JP3375046B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JP3375046B2 JP3375046B2 JP25570697A JP25570697A JP3375046B2 JP 3375046 B2 JP3375046 B2 JP 3375046B2 JP 25570697 A JP25570697 A JP 25570697A JP 25570697 A JP25570697 A JP 25570697A JP 3375046 B2 JP3375046 B2 JP 3375046B2
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- Japan
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- ink
- print head
- tank
- ink tank
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17596—Ink pumps, ink valves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
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- Ink Jet (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドに別置
きインクタンクからインクを循環供給可能なインクジェ
ットプリンタに関する。
きインクタンクからインクを循環供給可能なインクジェ
ットプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図４に示すいわゆるシリアル型のインク
ジェットプリンタは、ガイドバー１００に沿って往復移
動可能なキャリア１０１に印字ヘッド２０Ｐとインクカ
セット（図示省略）とを搭載させ、媒体（用紙）Ｐの行
（Ｘ）方向（図で左右方向）に印字ヘッド２０Ｐを移動
させつつ各ノズルからインクをジェットして画像を形成
する。印字ヘッド２０Ｐの各色インク用ノズルは、Ｘ方
向にはそれぞれに単一である。したがって、例えばＡ４
サイズ１枚のカラー印刷には１０分（０．１ＰＰＭ）か
かる。
ジェットプリンタは、ガイドバー１００に沿って往復移
動可能なキャリア１０１に印字ヘッド２０Ｐとインクカ
セット（図示省略）とを搭載させ、媒体（用紙）Ｐの行
（Ｘ）方向（図で左右方向）に印字ヘッド２０Ｐを移動
させつつ各ノズルからインクをジェットして画像を形成
する。印字ヘッド２０Ｐの各色インク用ノズルは、Ｘ方
向にはそれぞれに単一である。したがって、例えばＡ４
サイズ１枚のカラー印刷には１０分（０．１ＰＰＭ）か
かる。
【０００３】これに対し、例えば２０ＰＰＭの印刷高速
化を図れるインクジェットプリンタが提案（例えば、特
願平８−２９６９５９号）されている。
化を図れるインクジェットプリンタが提案（例えば、特
願平８−２９６９５９号）されている。
【０００４】図５において、印字ヘッド２０を形成する
各色用ノズルユニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０
Ｂ）の各色インク用ノズルは、媒体（用紙Ｐ）を担持す
るドラム１０の長手方向〔行方向（Ｘ）〕に例えば解像
度相当ピッチあるいは解像度相当ピッチの２〜４倍のピ
ッチで整列配設された多数とされ、Ｘ方向に静止あるい
はノズルピッチ分だけＸ方向に往復移動可能とされてい
る。
各色用ノズルユニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０
Ｂ）の各色インク用ノズルは、媒体（用紙Ｐ）を担持す
るドラム１０の長手方向〔行方向（Ｘ）〕に例えば解像
度相当ピッチあるいは解像度相当ピッチの２〜４倍のピ
ッチで整列配設された多数とされ、Ｘ方向に静止あるい
はノズルピッチ分だけＸ方向に往復移動可能とされてい
る。
【０００５】ここに、ドラム１０は、その外周面に媒体
（Ｐ）を担持した状態で軸線Ｚを中心に例えば１２０ｒ
ｐｍでＲ方向に回転可能とされている。かくして、例え
ばＡ４サイズ１枚を２〜３秒でカラー印刷することがで
きる。
（Ｐ）を担持した状態で軸線Ｚを中心に例えば１２０ｒ
ｐｍでＲ方向に回転可能とされている。かくして、例え
ばＡ４サイズ１枚を２〜３秒でカラー印刷することがで
きる。
【０００６】しかも、印字ヘッド２０はほとんど静止状
態に近くかつインクカセットを印字ヘッド２０と一体的
に形成しなくてもよいので、大量インクを充填可能な別
置きインクタンクを用いて多数枚を連続的に印刷するこ
とができる。
態に近くかつインクカセットを印字ヘッド２０と一体的
に形成しなくてもよいので、大量インクを充填可能な別
置きインクタンクを用いて多数枚を連続的に印刷するこ
とができる。
【０００７】ここに、インクタンク４０の上部には、図
６に示す如く、インク補充カセット４５を装着するため
の着脱部４２が設けられている。このインクタンク４０
内のインクは、インク供給手段３０Ｐを用いて印字ヘッ
ド２０へ供給（補給）される。
６に示す如く、インク補充カセット４５を装着するため
の着脱部４２が設けられている。このインクタンク４０
内のインクは、インク供給手段３０Ｐを用いて印字ヘッ
ド２０へ供給（補給）される。
【０００８】インク供給手段３０Ｐは、離隔配設された
印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）とインクタンク４０
（フィルタ４１）とをインク供給チューブ３１Ｐで接続
しかつその途中に送りポンプ３２Ｐを設け、この送りポ
ンプ３２Ｐを用いて印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）
内のインク圧力室２６へインクを供給している。
印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）とインクタンク４０
（フィルタ４１）とをインク供給チューブ３１Ｐで接続
しかつその途中に送りポンプ３２Ｐを設け、この送りポ
ンプ３２Ｐを用いて印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）
内のインク圧力室２６へインクを供給している。
【０００９】また、印刷運転中には、供給ポンプ３２Ｐ
とインク供給チューブ３１Ｐとの係合を解き、印刷のた
めに使用したインク量だけインク供給チューブ３１Ｐを
介した毛細管現象を利用して印字ヘッド２０（２６）へ
供給する。
とインク供給チューブ３１Ｐとの係合を解き、印刷のた
めに使用したインク量だけインク供給チューブ３１Ｐを
介した毛細管現象を利用して印字ヘッド２０（２６）へ
供給する。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案のイ
ンクジェットプリンタでは、インクタンク４０が印字ヘ
ッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）と別置きとされ、当該印字
ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）とはインク供給チューブ
３１Ｐを介して接続（連通）されているので、当該イン
クジェットプリンタを例えばトラックで搬送等する場合
に、衝撃や振動によって当該チューブ３１Ｐとインクタ
ンク４０（または印字ヘッド２０）との接続部が外れた
り、タンク４０のインク補充カセット４５用の着脱部４
２が傾くなどして、インクが漏洩する不都合が発生する
おそれがある。
ンクジェットプリンタでは、インクタンク４０が印字ヘ
ッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）と別置きとされ、当該印字
ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）とはインク供給チューブ
３１Ｐを介して接続（連通）されているので、当該イン
クジェットプリンタを例えばトラックで搬送等する場合
に、衝撃や振動によって当該チューブ３１Ｐとインクタ
ンク４０（または印字ヘッド２０）との接続部が外れた
り、タンク４０のインク補充カセット４５用の着脱部４
２が傾くなどして、インクが漏洩する不都合が発生する
おそれがある。
【００１１】本発明の目的は、搬送等する場合にインク
供給管，印字ヘッド，インク戻し管，インクタンクから
インクを迅速かつ簡単に排出してインク漏洩の発生を一
掃することができるインクジェットプリンタを提供する
ことにある。
供給管，印字ヘッド，インク戻し管，インクタンクから
インクを迅速かつ簡単に排出してインク漏洩の発生を一
掃することができるインクジェットプリンタを提供する
ことにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、複数
ノズルを有する印字ヘッドと、 インク補充タンクとイン
クが充填されていない封止蓋材とを選択的に装着可能な
着脱部と、内部と外気とを連通可能にする大気連通路と
を有するインクタンクと、 送りポンプを介装して前記イ
ンクタンクと前記印字ヘッドとを、前記インクタンクか
ら前記印字ヘッドへとインクを供給可能に接続するイン
ク供給管と、 戻しポンプを介装して前記インクタンクと
前記印字ヘッドとを、前記印字ヘッドから前記インクタ
ンクへとインクを戻し可能に接続するインク戻し管と、
前記インクタンク内のインク量を検出するインク量検出
手段と、 インク全量排出指令が入力された場合に、前記
戻しポンプを駆動停止した状態又は低速駆動した状態
で、前記送りポンプを、前記インク量検出手段がインク
エンプティを検出するまで駆動する駆動制御手段とを有
し、 前記インクタンクの着脱部から前記インク補充タン
クを取り外してインクが充填されていない前記封止蓋材
を代わりに装着した状態で、インク全量排出指令を入力
することで、前記駆動制御手段により前記印字ヘッドの
各ノズルからインクが外部に排出されて前記インク供給
管、印字ヘッド、インク戻し管およびインクタンクを空
状態とすることを特徴とするインクジェットプリンタで
ある。
ノズルを有する印字ヘッドと、 インク補充タンクとイン
クが充填されていない封止蓋材とを選択的に装着可能な
着脱部と、内部と外気とを連通可能にする大気連通路と
を有するインクタンクと、 送りポンプを介装して前記イ
ンクタンクと前記印字ヘッドとを、前記インクタンクか
ら前記印字ヘッドへとインクを供給可能に接続するイン
ク供給管と、 戻しポンプを介装して前記インクタンクと
前記印字ヘッドとを、前記印字ヘッドから前記インクタ
ンクへとインクを戻し可能に接続するインク戻し管と、
前記インクタンク内のインク量を検出するインク量検出
手段と、 インク全量排出指令が入力された場合に、前記
戻しポンプを駆動停止した状態又は低速駆動した状態
で、前記送りポンプを、前記インク量検出手段がインク
エンプティを検出するまで駆動する駆動制御手段とを有
し、 前記インクタンクの着脱部から前記インク補充タン
クを取り外してインクが充填されていない前記封止蓋材
を代わりに装着した状態で、インク全量排出指令を入力
することで、前記駆動制御手段により前記印字ヘッドの
各ノズルからインクが外部に排出されて前記インク供給
管、印字ヘッド、インク戻し管およびインクタンクを空
状態とすることを特徴とするインクジェットプリンタで
ある。
【００１３】かかる発明の場合、戻しポンプを駆動停止
した状態又は低速駆動した状態で送りポンプを駆動する
ことにより、印字ヘッドの各ノズルからインク供給管，
印字ヘッド，インク戻し管およびインクタンク内のイン
クを全量外部へ排出することができる。したがって、搬
送等する場合に、インク漏洩の発生を一掃することがで
きる。
した状態又は低速駆動した状態で送りポンプを駆動する
ことにより、印字ヘッドの各ノズルからインク供給管，
印字ヘッド，インク戻し管およびインクタンク内のイン
クを全量外部へ排出することができる。したがって、搬
送等する場合に、インク漏洩の発生を一掃することがで
きる。
【００１４】
【００１５】また、インクタンク等からインクを全量排
出する場合には、インクタンクの着脱部からインク補充
カセットを取り外して封止蓋材を代わりに装着する。こ
れにより、インクタンク内のインクが少なくなってもイ
ンク補充カセットからインクが補充されることはなく、
一段と迅速にインク排出を行える。
出する場合には、インクタンクの着脱部からインク補充
カセットを取り外して封止蓋材を代わりに装着する。こ
れにより、インクタンク内のインクが少なくなってもイ
ンク補充カセットからインクが補充されることはなく、
一段と迅速にインク排出を行える。
【００１６】その状態で、戻しポンプを駆動停止した状
態又は低速駆動した状態で送りポンプを駆動することに
より、印字ヘッドの各ノズルからインク供給管，印字ヘ
ッド，インク戻し管およびインクタンク内からのインク
を全量外部へ排出することができる。この際、インクタ
ンク内と外気とを連通して当該タンク内のインク液面に
大気圧を作用させることができるので、円滑にインクを
排出できる。
態又は低速駆動した状態で送りポンプを駆動することに
より、印字ヘッドの各ノズルからインク供給管，印字ヘ
ッド，インク戻し管およびインクタンク内からのインク
を全量外部へ排出することができる。この際、インクタ
ンク内と外気とを連通して当該タンク内のインク液面に
大気圧を作用させることができるので、円滑にインクを
排出できる。
【００１７】したがって、インクの無駄使用を抑えつつ
一段と迅速にインクタンク等からインクを排出できる。
一段と迅速にインクタンク等からインクを排出できる。
【００１８】請求項２の発明は、前記封止蓋材が前記イ
ンク補充カセットと同じ形態のダミーのインク補充カセ
ットとされているインクジェットプリンタである。
ンク補充カセットと同じ形態のダミーのインク補充カセ
ットとされているインクジェットプリンタである。
【００１９】かかる発明の場合、封止蓋材としてインク
を充填していないダミーのインク補充カセットを使用す
ることで、請求項１の発明と同様な効果を奏し得る他、
より一層保管管理が容易となるとともに、コスト低減を
図ることができる。
を充填していないダミーのインク補充カセットを使用す
ることで、請求項１の発明と同様な効果を奏し得る他、
より一層保管管理が容易となるとともに、コスト低減を
図ることができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図１
〜図３に示す如く、基本的構成は先提案のインクジェッ
トプリンタ（図５）と同様とされているが、印字ヘッド
２０（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）とインクタン
ク４０（フィルター４１）とをインク供給管（３１）お
よびインク戻し管（３３）を介して接続し、インク供給
管（３１）に介装された送りポンプ３２を駆動してイン
クタンク４０から印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）へ
インクを供給可能かつインク戻し管（３３）に介装され
た戻しポンプ３４を駆動して印字ヘッド２０（２０Ｃ〜
２０Ｂ）内のインクをインクタンク４０へ戻し可能に形
成し、戻しポンプ３４を駆動停止した状態又は低速駆動
した状態で送りポンプ３２を駆動して印字ヘッド２０
（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズル２７からインクタンク４
０内のインクを外部へ排出可能に形成し、インク供給管
（３１），印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ），インク
戻し管（３３）およびインクタンク４０を空状態に設定
可能に形成されている。
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図１
〜図３に示す如く、基本的構成は先提案のインクジェッ
トプリンタ（図５）と同様とされているが、印字ヘッド
２０（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）とインクタン
ク４０（フィルター４１）とをインク供給管（３１）お
よびインク戻し管（３３）を介して接続し、インク供給
管（３１）に介装された送りポンプ３２を駆動してイン
クタンク４０から印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）へ
インクを供給可能かつインク戻し管（３３）に介装され
た戻しポンプ３４を駆動して印字ヘッド２０（２０Ｃ〜
２０Ｂ）内のインクをインクタンク４０へ戻し可能に形
成し、戻しポンプ３４を駆動停止した状態又は低速駆動
した状態で送りポンプ３２を駆動して印字ヘッド２０
（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズル２７からインクタンク４
０内のインクを外部へ排出可能に形成し、インク供給管
（３１），印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ），インク
戻し管（３３）およびインクタンク４０を空状態に設定
可能に形成されている。
【００２１】なお、図５に示す先提案のインクジェット
プリンタの場合と共通する構成要素については同一の符
号を付し、その説明を簡略化または省略する。
プリンタの場合と共通する構成要素については同一の符
号を付し、その説明を簡略化または省略する。
【００２２】図１において、印字ヘッド２０は、インク
圧力室２６と連通された多数のノズル２７を有する各色
（Ｃ，Ｙ，Ｍ，Ｂ）用のノズルユニット（２０Ｃ，２０
Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）から形成され、印刷媒体（図示省
略）の行方向に例えば１／７５インチだけ往復移動可能
である。
圧力室２６と連通された多数のノズル２７を有する各色
（Ｃ，Ｙ，Ｍ，Ｂ）用のノズルユニット（２０Ｃ，２０
Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）から形成され、印刷媒体（図示省
略）の行方向に例えば１／７５インチだけ往復移動可能
である。
【００２３】印字ヘッド２０を形成する各色用ノズルユ
ニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）には、それ
ぞれインク供給管（３１）およびインク戻し管（３３）
を介して各色用のインクタンク４０が接続されている。
ニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）には、それ
ぞれインク供給管（３１）およびインク戻し管（３３）
を介して各色用のインクタンク４０が接続されている。
【００２４】具体的には、インク供給管は、可撓性を有
する合成樹脂製のインク供給チューブ３１から形成され
ている。また、インク戻し管は、可撓性を有する合成樹
脂製のインク戻しチューブ３３から形成されている。こ
のインク供給チューブ３１には、プッシュ型の送りポン
プ３２が介装されており、インク戻しチューブ３３には
プル型の戻しポンプ３４が介装されている。
する合成樹脂製のインク供給チューブ３１から形成され
ている。また、インク戻し管は、可撓性を有する合成樹
脂製のインク戻しチューブ３３から形成されている。こ
のインク供給チューブ３１には、プッシュ型の送りポン
プ３２が介装されており、インク戻しチューブ３３には
プル型の戻しポンプ３４が介装されている。
【００２５】送りポンプ３２（戻しポンプ３４）は、円
軌跡上に所定間隔で配設された複数（例えば、４つ）の
押圧ローラ３２Ｒ（３４Ｒ）を有するローラポンプから
形成されている。
軌跡上に所定間隔で配設された複数（例えば、４つ）の
押圧ローラ３２Ｒ（３４Ｒ）を有するローラポンプから
形成されている。
【００２６】また、インクタンク４０は、インク供給チ
ューブ３１およびインク戻しチューブ３３の各接続部
（４３，４４）と，インク補充カセット４５の着脱部４
２とを除き密閉構造とされている。そして、インクタン
ク４０は、着脱部４２にインク補充カセット４５と封止
蓋材（４５Ｄ）とを選択的に装着可能かついずれが装着
された場合にもインクタンク４０内と外気とを大気連通
路４９Ａを介して連通可能に形成されている。
ューブ３１およびインク戻しチューブ３３の各接続部
（４３，４４）と，インク補充カセット４５の着脱部４
２とを除き密閉構造とされている。そして、インクタン
ク４０は、着脱部４２にインク補充カセット４５と封止
蓋材（４５Ｄ）とを選択的に装着可能かついずれが装着
された場合にもインクタンク４０内と外気とを大気連通
路４９Ａを介して連通可能に形成されている。
【００２７】ここにおいて、封止蓋材は、インク補充カ
セット４５と同様にインクタンク４０内にゴミ等が侵入
するのを防止するとともに、インク補充カセットの誤装
着を防止するもので、インクジェットプリンタを搬送等
する場合にインク補充カセット４５の代わりにインクタ
ンク４０の着脱部４２に装着される。
セット４５と同様にインクタンク４０内にゴミ等が侵入
するのを防止するとともに、インク補充カセットの誤装
着を防止するもので、インクジェットプリンタを搬送等
する場合にインク補充カセット４５の代わりにインクタ
ンク４０の着脱部４２に装着される。
【００２８】この実施形態では、封止蓋材は、インク補
充カセット４５の形態と同じ形態とされている。すなわ
ち、インクが充填されていないダミーのインク補充カセ
ット４５Ｄが封止蓋材として使用される。なお、インク
タンク４０内のインク量は、インク量検出手段（インク
量検出センサー）によって検出される。
充カセット４５の形態と同じ形態とされている。すなわ
ち、インクが充填されていないダミーのインク補充カセ
ット４５Ｄが封止蓋材として使用される。なお、インク
タンク４０内のインク量は、インク量検出手段（インク
量検出センサー）によって検出される。
【００２９】また、上記各ポンプ（３２，３４）は、Ｃ
ＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，表示器（ＩＮＤ），キーボード
（ＫＢ），入出力ポート（Ｉ／Ｏ）等からなる駆動制御
手段６０によって駆動制御される。
ＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，表示器（ＩＮＤ），キーボード
（ＫＢ），入出力ポート（Ｉ／Ｏ）等からなる駆動制御
手段６０によって駆動制御される。
【００３０】駆動制御手段６０は、インク全量排出指令
が入力された場合には、戻しポンプ３４を駆動停止した
状態又は低速駆動した状態で送りポンプ３２をインク量
検出手段がインクエンプティを検出するまで駆動する。
これにより、印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノ
ズル２７からインクが外部へ強制排出されて、インク供
給チューブ３１，印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ），
インク戻しチューブ３３およびインクタンク４０を空状
態に設定可能に形成されている。
が入力された場合には、戻しポンプ３４を駆動停止した
状態又は低速駆動した状態で送りポンプ３２をインク量
検出手段がインクエンプティを検出するまで駆動する。
これにより、印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノ
ズル２７からインクが外部へ強制排出されて、インク供
給チューブ３１，印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ），
インク戻しチューブ３３およびインクタンク４０を空状
態に設定可能に形成されている。
【００３１】かかる構成のインクジェットプリンタで
は、搬送等する場合には、まずインクタンク４０の着脱
部４２からインク補充カセット４５を取り外して封止蓋
材（４５Ｄ）を代わりに装着する。
は、搬送等する場合には、まずインクタンク４０の着脱
部４２からインク補充カセット４５を取り外して封止蓋
材（４５Ｄ）を代わりに装着する。
【００３２】次に、プリンタの所定の操作ボタン（図示
省略）を操作して、インク全量排出指令を入力する。す
ると、駆動制御手段６０は、戻しポンプ３４を駆動停止
した状態又は低速駆動した状態で送りポンプ３２をイン
クエンプティが検出されるまで駆動する。これにより、
印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズル２７から
インクタンク４０内等のインクが外部へ排出されて、イ
ンク供給チューブ３１，印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０
Ｂ），インク戻しチューブ３３およびインクタンク４０
が空状態となる。
省略）を操作して、インク全量排出指令を入力する。す
ると、駆動制御手段６０は、戻しポンプ３４を駆動停止
した状態又は低速駆動した状態で送りポンプ３２をイン
クエンプティが検出されるまで駆動する。これにより、
印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズル２７から
インクタンク４０内等のインクが外部へ排出されて、イ
ンク供給チューブ３１，印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０
Ｂ），インク戻しチューブ３３およびインクタンク４０
が空状態となる。
【００３３】この際、インクタンク４０内のインクが少
なくなっても当該タンク４０内にインクが補充されるこ
とはなく、一段と迅速にインク排出を行える。また、イ
ンクタンク４０内と外気とを大気連通路４９Ａを介して
連通して当該タンク４０内のインク液面に大気圧を作用
させることができるので、円滑にインクを排出できる。
これにより、搬送等する場合に、インク漏洩の発生を一
掃することができる。
なくなっても当該タンク４０内にインクが補充されるこ
とはなく、一段と迅速にインク排出を行える。また、イ
ンクタンク４０内と外気とを大気連通路４９Ａを介して
連通して当該タンク４０内のインク液面に大気圧を作用
させることができるので、円滑にインクを排出できる。
これにより、搬送等する場合に、インク漏洩の発生を一
掃することができる。
【００３４】しかして、この実施形態によれば、印字ヘ
ッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）とインクタンク４０とをイ
ンク供給チューブ３１およびインク戻しチュ−ブ３３を
介して接続し、インク供給チューブ３１に介装された送
りポンプ３２を駆動してインクタンク４０から印字ヘッ
ド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）へインク供給可能かつインク
戻しチューブ３３に介装された戻しポンプ３４を駆動し
て印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）内のインクをイン
クタンク４０へ戻し可能に形成し、戻しポンプ３４を駆
動停止した状態又は低速駆動した状態で送りポンプ３２
を駆動して印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズ
ル２７からインクタンク４０内のインクを外部へ排出可
能に形成したので、インク供給チューブ３１，印字ヘッ
ド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ），インク戻しチューブ３３お
よびインクタンク４０を迅速かつ簡単に空状態にしてイ
ンク漏洩の発生を一掃することができる。また、インク
タンク４０がインク供給チューブ３１およびインク戻し
チューブ３３の各接続部（４３，４４）とインク補充カ
セット３５の着脱部４２とを除き密閉構造とされ、着脱
部４２がインク補充カセット４５と封止蓋材（４５Ｄ）
とを選択的に装着可能かついずれが装着された場合にも
インクタンク４０内と外気とを大気連通路４９Ａを介し
て連通可能に形成されているので、インクの無駄使用を
一段と確実に防止できる。
ッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）とインクタンク４０とをイ
ンク供給チューブ３１およびインク戻しチュ−ブ３３を
介して接続し、インク供給チューブ３１に介装された送
りポンプ３２を駆動してインクタンク４０から印字ヘッ
ド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）へインク供給可能かつインク
戻しチューブ３３に介装された戻しポンプ３４を駆動し
て印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）内のインクをイン
クタンク４０へ戻し可能に形成し、戻しポンプ３４を駆
動停止した状態又は低速駆動した状態で送りポンプ３２
を駆動して印字ヘッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズ
ル２７からインクタンク４０内のインクを外部へ排出可
能に形成したので、インク供給チューブ３１，印字ヘッ
ド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ），インク戻しチューブ３３お
よびインクタンク４０を迅速かつ簡単に空状態にしてイ
ンク漏洩の発生を一掃することができる。また、インク
タンク４０がインク供給チューブ３１およびインク戻し
チューブ３３の各接続部（４３，４４）とインク補充カ
セット３５の着脱部４２とを除き密閉構造とされ、着脱
部４２がインク補充カセット４５と封止蓋材（４５Ｄ）
とを選択的に装着可能かついずれが装着された場合にも
インクタンク４０内と外気とを大気連通路４９Ａを介し
て連通可能に形成されているので、インクの無駄使用を
一段と確実に防止できる。
【００３５】また、封止蓋材として、ダミーのインク補
充カセット４５Ｄが使用されるので、より一層保管管理
が容易となるとともにコスト低減を図ることができる。
充カセット４５Ｄが使用されるので、より一層保管管理
が容易となるとともにコスト低減を図ることができる。
【００３６】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、印字ヘッドと
インクタンクとをインク供給管およびインク戻し管を介
して接続し、インク供給管に介装された送りポンプを駆
動してインクタンクから印字ヘッドへインク供給可能か
つインク戻し管に介装された戻しポンプを駆動して印字
ヘッド内のインクをインクタンクへ戻し可能に形成し、
戻しポンプを駆動停止した状態又は低速駆動した状態で
送りポンプを駆動して印字ヘッドの各ノズルからインク
タンク内のインクを外部へ排出可能に形成したので、搬
送等する場合にインク供給管，印字ヘッド，インク戻し
管，インクタンクからインクを迅速かつ簡単に排出して
インク漏洩の発生を一掃することができる。
インクタンクとをインク供給管およびインク戻し管を介
して接続し、インク供給管に介装された送りポンプを駆
動してインクタンクから印字ヘッドへインク供給可能か
つインク戻し管に介装された戻しポンプを駆動して印字
ヘッド内のインクをインクタンクへ戻し可能に形成し、
戻しポンプを駆動停止した状態又は低速駆動した状態で
送りポンプを駆動して印字ヘッドの各ノズルからインク
タンク内のインクを外部へ排出可能に形成したので、搬
送等する場合にインク供給管，印字ヘッド，インク戻し
管，インクタンクからインクを迅速かつ簡単に排出して
インク漏洩の発生を一掃することができる。
【００３７】また、インクタンクがインク供給管および
インク戻し管の各接続部とインク補充カセットの着脱部
とを除き密閉構造とされ、着脱部がインク補充カセット
とダミーのインク補充カセットとを選択的に装着可能か
ついずれが装着された場合にもインクタンク内と外気と
を連通可能に形成されているので、インクの無駄使用を
一段と確実に防止できる。請求項２の発明によれば、ダ
ミーのインク補充カセットがインク補充カセットの形態
と同じ形態とされているので、請求項１の発明の場合と
同様な効果を奏し得る他、より一層保管管理が容易とな
るとともにコスト低減を図ることができる。
インク戻し管の各接続部とインク補充カセットの着脱部
とを除き密閉構造とされ、着脱部がインク補充カセット
とダミーのインク補充カセットとを選択的に装着可能か
ついずれが装着された場合にもインクタンク内と外気と
を連通可能に形成されているので、インクの無駄使用を
一段と確実に防止できる。請求項２の発明によれば、ダ
ミーのインク補充カセットがインク補充カセットの形態
と同じ形態とされているので、請求項１の発明の場合と
同様な効果を奏し得る他、より一層保管管理が容易とな
るとともにコスト低減を図ることができる。
【図１】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図２】同じく、ダミーのインク補充カセットを説明す
るための図である。
るための図である。
【図３】同じく、駆動制御手段を説明するための図であ
る。
る。
【図４】従来のインクジェットプリンタを説明するため
の図である。
の図である。
【図５】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの図である。
めの図である。
【図６】同じく、インク供給手段を説明するための図で
ある。
ある。
２０ 印字ヘッド
２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ 各色用ノズルユニッ
ト ２７ ノズル ３１ インク供給チューブ（インク供給管） ３２ 送りポンプ ３３ インク戻しチューブ（インク戻し管） ３４ 戻しポンプ ４０ インクタンク ４２ 着脱部 ４５ インク補充カセット ４５Ｄ ダミーのインク補充カセット（封止蓋材） ６０ 駆動制御手段
ト ２７ ノズル ３１ インク供給チューブ（インク供給管） ３２ 送りポンプ ３３ インク戻しチューブ（インク戻し管） ３４ 戻しポンプ ４０ インクタンク ４２ 着脱部 ４５ インク補充カセット ４５Ｄ ダミーのインク補充カセット（封止蓋材） ６０ 駆動制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平８−244250（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−268948（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−187877（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−3310（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B41J 2/175
Claims (2)
- 【請求項１】 複数ノズルを有する印字ヘッドと、 インク補充タンクとインクが充填されていない封止蓋材
とを選択的に装着可能な着脱部と、内部と外気とを連通
可能にする大気連通路とを有するインクタンクと、 送りポンプを介装して前記インクタンクと前記印字ヘッ
ドとを、前記インクタンクから前記印字ヘッドへとイン
クを供給可能に接続するインク供給管と、 戻しポンプを介装して前記インクタンクと前記印字ヘッ
ドとを、前記印字ヘッドから前記インクタンクへとイン
クを戻し可能に接続するインク戻し管と、 前記インクタンク内のインク量を検出するインク量検出
手段と、 インク全量排出指令が入力された場合に、前記戻しポン
プを駆動停止した状態又は低速駆動した状態で、前記送
りポンプを、前記インク量検出手段がインクエンプティ
を検出するまで駆動する駆動制御手段とを有し、 前記インクタンクの着脱部から前記インク補充タンクを
取り外してインクが充填されていない前記封止蓋材を代
わりに装着した状態で、インク全量排出指令を入力する
ことで、前記駆動制御手段により前記印字ヘッドの各ノ
ズルからインクが外部に排出されて前記インク供給管、
印字ヘッド、インク戻し管およびインクタンクを空状態
とすることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項２】 前記封止蓋材が前記インク補充カセット
と同じ形態のダミーのインク補充カセットとされている
請求項１記載のインクジェットプリンタ。
Priority Applications (4)
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Family
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Family Applications (1)
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| DE69915237T2 (de) * | 1998-12-28 | 2005-03-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd., Minami-Ashigara | Verfahren und Gerät zur Bilderzeugung mit mehreren Beschichtungsflüssigkeiten |
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| US7967407B2 (en) * | 2006-02-03 | 2011-06-28 | R.R. Donnelley | Use of a sense mark to control a printing system |
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| CN101337465B (zh) * | 2007-07-06 | 2010-06-02 | 明基电通股份有限公司 | 可选择传输不同颜色墨水的打印墨水传输机构 |
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| US10370214B2 (en) | 2017-05-31 | 2019-08-06 | Cryovac, Llc | Position control system and method |
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|---|---|---|---|---|
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| US4631556A (en) * | 1983-05-11 | 1986-12-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording apparatus |
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| JP3114776B2 (ja) * | 1992-06-23 | 2000-12-04 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式ライン記録ヘッドを用いたプリンタ |
| JP3253153B2 (ja) * | 1992-10-20 | 2002-02-04 | キヤノン株式会社 | インクジェットヘッドカートリッジ及び該カートリッジを備えたインクジェット装置 |
| JP3220563B2 (ja) * | 1993-05-10 | 2001-10-22 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットプリンタ |
| DE4327178C1 (de) * | 1993-08-13 | 1995-03-09 | Pms Gmbh Prod & Recycling | Vorrichtung zum Wiederbefüllen eines Druckkopfs eines Tintenstrahldruckers |
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-
1997
- 1997-09-19 JP JP25570697A patent/JP3375046B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-09-15 US US09/153,839 patent/US6126267A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-16 EP EP98307518A patent/EP0903240B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-16 DE DE69809009T patent/DE69809009T2/de not_active Expired - Lifetime
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