JPH11148461A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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Publication number
JPH11148461A
JPH11148461A JP9312496A JP31249697A JPH11148461A JP H11148461 A JPH11148461 A JP H11148461A JP 9312496 A JP9312496 A JP 9312496A JP 31249697 A JP31249697 A JP 31249697A JP H11148461 A JPH11148461 A JP H11148461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
roller
casing
rotor
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9312496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Ohara
拓雄 大原
Yutaka Kanbe
豊 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9312496A priority Critical patent/JPH11148461A/ja
Publication of JPH11148461A publication Critical patent/JPH11148461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブの耐久性能が十分であり、かつ脈動
の少ないポンプを提供する。 【解決手段】 ケーシング1と、モータ9と、ケーシン
グ1に軸支されモータ9により駆動されるロータ12
と、ケーシング1に内接し両端が延長するチューブ18
と、チューブ18とロータ12との間に配置されたロー
ラ21とを備え、ローラ21はチューブ18を押付ける
べく自転する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、微小流量を往復させるポンプは例
えば特開平5−288146号公報に示されている。こ
の公報によると、モータにより駆動されるロータ5と、
ローラ11、14に内接し両端が延長するチューブ8、
12等からポンプが構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのポンプで
は、ロータ5が押付けるチューブ8、12の部分が一定
箇所であるので、その部分が摩耗し、チューブの耐久性
能が十分でない第1の欠点がある。更に、ロータ5がカ
ムで出来ており、チューブ8、12から吐出される流体
は通過と停止を繰り返し、流体が脈動し、所定流量を確
保しにくい第2の欠点がある。故に本発明はこの様な従
来の欠点を考慮し、チューブの耐久性能が十分であり、
かつ脈動の少ないポンプを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、ケーシングと、モータと、ケーシングに
軸支されモータにより駆動されるロータと、ケーシング
に内接し両端が延長するチューブと、チューブとロータ
との間に配置されたローラとを備え、ローラはチューブ
を押付けるべく自転する構成とするものである。
【0005】本発明は望ましくは、ローラは頭部と胴部
と外歯部から成り、頭部はケーシングの内壁とロータの
外壁により案内され、チューブはケーシングの内壁と胴
部との間で押付けられ、外歯部はケーシングの内壁に形
成された内歯部と噛み合う構成とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態に係る
ポンプを図1の平面断面図と図2の正面断面図と図3の
斜視図に従い説明する。これらの図に於て、ケーシング
1は本体2と側板3と蓋4とから構成されている。
【0007】本体2は例えば、平面から見れば略U字状
の内壁5と、底部6と、円弧部7とから成る。内壁5の
一部の内面と円弧部7の内面は同一の円周に位置する様
に形成されている。内壁5の下部および円弧部7の下部
は、内に向って歯が形成された内歯部8が設けられてい
る。側板3は本体2の側部に固定され、蓋4は本体2の
上部に固定されている。モータ9は例えば直流モータで
あり、その軸10にウォームホイール11が固定されて
いる。
【0008】ロータ12は例えば軸13と、基部14
と、軸15等から構成されている。基部14は4個の凹
部16が形成され、4個の凹所17が形成されている。
軸15の先端に歯車(図示せず)が形成されている。ロ
ータ12の軸13は蓋4の孔に挿入され軸支され、軸1
5は本体2の孔に挿入され軸支されている。ロータ12
の歯車がウォームホイール11に噛み合う事により、ロ
ータ12はモータ9により駆動される。
【0009】チューブ18は例えばシリコンゴムから成
る弾性体であり、中空状に形成され両端、即ち第1端1
9と第2端20が延長している。第1端19と第2端1
9の中間は、ケーシング1を構成する本体2の内壁5に
内接すべく配置されている。
【0010】ローラ21は例えば、軸22と頭部23と
胴部24と外歯部25とから成り、頭部23と胴部24
と外歯部25は共に、軸22の周りを回転する様に構成
されている。ローラ21はチューブ18とロータ12と
の間に配置されている。
【0011】具体的には、軸22はロータ12の凹所1
7に軸支され、頭部23はケーシング1を構成する内壁
5の内面と、ロータ12の外壁(即ちロータ12を構成
する基部14の凹部16の外壁)との間で案内されてい
る。チューブ18は内壁5の内面と、ローラ21の胴部
24との間で押付けられ、ローラ21の外歯部25はケ
ーシング1の内壁5に形成された内歯部8に噛み合って
いる。
【0012】この様にローラ21の外歯部25とケーシ
ング1の内歯部8が噛み合う事により、ローラ21は自
転し、チューブ18を順次押付けるべく構成されてい
る。更に、ローラ21の頭部23はケーシング1の内壁
5とロータ12の凹部16に案内され、ロータ12はモ
ータ9により駆動されているので、ローラ21は公転
(ロータ12の軸を中心に回転する事)する。これらの
部品によりポンプ26が構成されている。
【0013】次に再び図1ないし図3に従いポンプ26
の動作を説明する。ローラ21は自転しながら公転して
いるので、ローラ21の胴部24はチューブ18の異な
る部分を順次押付け、チューブ18内の流体27を移動
させている。その結果、チューブ18の押付けられる部
分が移動し、チューブ18の摩耗が軽減され、チューブ
18の耐久性能が十分となる。またローラ21は自転し
ながら公転しているので、チューブ18内の流体27は
連続的に移動し、脈動が少なくなる。
【0014】また、ローラ21の外歯部25とケーシン
グ1の内歯部8を噛み合せる事により、ロータ12の回
転方向とローラ21の回転方向が逆になり、ローラ21
がチューブ18を押付ける方向(図1では右回り)とロ
ータ12の回転方向が同一となる。その結果、ローラ2
1がチューブ18を押付ける方向とローラ21が進む方
向が同じとなり、流体27の移動(チューブ18の第2
端20から第1端19へ進む方向)が円滑となる。
【0015】更に、モータ9に印加する電圧を逆にする
(極性反転)と、ロータ12は左回り(反時計方向)と
なり、ローラ21は右回りとなる。その結果、ローラ2
1がチューブ18を押付ける方向(左回り)とローラ2
1が進む方向が同じとなり、流体27はチューブ18の
第1端19から第2端20へ進む。この様にモータ9の
印加電圧の極性を変える事により、流体27を容易に往
復させる事が出来る。またモータ9への印加電圧を適宜
変える事により、モータ9の回転数を変え、流体27の
流量を容易に変える事が出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述の様に、ローラはロータに
より案内され公転し、かつ自転するので、ローラはチュ
ーブの異なる部分を順次押付け、チューブ内の流体を移
動させる。その結果、チューブの押付ける部分が移動
し、チューブの摩耗が軽減され、チューブの耐久性能が
十分となる。
【0017】本発明は望しくは、ローラの外歯部とケー
シングの内歯部を噛み合せる事により、ローラがチュー
ブを押付ける方向とロータの回転方向が同一となる。そ
の結果、流体の移動が円滑となり、流体の脈動が軽減さ
れ、所定流量を確保し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るポンプの平面断面図
である。
【図2】前記ポンプの正面断面図である。
【図3】前記ポンプの斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 9 モータ 12 ロータ 18 チューブ 21 ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、モータと、前記ケーシン
    グに軸支され前記モータにより駆動されるロータと、前
    記ケーシングに内接し両端が延長するチューブと、該チ
    ューブと前記ロータとの間に配置されたローラとを備
    え、該ローラは前記チューブを押付けるべく自転する構
    成とした事を特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ローラは頭部と胴部と外歯部から成
    り、前記頭部は前記ケーシングの内壁と前記ロータの外
    壁により案内され、前記チューブは前記ケーシングの内
    壁と前記胴部との間で押付けられ、前記外歯部は前記ケ
    ーシングの内壁に形成された内歯部と噛み合う構成とし
    た事を特徴とする請求項1のポンプ。
JP9312496A 1997-11-13 1997-11-13 ポンプ Pending JPH11148461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9312496A JPH11148461A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9312496A JPH11148461A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11148461A true JPH11148461A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18029925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9312496A Pending JPH11148461A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 ポンプ

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JP (1) JPH11148461A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103135A (ja) * 2009-01-19 2009-05-14 Seiko Epson Corp チューブポンプおよび液体噴射装置
JP2009279779A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Seiko I Infotech Inc インク供給装置、及び記録装置
CN103775316A (zh) * 2014-02-26 2014-05-07 苏州市玄天环保科技有限公司 长寿蠕动泵
JP2014521886A (ja) * 2011-08-17 2014-08-28 ネステク ソシエテ アノニム 線形蠕動ポンプ

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JP2009103135A (ja) * 2009-01-19 2009-05-14 Seiko Epson Corp チューブポンプおよび液体噴射装置
JP2014521886A (ja) * 2011-08-17 2014-08-28 ネステク ソシエテ アノニム 線形蠕動ポンプ
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