JP2001270128A - インクジェット記録装置用インク供給装置 - Google Patents
インクジェット記録装置用インク供給装置Info
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- JP2001270128A JP2001270128A JP2000085792A JP2000085792A JP2001270128A JP 2001270128 A JP2001270128 A JP 2001270128A JP 2000085792 A JP2000085792 A JP 2000085792A JP 2000085792 A JP2000085792 A JP 2000085792A JP 2001270128 A JP2001270128 A JP 2001270128A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁機構を必要とすることなく、インク非補給
時にインクカートリッジとサブタンクユニットとの流路
を断つことができるインク供給装置を実現すること。 【解決手段】 カートリッジとサブタンクとインク供給
チューブ4により接続するとともに、インクカートリッ
ジ側において、ホルダー11で円弧状に支持し、内周側
を回転ローラ14、14’により押し潰すチューブポン
プを形成するとともに、インク非供給時には回転ローラ
14がインク供給チューブ4を押し潰した状態でロック
される。
時にインクカートリッジとサブタンクユニットとの流路
を断つことができるインク供給装置を実現すること。 【解決手段】 カートリッジとサブタンクとインク供給
チューブ4により接続するとともに、インクカートリッ
ジ側において、ホルダー11で円弧状に支持し、内周側
を回転ローラ14、14’により押し潰すチューブポン
プを形成するとともに、インク非供給時には回転ローラ
14がインク供給チューブ4を押し潰した状態でロック
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、函体に設置され
たインクカートリッジからキャリッジに搭載されたサブ
タンクユニットにインクを供給するインクジェット記録
装置用のインク供給装置に関する。
たインクカートリッジからキャリッジに搭載されたサブ
タンクユニットにインクを供給するインクジェット記録
装置用のインク供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷量が多いインクジェット式記録装置
においては、函体側に大型のインクカートリッジを設置
するとともに、記録ヘッドを搭載するキャリッジにサブ
タンクユニットを設け、インクカートリッジからポンプ
ユニットによりサブタンクユニットにインクを適宜供給
するように構成されている。このようなインク供給構造
を採ることにより外部からのインクの補給の頻度を大幅
に減らし、印刷時のメンテナンスを軽減できるというメ
リットがある。このようなインク供給用のポンプユニッ
トは、通常、弾性を備えたチューブをホルダーで円弧状
に支持し、内周側を回転ローラにより擦るように構成さ
れた、いわゆるチューブポンプユニットが利用されてい
る。これによればインクカートリッジ、ポンプユニッ
ト、及びサブタンクユニットとを連続した1本のチュー
ブで接続でき、外部からインク供給路への空気の浸入を
防ぐことができる。しかしながら、弾性を備えた材料は
一般的に、インクを構成する溶媒の揮散を防止すること
は困難であり、またサブタンクユニットとインクカート
リッジが常時、連通状態にあるため、カートリッジの圧
力変動などの影響がサブタンクユニット3を介して記録
ヘッドに作用するという問題がある。
においては、函体側に大型のインクカートリッジを設置
するとともに、記録ヘッドを搭載するキャリッジにサブ
タンクユニットを設け、インクカートリッジからポンプ
ユニットによりサブタンクユニットにインクを適宜供給
するように構成されている。このようなインク供給構造
を採ることにより外部からのインクの補給の頻度を大幅
に減らし、印刷時のメンテナンスを軽減できるというメ
リットがある。このようなインク供給用のポンプユニッ
トは、通常、弾性を備えたチューブをホルダーで円弧状
に支持し、内周側を回転ローラにより擦るように構成さ
れた、いわゆるチューブポンプユニットが利用されてい
る。これによればインクカートリッジ、ポンプユニッ
ト、及びサブタンクユニットとを連続した1本のチュー
ブで接続でき、外部からインク供給路への空気の浸入を
防ぐことができる。しかしながら、弾性を備えた材料は
一般的に、インクを構成する溶媒の揮散を防止すること
は困難であり、またサブタンクユニットとインクカート
リッジが常時、連通状態にあるため、カートリッジの圧
力変動などの影響がサブタンクユニット3を介して記録
ヘッドに作用するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】もとよりこのような問
題を解消するため、インク供給路に止弁などを配置し
て、インク非供給時に、流路を遮断することも考えられ
るが、チューブと止弁と接続部から空気が侵入したり、
また流路構造が複雑化するという問題がある。本発明は
このような問題に鑑みてなされたものであって、その目
的とするところは、止弁などの弁機構を必要とすること
なく、インク非補給時にインクカートリッジとサブタン
クユニットとの流路を断つことができるインク供給装置
を提供することである。
題を解消するため、インク供給路に止弁などを配置し
て、インク非供給時に、流路を遮断することも考えられ
るが、チューブと止弁と接続部から空気が侵入したり、
また流路構造が複雑化するという問題がある。本発明は
このような問題に鑑みてなされたものであって、その目
的とするところは、止弁などの弁機構を必要とすること
なく、インク非補給時にインクカートリッジとサブタン
クユニットとの流路を断つことができるインク供給装置
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明においては記録ヘッドを搭載するキャ
リッジにサブタンクユニットを設け、また函体側にイン
クカートリッジを設けて、前記カートリッジと前記サブ
タンクとインク供給チューブにより接続するとともに、
前記インクカートリッジ側において、ホルダーで円弧状
に支持し、内周側を回転ローラにより押し潰すチューブ
ポンプを形成するとともに、インク非供給時には前記回
転ローラが前記インク供給チューブを押し潰した状態で
ロックするようにした。
るために、本発明においては記録ヘッドを搭載するキャ
リッジにサブタンクユニットを設け、また函体側にイン
クカートリッジを設けて、前記カートリッジと前記サブ
タンクとインク供給チューブにより接続するとともに、
前記インクカートリッジ側において、ホルダーで円弧状
に支持し、内周側を回転ローラにより押し潰すチューブ
ポンプを形成するとともに、インク非供給時には前記回
転ローラが前記インク供給チューブを押し潰した状態で
ロックするようにした。
【0005】
【作用】インク供給時には、回転ローラが交互にインク
供給チューブを押し潰しながら回転移動する。またイン
ク非供給時には、回転ローラがチューブを押し潰した状
態で停止して、インクカートリッジとサブタンクユニッ
トとの連通を断つ。
供給チューブを押し潰しながら回転移動する。またイン
ク非供給時には、回転ローラがチューブを押し潰した状
態で停止して、インクカートリッジとサブタンクユニッ
トとの連通を断つ。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は本発明の1実施例
を示すものであって、駆動手段により記録用紙の紙幅方
向に往復動するキャリッジ1は、記録用紙との対向面に
印刷信号に対応してインク滴を吐出する記録ヘッド2が
設けられ、また上面にはサブタンクユニット3が搭載さ
れている。
した実施例に基づいて説明する。図1は本発明の1実施例
を示すものであって、駆動手段により記録用紙の紙幅方
向に往復動するキャリッジ1は、記録用紙との対向面に
印刷信号に対応してインク滴を吐出する記録ヘッド2が
設けられ、また上面にはサブタンクユニット3が搭載さ
れている。
【0007】サブタンクユニット3は、ポンプユニット
7を構成するインク供給チューブ4により函体に設置さ
れたインクカートリッジホルダ5に着脱可能に装着され
たインクカートリッジ6に接続され、インクカートリッ
ジ6からポンプユニット7によりインクの補給を受ける
ように構成されている。
7を構成するインク供給チューブ4により函体に設置さ
れたインクカートリッジホルダ5に着脱可能に装着され
たインクカートリッジ6に接続され、インクカートリッ
ジ6からポンプユニット7によりインクの補給を受ける
ように構成されている。
【0008】非印字領域には、記録ヘッド2のノズル開
口を封止するキャップ手段8、及びクリーニングユニッ
ト9が配置され、キャップ手段8は、図示しない吸引ポ
ンプユニット7から負圧が供給されている。
口を封止するキャップ手段8、及びクリーニングユニッ
ト9が配置され、キャップ手段8は、図示しない吸引ポ
ンプユニット7から負圧が供給されている。
【0009】図2は、サブタンクユニット3とインクカ
ートリッジ6との間のインク供給系の一実施例を示すも
のであって、サブタンクユニット3とインクカートリッ
ジ6とを接続するインク供給チューブ4は、インクカー
トリッジ6の近傍においてホルダー11によりその外周
を円弧状に支持され、ホルダー11に支持されたチュー
ブ4の内周側には、回転軸12により回動可能に支持さ
れた回動板13に、回転軸12に対称で、かつチューブ
4を押し潰すことができる位置に2つの回動ローラ1
4、14’が配置されている。
ートリッジ6との間のインク供給系の一実施例を示すも
のであって、サブタンクユニット3とインクカートリッ
ジ6とを接続するインク供給チューブ4は、インクカー
トリッジ6の近傍においてホルダー11によりその外周
を円弧状に支持され、ホルダー11に支持されたチュー
ブ4の内周側には、回転軸12により回動可能に支持さ
れた回動板13に、回転軸12に対称で、かつチューブ
4を押し潰すことができる位置に2つの回動ローラ1
4、14’が配置されている。
【0010】回動板13の外周には歯部13aが形成さ
れ、図示しない駆動源に接続された太陽歯車15と、レ
バー16に設けられた遊星歯車17とからなる遊星歯車
機構が配置されていて、レーバーの回動により遊星歯車
17が歯部13aに接離するように構成されている。
れ、図示しない駆動源に接続された太陽歯車15と、レ
バー16に設けられた遊星歯車17とからなる遊星歯車
機構が配置されていて、レーバーの回動により遊星歯車
17が歯部13aに接離するように構成されている。
【0011】回動板13の最外周には、切欠き部13b
が形成されており、また一方のローラ14がチューブ4
を押し潰した状態となる位置で切欠き部13bに貫入す
る爪18が配置されている。
が形成されており、また一方のローラ14がチューブ4
を押し潰した状態となる位置で切欠き部13bに貫入す
る爪18が配置されている。
【0012】なお図中符号19は、インク供給チューブ
4とインクカートリッジ6との接続具を、また符号20
はインク供給チューブ4の固定具を示す。
4とインクカートリッジ6との接続具を、また符号20
はインク供給チューブ4の固定具を示す。
【0013】ところで、チューブポンプ構成するチュー
ブは、回転ローラ14、14’により押し潰され、その
後、弾性により元の状態に復帰するという工程を交互に
繰返すため、高い耐疲労性が必要となり、またインクに
対する耐久性も必要となり、通常シリコンゴムで構成し
たチューブが使用される。しかしながら、シリコンゴム
は、インクを構成する溶媒や空気に対する遮気性が低い
という不都合がある。
ブは、回転ローラ14、14’により押し潰され、その
後、弾性により元の状態に復帰するという工程を交互に
繰返すため、高い耐疲労性が必要となり、またインクに
対する耐久性も必要となり、通常シリコンゴムで構成し
たチューブが使用される。しかしながら、シリコンゴム
は、インクを構成する溶媒や空気に対する遮気性が低い
という不都合がある。
【0014】図3は、ポンプユニット7とサブタンクユ
ニット3間のインク供給チューブの外装の一実施例を示
すものであって、インク供給チューブ4の外周に遮気性
の高いアルミ箔製のテープ21が、図3(イ)、(ロ)
に示したように密巻にされたり、また図3(ハ)に示し
たようにインク供給チューブ4の可撓性を十分に確保す
るように若干の間隙Gを空けて巻回されている。
ニット3間のインク供給チューブの外装の一実施例を示
すものであって、インク供給チューブ4の外周に遮気性
の高いアルミ箔製のテープ21が、図3(イ)、(ロ)
に示したように密巻にされたり、また図3(ハ)に示し
たようにインク供給チューブ4の可撓性を十分に確保す
るように若干の間隙Gを空けて巻回されている。
【0015】また、図4(イ)に示したようにポンプユ
ニット7とサブタンクユニット3との区間をアルミナ等
の金属がラミネイトされた高分子からなるフィルム2
2、22を袋状に張り合わせて包囲されている。そして
好ましくは図4(ロ)に示したようにキャピラリ23
a、23a’が形成された処理部材23、23’を介し
てインク供給チューブ4に固定されている。
ニット7とサブタンクユニット3との区間をアルミナ等
の金属がラミネイトされた高分子からなるフィルム2
2、22を袋状に張り合わせて包囲されている。そして
好ましくは図4(ロ)に示したようにキャピラリ23
a、23a’が形成された処理部材23、23’を介し
てインク供給チューブ4に固定されている。
【0016】これにより温度などを変化によりフィルム
22および処理部材23、23’で囲まれた空間24の
圧力が変化してもキャピラリ23aにより空間24に停
滞しているインク溶媒の揮散を最小限に抑えつつ、空間
24の圧力をキャピラリ23a,23a’を介して調整
することができる。
22および処理部材23、23’で囲まれた空間24の
圧力が変化してもキャピラリ23aにより空間24に停
滞しているインク溶媒の揮散を最小限に抑えつつ、空間
24の圧力をキャピラリ23a,23a’を介して調整
することができる。
【0017】この実施例において、インクの減少に応じ
て体積が変化するインク袋をハードケースに収容したカ
ートリッジをカートリッジホルダ5に装着し、記録装置
を作動させると、サブタンクユニット3のインク量が減
少した場合には、爪18を切欠き部13bから待避さ
せ、レバー16を回動させて遊星歯車17を回動板13
に当接させる。
て体積が変化するインク袋をハードケースに収容したカ
ートリッジをカートリッジホルダ5に装着し、記録装置
を作動させると、サブタンクユニット3のインク量が減
少した場合には、爪18を切欠き部13bから待避さ
せ、レバー16を回動させて遊星歯車17を回動板13
に当接させる。
【0018】この状態で駆動源を作動させると、回動板
13が図中矢印Aの方向に回動してローラ14、14’
が交互にインク供給チューブ4を押し潰しながら回転移
動する。
13が図中矢印Aの方向に回動してローラ14、14’
が交互にインク供給チューブ4を押し潰しながら回転移
動する。
【0019】これによりカートリッジ6のインクがサブ
タンクユニット3に送り込まれる。このようにしてサブ
タンクユニット3に規定量までインクが補給されると、
回動板13の切欠き部13bが爪18に対向する位置ま
で回転移動した時点で、レバー16が回動して遊星歯車
17が回動板13から離れ、図5に示したように爪18
が切欠き部13bに入り込む。
タンクユニット3に送り込まれる。このようにしてサブ
タンクユニット3に規定量までインクが補給されると、
回動板13の切欠き部13bが爪18に対向する位置ま
で回転移動した時点で、レバー16が回動して遊星歯車
17が回動板13から離れ、図5に示したように爪18
が切欠き部13bに入り込む。
【0020】これによりインク供給チューブ4は、下流
側を回転ローラ12に押し潰されて封止された状態で次
のインク補給まで待機する。
側を回転ローラ12に押し潰されて封止された状態で次
のインク補給まで待機する。
【0021】なお上述の実施例においては、インクの減
少に応じて体積が変化するインク袋をハードケースに収
容したカートリッジに例を採って説明したが、図6に示
したようにハードケースにインクを直接収容したカート
リッジにも適用をすることができる。
少に応じて体積が変化するインク袋をハードケースに収
容したカートリッジに例を採って説明したが、図6に示
したようにハードケースにインクを直接収容したカート
リッジにも適用をすることができる。
【0022】このカートリッジ30は、記録装置に装着
されたときインク室31の上部となる領域が、壁32に
より区分され、かつ記録装置への装着により開放される
大気開放弁33を備えた空気室34が連通され、また記
録装置に装着されたとき下面となる領域には領域にはポ
ンプユニット7に接続するインク供給口35が形成さ
れ、好ましくは下部が連通するように壁36、36によ
り複数の部屋に分割されている。
されたときインク室31の上部となる領域が、壁32に
より区分され、かつ記録装置への装着により開放される
大気開放弁33を備えた空気室34が連通され、また記
録装置に装着されたとき下面となる領域には領域にはポ
ンプユニット7に接続するインク供給口35が形成さ
れ、好ましくは下部が連通するように壁36、36によ
り複数の部屋に分割されている。
【0023】この実施例によれば、流通段階ではインク
供給口35がフィルムにより封止され、また大気開放弁
33も閉塞状態にあるため、インクの漏れ出しが防止さ
れる。
供給口35がフィルムにより封止され、また大気開放弁
33も閉塞状態にあるため、インクの漏れ出しが防止さ
れる。
【0024】一方、インクカートリッジ30が記録装置
に装着されると、インク供給口35がポンプユニット7
の吸引口に接続される。
に装着されると、インク供給口35がポンプユニット7
の吸引口に接続される。
【0025】この状態で、図6(ロ)に示したようにポ
ンプユニット7とともに降下すると、大気開放弁33の
作動杆33aが記録装置の基台37に当接して押し込ま
れて大気開放弁33が開弁してインク室31が空気室3
4を介して大気に連通する。所定の位置にはポンプユニ
ット7の回動板13の歯部13aに駆動歯車38が係合
して回動板13を駆動して前述の如くカートリッジ30
のインクが、その底部から吸引されてサブタンクユニッ
ト3に流れ込む。
ンプユニット7とともに降下すると、大気開放弁33の
作動杆33aが記録装置の基台37に当接して押し込ま
れて大気開放弁33が開弁してインク室31が空気室3
4を介して大気に連通する。所定の位置にはポンプユニ
ット7の回動板13の歯部13aに駆動歯車38が係合
して回動板13を駆動して前述の如くカートリッジ30
のインクが、その底部から吸引されてサブタンクユニッ
ト3に流れ込む。
【0026】サブタンクユニット3に規定量までインク
が補給されると、回動板13の切欠き部13bが爪39
に対向する位置まで回転移動した時点で、駆動歯車38
による回転板13の回転移動が停止して、爪39が切欠
き部13bに入り込む。これにより、ポンプユニット7
は、インク供給チューブ4が押し潰された状態で次のイ
ンク補給まで待機する。
が補給されると、回動板13の切欠き部13bが爪39
に対向する位置まで回転移動した時点で、駆動歯車38
による回転板13の回転移動が停止して、爪39が切欠
き部13bに入り込む。これにより、ポンプユニット7
は、インク供給チューブ4が押し潰された状態で次のイ
ンク補給まで待機する。
【0027】
【発明の効果】以上を説明したように本発明において
は、カートリッジとサブタンクとインク供給チューブに
より接続するとともに、インクカートリッジ側におい
て、ホルダーで円弧状に支持し、内周側を回転ローラに
より押し潰すチューブポンプを形成するとともに、イン
ク非供給時には回転ローラがインク供給チューブを押し
潰した状態でロックするようにしたので、インク非供給
時には、回転ローラがチューブを押し潰した状態で停止
して、インクカートリッジとサブタンクユニットとの連
通を断つことができ、弁機構を必要とすることなく、イ
ンクカートリッジの圧力変化等の影響がサブタンクに及
ぶのを阻止することができる。
は、カートリッジとサブタンクとインク供給チューブに
より接続するとともに、インクカートリッジ側におい
て、ホルダーで円弧状に支持し、内周側を回転ローラに
より押し潰すチューブポンプを形成するとともに、イン
ク非供給時には回転ローラがインク供給チューブを押し
潰した状態でロックするようにしたので、インク非供給
時には、回転ローラがチューブを押し潰した状態で停止
して、インクカートリッジとサブタンクユニットとの連
通を断つことができ、弁機構を必要とすることなく、イ
ンクカートリッジの圧力変化等の影響がサブタンクに及
ぶのを阻止することができる。
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
示す図である。
示す図である。
【図2】同上装置を構成するポンプユニットの一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図(イ)乃至(ハ)は、それぞれポンプユニッ
トとサブタンクユニットとの間のインク供給チューブの
構造を示す断面図と正面図である。
トとサブタンクユニットとの間のインク供給チューブの
構造を示す断面図と正面図である。
【図4】図(イ)、(ロ)は、それぞれポンプユニット
とサブタンクユニットとの間のインク供給チューブの構
造を示す断面図と正面図である。
とサブタンクユニットとの間のインク供給チューブの構
造を示す断面図と正面図である。
【図5】同ポンプユニットが停止した状態を示す図であ
る。
る。
【図6】図(イ)、(ロ)は、それぞれインクカートリ
ッジの他の実施例を示す図である。
ッジの他の実施例を示す図である。
1 キャリッジ 2 記録ヘッド 3 サブタンクユニット 4 インク供給チューブ 6 インクカートリッジ 7 ポンプユニット 11 ホルダー11 13 回動板 14、14’ 回動ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 記録ヘッドを搭載するキャリッジにサブ
タンクユニットを設け、また函体側にインクカートリッ
ジを設けて、前記カートリッジと前記サブタンクとイン
ク供給チューブにより接続するとともに、前記インクカ
ートリッジ側において、ホルダーで円弧状に支持し、内
周側を回転ローラにより押し潰すチューブポンプを形成
するとともに、インク非供給時には前記回転ローラが前
記インク供給チューブを押し潰した状態でロックされる
インクジェット記録装置用インク供給装置。 - 【請求項2】 前記インク供給チューブがシリコンゴム
により構成され、前記チューブポンプの吐出口より下流
側が前記インク供給チューブよりも遮気性の高い材料で
覆われている請求項1に記載のインクジェット記録装置
用インク供給装置。 - 【請求項3】 前記回転ローラが外部手段によって回転
駆動される回転板に取り付けられ、前記回転板にロック
機構が設けられている請求項1に記載のインクジェット
記録装置用インク供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085792A JP2001270128A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | インクジェット記録装置用インク供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085792A JP2001270128A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | インクジェット記録装置用インク供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270128A true JP2001270128A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18602056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000085792A Pending JP2001270128A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | インクジェット記録装置用インク供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001270128A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003182113A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-07-03 | Ricoh Co Ltd | カラーインクジェット記録装置及び複写装置 |
JP2006188001A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Ricoh Printing Systems Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2007196599A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Roland Dg Corp | インクジェットプリンタ |
JP2009279779A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Seiko I Infotech Inc | インク供給装置、及び記録装置 |
JP2011031629A (ja) * | 2010-11-15 | 2011-02-17 | Seiko Epson Corp | 液体供給装置 |
-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000085792A patent/JP2001270128A/ja active Pending
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US7360873B2 (en) | 2001-10-12 | 2008-04-22 | Ricoh Company, Ltd. | Color inkjet recording apparatus and copier with increased reliability |
US7651195B2 (en) | 2001-10-12 | 2010-01-26 | Ricoh Company, Ltd. | Color inkjet recording apparatus and copier with increased reliability |
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