JP2017124636A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書の記載、及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかとなる。
このようなヘッドのクリーニング方法によれば、ノズル内に液体を充填し、且つ、ノズルに形成された液体のメニスカスを記録媒体への液体吐出時における適正な状態にしてクリーニング処理を終了することができる。
このようなヘッドのクリーニング方法によれば、ノズル内に液体を充填し、且つ、ノズルに形成された液体のメニスカスを記録媒体への液体吐出時における適正な状態にしてクリーニング処理を終了することができる。
このようなヘッドのクリーニング方法によれば、第3工程の直後に、記録媒体への液体吐出動作を開始することができる。
このようなヘッドのクリーニング方法によれば、第3工程にて循環流路を流れる液体の単位時間当たりの流量を第1流量よりも少ない第2流量にすることができる。
このようなヘッドのクリーニング方法によれば、第3工程にて循環流路を流れる液体の単位時間当たりの流量を第1流量よりも少ない第2流量にすることができる。
このような液体吐出装置によれば、ノズル内に液体を充填し、且つ、ノズルに形成された液体のメニスカスを記録媒体への液体吐出時における適正な状態にしてクリーニング処理を終了することができる。
以下、液体吐出装置をインクジェットプリンター(以下、プリンター)とし、プリンターにコンピューターが接続された印刷システムを例に挙げて、実施形態を説明する。
ノズルNzからインクが吐出される際には、メインのインク滴と共に微小なインク滴が発生し、その微小なインク滴がミストとして舞い上がり、ヘッド43のノズル開口面に付着する。また、ヘッド43のノズル開口面には、インクだけでなく、埃や紙粉等も付着する。これらの異物をヘッド43のノズル開口面に付着させたまま放置し堆積させてしまうと、ノズルNzが塞がれ、ノズルNzからのインク吐出が阻害されてしまう。例えば、ノズルNzから規定量のインクが吐出されなかったり、ノズルNzから吐出されたインクの飛翔方向がずれたりする。その結果、印刷画像の画質が劣化してしまう。
図4は、比較例のワイピング処理の説明図である。連続紙Sへの画像印刷時、ノズルNzに形成されるインクのメニスカス(ノズルNzから露出しているインクの自由表面)は、ヘッド43の内側に引き込まれた凹状となっている。メニスカスが凹状態であるとピエゾ素子を用いてインクの吐出を制御する際に、適切に吐出、非吐出を制御することが可能である。そのため、画像印刷時には、ノズルNzに形成されるメニスカスが凹状態となるように、ノズルNz内のインクを加圧しない。具体的には、循環ポンプPを低速回転させて(単位時間当たりの回転数をN0として)、循環ポンプPによる単位時間当たりのインクの移送量を比較的に少ない量(q0)にし、また、圧力調整装置53によるインクタンク54の加圧をオフにして、インクタンク54内の圧力を比較的に低い値(P0)にする。そうして、循環流路(往路チューブ55aや復路チューブ55b、ヘッド43)を流れるインクの単位時間当たりの流量(Q0)が少ない「低速循環」の状態にする。
図5は、実施例1におけるヘッド43のクリーニング方法のフローであり、図6A及び図6Bは、実施例1におけるヘッド43のクリーニング方法を説明する図である。前述のように、画像印刷時には、循環ポンプPが低速回転し(回転数N0)、循環ポンプPによる単位時間当たりのインクの移送量(q0)が少なく、圧力調整装置53によるインクタンク54の加圧をオフした状態(インクタンク54内の圧力がP0の状態)となっている。そのため、画像印刷時は、循環流路を流れるインクの単位時間当たりの流量(Q0)が少ない「低速循環」の状態となっている(S001)。
図7は、実施例2におけるヘッド43のクリーニング方法のフローである。実施例2では、循環ポンプPの回転数、即ち、循環ポンプPによる単位時間当たりのインクの移送量を一定とし、圧力調整装置53がインクタンク54内の圧力を調整することにより、ノズルNzからのインク吐出やメニスカスの状態を制御する。画像印刷時の条件は実施例1と同じとする。即ち、循環ポンプPが低速回転し(N0)、循環ポンプPによる単位時間当たりのインクの移送量(q0)が少なく、圧力調整装置53によるインクタンク54の加圧をオフにした状態(インクタンク54内の圧力がP0の状態)とし、循環流路を流れるインクの単位時間当たりの流量(Q0)が少ない低速循環の状態であるとする(S101)。まず、ヘッド43のクリーニングのため、コントローラー10は、ヘッドユニット41を移動させ(S102)、ヘッド43にキャップ51を密着させる(S103)。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
Claims (6)
- 記録媒体に液体を吐出するノズルが設けられたヘッド、前記液体を貯留する貯留部、前記貯留部から前記ヘッドへ前記液体を供給する第1流路、及び、前記ヘッドから前記貯留部へ前記液体を還流する第2流路を備える循環流路と、
前記循環流路内の前記液体を循環させるポンプと、
前記ヘッドのノズル開口面に当接した状態で前記ヘッドに対して相対移動することにより前記ノズル開口面に付着した異物を払拭するワイピング処理を行うワイピング部と、を備える液体吐出装置におけるヘッドのクリーニング方法であって、
前記循環流路を流れる前記液体の単位時間当たりの流量を、前記記録媒体に液体を吐出する時よりも多い第1流量にする第1工程と、
前記第1工程の後に、前記ワイピング部が前記ワイピング処理を行う第2工程と、
前記第2工程の後に、前記循環流路を流れる前記液体の単位時間当たりの流量を前記第1流量よりも少ない第2流量にする第3工程と、を有することを特徴とするヘッドのクリーニング方法。 - 請求項1に記載のヘッドのクリーニング方法であって、
前記第2工程では、前記ノズルに形成された前記液体のメニスカスを前記ノズル開口面よりも前記ヘッドの外側に突出させた状態にし、
前記第3工程では、前記メニスカスを前記ノズル開口面よりも前記ヘッドの内側に引き込んだ状態にすること、を特徴とするヘッドのクリーニング方法。 - 請求項1又は請求項2に記載のヘッドのクリーニング方法であって、
前記記録媒体に前記液体を吐出する時に前記循環流路を流れる前記液体の単位時間当たりの流量と前記第2流量とを等しくすること、を特徴とするヘッドのクリーニング方法。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のヘッドのクリーニング方法であって、
前記第1工程では、前記ポンプによる前記液体の送り量を第1送り量にすることで、前記循環流路を流れる前記液体の単位時間当たりの流量を前記第1流量にし、
前記第3工程では、前記ポンプによる前記液体の送り量を前記第1送り量よりも少ない第2送り量にすること、を特徴とするヘッドのクリーニング方法。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のヘッドのクリーニング方法であって、
前記液体吐出装置は、前記貯留部内の圧力を調整する圧力調整部を備え、
前記第1工程では、前記圧力調整部が前記貯留部内の圧力を第1圧力にすることで、前記循環流路を流れる前記液体の単位時間当たりの流量を前記第1流量にし、
前記第3工程では、前記圧力調整部が前記貯留部内の圧力を前記第1圧力よりも低い第2圧力にすること、を特徴とするヘッドのクリーニング方法。 - 記録媒体に液体を吐出するノズルが設けられたヘッド、前記液体を貯留する貯留部、前記貯留部から前記ヘッドへ前記液体を供給する第1流路、及び、前記ヘッドから前記貯留部へ前記液体を還流する第2流路を備える循環流路と、
前記循環流路内の前記液体を循環させるポンプと、
前記ヘッドのノズル開口面に当接した状態で前記ヘッドに対して相対移動することにより前記ノズル開口面に付着した異物を払拭するワイピング処理を行うワイピング部と、
前記循環流路を流れる前記液体の単位時間当たりの流量を、前記記録媒体に液体を吐出する時よりも多い第1流量にし、その後に前記ワイピング部に前記ワイピング処理を行わせ、その後に前記循環流路を流れる前記液体の単位時間当たりの流量を前記第1流量よりも少ない第2流量にする制御部と、を有することを特徴とする液体吐出装置。
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