JP2009279779A - インク供給装置、及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプユニットを小型化する。
【解決手段】ベース21に対して、モータ22のロータ軸23とポンプ11の回転軸16が歯車25、26の輪列を隔てて垂直に位置するようにモータ22とポンプ11を配置した。ポンプ11は回転軸16に垂直な方向に扁平な形状を有しており、モータ22はロータ軸23の方向が長手方向となっている。このため、ポンプ11とモータ22を上記の位置関係に配置すると、ポンプユニット20を扁平な形状に構成することができる。また、ウォームギア24は大きな減速比を得ることができるため、ウォームギア24によって輪列を駆動する構成とすることにより、輪列を構成する歯車数を低減することができる。これによって、モータ22とポンプ11の距離を短くすることができ、ポンプユニット20を扁平方向に対しても小型化することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、インク供給装置、及び記録装置に関し、例えば、インクジェットによって印刷媒体に印刷するものに関する。
例えば、デパートの垂れ幕広告や看板など、プラスチックのシート材などにインクを吐出して、文字や画像などを記録(印刷)する大型のインクジェット式の記録装置がある。
この種の印刷装置は、インクを供給するタンクの容量が大きくなるため、ヘッドのノズルとタンク間の水頭値の差の許容値を大きくしなければならず、その差の管理が困難であるという問題があった。
そこで、次の特許文献1では、インクのタンクをメインタンクとサブタンク(ダンパー)に分け、サブタンクとノズルの間の水頭値を管理するものが提案されている。
特開2006−21383公報
この技術では、メインタンクにポンプユニットが配置され、サブタンクのインクが少なくなると、メインタンクのインクをサブタンクに供給するようになっている。
このように、サブタンクを用いると水頭値の管理が容易になるほか、メインタンクの交換時であってもサブタンクのインクを用いて印刷を継続できるという利点もある。
図7は、従来のポンプユニット20aを説明するための図である。
ポンプユニット20aは、ベース21aにモータ22、ポンプ11、歯車52〜56からなる輪列を配設して構成されている。
ベース21は、金属板を板金加工するなどして形成されており、モータ22は、ロータ軸がベース21と直交するように配設されている。
ロータ軸の先端には歯車51が取り付けられており、輪列を回転するようになっている。
ポンプ11は、パイプ28でメインタンクに接続されており、パイプ30でサブタンクに接続されている。
ポンプ11は、内部に円弧状に配設したチューブを有し、ローラで当該チューブの内周側を図に示した矢線方向に押圧してチューブをしごき、インクをパイプ28から吸引してパイプ30から排出する。
これによって、ポンプ11は、インクをメインタンクからサブタンクに移送することができる。
輪列は、モータ22の定格の回転速度をポンプ11の回転速度に減速するための歯車列である。
ポンプユニット20aでは、モータ22の回転速度の減速率を大きくする必要があるため、歯車52〜56の大小様々な計5個の歯車が組み合わされて、減速率の大きな輪列を構成している。
近年、印刷の多色化が進み、これに伴ってインク色も多くなってきている。
各色のインクごとにメインタンク、サブタンク、及びポンプユニットが必要なため、ポンプユニット数も増えてきており、また、ポンプユニットをインクカートリッジの近くに配置したいとの要望もあって、ポンプユニットを如何に小型化するかが重要な課題となっている。
その一方で、ポンプが振動などの外因により誤動作しないように、モータからポンプまでの輪列に大きな減速比が求められており、この要望を満たすためには、歯車数を多くする必要があり、余分なスペースが必要となって、ポンプユニットが大型化してしまうという問題もあった。
そこで、本発明は、ポンプユニットを小型化することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、インクを吸入する吸入口と、インクを排出する排出口と、ロータ軸を回転させるモータと、前記ロータ軸の回転力を、前記ロータ軸と垂直な方向の回転力に変換する変換手段と、前記変換した回転力で回転部材を回転することにより、円弧状に配設されたチューブを一の方向から他の方向に押圧して前記吸入口からインクを吸引して前記排出口から排出するポンプと、を具備したことを特徴とするインク供給装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、前記変換手段は、前記ロータ軸に取り付けられたウォームギアを用いて回転力を変換することを特徴とする請求項1に記載のインク供給装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記吸入口は、インクの主タンクからインクを吸入し、前記排出口は、インクの副タンクに前記吸入したインクを排出することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のインク供給装置を提供する。
請求項4に記載の発明では、インクの主タンクからインクを吸入する請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のインク供給装置と、前記インク供給装置が排出するインクを蓄える副タンクと、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送される記録媒体上に、前記副タンクに貯蔵されたインクを吐出して、当該記録媒体上に吐出パターンを記録する記録手段と、を具備したことを特徴とする記録装置を提供する。
本発明によれば、モータの配置などを工夫することによりポンプユニットを小型化することができる。
(1)実施の形態の概要
ベース21(図4)に対して、モータ22のロータ軸23とポンプ11の回転軸16が歯車25、26の輪列を隔てて垂直に位置するようにモータ22とポンプ11を配置した。
ポンプ11は回転軸16に垂直な方向に扁平な形状を有しており、モータ22はロータ軸23の方向が長手方向となっている。このため、ポンプ11とモータ22を上記の位置関係に配置すると、ポンプユニット20を扁平な形状に構成することができる。
また、ウォームギア24は大きな減速比を得ることができるため、ウォームギア24によって輪列を駆動する構成とすることにより、輪列を構成する歯車数を低減することができる。これによって、モータ22とポンプ11の距離を短くすることができ、ポンプユニット20を扁平方向に対しても小型化することができる。
本実施の形態では、このようにポンプユニット20を扁平に構成し、厚さをインクカートリッジ以下とすることができるため、図3の各図に示したように、ポンプユニット20をインクカートリッジの背面に、インクカートリッジに対応させて配置することができ、インク供給ユニット5の小型化が図れるとともに、インク供給系のメンテナンス作業などが容易になる。
また、ウォームギア24は、ポンプ11が逆回転あるいは正回転など誤回転をすることを防止する機能も有するため、ポンプ11内のインク圧力や誤操作などによりポンプ11の誤回転を防止することができる。
以上のように、本実施の形態では、モーターとポンプ間をウォームギアを介して接続し、扁平なポンプ機構を実現した。
(2)実施の形態の詳細
図1は、本実施の形態に係る記録装置1の外観を例示したものである。
記録装置1は、所謂インクジェットプリンタと呼ばれる印刷装置の一種であり、例えば、大型のプラスチックシートに広告などを印刷する場合に用いられる。
記録装置1は、Y軸方向(長手方向)にYレールと呼ばれるガイドを備えており、Yレールに沿ってキャリッジ2がY方向に移動するようになっている。
キャリッジ2の内部には、ヘッドが収納されており、当該ヘッドには、サブタンクからインクを供給するチューブが接続している。
ヘッドには、圧電素子などを用いた吐出機構によりノズルからインクを吐出するようになっている。
ヘッドがノズルからインクを吐出すると、サブタンクからヘッドにインクが吸い上げられ、ヘッドにインクが供給される。
記録装置1には、ロール状に巻かれたメディア(記録媒体)が装着できるようになっている。メディアは、例えば、プラスチック製のシートなどから構成されている。
そして、記録装置1は、繰り出し機構を用いてメディアをプラテン3上に搬送すると共に、キャリッジ2をY軸方向にスライドさせながら、所定の色のインクをヘッドからメディア上に吐出して、メディア上に様々な文字や絵などを印刷する。
このように、記録装置1は、インク供給装置(後述のポンプユニット20)が排出するインクを蓄える副タンク(サブタンク)と、記録媒体を搬送する搬送手段を備えており、ヘッドは、当該搬送される記録媒体(メディア)上に、副タンクに貯蔵されたインクを吐出して、当該記録媒体上に吐出パターンを記録する記録手段として機能している。
記録装置1の一端には、インク供給ユニット5が設けられており、その前面にはフロントカバー4が開閉可能に設けられている。
そして、フロントカバー4を開くと、インクカートリッジを挿入するスペースが形成されており、インクカートリッジを着脱できるようになっている。
インクカートリッジは、直方体形状を有する樹脂製のケースで内部にインクのメインタンク(主タンク)を収納して構成されている。
メインタンクは、例えば、フィルム状の樹脂や金属箔などを用いた柔軟な袋で構成されており、インクの消費に伴ってメインタンクの容積が小さくなる。
記録装置1は、メインタンクの容積を検知することによりインク残量を監視し、インク残量が所定値を下回った場合には、ユーザにインクカートリッジの交換を促す表示などを行う。
図2は、記録装置1のインク供給系の構成を説明するための模式図である。
記録装置1は、ポンプ11を駆動してメインタンク10からサブタンク12にインクを供給して貯蔵する。サブタンク12に貯蔵されたインクはヘッド13で消費される。
サブタンク12の水頭値(液面)は、ヘッド13より若干低めに設定され、これよりヘッド13のノズル部分に負圧をかけて適切なメニスカスを形成し、更にヘッド13からインクが垂れるのを防止すると共に、ヘッド13がインクを良好に吸い上げられる高さとなっている。
記録装置1は、サブタンク12の水頭値を監視しており、水頭値が所定の閾値を下回ると、ポンプ11を駆動してメインタンク10からサブタンク12にインクを供給する。
ポンプ11は、所謂チューブポンプによって構成されている。
一般に、チューブポンプは、ゴムなどで構成されたチューブの弾力性(復元性)を利用し、チューブをローラでしごき回しながら、液体や気体などの流体を移送するポンプである。
ポンプ11の場合には、内部にチューブ15が円弧状に配設されており、当該チューブ15の内周側をローラ14が回転軸16を中心に回転してインク送出方向(図の矢線方向)にチューブ15をしごいてインクを移送するようになっている。
記録装置1は、図2に示したインク供給系をインクの色ごとに有しており、各インクのサブタンク12の水頭値を個別に監視している。
そして、記録装置1は、あるインクのサブタンク12の水頭値が閾値を下回ったことを検知すると、当該サブタンク12に対応するインク供給系のポンプ11を駆動して、当該サブタンク12に対応するメインタンク10からインクを当該サブタンク12に移送する。
図3(a)は、インク供給ユニット5の外観を示した図である。
この図は、インク供給ユニット5をフロントカバー4の反対側から(図1に示した記録装置1の裏側から)見た斜視図を示している。
以下、インク供給ユニット5のフロントカバー4側を前面側と呼び、フロントカバー4の反対側を背面側と呼ぶことにする。
この図に示したように、インク供給ユニット5には、背面側にポンプユニット20、20、・・・が4行2列に配設されている。
各ポンプユニット20は、記録装置1で使用するインクの色に対応して用意されており、インクの色ごとに個別のインク供給系を構成している。
ポンプユニット20は、後述するようにインクカートリッジよりも薄い扁平な形状とすることができるため、各ポンプユニット20は、それぞれ対応するインクカートリッジの背面側に配設されている。
即ち、インクカートリッジもポンプユニット20に対応して前面側から4行2列に挿入されている。
図3(b)は、ポンプユニット20の外観をメインタンク10と共に示した斜視図である。
なお、メインタンク10は、樹脂製のケースに収納されてインクカートリッジとなっているが、図を簡略化するため、図3(b)では、ケースを図示せず、メインタンク10のみ示している。
ポンプユニット20にはポンプ11とモータ22が取り付けられており、モータ22でポンプ11を駆動すると、ポンプ11はメインタンク10からインクを吸引して図示しないサブタンクに移送する。
未使用のメインタンク10は、膜部材などによって開口部に栓がしてあり、インクカートリッジを挿入すると、ポンプユニット20の吸入口に形成された尖部が当該栓を貫通してメインタンク10がポンプユニット20の開口部に接続するようになっている。
図3(b)に示したように、ポンプユニット20とメインタンク10は、扁平な方向が揃って配置されており、インク供給ユニット5の小型化を図ると共に、メンテナンス時にメインタンク10とポンプユニット20の位置関係が分かり易くなっている。
図4は、ポンプユニット20の正面図を示した図であり、ポンプユニット20をインク供給ユニット5(図3(a))の下側から見たところを示している。
ポンプユニット20は、板金加工などを施したベース21にモータ22やポンプ11、その他の部材を配設して構成されており、インク供給装置として機能している。
モータ22は、円筒形状のハウジング内に、永久磁石で構成されたステータと、巻き線を施したロータを収納している。
モータ22は、記録装置1の制御系から巻き線に定格の直流電流を供給され、ロータ軸23(主軸)を定格の回転速度(角速度)にて回転するようになっている。
従来例のポンプユニット20aでは、モータ22は、長手方向(ロータ軸23の方向)がベース21aの盤面と垂直になるように固定されていたが、ポンプユニット20では、ロータ軸23がベース21の盤面と並行になるように固定されている。
ロータ軸23の先端にはウォームギア24が取り付けられており、当該ウォームギア24によってモータ22の回転力を歯車25、26からなる輪列に伝達するようになっている。
即ち、ウォームギア24の表面には、ロータ軸23を中心軸とする螺旋が形成されており、当該螺旋が歯車25の外周に形成された歯部に嵌合して、歯車25を外周方向に回転させる。
歯車25は、回転軸がベース21の盤面に垂直となるようにベース21に配設されており(即ち、歯車25の扁平な方向が盤面と並行になるように配設されており)、ウォームギア24の回転方向(右ねじが進む方向)と歯車25の回転方向は垂直となっている。
このため、ウォームギア24と歯車25は、ロータ軸23の回転力をロータ軸23と垂直な方向の回転力に変換する変換手段として機能している。
歯車26は、歯車25と同様に、回転軸がベース21の盤面に垂直となるようにベース21に配設されており(即ち、歯車26の扁平な方向が盤面と並行になるように配設されており)、歯車25の回転速度を所定の値だけ減速してポンプ11に伝達する。
一般にウォームギアでは、大きな減速比を得ることができるため、ウォームギア24を用いることにより、ポンプユニット20では、歯車25、26の輪列によって所望の減速比を得ることができ、従来のポンプユニット20aに比べて歯車数を減らすことができる。また、使用する歯車の外径も小さくすることができる。
一般にウォームギアは、これに嵌合する歯車からウォームギアを回転させることは困難であり、このため、ウォームギア24は、歯車25が逆回転あるいは正回転など誤回転するのを防止する機能も有している。
このため、ポンプ11の停止時に生じるインクの圧力などや誤操作などによってポンプ11が誤回転するのを防ぐことができる。
ポンプ11は、パイプ28を介して吸入口27に接続しており、パイプ30を介して排出口29と接続している。
吸入口27の先端には円錐状の尖部32が形成されており、メインタンク10の装着時にメインタンク10の開口部に形成された栓を貫通するようになっている。また、吸入口27は、バルブ構造となっており、メインタンクを取り外している間にパイプ28のインクが吸入口27から垂れないようになっている。
ポンプ11の内部には、パイプ28とパイプ30に接続する円弧状に配置されたチューブと、当該チューブの内周側を転がりながら押圧するローラ14が収納されている。
ローラ14は、歯車26と勘合すると共に回転軸16を中心として回転する金属板に軸支されており、金属板が歯車26によって回転すると、ローラ14も回転軸16を中心として回転するようになっている。
モータ22は、輪列を介してローラ14を矢線の方向、即ち、チューブ内のインクを排出口29に移送する方向に回転し、これに伴って、ローラ14は、チューブの内周側を押圧してしごき、チューブ内のインクを排出口29から押し出す。
ポンプ11は、ローラ14の回転する面に扁平な形状を有しており、回転軸16がベース21の盤面と垂直になるように、即ち、扁平な方向がベース21の盤面と並行になるように配設されている。
このため、ポンプ11の扁平な方向とモータ22の長手方向が同方向となり、ポンプユニット20の薄型化が図られている。
ここで、ポンプ11は、輪列で変換したモータ22の回転力で回転部材(ローラ14)を回転することにより、円弧状に配設されたチューブを一の方向(吸入口27)から他の方向(排出口29)に押圧して吸入口からインクを吸引して排出口から排出するポンプとして機能している。
図5(a)、(b)は、それぞれポンプユニット20を異なる方向から見た斜視図を表している。
ただし、図5(a)では、パイプ28が直線上に伸びている場合を表しているのに対し、図5(b)では、パイプ28を曲げて収納し、ポンプユニット20の全長が短く構成されている場合を示している。
このように、ポンプユニット20には、各種の変形例が可能である。
また、ベース21に形成されたパイプ固定部31をパイプ28側に折り返し、パイプ固定部31に形成された凹部をパイプ28に勘合させることにより、パイプ28がベース21に固定されている。
これによって、振動などによりパイプ28がポンプ11から外れるのを防止することができる。
そして、ポンプユニット20は、固定部35、36をインク供給ユニット5にねじ止めすることにより、インク供給ユニット5に固定される。
図6は、本実施の形態のポンプユニット20と、従来のポンプユニット20aの大きさを比較するための図である。
図6(a)の左図は、ポンプユニット20の側面図(ベース21の盤面方向に見た図)を表し、図6(a)の右図は、ポンプユニット20aの側面図を表している。
ポンプユニット20では、モータ22をロータ軸方向が盤面方向となるように配置したことにより、ポンプユニット20の厚さA1は、ポンプユニット20aの厚さA2の約65%となっている。
図6(b)の左図は、ポンプユニット20の正面図(ベース21の盤面に垂直な方向に見た図)を表し、図6(b)の右図は、ポンプユニット20aの正面図を表している。
ポンプユニット20では、ウォームギア24を用いて歯車数を低減したことにより、ポンプユニット20の縦B1は、ポンプユニット20aの縦B2の約70%となっている。
また、ポンプユニット20の横C1は、ポンプユニット20aの横C2の約140%となっている。
このため、ポンプユニット20の容積は、ポンプユニット20aの容積の約60%程度となる。
このように、ポンプユニット20は、モータ22の長手方向であるロータ軸方向がベース21の盤面方向となるようにモータ22を配置して厚さを薄くすると共に、ウォームギア24を用いて歯車数の低減、及び歯車の小型化を図って輪列を小型化することにより、容積比で従来例の約半分近くにまで小型化されている。
以上に説明した本実施の形態により、次のような効果を得ることができる。
(1)モータ22は、ロータ軸23の方向が長手方向となり、ポンプ11は、ローラ14の回転軸に垂直な方向が長手方向となる。
このため、両者の長手方向が一致するように、即ち、モータ22のロータ軸23と、ローラ14の回転軸が垂直となるように両者を配置することにより、ポンプユニット20を薄型化することができる。
(2)ウォームギア24は、減速比が大きいため、モータ22からポンプ11までの輪列の経路にウォームギア24を用いることにより、歯車数を減らすと共に歯車を小型化して輪列を小型化することができる。これによって、ポンプユニット20の正面方向の大きさを小型化することができる。
(3)ウォームギア24を用いてロータ軸23の回転方向をローラ14の回転方向に変換することができ、歯車側からウォームギア24を駆動することは困難であるため、ローラ14の逆回転などの誤動作を防止することができる。
(4)モータ22の配置とウォームギア24を用いた輪列により、ポンプユニット20を扁平にすることができ、インクカートリッジよりも薄型化することができる。
(5)インクカートリッジの挿入場所のそれぞれの背面に、当該インクカートリッジに対応するポンプユニット20を配列することができるため、ポンプユニット20をインクカートリッジの近くに配置することができると共に、インクカートリッジとポンプユニット20の対応関係が分かり易くなり、記録装置1のメンテナンス作業が容易になって、修理の際の配管ミスなどの誤りを低減することができる。
(6)インクカートリッジの挿入場所のそれぞれの背面に、当該インクカートリッジに対応するポンプユニット20を配列することができるため、尖部32をポンプユニット20に設けて、ポンプユニット20にインクカートリッジ出入口開閉バルブとしての機能を持たせることもできる。
本実施の形態に係る記録装置の外観を例示した図である。 記録装置のインク供給系の構成を説明するための模式図である。 インク供給ユニットの外観などを示した図である。 ポンプユニットの正面図である。 ポンプユニットを異なる方向から見た斜視図である。 ポンプユニットの大きさを比較するための図である。 従来例を説明するための図である。
符号の説明
1 記録装置
2 キャリッジ
3 プラテン
4 フロントカバー
5 インク供給ユニット
10 メインタンク
11 ポンプ
12 サブタンク
13 ヘッド
14 ローラ
15 チューブ
16 回転軸
20 ポンプユニット
21 ベース
22 モータ
23 ロータ軸
24 ウォームギア
25 歯車
26 歯車
27 吸入口
28 パイプ
29 排出口
30 パイプ
31 パイプ固定部
32 尖部
35 固定部
36 固定部
51 歯車
52 歯車
53 歯車
54 歯車
55 歯車
56 歯車

Claims (4)

  1. インクを吸入する吸入口と、
    インクを排出する排出口と、
    ロータ軸を回転させるモータと、
    前記ロータ軸の回転力を、前記ロータ軸と垂直な方向の回転力に変換する変換手段と、
    前記変換した回転力で回転部材を回転することにより、円弧状に配設されたチューブを一の方向から他の方向に押圧して前記吸入口からインクを吸引して前記排出口から排出するポンプと、
    を具備したことを特徴とするインク供給装置。
  2. 前記変換手段は、前記ロータ軸に取り付けられたウォームギアを用いて回転力を変換することを特徴とする請求項1に記載のインク供給装置。
  3. 前記吸入口は、インクの主タンクからインクを吸入し、前記排出口は、インクの副タンクに前記吸入したインクを排出することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のインク供給装置。
  4. インクの主タンクからインクを吸入する請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のインク供給装置と、
    前記インク供給装置が排出するインクを蓄える副タンクと、
    記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送される記録媒体上に、前記副タンクに貯蔵されたインクを吐出して、当該記録媒体上に吐出パターンを記録する記録手段と、
    を具備したことを特徴とする記録装置。
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