始された端部であり、同巻き付け終
端13bとは、巻き付けを終える端部である。また巻き
付け終端部分13beは、前記巻き付け終端13bから
手前1周部分であり、巻き付け始端部分13aは、巻き
付け始端13aからその後1周部分である。
【0025】図4のようなバンドプライ9Aは、帯状プ
ライ13の巻き付け終端部分13beが、前記ベルト層
7の外端7e1、7e2と直接接触しない。従って、ゴ
ム剥離が生じやすい帯状プライ13の巻き付け終端部分
13beに、ベルト層7の外端7e1、7e2で生じが
ちな微細な亀裂等が入り込みかつ成長するのを効果的に
防止しうる。つまり、ベルトエッジルースを効果的に防
止しうる。なお、巻き付け終端部分13beが、ベルト
層7のタイヤ軸方向の外端と直接接触するとは、図6
(A)に示すように、ベルト層7の外端7e2(又は7
e1)と巻き付け終端部分13beの側縁が整一してい
るような場合、及び図6(B)に示すように、ベルト層
7の外端7e2(又は7e1)を巻き付け終端部分13
beが横切るような態様の双方が含まれる。
【0026】本実施形態では、ベルト層7の外端7e
1、7e2には、それぞれ帯状プライ13の巻き付け始
端部分13aが位置する。この巻き付け始端13aを含
む巻き付け始端部分13aeは、本例では図7に拡大し
て示すように、後に巻回される帯状プライ13fにより
その少なくとも一部が覆われ締め付けされ、ベルト層7
への拘束力が高められる。この結果、ベルト層7の外端
7e1で生じた微細な亀裂等が、この巻き付け始端部分
13aeとその次の帯状プライ13fとの間に進行する
のを防止できる。特に好ましくは、巻き付け始端部分1
3aeとその次の帯状プライ13fとの重なり長さD
は、例えば帯状プライの幅W1の0.1〜1.0倍、よ
り好ましくは0.3〜0.9倍、さらに好ましくは0.
6〜0.8倍とすることが望ましい。なお本例では、前
記巻き付け始端部分13aeのタイヤ軸方向外側の側縁
を前記ベルト層7の外端7e1に沿って配したものを例
示している。
【0027】またベルト層7は、その外端7e1、7e
2以外の位置では、ゴムとベルトコードとの良好な接着
状態が得られる。従って、前記外端7e1、7e2との
直接接触さえ避けることができれば、帯状プライ13の
巻き付け始端部分13aeの位置は特に限定されるもの
ではない。
【0028】次に、本発明のバンドプライの具体的な態
様を例示する。図8に示すバンドプライ9Aは、ベルト
層7の各外端7e1、7e2にそれぞれ帯状プライ13
の巻き付け始端13aを有し、かつショルダ部分に帯状
プライ13の巻き付け終端部分13beを具えた第1の
プライ片9a及び第2のプライ片9bから構成すること
もできる。この態様は、ベルト層7のクラウン部を覆わ
ない中抜き状のいわゆるエッジバンドプライを形成す
る。個々のプライ片9a又は9bの巾は、少なくともベ
ルト層7の巾WBの7%以上とすることがロードノイズ
の低減には有効となる。
【0029】また図9に示すバンドプライ9Aは、タイ
ヤ赤道の近傍ににそれぞれ帯状プライ13の巻き付け始
端13aを有し、かつそこからベルト層7の外端7e
1、7e2に向かってタイヤ軸方向外側へ螺旋巻きされ
るとともに、ベルト層の外端7e1、7e2で途切れる
ことなく再びタイヤ赤道側へとターンして螺旋巻きされ
ショルダ部分に巻き付け終端部分13beを位置させた
第1のプライ片9a及び第2のプライ片9bから構成さ
れる。このバンドプライ9Aは、実質的にフルバンドと
エッジバンドとを組み合わせたものと同様に、ショルダ
部では帯状プライ13が2層で重なるため、高速走行時
に特にリフティングが生じやすいショルダ部分をより強
固に拘束し高速耐久性を高めうる。また、クラウン部で
は帯状プライ13が1層構造をなすため乗り心地の悪化
などを最小限に抑えうる。
【0030】また図10に示すバンドプライ9Aは、図
9の態様を基調とするが、帯状プライ13に巻き付け終
端部分13beをタイヤ赤道付近に位置させた第1のプ
ライ片9a及び第2のプライ片9bから構成される。こ
の場合、バンドプライ9Aは、ベルト層7の実質的に全
幅において帯状プライ13が2層で重なるため、トレッ
ド面の剛性を均一に高め、ロードノイズ性能をより重視
して改善しうる点で好ましいものとなる(2枚のフルバ
ンド構造)。
【0031】また図11に示すバンドプライ9Aも第1
のプライ片9aと、第2のプライ片9bとから構成され
る。各プライ片9a、9bは、帯状プライ13の巻き付
け始端13a、13aを近接かつタイヤ赤道Cから一方
のベルト層の外端7e1に寄せて位置させている。そし
て、第2のプライ片9bは、他方のベルト層の外端7e
2に向かって螺旋巻きされかつ前記外端7e2で向き変
えして再びタイヤ赤道側へと螺旋巻きされるとともにタ
イヤ赤道Cの手前に巻き付け終端部分13beを位置さ
せている。他方、第1のプライ片9aは、一方のベルト
層の外端7e1に向かって螺旋巻きされかつ前記外端7
e1で向き変えして再びタイヤ赤道側かつ第2のプライ
片9bの外側に螺旋巻きされるとともにタイヤ赤道Cを
超え前記第2のプライ片9bの巻き付け終端部分に近接
して巻き付け終端部分13beを位置させている(2枚
のフルバンド構造)。
【0032】また図12に示すバンドプライ9Aも第1
のプライ片9aと、第2のプライ片9bとから構成され
る。各プライ片9a、9bは、それぞれベルト層の外端
7e1、7e2の近傍に帯状プライ13の巻き付け始端
13a、13aを有し、それぞれタイヤ軸方向外側に螺
旋巻きされかつ各外端7e1、7e2で向き変えして再
びタイヤ赤道側へと螺旋巻きされるとともにタイヤ赤道
Cの近傍に巻き付け終端部分13beを位置させてい
る。これにより、実質的に1枚のフルバンド+1枚のエ
ッジバンドの構造をなす。
【0033】また図13に示すバンドプライ9Aも第1
のプライ片9aと、第2のプライ片9bとから構成され
る。第1のプライ片9aは、ベルト層の一方の外端7e
1の近傍に帯状プライ13の巻き付け始端13aを有
し、タイヤ軸方向外側に螺旋巻きされかつ外端7e1で
向き変えして再びタイヤ赤道側へと螺旋巻きされるとと
もにタイヤ赤道Cの近傍に巻き付け終端部分13beを
位置させている。他方、第2のプライ片9bは、前記第
1のプライ片9aの巻き付け終端部分13beの近傍に
帯状プライ13の巻き付け始端13aを有し、ベルト層
の他方の外端7e2に向かって螺旋巻きされかつ外端7
e2で向き変えして再びタイヤ赤道側へと螺旋巻きされ
るとともにタイヤ赤道Cの手前に巻き付け終端部分13
beを位置させている。これにより、実質的に1枚のフ
ルバンド+1枚のエッジバンドの構造をなす。
【0034】図14に示すバンドプライ9Aは、ベルト
層の一方の外端7e1の近傍に帯状プライ13の巻き付
け始端13aを有し、タイヤ軸方向外側に螺旋巻きされ
かつ外端7e1で向き変えしてベルト層の他方の外端7
e2に向かって螺旋巻きされるとともに、この外端7e
2で向き変えして再びタイヤ赤道側へと螺旋巻きされ
る。そしてタイヤ赤道Cの手前に巻き付け終端部分13
beを位置させている。これにより、実質的に1枚のフ
ルバンド+1枚のエッジバンドの構造をなす。
【0035】図15に示すバンドプライ9Aは、タイヤ
赤道Cの近傍に帯状プライ13の巻き付け始端13aを
有し、一方のベルト層の外端7e1に向かって螺旋巻き
されるとともにこの外端7e1で向き変えしてベルト層
の他方の外端7e2に向かって再び螺旋巻きされる。そ
してこの外端7e2で再度向き変えして螺旋巻きされタ
イヤ赤道Cの近傍に巻き付け終端部分13beを位置さ
せ、実質的に2枚のフルバンド構造をなす。
【0036】図16〜図18は、バンド層9を2種のバ
ンドコードを用いて形成したものを示す。図16に示す
バンドプライ9Aは、ベルト層7の一方のショルダ部を
覆う第1のプライ片9aと、他方のショルダ部を覆う第
2のプライ片9bと、この第1のプライ片9aと、第2
のプライ片9bとの間に配される第3のプライ片9cと
から構成されている。第1、第2のプライ片9a、9b
は、それぞれ各自のタイヤ軸方向内端側に巻き付け終端
部分13beを位置させている。また第3のプライ片9
cは、第1、第2のプライ片9a、9bよりも低モジュ
ラスのバンドコード10を用いた帯状プライにより形成
されている。
【0037】図17に示すバンドプライ9Aは、図16
の態様を基調としているが、第3のプライ片が、ベルト
層7の一方の外端7e1から他方の外端7e2まで螺旋
巻きされたものを例示している。この態様では、第3の
ベルトプライの巻き付け終端部分13beが、ベルト層
の外端7e2に近接しているが、これらの間に第2のプ
ライ片が介在しているため、直接の接触を防止できる。
図18に示すバンドプライ9Aは、図17の態様を基調
としているが、第1、第2のプライ片9a、9bが、そ
れぞれタイヤ赤道までのびるものを例示する。なお、バ
ンドプライが、複数種類のものからなるときには、伸び
抗力値Kは、少なくとも一層のバンドプライが充足して
いれば良い。
【0038】図19には、さらに本発明の実施形態を例
示している。本実施形態のバンドプライ9Aは、帯状プ
ライの巻き付け始端13aがベルト層7の一方の外端7
e1のタイヤ軸方向外側に位置するとともに、そこから
螺旋巻きされて巻き付け終端部分13beが、他方のベ
ルト層の外端7e2のタイヤ軸方向外側に位置するもの
を例示している。
【0039】また図20には、さらに本発明の他の実施
形態を例示している。本実施形態では、前記ベルト層7
が、タイヤ軸方向の巾が大きい第1のベルトプライ7A
と、この第1のベルトプライ7Aの内側で中心を揃えて
配されかつ該第1のベルトプライ7Aよりも小巾の第2
のベルトプライ7Bとからなるものを例示している。こ
のようなベルト層7は、第2のベルトプライの端部を第
1のベルトプライで覆うことにより、各ベルトプライの
端部によって生じる段差部を緩和しうる。これにより、
ベルトエッジルース発生の起点となる端部を減じ、より
一層耐久性を高めるのに役立つ。
【0040】またこの実施形態では、バンドプライ9A
は、帯状プライの巻き付け始端13aがベルト層7の一
方の外端7e1のタイヤ軸方向内側に位置するととも
に、そこから螺旋巻きされて巻き付け終端部分13be
が、他方のベルト層の外端7e2のタイヤ軸方向内側に
位置するものを例示している。
【0041】以上本発明の実施形態について詳述した
が、本発明の空気入りタイヤは、乗用車用のみならず、
小型トラック用、重荷重用、さらには自動二輪車用など
各種のラジアルタイヤに適用できるなど、図示の実施形
態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し
うる。
【0042】
【実施例】タイヤサイズが195/60R15 91H
のタイヤを、表1の仕様に基づき試作するとともに、各
試供タイヤのロードノイズ性能及び耐久性能をテストし
た。比較例1を除くバンドコードには、断面積Sが0.
246mm2 のPENコードを用いた。PENコードの2
%モジュラスMは11235N/mm2 であり、これを1
cmあたり10本打ち込んでバンドプライを形成した。こ
れによりPENからなるバンドプライの伸び抗力値Kを
276とした。また、ベルト層の巾WBは、148mmと
した。一方、比較例1には断面積Sが0.248mm2
2%モジュラスが3228N/mm2 のナイロンコードを
1cm当たり10本打ち込んでバンドプライを形成した。
【0043】また実施例10〜12、比較例5〜6につ
いては、PENからなるバンドプライと、ナイロンコー
ドからなるバンドプライとを用いた複合ベルト層とし
た。テスト方法は次の通りである。
【0044】<ロードノイズ性能>各試供タイヤを、リ
ム(15×6JJ)、内圧(200kPa)にて国産F
F乗用車(排気量2000cm3 )の全輪に装着し、スム
ース路面を速度50km/hにて走行させ、運転席左耳
許位置にて1/3オクターブの250Hzバンドの騒音レ
ベル(dB)を測定し、比較例1を基準とした騒音レベ
ルの変化量として示している。従って、マイナス表示は
比較例1からのロードノイズの低減値を示す。
【0045】<耐久性能>各試供タイヤを、リム(15
×6JJ)、内圧(200kPa)、荷重6.0kN、
速度100km/hの条件でドラム上を200時間走行
させた後、タイヤを周方向の4カ所で断面方向に切断
し、各断面におけるベルト層の両端でのベルトエッジル
ースの有無を目視により調べた。テストの結果などを表
1、表2に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】 テストの結果、実施例のものは、耐久性
とロードノイズとをバランス良く両立していることが確
認できた。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気入り
タイヤは、バンドプライの伸び抗力値を一定範囲に限定
するとともに、このバンドプライを形成する帯状プライ
の巻き付け終端部分をベルト層の外端とは直接接触しな
い位置に設けたことにより、ロードノイズを低減しつつ
耐久性能を高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断
面図である。
【図2】バンドプライに用いる帯状プライを例示する斜
視図である。
【図3】(A)〜(C)は帯状プライの巻き付け方法を
例示する断面略図である。
【図4】バンドプライの一例を示す模式図である。
【図5】バンドプライの一例を示す斜視図である。
【図6】(A)、(B)はベルト層の端部を拡大して示
す部分断面図である。
【図7】ベルト層の端部を拡大して示す部分断面図であ
る。
【図8】本発明のバンドプライの一例を示す模式図であ
る。
【図9】本発明のバンドプライの一例を示す模式図であ
る。
【図10】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図11】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図12】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図13】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図14】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図15】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図16】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図17】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図18】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図19】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図20】本発明のバンドプライの一例を示す模式図で
ある。
【図21】(A)〜(C)は比較例タイヤのバンドプラ
イの一例を示す模式図である。
【図22】従来のバンドプライを例示する模式図であ
る。
【図23】そのベルト層端部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ 2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 7 ベルト層 9 バンド層 9A バンドプライ 10 バンドコード 13 帯状プライ 13a バンドプライの巻き付け始端 13ae バンドプライの巻き付け始端部分 13b バンドプライの巻き付け終端端 13be バンドプライの巻き付け終端部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部を経てビ
    ード部のビードコアに至るトロイド状のカーカスと、こ
    のカーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内方
    に配されたベルト層と、 該ベルト層の半径方向外側に配されかつ1本又は複数本
    のバンドコードをトッピングゴムで被覆した小巾の帯状
    プライを螺旋巻きすることにより形成したバンドプライ
    からなるバンド層とを具えた空気入りタイヤであって、 前記バンドプライは、前記バンドコードの1本当たりの
    断面積をS(単位:mm 2 )、前記バンドコードの伸び2
    %時におけるモジュラスをM(単位:N/mm2)、バン
    ドプライの巾1cm当たりのバンドコードの配列密度をD
    (単位:本/cm)としたき、次式(1)で定まる伸び抗
    力値K(単位:N・本/cm)を166〜467とすると
    ともに、 前記バンドプライは、前記帯状プライの巻き付け終端か
    ら手前1周部分をなす巻き付け終端部分が、前記ベルト
    層のタイヤ軸方向の外端と直接接触しない位置に設けら
    れてなる空気入りタイヤ。 K=S×M×D/100 …(1)
  2. 【請求項2】前記バンドプライは、前記帯状プライの巻
    き付け始端から後1周部分をなす巻き付け始端部分の少
    なくとも一部が、後に巻回される帯状プライにより覆わ
    れてなる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】前記巻き付け終端部分は、前記ベルト層の
    外端よりもタイヤ軸方向の外側に設けられてなる請求項
    1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記ベルト層は、タイヤ軸方向の巾が大き
    い第1のベルトプライと、この第1のベルトプライと中
    心を揃えて配されかつ該第1のベルトプライよりも小巾
    の第2のベルトプライとを含み、 かつ第1、第2のベルトプライの外端間のタイヤ軸方向
    の長さを1〜7mmとしたことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】前記ベルト層は、タイヤ軸方向の巾が大き
    い第1のベルトプライと、この第1のベルトプライの内
    側で中心を揃えて配されかつ該第1のベルトプライより
    も小巾の第2のベルトプライとからなることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
JP2002079190A 2001-06-13 2002-03-20 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP4318425B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002079190A JP4318425B2 (ja) 2002-03-20 2002-03-20 空気入りタイヤ
US10/416,581 US7168470B2 (en) 2001-06-13 2002-06-10 Pneumatic radial tire
EP02733451A EP1396355B1 (en) 2001-06-13 2002-06-10 Pneumatic radial tire
DE60231614T DE60231614D1 (de) 2001-06-13 2002-06-10 Radialluftreifen
CN02802067.7A CN100467290C (zh) 2001-06-13 2002-06-10 充气子午线轮胎
PCT/JP2002/005759 WO2002102610A1 (fr) 2001-06-13 2002-06-10 Pneumatique radial

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002079190A JP4318425B2 (ja) 2002-03-20 2002-03-20 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003276405A true JP2003276405A (ja) 2003-09-30
JP4318425B2 JP4318425B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=29206240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002079190A Expired - Fee Related JP4318425B2 (ja) 2001-06-13 2002-03-20 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4318425B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280456A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2006240498A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤおよびその製造方法
JP2008006963A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2008114841A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Goodyear Tire & Rubber Co:The 軽量化された航空機用タイヤ
JP2008168702A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2008538732A (ja) * 2005-04-23 2008-11-06 コンチネンタル アクチェンゲゼルシャフト 車両用空気入りタイヤの製造法
JP2010260417A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2011136669A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ及びその製造方法
JP2016097918A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
WO2020217913A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62251203A (ja) * 1986-04-22 1987-11-02 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JPH02147407A (ja) * 1988-11-30 1990-06-06 Sumitomo Rubber Ind Ltd 乗用車用ラジアルタイヤ
JPH0382605A (ja) * 1989-08-25 1991-04-08 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ラジアルタイヤ
JPH03193504A (ja) * 1989-12-22 1991-08-23 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JPH03204306A (ja) * 1989-12-29 1991-09-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd ラジアルタイヤ
JPH0415106A (ja) * 1990-05-02 1992-01-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd ラジアルタイヤ
JPH06234304A (ja) * 1992-12-17 1994-08-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd 高速重荷重用ラジアルタイヤ
JP2782523B2 (ja) * 1989-01-13 1998-08-06 横浜ゴム株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JP2001180225A (ja) * 1999-12-21 2001-07-03 Bridgestone Corp ラジアルタイヤ
JP2001322405A (ja) * 2000-05-12 2001-11-20 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JP2002079806A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2002096606A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Bridgestone Corp タイヤ
JP2002137606A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りラジアルタイヤ
JP2002144814A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りラジアルタイヤ

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62251203A (ja) * 1986-04-22 1987-11-02 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JPH02147407A (ja) * 1988-11-30 1990-06-06 Sumitomo Rubber Ind Ltd 乗用車用ラジアルタイヤ
JP2782523B2 (ja) * 1989-01-13 1998-08-06 横浜ゴム株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JPH0382605A (ja) * 1989-08-25 1991-04-08 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ラジアルタイヤ
JPH03193504A (ja) * 1989-12-22 1991-08-23 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JPH03204306A (ja) * 1989-12-29 1991-09-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd ラジアルタイヤ
JPH0415106A (ja) * 1990-05-02 1992-01-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd ラジアルタイヤ
JPH06234304A (ja) * 1992-12-17 1994-08-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd 高速重荷重用ラジアルタイヤ
JP2001180225A (ja) * 1999-12-21 2001-07-03 Bridgestone Corp ラジアルタイヤ
JP2001322405A (ja) * 2000-05-12 2001-11-20 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JP2002079806A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2002096606A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Bridgestone Corp タイヤ
JP2002137606A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りラジアルタイヤ
JP2002144814A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りラジアルタイヤ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280456A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2006240498A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤおよびその製造方法
JP4900730B2 (ja) * 2005-04-23 2012-03-21 コンティネンタル ライフェン ドイチュランド ゲーエムベーハー 車両用空気入りタイヤの製造法
JP2008538732A (ja) * 2005-04-23 2008-11-06 コンチネンタル アクチェンゲゼルシャフト 車両用空気入りタイヤの製造法
JP2008006963A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2008114841A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Goodyear Tire & Rubber Co:The 軽量化された航空機用タイヤ
JP2008168702A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2010260417A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2011136669A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ及びその製造方法
JP2016097918A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
WO2020217913A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法
JP2020179566A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法
JP7135990B2 (ja) 2019-04-24 2022-09-13 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4318425B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3993378B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP4318419B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3198077B2 (ja) 空気入りタイヤ
EP1396355A1 (en) Pneumatic radial tire
EP1580030A1 (en) Pneumatic tire
JP4572116B2 (ja) 周方向螺旋巻きベルト層を有するラジアルタイヤ
JP4318425B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3950088B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2001071714A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2006137348A (ja) 空気入りタイヤ
JP4612181B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2000168319A (ja) ランフラットタイヤ
JP4060628B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP4422369B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3837219B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2002019415A (ja) 空気入りタイヤ
JP4720332B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4234912B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH04962Y2 (ja)
JP7132113B2 (ja) タイヤ
JP2879844B2 (ja) ラジアルタイヤ
JP2568062B2 (ja) ラジアルタイヤ
JP2003285611A (ja) 空気入りタイヤ
JPH09136507A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2554215B2 (ja) 自動二輪車用ラジアルタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4318425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees