JP2018004721A - 粉体搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

粉体搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多数の部品を組み合わせて粉体を崩す機構を構成する場合に比べ、簡易な構成で粉体の崩しを行えるようにする。【解決手段】本体側搬送部材101が周方向に回転すると、第1凸部408Aが、本体側搬送部材101の突出部101Bにより押圧される。これにより、矢印5Aに示すように、受け片405が延びる方向へ受け片405が移動する。受け片405が移動すると、これに付随して、破線5Bで示すように、第2対向片402〜第4対向片404が、内壁200から離れる方向へ移動する。突出部101Bによる第1凸部408Aの押圧が解除されると、可動片400は復元し、可動片400は、内壁200に向かって進出する。このとき、可動片400は振動する。【選択図】図5

Description

本発明は、粉体搬送装置および画像形成装置に関する。
特許文献1には、現像剤搬送部材の回転に応じて第1崩し部材と第2崩し部材が、互いに接近、離隔する方向に往復動する現像剤搬送装置が開示されている。
特許文献2には、搬送手段の回転により変形および復元することで中空案内路内での現像剤の搬送を補助する搬送補助部材が開示されている。
特許文献3には、回転する回収現像剤搬送部材に間欠的に接触して往復動し、流路内の現像剤を崩す崩し部材が開示されている。
特開2009−122225号公報 特開2013−228642号公報 特開2009−145607号公報
粉体が通る粉体搬送路では、粉体搬送路の内壁に粉体が付着する場合がある。粉体の付着は粉体搬送路の詰まりの原因となるため、付着した粉体を崩すことが好ましいが、粉体を崩す機構を設置すると装置構成が複雑化する。
本発明の目的は、多数の部品を組み合わせて粉体を崩す機構を構成する場合に比べ、簡易な構成で粉体の崩しを行えるようにすることにある。
請求項1に記載の発明は、内壁を備え、粉体が通る粉体搬送路と、前記粉体搬送路内に設置され、当該粉体搬送路の周方向に延びる可動部材と、前記可動部材を前記内壁に対して進退させる進退手段と、を備える粉体搬送装置である。
請求項2に記載の発明は、押圧部材が前記可動部材を押圧することで、前記内壁に対する当該可動部材の進出および退避のうちの一方の動きが行われ、前記押圧部材による前記可動部材の押圧により当該可動部材が弾性変形した後、当該押圧が解除されて当該可動部材が復元し、当該復元により、前記進出および前記退避のうちの他方の動きが行われる請求項1に記載の粉体搬送装置である。
請求項3に記載の発明は、押圧部材が前記可動部材を押圧することで、当該可動部材の前記内壁への進出および退避のうちの一方の動きが行われ、前記可動部材のうちの前記押圧部材により押圧される箇所には、当該押圧部材による押圧方向に並んだ複数の凸部が設けられている請求項1に記載の粉体搬送装置である。
請求項4に記載の発明は、前記進退手段は、前記可動部材の自由端側の端部を前記内壁に対して進退させるとともに、前記粉体搬送路の径方向に沿って当該端部を進退させる請求項1に記載の粉体搬送装置である。
請求項5に記載の発明は、前記粉体を搬送する搬送部材をさらに備え、前記搬送部材から前記可動部材が駆動力を受け、前記内壁に対する当該可動部材の進退が行われる請求項1乃至4の何れかに記載の粉体搬送装置である。
請求項6に記載の発明は、前記可動部材は、一枚の板材により構成されている請求項1乃至5の何れかに記載の粉体搬送装置である。
請求項7に記載の発明は、粉体が通る粉体搬送路と、前記粉体搬送路内に設置されるとともに、当該粉体搬送路の中心軸の周りに配置された可動部材と、前記可動部材を振動させる振動手段と、を備える粉体搬送装置である。
請求項8に記載の発明は、前記可動部材は、前記粉体搬送路の内壁に沿うように設けられている請求項7に記載の粉体搬送装置である。
請求項9に記載の発明は、前記可動部材は、前記粉体搬送路の周方向に延びるように配置され、延び方向における下流側に自由端を有し、前記振動手段は、前記可動部材の前記自由端を、前記粉体搬送路の内壁に対して進退させて、当該可動部材を振動させる請求項7に記載の粉体搬送装置である。
請求項10に記載の発明は、前記粉体搬送路へ供給される粉体は、当該粉体搬送路が有する内壁の一部に引き寄せられるように移動し、前記可動部材は、前記内壁の前記一部以外の箇所に固定されている請求項7乃至9の何れかに記載の粉体搬送装置である。
請求項11に記載の発明は、粉体を用いて記録材への画像形成を行う画像形成手段と、当該粉体を搬送する粉体搬送装置とを備え、当該粉体搬送装置が請求項1乃至10の何れかに記載の粉体搬送装置により構成された画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、多数の部品を組み合わせて粉体を崩す機構を構成する場合に比べ、簡易な構成で粉体の崩しを行える。
請求項2の発明によれば、可動部材の進出および退避の何れを行う場合も、可動部材に外力を与える場合に比べ、可動部材を進退させる進退手段の簡素化を図れる。
請求項3の発明によれば、内壁に対する可動部材の進退を繰り返し行うことができる。
請求項4の発明によれば、可動部材の端部を粉体搬送路の周方向に沿って進退させる場合に比べ、端部の進退量をより大きなものにできる。
請求項5の発明によれば、可動部材を進退させるための専用の駆動源を設ける場合に比べ、駆動源の削減を図れる。
請求項6の発明によれば、可動部材が複数の部品により構成されている場合に比べ、部品点数の削減を図れる。
請求項7の発明によれば、多数の部品を組み合わせて粉体を崩す機構を構成する場合に比べ、簡易な構成で粉体の崩しを行える。
請求項8の発明によれば、可動部材が粉体搬送経路の内壁に沿っていない場合に比べ、内壁に付着した粉体をより効果的に崩せる。
請求項9の発明によれば、可動部材の根元に近い側を内壁に対して進退させる場合に比べ、より少ない力で可動部材の進退を行える。
請求項10の発明によれば、可動部材のうちの振動しにくい部分が、粉体が付着しやすい箇所に位置することを防止できる。
請求項11の発明によれば、多数の部品を組み合わせて粉体を崩す機構を構成する場合に比べ、簡易な構成で粉体の崩しを行える。
画像形成装置の構成を示した図である。 画像形成ユニットのリア側の部分およびトナー搬送機構を説明する図である。 廃トナーの挙動を説明する図である。 (A)、(B)は、第2筒状部、可動片を説明する図である。 第2筒状部等を上方から眺めた場合の図である。 第2筒状部等の他の構成例を示した図であって、第2筒状部等を上方から眺めた場合の斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示した図である。
本実施形態の画像形成装置1は、給紙ユニット1Aと、印刷ユニット1Bと、排紙ユニット1Cとを備える。
給紙ユニット1Aは、記録材の一例としての用紙を収容する第1用紙収容部11〜第4用紙収容部14を備え、第1用紙収容部11〜第4用紙収容部14に収容されている用紙を、印刷ユニット1Bに供給する。
印刷ユニット1Bは、給紙ユニット1Aから供給されてきた用紙への画像形成を行う。印刷ユニット1Bには、用紙に画像を形成する画像形成プロセス部20、画像形成プロセス部20を制御する制御部21が設けられている。
印刷ユニット1Bには、さらに、画像処理部22が設けられている。画像処理部22は、例えば画像読取装置4やパーソナルコンピュータ(PC)5から送信されてきた画像データに対して画像処理を施す。
また、印刷ユニット1Bには、タッチパネルなどにより構成され、ユーザに対して情報を表示するとともにユーザからの情報を受け付けるUI(User Interface)23が設けられている。
画像形成手段の一例としての画像形成プロセス部20は、一定の間隔を置いて並列的に配置される6つの画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30K(以下、単に「画像形成ユニット30」と称する場合がある)を備える。
各画像形成ユニット30は、印刷ユニット1Bのユニット本体部120に対して着脱可能となっており、図1の紙面に対して垂直方向且つ手前側方向に画像形成ユニット30を引っ張ることで、ユニット本体部120から各画像形成ユニット30を取り外せる。
言い換えると、本実施形態では、印刷ユニット1Bのフロント側に向けて、画像形成ユニット30を引っ張ることで、各画像形成ユニット30を取り外せる。
また、印刷ユニット1Bのリア側に向けて画像形成ユニット30を押し込むことで、印刷ユニット1Bに対する各画像形成ユニット30の装着を行える。
各画像形成ユニット30には、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム31、感光体ドラム31を帯電する帯電ロール32、感光体ドラム31上に形成された静電潜像を現像する現像器33、感光体ドラム31表面の未転写トナー等を除去するドラムクリーナ34が設けられている。
さらに、画像形成プロセス部20には、画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30Kの各々に設けられた感光体ドラム31をレーザ光で走査露光するレーザ露光装置26が設けられている。
各画像形成ユニット30は、現像器33に収納されたトナー(現像剤)を除いて、略同様に構成されている。
画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kの各々では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。また、画像形成ユニット30T,30Pでは、コーポレートカラーなどの特色のトナー像や、クリアトナーによるトナー像が形成される。
また、画像形成プロセス部20には、各画像形成ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色のトナー像が多重転写される中間転写ベルト41が設けられている。
さらに、画像形成プロセス部20には、各画像形成ユニット30の各色トナー像を、一次転写部T1にて中間転写ベルト41に転写(一次転写)させる一次転写ロール42が設けられている。
また、画像形成プロセス部20には、中間転写ベルト41上に転写された重畳トナー像を、二次転写部T2にて、用紙に一括転写(二次転写)させる二次転写ロール40が設けられている。
また、画像形成プロセス部20には、中間転写ベルト41の表面の未転写トナー等を除去するベルトクリーナ45、二次転写された画像を用紙上に定着する定着器80が設けられている。
画像形成装置1では、まず、画像読取装置4やPC5から出力された画像データが画像処理部22に供給され、画像処理部22では、画像データに対する画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、レーザ露光装置26に供給される。
そして、レーザ露光装置26が、画像処理部22から得られた画像データで変調されたレーザ光を、各感光体ドラム31に対して照射する。これにより、各感光体ドラム31上に静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は、現像器33により現像され、感光体ドラム31上には、各色のトナー像が形成される。そして、形成された各色トナー像は、図1の矢印C方向に回転する中間転写ベルト41上に、一次転写ロール42により順次静電転写(一次転写)され、中間転写ベルト41上に、重畳されたトナー像が形成される。
中間転写ベルト41上に形成された重畳トナー像は、中間転写ベルト41の移動に伴って、二次転写ロール40とバックアップロール49とが配設された二次転写部T2へ搬送される。
一方、用紙は、例えば、送り出しロール15により第1用紙収容部11から取り出され、レジストロール74の位置まで搬送される。
重畳トナー像が二次転写部T2に搬送されると、そのタイミングに合わせてレジストロール74から二次転写部T2に用紙が供給される。
そして、二次転写部T2にて、二次転写ロール40とバックアップロール49との間に形成された転写電界の作用により、重畳トナー像が、用紙上に静電転写(二次転写)される。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト41から剥離され、定着器80まで搬送される。定着器80では、用紙の加熱処理および加圧処理が行われて、用紙に対する重畳トナー像の定着が行われる。
そして、定着画像が形成された用紙は、排紙ユニット1Cに設けられたカール補正部81を経由した後、不図示の用紙積載部へ搬送される。
本実施形態では、一次転写後に感光体ドラム31上に残留した未転写トナー等は、一次転写ロール42の下流側に配設されたドラムクリーナ34により除去される。
ドラムクリーナ34には、感光体ドラム31に押し当てられるクリーニングブレード(不図示)が設けられ、このクリーニングブレードによって、感光体ドラム31上に残留した、粉体の一例としての未転写トナー等が除去される。
ドラムクリーナ34には、除去した未転写トナー(以下、「廃トナー」と称する)を搬送するユニット側搬送部材341が設けられている。このユニット側搬送部材341は、感光体ドラム31の軸方向に沿って配置され、廃トナーを、印刷ユニット1Bのリア側(背部側)へ搬送する。
印刷ユニット1Bのリア側に搬送された廃トナーは、印刷ユニット1Bのリア側に設けられたトナー搬送機構100(図1では不図示、後述)に供給される。そして、廃トナーは、このトナー搬送機構100によって、不図示の収容容器へ送られる。
ここで、ドラムクリーナ34に設けられたユニット側搬送部材341や、トナー搬送機構100が設けられている部分は、粉体を搬送する粉体搬送装置として捉えることができる。
図2は、画像形成ユニット30Yのリア側の部分およびトナー搬送機構100を説明する図である。より具体的には、図1のII-II線における画像形成ユニット30Y、トナー搬送機構100の断面図である。
なお、図2では、画像形成ユニット30Yの構成を一例に説明するが、他の画像形成ユニット30も、画像形成ユニット30Yと同様に構成されている。
図2に示すように、画像形成ユニット30Yには、ユニット側搬送部材341が設けられている。ユニット側搬送部材341は、画像形成ユニット30Yの長手方向に沿うように配置され、画像形成ユニット30Yにて発生した廃トナーを、印刷ユニット1Bのリア側へ搬送する。
ユニット側搬送部材341は、回転軸341Aと、この回転軸341Aの外周面から突出し螺旋状に形成された突出部341Bとを備え、回転軸341Aを中心に回転することで、廃トナーを、印刷ユニット1Bのリア側へ搬送する。
画像形成ユニット30Yには、さらに、ユニット側搬送部材341を収容する筒状のユニット側収容部342が設けられている。
ユニット側収容部342は、ユニット側搬送部材341とともに廃トナーの搬送に用いられ、廃トナーを、下流側に位置するトナー搬送機構100へ供給する。
ユニット側収容部342の長手方向における一端部(リア側に位置する一端部)には、トナー排出口343が設けられている。
トナー排出口343は、ユニット側収容部342の下部(底部)に設けられている。本実施形態では、ユニット側搬送部材341により搬送された廃トナーが、このトナー排出口343に達すると、廃トナーは、このトナー排出口343を通じて下方へ落下する。
画像形成ユニット30の下方には(トナー排出口343の下方には)、トナー搬送機構100が設けられている。
トナー搬送機構100には、搬送部材の一例としての本体側搬送部材101が設けられている。本体側搬送部材101は、トナー排出口343から排出された廃トナー(落下してきた廃トナー)を、印刷ユニット1Bのリア側へさらに搬送する
本体側搬送部材101には、回転軸101Aが設けられている。
また、本体側搬送部材101には、突出部101Bが設けられている。突出部101Bは、回転軸101Aの外周面から突出するとともに回転軸101Aの周りに配置され、且つ、螺旋状に形成されている。
本体側搬送部材101は、回転軸101Aを中心に回転することで、廃トナーを、印刷ユニット1Bのリア側へ搬送する。
さらに、トナー搬送機構100には、本体側搬送部材101を収容する本体側収容部102が設けられている。本体側収容部102は、廃トナーの搬送方向において、ユニット側収容部342の下流側に配置され、ユニット側収容部342からの廃トナーを受ける。
本体側収容部102には、筒状に形成され、図中左右方向に延びる(水平方向に延びる)第1筒状部102Aが設けられている。さらに、本体側収容部102には、第2筒状部102Bが設けられている。
第2筒状部102Bは、第1筒状部102Aと同様に、筒状に形成されている。また、第2筒状部102Bは、第1筒状部102Aの外周面を始点として図中上方に向かって突出する。また、第2筒状部102Bは、上下方向(鉛直方向)に沿って配置されている。また、第2筒状部102Bは、第1筒状部102Aの長手方向における一端部(フロント側に位置する一端部)に設けられている。
第1筒状部102A、第2筒状部102Bの内部は、粉体搬送路として機能し、第1筒状部102A、第2筒状部102Bの内部を通って、廃トナーが下流側へ搬送される。
第2筒状部102Bの上端には、画像形成ユニット30Y(ユニット側収容部342)から排出された廃トナーを受け入れる受け入れ口103が設けられている。
画像形成ユニット30から排出された廃トナーは、受け入れ口103、第2筒状部102Bを通って本体側搬送部材101に供給される。
そして、廃トナーは、本体側搬送部材101によって収容容器(不図示)へ搬送される。
本体側収容部102は、ユニット側収容部342よりも下方に配置されている。また、ユニット側収容部342と本体側収容部102とは、互いに離間した状態で配置され、ユニット側収容部342と本体側収容部102との間には間隙が設けられている。そして、本実施形態では、トナー排出口343と受け入れ口103との間にも間隙が設けられている。トナー排出口343から排出された廃トナーは、この間隙を通って受け入れ口103に向かう。
ユニット側収容部342と本体側収容部102との間に、シール部材105が設けられている。
シール部材105は、トナー排出口343、受け入れ口103を取り囲むように配置され、トナー排出口343、受け入れ口103の周囲へ、廃トナーが飛散することを抑制する。なお、このシール部材105は、本体側収容部102に固定されている。
第2筒状部102Bの内部には、可動部材の一例としての可動片400が設けられている。この可動片400は、第2筒状部102Bの内壁に付着した廃トナーを崩す。
さらに、本実施形態では、本体側収容部102に設けられた第1筒状部102Aの上部(上面)に、第1筒状部102Aの軸方向に沿って延び電気伝導性を有する金属部材107が取り付けられている。この金属部材107は、板金を曲げ加工することにより形成されている。
さらに、本実施形態では、この金属部材107を、本体側収容部102に対して固定する金属ねじ108が設けられている。
また、印刷ユニット1Bのリア側には、上下方向に沿って延びる金属フレーム(装置フレーム)FL(フレームグランド)が設けられている。
本実施形態では、金属部材107の一端部(リア側の端部)が、金属ねじ108によって、金属フレームFLに固定されている。言い換えると、本実施形態では、金属部材107は、金属フレームFLに対して電気的に接続されている。さらに説明すると、金属部材107は、グランドに接続されている(接地されている)。
金属部材107は、受け入れ口103よりも、印刷ユニット1Bのリア側に設けられている。また、金属部材107のうちのリア側の部分が、金属ねじ108によって本体側収容部102に固定されている。
さらに、金属部材107は、金属ねじ108が設けられている箇所を始点として、受け入れ口103まで延びている。さらに、金属部材107は、受け入れ口103の開口縁103Aまで達し、さらに、受け入れ口103の内壁103Bまで達している。
図3は、廃トナーの挙動を説明する図である。
本実施形態では、上記のとおり、また、図3に示すように、金属部材107が設けられ、これにより、受け入れ口103の開口縁103A(開口縁103Aのうちのリア側の部分(符号3Bで示す部分))がプラスに帯電することが抑制される。
そして、この場合、受け入れ口103の開口縁103Aへの廃トナーの付着が起きにくくなる。付言すると、廃トナーが、この開口縁103A(開口縁103Aのうちの金属部材107が設けられている部分)に接触すると、廃トナーの電荷が逃げ、開口縁103Aへの廃トナーの付着が起きにくくなる。そして、この場合、受け入れ口103が廃トナーによって塞がれることが抑制される。
本実施形態の構成では、廃トナーが搬送されている過程で、摩擦帯電によって、例えば、廃トナーがマイナスに帯電し(負極性となり)、ユニット側収容部342、本体側収容部102がプラスに帯電する(正極性となる)。
この場合、静電気に起因して、トナー排出口343から排出された廃トナーが、受け入れ口103に達すると、この受け入れ口103に付着する。そして、受け入れ口103に付着する廃トナーが増加すると、受け入れ口103が塞がれてしまう。
これに対し、本実施形態の構成では、金属部材107が設けられている箇所では、本体側収容部102がプラスに帯電することが抑制される。
これにより、本実施形態の構成では、受け入れ口103への廃トナーの付着が抑制され、受け入れ口103が廃トナーにより塞がれることが抑制される。
なお、本実施形態では、受け入れ口103の開口縁103Aのうちのフロント側に位置する部分(符号3Cで示す部分)(以下、「フロント側部分3C」と称する)には、金属部材107が設けられておらず、このフロント側部分3Cには、マイナスに帯電した廃トナーが付着する。そして、本実施形態では、付着したこの廃トナーと金属部材107との間に、矢印3Dで示す電位勾配が生じる。
この場合、この電位勾配によって、落下してきた新たな廃トナーは、金属部材107に向かって移動する。より具体的には、トナー排出口343から落下してきた廃トナーは、真っ直ぐに落下するのではなく、矢印3Eで示すように斜め下方に落下し、金属部材107に向かう。この場合、トナー排出口343から落下してきた廃トナーは、第2筒状部102Bの内壁のうちの特定の部分(符号3Gで示す部分(以下、「特定部分3G」と称する))に向かう(引き寄せられるように移動する)。
図4(A)、(B)は、第2筒状部102B、可動片400を説明する図である。
図4(A)は、第2筒状部102B、可動片400を斜め上方から眺めた場合の斜視図である。
図4(A)に示すように、第2筒状部102Bは、四角筒状に形成され、第2筒状部102Bの内壁200の断面形状(第2筒状部102Bの軸方向に直交する面における断面形状)は、矩形となっている。
内壁200には、平面状の第1壁部201〜第4壁部204が設けられている。本実施形態では、第1壁部201と第3壁部203とが対向し、第2壁部202と第4壁部204とが対向する。
第2筒状部102Bの内部には(第2筒状部102Bの内壁200の内側には)、可動片400が設けられている。
本実施形態では、この可動片400が、第2筒状部102Bの内壁200に対して進退する(詳細は後述)。これにより、内壁200に付着した廃トナーが崩され、内壁200から廃トナーが剥がれる。ここで、この可動片400は、廃トナーを崩す崩し部材として捉えることができる。
図4(B)は、可動片400の展開図である。
可動片400は、一枚の板材により形成される。この板材は、例えば、樹脂材料により構成される。また、本実施形態では、この板材の厚さは、0.05mm〜1mmとなっている。
さらに、本実施形態では、この板材のうちの、図中符号4Aで示す部分で、板材の曲げ加工が行われ、これにより、図4(A)にて示した可動片400(直方体状の可動片400)が構成される。
図4(A)に示すように、可動片400には、第1対向片401〜第4対向片404が設けられている。第1対向片401〜第4対向片404の各々は、第1壁部201〜第4壁部204の各々に対応して設けられ、第1壁部201〜第4壁部204の各々に対向配置される。さらに、可動片400には、本体側搬送部材101(図2参照)から駆動力を受ける受け片405が設けられている。
図4(B)に示すように、受け片405の下辺405Aには、受け片405が延びる方向に沿って並ぶ複数(本実施形態では3つ)の凸部408が設けられている。
付言すると、受け片405には、受け片405の下辺405Aから下方に向かって突出する第1凸部408A〜第3凸部408Cが設けられている。
図5は、第2筒状部102B等を上方から眺めた場合の図である。言い換えると、図2の矢印V方向から第2筒状部102B等を眺めた場合の図である。なお、この図では、本体側搬送部材101の突出部101Bも併せて表示している。
本実施形態では、第2筒状部102Bの内壁200に対して可動片400を固定している。具体的には、接着により、第2筒状部102Bの第1壁部201に対し、可動片400の第1対向片401を固定している。
そして、本実施形態では、第1対向片401(可動片400のうちの内壁200に固定された箇所)を始点とし、可動片400は、第2筒状部102Bの周方向に延びている。
さらに、可動片400は、第2筒状部102Bの内壁200に沿った状態で設けられている。また、可動片400は、第2筒状部102Bの中心軸CAの周りに配置されている。
さらに、本実施形態では、第2対向片402〜第4対向片404は、対応する壁部である第2壁部202〜第4壁部204から離れた状態で設けられている。なお、第2対向片402〜第4対向片404は、第2壁部202〜第4壁部204に接触させてもよい。言い換えると、可動片400の外周部の全部あるいは一部を、内壁200に接触させてもよい。
また、受け片405は、内壁200から離れた状態で設けられるとともに、第2筒状部102Bの径方向における中央部に位置する。さらに、受け片405は、第2筒状部102Bの径方向に沿うように設けられている。また、受け片405は、第2筒状部102Bの対角線に沿うように設けられている。
第2筒状部102Bは、その断面形状が矩形であり、4つの角部Cを有する。受け片405は、この4つの角部Cのうちの、対角位置にある2つの角部Cを結ぶ対角線に沿うように設けられている。
また、本実施形態の可動片400は、片持ち梁状に設けられており、第1対向片401の部分が固定端となる。また、受け片405の部分が自由端となる。
図2、図5を参照し、可動片400の動きを説明する。
本実施形態では、押圧部材の一例としての本体側搬送部材101(図5参照)が周方向に回転すると、3つ設けられた凸部408(受け片405の下部に設けられた3つの凸部408)のうち、図5にて右下に位置する第1凸部408Aが、本体側搬送部材101の突出部101Bにより押圧される。より具体的には、図2に示すように、第1凸部408Aの頂部の部分が、本体側搬送部材101の突出部101Bにより押圧される。
これにより、図5の矢印5Aに示すように、受け片405が延びる方向へ受け片405が移動する(第2筒状部102Bの対角線が延びる方向へ受け片405が移動する)。
受け片405が移動すると、これに付随して、図5の破線5Bで示すように、第2対向片402〜第4対向片404が移動し、第2対向片402〜第4対向片404が内壁200から離れる方向へ移動する。
言い換えると、本実施形態では、受け片405が本体側搬送部材101により押圧されることで、可動片400が弾性変形し、これにより、可動片400が、第2筒状部102Bの内壁200から退避する。
その後、本実施形態では、第1凸部408A(図2参照)が、突出部101Bを乗り越える。言い換えると、第1凸部408Aよりも図中左側へ、突出部101Bが移動する。
これにより、突出部101Bによる受け片405の押圧が一旦解除される。受け片405の押圧が解除されると、可動片400は復元し、可動片400は、内壁200に向かって進出する(元の状態に復帰する)。
ここで、可動片400は弾性を有しているため、可動片400は、内壁200に向かって進出した後、再び内壁200から退避し、その後、内壁200に向かって再び進出する。そして、本実施形態では、この退避、進出が複数回繰り返される。すなわち、可動片400は振動する。
本実施形態では、このように、内壁200に対する可動片400の進退(振動)が行われる。これにより、内壁200に付着した廃トナーが崩される。
本実施形態では、可動片400が有する弾性および本体側搬送部材101によって、可動片400は進退(振動)する。可動片400が有する弾性および本体側搬送部材101は、可動片400を進退させる進退手段として捉えることができる。また、可動片400が有する弾性および本体側搬送部材101は、可動片400を振動させる振動手段として捉えることができる。
その後、本実施形態では、突出部101B(図5参照)が、受け片405に設けられた第2凸部408Bを押圧する。
本実施形態では、可動片400のうちの、本体側搬送部材101により押圧される箇所に、3個の凸部408が設けられ、さらに、これらの凸部408は、本体側搬送部材101による押圧方向に並んでいる。このため、本実施形態では、第1凸部408Aの押圧が終了すると、第2凸部408Bの押圧が行われる。
第2凸部408Bが押圧されると、第1凸部408Aが押圧された場合と同様に、内壁200に対する可動片400の進退(振動)が行われる。その後、第3凸部408C(図5参照)が突出部101Bにより押圧される。この場合も、同様に、内壁200に対する可動片400の進退(振動)が行われる。
その後、本実施形態では、本体側搬送部材101が一回転すると、再び、第1凸部408A〜第3凸部408Cが、本体側搬送部材101の突出部101Bにより順に押圧される。そして、第1凸部408A〜第3凸部408Cが押圧される度に、可動片400が進退(振動)する。
なお、本実施形態では、可動片400のうちの自由側の端部が位置する部分(受け片405が位置する部分)を、内壁200に対して進退させたが、進退させる箇所は、自由端側の端部に限らず、例えば、可動片400の長手方向における中央部や、可動片400の根元に近い箇所を進退させてもよい。
なお、自由端側の端部を進退させると、根元に近い箇所を進退させる場合に比べ、より軽い力で、可動片400の進退を行える。
さらに、本実施形態では、自由端側の端部を進退させるにあたり、第2筒状部102Bの径方向に沿って(対角線方向に沿って)、端部を進退させる。
これにより、端部を、第2筒状部102Bが有する何れかの壁部(第1壁部201〜第4壁部204のうちの何れかの壁部)に沿って移動させる場合に比べ、端部を進退させる際の進退量を確保しやすくなる(進退量をより大きな進退量としやすくなる)。
ここで、本実施形態の第2筒状部102Bの内壁200は、その断面形状が矩形であり、内壁200には、第1壁部201〜第4壁部204の4つの壁部が設けられている。
ここで、この4つの壁部の各々の長さ(第2筒状部102Bの周方向における長さ)よりも、第2筒状部102Bの対角線の長さの方が大きい。
このため、受け片405を対角線に沿って移動させると、受け片405を何れかの壁部に沿って移動させる場合に比べ、受け片405をより大きく移動させられる。
さらに、本実施形態では、図5に示すように(第2筒状部102Bの軸方向における一端側から受け片405および突出部101Bを眺めた場合に)、受け片405が延びる方向と、突出部101Bが延びる方向とが略直交している。
言い換えると、本実施形態では、突出部101Bが延びる方向と略直交する方向に沿って、第1凸部408A〜第3凸部408Cが並んでいる。これにより、本実施形態では、突出部101Bによる各凸部408の押圧がより確実に行われる。
ここで、例えば、本体側搬送部材101の軸方向(図5の矢印5Xに示す方向)に沿って受け片405を配置することも考えられるが、この場合、突出部101Bにより各凸部408が押圧された際に受け片405が変形しやすくなる。この場合、突出部101Bからの荷重が受け片405に対して作用しにくくなり、可動片400の進退量(振動量)が小さくなりやすい。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、内壁200のうちの符号3Xで示す部分に対して、可動片400を固定している。言い換えると、廃トナーが引き寄せられる部分である特定部分3Gとは反対側に位置する部分に対して、可動片400を固定している。
言い換えると、本実施形態では、上方から第2筒状部102B内へ供給される廃トナー(粉体搬送路内へ供給される廃トナー)は、内壁200の一部である特定部分3Gに引き寄せられるが、本実施形態では、この特定部分3G以外の箇所に、可動片400を固定している。
本実施形態の構成では、上記にて説明したように、内壁200の特定部分3Gに対して廃トナーが集まりやすく、この特定部分3Gに廃トナーが付着しやすい。
このような場合に、この特定部分3Gに可動片400が固定されていると、この特定部分3Gでは、廃トナーが崩されにくくなり、廃トナーの付着が進行しやすい。
これに対し、特定部分3G以外の箇所に可動片400を固定すると、図5に示すように、特定部分3Gに対向する箇所に、特定部分3Gに対して進退する第3対向片403が位置し、特定部分3Gに付着した廃トナーの崩しを行える。
図6は、第2筒状部102B等の他の構成例を示した図であって、第2筒状部102B等を上方から眺めた場合の斜視図である。
この構成例では、第2筒状部102Bが円筒状に形成され、内壁200の断面形状が円形となっている。そして、この構成例では、第1対向片401を湾曲させて内壁200に沿わせ、さらに、第1対向片401を内壁200に接着している。
また、上記と同様、可動片400を略直方体状に形成し、さらに、内壁200の内側に可動片400を収めている。さらに、この構成例では、可動片400が有する3つの角部400Cが内壁200に接している。なお、可動片400が有する3つの角部400Cを、内壁200から離してもよい。
この構成例においても、本体側搬送部材101の突出部101B(図6では不図示)により、第1凸部408A〜第3凸部408C(図6では不図示)が順次押圧される。そして、第1凸部408A〜第3凸部408Cの各々が押圧される度に、上記と同様、可動片400の進退(振動)が行われる。これにより、内壁200に付着した廃トナーの崩しが行われる。
なお、図2〜図6にて示した構成例では、第2筒状部102Bの内壁200の断面形状が、矩形(四角形)あるいは円形である場合を説明したが、内壁200の断面形状は、特に制限されず、内壁200の断面形状は、例えば、楕円形状や四角以外の多角形状としてもよい。
(その他)
上記にて説明した構成例では、本体側搬送部材101の突出部101Bで、可動片400の一部(第1凸部408A〜第3凸部408C)を押圧して、内壁200から可動片400を退避させる場合を説明したが、
これに限らず、例えば、突出部101Bで可動片400の一部を押圧して、内壁200に向けて可動片400を進出させてもよい。
この場合、可動片400の復元時には、可動片400は内壁200から退避する。また、可動片400が内壁200から退避する際に、可動片400は振動する。
なお、突出部101Bで可動片400を押圧して、可動片400を内壁200に向けて進出させる場合は、可動片400と内壁200との間に隙間を設けた状態で、可動片400を設置する。
また、上記では、本体側搬送部材101からの駆動力を用いて、可動片400の進退を行ったが、可動片400を進退させるための専用の機構を別途設けて、可動片400の進退を行ってもよい。なお、この専用の機構は、モータなどの既存の技術により構成される。
また、上記では、可動片400の進出および退避のうちの一方の動きを、可動片400の弾性(復元)を利用して行った。付言すると、内壁200に対する可動片400の進出および退避のうちの一方の動きを、可動片400の弾性を利用して行い、他方の動きは、本体側搬送部材101で可動片400を押圧することにより行った(他方の動きは、可動片400に対して外力を与えることにより行った)。
ただし、これに限らず、内壁200に対する可動片400の進出、退避の何れにおいても、可動片400に対して外力を与えて、可動片400の進出、退避を行ってもよい。
また、上記では、第2筒状部102Bの内壁200の略全周に亘って可動片400を設けた構成例を示したが、可動片400を短くし、内壁200の一部に対して可動片400を対向させる構成としてもよい。
また、上記では、可動片400の複数個所にて可動片400を屈曲させたが(曲げ加工を施したが)、可動片400の全体を湾曲させて、可動片400の全体に曲率を付与してもよい。この場合は、図6に示したように、内壁200の断面形状が円形であっても、可動片400を内壁200に沿わせられる。
また、上記では、廃トナーの搬送を行う部分に対して、可動片400の設置を行い、廃トナーの崩しを行ったが、可動片400は、廃トナーの搬送以外の箇所に設置してもよい。
例えば、トナーカートリッジ(不図示)から各画像形成ユニット30に対してトナーを搬送する過程に、可動片400を設けることが考えられる。この場合、トナーカートリッジから各画像形成ユニット30に向かうトナー搬送経路におけるトナーの詰まりが抑制される。
1…画像形成装置、20…画像形成プロセス部、34…ドラムクリーナ、100…トナー搬送機構、101…本体側搬送部材、102B…第2筒状部、200…内壁、341…ユニット側搬送部材、400…可動片、408A〜408C…第1凸部〜第3凸部、CA…中心軸

Claims (11)

  1. 内壁を備え、粉体が通る粉体搬送路と、
    前記粉体搬送路内に設置され、当該粉体搬送路の周方向に延びる可動部材と、
    前記可動部材を前記内壁に対して進退させる進退手段と、
    を備える粉体搬送装置。
  2. 押圧部材が前記可動部材を押圧することで、前記内壁に対する当該可動部材の進出および退避のうちの一方の動きが行われ、
    前記押圧部材による前記可動部材の押圧により当該可動部材が弾性変形した後、当該押圧が解除されて当該可動部材が復元し、当該復元により、前記進出および前記退避のうちの他方の動きが行われる請求項1に記載の粉体搬送装置。
  3. 押圧部材が前記可動部材を押圧することで、当該可動部材の前記内壁への進出および退避のうちの一方の動きが行われ、
    前記可動部材のうちの前記押圧部材により押圧される箇所には、当該押圧部材による押圧方向に並んだ複数の凸部が設けられている請求項1に記載の粉体搬送装置。
  4. 前記進退手段は、前記可動部材の自由端側の端部を前記内壁に対して進退させるとともに、前記粉体搬送路の径方向に沿って当該端部を進退させる請求項1に記載の粉体搬送装置。
  5. 前記粉体を搬送する搬送部材をさらに備え、
    前記搬送部材から前記可動部材が駆動力を受け、前記内壁に対する当該可動部材の進退が行われる請求項1乃至4の何れかに記載の粉体搬送装置。
  6. 前記可動部材は、一枚の板材により構成されている請求項1乃至5の何れかに記載の粉体搬送装置。
  7. 粉体が通る粉体搬送路と、
    前記粉体搬送路内に設置されるとともに、当該粉体搬送路の中心軸の周りに配置された可動部材と、
    前記可動部材を振動させる振動手段と、
    を備える粉体搬送装置。
  8. 前記可動部材は、前記粉体搬送路の内壁に沿うように設けられている請求項7に記載の粉体搬送装置。
  9. 前記可動部材は、前記粉体搬送路の周方向に延びるように配置され、延び方向における下流側に自由端を有し、
    前記振動手段は、前記可動部材の前記自由端を、前記粉体搬送路の内壁に対して進退させて、当該可動部材を振動させる請求項7に記載の粉体搬送装置。
  10. 前記粉体搬送路へ供給される粉体は、当該粉体搬送路が有する内壁の一部に引き寄せられるように移動し、
    前記可動部材は、前記内壁の前記一部以外の箇所に固定されている請求項7乃至9の何れかに記載の粉体搬送装置。
  11. 粉体を用いて記録材への画像形成を行う画像形成手段と、当該粉体を搬送する粉体搬送装置とを備え、当該粉体搬送装置が請求項1乃至10の何れかに記載の粉体搬送装置により構成された画像形成装置。


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