JPH11207993A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH11207993A JPH11207993A JP10010858A JP1085898A JPH11207993A JP H11207993 A JPH11207993 A JP H11207993A JP 10010858 A JP10010858 A JP 10010858A JP 1085898 A JP1085898 A JP 1085898A JP H11207993 A JPH11207993 A JP H11207993A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- print head
- pump
- return
- nozzle
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/18—Ink recirculation systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/1707—Conditioning of the inside of ink supply circuits, e.g. flushing during start-up or shut-down
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/12—Embodiments of or processes related to ink-jet heads with ink circulating through the whole print head
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク吐出不良を阻止して円滑かつ高品質に
印刷できるようにする。 【解決手段】 インク供給チューブ３１に介装された送
りポンプ（３２）を駆動してインクタンク４０から印字
へッド２０ヘインク供給可能かつインク戻しチユーブ３
３に介装された戻しポンプ（３４）を駆動して印字へッ
ド２０内のインクをインクタンク４０へ戻し可能に形成
するとともに、送りポンプ（３２）によるインク送り量
を戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よりも多くし
て外部から両ポンプ（３２，３４）を同時駆動しつつ各
ノズル２７を介して印字へッド２０内に大気が侵入する
ことを阻止しかつ各ノズル２７のクリーニングをしつつ
印字へッド２０内にインクを充填可能に形成した。
印刷できるようにする。 【解決手段】 インク供給チューブ３１に介装された送
りポンプ（３２）を駆動してインクタンク４０から印字
へッド２０ヘインク供給可能かつインク戻しチユーブ３
３に介装された戻しポンプ（３４）を駆動して印字へッ
ド２０内のインクをインクタンク４０へ戻し可能に形成
するとともに、送りポンプ（３２）によるインク送り量
を戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よりも多くし
て外部から両ポンプ（３２，３４）を同時駆動しつつ各
ノズル２７を介して印字へッド２０内に大気が侵入する
ことを阻止しかつ各ノズル２７のクリーニングをしつつ
印字へッド２０内にインクを充填可能に形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、送りポンプを駆動
してインクタンクから印字ヘッドへインク供給可能かつ
戻しポンプを駆動して印字へッド内のインクをインクタ
ンクヘ戻し可能なインクジェットプリンタに関する。
してインクタンクから印字ヘッドへインク供給可能かつ
戻しポンプを駆動して印字へッド内のインクをインクタ
ンクヘ戻し可能なインクジェットプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図４に示すいわゆるシリアル型のインク
ジェットプリンタは、ガイドバー１００に沿って往復移
動可能なキャリア１０１に印字へッド２０Ｐとインクカ
セット（図示省略）とを搭載させ、媒体（用紙）Ｐの行
（Ｘ）方向（図で左右方向）に印字へッド２０Ｐを移動
させつつ各ノズルからインクをジェットして画像を形成
する。印字へッド２０Ｐの各色インク用ノズルは、Ｘ方
向にはそれぞれに単一である。したがって、例えばＡ４
サイズｌ枚のカラー印刷には１０分（０．１ＰＰＭ）か
かる。
ジェットプリンタは、ガイドバー１００に沿って往復移
動可能なキャリア１０１に印字へッド２０Ｐとインクカ
セット（図示省略）とを搭載させ、媒体（用紙）Ｐの行
（Ｘ）方向（図で左右方向）に印字へッド２０Ｐを移動
させつつ各ノズルからインクをジェットして画像を形成
する。印字へッド２０Ｐの各色インク用ノズルは、Ｘ方
向にはそれぞれに単一である。したがって、例えばＡ４
サイズｌ枚のカラー印刷には１０分（０．１ＰＰＭ）か
かる。
【０００３】これに対し、例えば２０ＰＰＭの印刷高速
化を図れるインクジェットプリンタが提案（例えば、特
願平８−２９６９５９号）されている。
化を図れるインクジェットプリンタが提案（例えば、特
願平８−２９６９５９号）されている。
【０００４】図５において、印字へッド２０を形成する
各色用ノズルユニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０
Ｂ）の各色インク用ノズルは、媒体（用紙Ｐ）を担持す
るドラム１０の長手方向〔行方向（Ｘ）〕に例えば解像
度相当ピッチあるいは解像度相当ピッチの２〜４倍のピ
ッチで整列配設された多数とされ、Ｘ方向に静止あるい
はノズルピッチ分だけＸ方向に往復移動可能とされてい
る。
各色用ノズルユニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０
Ｂ）の各色インク用ノズルは、媒体（用紙Ｐ）を担持す
るドラム１０の長手方向〔行方向（Ｘ）〕に例えば解像
度相当ピッチあるいは解像度相当ピッチの２〜４倍のピ
ッチで整列配設された多数とされ、Ｘ方向に静止あるい
はノズルピッチ分だけＸ方向に往復移動可能とされてい
る。
【０００５】ここに、ドラム１０は、その外周面に媒体
（Ｐ）を担持した状態で軸線Ｚを中心に例えば１２０ｒ
ｐｍでＲ方向に回転可能とされている。かくして、例え
ばＡ４サイズ１枚を２〜３秒でカラー印刷することがで
きる。
（Ｐ）を担持した状態で軸線Ｚを中心に例えば１２０ｒ
ｐｍでＲ方向に回転可能とされている。かくして、例え
ばＡ４サイズ１枚を２〜３秒でカラー印刷することがで
きる。
【０００６】しかも、印字ヘッド２０はほとんど静止状
態に近くかつインクカセットを印字ヘッド２０と一体的
に形成しなくてもよいので、大量インクを充填可能な別
置きのインクタンクから各色インクを印字へッド２０へ
供給（補給）して多数枚を連続的に印刷することができ
る。
態に近くかつインクカセットを印字ヘッド２０と一体的
に形成しなくてもよいので、大量インクを充填可能な別
置きのインクタンクから各色インクを印字へッド２０へ
供給（補給）して多数枚を連続的に印刷することができ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案のイ
ンクジェットプリンタにおいて、印字へッド２０のイン
ク圧力室（インクバッファ）にインクを初期供給（充
填）する際に、シリアル型のインクジェットプリンタの
場合と同様に、印字へッド２０の各ノズルをキャップ
（図示省略）で塞いでインクが当該ノズルから漏れ出な
いようにしてみた。しかし、かかるインク充填方法を実
行すると、印字へッド２０のインク圧力室内や各ノズル
内に入り込んでいるエアー（気泡）や異物（インク塊
等）によって、インク吐出不良が発生して印刷品質が低
下することがある。
ンクジェットプリンタにおいて、印字へッド２０のイン
ク圧力室（インクバッファ）にインクを初期供給（充
填）する際に、シリアル型のインクジェットプリンタの
場合と同様に、印字へッド２０の各ノズルをキャップ
（図示省略）で塞いでインクが当該ノズルから漏れ出な
いようにしてみた。しかし、かかるインク充填方法を実
行すると、印字へッド２０のインク圧力室内や各ノズル
内に入り込んでいるエアー（気泡）や異物（インク塊
等）によって、インク吐出不良が発生して印刷品質が低
下することがある。
【０００８】本発明の目的は、インク吐出不良を阻止し
て円滑かつ高品質に印刷することができるインクジェッ
トプリンタを提供することにある。
て円滑かつ高品質に印刷することができるインクジェッ
トプリンタを提供することにある。
【０００９】
【謀題を解決するための手段】請求項１の発明は、複数
ノズルを有する印字へッドとインクタンクとをインク供
給管およぴインク戻し管を介して接続し、インク供給管
に介装された送りポンプを駆動してインクタンクから印
字へッドヘインク供給可能かつインク戻し管に介装され
た戻しポンプを駆動して印字へッド内のインクをインク
タンクヘ戻し可能に形成するとともに、送りポンプによ
るインク送り量を戻しポンプによるインク戻し量よりも
多くして外部から両ポンプを同時駆動しつつノズルを介
して印字へッド内に大気が侵入することを阻止しかつ各
ノズルのクリーニングをしつつ印字ヘッド内にインクを
充填可能に形成したインクジェットプリンタである。
ノズルを有する印字へッドとインクタンクとをインク供
給管およぴインク戻し管を介して接続し、インク供給管
に介装された送りポンプを駆動してインクタンクから印
字へッドヘインク供給可能かつインク戻し管に介装され
た戻しポンプを駆動して印字へッド内のインクをインク
タンクヘ戻し可能に形成するとともに、送りポンプによ
るインク送り量を戻しポンプによるインク戻し量よりも
多くして外部から両ポンプを同時駆動しつつノズルを介
して印字へッド内に大気が侵入することを阻止しかつ各
ノズルのクリーニングをしつつ印字ヘッド内にインクを
充填可能に形成したインクジェットプリンタである。
【００１０】かかる発明の場合、送りポンプによるイン
ク送り量が戻しポンプによるインク戻し量よりも多くな
るように、外部から両ポンプが同時駆動される。する
と、インク供給管およぴインク戻し管を介してインクタ
ンクと印字へッドとの間でインクが循環され、当該印字
へッドにはインクが充填される。
ク送り量が戻しポンプによるインク戻し量よりも多くな
るように、外部から両ポンプが同時駆動される。する
と、インク供給管およぴインク戻し管を介してインクタ
ンクと印字へッドとの間でインクが循環され、当該印字
へッドにはインクが充填される。
【００１１】この際、インク送り量とインク戻し量との
差相当のインクが、印字へッドの各ノズルを介して吐出
される。したがって、印字へッド内に各ノズルを介して
大気が侵入するのを阻止して、当該各ノズルのクリーニ
ングがなされる。すなわち、インク充填と同時に、各ノ
ズルの目詰り防止およびガス（気泡）抜きが行われる。
差相当のインクが、印字へッドの各ノズルを介して吐出
される。したがって、印字へッド内に各ノズルを介して
大気が侵入するのを阻止して、当該各ノズルのクリーニ
ングがなされる。すなわち、インク充填と同時に、各ノ
ズルの目詰り防止およびガス（気泡）抜きが行われる。
【００１２】したがって、インク吐出不良を阻止して高
品質印刷および円清印刷を達成することができる。
品質印刷および円清印刷を達成することができる。
【００１３】請求項２の発明は、前記インク供給管で前
記送りポンプの下流側に加熱手段を介在させ前記印字ヘ
ッド内に所定温度のインクを充填可能に形成したインク
ジェットプリンタである。
記送りポンプの下流側に加熱手段を介在させ前記印字ヘ
ッド内に所定温度のインクを充填可能に形成したインク
ジェットプリンタである。
【００１４】かかる発明の場合、インク供給管内を印字
へッドに向けて送られるインクは、加熱手段によって加
熱される。ここにおいて、インクをその種類等に応じて
決定された最適湿度（例えば、４５〜５５℃）となるよ
うに加熱すれば、印字へッドに供給されたインクは粘度
等が一定化ざれる。
へッドに向けて送られるインクは、加熱手段によって加
熱される。ここにおいて、インクをその種類等に応じて
決定された最適湿度（例えば、４５〜５５℃）となるよ
うに加熱すれば、印字へッドに供給されたインクは粘度
等が一定化ざれる。
【００１５】これにより、印字ヘッドの各ノズルから吐
出されるインク滴の形状・大きさを最適化できるので、
所定の高品質印刷を保障することができる。また、イン
ク流動性も一段と良好になるので、より一層円滑に印字
へッドヘインクを充填することができる。
出されるインク滴の形状・大きさを最適化できるので、
所定の高品質印刷を保障することができる。また、イン
ク流動性も一段と良好になるので、より一層円滑に印字
へッドヘインクを充填することができる。
【００１６】したがって、請求項１記載の発明の場合と
同様な作用効果を奏し得る他、印字ヘッドへのインク充
填を一層円滑に行えるとともに、一段と良好なインク吐
出条件で高品質印刷することができる。
同様な作用効果を奏し得る他、印字ヘッドへのインク充
填を一層円滑に行えるとともに、一段と良好なインク吐
出条件で高品質印刷することができる。
【００１７】請求項３の発明は、前記インク供給管およ
びインク戻し管がそれぞれ柔軟性を有するチューブから
形成されるとともに、前記送りポンプおよび戻しポンプ
がそれぞれローラポンプから形成され、送りポンプの回
転数を戻しポンプの回転数よりも高くして前記インク送
り量を前記インク戻し量よりも多くするように形成され
ているインクジェットプリンタである。
びインク戻し管がそれぞれ柔軟性を有するチューブから
形成されるとともに、前記送りポンプおよび戻しポンプ
がそれぞれローラポンプから形成され、送りポンプの回
転数を戻しポンプの回転数よりも高くして前記インク送
り量を前記インク戻し量よりも多くするように形成され
ているインクジェットプリンタである。
【００１８】かかる発明の場合、送りポンプおよび戻し
ポンプがローラポンプから形成されているので、一段と
安定して印字ヘッドヘのインク充填を行うことができる
とともに、ローラポンプはバルブ機能を有し各チューブ
の開閉も行うことができるので格別のチューブ開閉手段
を備える必要がない。
ポンプがローラポンプから形成されているので、一段と
安定して印字ヘッドヘのインク充填を行うことができる
とともに、ローラポンプはバルブ機能を有し各チューブ
の開閉も行うことができるので格別のチューブ開閉手段
を備える必要がない。
【００１９】したがって、請求項１および請求項２記載
の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、構成を一
段と筒素化しつつインク充填を一層安定して行える。
の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、構成を一
段と筒素化しつつインク充填を一層安定して行える。
【００２０】請求項４の発明は、前記送りポンプを前記
戻しポンプよりも先に駆動し、インクが前記各ノズルか
ら吐出された後に前記戻しポンプを駆動するように形成
されているインクジェットプリンタである。
戻しポンプよりも先に駆動し、インクが前記各ノズルか
ら吐出された後に前記戻しポンプを駆動するように形成
されているインクジェットプリンタである。
【００２１】かかる発明の場合、初期充填時にインクが
ノズルから吐出するまで戻しポンプを止めることによ
り、多量の空気をノズルとインク戻し管とを介してイン
クタンク内に供給しなくてすむ。つまりは、インクタン
ク内のインクに対して空気を含ませる可能性を極力少な
くできる。また、雰囲気中に浮遊する紙粉やごみ等をノ
ズル内からヘッド内へ吸い込むこともなくなり、紙粉等
により目詰まりするのを防止することができる。
ノズルから吐出するまで戻しポンプを止めることによ
り、多量の空気をノズルとインク戻し管とを介してイン
クタンク内に供給しなくてすむ。つまりは、インクタン
ク内のインクに対して空気を含ませる可能性を極力少な
くできる。また、雰囲気中に浮遊する紙粉やごみ等をノ
ズル内からヘッド内へ吸い込むこともなくなり、紙粉等
により目詰まりするのを防止することができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図ｌ
〜図３に示す如く、基本的構成は先提案インクジェット
プリンタ（図５）の場合と同様であるが、印字へッド２
０とインクタンク４０とをインク供給管（３１）および
インク戻し管（３３）を介して接続し、インク供給管
（３１）に介装された送りポンプ（３２）を駆動してイ
ンクタンク４０から印字へッド２０へインク供給可能か
つインク戻し管（３３）に介装された戻しポンプ（３
４）を駆動して印字へッド２０内のインクをインクタン
ク４０へ戻し可能に形成するとともに、送りポンプ（３
２）によるインク送り量を戻しポンプ（３４）によるイ
ンク戻し量よりも多くして外部から両ポンプ（３２，３
４）を同時駆動しつつ各ノズル２７を介して印字ヘッド
２０内に大気が侵入することを阻止しかつ各ノズル２７
のクリーニングをしつつ印字ヘッド２０内にインクを充
填可能に形成されている。
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図ｌ
〜図３に示す如く、基本的構成は先提案インクジェット
プリンタ（図５）の場合と同様であるが、印字へッド２
０とインクタンク４０とをインク供給管（３１）および
インク戻し管（３３）を介して接続し、インク供給管
（３１）に介装された送りポンプ（３２）を駆動してイ
ンクタンク４０から印字へッド２０へインク供給可能か
つインク戻し管（３３）に介装された戻しポンプ（３
４）を駆動して印字へッド２０内のインクをインクタン
ク４０へ戻し可能に形成するとともに、送りポンプ（３
２）によるインク送り量を戻しポンプ（３４）によるイ
ンク戻し量よりも多くして外部から両ポンプ（３２，３
４）を同時駆動しつつ各ノズル２７を介して印字ヘッド
２０内に大気が侵入することを阻止しかつ各ノズル２７
のクリーニングをしつつ印字ヘッド２０内にインクを充
填可能に形成されている。
【００２３】また、この実施形態では、一段と最適な状
態で印刷できるように、インク供給管（３１）で送りポ
ンプ（３２）の下流側に加熱手段５０を介在させ、印字
ヘッド２０（インク圧カ室２６）内に最適温度に加温さ
れたインクを充填可能に形成されている。
態で印刷できるように、インク供給管（３１）で送りポ
ンプ（３２）の下流側に加熱手段５０を介在させ、印字
ヘッド２０（インク圧カ室２６）内に最適温度に加温さ
れたインクを充填可能に形成されている。
【００２４】なお、回転可能なドラム（図示省略），印
字へッド２０およびこれらの関係を含む全体的構成は、
先提案（図５）に示したインクジェットプリンタと同じ
とされた場合について説明する。ただし、図５の場合と
共通する部分については、それらの説明を筒略化または
省略する。
字へッド２０およびこれらの関係を含む全体的構成は、
先提案（図５）に示したインクジェットプリンタと同じ
とされた場合について説明する。ただし、図５の場合と
共通する部分については、それらの説明を筒略化または
省略する。
【００２５】図１において、印字へッド２０は、インク
圧力室２６と連通された多数のノズル２７を有する各色
（Ｃ，Ｙ，Ｍ，Ｂ）用のノズルユニット（２０Ｃ，２０
Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）から形成され、印刷媒体（図示省
略）の行方向に例えば１／７５インチだけ往復移動可能
である。
圧力室２６と連通された多数のノズル２７を有する各色
（Ｃ，Ｙ，Ｍ，Ｂ）用のノズルユニット（２０Ｃ，２０
Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）から形成され、印刷媒体（図示省
略）の行方向に例えば１／７５インチだけ往復移動可能
である。
【００２６】印字ヘッド２０を形成する各色用ノズルユ
ニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）には、それ
ぞれインク供給管（３１）およぴインク戻し管（３３）
を介して各色用のインクタンク４０が接続されている。
ニット（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）には、それ
ぞれインク供給管（３１）およぴインク戻し管（３３）
を介して各色用のインクタンク４０が接続されている。
【００２７】具体的には、インク供給管は、柔軟性を有
する合成樹脂製のインク供給チューブ３１から形成され
ている。また、インク戻し管は、柔軟性を有する合成樹
脂製のインク戻しチューブ３３から形成されている。こ
のインク供給チューブ３１には、送りポンプとしてのプ
ッシュ型のローラポンプ３２が介装されており、インク
戻しチューブ３３には戻しポンプとしてのブル型のロー
ラポンプ３４が介装されている。
する合成樹脂製のインク供給チューブ３１から形成され
ている。また、インク戻し管は、柔軟性を有する合成樹
脂製のインク戻しチューブ３３から形成されている。こ
のインク供給チューブ３１には、送りポンプとしてのプ
ッシュ型のローラポンプ３２が介装されており、インク
戻しチューブ３３には戻しポンプとしてのブル型のロー
ラポンプ３４が介装されている。
【００２８】ローラポンプ３２は、図２（Ａ）に示す如
く、円軌跡上に等間隔で配設された複数（例えば、４
つ）の押圧ローラ３２Ｒと，各押圧ローラ３２Ｒを回転
中心を中心として回動可能な駆動モータ３２Ｍとを含
み、各押圧ローラ３２Ｒがインク供給チューブ３１を扱
きつつガイド３２Ｇに沿って回動移動するときに、当該
チユーブ３１内のインクを印字へッド２０のインク圧カ
室２６側へ押し出してインク供給可能に形成されてい
る。
く、円軌跡上に等間隔で配設された複数（例えば、４
つ）の押圧ローラ３２Ｒと，各押圧ローラ３２Ｒを回転
中心を中心として回動可能な駆動モータ３２Ｍとを含
み、各押圧ローラ３２Ｒがインク供給チューブ３１を扱
きつつガイド３２Ｇに沿って回動移動するときに、当該
チユーブ３１内のインクを印字へッド２０のインク圧カ
室２６側へ押し出してインク供給可能に形成されてい
る。
【００２９】また、ローラポンプ３２は、チューブ開閉
機能を有しており、押圧ローラ３２Ｒとガイド３２Ｇと
の間隔を拡縮させてチューブ３１を開閉可能（インク通
過可能，インク通過不能）に形成されている。上記チュ
ーブ開閉機能としては、ポンプ回転によりチューブ開，
チューブ停止によりチューブ閉を含む。
機能を有しており、押圧ローラ３２Ｒとガイド３２Ｇと
の間隔を拡縮させてチューブ３１を開閉可能（インク通
過可能，インク通過不能）に形成されている。上記チュ
ーブ開閉機能としては、ポンプ回転によりチューブ開，
チューブ停止によりチューブ閉を含む。
【００３０】一方、ローラポンプ３４は、図２（Ｂ）に
示す如く、ローラポンプ３２と同様構成とされている。
すなわち、ローラポンプ３４は、複数（４つ）の押圧ロ
ーラ３３Ｒと，駆動モータ３４Ｍとを含み、印字へッド
２０（インク圧力室２６）内の余剰インクを引っ張って
インクタンク４０へ戻し可能に形成されている。また、
ローラポンプ３４は、チューブ開閉機能を有する。
示す如く、ローラポンプ３２と同様構成とされている。
すなわち、ローラポンプ３４は、複数（４つ）の押圧ロ
ーラ３３Ｒと，駆動モータ３４Ｍとを含み、印字へッド
２０（インク圧力室２６）内の余剰インクを引っ張って
インクタンク４０へ戻し可能に形成されている。また、
ローラポンプ３４は、チューブ開閉機能を有する。
【００３１】したがって、両ローラポンプ（３２，３
４）を同時駆動することにより、インクがインクタンク
４０と印字へッド２０（例えば、ノズルユニット２０
Ｃ）との間を循環供給される。
４）を同時駆動することにより、インクがインクタンク
４０と印字へッド２０（例えば、ノズルユニット２０
Ｃ）との間を循環供給される。
【００３２】この実施形態では、各色ごとに送りポンプ
（３２）と戻しポンプ（３４）との回転数を制御するポ
ンプ回転数制御手段が設けられている。このポンプ回転
数制御手段は、送りポンプ（３２）によるインク送り量
が戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よりも設定量
だけ多くなるように、両ポンプ（３２，３４）の回転数
を制御可能に形成されている。
（３２）と戻しポンプ（３４）との回転数を制御するポ
ンプ回転数制御手段が設けられている。このポンプ回転
数制御手段は、送りポンプ（３２）によるインク送り量
が戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よりも設定量
だけ多くなるように、両ポンプ（３２，３４）の回転数
を制御可能に形成されている。
【００３３】ここにおいて、上記「設定量」は、両ポン
プ（３２，３４）を同時に駆動した場合に印字へッド２
０（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）内に大気が侵入
することを阻止しかつ各ノズル２７のクリーニング（目
詰り防止，ガス抜き）をしつつ当該印字へッド２０内に
インクを充填できるように選定されている。
プ（３２，３４）を同時に駆動した場合に印字へッド２
０（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）内に大気が侵入
することを阻止しかつ各ノズル２７のクリーニング（目
詰り防止，ガス抜き）をしつつ当該印字へッド２０内に
インクを充填できるように選定されている。
【００３４】また、送りポンプ（３２）を戻しポンプ
（３４）よりも先に駆動し、インクが各ノズル２７から
吐出された後に、戻しポンプ（３４）を駆動するように
形成されているここにおいて、上記「設定量」は、両ポ
ンプ（３２，３４）を同時に駆動した場合に印字へッド
２０（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）内に大気が侵
入することを阻止しかつ各ノズル２７のクリーニング
（目詰り防止，ガス抜き）をしつつ当該印字へッド２０
内にインクを充填できるように選定されている。
（３４）よりも先に駆動し、インクが各ノズル２７から
吐出された後に、戻しポンプ（３４）を駆動するように
形成されているここにおいて、上記「設定量」は、両ポ
ンプ（３２，３４）を同時に駆動した場合に印字へッド
２０（２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ）内に大気が侵
入することを阻止しかつ各ノズル２７のクリーニング
（目詰り防止，ガス抜き）をしつつ当該印字へッド２０
内にインクを充填できるように選定されている。
【００３５】加熱手段５０は、インク供給チューブ３１
で送りポンプ３２の下流側に取付けられたヒーター５１
と，このヒーター５１によって加熱されたインクの温度
を検出可能なインク温度検出手段（インク温度検出セン
サー５５）と，ヒーター５１をインク温度検出手段（５
５）による検出結呆に基づきＯＮ−ＯＦＦコントロール
および発熱容量（電流）を切替コントロールするための
コントローラ５２とからなり、印字へッド２０（２０Ｃ
〜２０Ｂ）のインク圧カ室２６へ供給するインクを所定
温度（例えば、４５〜５５℃）に加熱可能に形成されて
いる。
で送りポンプ３２の下流側に取付けられたヒーター５１
と，このヒーター５１によって加熱されたインクの温度
を検出可能なインク温度検出手段（インク温度検出セン
サー５５）と，ヒーター５１をインク温度検出手段（５
５）による検出結呆に基づきＯＮ−ＯＦＦコントロール
および発熱容量（電流）を切替コントロールするための
コントローラ５２とからなり、印字へッド２０（２０Ｃ
〜２０Ｂ）のインク圧カ室２６へ供給するインクを所定
温度（例えば、４５〜５５℃）に加熱可能に形成されて
いる。
【００３６】この実施形態では、インクの種類（シア
ン，イエロー，マゼンタ，ブラック）ごとに決定された
最適な温度となるように、各色インクは加熱される。ま
た、コントローラ５２が駆動制御手段６０からの制御信
号でコントロール動作するものとされている。
ン，イエロー，マゼンタ，ブラック）ごとに決定された
最適な温度となるように、各色インクは加熱される。ま
た、コントローラ５２が駆動制御手段６０からの制御信
号でコントロール動作するものとされている。
【００３７】駆動制御手段６０は、ＣＰＵ，ＲＯＭ，Ｒ
ＡＭ，表示器（ＩＮＤ），キーボード（ＫＢ），入出カ
ポート（Ｉ／０）等を含み、プリンタ全体を駆動制御す
ることができる。
ＡＭ，表示器（ＩＮＤ），キーボード（ＫＢ），入出カ
ポート（Ｉ／０）等を含み、プリンタ全体を駆動制御す
ることができる。
【００３８】次に、この実施形態の作用について説明す
る。印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）にインクを充填
する場合には、各色ごとに送りポンプ（３２）によるイ
ンク送り量が戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よ
りも多くなるように外部から両ポンプ（３２，３４）が
同時駆動される。すると、インク供給チューブ３１およ
びインク戻しチューブ３３を介してインクタンク４０と
印字へッド２０（２０〜２０Ｂ）との間でインクが循環
され、当該印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）にはイン
クが充填される。
る。印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）にインクを充填
する場合には、各色ごとに送りポンプ（３２）によるイ
ンク送り量が戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よ
りも多くなるように外部から両ポンプ（３２，３４）が
同時駆動される。すると、インク供給チューブ３１およ
びインク戻しチューブ３３を介してインクタンク４０と
印字へッド２０（２０〜２０Ｂ）との間でインクが循環
され、当該印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）にはイン
クが充填される。
【００３９】この際、インクは、加熱手段５０によって
所定温度（４５〜５５℃）に加熱されるので、一段と流
動性が良く印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）のインク
圧力室２６内へ円滑に供給される。
所定温度（４５〜５５℃）に加熱されるので、一段と流
動性が良く印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）のインク
圧力室２６内へ円滑に供給される。
【００４０】ここにおいて、上記インク充填時に、イン
ク送り量とインク戻し量との差相当のインクが印字ヘッ
ド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズル２７を介して吐出
される。したがって、印字へッド２０（２０Ｃ〜２０
Ｂ）内に各ノズル２７を介して大気が侵入するのが阻止
されるとともに、各ノズル２７のクリーニングがなされ
る。
ク送り量とインク戻し量との差相当のインクが印字ヘッ
ド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）の各ノズル２７を介して吐出
される。したがって、印字へッド２０（２０Ｃ〜２０
Ｂ）内に各ノズル２７を介して大気が侵入するのが阻止
されるとともに、各ノズル２７のクリーニングがなされ
る。
【００４１】すなわち、インク充填と同時に各ノズル２
７の目詰り防止おょびガス（気泡）抜きが行われること
になり、当該各ノズル２７においてエアー・異物混入に
よるインク吐出不良が発生するのが防止される。また、
各ノズル２７から吐出されるインク滴は最適温度に加温
され粘度・表面張カ等が一定化されているので、形状・
大きさが一定となり高品質印刷および円滑印刷を達成で
きる。
７の目詰り防止おょびガス（気泡）抜きが行われること
になり、当該各ノズル２７においてエアー・異物混入に
よるインク吐出不良が発生するのが防止される。また、
各ノズル２７から吐出されるインク滴は最適温度に加温
され粘度・表面張カ等が一定化されているので、形状・
大きさが一定となり高品質印刷および円滑印刷を達成で
きる。
【００４２】しかして、この実施形態によれば、インク
供給チューブ３１に介装された送りポンプ（３２）を駆
動してインクタンク４０から印字へッド２０（２０Ｃ〜
２０Ｂ）へインク供給可能かつインク戻しチューブ３３
に介装された戻しポンプ（３４）を駆動して印字ヘッド
２０内のインクをインクタンク４０へ戻し可能に形成す
るとともに、送りポンプ（３２）によるインク送り量を
戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よりも多くして
外部から両ポンプ（３２，３４）を同時駆動しつつ各ノ
ズル２７を介して印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）内
に大気が侵入することを阻止しかつ各ノズル２７のクリ
ーニングをしつつ印字へツド２０内にインクを充填可能
に形成したので、印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）へ
のインク充填に併せて各ノズル２７からインクを吐出し
て当該各ノズル２７の目詰り防止およびガス（気泡）抜
きが行われる。したがって、インク吐出不良を阻止して
高品質印刷およぴ円滑印刷を達成することができる。
供給チューブ３１に介装された送りポンプ（３２）を駆
動してインクタンク４０から印字へッド２０（２０Ｃ〜
２０Ｂ）へインク供給可能かつインク戻しチューブ３３
に介装された戻しポンプ（３４）を駆動して印字ヘッド
２０内のインクをインクタンク４０へ戻し可能に形成す
るとともに、送りポンプ（３２）によるインク送り量を
戻しポンプ（３４）によるインク戻し量よりも多くして
外部から両ポンプ（３２，３４）を同時駆動しつつ各ノ
ズル２７を介して印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）内
に大気が侵入することを阻止しかつ各ノズル２７のクリ
ーニングをしつつ印字へツド２０内にインクを充填可能
に形成したので、印字へッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）へ
のインク充填に併せて各ノズル２７からインクを吐出し
て当該各ノズル２７の目詰り防止およびガス（気泡）抜
きが行われる。したがって、インク吐出不良を阻止して
高品質印刷およぴ円滑印刷を達成することができる。
【００４３】また、インク供給チュープ３１で送りポン
プ（３２）の下流側に加熱手段５０を介在させ、印字へ
ッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）内に所定温度のインクを充
填可能に形成したので、印字へッド２０（２０Ｃ〜２０
Ｂ）の各ノズル２７から所定の形状・大きさのインク滴
を噴射することができ、一段と良好なインク吐出条件で
高品質印刷することができる。
プ（３２）の下流側に加熱手段５０を介在させ、印字へ
ッド２０（２０Ｃ〜２０Ｂ）内に所定温度のインクを充
填可能に形成したので、印字へッド２０（２０Ｃ〜２０
Ｂ）の各ノズル２７から所定の形状・大きさのインク滴
を噴射することができ、一段と良好なインク吐出条件で
高品質印刷することができる。
【００４４】また、インク供給管およびインク戻し管が
それぞれ柔軟性を有するチューブ（３１，３３）から形
成されるとともに、送りポンプおよび戻しポンプがそれ
ぞれローラポンプ（３２，３４）から形成され、送りポ
ンプ３２の回転数を戻しポンプ３４の回転数よりも高く
してインク送り量をインク戻し量よりも多くするように
形成されているので、構成を一段と簡素化しつつ一層安
定印刷運転することができる。
それぞれ柔軟性を有するチューブ（３１，３３）から形
成されるとともに、送りポンプおよび戻しポンプがそれ
ぞれローラポンプ（３２，３４）から形成され、送りポ
ンプ３２の回転数を戻しポンプ３４の回転数よりも高く
してインク送り量をインク戻し量よりも多くするように
形成されているので、構成を一段と簡素化しつつ一層安
定印刷運転することができる。
【００４５】また、送りポンプ（３２）を戻しポンプ
（３４）よりも先に駆動し、インクが各ノズル２７から
吐出された後に、戻しポンプ（３４）を駆動するように
形成されているので、れているので、初期充填時にイン
クがノズル２７から吐出するまで戻しポンプ（３４）を
止めることにより、多量の空気をノズル２７とインク戻
しチューブ３３とを介してインクタンク４０内に供給し
なくてすむ。つまりは、インクタンク内のインクに対し
て空気を含ませる可能性を極力少なくできる。また、雰
囲気中に浮遊する紙粉やごみ等をノズル内から印字ヘッ
ド内へ吸い込むこともなくなり、紙粉等により目詰まり
するのを防止することができる。
（３４）よりも先に駆動し、インクが各ノズル２７から
吐出された後に、戻しポンプ（３４）を駆動するように
形成されているので、れているので、初期充填時にイン
クがノズル２７から吐出するまで戻しポンプ（３４）を
止めることにより、多量の空気をノズル２７とインク戻
しチューブ３３とを介してインクタンク４０内に供給し
なくてすむ。つまりは、インクタンク内のインクに対し
て空気を含ませる可能性を極力少なくできる。また、雰
囲気中に浮遊する紙粉やごみ等をノズル内から印字ヘッ
ド内へ吸い込むこともなくなり、紙粉等により目詰まり
するのを防止することができる。
【００４６】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、送りポンプに
よるインク送り量を戻しポンプによるインク戻し量より
も多くして外部から両ポンプを同時駆動しつつノズルを
介して印字ヘッド内に大気が侵入することを阻止しかつ
各ノズルのクリーニングをしつつ印字ヘッド内にインク
を充填可能に形成したので、印字ヘッドへのインク充填
に併せて各ノズルからインクを吐出して当該各ノズルの
目詰り防止およびガス（気泡）抜きが行なわれる。した
がって、インク吐出不良を阻止して高品質印刷および円
滑印刷を達成することができる。
よるインク送り量を戻しポンプによるインク戻し量より
も多くして外部から両ポンプを同時駆動しつつノズルを
介して印字ヘッド内に大気が侵入することを阻止しかつ
各ノズルのクリーニングをしつつ印字ヘッド内にインク
を充填可能に形成したので、印字ヘッドへのインク充填
に併せて各ノズルからインクを吐出して当該各ノズルの
目詰り防止およびガス（気泡）抜きが行なわれる。した
がって、インク吐出不良を阻止して高品質印刷および円
滑印刷を達成することができる。
【００４７】請求項２の発明によれば、インク供給管で
送りポンプの下流側に加熱手段を介在させ印字ヘッド内
に所定温度のインクを充填可能に形成したので、請求項
１記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、印字ヘ
ッドへのインク充填を一層円滑に行えるとともに一段と
良好なインク吐出条件で高品質印刷することができる。
送りポンプの下流側に加熱手段を介在させ印字ヘッド内
に所定温度のインクを充填可能に形成したので、請求項
１記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、印字ヘ
ッドへのインク充填を一層円滑に行えるとともに一段と
良好なインク吐出条件で高品質印刷することができる。
【００４８】請求項３の発明によれば、送りポンプおよ
ぴ戻しポンプがローラポンプから形成され、送りポンプ
の回転数を戻しポンプの回転数よりも高くしてインク送
り量をインク戻し量よりも多くするように形成されてい
るので、請求項ｌおよぴ請求項２記載の発明の場合と同
様な効果を奏し得る他、構成を一段と筒素化しつつイン
ク充填を一層安定して行える。
ぴ戻しポンプがローラポンプから形成され、送りポンプ
の回転数を戻しポンプの回転数よりも高くしてインク送
り量をインク戻し量よりも多くするように形成されてい
るので、請求項ｌおよぴ請求項２記載の発明の場合と同
様な効果を奏し得る他、構成を一段と筒素化しつつイン
ク充填を一層安定して行える。
【００４９】請求項４の発明によれば、送りポンプを戻
しポンプよりも先に駆動し、インクが各ノズルから吐出
された後に、戻しポンプを駆動するように形成されてい
るので、初期充填時に多量の空気をインクタンク内に供
給しなくてすむ。したがって、紙粉等により目詰まりす
るのを一段と効果的に防止することができる。
しポンプよりも先に駆動し、インクが各ノズルから吐出
された後に、戻しポンプを駆動するように形成されてい
るので、初期充填時に多量の空気をインクタンク内に供
給しなくてすむ。したがって、紙粉等により目詰まりす
るのを一段と効果的に防止することができる。
【図１】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図２】同じく、送りポンプ，戻しポンプを説明するた
めの図である。
めの図である。
【図３】同じく、駆動制御手段を示す図である。
【図４】従来のインクジェットプリンタを説明するため
の図である。
の図である。
【図５】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの図である。
めの図である。
２０ 印字ヘッド ２０Ｃ，２０Ｙ，２０Ｍ，２０Ｂ 各色用ノズルユニツ
ト ２７ ノズル ３１ インク供給チューブ（インク供給管） ３２ 送りポンプ ３３ インク戻しチューブ（インク戻し管） ３４ 戻しポンプ ４０ インクタンク ５０ 加熱手段 ５１ ヒータ ５２ コントローラ ６０ 駆動制御手段
ト ２７ ノズル ３１ インク供給チューブ（インク供給管） ３２ 送りポンプ ３３ インク戻しチューブ（インク戻し管） ３４ 戻しポンプ ４０ インクタンク ５０ 加熱手段 ５１ ヒータ ５２ コントローラ ６０ 駆動制御手段
Claims (4)
- 【請求項１】 複数ノズルを有する印字へッドとインク
タンクとをインク供給管およぴインク戻し管を介して接
続し、インク供給管に介装された送りポンプを駆動して
インクタンクから印字へッドヘインク供給可能かつイン
ク戻し管に介装された戻しポンプを駆動して印字へッド
内のインクをインクタンクヘ戻し可能に形成するととも
に、送りポンプによるインク送り量を戻しポンプによる
インク戻し量よりも多くして外部から両ポンプを同時駆
動しつつノズルを介して印字へッド内に大気が侵入する
ことを阻止しかつ各ノズルのクリーニングをしつつ印字
ヘッド内にインクを充填可能に形成したインクジェット
プリンタ。 - 【請求項２】前記インク供給管で前記送りポンプの下流
側に加熱手段を介在させ前記印字へッド内に所定温度の
インクを充填可能に形成した請求項１記載のインクジェ
ットプリンタ。 - 【請求項３】前記インク供給管およびインク戻し管がそ
れぞれ柔軟性を有するチューブから形成されるととも
に、前記送りポンプおよび戻しポンプがそれぞれローラ
ポンプから形成され、送りポンプの回転数を戻しポンプ
の回転数よりも高くして前記インク送り量を前記インク
戻し量よりも多くするように形成されている請求項１ま
たは請求項２記載のインクジェットプリンタ。 - 【請求項４】 前記送りポンプを前記戻しポンプよりも
先に駆動し、インクが前記各ノズルから吐出された後に
前記戻しポンプを駆動するように形成されている請求項
１から請求項３までのいずれか１項に記載のインクジェ
ットプリンタ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010858A JPH11207993A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | インクジェットプリンタ |
| KR1019990001450A KR19990067985A (ko) | 1998-01-22 | 1999-01-19 | 잉크젯 프린터 및 그 제어 방법 |
| US09/235,331 US6213601B1 (en) | 1998-01-22 | 1999-01-22 | Ink-jet printer and method of controlling the same |
| DE69930885T DE69930885T2 (de) | 1998-01-22 | 1999-01-22 | Tintenstrahldrucker und sein Steuerverfahren |
| EP99300465A EP0931662B1 (en) | 1998-01-22 | 1999-01-22 | Ink-jet printer and method of controlling the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010858A JPH11207993A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11207993A true JPH11207993A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11762064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10010858A Abandoned JPH11207993A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | インクジェットプリンタ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6213601B1 (ja) |
| EP (1) | EP0931662B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11207993A (ja) |
| KR (1) | KR19990067985A (ja) |
| DE (1) | DE69930885T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100341703C (zh) * | 2003-10-24 | 2007-10-10 | 索尼株式会社 | 液体喷射头盒和液体喷射装置 |
| JP2010155449A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-07-15 | Canon Inc | 記録装置 |
| JP2016052749A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | 理想科学工業株式会社 | インクジェット印刷装置 |
| JP2016168780A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 富士フイルム株式会社 | 液体供給装置及び画像形成装置 |
| JP2018012344A (ja) * | 2007-06-28 | 2018-01-25 | セイコーエプソン株式会社 | 流体吐出装置のクリーニング方法 |
| JP2019006088A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
| JP2020073354A (ja) * | 2020-02-12 | 2020-05-14 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
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|---|---|---|---|---|
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| JP4887579B2 (ja) * | 2001-07-06 | 2012-02-29 | ブラザー工業株式会社 | 印字装置 |
| US7484831B2 (en) | 2004-05-27 | 2009-02-03 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead module having horizontally grouped firing order |
| US7328956B2 (en) | 2004-05-27 | 2008-02-12 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printer comprising a printhead and at least two printer controllers connected to a common input of the printhead |
| US7549718B2 (en) | 2004-05-27 | 2009-06-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead module having operation controllable on basis of thermal sensors |
| US7427117B2 (en) | 2004-05-27 | 2008-09-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of expelling ink from nozzles in groups, alternately, starting at outside nozzles of each group |
| US7735944B2 (en) | 2004-05-27 | 2010-06-15 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printer comprising two printhead modules and at least two printer controllers |
| US20070035594A1 (en) * | 2005-08-10 | 2007-02-15 | Brooks Jeffrey B | Ink supply system |
| US7645034B2 (en) | 2006-03-03 | 2010-01-12 | Silverbrook Research Pty Ltd | Pulse damped fluidic architecture |
| US7637602B2 (en) | 2006-03-03 | 2009-12-29 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printer with ink flow shutoff valve |
| US7661803B2 (en) | 2006-07-31 | 2010-02-16 | Silverbrook Research Pty Ltd | Inkjet printhead with controlled de-prime |
| JP2008254312A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置、液体吐出方法、及び、プログラム |
| US20100079559A1 (en) * | 2008-09-29 | 2010-04-01 | Greg Justice | Fluid Circulation System |
| JP5248421B2 (ja) | 2009-06-22 | 2013-07-31 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
| JP2012040712A (ja) * | 2010-08-17 | 2012-03-01 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
| US9751323B2 (en) | 2013-08-27 | 2017-09-05 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Thermally-induced recirculation of printing fluid |
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| JP7166869B2 (ja) | 2018-10-05 | 2022-11-08 | キヤノン株式会社 | 記録装置および記録方法 |
Family Cites Families (19)
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|---|---|---|---|---|
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