JP2002019415A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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Abstract
たユニフォミティーを確保しうる。 【解決手段】 バンド層9は、バンドコード11の帯状
プライ10を、タイヤ赤道Cに対して平行な平行領域J
とタイヤ赤道Cに対して傾く傾斜領域Kとを有して巻回
することによりプライ9Aを形成している。帯状プライ
10の巻回の始端部10iおよび終端部10fを前記傾
斜領域K又はその近傍に配置するとともに、始端部10
iおよび終端部10fに、タイヤ赤道Cに対して傾斜領
域Kと同じ向きに傾斜するカット辺15i、15fを形
成する。
Description
耐久性、及びユニフォミティに優れた空気入りタイヤに
関する。
するため、金属コード又は有機繊維コードを用いたベル
ト層の外側にバンド層を設けた空気入りタイヤが存在す
る。さらに特公平8−5283号公報、及び特許第28
95952号公報に開示するごとく、バンドコードの複
数本を引き揃えたリボン状の帯状プライを螺旋状に巻回
してバンド層を形成したものが本願出願人によってなさ
れている。
ンド層を設けることによってタガ効果が高まる結果、タ
イヤ回転に伴う遠心力によってトレッド部がタイヤ半径
方向外方に膨出しせり上がる所謂リフティング現象を効
果的に防止することができた。
のみを覆う一対のエッジバンドによってバンド層を形成
した、所謂エッジバンド構造のタイヤも知られている。
このものは、ベルト層全体を覆う巾広のフルバンドによ
ってバンド層を形成した所謂フルバンド構造のタイヤに
比べ、重量の増加が少ないという利点があり、近年多用
される傾向にある。
ッジバンド構造は、タイヤ軸方向の一部のみにバンド層
が存在するため、タイヤのユニフォミティー(均一性)
に与える影響が大きく、フルバンド構造に比べてユニフ
ォミティーが低下する傾向にあった。
際、巻回の始端部及び終端部にタイヤ赤道に対して傾斜
するカット辺を形成し、この始端部及び終端部が隣り合
う帯状プライと重なる重複領域、及び隣り合う帯状プラ
イと離間する離間領域を減じることを基本として、高速
耐久性を維持しつつ、優れたユニフォミティーを確保し
うる空気入りタイヤの提供を目的としている。
に、本願請求項1の空気入りタイヤの発明は、トレッド
部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに
至るカーカスと、トレッド部の内部かつ前記カーカスの
タイヤ半径方向外側に配されるベルト層と、このベルト
層の半径方向外側に配設されかつ該ベルト層のタイヤ軸
方向外端部を覆うバンド層とを具え、前記バンド層は、
平行に配された複数本のバンドコードをトッピングゴム
により被覆した長尺の帯状プライを、タイヤ赤道に対し
て平行かつ隣り合わせて配されることにより該帯状プラ
イが領域両端縁で向き合う平行領域と、一方の端縁の帯
状プライと向き合う端縁の帯状プライの隣の帯状プライ
とを継いで連なることにより帯状プライがタイヤ赤道に
対して傾く傾斜領域とを有して巻回することによりプラ
イを形成し、しかも前記帯状プライの巻回の始端部およ
び終端部を前記傾斜領域又はその近傍に配置するととも
に、始端部および終端部の隣合う帯状プライ側に、タイ
ヤ赤道に対して傾斜領域と同じ向きに傾斜するカット辺
を形成し、始端部及び終端部が隣り合う帯状プライと重
なる重複領域、及び始端部及び終端部が隣り合う帯状プ
ライと離れることよりバンド層のタイヤ軸方向側縁に生
じる離間領域を減じることを特徴としている。
び終端部の重複領域の面積和Sovと、Wr×L/8
(Wr:帯状プライの巾、Lはバンド層の前記側縁の周
方向長さ)である基準領域の面積S1との比(Sov/
S1)として求まる重複指数Rvは、0〜0.25であ
ることを特徴としている。
び終端部の離間領域の面積Sopと、Wr×L/8(W
r:帯状プライの巾、Lはバンド層の前記端縁の周方向
長さ)である基準領域の面積S1との比(Sop/S
1)として求まる離間指数Rpは、0〜0.25である
ことを特徴としている。
図示例とともに説明する。図1は、本実施形態の空気入
りタイヤが乗用車用タイヤとして形成されるとともに正
規リムRにリム組みされかつ正規内圧を充填された無負
荷の正規状態における子午線断面図を示している。
いている規格を含む規格体系において、当該規格がタイ
ヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標
準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETR
TOであれば "Measuring Rim"とする。また、前記「正
規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧
であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれ
ば表 "TIRE LOADLI MITS AT VARIOUS COLD INFLATION
PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであ れば "I
NFLATION PRESSURE" であるが、乗用車用タイヤである
場合には180K Paとする。
ッド部2と、その両端から半径方向内方にのびるサイド
ウォール部3と、各サイドウォール部3の半径方向内方
端に位置するビード部4とを具える。
4、4間に架け渡されカーカス6と、トレッド部2の内
方かつ前記カーカス6の半径方向外側に位置するベルト
層7とを具えるとともに、このベルト層7のさらに半径
方向外側には、該ベルト層7のタイヤ軸方向外端部Eを
覆うバンド層9が配置されている。
サイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に
至る本体部6Aの両端に、前記ビードコア5の廻りで折
り返して係止される折返し部6Bを設けた少なくとも1
枚、本例では、1枚のカーカスプライから形成される。
タイヤ周方向に対して70〜90゜の角度で配列したラ
ジアルまたはセミラジアルのコード配列体からなり、カ
ーカスコードとしては、例えばナイロン、ポリエステ
ル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コードが
好適に用いられる。
上、下2枚のベルトプライ7U、7Lからなり、下のベ
ルトプライ7Lが、上のベルトプライ7Uに比べて広巾
に形成された場合を例示している。このベルトプライ7
U、7Lは、例えば芳香族ポリアミド繊維コード及びス
チールコード等の高弾性のベルトコードをタイヤ周方向
に対して15〜30°の角度で傾斜させてなり、また各
ベルトコードがベルトプライ7U、7L間相互で交差す
るように、傾斜の向きを違えて配される。これによっ
て、トレッド部2の略全巾を強いタガ効果を有して補強
し、かつトレッド剛性を高めている。
ヤ軸方向両側に間隔を隔てて配される一対のエッジバン
ドプライ9A、9Aによって形成される。
ヤ軸方向外方端Boが、ベルトプライ7U、7Lの各タ
イヤ軸方向外方端E1、E2のいずれよりもタイヤ軸方
向外方に位置し、またエッジバンドプライ9Aの内方端
Biは、ベルトプライ7U、7Lの各外方端E1、E2
のいずれよりもタイヤ軸方向内方に位置する。これによ
り、ベルト層7の剛性が最も低下するベルト層7の外端
部Eを覆い、この外端部Eのリフティングを抑制するこ
とができる。
方端Biは、前記正規状態のタイヤに正規荷重を負荷し
た時におけるトレッド接地端Ecよりもタイヤ軸方向内
方に位置させるのが良い。なお「正規荷重」とは、前記
規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAで
あれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOADLIM
ITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の
最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" を意味
する。
方端Boと内方端Biとの間のタイヤ軸方向のバンド巾
WBは、下のベルトプライ7Lの幅WB1と上のベルト
プライ7Uの幅WB2とのうちの大きい方(本例ではW
B1)に対し、10から30%の範囲に設定される。す
なわち 0.1×WB1≦WB≦0.3×WB1であ
る。10%未満では、前記リフティング防止効果が充分
でなく、30%を越えると、エッジバンド構造の利点で
ある軽量化が充分達成できなくなる。
3(A)、(B)に示すように、長尺の小巾リボン状の
帯状プライ10をタイヤ周方向に螺旋状に複数回巻回す
ることにより形成される。なお図3(B)〜図6には、
便宜上、エッジバンドプライ9Aを平面に展開した状態
で示している。
に、略等ピッチ間隔で平行に引き揃えた複数本のバンド
コード11を、トッピングゴム12によって被覆するこ
とにより形成された略長方形状断面を有する小巾リボン
状の長尺体をなす。前記バンドコード11として、本例
では、ナイロンのような熱収縮性を具えた有機繊維コー
ドが好適に用いられる。このような熱収縮性の有機繊維
コードは、加硫時において一定の伸びを有しかつ熱によ
って収縮するため、高精度の帯状プライ10を形成する
ことができ、仕上げられたタイヤのユニフォミティが向
上する一方、帯状プライ10の製造が容易となる。なお
加硫成形時におけるバンドコードのストレッチは、1.
0〜5.0%程度である。
イヤでは、特に、バンドコード11として、66ナイロ
ンの940dtex/2、66ナイロンの1400dt
ex/2、HT6ナイロンの1100dtex/1、及
びHT6ナイロンの930dtex/1などが好適に用
いられる。
11の配列密度を8〜12本/cmとしかつ巾Wrを5
〜20mmの範囲とするのが好ましい。巾Wrが5mm
未満では、エッジバンドプライ9Aを形成する時の帯状
プライ10の巻付け回数が過大となるため、製造に手間
を要しコスト高となる。逆に巾Wrが20mmを越える
と、エッジバンドプライ9Aの巾WBに対し、前記帯状
プライ10の巻回の始端部10iおよび終端部10fが
占める割合が大きくなり、リフティング抑止効果が減少
するとともに、タイヤのユニフォミティーが阻害されや
すい。
図3(A)、(B)の如く、前記帯状プライ10がタイ
ヤ赤道Cに対して平行かつ隣り合わせで配される平行領
域Jと、前記帯状プライ10がタイヤ赤道Cに対して傾
斜しかつ隣り合わせで配される傾斜領域Kとを有して形
成される。
1、Je2においては、前記帯状プライ10は互いに向
き合い、又傾斜領域Kでは、一方の端縁Je1の帯状プ
ライ10と、向き合う他方の端縁Je2の帯状プライ1
0の隣の帯状プライ10とが斜めに連結している。
の始端部10iからタイヤ赤道Cと平行に巻回方向Y
(図面では下向き)に略1周巻き付けられる。また2周
目において、帯状プライ10は、前記始端部10iの近
辺(本例では始端部10iに至る前)から、タイヤ軸方
向内方に向かって前記巾Wrだけ斜めにスライドし、そ
の後、1周前の帯状プライ10の側縁と接しながら順次
巻回していく。従って、前記帯状プライ10がスライド
する部分で前記傾斜領域Kを、又それ以外の部分で前記
平行領域Jを形成している。
れに隣り合う2周目の帯状プライ10とが重複してなる
重複領域13i(図中ハッチングで示す)、及び/又
は、始端部10iと、これに隣り合う2周目の帯状プラ
イ10とが離れることよりバンド層9のタイヤ軸方向側
縁に生じる離間領域14iが形成される。本例では、重
複領域13iおよび離間領域14iの双方が形成される
場合を例示する。
れに隣り合う一周前の帯状プライ10とが重複してなる
重複領域13f(図中ハッチングで示す)、及び/又
は、終端部10fと、これに隣り合う一周前の帯状プラ
イ10とが離れることより生じる離間領域14fが形成
される。本例では、重複領域13fおよび離間領域14
fの双方が形成される場合を例示する。
は、図5に示すように、始端側では、始端部10iが、
傾斜領域Kよりも巻回の上流側(図面では上側)に大き
く隔たって位置し、しかも、始端部10iが、帯状プラ
イ10の長さ方向に対して略直角な端縁で途切れてい
る。従って、重複領域13iが、傾斜領域K内に加え平
行領域J内にも大きく形成される。
内に位置するとはいえ、前記終端部10fが、帯状プラ
イ10の長さ方向に対して略直角な端縁で途切れるた
め、重複領域13fおよび離間領域14fが大きく形成
されている。
側および終端側で夫々形成される重複領域13i、13
fおよび離間領域13f、14fが原因して、エッジバ
ンドプライ9Aの拘束力(タガ効果)や剛性に周方向の
不均一性を生じせしめ、またエッジバンド構造がフルバ
ンド構造に比べてタイヤのユニフォミティーに与える影
響が大きいことと相まって、タイヤのユニフォミティー
の低下を引き起こしていることが判明した。
iおよび終端部10fを傾斜領域K内又はその近傍に配
置するとともに、始端部10iおよび終端部10fの隣
合う帯状プライ側に、タイヤ赤道Cに対して傾斜領域K
と同じ向き(図では右下がり)に傾斜するカット辺15
i、15fを形成している。そしてこれによって、前記
重複領域13i、13fおよび離間領域13f、14f
を大巾に減じている。
領域Jの前記領域両端縁Je1、Je2から周方向に、
前記傾斜領域Kの周方向長さLKの15%以下の距離を
平行領域J内に隔てた領域を意味する。なお傾斜領域K
の前記周方向長さLKは、前述の特許第2895952
号や、特公平8−5283号で提案されているように、
前記エッジバンド9Aの側縁での一周長さLの1/5〜
1/2倍の範囲が好ましい。
の低下をより効果的に阻止するために、前記始端部10
iおよび終端部10fの重複領域13i、13fの重複
指数Rvを0〜0.25の範囲に規制している。又同様
に、前記始端部10iおよび終端部10fの離間領域1
4i、14fの離間指数Rpを0〜0.25の範囲に規
制している。
合いを示すパラメータであって、重複領域13i、13
fの各面積Sovi、Sovfの和Sov(=Sovi
+Sovf)と、Wr×L/8で定まる基準領域の面積
S1との比(Sov/S1)として定義される。又前記
離間指数Rpとは、離間の度合いを示すパラメータであ
って、離間領域14i、14fの各面積Sopi、So
pfの和Sop(=Sopi+Sopf)と、前記基準
領域の面積S1との比(Sov/S1)として定義され
る。
重複領域13i、13fにおいてエッジバンドプライ9
Aの拘束力や剛性が不均一に高まり、ラジアルフォース
バリエイション(RFV)が増大するなどタイヤのユニ
フォミティーが低下する。
と、離間領域14i、14fにおいてラジアルフォース
バリエイション(RFV)の波形に凹部D(図7(D)
に示す)が大きく発生し、製造条件などによっては、特
に250Hz付近のロードノイズに悪影響を及ぼす傾向
がある。
の双方が、夫々0〜0.25とするのが好ましい。
をできるだけ減じることがユニフォミティーのために望
ましく、そのために、前記始端部10iおよび終端部1
0fを、前記傾斜領域K内に、特に傾斜領域Kの周方向
中央に形成することが好ましい。
fのタイヤ赤道Cに対する傾斜角度αi、αfと、前記
傾斜領域Kのタイヤ赤道Cに対する傾斜角度βとの角度
差|αi−β|、|αf−β|を、夫々0〜10度の範
囲でできるだけ小に設定するのが好ましい。なお前記傾
斜角度αi、αf自体は、特に規定されないが、通常5
〜12度の範囲がユニフォミティーと生産性の両立の観
点から望ましい。
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
/65R15の乗用車用タイヤを表1の仕様に基づき試
作するとともに、各試供タイヤのユニフォミティー、高
速耐久性、及びロードノイズ性をテストし、その結果
を、表1に示す。
ド(ポリエステル;1670dtex/2)、コード角(90
度)、コード密度(32本/5cm)で同一仕様。ベル
ト層は、プライ数(2枚)、コード(スチール;1×3
/0.27)、コード角(+22度/−22度)、コード密
度(40本/5cm)、ベルト巾(BW1=160m
m;BW2=150mm)で同一仕様である。
イション試験機を用い、JASO C607の規格に基
づいてラジアルフォースバリエイション(RFV)を測
定した。測定条件は、試供タイヤ各30本に対して、リ
ム(15x6J)、内圧(200kPa)、荷重(46
0)の条件で行い、その平均値を比較した。なお実施例
1、2、従来例、および比較例1の詳細なRFVの波形
データを図7(A)〜(D)に示す。
を速度0〜170km/hで10分間予備走行し、以降1
0分間毎に10km/hずつ速度をステップアップし、タ
イヤが破壊した時の速度及び走行時間を比較した。
(15x6J)、内圧(200kPa)の下で、乗用車
(2000cc)の全輪に装着し、スムース路面を速度
50km/hにて走行させ、車内での騒音レベルをドラ
イバーによる官能評価により評価した。
性を維持しつつ、優れたユニフォミティーを確保しうる
のが確認できる。
は、高速耐久性およびロードノイズ性を維持しつつ、優
れたユニフォミティーを確保することができる。
構造の一例を説明する斜視図、および展開図である。
する展開図である。
図である。
開図である。
られたRFVの波形である。
Claims (3)
- 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
ード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内
部かつ前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されるベ
ルト層と、このベルト層の半径方向外側に配設されかつ
該ベルト層のタイヤ軸方向外端部を覆うバンド層とを具
え、 前記バンド層は、平行に配された複数本のバンドコード
をトッピングゴムにより被覆した長尺の帯状プライを、
タイヤ赤道に対して平行かつ隣り合わせて配されること
により該帯状プライが領域両端縁で向き合う平行領域
と、一方の端縁の帯状プライと向き合う端縁の帯状プラ
イの隣の帯状プライとを継いで連なることにより帯状プ
ライがタイヤ赤道に対して傾く傾斜領域とを有して巻回
することによりプライを形成し、 しかも前記帯状プライの巻回の始端部および終端部を前
記傾斜領域又はその近傍に配置するとともに、始端部お
よび終端部の隣合う帯状プライ側に、タイヤ赤道に対し
て傾斜領域と同じ向きに傾斜するカット辺を形成し、始
端部及び終端部が隣り合う帯状プライと重なる重複領
域、及び始端部及び終端部が隣り合う帯状プライと離れ
ることよりバンド層のタイヤ軸方向側縁に生じる離間領
域を減じることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】前記始端部および終端部の重複領域の面積
和Sovと、Wr×L/8(Wr:帯状プライの巾、L
はバンド層の前記側縁の周方向長さ)である基準領域の
面積S1との比(Sov/S1)として求まる重複指数
Rvは、0〜0.25であることを特徴とする請求項1
記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】前記始端部および終端部の離間領域の面積
和Sopと、Wr×L/8(Wr:帯状プライの巾、L
はバンド層の前記端縁の周方向長さ)である基準領域の
面積S1との比(Sop/S1)として求まる離間指数
Rpは、0〜0.25であることを特徴とする請求項1
又は2記載の空気入りタイヤ。
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