JP3220563B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JP3220563B2 JP3220563B2 JP10838493A JP10838493A JP3220563B2 JP 3220563 B2 JP3220563 B2 JP 3220563B2 JP 10838493 A JP10838493 A JP 10838493A JP 10838493 A JP10838493 A JP 10838493A JP 3220563 B2 JP3220563 B2 JP 3220563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- housing
- head
- printer
- waste ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ink Jet (AREA)
Description
タに関するものである。
ンクジェットヘッドのノズルの目詰まりやインク噴射不
良の解除を行なうためにインクジェットヘッドのノズル
からインクが吸引されていた。そして、吸引されたイン
クは、プリンタのハウジング内に設けられた廃インク受
け部に排出され、その廃インク受け部内の吸収部材に吸
収されていた。
たプリンタでは、前記吸収部材に吸収されていたインク
のアルコールなどの溶剤が蒸発し、その蒸気がプリンタ
本体に長時間滞留していると、プリンタのハウジング等
の材質を劣化させる事があった。
モノメチルエーテル(以下TPMとする)が含まれてい
ると、そのTPMによって、ハウジング等の樹脂が劣化
して亀裂が起こったり、変形する恐れがあった。
になされたものであり、蒸発したインク内の溶剤が、ハ
ウジング内に滞留して樹脂などを劣化させる事の無いよ
うにすることを目的としている。
に本発明では、溶剤を含むインクを噴射するインクジェ
ットヘッドと、そのヘッドからインクを吸引する吸引手
段とをハウジングに収容したインクジェットプリンタに
於て、前記吸引手段により吸引されたインクを受ける廃
インク受け部と、前記廃インク受け部で蒸発したインク
の蒸気を前記ハウジングの外部に放出させる排気口部と
を備え、前記廃インク受け部は、前記ハウジングには前
記溶剤が触れないようにそのハウジングの内部とは前記
溶剤に侵されない隔壁により仕切られ、その隔壁に、前
記ハウジングの外部へ直接開口する前記排気口部が設け
られている。
リンタでは、前記吸引手段により吸引された溶剤を含む
インクは、溶剤に侵されない隔壁により仕切られた前記
廃インク受け部に収納され、その廃インク受け部内で蒸
発し、前記排気口部を通って前記ハウジングの外部に直
接放出される。
参照して説明する。
る。プリンタ1のハウジング21内には、プラテン16
が図1中矢印A方向に回転可能に設けられており、その
プラテン16に沿ってガイド軸4が設けられている。そ
のガイド軸4には摺動可能にキャリッジ3が取り付けら
れており、そのキャリッジ3にはベルト7が取り付けら
れている。そして、ベルト7はアイドルプーリ8と駆動
プーリ6とに掛けられている。駆動プーリ6は駆動モー
タ5により回転され、その駆動プーリ6の回転によっ
て、キャリッジ3がベルト7を介してガイド軸4に沿っ
て図1中矢印B方向に移動される。キャリッジ3上には
プラテン16に対向してヘッド2が取り付けられてお
り、そのヘッド2内には印字用のTPMを含んだインク
が収納されている。
ハウジング21内に挿入された印字用紙17は、プラテ
ン16に沿って矢印D方向に搬送されて、プリンタ1の
ハウジング21から排出される。そして、印字用紙17
は、プラテン16に搬送されたとき、キャリッジ3の移
動と共にヘッド2がインクを噴射することによって、所
望のデータが印字される。
印字位置にはキャップ9が設けられており、そのキャッ
プ9にはヘッド2に密着させるためのキャップゴム10
が取り付けられている。そして、キャップ9はヘッド2
に対して図1中の矢印E方向に移動可能に取り付けられ
ており、適宜キャップゴム10はヘッド2に密着され
る。また、キャップ9には連結チューブ12が取り付け
られており、ポンプ11に連結されている。そのポンプ
11には排出チューブ13が連結されており、排出チュ
ーブ13は、吸着材15の収納された廃インクタンク1
4に連結されている。ここで、排出チューブ13はTP
Mに侵されないフッ素で形成されている。また、廃イン
クタンク14はTPMに侵されないフッ素がコーティン
グされている。
は、インクの溶剤(TPM)に侵されない鉄板などで形
成された隔壁19によりプリンタ1のハウジング21内
部において仕切られている。そして、前記仕切られた部
分のハウジング21には排気口18が設けられており、
その排気口18により廃インクタンク14と外気とが連
通されている。
作を説明する。
方向にプリンタ1のハウジング21内に挿入され、プラ
テン16に搬送される。そして、駆動モータ5によって
矢印B方向に移動されるキャリッジ3に取付られたヘッ
ド2は、印字用紙17の位置に送られたときに入力され
たデータにしたがってインクを噴射し、印字用紙17上
に画像を形成する。その後、一定の量をヘッド2が印字
した場合や使用者が必要に応じて操作を行うことによっ
て、ヘッド2のメインテナンスを行うこととなるが、そ
のメインテナンス時にはヘッド2はプラテン16の図1
中左側の非印字位置に移動される。次に、キャップ9が
ヘッド2に接近しキャップゴム10がヘッド2密着し、
ヘッド2のノズル近辺が覆われる。そして、ポンプ11
によりヘッド2内のインク及び気泡、更にはノズル近辺
に付着した異物が吸引され、廃インクタンク14内の吸
着材15に排出される。
され、徐々に乾燥する。この時蒸発するインクのTPM
は排気口18(図2)から外気に放出される。
8が設けられているので、ポンプ11によりヘッド2か
ら廃インクタンク14に排出されたインクの蒸気(TP
M)が外気に放出されるので、ハウジング21の内部に
蒸気(TPM)が充満することがない。従って、インク
のTPMによるハウジング21などの樹脂の劣化が発生
しない。また、廃インクタンク14はハウジング21内
においてTPMに侵されない隔壁19により仕切られて
いるので、廃インクタンク14で蒸発したインクの蒸気
は、ハウジング21内のヘッド2やキャップ9などに付
着することがない。このため、ヘッド2やキャップ9な
どの樹脂を劣化させることがなく、良好に印字すること
ができ、プリンタ1の寿命が延びる。
ものでなく、隔壁19に送風用のファンを設け、積極的
に空気を隔壁19内に送り込み、排気口18よりインク
の蒸気を強制排気させても良い。また、排気口18に吸
引手段を設けて、ハウジング21内のインクの蒸気をハ
ウジング21外部に排気してもよい。
成されていたが、隔壁19を樹脂で形成し、インクのT
PMに侵されないフッ素をコーティングしてもよい。
発明のインクジェットプリンタによれば、吸引手段によ
って吸引された溶剤を含むインクは、溶剤に侵されない
隔壁により仕切られた廃インク受け部に受けられ、その
廃インク受け部からのインクの蒸気は、排出口部によっ
てハウジングの外部に直接放出されるので、ハウジング
などの樹脂が侵されることがなく、プリンタの機能、美
観が損なわれることがなく、プリンタの寿命を延ばすこ
とができる。
る。
示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 溶剤を含むインクを噴射するインクジェ
ットヘッドと、そのヘッドからインクを吸引する吸引手
段とをハウジングに収容したインクジェットプリンタに
於て、 前記吸引手段により吸引されたインクを受ける廃インク
受け部と、前記廃インク受け部で蒸発したインクの蒸気
を前記ハウジングの外部に放出させる排気口部とを備
え、前記廃インク受け部は、前記ハウジングには前記溶剤が
触れないようにそのハウジングの内部とは前記溶剤に侵
されない隔壁により仕切られ、その隔壁に、前記ハウジ
ングの外部へ直接開口する前記排気口部が設けられてい
る ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10838493A JP3220563B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10838493A JP3220563B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | インクジェットプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316086A JPH06316086A (ja) | 1994-11-15 |
JP3220563B2 true JP3220563B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=14483409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10838493A Expired - Lifetime JP3220563B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3220563B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3375046B2 (ja) * | 1997-09-19 | 2003-02-10 | 東芝テック株式会社 | インクジェットプリンタ |
JP5750942B2 (ja) * | 2011-03-07 | 2015-07-22 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
WO2017111908A1 (en) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid adsorption |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10838493A patent/JP3220563B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06316086A (ja) | 1994-11-15 |
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