JP2003182113A - カラーインクジェット記録装置及び複写装置 - Google Patents

カラーインクジェット記録装置及び複写装置

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JP2003182113A
JP2003182113A JP2002200745A JP2002200745A JP2003182113A JP 2003182113 A JP2003182113 A JP 2003182113A JP 2002200745 A JP2002200745 A JP 2002200745A JP 2002200745 A JP2002200745 A JP 2002200745A JP 2003182113 A JP2003182113 A JP 2003182113A
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ink jet
nozzle
color
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Takuro Sekiya
卓朗 関谷
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個のノズルが記録媒体の被印写幅をカバ
ーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェッ
ト記録装置において、装置内で大量に使用されるインク
がインク容器外に漏れても電気系統を破損しないように
する。 【解決手段】 大量のインクを消費するマルチノズル型
カラーインクジェット記録装置において、各色毎のマル
チノズル型カラーインクジェット記録ヘッドには、色毎
のインク容器27Y,27M,27C,27Bがそれぞ
れポンプ25を有するインク供給路24を介して接続さ
れる。消耗品であるインク容器27Y,27M,27
C,27Bは水に弱い電気系統部品・ユニットより下方
に配置されるので、インク容器からインクが漏れても、
装置の電気系統部品・ユニットを破損することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーインクジェ
ット記録装置及び複写装置に関し、さらに詳しくは、記
録媒体幅全域にインク吐出口を配列してなるマルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドに対するインク供給手段
及びその設置装置に特徴を有するカラーインクジェット
記録装置及び複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体の記録面に対してインクを吐出
して付着させることにより、記録動作を行うインクジェ
ット記録装置が、広く実用に供されている。インクジェ
ット記録装置においては、一般に、インクを記録媒体の
記録面に対して吐出するインク吐出口形成面を有する記
録ヘッドを備えている。
【0003】記録ヘッドは、例えば画像データに応じて
供給される駆動制御信号に基づいて制御される電気機械
変換体の圧力または電気熱変換体の加熱エネルギーによ
り形成されたインク滴を、インク吐出口形成面を通じて
記録媒体の記録面に対して吐出するものである。記録ヘ
ッドにおいては、高画質化及び記録速度の高速化を図る
ためにそのインク吐出口形成面に形成されるインク吐出
口が、例えば400dpi〜600dpiのように比較
的高密度に配列されるとともに、そのインク吐出口数も
数十〜数百のものが実現されている。ところで、近年、
より一層の高速化を目的として、インク吐出口が記録媒
体の全記録領域、例えば記録媒体の全幅にわたって形成
される、いわゆるマルチノズル化され長尺化したものが
検討されつつある。
【0004】このような長尺化した記録ヘッドにおいて
は、インク吐出口(ノズル、オリフィス)の数が数千〜
数万にもおよび、使用されるインクの量も、従来の数十
〜数百程度のものとは比較にならない。このような大容
量のインクを使用する記録ヘッドが長尺化されたインク
ジェット記録技術は、まだ開発が始まったばかりで、そ
のインク供給手段等はまだ不明かつ研究的要素を含んだ
ものであり技術が確立していない。とりわけ、不慮の事
故が発生した場合の装置全体の安全性確保というような
点についてはこれからの課題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたもので、その目的は、第1に、
このような複数個のインク吐出口が記録媒体の被印写幅
をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インク
ジェット記録装置において、装置内で大量に使用される
インクが装置の電気系統を破損しないような装置構成を
提案することにある。第2に、このような記録装置にお
いて、装置内で大量に使用されるインクが良好に移送で
きるような手段を提案することにある。
【0006】第3に、このような記録装置において、装
置内で大量に使用されるインクが不慮の事故によって漏
れるようなことがあっても、大事に至らないような装置
構成を提案することにある。第4に、このような記録装
置において、装置内で大量に使用されるインクが不慮の
事故によって飛散するようなことがあっても、装置内部
を汚したり、大事に至らないような装置構成を提案する
ことにある。
【0007】第5に、このような記録装置において、装
置内で大量に使用されるインクが不慮の事故によって漏
れるようなことがあっても、装置の外にインクが流れ出
さないような装置構成を提案することにある。第6に、
このような記録原理を利用し、装置内で大量にインクを
使用しても、不慮の事故によってインクが漏れるような
ことがあっても、破損しないような複写装置を提案する
ことにある。
【0008】また第7に、このような複数個のインク吐
出口が記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化さ
れたマルチノズル型インクジェット記録装置において、
高速大量出力される被印写物が、印写後重ねられてスト
ックされても、先に出力された印写物のインクが後から
出力される印写物の裏面に付着するいわゆる裏写りを防
止すること、ならびにそれによる先の印写物の画質劣化
を防止することにある。第8に、このような記録装置に
おいて、装置内で大量に使用されるインクが装置の主要
部を濡らさないような装置構成を提案することにある。
第9に、このような記録装置において、装置内で大量に
使用されるインクが装置の主要部を汚したり、電気系統
を破損しないような装置構成を提案することにある。
【0009】第10に、このような記録装置において、
装置内で大量に使用されるインクが装置の主要部にかか
らないような装置構成ならびに各色のインク容器群の交
換もしくはそれらへのインク補給を行う際に大掛かりに
ならないような装置構成を提案することにある。第11
に、このような記録装置において、装置内で大量に使用
されるインクが装置の電気系統を破損しないような他の
装置構成を提案することにある。第12に、このような
記録装置を複写機に適用した場合において、上記第7と
同様の不具合を解決することにある。第13に、このよ
うな記録原理を利用し、かつ装置内で大量にインクを使
用しても、不慮の事故によってインクが漏れるようなこ
とがあっても、破損しないような新規な構成の複写装置
を提案することにある。
【0010】第14に、このような記録装置において、
装置内で大量に使用されるインクが良好に移送できるよ
うな手段を提案することにある。第15に、このような
記録装置において、ポンプからインクが不慮の事故によ
って漏れるようなことがあっても、大事に至らないよう
な装置構成を提案することにある。第16に、このよう
な記録装置において、装置内で大量に使用されるインク
が不慮の事故によって漏れるようなことがあっても、大
事に至らないような装置構成を提案することにある。第
17に、このような記録装置において、装置内で大量に
使用されるインクが不慮の事故によって飛散するような
ことがあっても、装置内部を汚したり、大事に至らない
ような装置構成を提案することにある。第18に、この
ような記録装置において、装置内で大量に使用されるイ
ンクが不慮の事故によって漏れるようなことがあって
も、装置の外にインクが流れ出さないような装置構成を
提案することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するためになされたもので、請求項1の発明は、記録
媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチ
ノズル型インクジェット記録ヘッドを複数色のインクを
噴射するように複数個配列し、該複数個のマルチノズル
型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する位置
に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカラ
ーインクジェット記録装置において、インク容器が、連
通手段を介して前記マルチノズル型インクジェット記録
ヘッドに接続され、かつ前記マルチノズル型インクジェ
ット記録ヘッドより下方に配置されるとともに、前記カ
ラーインクジェット記録装置の電装系ユニットが前記イ
ンク容器より上方に配置されることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載のカラ
ーインクジェット記録装置において、前記インク容器の
インクは、ポンプ手段によって、前記マルチノズル型イ
ンクジェット記録ヘッドに送られることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1に記載のカラ
ーインクジェット記録装置において、前記インク容器は
複数色の独立したインク容器であって、該独立したイン
ク容器を離間保持手段に載置されることを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3に記載の
カラーインクジェット記録装置において、前記インク容
器は複数色の独立したインク容器が、前記カラーインク
ジェット記録装置のある領域に、他の領域から離間する
手段を配して、設けられることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4に記載の
カラーインクジェット記録装置において、前記カラーイ
ンクジェット記録装置は、底板が設けられるとともに該
底板上に前記インク容器が載置されることを特徴とす
る。
【0016】請求項6の発明は、原稿台上に載置される
原稿画像を読み取り、画像データを形成するスキャナ部
と、該スキャナ部からの画像データに基づいて記録媒体
の被記録面に対して記録動作を行う記録部と、該記録部
に前記記録媒体を所定のタイミングで搬送する記録媒体
搬送部とからなるカラーインクジェット複写装置におい
て、前記記録部は、前記記録媒体の被記録部をカバーす
るように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記
録ヘッドを複数個配列し、該マルチノズル型インクジェ
ット記録ヘッドのノズル面に相対する位置に搬送される
前記記録媒体に対してインク滴噴射記録を行うととも
に、前記インクジェット複写装置は、インク容器が連通
手段を介して前記マルチノズル型インクジェット記録ヘ
ッドに接続され、かつ前記マルチノズル型インクジェッ
ト記録ヘッドより下方に配置されるとともに、前記スキ
ャナ部が前記インク容器ならびにマルチノズル型インク
ジェット記録ヘッドより上方に配置されることを特徴と
する。
【0017】請求項7の発明は、400〜2400dp
iの配列密度で数千〜数万個の発熱体及びそれに対応し
たノズルを、記録媒体の被印写幅をカバーするように長
尺化するとともに、1ノズルあたり数kHz〜30kH
zの頻度でインクをオンデマンドで噴射するマルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドをインク容器から供給さ
れる複数色のインクを噴射するように複数個配列固定
し、複数個の前記マルチノズル型インクジェット記録ヘ
ッドのノズル面に相対する位置に前記記録媒体を搬送
し、インク滴噴射記録を行うカラーインクジェット記録
装置において、前記記録媒体の被印写面は、表面に粒子
状物質を塗工したことを特徴とする。
【0018】請求項8の発明は、400〜2400dp
iの配列密度で数千〜数万個の発熱体及びそれに対応し
たノズルを、記録媒体の被印写幅をカバーするように長
尺化するとともに、1ノズルあたり数kHz〜30kH
zの頻度でインクをオンデマンドで噴射するマルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドを複数色のインクを噴射
するように複数個配列固定し、複数個の前記マルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する位
置に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカ
ラーインクジェット記録装置において、前記マルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドにインクを供給するため
のインク容器が、連通手段を介して前記マルチノズル型
インクジェット記録ヘッドに接続されるとともに、前記
マルチノズル型インクジェット記録ヘッドと前記記録媒
体と前記インク容器は、前記インク容器が最下位となる
上下位置関係で配置されることを特徴とする。
【0019】請求項9の発明は、400〜2400dp
iの配列密度で数千〜数万個の発熱体及びそれに対応し
たノズルを、記録媒体の被印写幅をカバーするように長
尺化するとともに、1ノズルあたり数kHz〜30kH
zの頻度でインクをオンデマンドで噴射するマルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドを複数色のインクを噴射
するように複数個配列固定し、複数個の前記マルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する位
置に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカ
ラーインクジェット記録装置において、複数個の前記マ
ルチノズル型インクジェット記録ヘッドは、それぞれイ
エロー、マゼンタ、シアンの色のインクを噴射し、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの順に配列するとともに、前記
マルチノズル型インクジェット記録ヘッドにインクを供
給するためのインク容器を、連通手段を介して前記マル
チノズル型インクジェット記録ヘッドに接続し、前記マ
ルチノズル型インクジェット記録ヘッドと前記記録媒体
と前記インク容器は、前記インク容器が最下位となる上
下位置関係で配置し、前記インク容器をイエロー、マゼ
ンタ、シアンの順に配置し、前記インク容器を離間、保
持手段に載置することを特徴とする。
【0020】請求項10の発明は、400〜2400d
piの配列密度で数千〜数万個の発熱体及びそれに対応
したノズルを、記録媒体の被印写幅をカバーするように
長尺化するとともに、1ノズルあたり数kHz〜30k
Hzの頻度でインクをオンデマンドで噴射するマルチノ
ズル型インクジェット記録ヘッドを複数色のインクを噴
射するように複数個配列固定し、複数個の前記マルチノ
ズル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する
位置に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴射記録を行う
カラーインクジェット記録装置において、複数個の前記
マルチノズル型インクジェット記録ヘッドはそれぞれイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色のインクを噴
射し、前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドに
インクを供給するためのインク容器を、連通手段を介し
て前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドに接続
し、前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドと前
記記録媒体と前記インク容器は、前記インク容器が最下
位となる上下位置関係で配置し、前記インク容器を離
間、保持手段に載置するとともに、前記各色のインク容
器群の交換もしくはそれらへのインク補給は、前記カラ
ーインクジェット記録装置の前記インク容器群が配置さ
れる部分の側壁を開閉して行うことを特徴とする。
【0021】請求項11の発明は、400〜2400d
piの配列密度で数千〜数万個の発熱体及びそれに対応
したノズルを、記録媒体の被印写幅をカバーするように
長尺化するとともに、1ノズルあたり数kHz〜30k
Hzの頻度でインクをオンデマンドで噴射するマルチノ
ズル型インクジェット記録ヘッドを複数色のインクを噴
射するように複数個配列固定し、複数個の前記マルチノ
ズル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する
位置に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴射記録を行う
カラーインクジェット記録装置において、前記マルチノ
ズル型インクジェット記録ヘッドにインクを供給するた
めのインク容器が、連通手段を介して前記マルチノズル
型インクジェット記録ヘッドに接続され、かつ前記イン
ク容器が前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッド
より下に配置されるとともに、前記カラーインクジェッ
ト記録装置の電装系ユニットが前記インク容器より上に
配置されることを特徴とする。
【0022】請求項12の発明は、原稿台上に載置され
る原稿画像を読み取ることにより、その原稿について順
次、画像データを形成するスキャナ部と、該スキャナ部
からの画像データに基づいて記録媒体の被記録面に対し
てインクを吐出し付着させることにより、記録動作を行
う記録部と、記録動作に応じて所定のタイミングで前記
被記録媒体を搬送する記録媒体搬送部とよりなり、前記
記録部は、400〜2400dpiの配列密度で数千〜
数万個の発熱体及びそれに対応したノズルを、記録媒体
の被印写幅をカバーするように長尺化するとともに、1
ノズルあたり数kHz〜30kHzの頻度でインクをオ
ンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェット記
録ヘッドをインク容器から供給される複数色のインクを
噴射するように複数個配列固定し、複数個の前記マルチ
ノズル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対す
る位置に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴射記録を行
うカラーインクジェット記録装置において、前記記録媒
体の被印写面は、表面に粒子状物質を塗工したことを特
徴とする。
【0023】請求項13の発明は、原稿台上に載置され
る原稿画像を読み取ることにより、その原稿について順
次、画像データを形成するスキャナ部と、該スキャナ部
からの画像データに基づいて記録媒体の被記録面に対し
てインクを吐出し付着させることにより、記録動作を行
う記録部と、記録動作に応じて所定のタイミングで前記
被記録媒体を搬送する記録媒体搬送部とよりなり、前記
記録部は、400〜2400dpiの配列密度で数千〜
数万個の発熱体及びそれに対応したノズルを、記録媒体
の被印写幅をカバーするように長尺化するとともに、1
ノズルあたり数kHz〜30kHzの頻度でインクをオ
ンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェット記
録ヘッドを複数色のインクを噴射するように複数個配列
固定し、複数個の前記マルチノズル型インクジェット記
録ヘッドのノズル面に相対する位置に前記記録媒体を搬
送し、インク滴噴射記録を行うカラーインクジェット記
録装置において、前記マルチノズル型インクジェット記
録ヘッドにインクを供給するためのインク容器が、連通
手段を介して前記マルチノズル型インクジェット記録ヘ
ッドに接続されるとともに、前記スキャナ部と前記マル
チノズル型インクジェット記録ヘッドと前記インク容器
は、前記インク容器が最下位となり、前記スキャナ部が
最上位となる位置関係で配置したことを特徴とする。
【0024】請求項14の発明は、請求項7〜13に記
載のカラーインクジェット記録装置において、前記イン
ク容器のインクは、ポンプ手段によって、前記マルチノ
ズル型インクジェット記録ヘッドに供給されることを特
徴とする。
【0025】請求項15の発明は、請求項14に記載の
カラーインクジェット記録装置において、前記ポンプ手
段近傍に前記インク容器とポンプ手段を他の領域から離
間する離間部材を設けたことを特徴とする。
【0026】請求項16の発明は、請求項7〜15に記
載のカラーインクジェット記録装置において、前記イン
ク容器は複数色の独立したインク容器であって、該独立
したインク容器は離間、保持手段に載置されることを特
徴とする。
【0027】請求項17の発明は、請求項7〜14,1
6に記載のカラーインクジェット記録装置において、前
記インク容器は複数色の独立したインク容器が、前記カ
ラーインクジェット記録装置内の領域部分に、他の領域
から離間する手段を配して、設けられることを特徴とす
る。
【0028】請求項18の発明は、請求項16,17に
記載のカラーインクジェット記録装置において、前記カ
ラーインクジェット記録装置は、下部に底板が設けられ
るとともに、該底板の上方に前記保持手段に載置された
インク容器が配置されることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のインクジェット
記録装置に使用されるマルチノズル型インクジェット記
録ヘッドの一例を説明するための部分斜視図である。こ
こで示したインクジェット記録ヘッドの構造は、400
〜2400dpiといった高密度配列が容易に実現でき
るサーマルインクジェットの例であるが、必ずしもこの
構造に限定されるものではない。図1において、16は
流路、17はノズル、18は共通液室、19は天井板、
20は接合層、21は流路障壁である。この例では3ノ
ズル分のみ示しているが、実際には、後述するように記
録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマル
チノズル型インクジェット記録ヘッドであり、矢印方向
(記録媒体の被印写幅方向)にノズルが数千〜数万配列
されている。
【0030】図2は、サーマルインクジェット記録ヘッ
ドに使用される発熱体基板を示したものであり、図2
(A)は斜視図、図2(B)は図2(A)のA−A線矢
視断面図で、発熱体部近傍の詳細を示す断面図である。
図2において、1は発熱体基板、2は第1電極(制御電
極)、3は第2電極(アース電極)、4,5はボンディ
ングパッド、7は基板、8は蓄熱層(SiO2)、9は
発熱体(HfB2)、10は電極(Al)、11は保護
層(SiO2)、12は電極保護層(Resin)、1
3はさらに別の保護層、14は発熱体部、15は電極部
である。なお、煩雑を避けるため図2(A)には要部と
なる発熱体と電極部のみを示している。
【0031】発熱体基板1は、図2(B)に示すよう
に、アルミナ等のセラミック、ガラスあるいはSi等の
基板7上に、スパッタリング等の薄膜形成技術やフォト
エッチング等のパターン形成技術により、蓄熱層(Si
2)8、発熱体(HfB2)9、電極(Al)10、保
護層(SiO2)11、電極保護層12、別の保護層1
3を順次形成し、表面部に発熱部14と電極部15を構
成している。各発熱体9は、図2(A)に示すように、
それぞれ第1電極(制御電極)2、第2電極(アース電
極)3に接続され、また、それぞれの電極は、その端部
に第1電極2にはボンディングパッド4を、第2電極3
にはボンディングパッド5を有し、該ボンディングパッ
ド4,5は、他の画像情報入力手段(図示せず)に接続
され、各々の発熱体9は独立に駆動可能である。なお、
第2電極3は、複数個の発熱体9、すなわち第1電極2
に対して1つの共通の第2電極とすることも可能であ
る。また、この例のように、1つ1つの発熱体を独立に
駆動するような構成ではなく、マトリックス駆動を行う
構成としてもよい。このような発熱体9の列は、例え
ば、その配列密度は、400dpi〜2400dpiと
され、また、必要とされる記録媒体の印写幅に応じて、
数千〜数万個設けられる。
【0032】基板7上には蓄熱層8を形成する。この蓄
熱層8は、後述の発熱体9で発生した熱が基板7の方へ
逃げないようにするためのものである。つまり発生した
熱を効率良くインクの方に伝達し、インク中で安定した
気泡を発生させるようにするためのものである。通常、
蓄熱層8としては、SiO2が用いられ、SiO2をスパ
ッタリング等の成膜技術を用い1μm〜5μmの膜厚に
形成する。
【0033】図2(B)に示すように、蓄積層(SiO
2)8の上には発熱体9の層が形成されるが、該発熱体
9を構成する材料として有用なものには、タンタル−S
iO 2の混合物、窒化タンタル、ニクロム、銀−パラジ
ウム合金、シリコン半導体、あるいはハフニウム、ラン
タン、ジルコニウム、チタン、タンタル、タングステ
ン、モリブデン、ニオブ、クロム、バナジウム等の金属
の硼化物があげられる。金属の硼化物のうち最も特性の
優れているのは、硼化ハフニウム(HfB2)であり、次
いで、硼化ジルコニウム、硼化ランタン、硼化タンタ
ル、硼化バナジウム、硼化ニオブの順となっている。
【0034】発熱体9は、前述の材料を用いて、電子ビ
ーム蒸着やスパッタリング等の手法により形成すること
ができる。発熱体9の膜厚は、単位時間当りの発熱量が
所望通りとなるように、その面積や材質及び熱作用部分
の形状及び大きさ、さらには実際面での消費電力等にし
たがって決定されるものであるが、通常の場合、膜厚
は、0.001μm〜5μm、好適には0.01μm〜1
μmとされる。本発明の実施例では、HfB2を200
0Å(0.2μm)の厚さにスパッタリングした例を示
した。
【0035】電極10を構成する材料としては、通常使
用されている電極材料の多くのものが有効に使用され、
具体的には、例えば、Al、Ag、Au、Pt、Cu等
があげられる。これらを使用して、蒸着等の手法で所定
位置に所定の大きさ、形状、厚さで設けられる。本発明
では、Alをスパッタリングにより1.4μm形成し
た。
【0036】保護層11に要求される特性は、耐インク
腐食性や、気泡の消滅による衝撃力からの保護(耐キャ
ビテーション性)であるとともに、発熱体9で発生させ
た熱を、感熱紙やインクリボン、あるいは記録液体であ
るインクに効果的に伝達することである。保護層11を
構成する材料として有用なものには、例えば、酸化シリ
コン、窒化シリコン、酸化マグネシウム、酸化アルミニ
ウム、酸化タンタル、酸化ジルコニウム等があげられ、
電子ビーム蒸着やスパッタリング等の手法を用いて形成
することができる。また、炭化ケイ素、酸化アルミニウ
ム(アルミナ)等のセラミック材料も好適に用いられる
材料である。保護層11の膜厚は、通常0.01μm〜
10μm、好適には0.1μm〜5μm、最適には0.1
μm〜3μmとされるのが望ましい。本発明では、スパ
ッタリングにより、SiO2を1.2μm形成した。
【0037】図2(B)には、さらに電極保護層12や
別の保護層13の例を示しているが、電極保護層12と
してResin層を2μm形成した。これは必要に応じ
て設けられるが必ずしも必要ではなく省略してもよい。
保護層13の材料は、耐キャビテーション性を考慮して
タンタル(Ta)が好適に用いられる。発熱体領域では
気泡発生によるキャビテーション衝撃力が加わるため、
破壊から保護するために、Taをスパッタリングにより
4000Å(0.4μm)形成することにより、良好な
性能が得られる。
【0038】このような発熱体基板1を用いてインクジ
ェット記録ヘッドを構成することができるが、具体的に
は図3に示すような工程で製作することができる。図3
において、19は天井板、20は接合層、21は流路障
壁、22はフォトレジスト、23はフォトマスクであ
る。
【0039】インクジェット記録ヘッドの製作工程を、
図3(A)〜図3(F)によって説明する。 (1)発熱体基板を用意する(図3(A))。発熱体基
板1は、基板7に発熱体9と発熱体9を保護絶縁する薄
膜からなる保護層11が形成されている。 (2)発熱体基板にフォトレジストをコーティングする
(図3(B))。図3(A)に示した発熱体基板1の上
に、例えば、粘度が1000〜2000cP(センチポ
アーズ)のフォトレジスト22をスピンコーティング、
ディップコーティングあるいはローラーコーティングに
よって5μm〜30μm程度の厚さにコートする。この
厚さは、最終的に流路障壁21の高さになり、発熱体9
の配列密度(印写密度)によってその高さも変わってく
る。20μm以上の厚さのフォトレジスト22の層を得
たい場合には、液状のフォトレジストではなく、ドライ
フィルムタイプのフォトレジストを用いればよい。続い
て、図3(B)に示すように、発熱体基板1面に設けた
フォトレジスト22上に所定のパターンを有するフォト
マスク23を重ね合わせた後、該フォトマスク23の上
部から露光を行う。このとき、発熱体9の設置位置と前
記パターンの位置合わせを行っておく必要がある。
【0040】(3)流路障壁を形成する(図3
(C))。フォトレジスト22、露光したフォトレジス
ト22の未露光部を炭酸ナトリウム水溶液などのアルカ
リ現像液により除去し、流路障壁21を形成する。除去
部分は発熱体9を有する凹部となり、流路16、共通液
室18を構成する。 (4)流路ならびに共通液室の天井となる基板を作成す
る(図3(D))。流路16、共通液室18の天井とな
る基板は、接合層20とガラス基板とが接合したもの
で、ガラス基板は天井板19となる。
【0041】(5)基板を流路障壁に接合する(図3
(E))。発熱体基板1と天井板19となるガラス基板
とをフォトレジスト22と接合層20を向かい合わせて
接合する。その際、熱硬化処理(例えば、150℃〜2
50℃で30分〜60分加熱)、または紫外線照射(例
えば、50mW/cm2〜200mW/cm2、またはそ
れ以上の紫外線強度)を行い、耐インク性向上ならびに
接合強度向上をはかる。
【0042】(F)吐出口を形成する(図3(F))。
最後に、発熱体9側の開口近傍のy−y線部分を、ダイ
シングによって切断し、ノズル(吐出口)17を形成
し、インクジェット記録ヘッドとして完成する。なお、
他の製作手段としては、流路ならびに共通液室部をポリ
サルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレン
オキサイド、ポリプロピレン、ポリイミドなどの樹脂の
一体成形で製作する方法がある。また、流路先端部に樹
脂フィルムを配し、エキシマレーザー等の手段で吐出口
を穿孔し、ノズル形成を行う手段も好適に用いられる。
エキシマレーザーによる吐出口穿孔方法はマスク形状に
よって任意の形状のノズルが形成できるので、丸形状に
したり、多角形、あるいは星型の放射状形状等、インク
吐出特性との関係を考慮してその形状を決定できるので
有利な方法といえる。この場合もポリサルフォン、ポリ
エーテルサルフォン、ポリフェニレンオキサイド、ポリ
プロピレン、ポリイミドなどの樹脂が良好に使用でき
る。
【0043】次に、このようなインクジェット記録ヘッ
ドによるインク噴射の原理を、図4によって簡単に説明
する。図4において、31はインク、32は気泡、33
は吐出口、34は流路、35は発熱体基板、36は発熱
体、37は第1電極(制御電極)、38は第2電極(ア
ース電極)、39はインク滴である。発熱体36には、
第1電極37、第2電極38を介し画像情報に応じて信
号パルスが入力され、該入力パルスに応じてインク中で
気泡32が発生し、該気泡の作用力により、流路34の
インク31の一部が、吐出口33より、インク滴39と
して噴射され、記録媒体(例えば紙)に記録するという
ものである。
【0044】ここで、信号パルスの継続時間は、数μs
〜10数μsが望ましく、長くても30μsまでとされ
る。これは、いったん発熱体36上に気泡32が発生す
ると、その後は発熱体36の熱を気泡32がブロックし
てしまうため、気泡32の大きさはほとんど変化するこ
とがなく、不必要に長時間通電しても、無駄になるだけ
でなく、発熱体36を破損せしめるからである。通電を
止めた後、気泡32は、発熱体基板35および周囲のイ
ンク31により、熱を奪われ、収縮して消滅する。この
説明から明らかなように、本発明にインク噴射原理に作
用する気泡32は、非常に短時間の間に急激に加熱され
ることによって得られる気泡であり、伝熱工学の分野
で、いわゆる膜沸騰と呼ばれている現象の気泡であり、
発生〜消滅の繰り返し再現性が非常に良いものである。
【0045】また、他の吐出原理として、図4に示した
発熱体36の位置を吐出口33に近づけ、より微小なイ
ンク滴を吐出するようにしたり、あるいは発生した気泡
が吐出口33の外側までせり出す、あるいは破裂するよ
うにしてもよい。また上記説明はインクジェット記録ヘ
ッドの製作方法も含めて、すべてサーマルインクジェッ
ト方式の例をもとに行ったが、ピエゾ素子を利用するよ
うなインクジェット方式であってもよい。
【0046】図5は、本発明のような複数個のインク吐
出口が記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化さ
れたマルチノズル型インクジェット記録装置の記録部を
示すものである。記録部26は、各記録ヘッド70C、
70M、70Y、70Bと、後述する加熱式定着装置7
6とを内蔵するヘッドブロック72を備えている。ヘッ
ドブロック72は、記録媒体(用紙Pa)の搬送路に沿
った両端部にそれぞれ設けられる突起部72Aを介して
記録部26内部に支持されている。
【0047】記録ヘッド70C、70M、70Y、70
Bは、それぞれ順次、用紙Paの搬送路の上流側から下
流側に向けて所定の相互間隔をもって配されている。そ
の際、記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、
これらのヘッドのすべての吐出口面によって形成される
平面の平面度が数十μ程度以内になるようにヘッドブロ
ック72に位置決め固定されている。
【0048】各記録ヘッド70C、70M、70Y、7
0Bは、それぞれ例えば、前述のようなサーマルインク
ジェット方式とされ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックのインクを吐出するものである。即ち、各記録ヘ
ッド70C、70M、70Y、70Bは、その吐出口に
通じる液流路に電気熱変換体としてのヒータを有し、そ
のヒータによりインクが加熱されることにより形成され
るインク滴を吐出するものである。各記録ヘッド70
C、70M、70Y、70Bは、用紙Paの搬送方向に
対し略直交する方向に沿って配列される複数の吐出口を
有している。複数の吐出口は、用紙Paの記録面におけ
る搬送方向に対し略直交する方向の全幅に亘って形成さ
れている。
【0049】各記録ヘッド70C、70M、70Y、7
0Bは、インク供給路24に接続され、後述するインク
容器からインク供給を受ける。なお図では1本のライン
で示しているが、インク供給路24は各色で独立してい
ることはいうまでもない。ここでインク供給路24には
耐インク腐食性が要求され、テフロン(登録商標)、ポ
リエチレン等の樹脂チューブや、ステンレスパイプ等が
用いられる。
【0050】各記録ヘッド70C、70M、70Y、7
0Bの記録動作は、同一の1枚の用紙Paに対してそれ
ぞれ行うものとされ、例えば、1番目に記録ヘッド70
Cが記録し、2番目に、記録ヘッド70Cが記録した記
録面に重ね、または、新たな位置に記録し、3番目に記
録ヘッド70Yがさらに同様に記録し、そして、最後に
記録ヘッド70Bが、記録するものとされる。また、記
録ヘッドがイエロー、マゼンタ、シアンの3色の各イン
クジェット記録ヘッドからなるカラーインクジェット記
録装置においては、色毎のインクジェット記録ヘッドを
イエロー、マゼンタ、シアンの順に配列する。そしてこ
の際、3色の各インクジェット記録ヘッドにそれぞれの
色のインクを供給するためのインク容器の配列もイエロ
ー、マゼンタ、シアンの順にする。なお、記録ヘッド7
0C、70M、70Y、70Bは、インクを吐出するも
のに限られることなく、例えば、少なくとも1つの記録
ヘッドが、インクを不溶化する処理液を吐出するもので
あってもよい。あるいは、インク吐出前に用紙Paに用
紙Pa上で画素が必要以上に広がったりにじんだりしな
いようにするための処理液を吐出するものであってもよ
い。
【0051】このようなインクジェット記録方式におい
ては、被記録材に対して付着されたインクが被記録部材
中に浸透することにより、そのインクが被記録部材に対
して定着する。あるいは、付着されたインクは、インク
の溶媒の蒸発プロセスを経て被記録材上に定着される。
しかし、このインクが付着してから定着するまでの時
間、つまり、定着速度は、被記録材の構成・物性に大き
く依存されるだけでなく、外部雰囲気の状態によっても
大きく左右される。また、自然に定着する速度は、物理
特性によってある時間より短くすることはできない。上
述したように、インクが被記録材上に付着し浸透する速
度は、また、使用するインクの組成によっても大きく変
わる。
【0052】通常、インクの組成に関しては、そのイン
クの被記録材に対する浸透性の大小によって区別される
ことが多い。一般的には、浸透性が高いインクは、被記
録材に対する浸透速度が速いため定着性という観点から
みると、有利であるが、反面、浸透し過ぎるために、被
記録材に対するにじみが多く画像品位が低下することが
問題となる。また、インクが被記録材中に深く浸透する
ため、画像濃度の低下にもつながりやすい。
【0053】これに対して、浸透性の低いインクを使用
すると、上述したように、浸透するまでに時間を要し、
定着性という観点からいうと、本発明のような高速性が
要求される記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺
化されたマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを用
いた装置においては、多色印字の場合、各インク色間で
のインクの混色やにじみ、被記録材の排出時の画像のこ
すれ、いわゆる、耐擦過性の問題が生ずる。よって、定
着性、画像濃度、にじみ、耐擦過性を考慮した装置の構
成が重要となる。従来のシリアルスキャン記録装置で
は、そのような定着性は、記録速度の関係上ある程度簡
単な構成で対処できるものが多かった。
【0054】しかし、特に本発明の実施例のような高速
記録及びカラー記録が行われてくると、上述したよう
に、被記録材に打ち込まれたインクを所望の状態に被記
録材上に定着させるために定着速度の短縮化と効率化を
行うための以下に述べられるような加熱式定着装置76
が必要となる。加熱式定着装置76は、例えば図5に示
されるように、搬送路における記録ヘッド70Bに対し
て下流側とし、かつ、比較的近い位置に対応して設けら
れている。今ここでは加熱式定着装置76として、ハロ
ゲンヒータ84と、ハロゲンヒータ84からの熱線を反
射させる反射板82とよりなる例を示す。
【0055】この例のように本発明では、記録媒体(用
紙Pa)の被印写面側を非接触加熱している。つまり、
印写部を表面から加熱するようにしているので、水等の
インク中の揮発成分を効率的に乾燥させることができ
る。ここでは加熱式定着装置76として、加熱部として
のハロゲンヒータ84と、ハロゲンヒータ84からの熱
線を反射させる反射板82と、ハロゲンヒータ84と搬
送路との間を仕切る加熱部遮蔽部材86と、ハロゲンヒ
ータ84からの熱の記録ヘッド70Bへの熱伝達を断つ
断熱部としての断熱装置78とを含んで構成されている
ものを例としてあげたが、他の例としてセラミックヒー
タを利用しても良好に定着を行うことができる。
【0056】また、以上の実施例では印写後に加熱/乾
燥させるように説明したが、前述のような各種加熱手段
を印写前の記録媒体Paの搬送経路中に配し、記録媒体
Paをあらかじめ加熱した状態にしておいてから印写を
行う方法も、効果的なインク乾燥を行ううえで良い方法
である。
【0057】次に、本発明のように記録媒体の被印写幅
をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インク
ジェット記録ヘッドを適用したカラーインクジェット複
写装置の全体の構成を説明する。従来、いわゆる複写機
と称するものは、一般に電子写真方式によるものを指し
ている。このような電子写真方式は、広く普及してはい
るものの、原理が複雑で装置も大変大掛かりなものにな
るという欠点がある。一方、インクジェット記録はその
原理が簡単で、これを記録原理として複写装置を構成す
ると従来にはない画期的にシンプルな複写装置が実現で
きる。
【0058】図6は、本発明のカラーインクジェット複
写装置を示しており、カラーインクジェット複写装置
は、その原稿台116上に載置される原稿Boにおいて
複写される面の画像を読み取ることにより、その原稿B
oについて順次、画像データを形成するスキャナ部10
2と、スキャナ部102からの画像データに基づいて記
録媒体としての用紙Paの記録面に対してインクを吐出
し付着させることにより、記録動作を行う記録部26
と、記録部26の下方に配され、記録部26の記録動作
に応じて所定のタイミングで用紙Paを後述する排紙搬
送部136に搬送する搬送部134と、搬送部134に
より搬送される印刷された用紙Pa’を排紙トレー13
8上に排出する排紙搬送部136と、給紙部130から
の用紙Paを1枚づつ記録部26に搬送する給紙搬送部
132と、記録部26の各記録ヘッドに対して回復処理
を選択的に行う回復処理装置140とを含んで構成され
ている。
【0059】このようなカラーインクジェット複写装置
において、記録部26、スキャナ部102、給紙部13
0等の駆動/制御は、電装系ユニット60によって行わ
れる。ここで、電装系ユニット60は水に対して弱いの
で、できるだけインク等の水分から離れたところに設置
されるのが望ましい。本発明では、この点に鑑み、電装
系ユニット60をインク容器27よりも上になるような
構成としている。これにより、万が一、インク容器27
からインクが漏れたりしても、電装系ユニット60はイ
ンク容器27よりも上にあるので、電装系ユニット60
がインクに浸かり、それによって電装系ユニット60を
故障に至らしめるという事故を回避できる。
【0060】図6には、電装系ユニット60がインク容
器27よりも上にあり、さらに記録部26よりも上にあ
る例を示したが、このような故障/事故回避の基本的な
考え方は、大量のインクを収容するインク容器27が一
番下に配置されるということである。記録部26もイン
クが漏れる恐れがないわけではないので、図6のように
電装系ユニット60を記録部26よりも上に配置するこ
とが望ましいが、最も危険なものを一番下に配置するこ
とにより、不慮の事故による電装系ユニット60の冠水
(インク)を防ぐのである。
【0061】なお、記録部26は、前述のように各色の
インクを吐出する記録ヘッド70C、70M、70Y、
70Bよりなり、それらはインク供給路24に接続され
た各色のインク容器27からインク供給を受ける。ま
た、インク容器27は、イエロー用インク容器27Y、
マゼンタ用インク容器27M、シアン用インク容器27
C、ブラック用インク容器27Bよりなり、それらはイ
ンク容器トレイ29に載置される。ここで、インク容器
トレイ29は、それぞれのインク容器が離間して載置さ
れるように、独立障壁構造となっている。図6では低い
独立障壁構造を示しているが、必ずしもこの構造に限定
されるものではなく、例えばインク容器の上部もすべて
覆うようにした各色完全に独立障壁構造とすることも良
い方法である。
【0062】このような構造とすることにより、例えば
インクがなくなって、インク補給を行う場合や、インク
容器そのものを交換する場合等に、インク容器からイン
クがこぼれたり、あふれたりして周囲を汚したり、ある
いは噴出したインクが隣のインク容器を汚したりするこ
とを防止することができる。特に、各色完全に独立障壁
構造とした場合、仮に何らかの予期せぬ理由によって、
インクが噴出したりした場合に、隣のインク容器にイン
クが混じってしまうというような事態も回避することが
できる。
【0063】なお、本発明では、大量にインクを使用す
るので、そのインク供給にポンプ25を設けることが望
ましい。記録ヘッドの駆動周波数(インク滴吐出頻度)
を非常に遅くして(例えば1ノズルあたり、数Hz〜数
百Hz)使用するような場合は、ポンプ手段を用いなく
ても、毛管作用によってインクが供給できるが、1ノズ
ルあたり、数kHz〜30kHzで駆動して使用するよ
うな場合には、ポンプ手段によって、記録ヘッドに強制
的にインクを供給させる必要がある。
【0064】図6は、記録ヘッドとインク容器をつなぐ
インク供給路24の途中にポンプ25を設けた例を示し
ている。いうまでもないが、このポンプ25も詳細構造
は示さないが、各色ごとに独立駆動、供給できるように
なっている。スキャナ部102は、原稿Boの複写され
るべき画像を読み取る原稿走査ユニット104と、原稿
走査ユニット104を図6の矢印Sの示す方向、及びそ
の反対方向に沿って移動可能に支持するガイドレール1
12と、図示が省略されるが、ガイドレール112に支
持される原稿走査ユニット104を例えば、図6に実線
で示される位置と二点鎖線で示される位置との間を所定
の速度で往復動させる駆動部とを含んで構成されてい
る。
【0065】原稿走査ユニット104は、ロッドアレイ
レンズ106と、カラー情報の読み取りセンサであるカ
ラーイメージセンサとしての等倍型色分解のラインセン
サ110と、ランプ光源等の露光ユニット108とを主
要な構成要素として含んで構成されている。原稿走査ユ
ニット104が、駆動部により、透明な材料で作られる
原稿台116上の原稿Boの画像を読取るべく矢印Sの
方向に移動走査せしめられる場合、露光ユニット108
内の露光ランプが点灯され、原稿Boからの反射光がロ
ッドアレイレンズ106により導かれてラインセンサ1
10に集光される。ラインセンサ110は、その反射光
があらわすカラー画像情報をカラー別に読取り、電気的
なディジタル信号に変換し、それを後述するインクジェ
ットプリンタ部118における制御ユニットに画像デー
タとして供給する。従って、後述する記録部26におけ
る各カラー別の各記録ヘッドは、それぞれ、これらの画
像データに基づく駆動制御パルス信号に応じて記録に用
いられる液体、例えば、異なる色のインクの吐出を行う
ものとされる。
【0066】本発明においては前述のように、このよう
なスキャナ部102は水に弱いランプ光源等より構成さ
れており、前述の電装系ユニット60のインクによる故
障/事故回避の基本的な考え方を適用すべきである。す
なわち、図6より明らかなように、本発明ではスキャナ
部102は、大量のインクを収容するインク容器27よ
り上になるようにレイアウトされている。また、インク
滴噴射を行う記録部26よりも上に配置して、不慮の事
故によるスキャナ部102の冠水(インク)およびそれ
に起因する破損/故障を防いでいる。
【0067】給紙部130に積載されて収容される所定
の規格サイズの用紙Paは、図示が省略される駆動モー
タが作動状態とされるとき、1枚ずつピックアップロー
ラユニット130RAにより、取り出され、それが給紙
搬送部132に供給される。インクジェット記録方式で
はインクの小液滴が飛翔され、それが紙等の記録用紙面
に付着せしめられて記録を行うものなので、用紙Pa
は、インクが用紙面で必要以上ににじんで印字がぼけた
りしないものであることが必要である。また、用紙Pa
は、用紙Paに付着したインクが、速やかにその内部に
吸収されるような特質を有するものが好適とされる。用
紙Paは、特に異なる色のインクが、短時間内に用紙P
aにおける同一箇所に重複して付着した場合でもインク
の流れ出しおよびしみ出しの現象がなく、しかも印字ド
ットの広がりを、画質の鮮明さを損なわない程度に抑え
られるような特質を有するものが好適とされる。
【0068】これらの特質は、電子写真式の複写機等で
使用される普通紙と呼ばれる複写用紙等やその他一般の
記録用紙として用いられているものでは充分に満足され
ていない場合もある。これらの用紙においては、一色の
みの印字もしくは2色の重ね合せの場合、画像品位とし
てある程度満足できるものが得られるときが多いが、し
かし、例えば、3色以上のインクの重ね合せによるフル
カラー画像を印字記録する際のように用紙に付着するイ
ンクの量が増える場合、充分満足できる画像品位の記録
が得られていないこともある。上述した特質を満足する
用紙としては、基紙の上に上述の特質が得られるような
コーティング(例えば、微粉ケイ酸)を施した用紙が用
いられてもよい。
【0069】本発明のインクジェット複写機は、前述の
ように記録媒体の被記録部の幅より大きい範囲をカバー
するようなインクの加熱式定着装置を有するので、定着
能力に余裕がある。よって瞬時のインクの乾燥/定着を
行うことができるので、連続印写/複写時にも未乾燥イ
ンクの裏写りが起こることなく、高速、高画質、高品質
の印写/複写物を得ることができる。特に、複数個のイ
ンク吐出口が記録媒体の被印写幅をカバーするように長
尺化されたマルチノズル型インクジェット原理によるも
のは、その原理上大変高速な印写/複写が可能である
が、本発明のように定着能力に余裕があるような構成と
することにより、その能力を十分に発揮できる高速複写
機が実現できる。
【0070】図7、図8は本発明の他の実施例を説明す
るための図である。前述のように本発明では、インク容
器27を装置の下部に配置し、電装系ユニット60やス
キャナ部102が不慮の事故によって冠水(インク)
し、それによって、破損/故障することを防いでいる
が、ここでは、さらに他の安全策として、インク容器2
7を装置の電装系ユニット60やスキャナ部102から
確実に離間するような構成例を示したものである。図7
は、第1の離間壁52Aを装置に配した例であり、図8
は第2の離間壁52Bとし、インク容器27を完全に別
室とした例である。図8のように完全に別室となるよう
な離間壁構造とすると、インク容器27へのインク補給
等は、その部分のみ装置の側壁の開閉を行うだけでよ
い。よって、インク補給時に不必要な部分まで装置の内
部を開ける必要がないので、インク漏れ、あるいはイン
ク噴出等の不慮の事故による電装系ユニット60やスキ
ャナ部102の保護がより確実なものとなる。
【0071】次に、本発明のさらに他の実施例を説明す
る。図6〜図8に本発明では底板51を設ける例を示し
た。このような底板51は、一般に電子写真方式の複写
機あるいはプリンタ等を構成する場合、装置の剛性が維
持できるのであれば設ける必要はない。しかしながら本
発明では、インクという液体を大量に扱うので万が一イ
ンクが漏れた場合、漏れたインクが床に落ち、床を汚す
ので、それを防止するために底板51を設けている。こ
のように底板51を設けると、万が一インクが漏れた場
合でも底板51でインクの床への落下を阻止できるだけ
ではなく、図6〜図8に示したように、インク容器27
あるいはそれを保持するインク容器トレイ29やポンプ
25等、本発明の記録装置、複写機を構成する部品/ユ
ニットも設置できるというメリットがある。
【0072】
【発明の効果】請求項1に対応した効果 記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化され、大
量にインク消費を行うマルチノズル型カラーインクジェ
ット記録装置において、水に弱い電気系統部品・ユニッ
トを消耗品であるインク容器より上方に配置するように
したので、予期せぬ不慮の事故等によって、インク容器
からインクが漏れても、装置の電気系統が破損すること
がないので、信頼性の高い長尺化されたマルチノズル型
カラーインクジェット記録装置を実現することができ
る。
【0073】請求項2に対応した効果 カラーインクジェット記録装置において、前記効果(装
置の電気系統の破損防止)に加え、大量消費されるイン
クが供給不足にならないようにすることができる。従来
のノズル数が数十から数百程度のインクジェット記録装
置においては、インク供給は毛管現象等によって行わ
れ、特別に機械的な外力を加えることなくインク供給を
すればよかったが、本発明のカラーインクジェット記録
装置ではインクを大量に消費するので、従来のような方
法だけでは供給が間に合わず、ヘッドの駆動周波数(イ
ンク滴吐出頻度)を落とさざるを得ず、その結果印写ス
ピードを下げざるを得なかった。しかしながら、本発明
では、ポンプ手段によって供給を行うようにしたので、
供給不足に起因する印写スピード低下を回避することが
できる。また、不慮の事故等を想定して、インク容器を
マルチノズル型インクジェット記録ヘッドより下方に配
置しているが、ポンプ手段によってインク供給を行うよ
うにしたので、下方に配置することによるインク供給能
力低下を補償でき、効果的にインク供給を行うことがで
きる。
【0074】請求項3に対応した効果 カラーインクジェット記録装置において、前記効果(装
置の電気系統の破損防止)に加え、万一インク容器から
インクが漏れるようなことがあっても、独立したインク
容器を離間保持手段に載置しているので、漏れたインク
が他へ流れ、装置内に広がり、内部を汚したり、あるい
は流れたインクが電気系統に不具合をもたらすというこ
とを防止でき、信頼性の高い長尺化されたマルチノズル
型カラーインクジェット記録装置を実現することができ
る。
【0075】請求項4に対応した効果 カラーインクジェット記録装置において、前記効果(装
置の電気系統の破損防止、ならびにインクの効果的供
給)に加え、万一不慮の事故によってインクが飛散する
ようなことがあっても、離間手段によって遮られるの
で、飛散インクが他の領域に行かず、装置内部を汚した
り、電気系統が破損したりして大事に至るということを
回避できる。
【0076】請求項5に対応した効果 カラーインクジェット記録装置において、前記効果(装
置の電気系統の破損防止、ならびにインクの効果的供
給)に加え、万一不慮の事故によってインクが漏れるよ
うなことがあっても、装置に底板を設けているので、装
置の外にインクが流れ出すことがなく、床を汚すような
ことを回避できる。
【0077】請求項6に対応した効果 インクジェット記録原理を利用したカラーインクジェッ
ト記録装置であるので、電子写真方式の複写装置に比べ
て原理が簡単で容易にカラー複写装置が実現できる。さ
らに、記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化さ
れ、大量にインク消費を行うマルチノズル型カラーイン
クジェット複写装置において、水に弱い光源や電気系統
部品よりなるスキャナ部を消耗品であるインクを供給す
るインク容器ならびにマルチノズル型インクジェット記
録ヘッドより上方に配置するようにしたので、予期せぬ
不慮の事故等によって、インク容器からインクが漏れて
も、スキャナ部が破損することがないので、長期信頼性
の高い長尺化されたマルチノズル型カラーインクジェッ
ト複写装置を実現できる。
【0078】請求項7に対応した効果 このようなカラーインクジェット記録装置において、表
面に粒子状物質を塗工した記録媒体を使用するようにし
たので、インクの紙深さ方向への吸収が速くなり、記録
媒体の被印写幅をカバーするように長尺化され、多数の
ノズルから高い噴射頻度でインク噴射し、高速記録を行
う場合においても、インクの乾燥が速く、印写後の被印
写物を重ねてトレイにおいても、高画質ならびに裏写り
のない印刷物が得られるようになった。
【0079】請求項8に対応した効果 このような記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺
化され、多数のノズルから高い噴射頻度でインク噴射
し、大量にインク消費を行うマルチノズル型カラーイン
クジェット記録装置において、消耗品であるインクを供
給するためのインク容器を記録装置の下のほうに配置す
るようにしたので、インク補給時に予期せぬ不慮の事故
等によって、インク容器からインクが漏れても、装置の
主要部が冠水(インク)することがなく、信頼性の高い
長尺化されたマルチノズル型カラーインクジェット記録
装置を実現できた。
【0080】請求項9に対応した効果 このような記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺
化され、イエロー、マゼンタ、シアンの順に配列された
各色のマルチノズル型インクジェット記録ヘッドの多数
のノズルから高い噴射頻度でインク噴射し、大量にイン
ク消費を行うマルチノズル型カラーインクジェット記録
装置において、消耗品であるインクを供給するためのイ
ンク容器を記録装置の下のほうに配置するようにしたの
で、インク容器交換あるいはインク補給時に予期せぬ不
慮の事故等によって、インク容器からインクが漏れて
も、装置の主要部が冠水(インク)することがなく、ま
た、万が一インク容器からインクが漏れるようなことが
あっても、独立したインク容器を離間、保持手段に載置
しているので、漏れたインクが他へ流れ、装置内に広が
り、内部を汚したり、あるいは流れたインクが電気系統
に不具合をもたらすということを防止でき、信頼性の高
い長尺化されたマルチノズル型カラーインクジェット記
録装置を実現できた。
【0081】請求項10に対応した効果 このような記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺
化され、多数のノズルから高い噴射頻度でインク噴射
し、大量にインク消費を行うマルチノズル型カラーイン
クジェット記録装置において、インク容器を記録装置の
下のほうに配置するようにしたので、インク容器交換あ
るいはインク補給時に予期せぬ不慮の事故等によって、
インク容器からインクが漏れても、装置の主要部が冠水
(インク)することがなく、また、万が一インク容器か
らインクが漏れるようなことがあっても、独立したイン
ク容器を離間、保持手段に載置しているので、漏れたイ
ンクが他へ流れ、装置内に広がり、内部を汚したり、あ
るいは流れたインクが電気系統に不具合をもたらすとい
うことを防止でき、信頼性の高い長尺化されたマルチノ
ズル型カラーインクジェット記録装置を実現できた。さ
らに、各色のインク容器群の交換もしくはそれらへのイ
ンク補給を行う際に、記録装置全体の大きな取り外し作
業を行うことなく、記録装置のそれらインク容器群が配
置される部分のカバー(側壁)のみを開閉するだけです
むので、交換あるいは補給作業が大掛かりな作業になら
ず、簡単に消耗品交換、補給ができるようになった。
【0082】請求項11に対応した効果 このような記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺
化され、多数のノズルから高い噴射頻度でインク噴射
し、大量にインク消費を行うマルチノズル型カラーイン
クジェット記録装置において、水に弱い電気系統部品、
ユニットを消耗品であるインクを供給するためのインク
容器より上に配置するようにしたので、予期せぬ不慮の
事故等によって、インク容器からインクが漏れても、装
置の電気系統が破損することがないので、信頼性の高い
長尺化されたマルチノズル型カラーインクジェット記録
装置を実現できた。
【0083】請求項12に対応した効果 このようなインクジェット原理を利用した複写機におい
て、表面に粒子状物質を塗工した記録媒体を使用するよ
うにしたので、インクの紙深さ方向への吸収が速くな
り、記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化さ
れ、多数のノズルから高い噴射頻度でインク噴射し、高
速記録を行う場合においても、インクの乾燥が速く、印
写後の被印写物を重ねてトレイにおいても、高画質なら
びに裏写りのない複写物が得られるようになった。
【0084】請求項13に対応した効果 このようなインクジェット原理を利用した複写機とした
ので、電子写真方式の複写機に比べて原理が簡単で容易
にカラー複写機が実現できた。さらにこのような記録媒
体の被印写幅をカバーするように長尺化され、大量にイ
ンク消費を行うマルチノズル型カラーインクジェット複
写機において、水に弱い光源や電気系統部品よりなるス
キャナ部を消耗品であるインクを供給するためのインク
容器ならびにインクを噴射するマルチノズル型インクジ
ェット記録ヘッドより上に配置するようにし、またイン
ク容器を最下位に配置するようにしたので、予期せぬ不
慮の事故等によってインク容器からインクが漏れたり、
またインクを噴射するマルチノズル型インクジェット記
録ヘッドのインクが予期せぬ方向に噴射したとしても、
最上位にあるスキャナ部まで飛んでくることはほとんど
なく、スキャナ部が破損することがないので、長期信頼
性の高い長尺化されたマルチノズル型カラーインクジェ
ット複写機を実現できた。
【0085】請求項14に対応した効果 このようなカラーインクジェット記録装置において、上
記効果(装置の主要部冠水(インク)防止や電気系統の
破損防止)に加え、大量消費されるインクが供給不足に
ならないようにすることができた。従来のノズル数が数
十個から数百個程度のインクジェット記録装置において
は、インク供給は毛管現象等によって行われ、特別に機
械的な外力を加えることなくインク供給をすればよかっ
たが、本発明では大量にインク消費を行うので、従来の
ような方法だけで行おうとすると供給が間に合わず、ヘ
ッドの駆動周波数(インク滴吐出頻度)を落とさざるを
得なかった(=その結果印写スピードを下げざるを得な
かった)。しかしながら、このようにポンプ手段によっ
て、供給を行うようにしたので、供給不足に起因する印
写スピード低下を回避できるようになった。また本発明
では不慮の事故等を想定して、インク容器をマルチノズ
ル型インクジェット記録ヘッドより下に配置している
が、ポンプ手段によってインク供給を行うようにしたの
で、下に配置したことによるインク供給能力低下を補償
でき、効果的にインク供給を行うことができるようにな
った。
【0086】請求項15に対応した効果 このようなカラーインクジェット記録装置において、ポ
ンプ手段近傍に離間部材を設けたので、万が一ポンプ部
における不慮の事故によってインク飛散が起きたとして
も、離間部材によって被害を少なくすることができるよ
うになった。
【0087】請求項16に対応した効果 このようなカラーインクジェット記録装置において、上
記効果(装置の主要部冠水(インク)防止や電気系統の
破損防止)に加え、万が一インク容器からインクが漏れ
るようなことがあっても、独立したインク容器を離間、
保持手段に載置しているので、漏れたインクが他へ流
れ、装置内に広がり、内部を汚したり、あるいは流れた
インクが電気系統に不具合をもたらすということを防止
でき、信頼性の高い長尺化されたマルチノズル型カラー
インクジェット記録装置を実現できた。
【0088】請求項17に対応した効果 このようなカラーインクジェット記録装置において、上
記効果(装置の主要部冠水(インク)防止や電気系統の
破損防止、ならびにインクの効果的供給)に加え、万が
一不慮の事故によってインクが飛散するようなことがあ
っても、離間手段によって遮られるので、飛散インクが
他の領域に行かず、装置内部を汚したり、電気系統が破
損したりして大事に至るということを回避できるように
なった。
【0089】請求項18に対応した効果 このようなカラーインクジェット記録装置において、上
記効果(装置の主要部冠水(インク)防止や電気系統の
破損防止、ならびにインクの効果的供給)に加え、万が
一不慮の事故によってインクが漏れるようなことがあっ
ても、装置下部に底板を設けているので、装置の外にイ
ンクが流れ出すことがなく、床を汚すようなことを回避
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラーインクジェット記録装置に適
用されるマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを示
す部分斜視図である。
【図2】 マルチノズル型インクジェット記録ヘッドの
一実施例として適用されるサーマルインクジェット記録
ヘッドの発熱体基板を説明するための図である。
【図3】 サーマルインクジェット記録ヘッドの製作工
程を説明するための図である。
【図4】 サーマルインクジェット記録ヘッドの動作説
明をするための図である。
【図5】 本発明のマルチノズル型インクジェット記録
装置の記録部及びその周辺部分を示す側断面図である。
【図6】 本発明のマルチノズル型インクジェット記録
装置を利用した複写装置を示す側断面図である。
【図7】 本発明のマルチノズル型インクジェット記録
装置を利用した複写装置の他の実施例を示す側断面図で
ある。
【図8】 本発明のマルチノズル型インクジェット記録
装置を利用した複写装置のさらに他の実施例を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1…発熱体基板、2…第1電極(制御電極)、3…第2
電極(アース電極)、4,5…ボンディングパッド、7
…基板、8…蓄熱層(SiO2)、9…発熱体(Hf
2)、10…電極(Al)、11…保護層(Si
2)、12…電極保護層(Resin)、13…別の
保護層、14…発熱部、15…電極部、16…流路、1
7…ノズル、18…共通液室、19…天井板、20…接
合層、21…流路障壁、22…フォトレジスト、23…
フォトマスク、24…インク供給路、25…ポンプ、2
6…記録部、27…インク容器、27Y…イエロー用イ
ンク容器、27M…マゼンタ用インク容器、27C…シ
アン用インク容器、27B…ブラック用インク容器、2
9…インク容器トレイ、31…インク、32…気泡、3
3…吐出口、34…流路、35…発熱体基板、36…発
熱体、37…第1電極(制御電極)、38…第2電極
(アース電極)、39…インク滴、51…底板、52A
…第1の離間壁、52B…第2の離間壁、60…電装系
ユニット、72…ヘッドブロック、72Y…イエローイ
ンク用ヘッドブロック、72M…マゼンタインク用ヘッ
ドブロック、72C…シアンインク用ヘッドブロック、
72B…ブラックインク用ヘッドブロック、78…断熱
装置、80…空気層、84…ハロゲンヒータ、102…
スキャナ部、104…原稿走査ユニット、106…ロッ
ドアレイレンズ、108…露光ユニット、110…ライ
ンセンサ、112…ガイドレール、116…原稿台、1
18…インクジェットプリンタ部、130…給紙部、1
32…給紙搬送部、134…搬送部、136…排紙搬送
部、138…排紙トレー、140…回復処理装置。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の被印写幅をカバーするように
    長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録ヘッド
    を複数色のインクを噴射するように複数個配列し、該複
    数個のマルチノズル型インクジェット記録ヘッドのノズ
    ル面に相対する位置に前記記録媒体を搬送し、インク滴
    噴射記録を行うカラーインクジェット記録装置におい
    て、 インク容器が、連通手段を介して前記マルチノズル型イ
    ンクジェット記録ヘッドに接続され、かつ前記マルチノ
    ズル型インクジェット記録ヘッドより下方に配置される
    とともに、前記カラーインクジェット記録装置の電装系
    ユニットが前記インク容器より上方に配置されることを
    特徴とするカラーインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インク容器のインクは、ポンプ手段
    によって前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッド
    に供給されることを特徴とする請求項1に記載のカラー
    インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク容器は、複数色の独立したイ
    ンク容器であって、離間保持手段に載置されることを特
    徴とする請求項1に記載のカラーインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記インク容器は、前記カラーインクジ
    ェット記録装置が設置されている領域に、該領域と他の
    領域とを離間する手段を配して設置されることを特徴と
    する請求項1乃至3いずれかに記載のカラーインクジェ
    ット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記カラーインクジェット記録装置は、
    底板が設けられるとともに該底板上に前記インク容器が
    載置されることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに
    記載のカラーインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 原稿台上に載置される原稿画像を読み取
    り、画像データを形成するスキャナ部と、該スキャナ部
    からの画像データに基づいて記録媒体の被記録面に対し
    て記録動作を行う記録部と、該記録部に前記記録媒体を
    所定のタイミングで搬送する記録媒体搬送部とからなる
    カラーインクジェット複写装置において、 前記記録部は、前記記録媒体の被記録部をカバーするよ
    うに長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録ヘ
    ッドを複数個配列し、該マルチノズル型インクジェット
    記録ヘッドのノズル面に相対する位置に搬送される前記
    記録媒体に対してインク滴噴射記録を行うとともに、前
    記インクジェット複写装置は、インク容器が連通手段を
    介して前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドに
    接続され、かつ前記マルチノズル型インクジェット記録
    ヘッドより下方に配置されるとともに、前記スキャナ部
    が前記インク容器ならびにマルチノズル型インクジェッ
    ト記録ヘッドより上方に配置されることを特徴とするカ
    ラーインクジェット複写装置。
  7. 【請求項7】 400〜2400dpiの配列密度で数
    千〜数万個の発熱体及びそれに対応したノズルを、記録
    媒体の被印写幅をカバーするように長尺化するととも
    に、1ノズルあたり数kHz〜30kHzの頻度でイン
    クをオンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドをインク容器から供給される複数色のイ
    ンクを噴射するように複数個配列固定し、複数個の前記
    マルチノズル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に
    相対する位置に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴射記
    録を行うカラーインクジェット記録装置において、前記
    記録媒体の被印写面は、表面に粒子状物質を塗工したこ
    とを特徴とするカラーインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 400〜2400dpiの配列密度で数
    千〜数万個の発熱体及びそれに対応したノズルを、記録
    媒体の被印写幅をカバーするように長尺化するととも
    に、1ノズルあたり数kHz〜30kHzの頻度でイン
    クをオンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドを複数色のインクを噴射するように複数
    個配列固定し、複数個の前記マルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドのノズル面に相対する位置に前記記録媒
    体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカラーインクジェ
    ット記録装置において、前記マルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドにインクを供給するためのインク容器
    が、連通手段を介して前記マルチノズル型インクジェッ
    ト記録ヘッドに接続されるとともに、前記マルチノズル
    型インクジェット記録ヘッドと前記記録媒体と前記イン
    ク容器は、前記インク容器が最下位となる上下位置関係
    で配置されることを特徴とするカラーインクジェット記
    録装置。
  9. 【請求項9】 400〜2400dpiの配列密度で数
    千〜数万個の発熱体及びそれに対応したノズルを、記録
    媒体の被印写幅をカバーするように長尺化するととも
    に、1ノズルあたり数kHz〜30kHzの頻度でイン
    クをオンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドを複数色のインクを噴射するように複数
    個配列固定し、複数個の前記マルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドのノズル面に相対する位置に前記記録媒
    体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカラーインクジェ
    ット記録装置において、複数個の前記マルチノズル型イ
    ンクジェット記録ヘッドは、それぞれイエロー、マゼン
    タ、シアンの色のインクを噴射し、イエロー、マゼン
    タ、シアンの順に配列するとともに、前記マルチノズル
    型インクジェット記録ヘッドにインクを供給するための
    インク容器を、連通手段を介して前記マルチノズル型イ
    ンクジェット記録ヘッドに接続し、前記マルチノズル型
    インクジェット記録ヘッドと前記記録媒体と前記インク
    容器は、前記インク容器が最下位となる上下位置関係で
    配置し、前記インク容器をイエロー、マゼンタ、シアン
    の順に配置し、前記インク容器を離間、保持手段に載置
    することを特徴とするカラーインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 400〜2400dpiの配列密度で
    数千〜数万個の発熱体及びそれに対応したノズルを、記
    録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化するととも
    に、1ノズルあたり数kHz〜30kHzの頻度でイン
    クをオンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドを複数色のインクを噴射するように複数
    個配列固定し、複数個の前記マルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドのノズル面に相対する位置に前記記録媒
    体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカラーインクジェ
    ット記録装置において、複数個の前記マルチノズル型イ
    ンクジェット記録ヘッドはそれぞれイエロー、マゼン
    タ、シアン、ブラックの色のインクを噴射し、前記マル
    チノズル型インクジェット記録ヘッドにインクを供給す
    るためのインク容器を、連通手段を介して前記マルチノ
    ズル型インクジェット記録ヘッドに接続し、前記マルチ
    ノズル型インクジェット記録ヘッドと前記記録媒体と前
    記インク容器は、前記インク容器が最下位となる上下位
    置関係で配置し、前記インク容器を離間、保持手段に載
    置するとともに、前記各色のインク容器群の交換もしく
    はそれらへのインク補給は、前記カラーインクジェット
    記録装置の前記インク容器群が配置される部分の側壁を
    開閉して行うことを特徴とするカラーインクジェット記
    録装置。
  11. 【請求項11】 400〜2400dpiの配列密度で
    数千〜数万個の発熱体及びそれに対応したノズルを、記
    録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化するととも
    に、1ノズルあたり数kHz〜30kHzの頻度でイン
    クをオンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドを複数色のインクを噴射するように複数
    個配列固定し、複数個の前記マルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドのノズル面に相対する位置に前記記録媒
    体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカラーインクジェ
    ット記録装置において、前記マルチノズル型インクジェ
    ット記録ヘッドにインクを供給するためのインク容器
    が、連通手段を介して前記マルチノズル型インクジェッ
    ト記録ヘッドに接続され、かつ前記インク容器が前記マ
    ルチノズル型インクジェット記録ヘッドより下に配置さ
    れるとともに、前記カラーインクジェット記録装置の電
    装系ユニットが前記インク容器より上に配置されること
    を特徴とするカラーインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 原稿台上に載置される原稿画像を読み
    取ることにより、その原稿について順次、画像データを
    形成するスキャナ部と、該スキャナ部からの画像データ
    に基づいて記録媒体の被記録面に対してインクを吐出し
    付着させることにより、記録動作を行う記録部と、記録
    動作に応じて所定のタイミングで前記被記録媒体を搬送
    する記録媒体搬送部とよりなり、前記記録部は、400
    〜2400dpiの配列密度で数千〜数万個の発熱体及
    びそれに対応したノズルを、記録媒体の被印写幅をカバ
    ーするように長尺化するとともに、1ノズルあたり数k
    Hz〜30kHzの頻度でインクをオンデマンドで噴射
    するマルチノズル型インクジェット記録ヘッドをインク
    容器から供給される複数色のインクを噴射するように複
    数個配列固定し、複数個の前記マルチノズル型インクジ
    ェット記録ヘッドのノズル面に相対する位置に前記記録
    媒体を搬送し、インク滴噴射記録を行うカラーインクジ
    ェット記録装置において、前記記録媒体の被印写面は、
    表面に粒子状物質を塗工したことを特徴とするカラーイ
    ンクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 原稿台上に載置される原稿画像を読み
    取ることにより、その原稿について順次、画像データを
    形成するスキャナ部と、該スキャナ部からの画像データ
    に基づいて記録媒体の被記録面に対してインクを吐出し
    付着させることにより、記録動作を行う記録部と、記録
    動作に応じて所定のタイミングで前記被記録媒体を搬送
    する記録媒体搬送部とよりなり、前記記録部は、400
    〜2400dpiの配列密度で数千〜数万個の発熱体及
    びそれに対応したノズルを、記録媒体の被印写幅をカバ
    ーするように長尺化するとともに、1ノズルあたり数k
    Hz〜30kHzの頻度でインクをオンデマンドで噴射
    するマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを複数色
    のインクを噴射するように複数個配列固定し、複数個の
    前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドのノズル
    面に相対する位置に前記記録媒体を搬送し、インク滴噴
    射記録を行うカラーインクジェット記録装置において、
    前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドにインク
    を供給するためのインク容器が、連通手段を介して前記
    マルチノズル型インクジェット記録ヘッドに接続される
    とともに、前記スキャナ部と前記マルチノズル型インク
    ジェット記録ヘッドと前記インク容器は、前記インク容
    器が最下位となり、前記スキャナ部が最上位となる位置
    関係で配置したことを特徴とするカラーインクジェット
    記録装置。
  14. 【請求項14】 前記インク容器のインクは、ポンプ手
    段によって、前記マルチノズル型インクジェット記録ヘ
    ッドに供給されることを特徴とする請求項7〜13のい
    ずれか1に記載のカラーインクジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 前記ポンプ手段近傍に前記インク容器
    とポンプ手段を他の領域から離間する離間部材を設けた
    ことを特徴とする請求項14に記載のカラーインクジェ
    ット記録装置。
  16. 【請求項16】 前記インク容器は複数色の独立したイ
    ンク容器であって、該独立したインク容器は離間、保持
    手段に載置されることを特徴とする請求項7〜15のい
    ずれか1に記載のカラーインクジェット記録装置。
  17. 【請求項17】 前記インク容器は複数色の独立したイ
    ンク容器が、前記カラーインクジェット記録装置内の領
    域部分に、他の領域から離間する手段を配して、設けら
    れることを特徴とする請求項7〜14、16のいずれか
    1に記載のカラーインクジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 前記カラーインクジェット記録装置
    は、下部に底板が設けられるとともに、該底板の上方に
    前記保持手段に載置されたインク容器が配置されること
    を特徴とする請求項16または17に記載のカラーイン
    クジェット記録装置。
JP2002200745A 2001-10-12 2002-07-10 カラーインクジェット記録装置及び複写装置 Pending JP2003182113A (ja)

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