JP2000301737A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2000301737A
JP2000301737A JP11708799A JP11708799A JP2000301737A JP 2000301737 A JP2000301737 A JP 2000301737A JP 11708799 A JP11708799 A JP 11708799A JP 11708799 A JP11708799 A JP 11708799A JP 2000301737 A JP2000301737 A JP 2000301737A
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ink
tank
exhaust
tube
float
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JP11708799A
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Makoto Yomo
誠 四方
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control
    • B41J2002/17576Ink level or ink residue control using a floater for ink level indication

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な機構により、記録ヘッドに接続された
インクタンク内に溜まった気体を排気する。 【解決手段】 キャリッジ3には、ノズル6からインク
を吐出して記録媒体(不図示)に記録を行う記録ヘッド
1と、記録ヘッド1に接続されたサブタンク2とが搭載
されている。サブタンク2は供給チューブ5を介してメ
インタンク4に接続されている。サブタンク2の内部に
溜まった余剰の気体は、サブタンク2の上部に設けられ
た排気口108から、排気チューブ10、ジョイント部
材11、およびメイン排気チューブ12を経て、チュー
ブポンプ50bによって外部に排出される。サブタンク
2の内部にはフロート9が備えられている。サブタンク
2内の余剰気体が排気されてインク液面が上昇し、フロ
ート9が排気口108を塞ぐと、チューブポンプ50b
による余剰気体の排気動作が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、特に、大容量のインクを保持するメイン
タンクからサブタンクを介して記録ヘッドにインクを供
給するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータのプリン
ターや複写機として、インクを用いて記録を行うインク
ジェット記録装置が普及してきている。インクジェット
記録装置は、安価でフルカラーの記録が可能であるた
め、その需要はますます大きくなっている。
【0003】そして、最近ではA1版やA0版のような
大判のシートに写真調の画像を記録するようなプロッタ
ーにまで、インクジェット記録装置が使用されてきてい
る。
【0004】また、X線フィルムやCTスキャン画像の
ような医療用の多階調画像記録にもインクジェット記録
が応用されようとしている。このような医療画像用記録
装置では、異なる濃度を有する複数種類のインクを組み
合わせ、インクを2回、3回と重ねて記録することによ
ってインクの種類数よりもはるかに多い階調を表現する
ことが可能である。
【0005】しかし、上述のプロッターや医療画像用記
録装置では、多量のインクを使用するため、インクタン
クを記録ヘッドとともにキャリッジ上に搭載すると、頻
繁にインクタンクの交換を行わなければならず不便であ
る。
【0006】そこで、このように大量のインクを消費す
るインクジェット記録装置には、一般に、図6に示すよ
うなインク供給系が用いられている。図6は、従来のイ
ンクジェット記録装置におけるインク供給系の概略構成
を示す図である。
【0007】図6に示すように、記録ヘッド301は装
置本体に対して移動可能なキャリッジ302に搭載され
ている。符号303は装置本体に固定されたメインタン
クを示す。インクが少なくなったときには、インクタン
ク303へインクを補給する。記録ヘッド301とメイ
ンタンク303とはチューブおよび継手等で構成された
インク流路304によって連結されている。キャリッジ
302は、印字時には往復移動するが、インク流路30
4の少なくとも一部に柔軟性のあるチューブ(例えばシ
リコンチューブ、ポリエチレンチューブ等)を用いるこ
とで、キャリッジ302の移動が妨げられることはな
い。メインタンク303には大気連通孔305が設けら
れ、メインタンク303の内部は大気中に連通してい
る。したがって、記録ヘッド301からインクが吐出さ
れると、インクはメインタンク303からインク流路3
04を経て、記録ヘッド301に補給されていく。記録
ヘッド301内の圧力は、吐出口306からインクが漏
れ出してこないように負圧状態に保たなければならな
い。記録ヘッド301内の圧力はメインタンク303の
インクレベルH1によって決まり、H1は記録ヘッド3
01の吐出口306の高さH0よりも20〜100mm
程度低い位置に設けることが好ましい。
【0008】この方法を用いると、非常に簡単な構成に
よってインク供給を実現できるが、インク流路304に
用いている柔軟性のあるチューブは、ゴム製、樹脂製の
ものが用いられるため若干のガス透過性を有する。チュ
ーブ内も記録ヘッド301内と同様に負圧になっている
ため、チューブ内には大気からチューブ壁を通して少し
ずつ空気が侵入し、気泡が発生する。その気泡が記録ヘ
ッド301内に流れ込むと、正常なインク滴を吐出でき
なくなり、印字不良が発生する。一方、気泡の発生を少
しでも減少させるためにH1をH0に近づけると、気温
の変化、衝撃、振動などで記録ヘッド301の吐出口3
06からインクが漏れやすくなってしまう。また、仮に
大気からチューブ壁を通して少しずつ空気が侵入するこ
とを防止できたとしても、インクに溶存した空気がチュ
ーブ内、サブタンク内で気泡に成長することもあり得
る。そこで、気泡が発生してもその気泡が記録ヘッド3
01内に入り込まないように、図7に示すようなインク
供給系が提案されている。
【0009】図7は、従来のインクジェット記録装置に
おける他のインク供給系の概略構成を示す図である。
【0010】図7において、符号201は記録ヘッドを
示し、符号202は記録ヘッド201へ供給するインク
を貯蔵するサブタンクを示す。記録ヘッド201および
サブタンク202は、装置本体に対して移動可能なキャ
リッジ203に搭載されている。符号204は装置本体
に固定されたメインタンクを示す。インクが少なくなっ
たときには、メインタンク204へインクを補給する。
サブタンク202とメインタンク204とは、チューブ
および継手等で構成された2本のインク流路205,2
06によって連結されている。第1のインク流路205
はメインタンク204に収容されたインクをサブタンク
202へ送り、逆に第2のインク流路206はサブタン
ク202に収容されたインクをメインタンク204へ戻
す。第2のインク流路206の途中には、いわゆるピス
トンタイプのポンプ207が設けられている。サブタン
ク202内のインクは、ポンプ207によってメインタ
ンク204に移送される。メインタンク204には大気
連通孔208が設けられており、メインタンク204の
内部は大気中に連通されているが、サブタンク202は
密閉構造になっているためサブタンク202の内部は大
気中に連通されていない。
【0011】したがって、ポンプ207を駆動すると、
サブタンク202内のインクが第2のインク流路206
を通ってメインタンク204に送られるとともに、メイ
ンタンク204内のインクが第1のインク流路205を
通ってサブタンク202に吸引される。このようにし
て、サブタンク202とメインタンク204との間でイ
ンクの循環が行われる。
【0012】サブタンク202内の圧力は、記録ヘッド
201の吐出口からインクが漏れ出してこないように負
圧状態に保たなければならない。サブタンク202内の
圧力はメインタンク204のインクレベルH1によって
決まり、H1は記録ヘッド201のチップ面(吐出口
面)の高さH0よりも20〜100mm程度低い位置に
設けることが好ましい。符号209はメインタンク20
4の内部に設けられた液面センサを示す。インクレベル
が液面センサ209の位置以下になったことがこのセン
サによって検知されると、不図示の表示LED等によっ
て、使用者にインクの補給が促される。
【0013】このような構成によれば、第1のインク流
路205の中には、図6に示した従来技術と同様に気泡
が発生するが、その気泡は一旦サブタンク202内に入
った後、第2のインク流路206を通ってメインタンク
204内に排出されてしまう。したがって、途中で発生
した気泡は記録ヘッド201内部には入っていかず、印
字不良が発生することが防止されている。
【0014】また、第2のインク流路206のサブタン
ク202への接続部は、サブタンク202のほぼ半分の
高さの位置に設けられているため、サブタンク202内
の上半分は常に空気で満たされる。一方、キャリッジ2
03が往復移動したときには第1および第2のインク流
路205,206内のインクが、各インク流路205,
206内を移動する。このとき、サブタンク202内が
インクで満たされているとサブタンク202内の圧力が
大きく変動するが、上記のようにサブタンク202内に
常に空気が存在すれば、その空気が圧縮,膨張すること
により、その圧力変動を最小限に抑えることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプロッターや医療画像用記録装置では、より複雑な階
調表現を実現するためにインクの種類が増えていく傾向
がある。例えば、写真調のカラープロッターでは通常の
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの他にも濃度の
薄いシアン、マゼンタを加えるなど、6色以上のインク
を用いることが提案されている。医療画像用記録装置に
おいても、X線画像のように1000階調以上の階調表
現を必要とする画像を出すためには、少なくとも濃淡6
色のブラックインクが必要である。例えば、6種類のイ
ンクを用いる場合には6系統のインク供給系が必要にな
り、サブタンクとメインタンクとの間に、6×2=12
本のインク流路が必要になる。
【0016】一方、上記ではチューブ内に外部から空気
が侵入することを説明したが、逆にインク中の水分や溶
剤がチューブ壁を通して外部へ蒸発してしまうことも確
認されている。したがって、サブタンクとメインタンク
との間のインク流路の数が多ければ、それだけ蒸発する
水分や溶剤の量も多くなり、インクの濃度が変化してし
まう。多階調画像、特に1000階調以上の画像では、
個々のインクの濃度が変化すると正確な階調表現ができ
なくなる。
【0017】また、ポンプも各色のインク流路毎に少な
くとも1つづつ備える必要があるため、計6つのポンプ
が必要になる。そのため、部品点数が多くなり、コスト
も上昇してしまう。
【0018】上記に鑑み、本発明は、簡単な機構によ
り、記録ヘッドに接続されたインクタンク内に溜まった
気体を排気することができるインクジェット記録装置を
提供することを第1の目的とする。
【0019】本発明の第2の目的は、複数個のインクタ
ンク内の排気を1つのポンプで一度に行うことができる
インクジェット記録装置を提供することである。
【0020】本発明の第3の目的は、記録ヘッドに接続
されたインクタンク内に一定量の気体を保持しながら、
余分な気体だけを排気することができるインクジェット
記録装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のインクジェット記録装置は、吐出口からイ
ンクを吐出して記録媒体に記録を行う記録ヘッドへイン
クを供給する第1のインクタンクと、前記第1のインク
タンクへインクを供給する第2のインクタンクと、前記
第1のインクタンクの内部に溜まった余剰の気体を外部
に排出する排気手段とを有するインクジェット記録装置
であって、前記第1のインクタンクの上部には前記気体
を外部に排出するための排気口が設けられているととも
に、前記第1のインクタンクの内部にはインクと共に収
容され該インクに対して浮くように構成されたフロート
が備えられており、前記フロートが前記排気口を塞ぐこ
とによって前記排気手段による前記気体の排気動作が終
了するように構成されていることを特徴とする。
【0022】上記のように構成された本発明のインクジ
ェット記録装置によれば、第1のインクタンクの内部に
溜まった余剰の気体を排気手段によって排気口から排出
させていくと、第1のインクタンクにインクが補給され
て第1のインクタンク内部のインク液面が次第に上昇
し、それに伴って第1のインクタンクの内部に収容され
ているフロートも上昇していく。フロートが第1のイン
クタンクの上部に達すると排気口がフロートによって塞
がれ、排気手段による余剰気体の排気動作が終了する。
このように、本発明によれば、簡単な機構により、記録
ヘッドに接続されたインクタンク内に溜まった気体を排
気することが可能となる。
【0023】また、前記フロートが前記排気口を塞いだ
ことを検出する検出手段をさらに有する構成としてもよ
い。
【0024】さらに、前記検出手段は、前記排気手段と
前記排気口とをつなぐ排気通路内の圧力を検出する圧力
検出手段である構成としてもよい。
【0025】さらには、前記フロートが前記排気口を塞
いだことを前記検出手段が検出すると前記排気手段によ
る前記気体の排気動作が停止するように構成されていて
もよい。
【0026】また、前記記録ヘッドおよび前記第1のイ
ンクタンクがそれぞれ複数備えられ、前記各第1のイン
クタンクの前記排気口に各々接続された複数の排気通路
と、該複数の排気通路を1つの排気通路にまとめて前記
排気手段に接続する接続手段と、前記排気通路内の圧力
を検出する圧力検出手段とを有する構成とすることによ
り、複数個のインクタンク内の排気を1つの排気手段で
一度に行うことが可能となる。
【0027】さらに、前記第1のインクタンクは該第1
のインクタンク内の上部を第1の区画と第2の区画とに
分ける仕切り板を有し、前記第1の区画の上部には前記
排気口が設けられ、前記第2の区画には前記第2のイン
クタンクとの接続部が設けられている構成とすることに
より、記録ヘッドに接続されたインクタンク内に一定量
の気体を保持しながら、余分な気体だけを排気すること
が可能となる。
【0028】さらには、前記排気口が前記第1のインク
タンクの上部に設けられ、前記第1のインクタンクの内
部には前記排気口に頂点部が位置するように配置された
円錐内面が形成されているとともに、前記フロートが球
形に形成されている構成とすしてもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0030】図1は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施形態を示す概略平面図である。図2は、図1に
示したインクジェット記録装置のインク供給路、および
排気手段の概略構成を示す図である。
【0031】図1において、互いに間隔をおいて配置さ
れた2つの側板30a,30bに支持されたガイドレー
ル31,32には、キャリッジ3が図示矢印A方向に摺
動可能に設けられている。キャリッジ3の移動機構につ
いては、一般的な記録装置に用いられるものと同様でよ
いので、その説明は省略する。
【0032】図2に示すように、キャリッジ3には、イ
ンクを吐出する記録ヘッド1と、記録ヘッド1に供給す
るインクを保持する第1のインクタンクであるサブタン
ク2とが搭載されている。これら記録ヘッド1とサブタ
ンク2とは、チューブを介さずに直接に接続され、キャ
リッジ3にそれぞれ6つずつ搭載されている。記録ヘッ
ド1は、それぞれインクを吐出する吐出口が開口したノ
ズル6と、ノズル6内のインクを加熱してノズル内部の
インクを膜沸騰させるための発熱素子(不図示)とを有
する。発熱素子を駆動してノズル6内のインクを膜沸騰
させると、ノズル6内に気泡が生じ、その気泡の成長に
伴う圧力によりノズル6からインクが吐出される。記録
ヘッド1により記録が行われる記録媒体(不図示)は、
記録媒体搬送機構(不図示)により、ノズル6に対向す
る位置に搬送される。
【0033】各供給チューブ5は、柔軟性を有するカバ
ー部材33によって束ねられ、保護されている。したが
って、キャリッジ3は、記録動作時にはガイドレール3
1,32に沿って往復移動されるが、供給チューブ5は
その移動の妨げとなることはない。第2のインクタンク
であるメインタンク4は本体に固定されており、メイン
タンク4の内容量は、サブタンク2の内容量よりも十分
大きい。サブタンク2内のインクが消費されても、メイ
ンタンク4からサブタンク2にインクが自動的に補充さ
れるため、サブタンク2を小型化することが可能であ
る。
【0034】メインタンク4に収容されたインクは、サ
ブタンク2に一時的に保持され、記録ヘッド1に供給さ
れる。そして、記録媒体搬送機構による、キャリッジ3
の移動方向に対して垂直な方向への記録媒体の所定ピッ
チでの搬送と、キャリッジ3の往復運動とを繰り返しな
がら、記録装置本体の制御部(不図示)から送られる記
録信号に基づき記録ヘッド1の発熱素子を駆動すること
で、記録ヘッド1のノズル6からインクが吐出され、記
録媒体に記録が行われる。各メインタンク4にそれぞれ
異なる色のインクを収容すればカラー記録が可能であ
り、濃度の異なるインクを収容すれば階調記録が可能で
ある。
【0035】各サブタンク2は、メインタンク4の側面
下方部に接続された柔軟性を有する供給チューブ5を介
して、メインタンク4に連結されている。各メインタン
ク4の上部には、大気連通弁16につながる大気連通チ
ューブ17が接続されている。さらに、各メインタンク
4の上部には、チューブポンプ50aを経て廃インクタ
ンク18へつながる吸引チューブ19も接続されてい
る。また、メインタンク4の下部には、補給タンク20
からインクを導くためのチューブ21が接続されてい
る。チューブ21の途中には、補給タンク20からメイ
ンタンク4への方向へのみインクを流しうる逆流防止弁
22が設けられている。また、インク流路21の補給タ
ンク20側の端部には、尖状の先端部を有し、その先端
部の近傍に小さな孔が形成された管状の針部材23が設
けられている。一方の端部が大気に開放されているチュ
ーブ25の他端にも、針部材23と同様に形成された針
部材24が設けられている。各針部材23,24は、不
図示の機構により図2に示したの位置から上昇すること
が可能であり、上昇したときには、針部材23,24は
補給タンク20のゴム栓20a,20bから抜け、補給
タンク20の交換が可能になる。
【0036】また、本実施形態のインクジェット記録装
置には、記録ヘッド1の吐出性能を維持するためのヘッ
ド回復ユニット40が備えられている。
【0037】ヘッド回復ユニット40は、キャリッジ3
の移動範囲内であって、かつ、記録動作時のキャリッジ
3の往復動作範囲外における記録ヘッド1と対向する位
置に設置されている。以後、キャリッジ3のこの位置を
ホームポジションと呼ぶ。ヘッド回復ユニット40は、
記録ヘッド1から離間した位置に不図示の機構により退
避可能である。したがって、印字動作時にはヘッド回復
ユニット40は退避位置に退避するため、キャリッジ3
の移動の妨げにはならない。ヘッド回復ユニット40
は、ノズル6から不図示のポンプによってインクを吸引
することによりノズルの目詰まりを解消するとともに、
非印字時にはノズル6を覆って外気から遮断し、ノズル
が乾燥することを防止する。
【0038】なお、上記に説明した大気連通弁16、チ
ューブポンプ50a、廃インクタンク18、補給タンク
20、およびヘッド回復ユニット40等は、図2では一
系統だけしか示していないが、これは図を見易くするた
めに図示を省略したものであり、実際には上記各部材は
それぞれ6個ずつ設けられている。
【0039】サブタンク2の上部は、排気チューブ10
を介して接続手段としてのジョイント部材11に接続さ
れている。ジョイント部材11は、6本の排気チューブ
10と1本のメイン排気チューブ12との接続部を除い
ては密閉された容器構造になっているので、各サブタン
ク2の内部は、各排気チューブが10がジョイント部材
11に結合されることにより互いに連通している。
【0040】メイン排気チューブ12の一方の端部はジ
ョイント部材11に接続され、他方の端部はチューブポ
ンプ50bを経て廃インクタンク18に接続されてい
る。各排気チューブ10が接続されたジョイント部材1
1はキャリッジ3上に搭載されているため、カバー部材
33(図1参照)には、各排気チューブ10は通され
ず、各排気チューブ10を代表する形で一本のメイン排
気チューブ12が通されている。これらの排気チューブ
10とメイン排気チューブ12とにより、排気手段であ
るチューブポンプ50bと各サブタンク2の排気口10
8(図3参照)とをつなぐ排気通路が構成されている。
【0041】チューブポンプ50a,50bは互いに全
く同一のものが用いられている。ここでは、メイン排気
チューブ12に備えられたチューブポンプ50bを例に
とって説明する。
【0042】チューブポンプ50bは、不図示のポンプ
駆動源によって回転軸53を中心に回転されるローラホ
ルダ52と、ローラホルダ52に同心円状に並べられ、
ローラ回転軸54を中心に自在に回転するように設けら
れた6つのローラ51と、ローラ51との間でチューブ
57を押し潰すために圧縮ばね56によりローラ51に
向けて付勢された付勢部材55とを有している。
【0043】ポンプ駆動源(モータ)によりローラホル
ダ52を図示矢印B方向に回転させると、ローラ51の
公転運動によりメイン排気チューブ12が扱かれて、ジ
ョイント部材11側のチューブ12内が負圧になる。
【0044】なお、チューブポンプは一般にゴム系のチ
ューブを扱くため、チューブ材から油脂分などが溶出す
ることが確認されているが、メイン排気チューブ12お
よび吸引チューブ19で移送されるのは大部分は空気で
あり、たとえインクが通過したとしても、このインクは
廃インクタンク18に廃棄されるので、チューブ材から
油脂分などが溶出した場合であっても何ら問題はない。
【0045】また、ジョイント部材11のメイン排気チ
ューブ12との結合部はジョイント部材11の下部に設
けられており、排気チューブ10との結合部は全てジョ
イント部材11の上部に設けられている。したがって、
後述するように、サブタンク2から排気チューブ10へ
少しインクが入ってきてジョイント部材11の中で混ざ
り合ったとしても、その混ざり合ったインクがサブタン
ク2へ逆流することはない。
【0046】メイン排気チューブ12は、その一部が分
岐しており、チューブ14を介して圧力検出手段である
圧力センサ15につながっている。圧力センサ15はメ
イン排気チューブ12内の圧力を検出する。また、メイ
ン排気チューブ12の、上記分岐点よりもチューブポン
プ50b側の部分には弁13が設けられている。弁13
は、サブタンク2の排気を行うときのみ開き、通常は閉
じている。弁13には、チューブをカムにより潰す構成
の弁や電磁弁等の、メイン排気チューブ12内の開閉を
自在に行えるものであれば、任意の形態の弁を用いるこ
とができる。また、弁13には、ジョイント部材11か
らチューブポンプ50bへの方向にのみ空気の流れを許
す逆流防止弁を用いてもよい。
【0047】サブタンク2の内部は、供給チューブ5と
の接続部、記録ヘッド1との接続部および排気チューブ
10との接続部を除いて密閉されており、実質的な密閉
空間が形成されている。供給チューブ5の内部には、通
常はインクが満たされているため、記録ヘッド1からイ
ンクが吐出されるとメインタンク4から供給チューブ5
を経て、サブタンク2内にインクが補給されていく。
【0048】記録ヘッド1内の圧力は、従来技術と同様
に、メインタンク4のインクレベルH1を記録ヘッド1
のノズル6の高さH0よりも20〜100mm程度低い
位置に設けることで負圧状態に保たれている。メインタ
ンク4の内部には、インクの補給を促すための液面セン
サ8a、およびインクが満タンであることを検出する液
面センサ8bが設けられている。
【0049】印字動作および回復動作によりインクが消
費されると、メインタンク4の中のインクレベルが下が
ってくる。インクレベルが液面センサ8aのところまで
下がると、印字途中であれば、残りの印字動作を終えた
後に補給タンク20からメインタンク4にインクを補給
する補給モードに入る。
【0050】補給モードでは、まず最初に、キャリッジ
3をホームポジションに戻し、ヘッド回復ユニット40
を上昇させてノズル6を覆う。次に、大気連通弁16を
閉じる。後述する排気モード時以外では弁13は閉じて
いるので、このとき、吸引チューブ19との接続部を除
きメインタンク4は密閉されていることになる。続い
て、チューブポンプ50aを駆動するとメインタンク4
内の空気が吸引され、圧力が少しずつ下がってくる。メ
インタンク4内の圧力がある負圧値まで下がると、チュ
ーブ21の途中に設けられた逆流防止弁22が開き、イ
ンクが補給タンク20からメインタンク4へ流れ込む。
チューブポンプ50aが動作を始めてから逆流防止弁2
2が開くまでの間に、供給チューブ5内のインクや排気
チューブ10内のインクが少し逆流してくるが、前述し
たように、混色したインクが戻ってくる訳ではないの
で、特に問題とはならない。
【0051】補給タンク20からインクの補給が進み、
メインタンク4内のインクレベルが上昇して、インクレ
ベルセンサ8bがインクを検出すると、チューブポンプ
50aの駆動を停止し、大気連通弁16を開いて、補給
モードを終了する。
【0052】所定時間内にインクレベルセンサ8bがイ
ンクを検出しない場合には、補給タンク20が空である
と判断し、使用者に補給タンク20の交換を促す。
【0053】メインタンク4へのインク補給時間を短縮
したい場合には、供給チューブ5のできるだけメインタ
ンク4に近い箇所に弁を設けるとよい。補給モード時に
この弁を閉じると、メインタンク4とサブタンク2とが
互いに隔離され、メインタンク4内の圧力低下の速度が
早くなるので、逆流防止弁22が開くまでの時間を短縮
できる。さらに、前述した供給チューブ5内のインクや
排気チューブ内のインクの逆流が発生することを防止で
きる。
【0054】次に、図2等に示したサブタンク2の詳細
について、図3および図4を参照して説明する。図3お
よび図4は、図2等に示したサブタンクの断面図であ
る。
【0055】サブタンク2内は、仕切板101によって
第1の区画であるフロート部102と第2の区画である
エアバッファ部103との二つの空間に分けられてい
る。フロート部102の中には球状のフロート9が封入
されている。フロート9の材質としては、インクより比
重が小さく、かつインクと反応しにくい材質が選ばれ、
例えばポリプロピレンなどが用いられる。なお、フロー
ト9の内部が中空でありフロート9がインクに浮くよう
に構成されていれば、フロート9の材質が例えインクよ
り比重の大きい材質でもよいことはもちろんである。
【0056】仕切板101の上部はフロート部102と
エアバッファ部103とを完全に遮断している。仕切板
101の下部には縦方向に連続したスリット104が設
けられており、フロート9がエアバッファ部103へ移
動することはないが、インクや空気は自由に通過できる
ようになっている。フロート部102の上部には円錐状
の形状をした円錐内面105が設けられ、この円錐内面
105の頂点に相当するところに、排気口108および
排気チューブ10の接続部106が形成されている。一
方、エアバッファ部103の上部には、供給チューブ5
の接続部107が形成されている。
【0057】図4は、サブタンク2内の排気動作が終了
した直後の状態を示す。
【0058】印字動作と放置(スタンバイ状態および電
源OFF状態)とを繰り返すと、供給チューブ5内に発
生した気泡が少しずつサブタンク2内に侵入してくる。
このとき、メイン排気チューブ12の途中に設けられた
弁13は閉じている。したがって、インクは印字動作お
よびヘッド回復動作によってノズル6から出ていくが、
増加した空気はサブタンクの中に閉じ込められるため、
図3に示すようにインク面が下がってくる。
【0059】次に、サブタンク2の中の空気を排出する
排気モードについて説明する。以下には、図3に示した
状態から排気モードを開始する場合について説明する。
【0060】排気モードに入ると、キャリッジ3がホー
ムポジションに移動し、全てのヘッド回復ユニット40
が上昇して記録ヘッド2のノズル6を覆い、ノズル6を
外気から遮断する。そして、大気連通弁16および弁1
3を開き、チューブポンプ50bを駆動する。このと
き、チューブポンプ50bが、メイン排気チューブ1
2、ジョイント部材11および6本の排気チューブ10
を通じて6個のサブタンク2内の空気を少しずつ吸引す
ると、サブタンク2内の圧力が徐々に下がり始める。
【0061】サブタンク2内の圧力がある程度まで低下
すると、メインタンク4から供給チューブ5を通ってサ
ブタンク2にインクが供給されてくる。サブタンク2内
にあった空気は、供給されたインクの容積分だけ排気チ
ューブ10を通ってサブタンク2の外に出ていく。この
とき、図3に示す状態では、インク面はフロート部10
2およびエアバッファ部103において均一に上昇して
いくが、インク面がスリット104の最上部まで達する
と、フロート部102とエアバッファ部103との中の
空気は完全に遮断されるため、それ以降はフロート部1
02内の空気だけが排出される。空気が排出されてイン
ク面が上昇すれば、それに応じて当然にフロート9も上
昇する。
【0062】フロート9は、最初はフロート部102内
で水平方向の位置が定まらないまま上昇してくるが、円
錐内面105に達するとその後は円錐内面105の仮想
頂点に近づくように上昇し、最後には図4に示すように
円錐内面105に全周が接触する位置で停止し、排気口
108を塞ぐ。フロート9が排気口108を塞いだ状態
でチューブポンプ50bを作動させ続けると、メイン排
気チューブ12および排気チューブ10内の圧力が低下
する。そのため、圧力センサ15はフロート9が排気口
108を塞いだことを検出することができる。
【0063】このように排気を行われても、エアバッフ
ァ部103の上部は常に空気で満たされる。したがっ
て、キャリッジ3が往復移動したときでも、その空気が
圧縮、膨張することにより、サブタンク2内の圧力変動
を最小限に抑えることができる。
【0064】フロート9および円錐内面105は、それ
ぞれ理想的な球形や円錐形であれば完全に排気口108
を塞ぐことができるが、現実には製作時の寸法誤差によ
って両者間にわずかな隙間ができ、この隙間から排気チ
ューブ10へインクが漏れる。しかしながら、このわず
かな隙間だけが生じている場合では、排気口108が完
全に開いている場合と比較して、流路抵抗が相当大きく
なる。
【0065】一方、メインタンク4とサブタンク2との
間の流路抵抗や各インクの粘度などの違いにより、6つ
のサブタンク2の排気が開始される時期にばらつきが生
じる。早く排気が始まったサブタンク2のフロート9が
排気口108を塞ぐと、このサブタンクの排気口108
の流路抵抗は大きくなるため、その後は他のサブタンク
2の排気が行われる。このようにして次々と6つのサブ
タンク2の排気が行われていく。
【0066】図5は、排気モード時のメイン排気チュー
ブ12内の圧力変化の概略を表すグラフである。
【0067】図5において、時間T0はチューブポンプ
50bの駆動を開始した時間である。このときのメイン
排気チューブ内の圧力はP0である。徐々に圧力が下が
り、時間T1に圧力がP1となったときにメインタンク4
からサブタンク2へインクが移動を始める。その後、チ
ューブポンプ50bによる吸引は続けられるが、サブタ
ンク2から排気された空気がメイン排気チューブ12内
に入ってくるので、圧力はほぼ一定のままである。時間
T2において、サブタンク2の排気が全て終了すると、
各サブタンクの排気口108が全て塞がれてしまうので
再び圧力が低下しはじめる。
【0068】以上の圧力変化は、圧力センサ15につな
いだチューブ14(図2参照)内でも同様である。フロ
ート9が排気口108を塞ぎ、圧力センサ15がチュー
ブ14内の圧力がP2になったことを検出すると、チュ
ーブポンプ50bの駆動が停止され、弁13が閉じられ
て排気モードが終了する。
【0069】排気モードを行う頻度は、サブタンク2に
空気が蓄積される速度に依存し、この速度はサブタンク
2の容量、供給チューブ5の材質、この記録装置の使用
環境などによって異なるが、毎日行う必要はない。例え
ば、1週間に1回、あるいは1ケ月に1回程度行えばよ
い。
【0070】なお、フロート9の形状は球形には限られ
ないが、球形にすることによってサブタンク2内の内
壁、仕切板101などに引っかかりにくくすることがで
きる。また、フロート9がどのような姿勢で上昇しても
排気口を塞ぐことが可能となる。
【0071】また、上述したように、フロート9と円錐
内面105との間に多少の隙間があっても排気動作の妨
げにはならないので、フロート9およびサブタンク2の
寸法精度を特に高くする必要はない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録装置は、記録ヘッドに接続された第1のイン
クタンクの上部には余剰気体を外部に排出するための排
気口が設けられているとともに、第1のインクタンクの
内部にはインクと共に収容されインクに対して浮くよう
に構成されたフロートが備えられており、フロートが排
気口を塞ぐことによって排気手段による余剰気体の排気
動作が終了するように構成されているので、簡単な機構
により、記録ヘッドに接続されたインクタンク内に溜ま
った気体を排気することができる。
【0073】また、記録ヘッドおよび第1のインクタン
クをそれぞれ複数備え、各第1のインクタンクの排気口
に各々接続された複数の排気通路と、その複数の排気通
路を1つの排気通路にまとめて排気手段に接続する接続
手段と、排気通路内の圧力を検出する圧力検出手段とを
備えることにより、複数個のインクタンク内の排気を1
つの排気手段で一度に行うことができる。
【0074】さらに、第1のインクタンクに第1のイン
クタンク内の上部を第1の区画と第2の区画とに分ける
仕切り板を備え、第1の区画の上部には排気口を設け、
第2の区画には第2のインクタンクとの接続部を設ける
ことにより、記録ヘッドに接続されたインクタンク内に
一定量の気体を保持しながら、余分な気体だけを排気す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施形態
を示す概略平面図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置のインク
供給路、および排気手段の概略構成を示す図である。
【図3】図2等に示したサブタンクの断面図である。
【図4】図2等に示したサブタンクの断面図である。
【図5】排気モード時のメイン排気チューブ内の圧力変
化の概略を表すグラフである。
【図6】従来のインクジェット記録装置におけるインク
供給系の概略構成を示す図である。
【図7】従来のインクジェット記録装置における他のイ
ンク供給系の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 サブタンク 3 キャリッジ 4 メインタンク 5 供給チューブ 6 ノズル 8a,8b 液面センサ 9 フロート 10 排気チューブ 11 ジョイント部材 12 メイン排気チューブ 13 弁 14,21,25 チューブ 15 圧力センサ 16 大気連通弁 17 大気連通チューブ 18 廃インクタンク 19 吸引チューブ 20 補給タンク 20a,20b ゴム栓 22 逆流防止弁 23,24 針部材 30a,30b 側板 31,32 ガイドレール 33 カバー部材 40 ヘッド回復ユニット 50a,50b チューブポンプ 51 ローラ 52 ローラホルダ 53 回転軸 54 ローラ回転軸 55 付勢部材 56 圧縮ばね 101 仕切板 102 フロート部 103 エアバッファ部 104 スリット 105 円錐内面 106,107 接続部 108 排気口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出口からインクを吐出して記録媒体に
    記録を行う記録ヘッドへインクを供給する第1のインク
    タンクと、前記第1のインクタンクへインクを供給する
    第2のインクタンクと、前記第1のインクタンクの内部
    に溜まった余剰の気体を外部に排出する排気手段とを有
    するインクジェット記録装置であって、 前記第1のインクタンクの上部には前記気体を外部に排
    出するための排気口が設けられているとともに、前記第
    1のインクタンクの内部にはインクと共に収容され該イ
    ンクに対して浮くように構成されたフロートが備えられ
    ており、 前記フロートが前記排気口を塞ぐことによって前記排気
    手段による前記気体の排気動作が終了するように構成さ
    れていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記フロートが前記排気口を塞いだこと
    を検出する検出手段をさらに有する請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記排気手段と前記排
    気口とをつなぐ排気通路内の圧力を検出する圧力検出手
    段である請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記フロートが前記排気口を塞いだこと
    を前記検出手段が検出すると前記排気手段による前記気
    体の排気動作が停止するように構成されている請求項2
    または3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドおよび前記第1のインク
    タンクがそれぞれ複数備えられ、前記各第1のインクタ
    ンクの前記排気口に各々接続された複数の排気通路と、
    該複数の排気通路を1つの排気通路にまとめて前記排気
    手段に接続する接続手段と、前記排気通路内の圧力を検
    出する圧力検出手段とを有する請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のインクタンクは該第1のイン
    クタンク内の上部を第1の区画と第2の区画とに分ける
    仕切り板を有し、前記第1の区画の上部には前記排気口
    が設けられ、前記第2の区画には前記第2のインクタン
    クとの接続部が設けられている請求項1から5のいずれ
    か1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記排気口が前記第1のインクタンクの
    上部に設けられ、前記第1のインクタンクの内部には前
    記排気口に頂点部が位置するように配置された円錐内面
    が形成されているとともに、前記フロートが球形に形成
    されている請求項1から6のいずれか1項に記載のイン
    クジェット記録装置。
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