JPH11320901A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH11320901A
JPH11320901A JP12895998A JP12895998A JPH11320901A JP H11320901 A JPH11320901 A JP H11320901A JP 12895998 A JP12895998 A JP 12895998A JP 12895998 A JP12895998 A JP 12895998A JP H11320901 A JPH11320901 A JP H11320901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
tank
ink tank
recording head
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12895998A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yomo
誠 四方
Akihiro Mori
明広 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP12895998A priority Critical patent/JPH11320901A/ja
Publication of JPH11320901A publication Critical patent/JPH11320901A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク流路の数を最小限に抑えつつ、インク
流路内で発生した気泡が記録ヘッドに侵入するのを防止
するとともに、インク流路内に不純物が生じることを防
止する。 【解決手段】 記録ヘッド1を搭載するキャリッジ3に
は、記録ヘッド1にインクを供給するサブタンク2が搭
載される。サブタンク2にはメインタンク4からインク
が供給され、サブタンク2とメインタンク4とは供給チ
ューブ5で接続される。サブタンク2の上部には逆止弁
9が設けられる。逆止弁9は、チューブポンプ50に接
続された吸引ヘッド10が当接されることで開かれ、こ
の状態でチューブポンプ50を駆動することによりサブ
タンク2内の空気が排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、特に、大容量のインクを保持するメイン
タンクからサブタンクを介して記録ヘッドにインクを供
給するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータのプリン
ターや複写機として、インクを用いて記録するインクジ
ェット記録装置が普及してきている。インクジェット記
録装置は、安価でフルカラーの記録が可能であるため、
その需要はますます大きくなっている。
【0003】そして、最近ではA1版、A0版のような
大判のシートに写真調の画像を記録するようなプロッタ
ーにまでインクジェット記録装置が使用されてきてい
る。また、X線フィルムやCTスキャン画像のような医
療用の多階調画像記録用にもインクジェット記録が応用
されようとしている。このような医療画像用記録装置で
は、異なる濃度を有する複数種類のインクを組み合わ
せ、インクを2回、3回と重ねて記録することによって
インクの種類数よりはるかに多い階調を表現することが
可能にする。
【0004】しかし、前述のプロッターや医療画像用記
録装置では、多量のインクを使用するため、インクタン
クを記録ヘッドとともにキャリッジ上に搭載すると、頻
繁にインクタンクの交換を行なわなければならず不便あ
る。そこで、このように大量のインクを消費するインク
ジェット記録装置には、一般に図8に示すようなインク
供給系が用いられている。
【0005】同図において、記録ヘッド301は、装置
本体に対して移動可能なキャリッジ302にインクを吐
出する吐出口306を下に向けて搭載されており、イン
ク流路304を介して、装置本体に固定されたメインタ
ンク303と接続されている。インク流路304は少な
くとも一部に、柔軟性のあるシリコンチューブやポリエ
チレンチューブなどのチューブが用いられ、記録ヘッド
301およびメインタンク303と継手などによって連
結される。キャリッジ302は印字時には往復移動する
が、インク流路304の少なくとも一部に上記のような
柔軟性のあるチューブを用いることで、キャリッジ30
2の移動が妨げられることはない。
【0006】メインタンク303には大気連通孔305
が設けられ、メインタンク303の内部は大気と連通し
ている。したがって、記録ヘッド301からインクが吐
出されると、メインタンク303内のインクはインク流
路304を経て記録ヘッド301に補給されていく。
【0007】記録ヘッド301内の圧力は、吐出口30
6よりインクが漏れ出してこないように負圧状態に保た
なければならない。記録ヘッド301内の圧力はメイン
タンク303のインクレベルH1によって決まる。この
インクレベルH1は記録ヘッド301の吐出口306の
高さH0よりも20〜100mm程度の低い位置に設け
ることが好ましい。
【0008】この方法を用いると、非常に簡単な構成に
よってインク供給を実現できるが、インク流路304に
用いている柔軟性のあるチューブは、ゴム製、あるいは
樹脂製のものを用いるため若干のガス透過性を有する。
チューブも記録ヘッド301内と同様に負圧になってい
るため、チューブ内には大気からチューブ壁を通して少
しずつ空気が侵入し、気泡を発生させる。その気泡が記
録ヘッド301内に流れ込むと、正常なインク滴を吐出
できなくなり、印字不良が発生する。
【0009】一方、気泡の発生を少しでも減少させるた
めにH1をH0に近づけると、気温の変化、衝撃、振動
などで記録ヘッド301からインクが漏れやすくなって
しまう。また、仮に大気からチューブ壁を通して少しず
つ空気が侵入することを防止できたとしても、インクを
溶存した空気がチューブ内、サブタンク内で気泡に成長
することもあり得る。そこで気泡が発生してもその気泡
が記録ヘッド内に入り込まないようにするために、図9
に示すようなインク供給系が提案されている。
【0010】図9において、装置本体に対して移動可能
なキャリッジ203には、記録ヘッド201の他に、記
録ヘッド201へ供給するインクを貯蔵するサブタンク
202が搭載されている。また、装置本体にはメインタ
ンク204が固定されており、サブタンク202とメイ
ンタンク204とは、柔軟性のあるチューブや継手など
で構成された2本のインク流路205,206によって
連結されている。第1のインク流路205はメインタン
ク204に収容されたインクをサブタンク202へ送る
ためのものであり、第2のインク流路206は、逆にサ
ブタンク202に収容されたインクをメインタンク20
4へ戻すためのものである。
【0011】第2のインク流路206の途中には、いわ
ゆるピストンタイプのポンプ207が設けられている。
ポンプ207によって、サブタンク202内のインクが
メインタンク204に移送される。メインタンク204
には大気連通孔208が設けられ、メインタンク204
の内部は大気と連通しているが、サブタンク202は密
閉構造になっているためサブタンク202の内部は大気
とは接していない。
【0012】したがって、ポンプ207を駆動すると、
サブタンク202内のインクが第2のインク流路206
を通ってメインタンク204に送られるとともに、メイ
ンタンク204内のインクが第1のインク流路205を
通ってサブタンク202に吸引される。このようにして
サブタンク202とメインタンク204の間でインクの
循環が行なわれる。
【0013】サブタンク202内の圧力は、記録ヘッド
201よりインクが漏れ出してこないように負圧状態に
保たなければならない。サブタンク202の圧力はメイ
ンタンク204のインクレベルH1によって決まる。こ
のインクレベルH1は、記録ヘッド201の吐出口の高
さH0よりも20〜100mm程度低い位置に設けるこ
とが好ましい。
【0014】メインタンク204の内部には液面センサ
209が設けられており、液面センサ209でインクレ
ベルがこのセンサ位置以下になったことを検知すると、
不図示の表示LEDなどによって、使用者にインクの補
給を捉す。このような構造によれば、第1のインク流路
205の中では図8に示した従来例と同様に気泡が発生
するが、その気泡は一旦サブタンク202内に入った
後、第2のインク流路206を通ってメインタンク20
4内に排出されてしまう。したがって、途中で発生した
気泡が記録ヘッド201の内部に侵入することはなく、
印字不良が発生することはなくなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したプ
ロッターや医療画像用記録装置では、より複雑な階調表
現を実現するためにインクの種類が増えていく傾向があ
る。例えば、写真調のカラープロッターでは、通常のシ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックの他にも、濃度の
薄いシアン、マゼンタを加えるなど、6色以上のインク
を用いることが提案されている。また、医療画像用装置
でも、X線画像のように1000階調以上の階調表現を
必要とする画像を出すためには、少なくとも濃淡6色の
ブラックインクが必要である。
【0016】例えば、6種類のインクを用いる場合に
は、6系統のインク供給系が必要になり、サブタンクと
メインタンクの間にインク流路が6×2=12本必要に
なる。ポンプもピストン型ポンプやギアポンプを用いれ
ば各色1個ずつ、計6個必要になる。ポンプについて
は、複数のローラでチューブをしごくことにより、送液
するいわゆるチューブポンプを用いれば、1つのポンプ
で複数色のインクを循環させることも可能であるが、チ
ューブの同じ箇所をしごくわけであるから、長期にわた
って使用すると、どうしてもチューブの内部のけずり粉
やチューブの素材に含まれた油脂成分が析出することに
なり、そのような不純物がインクに混ざって記録ヘッド
の吐出口を詰まらせ、印字不良を起こしてしまう。
【0017】そこで本発明は、インク流路の数を最小限
に抑えつつ、インク流路内で発生した気泡が記録ヘッド
に侵入するのを防止するとともに、インク流路内に不純
物が生じることがないインク供給系を有するインクジェ
ット記録装置を提供することを第1の目的とする。
【0018】また、本発明の第2の目的は、サブタンク
内に蓄積された気体を簡単な機構により外部に排出する
ことである。
【0019】本発明の第3の目的は、サブタンク内に蓄
積された気体を簡単な機構により外部に排出し、かつサ
ブタンクの小型化を図ることである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出して
被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、インクを保持し
チューブを介して前記記録ヘッドと接続された第1のイ
ンクタンクとを有し、前記記録ヘッド内に生じる負圧を
利用して前記第1のインクタンクから記録ヘッドにイン
クを供給するインクジェット記録装置において、前記第
1のインクタンクと前記記録ヘッドとの間で、前記チュ
ーブを介して前記第1のインクタンクと接続され、か
つ、前記記録ヘッドと接続された第2のインクタンク
と、前記第2のインクタンク内の空気を排気する排気手
段とを有することを特徴とする。
【0021】第1のインクタンクと第2のインクタンク
とを接続するチューブ内には、チューブ壁を通して外部
から空気が侵入し、気泡が発生する。その気泡は、第1
のインクタンクから第2のインクタンクへのインクの供
給に伴い、第2のインクタンク内に流れ込み、第2のイ
ンクタンク内に蓄積される。これにより、記録ヘッドの
内部への気泡の侵入が防止される。第2のインクタンク
内に空気が蓄積されると、記録ヘッド内に空気が侵入す
るおそれがあるが、第2のインクタンク内に蓄積された
空気は排気手段により排気されるので、記録ヘッド内へ
空気が侵入することはない。しかも、排気手段は、空気
を排気するものであるので、排気手段にチューブポンプ
を用いても不純物がインク内に混入するおそれもなく、
インクが流れるチューブも第1のインクタンクから第2
のインクタンクにインクを供給するチューブだけでよ
い。
【0022】上記録ヘッドおよび第2のインクタンク
は、被記録媒体の幅方向に往復移動されるキャリッジに
搭載され、第2のインクタンクの容量は第1のインクタ
ンクの容量よりも小さいものであってもよく、さらに、
上記排気手段は、第2のインクタンクに設けられた弁機
構と、この弁機構を開いて第2のインクタンク内の空気
を吸引する吸引機構とを有し、吸引機構が弁機構に対し
て接触および離間可能に設けられているものであっても
よい。
【0023】この場合、弁機構を、第2のインクタンク
に設けられた空気の出口を覆って第2のインクタンクに
固定され、かつ、吸引機構と対向する位置に連通穴が形
成されたハウジングと、空気の出口を塞ぐためにハウジ
ング内に移動可能に配置された弁体と、弁体を空気の出
口に向けて付勢する付勢手段とを有する構造とすること
で、ハウジングに形成された連通穴から空気を吸引する
簡単な機構を用いて、第2のインクタンク内の空気が排
気される。
【0024】また、上記弁機構を、第2のインクタンク
に設けられた空気の出口を覆って第2のインクタンクに
固定され、かつ、吸引機構と対向する位置に連通穴が形
成されたハウジングと、連通穴を塞ぐためにハウジング
内に移動可能に配置された弁体と、弁体を前記連通穴に
向けて付勢する付勢手段とを有する構造とし、上記吸引
手段を、吸引手段がハウジングに向かって移動すること
により連通穴から侵入し付勢手段の付勢力に抗して弁体
を移動させる突起を有する構造とすることで、吸引手段
の突起により弁体を開いた状態で第2のインクタンク内
の空気を吸引することができるので弁機構の内部にイン
クが侵入するおそれがなくなり、弁機構の小型化が達成
される。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0026】(第1の実施形態)図1は、本発明のイン
クジェット記録装置の第1の実施形態の概略平面図であ
る。また、図2は、図1に示したインクジェット記録装
置の、1つの記録ヘッドについてのインク供給経路、お
よび吸引ヘッドの吸引機構を説明するための図である。
【0027】図1において、互いに間隔をおいて配置さ
れた2つの側板30a,30bに支持された2本のガイ
ドレール31,32には、キャリッジ3が矢印A方向に
摺動可能に設けられている。キャリッジ3の移動機構に
ついては、一般的な記録装置に用いられるものと同様の
ものでよいので、その説明は省略する。キャリッジ3に
は、図2に示すように、インクを吐出する記録ヘッド1
と、記録ヘッド1に供給するインクを保持するサブタン
ク2とが搭載されている。これら記録ヘッド1およびサ
ブタンク2は、チューブを介さずに直接接続され、キャ
リッジ3に6個ずつ搭載されている。
【0028】記録ヘッド1は、それぞれインクを吐出す
る吐出口6が開口したノズルと、ノズル内のインクを加
熱してノズル内部のインクを膜沸騰させるための発熱素
子(不図示)とを有する。発熱素子を駆動してノズル内
のインクを膜沸騰させると、ノズル内に気泡が生じ、そ
の気泡の成長に伴う圧力により吐出口6からインクが吐
出される。
【0029】記録ヘッド1により記録が行われる被記録
媒体は、不図示の被記録媒体搬送機構により、吐出口6
に対向する位置に搬送される。
【0030】記録装置の下部には、記録ヘッド1の数に
対応した複数のメインタンク4が固定されている。メイ
ンタンク4の容量は、サブタンク2の容量よりも大きい
ものであり、キャリッジ3にインクタンクを搭載した構
成としても、キャリッジに加わる重量を抑えることがで
きる。メインタンク4とサブタンク2とは、それぞれ柔
軟性を有する供給チューブ5で互いに連結されている。
各供給チューブ5は、柔軟性を有するカバー部材33に
よって束ねられて保護されている。キャリッジ3は、記
録動作時には、図1に実線で示した位置(ホームポジシ
ョン)と、二点鎖線で示した位置との間を往復移動され
るが、メインタンク4とサブタンク2とを連結する供給
チューブ5は柔軟性を有するものであるので、キャリッ
ジ3の移動が妨げられることはない。
【0031】メインタンク4に収容されたインクは、サ
ブタンク2に一時的に保持され、記録ヘッド1に供給さ
れる。そして、被記録媒体搬送機構による、キャリッジ
3の移動方向と垂直な方向への被記録媒体の所定ピッチ
での搬送と、キャリッジ3の往復移動とを繰り返しなが
ら、記録装置本体の制御部(不図示)から送られる記録
信号に基づき記録ヘッド1の発熱素子を駆動すること
で、記録ヘッド1からインクが吐出され、被記録媒体に
記録が行われる。各メインタンク4にそれぞれ異なる色
のインクを収容すればカラー記録が可能であり、濃淡の
異なるインクを収容すれば階調記録が可能である。な
お、記録に伴いメインタンク4内のインク残量が少なく
なったら、メインタンク4にインクを補給することが可
能である。
【0032】また、このインクジェット記録装置には、
サブタンク2内の空気を外部に排出させるための吸引ヘ
ッド10と、記録ヘッド1の吐出特性を維持するための
ヘッド回復ユニット40とが設けられている。
【0033】吸引ヘッド10は、キャリッジ3がホーム
ポジションに位置するときの各サブタンク2のいずれか
1つと対向する位置に、サブタンク2と連結する方向で
ある図1の矢印B方向に移動可能に設けられている。
【0034】ヘッド回復ユニット40は、キャリッジ3
の移動範囲内で、かつ、記録動作時のキャリッジの往復
移動範囲外の、記録ヘッド1と対向する位置に設置さ
れ、記録ヘッド1の吐出口6を密閉するための、後述す
るキャップ41(図3参照)と、インク吐出面を払拭す
るワイパーブレード(不図示)等を有する。
【0035】以下に、メインタンク4から記録ヘッド1
までのインク供給経路、および吸引ヘッド10による吸
引機構について、図2を参照して説明する。
【0036】メインタンク4には大気連通孔7が設けら
れており、メインタンク4の内部は大気と連通してい
る。また、サブタンク2の内部は、供給チューブ5の接
続部、記録ヘッド1との接続部および後述する逆止弁9
との接続部を除いて密閉されており、実質的な密閉空間
を形成する。したがって、記録ヘッド1からインクが吐
出されるとメインタンク4から供給チューブ5を経てイ
ンクが補給されていく。
【0037】記録ヘッド1内の圧力は、従来と同様にメ
インタンク4のインクレベルH1を記録ヘッド1の吐出
口6の高さH0よりも20〜100mm程度の低い位置
に設けることで負圧状態に保っている。メインタンク4
の内部には液面センサ8が設けられている。メインタン
ク4内のインク液面高さが液面センサ8の位置よりも低
くなったことが液面センサ8で検出されると、不図示の
表LEDなどによって使用者にインクの補給を捉す。
【0038】一方、サブタンク2の上端部には、サブタ
ンク2内の空気を外部に排出する向きにのみ空気を流す
逆止弁9が設けられており、吸引ヘッド10は、この逆
止弁に対向する位置に設けられている。
【0039】吸引ヘッド10には、途中にチューブポン
プ50が設けられた排気チューブ11が接続されてい
る。チューブポンプ50は、不図示のポンプ駆動源で回
転軸53を中心に回転されるローラホルダ52と、ロー
ラホルダ52の外周部に回転自在に保持された複数のロ
ーラ51と、ローラ51との間で排気チューブ11を押
し潰すために圧縮ばね56によりローラ51に向けて付
勢された加圧部材55とを有する。
【0040】ポンプ駆動源によりローラホルダ52を矢
印C方向に回転させると、ローラ51が公転運動を行な
うため排気チューブ11が扱かれ、排気チューブ11内
が負圧になり吸引ヘッド10から大気が吸引される。
【0041】次に、サブタンク2、逆止弁9および吸引
ヘッド10の詳細ついて図3および図4を用いて説明す
る。
【0042】サブタンク2の内部には、2個の液面セン
サ12,13が高さ方向に間隔をおいて設けられてい
る。下方の液面センサ12は、サブタンク2内のインク
の液面の下限位置を検出するためのものであり、供給チ
ューブ5との接続部よりも上方に設置されている。上方
の液面センサ13は、サブタンク2内のインクの液面の
上限位置を検出するためのものであり、逆止弁9との連
通穴14よりも下方に設置されている。
【0043】逆止弁9は、サブタンク2に設けられた空
気の出口である連通穴14を覆って固定されたハウジン
グ15の内部に、ゴム製の弁16、弁16と一体で動く
弁ホルダ17、および、弁ホルダ17を連通穴14に向
けて付勢する圧縮ばね18が設けられた構造となってい
る。弁16は、圧縮ばね18の付勢力によって連通穴1
4を塞いでいる。また、弁ホルダ17の一部には、弁ホ
ルダ17の弁16が設けられた側と圧縮ばね18が設け
られた側とを連通する穴20が設けられている。ハウジ
ング15の、吸引ヘッド10と対向する面にも、ハウジ
ング15の内部と外部とを連通する連通穴19が設けら
れており、吸引ヘッド10は、この連通穴19を塞いで
逆止弁9に密着可能となっている。
【0044】ところで、ヘッド回復ユニット40のキャ
ップ41は、キャリッジ3が移動するときには、図3に
示すように、記録ヘッド1の吐出口6が開口した面であ
る吐出口面がら離れているが、キャリッジ3がホームポ
ジションで待機するときには、吐出口6内のインクが乾
燥することによる目詰まりするのを防止するため、図4
に示すように吐出口面に当接し、吐出口6の内部を大気
から隔離する。
【0045】吸引ヘッド10は、排気チューブ11が接
続されたキャップホルダ22と、キャップホルダ22の
先端部に取り付けられたたゴム製のキャップ21とから
なり、不図示のモータやソレノイドなどの機構により図
中矢印B方向に移動可能に支持されている。
【0046】キャップ21は、図5に示すように、キャ
ップホルダ22に固定され、排気チューブ11と接続さ
れる穴24が開口した底部23と、底部23の周囲に設
けられたリブ25とからなる。リブ25は、先端部が全
周にわたって外方に広がった形状をなしている。
【0047】吸引ヘッド10は、通常は図3に示すよう
に逆止弁9とは離れて位置しており、サブタンク2を搭
載したキャリッジ3は自由に移動できる。サブタンク2
内に溜まった空気を吸引ヘッド10で吸引するときに
は、図4に示すように、吸引ヘッド10は矢印B方向に
移動して逆止弁9に密着される。このときキャップ21
のリブ25が幾分変形する位置まで移動するが、前述し
たようにリブ25の先端部が全周にわたって少し広がっ
ているため、その先端がさらに広がるように変形する。
【0048】次に、吸引ヘッド10および逆止弁9の動
作について説明する。
【0049】当所、サブタンク2内にはインクが上方の
液面センサ13の位置まで満ちている。そして、記録を
行なう都度、メインタンク4から供給チューブ5を経て
インクが補給されてく。しかし、チューブ5内には外部
からチューブ壁を通して少しずつ空気が侵入し、気泡が
発生する。その気泡もサブタンク2内に流れ込んでくる
ので、サブタンク2内のインク液面は次第に下がってく
る。
【0050】インク液面が下方の液面センサ12のとこ
ろまで下がったことを検知すると、一連の印字動作を終
了した後、キャリッジ3は、ホームポジションへ移動す
る。その後、吸引ヘッド10をサブタンク2側へ移動さ
せ、キャップ21のリブ25を逆止弁9のハウジング1
5に密着させる。
【0051】この状態でチューブポンプ50を作動させ
ると、逆止弁9のハウジング15内の空気が少しずつ吸
引され、ハウジング15内は負圧になっていく。最初
は、圧縮ばね18の押圧力によりサブタンク2の連通穴
14は塞がれているが、次第にハウジング15内の負圧
が大きくなり、圧縮ばね18の押圧力に勝ってしまうと
弁16が開き、サブタンク2内の空気は、図4の矢印に
示したようにサブタンク2の連通穴14、弁ホルダ17
の穴20およびハウジング15の連通穴19を通り、吸
引ヘッド10から排気されていく。
【0052】このとき記録ヘッド1の吐出口6はキャッ
プ41によって塞がれているので、サブタンク2内の空
気が排気されていくと、その分だけメインタンク4から
サブタンク2にインクが補充される。
【0053】サブタンク2内のインク液面が上方の液面
センサ13の位置まで達すると、チューブポンプ50が
停止されるとともに、吸引ヘッド10が矢印Bと反対方
向に移動されてハウジング15より離れ、弁16は連通
穴14を塞ぐ。その後印字を行なうときは、キャップ2
6も解除される。
【0054】6個すべてのサブタンク2の排気を行なう
場合には、まずホームポジションでサブタンク2の排気
を行ない、それが終了したら一旦吸引ヘッド10を逆止
弁9から離し、キャリッジ3をサブタンク1個分の距離
だけ左側に移動させ、同様の手順で各サブタンク2の排
気を順次行う。もちろん、インク液面が下がりすぎたこ
とが検知されたサブタンク2の排気だけを行なってもよ
いし、1つでも検知された場合には全てのサブタンク2
の排気を行なうというシーケンスにしてもよい。また、
排気のための時間を短縮するため、吸引ヘッド10を複
数個設けてもよい。
【0055】以上説明したように本実施形態では、メイ
ンタンク4に収容されたインクを、サブタンク2を介し
て記録ヘッド1に供給するので、供給チューブ5内に気
泡が発生しても、その気泡はサブタンク2に一旦入って
サブタンク2内でインク液面上に空気層として蓄積され
る。これにより、記録ヘッド1の内部への気泡の侵入が
防止され、インクの吐出不良を防止することができる。
また、供給チューブ5の材料の選択に際しても、供給チ
ューブ5内での気泡の発生について考慮する必要がなく
なるので、供給チューブ5の選択の幅が広がる。
【0056】さらに、サブタンク2内への空気の蓄積に
伴うサブタンク2の内圧の上昇を防止しサブタンク2内
の圧力を負圧状態とする機構として、サブタンク2内の
インクではなく、サブタンク2内の空気をチューブポン
プ50で排気する機構を採用しているため、インク内へ
の不純物の混入や、サブタンク2内の圧力上昇に伴う記
録ヘッド1からのインク漏れを防止することができる。
しかも、吸引ヘッド10はサブタンク2内の排気を行う
ものであるので、全てのサブタンク2に共通に用いるこ
とができる。その結果、サブタンク2に逆止弁9を設
け、吸引ヘッド10を逆止弁9に対して接離可能に設け
ることで、吸引ヘッド10の数は1つで済み、チューブ
の本数を最小限に抑えることができる。特に、サブタン
ク2には、吸引ヘッド10による吸引動作で作動する逆
止弁9を設けるだけでよいので、内圧調整機構の構造も
簡単である。
【0057】なお、本実施形態では、吸引ヘッド10に
よる吸引動作を利用して逆止弁9を開く構造となってい
るので、圧縮ばね18のばね力が大きいと、逆止弁9が
開いた瞬間にサブタンク2内の圧力が急激に変動し、サ
ブタンク2内のインク液面が急激に上昇する場合があ
る。サブタンク2内のインク液面が急激に上昇すると、
逆止弁9にインクが侵入するおそれがあるので、これを
防止するために、上方の液面センサ13とサブタンク2
の連通穴14との高低差を十分に確保したり、圧縮ばね
18のばね力を最適値に設定するなどの配慮が必要であ
る。
【0058】(第2の実施形態)次に、図6および図7
を用いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6および図7は、それぞれ本発明の第2の実施形態を
説明するための、サブタンクに設けられた逆止弁および
吸引ヘッドの断面図であり、図6には吸引ヘッドによる
サブタンクの非排気時の状態を示し、図7には排気時の
状態を示す。
【0059】なお、本実施形態では、逆止弁109およ
び吸引ヘッド110を除く構成については、第1の実施
形態と同様であるので、その説明は省略するとともに、
図6および図7には第1の実施形態で用いた符号と同じ
符号を付している。
【0060】逆止弁109はサブタンク2の連通穴14
を塞ぐように設けられており、ハウジング115の内部
に、ゴム製の弁116、弁116と一体で動く弁ホルダ
117、および、弁ホルダ117を付勢する圧縮ばね1
18が設けられた構造となっている。ただし、これら弁
116、弁ホルダ117および圧縮ばね118は第1の
実施形態とは逆向きに設けられており、圧縮ばね118
は、ハウジング115の吸引ヘッド110と対向する面
に設けられた連通穴119に向けて弁ホルダ117を付
勢する。
【0061】また、弁116の、連通穴119と対向す
る領域には穴が形成されており、サブタンク2の排気時
には、吸引ヘッド110の後述する突起126が弁ホル
ダ117に直接押圧される。なお、弁ホルダ117の一
部には、第1の実施形態と同様の穴120が設けられて
いる。
【0062】吸引ヘッド110は、排気チューブ11が
接続されたキャップホルダ122と、キャップホルダ1
22の先端部に取り付けられたゴム製のキャップ121
とからなり、第1の実施形態と同様に矢印B方向に移動
可能に支持されている。キャップ121は、排気チュー
ブ11と接続する穴124が開口した底部123と、底
部123の周囲に設けられ、先端部が全周にわたって外
方に広がったリブ125とからなる。
【0063】キャップホルダ122の先端面にはキャッ
プ121の底部123を貫通して逆止弁109に向かっ
て延びる突起126が設けられている。この突起126
の高さは、サブタンク2の排気を行う際に吸引ヘッド1
10が逆止弁109に密着したときに、逆止弁109の
ハウジング115の連通穴119内に侵入して弁ホルダ
117を押圧し、圧縮ばね118の付勢力に抗して弁1
16を移動させる高さとなっている。
【0064】また、突起126の直径は連通穴119の
直径よりも小さく、突起126が連通穴119内に侵入
した状態でも突起126と連通穴119との隙間から空
気が流通可能となっている。さらに、上述したように、
弁116には穴が形成されているので、突起126は弁
ホルダ117を直接押圧する。
【0065】上記構成に基づき、サブタンク2の排気を
行う際には、吸引ヘッド110を図6の矢印B方向に移
動させ、逆止弁109に密着させる。すると、図7に示
すように、吸引ヘッド110の突起126は逆止弁10
9の連通穴119内に侵入して弁ホルダ117を押圧す
る。これにより、弁ホルダ117は圧縮ばね118の付
勢力に抗して図示左方に移動し、ハウジング115の内
壁と弁116との間に隙間が生じる。
【0066】この状態で、排気チューブ11に設けられ
たチューブポンプ(不図示)を作動させると、サブタン
ク2内の空気は、図7の矢印に示したように、連通穴1
4、弁ホルダ117の穴120およびハウジング115
の連通穴119を通り、吸引ヘッド110から排気され
る。
【0067】このとき記録ヘッド1の吐出口6はキャッ
プ41によって塞がれているので、サブタンク2内の空
気が排気されていくと、その分だけメインタンクからサ
ブタンク2にインクが補充される。
【0068】その他の動作については第1の実施形態と
同様であるので、その説明は省略する。
【0069】本実施形態では、逆止弁109は、チュー
ブポンプを駆動することなく吸引ヘッド110の密着動
作によって開かれる構造となっているので、第1の実施
形態と同様の効果に加え、サブタンク2をコンパクトに
設計することができるという利点がある。その理由は、
吸着ヘッド110を逆止弁109に密着させた時点で弁
116が開かれ、その後、吸引動作を開始することがで
きるので、サブタンク2内の負圧を徐々に大きくするこ
とができ、弁116を開いたときにサブタンク2内でイ
ンク液面が急激に上昇することがないからである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1のインクタンクと記録ヘッドとの間に第2のインクタ
ンクを設けるとともに、第2のインクタンク内の空気を
排気する排気手段を設けることで、インク内に不純物を
混入させることなく、チューブ内に発生する気泡の記録
ヘッド内への侵入、および記録ヘッドからのインクの漏
れを防止することができる。しかも、インクチューブの
数も、第1のインクタンクから第2のインクタンクにイ
ンクを供給するためのチューブだけでよいので、最小限
に抑えることができる。
【0071】特に、排気手段を弁機構と吸引機構とで構
成した場合、弁機構を、第2のインクタンクに設けられ
た空気の出口を塞ぐ弁体を有するものとすることで、簡
単な構成で排気手段を構成することができる。また、弁
機構を、そのハウジングに形成された連通穴を塞ぐ弁体
を有するものとし、かつ、吸引機構に、この連通穴から
侵入して弁体を移動させる突起を設けることで、簡単か
つ小型に排気手段を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の第1の実施
形態の概略平面図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置の、1つ
の記録ヘッドについてのインク供給経路、および吸引ヘ
ッドの吸引機構を説明するための図である。
【図3】図2に示したサブタンク、逆止弁および吸引ヘ
ッドの拡大断面図であり、吸引ヘッドによるサブタンク
の非排気時の状態を示す。
【図4】図2に示したサブタンク、逆止弁および吸引ヘ
ッドの拡大断面図であり、吸引ヘッドによるサブタンク
の排気時の状態を示す。
【図5】図3および図4に示した吸引ヘッドのキャップ
の斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を説明するための、サ
ブタンクに設けられた逆止弁および吸引ヘッドの断面図
であり、吸引ヘッドによるサブタンクの非排気時の状態
を示す。
【図7】本発明の第2の実施形態を説明するための、サ
ブタンクに設けられた逆止弁および吸引ヘッドの断面図
であり、吸引ヘッドによるサブタンクの排気時の状態を
示す。
【図8】従来のインクジェット記録装置のインク供給系
の一例を示す図である。
【図9】従来のインクジェット記録装置のインク供給系
の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 サブタンク 3 キャリッジ 4 メインタンク 5 供給チューブ 6 吐出口 7 大気連通孔 8,12,13 液面センサ 9,109 逆止弁 10,110 吸引ヘッド 11 排気チューブ 16,116 弁 17,117 弁ホルダ 18,118 圧縮ばね 21,121 キャップ 22,122 キャップホルダ 31,32 ガイドレール 40 ヘッド回復ユニット 41 キャップ 50 チューブポンプ 126 突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して被記録媒体に記録を行
    う記録ヘッドと、インクを保持しチューブを介して前記
    記録ヘッドと接続された第1のインクタンクとを有し、
    前記記録ヘッド内に生じる負圧を利用して前記第1のイ
    ンクタンクから記録ヘッドにインクを供給するインクジ
    ェット記録装置において、 前記第1のインクタンクと前記記録ヘッドとの間で、前
    記チューブを介して前記第1のインクタンクと接続さ
    れ、かつ、前記記録ヘッドと接続された第2のインクタ
    ンクと、 前記第2のインクタンク内の空気を排気する排気手段と
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドおよび前記第2のインク
    タンクは、被記録媒体の幅方向に往復移動されるキャリ
    ッジに搭載され、前記第2のインクタンクの容量は前記
    第1のインクタンクの容量よりも小さい請求項1に記載
    のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記排気手段は、前記第2のインクタン
    クに設けられた弁機構と、該弁機構を開いて前記第2の
    インクタンク内の空気を吸引する吸引機構とを有し、該
    吸引機構が前記弁機構に対して接触および離間可能に設
    けられている請求項2に記載のインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記弁機構は、前記第2のインクタンク
    に設けられた空気の出口を覆って前記第2のインクタン
    クに固定され、かつ、前記吸引機構と対向する位置に連
    通穴が形成されたハウジングと、前記空気の出口を塞ぐ
    ために前記ハウジング内に移動可能に配置された弁体
    と、該弁体を前記空気の出口に向けて付勢する付勢手段
    とを有する請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記弁機構は、前記第2のインクタンク
    に設けられた空気の出口を覆って前記第2のインクタン
    クに固定され、かつ、前記吸引機構と対向する位置に連
    通穴が形成されたハウジングと、前記連通穴を塞ぐため
    に前記ハウジング内に移動可能に配置された弁体と、該
    弁体を前記連通穴に向けて付勢する付勢手段とを有し、 前記吸引手段は、前記吸引手段が前記ハウジングに向か
    って移動することにより前記連通穴から侵入し前記付勢
    手段の付勢力に抗して前記弁体を移動させる突起を有す
    る請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 吸引機構は、前記弁機構に対して進退移
    動可能に設けられ前記弁機構に密着される吸引ヘッド
    と、該吸引ヘッドに接続されたチューブポンプとを有す
    る請求項3ないし5のいずれか1項に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッド、前記第1のインクタン
    ク、前記第2のインクタンクおよび前記チューブを、そ
    れぞれ複数ずつ有する請求項3ないし6のいずれか1項
    に記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のインクタンクの内部には、高
    さ方向に異なる位置に設置され、それぞれ前記第2のイ
    ンクタンク内のインク液面の下限位置および上限位置を
    検出するための2つの液面センサが設けられている請求
    項1ないし7のいずれか1項に記載のインクジェット記
    録装置。
JP12895998A 1998-05-12 1998-05-12 インクジェット記録装置 Pending JPH11320901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12895998A JPH11320901A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12895998A JPH11320901A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11320901A true JPH11320901A (ja) 1999-11-24

Family

ID=14997653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12895998A Pending JPH11320901A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11320901A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086702A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Canon Inc 記録機構、インクジェット記録装置及び記録装置付き撮像装置
JP2002248788A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Canon Inc 液体噴射装置
JP2005246928A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2005271554A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2005271553A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2008194919A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Brother Ind Ltd インクジェット式記録装置
JP2009001032A (ja) * 2008-10-08 2009-01-08 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2010023500A (ja) * 2008-06-19 2010-02-04 Canon Inc 記録ヘッド及び記録装置
JP2010179661A (ja) * 2010-05-24 2010-08-19 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2011040708A (ja) * 2009-07-13 2011-02-24 Mitsubishi Materials Corp Csd塗布膜除去用組成物及びこれを用いたcsd塗布膜除去方法並びに強誘電体薄膜とその製造方法
US8020983B2 (en) 2007-03-07 2011-09-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2012192643A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8313157B2 (en) 2009-04-01 2012-11-20 Ricoh Company, Limited Inkjet recording apparatus
US8529040B2 (en) 2007-11-22 2013-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Printhead and printing apparatus
JP2017185757A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 キヤノン株式会社 液体吐出装置
CN111959127A (zh) * 2020-09-07 2020-11-20 杭州海洋电脑制版印刷有限公司 一种印刷机的油墨供给装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086702A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Canon Inc 記録機構、インクジェット記録装置及び記録装置付き撮像装置
JP2002248788A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Canon Inc 液体噴射装置
JP4669140B2 (ja) * 2001-02-27 2011-04-13 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JP4547943B2 (ja) * 2004-03-08 2010-09-22 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタ
JP2005246928A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2005271553A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2005271554A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP4552477B2 (ja) * 2004-03-26 2010-09-29 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタ
JP4552476B2 (ja) * 2004-03-26 2010-09-29 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタ
JP2008194919A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Brother Ind Ltd インクジェット式記録装置
US8353581B2 (en) 2007-02-13 2013-01-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet recording apparatus
US8020983B2 (en) 2007-03-07 2011-09-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US8529040B2 (en) 2007-11-22 2013-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Printhead and printing apparatus
JP2010023500A (ja) * 2008-06-19 2010-02-04 Canon Inc 記録ヘッド及び記録装置
JP2009001032A (ja) * 2008-10-08 2009-01-08 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP4735699B2 (ja) * 2008-10-08 2011-07-27 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタ
US8313157B2 (en) 2009-04-01 2012-11-20 Ricoh Company, Limited Inkjet recording apparatus
JP2011040708A (ja) * 2009-07-13 2011-02-24 Mitsubishi Materials Corp Csd塗布膜除去用組成物及びこれを用いたcsd塗布膜除去方法並びに強誘電体薄膜とその製造方法
JP2010179661A (ja) * 2010-05-24 2010-08-19 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2012192643A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8506066B2 (en) 2011-03-17 2013-08-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2017185757A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 キヤノン株式会社 液体吐出装置
CN111959127A (zh) * 2020-09-07 2020-11-20 杭州海洋电脑制版印刷有限公司 一种印刷机的油墨供给装置
CN111959127B (zh) * 2020-09-07 2021-04-23 杭州海洋电脑制版印刷有限公司 一种印刷机的油墨供给装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6840604B2 (en) Ink jet recording apparatus, control and ink replenishing method executed in the same, ink supply system incorporated in the same, and method of managing ink amount supplied by the system
US6474797B2 (en) Ink supply system and ink-jet recording apparatus
EP1404524B1 (en) Ink jet printer
JP4018513B2 (ja) 液体貯留装置
JP5376300B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH11320901A (ja) インクジェット記録装置
US7766466B2 (en) Ink supply method and printing apparatus
JPH04214360A (ja) インクジェット記録装置,該装置用インクタンクカートリッジ、および該カートリッジの製造方法
JP2000301732A (ja) インクジェット記録装置
JP4782602B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP3363760B2 (ja) インク供給装置およびプリント装置
JP3375046B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP4099763B2 (ja) 液体噴射ヘッドの液体吸引装置及び液体噴射装置
JP2002200774A (ja) 液体タンクならびにこれに関する液体補給装置およびその方法ならびにヘッドカートリッジ,画像形成装置
JP2000301737A (ja) インクジェット記録装置
JPH0834122A (ja) インクジェットカートリッジ及びそれを備えたインクジェット記録装置
JP3323831B2 (ja) インクタンクおよび記録装置
JP4164319B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3823670B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2000015828A (ja) 液体補充装置ならびに画像形成装置
JP3253178B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3387806B2 (ja) インク供給装置のインク循環方法
US20230191806A1 (en) Liquid ejecting device, and liquid ejecting method
JP4273770B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
JP4627382B2 (ja) インクジェット記録装置