JP4682846B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置の分野において、ベルトの表面状態を検出する技術が提供されている。例えば、特許文献1では、ベルト上に形成されたパターン画像をセンサによって読み取る技術が開示されており、従来の画像形成装置では、このような読み取りによって得られた情報を各種制御に利用している。
特開平11−220586号公報
ところで、ベルトの表面状態を精度高く検出するには、検出位置においてベルトを安定した状態にしておくことが望ましい。そのため、特許文献1の技術では、パターン画像を読み取る領域付近においてベルトを平面状に安定化する背面当接部材を設けている。この構成によれば、読み取り領域付近が安定した状態となり、ベルトの表面状態を精度高く検出できることとなる。しかしながら、特許文献1のように、所定領域の張力を常に高める構成の場合、ベルトに加わる負荷が大きく、ベルトに伸びやくせなどが生じる虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、ベルトに加わる負荷を抑えつつ、ベルトの表面の状態を精度高く検出しうる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、被記録媒体に画像を形成するとともに、少なくとも前記画像が形成される際の補正処理を行うためのパターン画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段にて形成される前記パターン画像を担持しつつ周回移動する環状のベルトと、前記ベルトの表面の状態を検出する検出手段と、前記検出手段による検出位置についての前記ベルトの張力状態として、前記検出手段による検出が行われない場合の状態である非検出張力状態と、前記非検出張力状態より張力が増大された張力増大状態とがあり、前記検出手段による検出を行う際に、少なくとも前記検出手段による前記検出位置における前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とする張力増大手段と、前記ベルトを駆動する駆動ローラと、前記ベルトを清掃するクリーニング部材と、を備え、前記ベルトの周回移動方向における、前記ベルトが前記駆動ローラに支持される支持位置と、前記ベルトが前記クリーニング部材と接触する清掃位置と、の間において、前記検出位置が配置されており、前記張力増大手段は、前記検出手段による検出を行う際に、前記ベルトの周回移動に対する前記クリーニング部材による抵抗力を、前記ベルトが前記非検出張力状態である場合よりも低下させるように当該クリーニング部材を制御することで、前記ベルトの張力状態を前記張力増大状態とすることを特徴とする。
ここで、「画像形成手段にて形成される画像を担持する構成」は、ベルト表面にて直接画像を担持する構成のみならず、画像を間接的に担持する構成(例えば、画像を担持する被記録媒体を保持することで画像を間接的に担持する構成等)をも含む。
また、「検出手段によってベルトの表面の状態を検出する構成」とは、ベルトの表面に形成された濃度パッチやレジストマークを検出する構成、ベルトの下地の状態を検出する構成(キズの検出や下地濃度の検出など)、予め所定間隔に配置されたベルト上のマークからベルトの移動量を検出する構成、などを含む。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記クリーニング部材は、前記ベルトに対して接触及び離間可能に構成され、前記張力増大手段は、前記クリーニング部材を、接触状態から離間状態に変位させることにより、前記ベルトが前記非検出張力状態である場合よりも前記抵抗力を低下させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、前記クリーニング部材は、前記ベルトに接触する回転可能なローラ部材からなり、前記張力増大手段は、前記ローラ部材における前記ベルトを送り出す順方向の回転速度を、前記ベルトが前記非検出張力状態である場合よりも相対的に増大させるように前記ローラ部材を駆動することで前記抵抗力を低下させることを特徴とする。
請求項4の発明は、被記録媒体に画像を形成するとともに、少なくとも前記画像が形成される際の補正処理を行うためのパターン画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段にて形成される前記パターン画像を担持しつつ周回移動する環状のベルトと、前記ベルトの表面の状態を検出する検出手段と、前記検出手段による検出位置についての前記ベルトの張力状態として、前記検出手段による検出が行われない場合の状態である非検出張力状態と、前記非検出張力状態より張力が増大された張力増大状態とがあり、前記検出手段による検出を行う際に、少なくとも前記検出手段による前記検出位置における前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とする張力増大手段と、前記ベルトを駆動する駆動ローラと、前記ベルトを清掃するクリーニング部材とを備え、前記ベルトの周回移動方向における、前記ベルトが前記駆動ローラに支持される支持位置と、前記ベルトが前記クリーニング部材と接触する清掃位置と、の間において、前記検出位置が配置されており、前記張力増大手段は、前記駆動ローラの回転速度を、前記非検出張力状態の第1回転速度から、それよりも小さい第2回転速度へと低下させるように当該駆動ローラを制御することで、前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記検出手段は、少なくとも前記ベルトに担持された前記パターン画像を検出するものであり、前記張力増大手段は、前記検出手段による前記パターン画像の検出時に、前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とすることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、前記画像形成手段は、前記ベルトの周回移動方向における前記検出位置と前記清掃位置との間の長さよりも短い長さのパターン画像を前記ベルト上に形成し、前記検出手段は、前記ベルトに担持された前記パターン画像を検出する構成をなし、前記クリーニング部材は、前記検出手段による前記パターン画像の検出が完了してから前記パターン画像が前記清掃位置に到達するまでの間に前記ベルトに対するクリーニング動作を開始することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5または請求項6に記載の画像形成装置において、前記検出手段は、前記ベルトに担持されるパターン画像を検出する構成をなし、
前記画像形成手段は、先行する前記パターン画像と後続する前記パターン画像とを、前記ベルトの周回移動方向における前記検出位置と前記清掃位置との間の長さよりも大きい間隔をあけて前記ベルト上に形成することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5または請求項6に記載の画像形成装置において、前記検出手段は、前記ベルトに担持されるパターン画像を検出する構成をなし、前記画像形成手段は、前記パターン画像を、前記ベルトの周回移動方向における前記検出位置と前記清掃位置との間の長さよりも大きい間隔をあけて分割して形成することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記ベルトは、複数のローラに張架されて複数の平面が構成されるようになっており、前記画像形成手段は、いずれか一の平面と対向配置され、前記検出手段は、前記一の平面と異なる他の平面と対向配置されていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、検出手段によってベルトの表面の状態を検出する際に、検出位置においてベルトの張力を増大させ、ベルトを安定させることができるため、ベルトの表面の状態を精度高く検出することができるようになる。また、常にベルトの張力が増大するのではなく、張力が弱まる期間が存在するようになるため、ベルトの負荷を抑えることができ、ベルトの伸びやくせなどを効果的に抑制できることとなる。
また、ベルトにパターン画像を形成しうる構成において、ベルトの表面の状態を精度高く検出でき、かつベルトの負荷を効果的に抑えることができるようになる。
また、クリーニング部材を利用して張力を増大することができるようになる。即ち、張力増大手段として専用の部品を設けることなくベルトの張力を増大させる構成を実現できるため、コストを抑えつつ精度高い検出が可能となる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、簡易な構成にてクリーニング部材による抵抗力を低下させることができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、複雑な機構を用いることなく簡易にクリーニング部材による抵抗力を低下させることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、駆動ローラを利用して張力を増大することができるようになる。即ち、張力増大手段として専用の部品を設けることなくベルトの張力を増大させる構成を簡易に実現できるため、コストを抑えつつ精度高い検出が可能となる。
<請求項5の発明>
請求項5の構成によれば、パターン画像の検出時においてパターン画像を安定させることができるため、パターン画像を精度高く検出することができるようになる。
<請求項の発明>
請求項の発明によれば、検出手段による検出の際に検出位置の張力を増大させることができ、かつパターン画像のクリーニングを行う際には、当該パターン画像についての検出が完了していることとなる。従って、高精度な検出を可能としつつ、検出後すぐにクリーニングを実行する構成が採用でき好適である。
<請求項の発明>
請求項の発明によれば、パターン画像のクリーニングを行っている最中に、次のパターン画像の検出が重ならないようになる。従って、複数のパターン画像を形成する場合において、パターン画像の検出とパターン画像のクリーニングとを共に良好に行うことができるようになる。
<請求項の発明>
請求項の発明によれば、パターン画像を長く形成する場合であってもパターン画像のクリーニングと検出とが重ならない構成を、装置構成を大型化することなく簡易に実現できる。
<請求項の発明>
請求項の構成によれば、画像形成手段を構成する部品と検出手段を構成する部品とが、いずれか一の平面付近に集中しなくなり、これら部品を複数の平面に亘って効率的に配置できるようになる。従って、装置の小型化を効果的に図ることができる。
<実施形態1>
1.全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、複数のプロセス部17が水平方向において並列的に配置される、横並びタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング2内に、被記録媒体たる用紙3を給紙するための給紙部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6を備えている。画像形成部5は、画像形成手段に相当する。
本体ケーシング2は、上側が開口される側面視略矩形状のボックス形状をなし、その上側にはトップカバー7が設けられている。このトップカバー7は、本体ケーシング2の後側(以下の説明において、図1における左側を後側、右側を前側とする。)に設けられるカバー軸8を介して回動可能に支持されており、本体ケーシング2に対して開閉自在に設けられている。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に設けられる用紙トレイ9と、その用紙トレイ9の前側上方に設けられるピックアップローラ10および給紙ローラ11と、給紙ローラ11の前側上方に設けられる給紙側U字パス12と、給紙側U字パス12の途中に設けられる1対の搬送ローラ13および1対のレジストローラ14とを備えている。
用紙トレイ9は、引き出し可能とされるものであり、この用紙トレイ9内には、用紙3がスタックされており、その最上位にある用紙3は、まず、ピックアップローラ10によってピックアップされて、前方に搬送され、次いで、給紙ローラ11によって給紙側U字パス12に給紙される。
給紙側U字パス12は、上流側端部が、下方において給紙ローラ11に隣接し、用紙3が前方に向かって給紙されるように、また、下流側端部が、上方において後述する搬送ベルト38に隣接し、用紙3が後方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
そして、給紙側U字パス12の上流側端部に、前方に向かって給紙された用紙3は、給紙側U字パス12内において、搬送ローラ13により搬送され、搬送方向が反転され、レジストローラ14によるレジスト後に、レジストローラ14によって、後方に向かって排紙される。
画像形成部5は、プロセス部17、転写部18および定着部19を備えている。
プロセス部17は、複数色のトナーの各色ごとに設けられている。すなわち、プロセス部17は、イエロープロセス部17Y、マゼンタプロセス部17M、シアンプロセス部17Cおよびブラックプロセス部17Kの4つからなる。これらプロセス部17は、前方から後方に向かって互いに間隔を隔てて、水平方向において重なるように、順次並列して配置されている。
各プロセス部17は、各プロセス部17に固定配置されるスキャナユニット20と、各プロセス部17に対して着脱自在に装着されるプロセスカートリッジ21とを備えている。
スキャナユニット20は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー22、レンズ23、ならびに反射鏡24とを備えている。そして、スキャナユニット20では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザ光が、ポリゴンミラー22で反射され、レンズ23を通過し、反射鏡24で反射されて、後述する感光ドラム25に向けて出射される。
各プロセスカートリッジ21は、前後方向および上下方向(用紙3の厚さ方向)に対して傾斜する方向、つまり、上方から下方に向かって後側に傾斜する方向(上方が前側に傾斜する方向)に沿って着脱可能に構成され、感光ドラム25、スコロトロン型帯電器26、現像ローラ27および供給ローラ28を備えている。
感光ドラム25は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体29と、このドラム本体29の軸心において、ドラム本体29の軸方向に沿って延びるドラム軸30とを備えている。ドラム本体29は、ドラム軸30に対して回転自在に設けられ、ドラム軸30は、プロセスカートリッジ21のフレームの幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向、以下同じ。)両側壁に支持されている。そして、感光ドラム25は、画像形成時において、後述する搬送ベルト38との接触位置(画像形成位置)における搬送ベルト38の移動方向と同方向(図中時計回り)に回転駆動される。
スコロトロン型帯電器26は、ワイヤおよびグリッドを備え、コロナ放電を発生させる正帯電型のスコロトロン型帯電器であり、感光ドラム25の後方において、感光ドラム25と接触しないように間隔を隔てて対向配置されている。
現像ローラ27は、感光ドラム25の上方において感光ドラム25と対向配置され、感光ドラム25と圧接されている。この現像ローラ27は、金属製のローラ軸31に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分32が被覆されている。また、ローラ軸31は、プロセスカートリッジ21の幅方向両側壁に回転自在に支持されている。
供給ローラ28は、現像ローラ27の上方において現像ローラ27と対向配置され、現像ローラ27と圧接されている。この供給ローラ28は、金属製のローラ軸33に、導電性のスポンジ部材からなるローラ部分34が被覆されている。また、ローラ軸33は、プロセスカートリッジ21の幅方向両側壁に支持されている。
また、プロセスカートリッジ21内の上側部分は、トナーを収容するトナー収容室35として形成されており、各色ごとのトナーが収容されている。すなわち、トナー収容室35内には、各プロセス部17ごとに、イエロープロセス部17Yにはイエロー、マゼンタプロセス部17Mにはマゼンタ、シアンプロセス部17Cにはシアンおよびブラックプロセス部17Kにはブラックの色を有する正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが、それぞれ収容されている。
そして、各プロセス部17では、画像形成動作時には、各トナー収容室35に収容されている各色ごとのトナーが、供給ローラ28に供給され、この供給ローラ28の回転により現像ローラ27に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ28と、現像バイアスが印加されている現像ローラ27との間で正に摩擦帯電される。
一方、スコロトロン型帯電器26が、帯電バイアスの印加により、コロナ放電を発生させて、感光ドラム25の表面を一様に正帯電させている。感光ドラム25の表面は、感光ドラム25の回転に伴なって、スコロトロン型帯電器26により一様に正帯電された後、スキャナユニット20からのレーザ光の高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
さらに感光ドラム25が回転すると、次いで、現像ローラ27の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ27の回転により、感光ドラム25に対向して接触するときに、感光ドラム25の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム25の表面のうち、レーザ光によって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム25の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム25の表面には、各色ごとに、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部18は、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセス部17の下方において前後方向に沿って配置され、駆動ローラ36、従動ローラ37、搬送ベルト38、転写ローラ39、およびベルトクリーニング装置40を備えている。
駆動ローラ36は、図1にて概念的に示すモータM2により、画像形成時において、感光ドラム25の回転方向と逆方向(図中反時計回り)に回転駆動される。
従動ローラ37は、駆動ローラ36の回転駆動時に、次に述べる搬送ベルト38との接触部分における搬送ベルト38の移動方向と同方向(図中反時計回り)に従動回転する。
搬送ベルト38は、環状のベルトからなり、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂によって形成されている。この搬送ベルト38は、駆動ローラ36と従動ローラ37との間に巻回されている。そして、駆動ローラ36の駆動により、従動ローラ37が従動され、搬送ベルト38が、これら駆動ローラ36および従動ローラ37の間を、各プロセス部17の感光ドラム25と対向して接触する画像形成位置において、感光ドラム25と同方向に回転するように、周回移動される。このとき、搬送ベルト38の感光ドラム25との接触位置における移動方向において、下流側に駆動ローラ36が配置され、上流側に従動ローラ37が配置されることによって、搬送ベルト38の感光ドラム25と対向する上側部分を引っ張りながら搬送することになるので当該部分に弛みが発生することを防止することができる。そのため、搬送ベルト38によって、用紙3を精度よく搬送することができることとなる。
なお、上記駆動ローラ36、従動ローラ37、搬送ベルト38に加え、転写部18、ピックアップローラ10、給紙ローラ11、後側の搬送ローラ13および1対のレジストローラ14が、ベルトユニットフレーム61に一体的に保持されることによって、本体ケーシング2に対して前側から水平方向に着脱可能なベルトユニット60が構成されている。
また、転写ローラ39は、駆動ローラ36および従動ローラ37の間に巻回されている搬送ベルト38内において、各プロセス部17の感光ドラム25と搬送ベルト38を挟んで対向配置されている。この転写ローラ39は、金属製のローラ軸41に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分42が被覆されている。また、転写ローラ39は、ローラ軸41の両軸端部が導電性を有する軸受(図示略)に支持されている。
各軸受には、転写バイアスラインが電気的に接続されており、転写時には、その転写バイアスラインから軸受を介して、転写ローラ39に転写バイアスが印加される。
図1を参照して画像形成について説明すると、給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ36の駆動および従動ローラ37の従動により周回移動される搬送ベルト38によって、前方から後方に向かって、搬送ベルト38と各プロセス部17の感光ドラム25との間の画像形成位置を、順次通過するように搬送され、その搬送中に、各プロセス部17の感光ドラム25に担持されている各色毎のトナー像が、順次転写され、これにより、用紙3にカラー像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロープロセス部17Yの感光ドラム25の表面に担持されたイエローのトナー像が、用紙3に転写されると、次いで、マゼンタプロセス部17Mの感光ドラム25の表面に担持されたマゼンタのトナー像が、既にイエローのトナー像が転写されている用紙3に重ねて転写され、同様の動作によって、シアンプロセス部17Cの感光ドラム25の表面に担持されたシアンのトナー像、ブラックプロセス部17Kの感光ドラム25の表面に担持されたブラックのトナー像が重ねて転写され、これによって、用紙3にカラー像が形成される。
ベルトクリーニング装置40は、クリーニングボックス46と、クリーニングローラ47とを備えている。クリーニングボックス46は、搬送ベルト38と対向する側の一部に開口部が形成されており、その内部空間が搬送ベルト38から除去された付着物を貯留する除去物貯留部として形成されている。
クリーニングローラ47は、金属製の軸の外周を円筒状のスポンジによって覆ったローラからなり、クリーニングボックス46の開口部において回転可能に支持されており、搬送ベルト38の下側部分の外面38bに接触している。このクリーニングローラ47は、クリーニング動作時には、搬送ベルト38に対し、接触部分において搬送ベルト38の移動方向と逆方向に力を付与するように駆動される。即ち、クリーニングローラ47は、搬送ベルト38と接触する周面47Aが、搬送ベルト38との接触位置において、搬送ベルト38の移動方向とは反対方向に移動するように、モータM1により回転駆動されるようになっている。なお、このクリーニングローラ47には、図示しないバイアスラインからクリーニングバイアスが印加されるようになっている。
本構成では、感光ドラム25との接触によって搬送ベルト38に付着するトナーおよび用紙3との接触によって搬送ベルト38に付着する紙粉などの付着物は、搬送ベルト38の移動によってクリーニングローラ47と対向した時に、そのクリーニングローラ47によって捕捉される。そして、その捕捉された付着物は、クリーニングボックス46内において、クリーニングローラ47からかき落とされ、クリーニングボックス46内の除去物貯留部に貯留されることとなる。
さらに、搬送ベルト38を挟んでクリーニングローラ47と対向するように対向ローラ110が設けられており、この対向ローラ110は、クリーニングローラ47と共にベルトを挟持する構成をなしている。なお、本実施形態では、対向ローラ110は、搬送ベルト38のフレームの所定位置に回転可能に支持されており、搬送ベルト38と接触することで連れ回るようになっている。
定着部19は、転写部18の後方に配置されている。この定着部19は、加熱ローラ48および加圧ローラ49を備えている。
加熱ローラ48は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。そして、ハロゲンランプにより、加熱ローラ48の表面が定着温度に加熱される。また、加圧ローラ49は、加熱ローラ48を押圧するように設けられている。
そして、用紙3上に転写されたカラー像は、次いで、定着部19に搬送され、用紙3が加熱ローラ48と加圧ローラ49との間を通過する間に、熱定着される。
排紙部6は、排紙側U字パス50、排紙ローラ51、および、排紙トレイ52を備えている。
排紙側U字パス50は、上流側端部が、下方において定着部19に隣接し、用紙3が後方に向かって給紙されるように、下流側端部が、上方において排紙トレイ52に隣接し、用紙3が前方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
排紙ローラ51は、排紙側U字パス50の下流側端部に、1対のローラとして設けられている。
排紙トレイ52は、本体ケーシング2の上面に、前方から後方に向かって下方に傾斜する傾斜壁として形成されている。
定着部19から搬送されてくる用紙は、排紙側U字パス50の上流側端部に、後方に向かって給紙され、その排紙側U字パス50内において、搬送方向が反転され、排紙ローラ51により、前方に向かって排紙トレイ52上に排紙される。
2.電気的構成
次に、上記レーザプリンタ1の電気的構成について説明する。
図2は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。
レーザプリンタ1は、図2に示すようにCPU91、ROM92、RAM93、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなる制御部95によって各構成要素を制御する制御装置90が構成されている。さらに、制御部95と電気的に接続される形態にて、メインモータ96、スキャナモータ97、入力パネルなどからなる操作部98、各種ランプなどからなる表示部99、センサ100などが設けられ、これらにより制御系が構成されている。
ROM92、RAM93は、CPU91に接続されており、CPU91は、ROM92に記憶された処理手順に従って、その処理結果をRAM93に記憶させながら、制御部95を介して各構成要素を制御する。
メインモータ96は、上述の搬送ベルト38などを回転させるモータである。また、スキャナモータ97は、スキャナユニット20内のポリゴンミラー22を回転させるモータである。
CPU91は、予めROM92に格納されたプログラムに基づいて、メインモータ96やスキャナモータ97の駆動制御を行う。
制御部95は、CPU91からの指令に従い画像形成部5を制御する。具体的には、スキャナユニット20を構成する各部により感光ドラム25の表面を露光する露光制御を行ったり、用紙3にトナーを転写する際の転写バイアスの制御等を行う。
また、制御装置90には、パーソナルコンピュータなどの外部機器と接続するためのネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)94が設けられている。
モータM1は、例えばDCモータによって構成されるものであり、制御部95及び図示しない駆動回路によって駆動制御され、両方向(図3のF1,F2参照)に回転可能とされている。
3.特徴部分
まず、本実施形態の特徴構成の概要を説明する。なお、図3は、搬送ベルト38の周囲の構成を概念的に説明する説明図である。
図1、図3に示すように、レーザプリンタ1には、搬送ベルト38の表面の状態を検出する上述のセンサ100が設けられている。このセンサ100(センサ100は検出手段に相当する)は、搬送ベルト38の表面濃度を検出する濃度検出センサとして構成されるものである。即ち、搬送ベルト38は、上述したように用紙3を搬送するものであるが、画像形成部5にて形成されるパターン画像(キャリブレーション処理に用いる濃度パッチ(図6参照)等のパターン画像)を直接担持しつつ周回移動可能とされており、センサ100はこのパターン画像の濃度や、搬送ベルト38の下地の濃度を検出する構成をなしている。
さらに、レーザプリンタ1では、センサ100によって搬送ベルト38の表面の濃度を検出する際に、センサ100による検出位置P1(センサ100が対向する位置)において、搬送ベルト38の張力を検出前よりも増大させるようにしている。本実施形態では、CPU91、モータM1、クリーニングローラ47によって張力増大手段が構成されている。具体的には、センサ100によってパターン画像を検出する時、或いはセンサ100によってベルトの下地濃度を検出する時に、検出位置におけるベルトの張力を検出前よりも増大させるようにしている。なお、以下において、画像形成のための制御構成を説明し、その際に、張力を増大させるための構成について詳細に説明することとする。
まず、通常の画像形成処理について説明する。
図4のフローチャートに示すように、画像形成処理が実行されると、S10にて通常時開始処理がなされる。この通常時開始処理は、搬送ベルト38、感光ドラム25、現像ローラ27、クリーニングローラ47、及び定着ローラ(加熱ローラ48、加圧ローラ49)を正転方向に駆動開始する処理である。なお、これらの駆動開始は順番に行ってもよく、並行して行ってもよい。なお、搬送ベルト38の正転方向は、図3のF3の方向であり、また、クリーニングローラ38の正転方向は、搬送ベルト38を矢印F3の方向に送り出す向き(図3の矢印F1の方向)である。また、感光ドラム25の正転方向は図1、図3における時計回り(図1の矢印参照)であり、現像ローラ27の正転方向は、感光ドラム25とは反対方向(即ち、図1における反時計回り)である。
そして、S20において、給紙部4により上述の給紙動作がなされ、次いで、S30において、画像形成部5により上述の画像形成動作がなされる。その後、排紙トレイ52への排紙が図示しないセンサによって検出されると、S40にてYesに進み、S60の通常時停止処理に移る。一方、所定期間内に排紙が確認されない場合、S40にてNoに進み、S50にて用紙ジャムが生じたものとしてエラー表示し、その後、S60の通常時停止処理に進む。この通常時停止処理は、S10の通常時開始処理にて駆動を開始した搬送ベルト38、感光ドラム25、現像ローラ27、クリーニングローラ47、定着ローラ(加熱ローラ48、加圧ローラ49)をすべて停止する処理である。なお、それぞれの停止は順番に行ってもよく、並行に行ってもよい。
次に、パッチ濃度測定処理について説明する。
図5は、パッチ濃度測定処理の流れを例示するフローチャートである。
パッチ濃度検出処理が実行されると、まずS100にてパッチ濃度測定時開始処理が行われる。S100のパッチ濃度測定時開始処理は、図4のS10の通常時開始処理と同様であり、搬送ベルト38、感光ドラム25、現像ローラ27、クリーニングローラ47、を正転方向に駆動開始する処理であるが、当該パッチ濃度測定処理では定着器は用いないため、定着ローラの駆動開始は行われない。
その後、S110にて図6に例示するようなパッチP(パッチPはパターン画像の一例に相当する)を搬送ベルト38上に形成する。本実施形態で例示するパッチPは、いずれかの色のマークが集合化したマーク群として構成されており、図6では、イエロー色について、20%、40%、60%、80%の4階調のマークが形成されることによりパッチPが構成されている。また、図示はしていないが、イエロー色以外の、マゼンタ色、シアン色、ブラック色についても、それぞれ複数の階調のマークを集合化させたパッチが構成されるようになっている。
なお、パッチの例としては、図6のような色毎のマーク群に限られず、複数色のマークが集合化したマーク群として構成されていてもよい。例えば、同一階調の複数色のマークを集合化させてパッチを構成するようにしてもよい。
形成されたパッチP(図6)は、搬送ベルト38に担持された状態で移動し、図3に示すセンサ100による検出位置P1まで移動する。センサ100は、搬送ベルト38の周回移動方向における、搬送ベルト38が駆動ローラ36に支持される支持位置と、搬送ベルト38がクリーニングローラ47と接触する清掃位置P2との間において、搬送ベルト38と対向配置されている。そして、パッチPの先頭がセンサ100の位置まで移動すると、S120にてYesに進み、センサ100にてパッチPの濃度測定がなされる(S130)。パッチPの濃度検出中はS140にてNoに進んで、S130の濃度測定が繰り返される。
本実施形態では、S100にてクリーニングローラ47が正転方向に駆動開始された後、正転方向の駆動が維持され、その状態でセンサ100によって検出がなされるようになっている。即ち、センサ100によるパッチ濃度検出中には、搬送ベルト38の周回移動に対するクリーニングローラ47による抵抗力が検出前(詳しくは、クリーニングローラ47の正転方向の駆動開始前)よりも低下するようになっており、これにより検出位置P1での搬送ベルト38の張力が増大することとなる。
パッチPの濃度検出が終了すると、S140にてYesに進み、S150にてクリーニングローラ47が逆転方向(図3の矢印F2の方向)に駆動され、形成されたパッチPのクリーニングがなされる。逆転方向への駆動はパッチPのクリーニングが終了するまで(即ち、パッチPの後端がクリーニングローラ47の接触位置P2を通過するまで)なされる。クリーニングローラ47が逆転方向に駆動されると、再び搬送ベルト38の周回移動に対するクリーニングローラ47の抵抗力が増大する一方で、搬送ベルト38上のトナー等の残留物を擦り取る作用が強まり、クリーニング力が増大する。このとき、クリーニングローラ47の抵抗力の増大に応じて検出位置P1における搬送ベルト38の張力は低減することとなるが、その際には、当該パッチPに関してセンサ100による濃度検出が終わっているため、検出精度に影響を及ぼすことはない。
パッチPのクリーニングが終了すると、S160にてYesに進み、クリーニングローラ47が正転方向に駆動される。この正転方向への駆動は、次のパッチPの検出に対する準備処理であり、次のパッチPがなければS180にてYesに進みS190のパッチ濃度測定時停止処理に移る。次のパッチPがあればS180にてNoに進み、再びS120〜S170の処理を繰り返すこととなる。次のパッチPが存在する場合、S170にてクリーニングローラ47が正転方向に駆動開始されているため、センサ100による次のパッチPの濃度検出の際には、搬送ベルト38の周回移動に対するクリーニングローラ47による抵抗力が検出前(クリーニングローラ47の正転方向の駆動開始前)よりも低下し、これにより検出位置P1での搬送ベルト38の張力が増大することとなる。従って、次のパッチPの濃度検出も精度高く行われることとなる。
S190のパッチ濃度測定時停止処理は、S110のパッチ濃度測定時開始処理にて駆動を開始した感光ドラム25、現像ローラ27、クリーニングローラ47、搬送ベルト38を停止させる処理である。なお、それぞれの停止は、順番に行ってもよく、並行して行ってもよい。
図7は、画像形成部5にて複数のパッチPを形成する場合について説明する説明図である。なお、図7では、イエローに関してのパッチPY(P)を形成したのち、マゼンタのパッチPM(P)を形成した例について示している。
本実施形態では、図7に示すように、搬送ベルト38の周回移動方向における検出位置P1(図3)と清掃位置P2(図3)との間の長さL1よりも短い長さL2のパッチP(パターン画像)をベルト上に形成しており、センサ100によるパッチPの濃度検出が完了し、パッチPの先頭が清掃位置P2に到達するまでの間に、クリーニングローラ47によるクリーニング動作が開始されるようになっている(詳しくは、クリーニングローラ47の逆転方向への駆動が開始される)。従って、センサ100による検出の際に検出位置P1の張力を増大させることができ、かつパッチPのクリーニングを行う際には、パッチPの検出が完了しているようになっている。従って、高精度な検出を可能としつつ、検出後すぐにクリーニングを実行する構成が採用でき好適である。
また、図7に示すように、画像形成部5にてパッチPを複数形成する際には、先行するパッチPYと後続するパッチPMとを、検出位置P1と清掃位置P2との間の長さL1よりも大きい間隔L3をあけて搬送ベルト38上に形成している。従って、パッチPYのクリーニングを行っている最中に、次のパッチPMの検出が重ならず、図7のように、複数のパッチを形成する場合において、パッチPの濃度検出とクリーニングとを共に良好に行うことができるようになっている。
本実施形態では、画像形成部5は、パッチPを、検出位置P1と清掃位置P2との間の長さL1(図3)よりも大きい間隔L3をあけて分割して形成するようにしているため、連続させると長くなってしまうようなパッチであってもクリーニングと検出とが重ならなくなっている。なお、ここでは、20%,40%,60%,80%の階調のマークを有するイエローのパッチPYとマゼンタのパッチPMに分けて形成する例を示したが、一つの色に関するパッチを上述の方法で複数に分割して形成してもよい。例えば、10%〜100%まで10%きざみで10個のマークを形成する場合、10%〜50%までのパッチと、60%〜100までのパッチとに分割して形成するようにしてもよい。その際、検出位置P1と清掃位置P2との間の長さL1(図3)よりも大きい間隔L3をあけて分割して形成する。このようにすると、各マークが占める領域を大きく確保することができるようになり、精度高い検出が可能となる。即ち、狭い領域に多くの階調のマークを形成すると、各マーク毎の領域が小さくなり、検出精度低下の懸念があるが、上記方法を用いればこのような問題を解消できる。
次に、図8のフローチャートを参照し、ベルトの下地測定処理について説明する。
図8に示すように、ベルトの下地測定処理が実施されると、S200にて下地測定時開始処理がなされる。この下地測定時開始処理は、図5のパッチ濃度測定時開始処理(S100)と同様に、搬送ベルト38、感光ドラム25、現像ローラ27、クリーニングローラ47、を正転方向に駆動開始する処理である。その後、S210にてクリーニングローラ47を逆転方向に駆動する。この逆転方向の駆動は、逆転駆動開始から搬送ベルト38が1周するまでの間行われる。搬送ベルト38のクリーニングが1周終了すると、S220にてYesに進み、クリーニングローラ47が正転方向に駆動される(S230)。クリーニングローラ47が正転方向に駆動されると、上述したように、搬送ベルト38の周回移動に対するクリーニングローラ47による抵抗力が検出前(詳しくは、クリーニングローラ47の正転方向の駆動開始前)よりも低下し、検出位置P1での搬送ベルト38の張力が増大する。この状態でS240のベルト下地測定処理がなされる。ベルト下地測定処理は、センサ100によってベルトの下地の濃度を検出する処理であり、この検出処理中には増大した張力が維持されるようになっている。そして、S250にてベルト状態が良好か否か(詳しくは検出濃度が基準を満たしているか否か)を判断し、良好でない場合(例えば、ベルトに汚れなどが生じている場合等)にはS260にてエラーを報知する。エラー報知後はS270の下地測定時停止処理に移る。また、S250にて良好と判断された場合もS270の下地測定時停止処理に移る。S270の下地測定時停止処理は、図5のパッチ濃度測定時停止処理(S190)と同様の処理であり、駆動中の感光ドラム25、現像ローラ27、クリーニングローラ47、搬送ベルト38を停止させる。このように、本実施形態では、「ベルトの表面の状態の検出」としてパターン画像の検出のみならず、搬送ベルト38の下地の濃度検出をも実施しており、その際にも搬送ベルトの張力を増大させるようにしている。なお、本実施形態では、搬送ベルト38の1周分のクリーニングを行った後、搬送ベルト38の下地の濃度検出を行っているが、1周以上(例えば2週)クリーニングした後、搬送ベルト38の下地の濃度検出を行うようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、センサ100によってベルトの表面の状態を検出する際に、検出位置P1において搬送ベルト38の張力を増大させ、搬送ベルト38を安定させることができるため、搬送ベルト38の表面の状態を精度高く検出することができるようになる。また、常に搬送ベルト38の張力を増大させるのではなく、張力が弱まる期間が存在するように制御しているため、搬送ベルト38の負荷が抑えられ、搬送ベルト38の伸びやくせなどが効果的に抑制されることとなる。
また、クリーニングローラ47を利用して搬送ベルト38の張力を増大できるようになっているため、張力増大手段として専用の部品を設けることなく搬送ベルト38の張力を増大させることができ、コストを抑えつつ精度高い検出が可能となる。
また、パッチの検出時には、クリーニングローラ47における搬送ベルト38を送り出す順方向の回転速度を、検出前よりも相対的に増大させることで(より詳しくは、クリーニングローラ47が停止している状態から搬送ベルト38を送り出す順方向に駆動させることで(S100(図5)参照)、或いは、クリーニングローラ47が逆方向に回転している状態から、順方向の回転に変更することで(S170(図5)参照))、搬送ベルト38の周回移動に対するクリーニングローラ47による抵抗力を低下させるようにしている。従って、複雑な機構を用いることなく簡易にクリーニングローラ47による抵抗力を低下させることができる。
本実施形態では、図1や図3に示すように、搬送ベルト38は、2のローラに張架されて2つの平面38A,38Bが構成されるようになっており、画像形成部5は、一方側の平面38A(一の平面)と対向配置されている。他方、センサ100は、画像形成部5が対向する一方側の平面と異なる他の平面38Bと対向配置されている。即ち、画像形成部5を構成する部品とセンサ100を構成する部品とが、片方の平面付近に集中せず、これら部品が複数の平面に亘って効率的に配置されるためよりコンパクトな構成となっている。
<実施形態2>
次に、図9を参照して実施形態2について説明する。
上記実施形態では、クリーニングローラ47の順方向の回転速度を相対的に変更することにより搬送ベルト38の張力を増大させる構成を例示したが、本実施形態では、クリーニングローラ47を搬送ベルト38に対して接触及び離間可能とすることで搬送ベルト38の張力を増大させる構成を例示している。なお、クリーニング装置40の構成以外は実施形態1と同様であるのでクリーニング装置40以外の詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態では、搬送ベルト38に対してクリーニングローラ47が接触及び離間可能に構成されている。具体的には、クリーニングローラ47を直線的に駆動するアクチュエータ120が設けられており、このアクチュエータ120の駆動によりクリーニングローラ47が図9に示す接触位置と、ここから離間する離間位置とで変位するようになっている。なお、アクチュエータ120は、電気的信号に基づいてクリーニングローラ47を直線的に変位させるものであり、例えばソレノイドやステッピングモータなどによって構成されている。ステッピングモータを用いる場合は、モータの回転を変換機構(例えば、カム等を用いた変換機構)を用いて直線的な動きに変換することで好適に実現できる。
なお、図9には駆動構成の一例を示しており、この構成では、クリーニングローラ47の回転軸には歯車G1が固定され、クリーニングローラ47が接触位置にある場合にはこの歯車G1が駆動歯車G2からの動力を受け、離間位置にある場合には歯車G1が駆動歯車G2から離間し、動力が遮断されるようになっている。この構成をとる場合、クリーニングローラ47を、搬送ベルト38に接触させた接触状態からベルトから離間した離間状態に変位させることにより、検出前よりも抵抗力を低下させることができる。即ち、クリーニングローラ47は、逆転方向に駆動する構成をなしており、クリーニング時には逆転方向に駆動するクリーニングローラ47を図9のように接触させてクリーニングを行う。一方、センサ100によってパターン画像やベルトの下地を検出する際には、クリーニングローラ47を搬送ベルト38から離間させるようにアクチュエータ120を駆動させることで、搬送ベルト38の周回移動に対するクリーニングローラ47による抵抗力を低下させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、クリーニングローラ47によってベルトの張力を増大させる構成を例示したが、駆動ローラ36によって張力増大手段を実現してもよい。例えば、上記実施形態と同様に、搬送ベルト38の周回移動方向における駆動ローラ36から従動ローラ37へと向かう部分と対向してセンサ100を配置した上で、駆動ローラ36の回転速度を、検出前の第1回転速度から、それよりも小さい第2回転速度へと低下させるように駆動ローラ36を制御することで、搬送ベルト38の張力を検出前よりも増大させるようにしてもよい。この例としては、例えばCPU91の制御に基づいて、メインモータ96への電流値を制御することにより回転速度を低下させる構成が考えられ、この場合、CPU91、メインモータ96、駆動ローラ36が張力増大手段に相当することとなる。この場合も、張力増大手段として専用の部品を設けることなくベルトの張力を増大させる構成を簡易に実現でき、コストを抑えつつ精度高い検出が可能となる。
(2)本発明で「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えた複合機であってもよい。また、上記実施形態のような、現像ローラ27毎に像担持体を備えたタンデム方式のものに限られず、共通の像担持体に対し各現像ローラが現像剤像の形成を行う転写体方式、中間転写体方式及びシングルパス方式であってもよい。
(3)特許請求の範囲でいうベルトは、上記実施形態のような搬送ベルトに限られない。例えば、画像形成装置を多重現像方式(シングルパス方式や多回転方式)の装置として構成した場合、露光によって静電潜像が形成される「感光体ベルト」を本発明の「ベルト」としてもよい。また、画像形成装置を中間転写体方式の装置として構成した場合、感光体に担持された現像剤像を被記録媒体に転写するまでの間で中継的な役割を果たす「中間転写ベルト」を、本発明の「ベルト」としてもよい。
(4)上記実施形態では、クリーニングローラの回転速度や接触離間を調整することにより抵抗力を調節していたが、クリーニング部材のベルトへの当接力を調節することにより抵抗力を調節するようにしてもよい。例えば、クリーニング時にはクリーニング部材をベルトに強く押し当て、検出時には弱く押し当てるようにして抵抗力を調整するようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、クリーニング部材としてクリーニングローラを例示したが、これに限らず、例えば、ベルト上の異物を掃き取り可能な或いは掻き取り可能な部材(例えばブレード状に構成されるクリーニングブレード)などであってもよい。このようにクリーニングブレードを用いた場合であっても、クリーニングブレードの接触及び離間によって抵抗力を調節するようにしてもよく、クリーニングブレードのベルトへの当接力を調節することにより抵抗力を調節するようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、円筒状のクリーニングローラによってクリーニング部材を構成したが、これに限らず、例えば、回転可能なブラシ部材によってクリーニング部材を構成してもよい。
(7)実施形態1では、クリーニングローラ47を停止状態から正転方向(順方向)に回転させることで、或いは逆転方向から正転方向へ回転させることで、クリーニングローラ47の順方向の回転速度を相対的に増大させていたが、クリーニングローラ47の順方向の回転速度を相対的に増大させて抵抗力を低下させる方法としては、以下の方法であってもよい。例えば、クリーニングローラ47が搬送ベルト38を送り出す正転方向(順方向)に回転している状態において、所定回転速度(第1の順回転速度)からそれよりも大きい第2の順回転速度に変更することで抵抗力を低下させる方法であってもよい。また、クリーニングローラ47が搬送ベルト38を送り出す正転方向(順方向)とは逆方向に回転している状態において、所定回転速度(第1の逆回転速度)からそれよりも小さい第2の逆回転速度に変更することで抵抗力を低下させる方法であってもよい。
(8)上記実施形態では、「パターン画像」として濃度測定用のパッチを例示したが、濃度測定用のパッチでなくてもよい。例えば、ベルトの移動量を測定するためのマークや、各色ごとの画像形成位置を検出するために形成されるレジストマークでもよい。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を概略的に示す側断面図 図1のカラーレーザプリンタの電気的構成を例示するブロック図 搬送ベルト付近の構成を概念的に説明する説明図 通常の画像形成処理のメインルーチンの流れを例示するフローチャート パッチ濃度測定処理の流れを例示するフローチャート パターン画像の一例たるパッチについて例示する説明図 搬送ベルト上に複数のパッチを形成する例について説明する説明図 下地測定処理の流れを例示するフローチャート 実施形態2のレーザプリンタにおける搬送ベルト付近の構成を概念的に説明する説明図
1...カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
5...画像形成部(画像形成手段)
36...駆動ローラ
37...従動ローラ
38...搬送ベルト(ベルト)
38A...一の平面
38B...他の平面
47...クリーニングローラ(クリーニング部材、ローラ部材、張力増大手段)
91...CPU(張力増大手段)
100...センサ(検出手段)
M1...モータ(張力増大手段)
P1...検出位置
P2...清掃位置

Claims (9)

  1. 被記録媒体への画像の形成、および、前記画像を形成する際の補正処理を決定するパターン画像の形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段にて形成される前記パターン画像を担持しつつ周回移動する環状のベルトと、
    前記ベルトの表面の状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出位置についての前記ベルトの張力状態として、前記検出手段による検出が行われない場合の状態である非検出張力状態と、前記非検出張力状態より張力が増大された張力増大状態とがあり、
    前記検出手段による検出を行う際に、少なくとも前記検出手段による前記検出位置における前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とする張力増大手段と、
    前記ベルトを駆動する駆動ローラと、
    前記ベルトを清掃するクリーニング部材と、
    を備え、
    前記ベルトの周回移動方向における、前記ベルトが前記駆動ローラに支持される支持位置と、前記ベルトが前記クリーニング部材と接触する清掃位置と、の間において、前記検出位置が配置されており、
    前記張力増大手段は、前記検出手段による検出を行う際に、前記ベルトの周回移動に対する前記クリーニング部材による抵抗力を、前記ベルトが前記非検出張力状態である場合よりも低下させるように当該クリーニング部材を制御することで、前記ベルトの張力状態を前記張力増大状態とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング部材は、前記ベルトに対して接触及び離間可能に構成され、
    前記張力増大手段は、前記クリーニング部材を、接触状態から離間状態に変位させることにより、前記ベルトが前記非検出張力状態である場合よりも前記抵抗力を低下させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング部材は、前記ベルトに接触する回転可能なローラ部材からなり、
    前記張力増大手段は、前記ローラ部材における前記ベルトを送り出す順方向の回転速度を、前記ベルトが前記非検出張力状態である場合よりも相対的に増大させるように前記ローラ部材を駆動することで前記抵抗力を低下させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 被記録媒体への画像の形成、および、前記画像を形成する際の補正処理を決定するパターン画像の形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段にて形成される前記パターン画像を担持しつつ周回移動する環状のベルトと、
    前記ベルトの表面の状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出位置についての前記ベルトの張力状態として、前記検出手段による検出が行われない場合の状態である非検出張力状態と、前記非検出張力状態より張力が増大された張力増大状態とがあり、前記検出手段による検出を行う際に、少なくとも前記検出手段による前記検出位置における前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とする張力増大手段と、
    前記ベルトを駆動する駆動ローラと、
    前記ベルトを清掃するクリーニング部材と、
    を備え、
    前記ベルトの周回移動方向における、前記ベルトが前記駆動ローラに支持される支持位置と、前記ベルトが前記クリーニング部材と接触する清掃位置と、の間において、前記検出位置が配置されており、
    前記張力増大手段は、前記駆動ローラの回転速度を、前記非検出張力状態の第1回転速度から、それよりも小さい第2回転速度へと低下させるように当該駆動ローラを制御することで、前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とすることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、少なくとも前記ベルトに担持された前記パターン画像を検出するものであり、
    前記張力増大手段は、前記検出手段による前記パターン画像の検出時に、前記ベルトの張力状態前記張力増大状態とすることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は、前記ベルトの周回移動方向における前記検出位置と前記清掃位置との間の長さよりも短い長さのパターン画像を前記ベルト上に形成し、
    前記検出手段は、前記ベルトに担持された前記パターン画像を検出する構成をなし、
    前記クリーニング部材は、前記検出手段による前記パターン画像の検出が完了してから前記パターン画像が前記清掃位置に到達するまでの間に前記ベルトに対するクリーニング動作を開始することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記検出手段は、前記ベルトに担持されるパターン画像を検出する構成をなし、
    前記画像形成手段は、先行する前記パターン画像と後続する前記パターン画像とを、前記ベルトの周回移動方向における前記検出位置と前記清掃位置との間の長さよりも大きい間隔をあけて前記ベルト上に形成することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記検出手段は、前記ベルトに担持されるパターン画像を検出する構成をなし、
    前記画像形成手段は、前記パターン画像を、前記ベルトの周回移動方向における前記検出位置と前記清掃位置との間の長さよりも大きい間隔をあけて分割して形成することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記ベルトは、複数のローラに張架されて複数の平面が構成されるようになっており、
    前記画像形成手段は、いずれか一の平面と対向配置され、
    前記検出手段は、前記一の平面と異なる他の平面と対向配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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