JP2003186289A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JP2003186289A
JP2003186289A JP2001386504A JP2001386504A JP2003186289A JP 2003186289 A JP2003186289 A JP 2003186289A JP 2001386504 A JP2001386504 A JP 2001386504A JP 2001386504 A JP2001386504 A JP 2001386504A JP 2003186289 A JP2003186289 A JP 2003186289A
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JP
Japan
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toner
time
replenishing device
drive
toner replenishing
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JP2001386504A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Takashima
義行 高島
Naoya Yamazaki
直哉 山▲崎▼
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 駆動源として、オーバーランが大きいモ
ーターを使用した場合でも、トナーカートリッジの交換
時期を精度良く検知し、当該トナーカートリッジの交換
を促す表示等を適正に行うことが可能なトナー補給装置
を提供することを課題とする。 【解決手段】 駆動源によってトナー搬送部材を駆動す
ることにより、トナーカートリッジからトナーを補給す
るとともに、前記駆動源が駆動された時間をパラメータ
として、前記トナーカートリッジの交換を促す動作を行
うトナー補給装置において、前記駆動源がオンからオフ
になる毎に、前記駆動源が駆動された時間を補正する補
正手段を備えるように構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式を
採用した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成
装置に使用されるトナー補給装置に関し、特に、トナー
を補給する駆動源としてオーバーランが大きい安価なモ
ーターを使用した場合でも、トナーカートリッジの交換
時期を精度良く表示することが可能なトナー補給装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真方式を採用した
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置にお
いては、感光体ドラムの表面を所定の電位に一様に帯電
した後、当該感光体ドラムの表面に画像露光を施して静
電潜像を形成し、この感光体ドラムの表面に形成された
静電潜像を現像装置により顕像化してトナー像とし、当
該トナー像を転写用紙上に転写・定着することにより、
画像を形成するように構成されている。
【0003】上記画像形成装置では、感光体ドラム上に
形成された静電潜像を現像装置によって現像する動作に
伴い、現像装置内のトナーが消費されるため、当該現像
装置内にトナーを所定のタイミングで補給するトナー補
給装置が配設されている。このトナー補給装置は、通
常、画像形成装置本体のフロント側において、現像装置
の側方に配置され、当該トナー補給装置から水平方向に
トナーを搬送することにより、現像装置にトナーを補給
するように構成されている。
【0004】しかし、最近、上記画像形成装置において
は、装置のフルカラー化、小型化、高速化等に伴い、種
々の装置構成、レイアウトのものが新しく提案されてお
り、製品化されつつある。
【0005】この新たな提案に係る画像形成装置では、
装置のフルカラー化や小型化等に伴って、トナー補給装
置を現像装置からある程度離れた画像形成装置本体内の
上部に配置し、現像装置が下側に、トナー補給装置が上
側に位置するように構成したものがある。
【0006】このように、現像装置が下側に、トナー補
給装置が上側に位置し、現像装置とトナー補給装置があ
る程度離れた構成の画像形成装置の場合には、トナー補
給装置からのトナーの補給量を決める搬送路Aと、さら
に当該搬送路Aに沿って搬送されたトナーを、現像装置
に供給する搬送路Bとが必要となる。上記搬送路Aは、
トナー補給装置からのトナー補給量を決めるため、当該
搬送路Aの内部には、オーガーなどの搬送部材が配設さ
れるとともに、略水平方向に沿って配設される。一方、
搬送路Bは、上側に位置するトナー補給装置と、下側に
位置する現像装置とをつなぐため、略鉛直方向に沿って
配設される。
【0007】ところで、上記の如く上側に位置するトナ
ー補給装置と、下側に位置する現像装置とをつなぐ搬送
路B内を、略鉛直方向に沿ってトナーを搬送する手段と
しては、次に示すようなものがある。
【0008】図14に示すように、トナー補給装置1
00から略水平方向に沿って配設された第1の搬送路1
01内にトナーを供給し、当該第1の搬送路101内を
オーガー102により水平方向に沿ってトナーを搬送し
て、第1の搬送路101から第2の搬送路103内にト
ナーを供給し、この第2の搬送路103内に供給された
トナーを自然落下に任せて搬送することにより、現像装
置104にトナーを搬送するように構成したもの。
【0009】図15に示すように、第2の搬送路10
3内にスプリングアジテーター106を配設するととも
に、このスプリングアジテーター106の端部を第1の
搬送路101内に配設されたオーガー102と直結し、
更に、第1の搬送路101と第2の搬送路103を所定
の曲率半径で湾曲させてつなぎ、第2の搬送路103内
に供給されたトナーを、スプリングアジテーター106
によって現像装置104へと搬送するように構成したも
の。
【0010】図16に示すように、第1の搬送路10
1と第2の搬送路103にそれぞれ独立したオーガー等
からなる搬送部材102、107を配設し、第1の搬送
路10に配設された搬送部材102の軸から、カサ歯や
はす歯等の歯車108、109を介して第2の搬送路1
03のオーガー等からなる搬送部材107に動力を伝
え、第2の搬送路103内に供給されたトナーを、この
搬送部材107によって現像装置104へと搬送するよ
うに構成したもの。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。 図14に示すように、第2の搬送路103内に供給さ
れたトナーを自然落下に任せて搬送するように構成した
場合には、第2の搬送路103の直径や長さ等の大きさ
や、トナーの質によっては、トナーが第2の搬送路10
3内で詰まる可能性が大きいという問題点を有してい
る。かかる問題点を解決するためには、第2の搬送路1
03に振動を与えるように構成したものもあるが、この
場合には、部品数が増え、コストアップや大型化を招く
という問題点を有している。
【0012】図15に示すように、第1の搬送路10
1と第2の搬送路103を所定の曲率半径で湾曲させて
つなぎ、第2の搬送路103内に供給されたトナーを、
スプリングアジテーター106によって搬送するように
構成した場合には、第1の搬送路101と第2の搬送路
103をつなぐ部分に、大きな曲率半径を設定する必要
があり、レイアウト上融通がききにくいという問題点を
有している。さらに、第2の搬送路103内に配設され
るスプリングアジテーター106を曲げて回転させるた
め、当該スプリングアジテーター106が第2の搬送路
103の壁面に強く押し付けられ、第2の搬送路103
内を搬送されるトナーにストレスを与えて悪影響を及ぼ
す懸念があるという問題点を有している。
【0013】図16に示すように、第1の搬送路10
1と第2の搬送路103にそれぞれ独立したオーガー等
からなる搬送部材102、107を配設し、第1の搬送
路101に配設された搬送部材102から第2の搬送路
103に配設された搬送部材107に、カサ歯やはす歯
等の歯車108、109を介して動力を伝達するように
構成した場合には、トナーの搬送性に関しては問題ない
が、歯車108、109などの部品数が増加し、コスト
アップを招くという問題点を有している。
【0014】そこで、本出願人は、上記の問題点を解決
するため、特願2000−114852号に開示された
トナー補給装置を既に提案している。
【0015】このトナー補給装置は、トナーを補給すべ
き現像装置が下側に、トナー補給装置が上側に配置され
た構成で、略水平方向に沿って配設された第1の搬送路
と、略鉛直方向に沿って配設された第2の搬送路を介し
てトナーを補給するように構成されたトナー補給装置に
おいて、前記第1の搬送路の内部に回転することによっ
てトナーを搬送する搬送部材を配設するとともに、当該
第1の搬送路内に配設される搬送部材の回転運動を往復
運動に変換する変換手段を介して、前記第2の搬送路の
内部に配設された搬送部材を上下方向に移動させるよう
に構成したものである。
【0016】ところで、上記トナー補給装置において
は、その駆動時間を積算して、当該積算された駆動時間
が所定値に達した時点で、トナーを収容したトナーカー
トリッジ交換の警告を促すように構成されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来のトナー補給装置の場合には、第1の
搬送路の内部に配設された搬送部材を駆動源として、オ
ーバーランのほとんど無いシンクロナスモーター等に代
えて、コスト的に有利なDCブラシモーター等のオーバ
ーランが大きいモーターを使用すると、図17に示すよ
うに、実際の駆動時間が本体からのON命令に比べて、
オーバーランの分だけ長くなるため、駆動源のオン時間
よりも多くのトナーが補給されてしまい、正確にトナー
カートリッジの交換を促す警告を表示することができな
いという問題点を有していた。
【0018】なお、かかる問題点は、上記特願2000
−114852号に開示されたトナー補給装置に限ら
ず、トナー補給装置の駆動源として、オーバーランが大
きいモーターを使用した場合には、同様に生じるもので
ある。
【0019】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、駆動源として、オーバーランが大きいモー
ターを使用した場合でも、トナーカートリッジの交換時
期を精度良く検知し、当該トナーカートリッジの交換を
促す表示等を適正に行うことが可能なトナー補給装置を
提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、駆動源によってトナ
ー搬送部材を駆動することにより、トナーカートリッジ
からトナーを補給するとともに、前記駆動源が駆動され
た時間をパラメータとして、前記トナーカートリッジの
交換を促す動作を行うトナー補給装置において、前記駆
動源がオンからオフになる毎に、前記駆動源が駆動され
た時間を補正する補正手段を備えたことを特徴とするト
ナー補給装置である。
【0021】また、請求項2に記載された発明は、前記
トナー補給装置が、前記駆動源の積算された駆動時間が
所定値に達した時点で、前記トナーカートリッジの交換
を促す動作を行う装置であって、前記補正手段は、駆動
源がオンからオフになる毎に、駆動積算時間に補正値を
加算することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装
置である。
【0022】さらに、請求項3に記載された発明は、前
記トナー補給装置が、前記駆動源が駆動された時間を所
定値から減算し、当該所定値から駆動時間を減算した値
が、所定の閾値に達した時点で、前記トナーカートリッ
ジの交換を促す動作を行う装置であって、前記補正手段
は、駆動源がオンからオフになる毎に、所定値から駆動
時間を減算した値から補正値を減算することを特徴とす
る請求項1記載のトナー補給装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0024】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係るトナー補給装置を
適用した画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカ
ラープリンターを示すものである。また、図3はこの発
明の実施の形態1に係るトナー補給装置を適用した画像
形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー複写機を
示すものである。
【0025】図2及び図3において、1はタンデム型の
デジタルカラープリンター及び複写機の本体を示すもの
であり、デジタルカラー複写機の場合には、図3に示す
ように、本体1の上部に、原稿2を一枚ずつ分離した状
態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)3
と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2
の画像を読み取る原稿読取装置4が配設されている。こ
の原稿読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された
原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像
を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9
及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD
等からなる画像読取素子11上に走査露光して、この画
像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定の
ドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るよ
うになっている。
【0026】上記原稿読取装置4によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとしてIPS(Image Processing
System)12に送られ、このIPS12では、
原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、
位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消
し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。ま
た、IPS12は、パーソナルコンピュータ等から送ら
れてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行な
うようになっている。
【0027】そして、上記の如くIPS12で所定の画
像処理が施された画像データは、同じくIPS12によ
って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)(各8ビット)の4色の原稿再現色材
階調データに変換され、次に述べるように、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
のROS(Raser Output Scanne
r)14に送られ、この画像露光装置としてのROS1
4では、所定の色の原稿再現色材階調データに応じてレ
ーザ光LBによる画像露光が行われる。
【0028】ところで、上記タンデム型のデジタルカラ
ープリンター及び複写機本体1の内部には、図2及び図
3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔
をおいて並列的に配置されている。
【0029】これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されてお
り、大別して、所定の速度で回転駆動される像担持体と
しての感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表
面を一様に帯電する一次帯電用の帯電ロール16と、当
該感光体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を
露光して静電潜像を形成する画像露光装置としてのRO
S14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を
所定の色のトナーで現像する現像器17と、感光体ドラ
ム15の表面を清掃するクリーニング装置18とから構
成されている。
【0030】上記ROS14は、図2及び図3に示すよ
うに、4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kに共通に構成されており、図示しない4つの
半導体レーザを各色の原稿再現色材階調データに応じて
変調して、これらの半導体レーザからレーザ光LB−
Y、LB−M、LB−C、LB−Kを階調データに応じ
て出射するように構成されている。なお、上記ROS1
4は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿
論よい。上記半導体レーザから出射されたレーザ光LB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf
−θレンズを介して回転多面鏡19に照射され、この回
転多面鏡19によって偏向走査される。上記回転多面鏡
19によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−
M、LB−C、LB−Kは、図示しない複数枚の反射ミ
ラーを介して感光体ドラム15上に、斜め下方から走査
露光される。
【0031】上記ROS14は、図2に示すように、下
方から感光体ドラム15上に画像を走査露光するもので
あるため、このROS14には、上方に位置する4つの
画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現
像器17などからトナー等が落下して、汚損される虞れ
を有している。そのため、ROS14は、その周囲が直
方体状のフレーム20によって密閉されているととも
に、当該フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユ
ニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム
15上に露光するため、シールド部材としての透明なガ
ラス製のウインドウ21Y、21M、21C、21Kが
設けられている。そして、これらのガラス製のウインド
ウ21Y、21M、21C、21Kは、画像露光装置と
してのROS14のレーザ光LBに沿った光路上におい
て、最も上方に位置する部材となっている。
【0032】上記IPS12からは、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像
形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通し
て設けられたROS14に、各色の画像データが順次出
力され、このROS14から画像データに応じて出射さ
れたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−K
は、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、
静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に形成
された静電潜像は、現像器17Y、17M、17C、1
7Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像とし
て現像される。
【0033】上記各画像形成ユニット13Y、13M、
13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成され
たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置され
た中間転写ベルト25上に、一次転写ロール26によっ
て多重に転写される。この中間転写ベルト25は、ドラ
イブロール27と、バックアップロール28との間に一
定のテンションで掛け回されており、図示しない定速性
に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動されるド
ライブロール27により、矢印方向に所定の速度で循環
駆動されるようになっている。上記中間転写ベルト25
としては、例えば、可撓性を有するPET等の合成樹脂
フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹
脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続すること
により、無端ベルト状に形成したものが用いられる。
【0034】上記中間転写ベルト25上に多重に転写さ
れたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色のトナー像は、バックアップロール28
に圧接する二次転写ロール29によって、圧接力及び静
電気力で転写用紙30上に二次転写され、これらの各色
のトナー像が転写された転写用紙30は、上方に位置す
る定着器31へと搬送される。上記二次転写ロール29
は、バックアップロール28の側方に圧接しており、下
方から上方に搬送される転写用紙30上に、各色のトナ
ー像を二次転写するようになっている。そして、上記各
色のトナー像が転写された転写用紙30は、定着器31
によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール
32によって本体1の上部に設けられた排出トレイ33
上に排出される。
【0035】上記転写用紙30は、図2及び図3に示す
ように、給紙カセット34から所定のサイズのものが、
給紙ローラ35及び用紙分離搬送用のローラ対36によ
り用紙搬送路37を介して、レジストロール38まで一
旦搬送され、停止される。上記給紙カセット34から供
給された転写用紙30は、所定のタイミングで回転する
レジストロール38によって中間転写ベルト35の二次
転写位置へ送出される。
【0036】なお、上記デジタルカラープリンター及び
複写機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合
には、片面に画像が定着された転写用紙30を、排出ロ
ール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せず
に、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替
え、用紙搬送用のローラ対39を介して両面用搬送ユニ
ット40へと搬送する。そして、この両面用搬送ユニッ
ト40では、搬送径路41に沿って設けられた図示しな
い搬送用のローラ対により、転写用紙30の表裏が反転
された状態で、再度レジストロール38へと搬送され、
今度は、当該転写用紙30の裏面に画像が転写・定着さ
れた後、排出トレイ33上に排出される。
【0037】図2及び図3中、44Y、44M、44
C,44Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、黒(K)の各色の現像器17に、所定の色の
トナーを供給するトナーカートリッジをそれぞれ示して
いる。
【0038】図4は上記デジタルカラープリンター及び
複写機の各画像形成ユニットを示すものである。
【0039】上記イエロー色、マゼンタ色、シアン色及
び黒色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kは、図4に示すように、すべてが同様に構成
されており、これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kでは、上述したように、それぞ
れイエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナー
像が所定のタイミングで順次形成されるように構成され
ている。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M,
13C、13Kは、上述したように、感光体ドラム15
を備えており、これらの感光体ドラム15の表面は、一
次帯電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。
その後、上記感光体ドラム15の表面は、ROS14か
ら画像データに応じて出射される画像形成用のレーザ光
LBが走査露光されて、各色に対応した静電潜像が形成
される。上記感光体ドラム15上に走査露光されるレー
ザ光LBは、当該感光体ドラム15の直下よりやや右側
寄りの斜め下方から、所定の傾斜角度αで露光されるよ
うに設定されている。上記感光体ドラム15上に形成さ
れた静電潜像は、各画像形成ユニット13Y、13M、
13C、13Kの現像器17の現像ロール17aによっ
てそれぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の
各色のトナーにより現像されて可視トナー像となり、こ
れらの可視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によ
って中間転写ベルト25上に順次多重に転写される。
【0040】なお、トナー像の転写工程が終了した後の
感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によ
って残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プ
ロセスに備える。上記クリーニング装置18は、クリー
ニングブレード42を備えており、このクリーニングブ
レード42によって、感光体ドラム15上の残留トナー
や紙粉等を除去するようになっている。また、トナー像
の転写工程が終了した後の中間転写ベルト25の表面
は、図2及び図3に示すように、クリーニング装置43
によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形
成プロセスに備える。上記クリーニング装置43は、ク
リーニングブラシ43a及びクリーニングブレード43
bを備えており、これらのクリーニングブラシ43a及
びブレード42によって、中間転写ベルト25上の残留
トナーや紙粉等を除去するようになっている。
【0041】図5乃至図7は上記各画像形成ユニット1
3Y、13M,13C、13Kに使用される現像装置1
7を示すものである。
【0042】この現像装置17は、図5乃至図7に示す
ように、対応する画像形成ユニット13Y、13M,1
3C、13Kの色のトナーとキャリアとからなる二成分
系の現像剤46を有する現像装置にて形成されており、
その構造は、現像装置ハウジング47の感光体ドラム1
5側に配設される現像ロール48と、この現像ロール4
8の下方に配設される現像剤搬送用パドル49と、この
現像剤搬送用パドル49の背面側に配設される現像剤搬
送兼攪拌用オーガ50、51と、現像ロール48により
搬送される現像剤46を層厚規制するブレード52と、
で構成されている。この場合、上記現像ロール48は、
例えば、アルミニウム合金やステンレス鋼等の非磁性導
電性部材からなる図示しない現像スリーブと、その内部
に固定状態に配置された図示しないマグネットロールと
から構成されている。なお、上記2つの現像剤搬送兼攪
拌用オーガ50、51の間には、仕切り板53が設けら
れている。
【0043】また、上記現像装置17の内部には、後述
するように、この発明の実施の形態に係るトナー補給装
置によって、所定のタイミングでトナーが補給されるよ
うに構成されている。上記トナー補給装置から補給され
たトナーは、図6及び図7に示すように、所定の色のト
ナーが現像剤搬送兼攪拌用オーガ51の一端部51aに
供給されるようになっている。この現像装置17の内部
に供給されたトナーは、現像剤搬送兼攪拌用オーガ51
によって、当該現像装置17の長手方向に沿って搬送さ
れつつ現像剤46と攪拌混合され、仕切り板53の端部
に設けられた通路54を通して、他方の現像剤搬送兼攪
拌用オーガ50に受け渡される。この現像剤搬送兼攪拌
用オーガ50に受け渡された現像剤46は、当該現像剤
搬送兼攪拌用オーガ50の軸方向に沿って搬送されつつ
現像剤46と攪拌混合され、仕切り板53の他方の端部
に設けられた通路55を通して、一方の現像剤搬送兼攪
拌用オーガ51に再度供給される。このように、上記現
像装置17の内部に供給されたトナーは、現像装置17
内の現像剤46と共に、2つの現像剤搬送兼攪拌用オー
ガ50、51によって搬送され攪拌混合されるととも
に、キャリアによって所定の極性の帯電量に摩擦帯電さ
れ、その一部が現像剤搬送用パドル49によって現像ロ
ール48へと搬送され、感光体ドラム15上の静電潜像
の現像に使用される。
【0044】この実施の形態では、トナーを補給すべき
現像装置が下側に、トナー補給装置が上側に配置された
構成で、略水平方向に沿って配設された第1の搬送路
と、略鉛直方向に沿って配設された第2の搬送路を介し
てトナーを補給するように構成されたトナー補給装置に
おいて、前記第1の搬送路の内部に回転することによっ
てトナーを搬送する搬送部材を配設するとともに、当該
第1の搬送路内に配設される搬送部材の回転運動を往復
運動に変換する変換手段を介して、前記第2の搬送路の
内部に配設された搬送部材を上下方向に移動させるよう
に構成されている。
【0045】また、この実施の形態では、前記第1の搬
送路内に配設される搬送部材の回転運動を往復運動に変
換する変換手段が、当該第1の搬送路内に配設される搬
送部材に設けられたクランク状の軸からなるように構成
されている。
【0046】上記トナー補給装置が装着されたデジタル
カラープリンター及び複写機は、図1及び図8に示すよ
うに、現像装置17が下側に、トナー補給装置57が上
側に位置し、現像装置17とトナー補給装置57がある
程度離れた構成となっている。上記トナー補給装置57
は、所定の色のトナー像を収容したトナーカートリッジ
58を備えている。このトナーカートリッジ58は、図
9に示すように、当該トナーカートリッジ58をプリン
ター本体1の所定の位置に装着した状態で、所定の方向
に回動することによって開閉するトナー補給口59を備
えている。上記トナーカートリッジ58のトナー補給口
59から補給されたトナーは、図1、図8及び図10に
示すように、略水平方向に沿って配設された第1のトナ
ー搬送路60の導入口61内に供給される。この第1の
トナー搬送路60は、略円筒状に形成されており、その
内部には、回転軸62の外周にスパイラル状の搬送羽根
63を一体的に形成したオーガー64が回転自在に配設
されている。上記オーガー64は、当該オーガー64の
回転軸62の一端部に配設される図示しない駆動モータ
によって、所定のタイミングで所定量だけ回転駆動され
るようになっている。
【0047】上記第1のトナー搬送路60の先端部に
は、略鉛直方向に沿って配設された第2のトナー搬送路
65が連結されている。上記第1のトナー搬送路60の
先端部には、略鉛直方向に沿って短く配設された円筒状
部66が一体的に形成されており、当該円筒状部66の
上端66aは閉じられているとともに、その下端66b
は開口されている。そして、上記第1のトナー搬送路6
0の円筒状部66には、その下端部に第2のトナー搬送
路65の径が大きく形成された上端部67が嵌合された
状態で連結されている。上記第2のトナー搬送路65
は、径が大きく形成された上端部67から短いテーパ部
68を介して、上端部67よりも径が小さく形成された
円筒状部69が長く連設されて形成されている。また、
上記第2のトナー搬送路65の内部には、金属線等によ
ってスパイラル状に形成されたスプリングアジテーター
70が回転自在に配設されている。
【0048】さらに、上記第1のトナー搬送路60の内
部に配設されたオーガー64は、その回転軸62の外周
にスパイラル状の搬送羽根63が円筒状部66の入口ま
で形成されており、当該回転軸62の先端部は、円筒状
部66の内部に配置されたクランク部71を介して、当
該円筒状部66の側壁66cに軸支されている。また、
上記オーガー64のクランク部71には、略円形状に湾
曲されたスプリングアジテーター70のフック部72が
挿通された状態で、当該スプリングアジテーター70が
連結されている。なお、上記オーガー64のクランク部
71の先端側の部分71aは、円筒状部66の内部にお
いて、スプリングアジテーター70の先端部に設けられ
た略円形状のフック部72が容易に挿通可能なように、
傾斜した状態で設けられている。なお、スプリングアジ
テーター70のフック部72の内径は、クランク部71
の軸径よりも僅かに大きく設定されており、オーガー6
4が回転すると、スプリングアジテーター70が第2の
搬送路65内を上下に運動するようになっている。
【0049】ところで、この実施の形態では、駆動源に
よってトナー搬送部材を駆動することにより、トナーカ
ートリッジからトナーを補給するとともに、前記駆動源
が駆動された時間をパラメータとして、前記トナーカー
トリッジの交換を促す動作を行うトナー補給装置におい
て、前記駆動源がオンからオフになる毎に、前記駆動源
が駆動された時間を補正する補正手段を備えるように構
成されている。
【0050】また、この実施の形態では、前記トナー補
給装置は、前記駆動源の積算された駆動時間が所定値に
達した時点で、前記トナーカートリッジの交換を促す動
作を行う装置であって、前記補正手段は、駆動源がオン
からオフになる毎に、駆動積算時間に補正値を加算する
ように構成されている。
【0051】図1は上記トナー補給装置の制御系を示す
ブロック図をも示す構成図である。
【0052】図1において、80はオーガ64を回転駆
動する駆動源としてのDCブラシモーターを示すもので
あり、このDCブラシモーター80は、図8に示すよう
に、駆動ボックス81の内部に配設されており、駆動シ
ャフト82及びギアを介してオーガ64を回転駆動する
とともに、トナーカートリッジ58の内部に配設された
図示しないアジテータを回転駆動するようになってい
る。
【0053】また、83は上記DCブラシモーター80
を駆動するモーター駆動回路、84はトナー補給装置の
補給動作を制御する制御手段としてのCPUをそれぞれ
示しており、当該CPU84は、DCブラシモーター8
0のオンオフを検知する検知手段としての機能と、前記
DCブラシモーター80がオンからオフになる毎に、前
記DCブラシモーター80が駆動された時間を補正する
補正手段としての機能を兼ね備えるように構成されてい
る。
【0054】なお、上記CPU84には、トナー補給装
置57に設けられたトナーセンサーからの信号や、プリ
ント信号が入力されており、当該CPU84は、現像装
置17内のトナーの消費量をモニターしており、現像装
置17内のトナー濃度が所定値以下に低下した場合に、
所定のタイミングでDCブラシモーター80を駆動し
て、トナーを補給する動作を実行するようになってい
る。
【0055】また、上記CPU84としては、デジタル
カラープリンター及び複写機の画像形成動作を制御する
CPUをそのまま用いても良いことは勿論である。
【0056】以上の構成において、この実施の形態に係
るトナー補給装置では、次のようにして、駆動源とし
て、オーバーランが大きいモーターを使用した場合で
も、トナーカートリッジの交換時期を精度良く検知し、
当該トナーカートリッジの交換を促す表示等を適正に行
うことが可能となっている。
【0057】すなわち、この実施の形態に係るトナー補
給装置57では、図1に示すように、当該トナー補給装
置57から現像装置17にトナーを補給する際に、CP
U84からのON命令によって、駆動ボックス81の内
部に配設されたDCブラシモーター80を駆動し、トナ
ーカートリッジ58の内部に配設された図示しないアジ
テーターを回転駆動して、当該トナーカートリッジ58
の内部に収容されたトナーが、トナー補給口59から第
1のトナー搬送路60の導入口61内に供給される。こ
の第1のトナー搬送路60に供給されたトナーは、駆動
ボックス81の内部に配設されたDCブラシモーター8
0によって、駆動シャフト82を介して、第1のトナー
搬送路60内に配設されたオーガー64を回転駆動し、
当該第1のトナー搬送路60の先端へと搬送される。そ
して、この第1のトナー搬送路60の先端へと搬送され
たトナーは、当該第1のトナー搬送路60に連結された
第2のトナー搬送路65へと供給されるとともに、この
第2のトナー搬送路65内に配設されたスプリングアジ
テーター70によって、現像装置17へ供給されるよう
になっている。
【0058】その際、上記トナーカートリッジ58の内
部に配設された図示しないアジテーターや、第1のトナ
ー搬送路60の内部に配設されたオーガー64等を駆動
するDCブラシモーター80は、オーバーランがほとん
ど無いシンクロナスモーター等に比べて、図11に示す
ように、オーバーランが大きい。したがって、上記DC
ブラシモーター80は、CPU84からのON命令をO
FFしても、大きくオーバーランしてしまい、その間、
トナーカートリッジ58の内部に配設されたアジテータ
ーや、第1のトナー搬送路60の内部に配設されたオー
ガー64等が回転駆動され、トナーカートリッジ58か
らトナーが補給されてしまう。
【0059】そこで、この実施の形態では、図11に示
すように、CPU84は、DCブラシモーター80がO
NからOFFになる毎に、当該DCブラシモーター80
の駆動時間を積算した駆動積算時間ΣTに、補正値ΔT
を加算するようになっている。この補正値ΔTは、DC
ブラシモーター80のオーバーラン特性や、当該DCブ
ラシモーター80がオーバーランした際に補給されてし
まうトナー量などを考慮して、実験等によって決定され
るが、当該補正値ΔTとしては、例えば、170mse
c程度に設定される。
【0060】このように、CPU84は、DCブラシモ
ーター80がONからOFFになる毎に、当該DCブラ
シモーター80の駆動時間を積算した駆動積算時間ΣT
に、補正値ΔTを加算することにより、トナーを補給す
る際に、DCブラシモーター80にオーバーランがある
場合でも、トナーカートリッジ58の交換時期を精度良
く検知し、当該トナーカートリッジ58の交換を促す表
示等を適正に行うことが可能となっている。
【0061】実験例 次に、本発明者らは、上記実施の形態の効果を確認する
ため、トナー補給装置57を駆動するDCブラシモータ
ー80を30秒間連続してONした後、2秒間OFFす
る動作を繰り返した後のトナー排出量と、トナー補給装
置57を駆動するDCブラシモーター80を0.1秒間
ONした後、2秒間OFFする動作を150回繰り返し
た後のトナー排出量とを求めて比較する実験を行った。
【0062】ここで、トナー補給装置57を駆動するD
Cブラシモーター80を30秒間連続してONした後、
2秒間OFFする動作を繰り返した場合には、オーバー
ランが1回しか含まれない為、当該オーバーランによる
トナーの排出量は、無視することができる。
【0063】これに対して、トナー補給装置57を駆動
するDCブラシモーター80を0.1秒間ONした後、
2秒間OFFする動作を150回繰り返した場合には、
オーバーランが150回含まれる為、当該オーバーラン
によるトナーの排出量は、無視できない程度多くなる。
【0064】図12は上記実験の結果を示すものであ
る。
【0065】この図12から明らかなように、DCブラ
シモーター80の駆動時間を積算した駆動積算時間ΣT
に、補正値ΔTを加算することにより、DCブラシモー
ター80のオーバーランによる影響がほとんど無い場合
と、オーバーランの影響が大きい場合のトナー排出量の
変化が、互いにほとんど一致し、トナーカートリッジ5
8からのトナー補給量を精度良く検知して、当該トナー
カートリッジ58の交換を促す警告を適正に表示するこ
とが可能となることがわかる。
【0066】比較例 また、本発明者らは、比較例として、DCブラシモータ
ー80の駆動時間を積算した駆動積算時間に、補正を施
さずに、トナー補給装置を駆動するDCブラシモーター
80を30秒間ONした後、2秒間OFFする動作を繰
り返した後のトナー排出量と、トナー補給装置57を駆
動するDCブラシモーター80を0.1秒間ONした
後、2秒間OFFする動作を150回繰り返した後のト
ナー排出量とを求めて比較する実験を行った。
【0067】図13は上記比較例の結果を示すものであ
る。
【0068】この図13から明らかなように、DCブラ
シモーター80の駆動時間を積算した駆動積算時間に、
補正を施さないと、DCブラシモーター80のオーバー
ランによる影響がほとんど無い場合には、DCブラシモ
ーター80の駆動時間を積算した駆動積算時間にほぼ比
例して、トナーの排出量が徐々に増加していくのに対
し、DCブラシモーター80の駆動時間を積算した駆動
積算時間に、補正を施さないと、トナーの排出量は、D
Cブラシモーター80の駆動時間を積算した駆動積算時
間によらず、急激に増加しており、トナーカートリッジ
58の交換時期を誤って検知してしまう場合があること
がわかる。
【0069】なお、前記の実施の形態では、トナー補給
装置が、前記駆動源の積算された駆動時間が所定値に達
した時点で、前記トナーカートリッジの交換を促す動作
を行う装置であって、前記補正手段は、駆動源がオンか
らオフになる毎に、駆動積算時間に補正値を加算する場
合について説明したが、これに限定されず、前記トナー
補給装置が、前記駆動源が駆動された時間を所定値から
減算し、当該所定値から駆動時間を減算した値が、所定
の閾値に達した時点で、前記トナーカートリッジの交換
を促す動作を行う装置であって、前記補正手段は、駆動
源がオンからオフになる毎に、所定値から駆動時間を減
算した値から補正値を減算するように構成しても勿論よ
い。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
駆動源として、オーバーランが大きいモーターを使用し
た場合でも、トナーカートリッジの交換時期を精度良く
検知し、当該トナーカートリッジの交換を促す表示等を
適正に行うことが可能なトナー補給装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係るトナー
補給装置を示す概略構成図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのカラープリンターを示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのカラー複写機を示す構成図である。
【図4】 図4は画像形成部を示す構成図である。
【図5】 図5は現像装置を示す構成図である。
【図6】 図6は現像装置を示す構成図である。
【図7】 図7は現像装置を示す斜視構成図である。
【図8】 図8はこの発明の実施の形態1に係るトナー
補給装置を示す斜視構成図である。
【図9】 図9はトナーカートリッジを示す斜視構成図
である。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態1に係るト
ナー補給装置の要部を示す縦断面図である。
【図11】 図11は動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図12】 図12は実験結果を示すグラフである。
【図13】 図13は比較例を示すグラフである。
【図14】 図14は従来のトナー補給装置を示す構成
図である。
【図15】 図15は従来のトナー補給装置を示す構成
図である。
【図16】 図16は従来のトナー補給装置を示す構成
図である。
【図17】 図17は従来のトナー補給装置の動作を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
17:現像装置、57:トナー補給装置、58:トナー
カートリッジ、59:トナー補給口、60:第1のトナ
ー搬送路、61:導入口、62:回転軸、63:スパイ
ラル状の搬送羽根、64:オーガー、65:第2のトナ
ー搬送路、66:円筒状部、70:スプリングアジテー
ター、71:クランク部、72:フック部、84:CP
U(補正手段)。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA02 AA05 AA35 AB02 AB05 AB12 AB14 AC02 AC03 AD06 AE06 BA01 BA08 DA13 DA16 DB03 DB10 DB14 GA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源によってトナー搬送部材を駆動す
    ることにより、トナーカートリッジからトナーを補給す
    るとともに、前記駆動源が駆動された時間をパラメータ
    として、前記トナーカートリッジの交換を促す動作を行
    うトナー補給装置において、 前記駆動源がオンからオフになる毎に、前記駆動源が駆
    動された時間を補正する補正手段を備えたことを特徴と
    するトナー補給装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー補給装置は、前記駆動源の積
    算された駆動時間が所定値に達した時点で、前記トナー
    カートリッジの交換を促す動作を行う装置であって、前
    記補正手段は、駆動源がオンからオフになる毎に、駆動
    積算時間に補正値を加算することを特徴とする請求項1
    記載のトナー補給装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー補給装置は、前記駆動源が駆
    動された時間を所定値から減算し、当該所定値から駆動
    時間を減算した値が、所定の閾値に達した時点で、前記
    トナーカートリッジの交換を促す動作を行う装置であっ
    て、前記補正手段は、駆動源がオンからオフになる毎
    に、所定値から駆動時間を減算した値から補正値を減算
    することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
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