JP5288975B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飛散している現像剤(トナー)を回収容器に回収する飛散現像剤回収装置を備えた、電子写真方式の複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
一般的に、電子写真プリンタのような画像形成装置は、像担持体としてドラム状の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)を備えている。画像形成装置は、感光ドラムの表面を所定のレベルの電位で帯電させる帯電装置と、帯電された感光ドラム表面にレーザ光を走査するレーザースキャニングユニット(露光装置)と、を備えている。また、画像形成装置は、走査されたレーザ光によって感光ドラム上に形成された静電潜像の領域に現像剤(トナー)を供給して現像する現象装置と、感光ドラム上に現像されたトナーを印刷用紙に移す転写装置と、を備えている。更に、画像形成装置は、感光ドラム表面に残存するトナーをクリーニングして回収する残存トナー回収装置を備えており、加えて機内の汚れを嫌う装置においては、感光ドラム周辺の飛散現像剤(トナー)を回収する飛散現像剤(トナー)回収装置を備えている。
上記構成において、飛散トナー回収装置は、一般的にトナーと逆バイアスの高圧電流をかけることでトナーを吸着させる集塵ローラを備えている。飛散トナー回収装置は、集塵ローラに接触して集塵ローラ上の回収トナーを掻き取るスクレーパと、スクレーパにより掻き取られた回収トナーを収容する回収トナー容器とを備えている。
上記回収トナー容器のトナー入口には、上記スクレーパが設けられる。このようなスクレーパにより掻き取られた回収トナーは、回収トナー容器のトナー入口に堆積してから、徐々に押し出されて回収容器内に収容される。このように回収された回収トナーによって回収トナー容器が満たされると、回収トナー容器は清掃または交換される。
しかし,上記構成の飛散トナー回収装置では、スクレーパ近傍に回収トナーが過度に堆積してしまう恐れがある。この場合には、過度に堆積された回収トナーによりスクレーパの機能が低下するだけでなく、回収トナー容器内に回収トナーが円滑に回収されなくなってしまうという問題がある。また、回収トナー容器の内側に回収トナーが均等に全部満たされる前にトナー入口が塞がれてしまうという問題がある。
上記の問題は、感光ドラム上の残存トナー回収装置でも同様に発生している。
そこで、そのような問題の対策として、図11に示す方法がある。つまり、感光ドラム200に接触した、回収トナー容器210内におけるクリーニングブレード220(スクレーパに相当)近傍に滞留する回収トナーをパドル233で掻き取って奥に押し込む方法である(例えば、特許文献1参照)。
また、図12に示すように、感光ドラム314に接触したクリーニングブレード322(スクレーパに相当)の下流に、クリーニングブレード322の長手方向(矢印P方向)に往復動作する攪拌板331を有する構成が提案されている。この構成にて、回収トナーがクリーニングブレード322に滞留することを防いでいる(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−10751号公報 特開2006−31006号公報
しかしながら、特許文献1に示すトナー回収搬送手段(パドル233)は、機構が大掛かりでスペースを占有してしまう構成とされる。
また、特許文献2に示す構成では、回収トナーの停滞を抑制する攪拌板331の往復動作方向が回収トナー搬送方向に対して直角方向である。そのため、回収容器内の奥側へ搬送するためには新たに供給された回収トナーによって押し出されるか、又は、自重を用いることが必要である。つまり、積極的に回収トナーを搬送する構成ではなかった。
また、容器入口に対して攪拌板が高い位置に配置されているため、掻き取り部近傍にトナーが残存する恐れがあった。
本発明の目的は、機構が省スペースで、且つ、回収現像剤の収容スペースを十分に生かすことができる回収現像剤搬送手段を備えた飛散現像剤回収装置を有する画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、静電潜像が形成される像担持体と、現像剤を収容し、前記現像剤を前記像担持体に形成された前記静電潜像に付与して可視像とする現像装置と、飛散している現像剤を回収する飛散現像剤回収装置と、を有する画像形成装置において、前記飛散現像剤回収装置は、回収した現像剤を溜める回収容器と、前記回収容器に回転自在に設けられ、飛散現像剤を回収するための回収ローラ部材と、前記回収ローラ部材上の現像剤を掻き取るための掻き取り部材と、前記回収ローラ部材の長手に対して直角な方向に往復動作可能な回収現像剤搬送手段であって、前記掻き取り部材により前記回収ローラ部材上から掻き取られた現像剤を前記往復動作の方向に沿って前記回収ローラ部材から離れる搬送方向に搬送する搬送部材を備えた回収現像剤搬送手段と、前記回収現像剤搬送手段を前記搬送方向の下流側に向けて引っ張るバネと、前記回収ローラ部材の回転に連動して駆動され、前記バネの力に抗して前記回収現像剤搬送手段を前記搬送方向の上流側に向けて加圧する加圧手段と、を有し、記加圧手段が前記回収現像剤搬送手段を加圧することと、その加圧を解除することとを繰り返すことによって、前記回収現像剤搬送手段が前記往復動作することを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の態様によると、静電潜像が形成される像担持体と、現像剤を収容し、前記現像剤を前記像担持体に形成された前記静電潜像に付与して可視像とする現像装置と、飛散している現像剤を回収する飛散現像剤回収装置と、を有する画像形成装置において、前記飛散現像剤回収装置は、回収した現像剤を溜める回収容器と、前記回収容器に回転自在に設けられ、飛散現像剤を回収するための回収ローラ部材と、前記回収ローラ部材上の現像剤を掻き取るための掻き取り部材と、前記回収ローラ部材の長手に対して直角な方向に往復動作可能な回収現像剤搬送手段であって、前記掻き取り部材により前記回収ローラ部材上から掻き取られた現像剤を前記往復動作の方向に沿って前記回収ローラ部材から離れる搬送方向に搬送する搬送部材を備えた回収現像剤搬送手段と、を有し、前記回収現像剤搬送手段の前記往復動作時の移動速度が、前記回収ローラ部材から離れる場合よりも、前記回収ローラ部材に近づく場合の方が遅くなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、飛散現像剤回収装置の機構が省スペースで、且つ、回収現像剤の収容スペースを十分に生かすことができる飛散現像剤回収装置を有する画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1は、本発明に従って構成される飛散現像剤回収装置72を搭載した画像形成装置100の一実施例の概略構成を示す。本実施例にて、画像形成装置100は、電子写真複写機とされる。図2は、図1における符号M部、即ち、飛散現像剤回収装置72の近傍を示す詳細図である。
図1に示すように、本実施例の画像形成装置100は、プリンタ(画像形成部)50と、スキャナ(画像読み取り部)80とを備えている。
プリンタ(画像形成部)50は、画像が形成されるための記録材(シート)Sを積載する上段カセット54及び下段カセット52を備えている。上段カセット54内のシートSは、分離爪(図示せず)と給紙ローラ51とによって1枚ずつ分離されてレジストローラ56に給紙される。下段カセット52内のシートSは、分離爪(図示せず)と給紙ローラ53とによって1枚ずつ分離されてレジストローラ56に給紙される。そして、レジストローラ56に給紙されたシートSの表面に画像形成部50によって画像が形成される。
図1及び図2を参照すると、画像形成部50は、像担持体としてのドラム状の電子写真感光体、即ち、感光ドラム62と、感光ドラム62の表面に均一な帯電を施すための一次帯電器70とを備えている。
一次帯電器70により帯電された感光ドラム62の表面に、露光装置を構成するレーザスキャナ等のレーザ変調61から照射される光像により静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置64により内部に収容した現像剤が付与されて現像され、感光ドラム62上に、シートSに転写すべき可視像(トナー像)が形成される。
画像形成部50は、感光ドラム62表面や現像装置64等から飛散したトナーを回収するための飛散現像剤(トナー)回収装置72を備えている。
更に、画像形成部50には、感光ドラム62の表面の電荷を増加させて転写安定性を向上させるポスト帯電器71と、感光ドラム62の表面に現像された可視像、即ち、トナー像をシートSに転写するための転写帯電器65と、を有する。また、画像形成部50は、感光ドラム62からトナー像が転写されたシートを分離するための分離帯電器66と、トナー像を転写した後、感光ドラム62に残留したトナーを除去するためのクリーナ73とを備えている。
画像形成部50によって感光ドラム62からトナー像を転写されたシートSは、搬送ベルト67によって定着装置68まで搬送され、定着装置68で熱定着された後、排出ローラ69によってソータ90に排出される。
また、スキャナ(画像読み取り部)80は、走査光学系光源81、プラテンガラス82、開閉可能な原稿圧板83、レンズ84、光電変換素子としての受光素子85、及び画像処理部86を有している。走査光学系光源81で読み取られた原稿像は、画像処理部86で処理され、電気信号87に変換されて画像形成部のレーザ変調61に伝送される。
以下、図3〜図10を参照して、本実施例における飛散現像剤(トナー)回収装置72の構成について説明する。
本実施例の飛散トナー回収装置72は、図に示すように、ポスト帯電器71と一体に構成されている。ポスト帯電器71は、本実施例ではコロナ帯電器とされ、その構成及び機能については、当業者には周知であるので、これ以上詳しい説明は省略する。
本実施例の飛散トナー回収装置72は、前述のとおり感光ドラム62の表面や現像装置64等から飛散した現像剤(トナー)を回収する装置である。
飛散トナー回収装置72は、回収現像剤(回収トナー)搬送方向において上流に対して下流(図3の矢印Aの指す方向が下流)が低くなるように、プリンタ50に装着される。
この飛散トナー回収装置72は、回収トナー収納部17aを有する飛散トナー回収容器17を備えている。つまり、本実施例では、回収容器17の底面は傾斜しており、その傾斜は回収現像剤搬送方向上流側に対して搬送方向下流側が低くなっている。
また、飛散トナー回収容器17の入口17cには、DCバイアスを印加することによって感光ドラム62周辺の飛散トナーを電気的に吸着して回収する回収ローラ部材、即ち、集塵ローラ11が回転自在に設けられている。集塵ローラ11上(回収ローラ部材上)に吸着したトナーは、掻き取り部材であるスクレーパシート12によって掻き取られ、矢印A方向に導かれる。
飛散トナー回収装置72には、スクレーパシート12を支持するスクレーパ台13と、スクレーパ台13に堆積した回収トナーを回収トナー収納部17aに強制的に搬送する回収現像剤搬送手段である回収トナー浚いユニット40(図4参照)と、が設けられている。
前述の集塵ローラ11は、素材にステンレス鋼を用い、例えばプラスに帯電した飛散トナーを吸着するために逆バイアスである−1kVのバイアス電圧を印加されている。
図5において、集塵アーム20は、感光ドラム62に備えられているドラムカム41に接触するように配置されている。感光ドラム62の回転動作に伴ってドラムカム41が回転すると、集塵アーム20のカム部20aがドラムカム41の形状に沿うことで集塵アーム20が矢印F方向に一定角度回転する。更に、集塵アーム20は、カムバネ21により矢印G方向に付勢されているため、感光ドラム62の回転周期で矢印F方向及び矢印G方向に一定角度づつ回転往復運動を行う。集塵アーム20の回転角度は、ドラムカム41のL1−L2(最大外径−最小外径)の差分の大きさによって決まる。
集塵アーム20は、その内部に有する一方向クラッチCL(図4参照)を介して集塵ローラ11と接続されている。一方向クラッチCLは、集塵アーム20が矢印F方向に回転する場合には集塵ローラ11をグリップし、集塵ローラ11と集塵アーム20が共に連れまわって動作する。一方、集塵アーム20が矢印G方向に回転するときには一方向クラッチCLは内部で空回りし、集塵ローラ11は集塵アーム20に連れまわって回転しない。即ち、一方向クラッチCLは、集塵ローラ11が矢印F方向にのみ回転するように作用する。
図6(b)は、ドラムカム41のカム形状を図6(a)のようにそれぞれ符号(イ)、(ロ)、(ハ)の3つの領域に分けた時、ドラムカム41がE方向に回転動作したときの集塵アーム20と集塵ローラ11の軌跡を示している。図6(b)におけるFmaxは、集塵アーム20が最もF方向に回転した時の位置を示し、Gmaxは最もG方向に回転した時の位置を示している。
集塵アーム20は、ドラムカム41の形状に沿って動作するのに対し、集塵ローラ11は、前述の通り一方向クラッチCLの作用により矢印F方向の動作時、即ち、符号(ロ)の領域の時のみ動作する。
上記の機構により集塵ローラ11は、矢印F方向に一定角度毎回転する。図3に示すように、集塵ローラ11の表面にはスクレーパシート12が当接しているため、集塵ローラ11に吸着しているトナーが掻き取られる。
図4において、回収トナー浚いユニット40は、回収トナーを浚い搬送するシート部材、即ち、浚いシート15と、それを保持するブロック部材、即ち、レシプロブロック前24と、レシプロブロック後14と、を備えている。回収トナー浚いユニット40は、浚いシート15がスクレーパシート12の回収現像剤搬送方向(矢印A方向)下流側近傍に来るように配置される。
図3及び図4において、回収トナー浚いユニット40は、詳しくは後述するローラ11のカム部、即ち、カム11aとカム11b等にて構成される加圧手段により、集塵ローラ11の長手に対して直角な方向(矢印B方向)に往復動作可能とされる。
これにより、スクレーパシート12により掻き取られた後にスクレーパ台13上に堆積した回収トナーを浚って回収トナー収納部17aに搬送し、飛散トナー回収容器17内部の奥側から順次堆積させる。
次に、回収トナー浚いユニット40の駆動構成について説明する。
上述の集塵ローラ11は、図4及び図8に示すように、ローラ11の長手方向の前側及び奥側の複数箇所(2箇所)に設けられた、加圧手段を構成するカム部、即ち、カム11aとカム11bを有している。カム11aとカム11bは、それぞれ、レシプロブロック前24とカム11a(図4参照)、レシプロブロック後14とカム11bが接触するように配置される。それぞれのレシプロブロック24、14は、スクレーパシート12の長手の領域外(作像領域外)に配置される。
回収トナー浚いユニット40における上記レシプロブロック前24とカム11aと、レシプロブロック後14とカム11bの2箇所の浚い機構駆動構成は対称形状であり同一構成とされる。従って、以下、図8を参照してレシプロブロック後14側のみを説明する。
レシプロブロック後14には2種類の長穴14c、14dが設けてある。先ず、1つ目の二つの長穴14c、14cには、飛散トナー回収容器17から突き出た2つのボス22、22が通っており、レシプロブロック後14はそのボス22、22に沿って動作可能に設けられている。もう一方の一つの長穴14dには段ビス23、23が通っており、レシプロブロック後14が外れることを防いでいる。
飛散トナー回収容器17のバネ掛け部17bとレシプロブロック後14のバネ掛け部14aには、引張りバネ16(図3をも参照)が渡してあり、常に現像剤搬送方向下流側(矢印A方向)にレシプロブロック14を引っ張っている。それにより、レシプロブロック14のアーム14b(図参照)が集塵ローラ11の回転に連動して回転駆動されるカム11bに接触し、カムに沿って往復運動する。
次に、図9及び図10を用いて回収トナー浚いユニット40の動作について詳細に説明する。
浚い機構駆動構成と同様に、レシプロブロック前24側は、レシプロブロック後14と同じ動作をするため、レシプロブロック後14について説明し、レシプロブロック前24側についての説明は省略する。
図9は、本発明に従って構成される飛散現像剤回収装置72の回収現像剤搬送手段の一連の動作を示す概略断面図である。
図10は、図9における集塵ローラ11に対する回収トナー浚いユニット40の軌跡を示した図であり、図9(i)における集塵ローラ11の位置を0゜として示したものであ
る。
図9(i)は、回収トナー浚いユニット40が最も回収現像剤搬送方向上流側にいる状態(レシプロブロック14が位置Kにいる状態)を示す図である。集塵ローラ11の回転周期において回収トナー浚いユニット40は、最も上流側にいる時間が一番長い。そのため、直接浚いシート15上に堆積するトナーが多く、搬送効率が高い。
図9(i)から集塵ローラ11が更にH方向に回転すると、レシプロブロック14のアーム14bが集塵ローラ11から完全に解除される。そして、回収トナー浚いユニット40は引張りバネ16の張力により矢印I方向にスライドし、図9(ii)の位置(レシプロブロック14が位置Lにいる状態)に来る。バネ16の張力により勢い良く移動させることで、回収トナーが浚いシート15に付着して連れまわるのを回避する(図10参照)。
図9(ii)から集塵ローラ11が更にH方向に回転すると、図9(iii)のように集塵ローラ11のカム部11bがレシプロブロック14のアーム14bに接触し、回収トナー浚いユニット40を徐々に矢印J側に押し戻していく。浚いシート12を矢印J側に徐々に移動させることでスクレーパ台13上に堆積した回収トナーを飛散トナー回収容器17の入口17c側にトナーを飛散させないようにしている(図9(iii)参照)。
図9(iii)から集塵ローラ11が更にH方向に回転すると、図9(iv)のように回収トナー浚いユニット40が図9(i)と同じ位置まで復帰し、再び回収トナーが直接浚い
シート15上に堆積する。
以上の動作を繰り返すことで、回収トナーを回収トナー収納部17aに搬送し、飛散トナー回収容器17内部の奥側から順次堆積させる。
つまり、本発明によれば、回収容量を十分生かすために省スペース且つ効率的な回収トナー搬送機構を実現している。これにより、飛散現像剤回収ローラ部材(集塵ローラ11)上の現像剤(トナー)を掻き取るためのシート材近傍に、掻き取られたトナーが堆積するのを解決している。
前述の集塵ローラ11の素材は、SUSに限定したものではなく、SUS以外の導電性部材を用いて作製しても良い。また、バイアス電圧を用いずに磁石等の磁場を形成できる素材を用いることで飛散トナーを吸着してもよい。
本発明に従って構成される飛散現像剤回収装置が組み込まれた本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成断面図である。 飛散現像剤回収装置を示す図1のM部詳細図である。 本発明に従って構成される飛散現像剤回収装置とポスト帯電器を示す断面図(長手奥側)である。 本発明に従って構成される飛散現像剤回収装置の斜視図である。 本発明に従って構成される飛散現像剤回収装置とポスト帯電器と感光ドラムとを示す正面図である。 ドラムカムの位置における集塵アームと集塵ローラの動作を説明する図である。 図4のC−C部断面図である。 図2のD部詳細斜視図である。 本発明に従って構成される飛散現像剤回収装置の一連の動作を説明する概略構成断面図である。 図9(i)における集塵ローラ11の位置を0゜とした時の集塵ローラ11と回収トナー浚いユニットの動作の関係を説明する図である。 従来の飛散現像剤回収装置の一例を示す模式図である。 従来の飛散現像剤回収装置の一例を示す模式図である。
符号の説明
11 集塵ローラ(回収ローラ部材)
11a、11b カム部(加圧手段)
12 スクレーパシート(掻き取り部材)
13 スクレーパ台
14 レシプロブロック後
15 浚いシート(回収現像剤搬送部材)
16 引張りバネ
17 飛散トナー回収容器
20 集塵アーム
40 回収トナー浚いユニット(回収現像剤搬送手段)
50 プリンタ(画像形成部)
71 ポスト帯電器
72 飛散トナー回収装置(飛散現像剤回収装置)
80 スキャナ(画像読み取り部)

Claims (15)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、現像剤を収容し、前記現像剤を前記像担持体に形成された前記静電潜像に付与して可視像とする現像装置と、飛散している現像剤を回収する飛散現像剤回収装置と、を有する画像形成装置において、
    前記飛散現像剤回収装置は、
    回収した現像剤を溜める回収容器と、
    前記回収容器に回転自在に設けられ、飛散現像剤を回収するための回収ローラ部材と、
    前記回収ローラ部材上の現像剤を掻き取るための掻き取り部材と、
    前記回収ローラ部材の長手に対して直角な方向に往復動作可能な回収現像剤搬送手段であって、前記掻き取り部材により前記回収ローラ部材上から掻き取られた現像剤を前記往復動作の方向に沿って前記回収ローラ部材から離れる搬送方向に搬送する搬送部材を備えた回収現像剤搬送手段と、
    前記回収現像剤搬送手段を前記搬送方向の下流側に向けて引っ張るバネと、
    前記回収ローラ部材の回転に連動して駆動され、前記バネの力に抗して前記回収現像剤搬送手段を前記搬送方向の上流側に向けて加圧する加圧手段と、
    を有し、
    記加圧手段が前記回収現像剤搬送手段を加圧することと、その加圧を解除することとを繰り返すことによって、前記回収現像剤搬送手段が前記往復動作することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送部材は、前記掻き取り部材により前記回収ローラ部材上から掻き取られた現像剤をその上に載せて搬送することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送部材は、シート部材であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送部材は、前記搬送方向の上流側に向けて移動する際に、前記掻き取り部材により前記回収ローラ部材上から掻き取られた現像剤を浚ってその上に載せると共に、前記搬送方向の最上流側にある際には、前記掻き取り部材により前記回収ローラ部材上から掻き取られた現像剤がその上に直接堆積することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記加圧手段は、前記回収ローラ部材の長手方向の複数箇所に設けられ前記回収ローラの回転に連動して回転駆動されるカム部を有し、
    前記回収現像剤搬送手段は、前記カム部に当接するように配置され前記搬送部材をその間に保持した2つのブロック部材を有し、
    前記回収現像剤搬送手段は、前記カム部の作用により前記往復動作することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  6. 前記2つのブロック部材は、それぞれ前記回収ローラ部材の長手方向における前記掻き取り部材が前記回収ローラ部材上から現像剤を掻き取る領域外に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記飛散現像剤回収装置は、
    回転可能な前記像担持体に設けられ前記像担持体の回転動作に伴って回転するカムと、
    一端部側が一方向クラッチを介して揺動可能に前記回収ローラ部材に接続され、他端部側が前記カムに接触するアームと、
    を有し、
    前記回収ローラ部材は、前記カムの回転に伴って前記アームが揺動することで、前記一方向クラッチを介して一方向に一定角度毎に回転させられることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 前記回収容器の底面は傾斜しており、その傾斜は、前記搬送方向上流側に対して下流側が低くなっていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 前記回収現像剤搬送手段は、前記往復動作において前記搬送方向の最上流側にある時間が最も長いことを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  10. 前記回収現像剤搬送手段は、前記搬送方向の下流側に向けて移動する際に、前記搬送方向の上流側に向けて移動する際よりも速く移動することを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  11. 前記回収ローラ部材は、導電性の素材にて作製され、バイアス電圧が印加されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  12. 前記回収ローラ部材は、磁場を形成できる素材とされることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  13. 前記掻き取り部材は、シート部材であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  14. 前記回収現像剤搬送手段は、前記掻き取り部材の近傍且つ前記搬送方向下流側に配置されることを特徴とする請求項1〜13のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  15. 静電潜像が形成される像担持体と、現像剤を収容し、前記現像剤を前記像担持体に形成された前記静電潜像に付与して可視像とする現像装置と、飛散している現像剤を回収する飛散現像剤回収装置と、を有する画像形成装置において、
    前記飛散現像剤回収装置は、
    回収した現像剤を溜める回収容器と、
    前記回収容器に回転自在に設けられ、飛散現像剤を回収するための回収ローラ部材と、
    前記回収ローラ部材上の現像剤を掻き取るための掻き取り部材と、
    前記回収ローラ部材の長手に対して直角な方向に往復動作可能な回収現像剤搬送手段であって、前記掻き取り部材により前記回収ローラ部材上から掻き取られた現像剤を前記往復動作の方向に沿って前記回収ローラ部材から離れる搬送方向に搬送する搬送部材を備えた回収現像剤搬送手段と、
    を有し、
    前記回収現像剤搬送手段の前記往復動作時の移動速度が、前記回収ローラ部材から離れる場合よりも、前記回収ローラ部材に近づく場合の方が遅くなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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