JP2004291658A - カラーインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数個のインク吐出口が記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録装置において、装置内で大量に使用されるインクが不慮の事故によって飛散するようなことがあっても、装置内部を汚したり、装置の電気系統を破損しないような装置構成を提案する。
【解決手段】記録部26は、記録媒体Paの被記録部をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを複数個配列し、該マルチノズル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する位置に搬送される記録媒体に対してインク液噴射記録を行う。記録ヘッドに連通手段24を介してインク容器27を接続してなるインク供給手段を有し、インク供給手段のうち少なくともインク容器27は、前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッド26より下方に配置した。
【選択図】図6

Description

本発明は、カラーインクジェット記録装置に関し、さらに詳しくは、記録媒体を使用したカラーインクジェット記録装置における被記録媒体上に印写されるインクの定着性の改善に関する。
記録媒体の記録面に対してインクを吐出して付着させることにより、記録動作を行うインクジェット記録装置が、広く実用に供されている。インクジェット記録装置においては、一般に、インクを記録媒体の記録面に対して吐出するインク吐出口形成面を有する記録ヘッドを備えている。
記録ヘッドは、例えば画像データに応じて供給される駆動制御信号に基づいて制御される電気機械変換体の圧力または電気熱変換体の加熱エネルギーにより形成されたインク滴を、インク吐出口形成面を通じて記録媒体の記録面に対して吐出するものである。記録ヘッドにおいては、高画質化及び記録速度の高速化を図るためにそのインク吐出口形成面に形成されるインク吐出口が、例えば400dpi〜600dpiのように比較的高密度に配列されるとともに、そのインク吐出口数も数十〜数百のものが実現されている。ところで、近年、より一層の高速化を目的として、インク吐出口が記録媒体の全記録領域、例えば記録媒体の全幅にわたって形成される、いわゆるマルチノズル化され長尺化したものが検討されつつある。
このような長尺化した記録ヘッドにおいては、インク吐出口(ノズル、オリフィス)の数が数千〜数万にもおよび、使用されるインクの量も、従来の数十〜数百程度のものとは比較にならない。このような大容量のインクを使用する記録ヘッドが長尺化されたインクジェット記録技術は、まだ開発が始まったばかりで、そのインク供給手段等はまだ不明かつ研究的要素を含んだものであり技術が確立していない。
とりわけ、このような複数個のインク吐出口が記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録装置において、高速大量出力される被印写物が、印写後重ねられてストックされても、先に出力された印写物のインクが後から出力される印写物の裏面に付着するいわゆる裏写りが生じる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、その目的は、上述のように大量出力される被印刷物が、印写後重ねられてストックされても、先に出力された印刷物のインクが後から出力される印写物の裏面に付着するいわゆる裏写りを防止するためになされたもので、特に、そのための、インクのにじみの少ない被記録媒体、及び定着速度の短縮化及び効率化を図った加熱乾燥手段を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するためになされたもので、複数個のノズルを、記録媒体の被印写幅をカバーするように配列するとともに、1ノズルあたり30kHzまでの頻度でインクをオンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを、各色に応じて独立して設けられたインク容器から供給される3色以上の複数色のインクを噴射するように複数個配列固定し、該複数個のマルチノズル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する位置でかつ隣接して前記記録媒体を搬送し、3色以上のインクの重ね合わせによるインク滴噴射記録を行うカラーインクジェット記録装置において、前記記録媒体の被印写面は、表面に印字ドットの広がりを抑える微粉をコーティングしてあるとともに、前記記録媒体の記録後の被記録面側から非接触加熱乾燥を行うための加熱乾燥手段を有し、該加熱乾燥手段は、前記記録媒体の被記録部の幅より大きい範囲をカバーする加熱能力を有し、前記記録媒体の搬送経路において前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドの下流側でかつ前記記録媒体の上側に配置したことを特徴としたものである。
本発明によると、表面に粒子状物質を塗工した記録媒体を使用するようにしたので、インクの紙深さ方向への吸収が速くなり、記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化され、多数のノズルから高い噴射頻度でインク噴射し、高速記録を行う場合においても、インクの乾燥が速く、印写後の被印写物を重ねてトレイにおいても、高画質ならびに裏写りのない複写物が得られるようになった。
図1は、本発明のインクジェット記録装置に使用されるマルチノズル型インクジェット記録ヘッドの一例を説明するための部分斜視図である。ここで示したインクジェット記録ヘッドの構造は、400〜2400dpiといった高密度配列が容易に実現できるサーマルインクジェットの例であるが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
図1において、16は流路、17はノズル、18は共通液室、19は天井板、20は接合層、21は流路障壁である。この例では3ノズル分のみ示しているが、実際には、後述するように記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録ヘッドであり、矢印方向(記録媒体の被印写幅方向)にノズルが数千〜数万配列されている。
図2は、サーマルインクジェット記録ヘッドに使用される発熱体基板を示したものであり、図2(A)は斜視図、図2(B)は図2(A)のA−A線矢視断面図で、発熱体部近傍の詳細を示す断面図である。
図2において、1は発熱体基板、2は第1電極(制御電極)、3は第2電極(アース電極)、4,5はボンディングパッド、7は基板、8は蓄熱層(SiO2)、9は発熱体(HfB2)、10は電極(Al)、11は保護層(SiO2)、12は電極保護層(Resin)、13はさらに別の保護層、14は発熱体部、15は電極部である。なお、煩雑を避けるため図2(A)には要部となる発熱体と電極部のみを示している。
発熱体基板1は、図2(B)に示すように、アルミナ等のセラミック、ガラスあるいはSi等の基板7上に、スパッタリング等の薄膜形成技術やフォトエッチング等のパターン形成技術により、蓄熱層(SiO2)8、発熱体(HfB2)9、電極(Al)10、保護層(SiO2)11、電極保護層12、別の保護層13を順次形成し、表面部に発熱部14と電極部15を構成している。各発熱体9は、図2(A)に示すように、それぞれ第1電極(制御電極)2、第2電極(アース電極)3に接続され、また、それぞれの電極は、その端部に第1電極2にはボンディングパッド4を、第2電極3にはボンディングパッド5を有し、該ボンディングパッド4,5は、他の画像情報入力手段(図示せず)に接続され、各々の発熱体9は独立に駆動可能である。なお、第2電極3は、複数個の発熱体9、すなわち第1電極2に対して1つの共通の第2電極とすることも可能である。
また、この例のように、1つ1つの発熱体を独立に駆動するような構成ではなく、マトリックス駆動を行う構成としてもよい。このような発熱体9の列は、例えば、その配列密度は、400dpi〜2400dpiとされ、また、必要とされる記録媒体の印写幅に応じて、数千〜数万個設けられる。
基板7上には蓄熱層8を形成する。この蓄熱層8は、後述の発熱体9で発生した熱が基板7の方へ逃げないようにするためのものである。つまり発生した熱を効率良くインクの方に伝達し、インク中で安定した気泡を発生させるようにするためのものである。通常、蓄熱層8としては、SiO2が用いられ、SiO2をスパッタリング等の成膜技術を用い1μm〜5μmの膜厚に形成する。
図2(B)に示すように、蓄積層(SiO2)8の上には発熱体9の層が形成されるが、該発熱体9を構成する材料として有用なものには、タンタル−SiO2の混合物、窒化タンタル、ニクロム、銀−パラジウム合金、シリコン半導体、あるいはハフニウム、ランタン、ジルコニウム、チタン、タンタル、タングステン、モリブデン、ニオブ、クロム、バナジウム等の金属の硼化物があげられる。金属の硼化物のうち最も特性の優れているのは、硼化ハフニウム(HfB2)であり、次いで、硼化ジルコニウム、硼化ランタン、硼化タンタル、硼化バナジウム、硼化ニオブの順となっている。
発熱体9は、前述の材料を用いて、電子ビーム蒸着やスパッタリング等の手法により形成することができる。発熱体9の膜厚は、単位時間当りの発熱量が所望通りとなるように、その面積や材質及び熱作用部分の形状及び大きさ、さらには実際面での消費電力等にしたがって決定されるものであるが、通常の場合、膜厚は、0.001μm〜5μm、好適には0.01μm〜1μmとされる。
本発明の実施例では、HfB2を2000Å(0.2μm)の厚さにスパッタリングした例を示した。
電極10を構成する材料としては、通常使用されている電極材料の多くのものが有効に使用され、具体的には、例えば、Al、Ag、Au、Pt、Cu等があげられる。これらを使用して、蒸着等の手法で所定位置に所定の大きさ、形状、厚さで設けられる。本発明では、Alをスパッタリングにより1.4μm形成した。
保護層11に要求される特性は、耐インク腐食性や、気泡の消滅による衝撃力からの保護(耐キャビテーション性)であるとともに、発熱体9で発生させた熱を、感熱紙やインクリボン、あるいは記録液体であるインクに効果的に伝達することである。
保護層11を構成する材料として有用なものには、例えば、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化タンタル、酸化ジルコニウム等があげられ、電子ビーム蒸着やスパッタリング等の手法を用いて形成することができる。また、炭化ケイ素、酸化アルミニウム(アルミナ)等のセラミック材料も好適に用いられる材料である。
保護層11の膜厚は、通常0.01μm〜10μm、好適には0.1μm〜5μm、最適には0.1μm〜3μmとされるのが望ましい。本発明では、スパッタリングにより、SiO2を1.2μm形成した。
図2(B)には、さらに電極保護層12や別の保護層13の例を示しているが、電極保護層12としてResin層を2μm形成した。これは必要に応じて設けられるが必ずしも必要ではなく省略してもよい。保護層13の材料は、耐キャビテーション性を考慮してタンタル(Ta)が好適に用いられる。発熱体領域では気泡発生によるキャビテーション衝撃力が加わるため、破壊から保護するために、Taをスパッタリングにより4000Å(0.4μm)形成することにより、良好な性能が得られる。
このような発熱体基板1を用いてインクジェット記録ヘッドを構成することができるが、具体的には図3に示すような工程で製作することができる。
図3において、19は天井板、20は接合層、21は流路障壁、22はフォトレジスト、23はフォトマスクである。
インクジェット記録ヘッドの製作工程を、図3(A)〜図3(F)によって説明する。
(1)発熱体基板を用意する(図3(A))。
発熱体基板1は、基板7に発熱体9と発熱体9を保護絶縁する薄膜からなる保護層11が形成されている。
(2)発熱体基板にフォトレジストをコーティングする(図3(B))。
図3(A)に示した発熱体基板1の上に、例えば、粘度が1000〜2000cP(センチポアーズ)のフォトレジスト22をスピンコーティング、ディップコーティングあるいはローラーコーティングによって5μm〜30μm程度の厚さにコートする。この厚さは、最終的に流路障壁21の高さになり、発熱体9の配列密度(印写密度)によってその高さも変わってくる。20μm以上の厚さのフォトレジスト22の層を得たい場合には、液状のフォトレジストではなく、ドライフィルムタイプのフォトレジストを用いればよい。続いて、図3(B)に示すように、発熱体基板1面に設けたフォトレジスト22上に所定のパターンを有するフォトマスク23を重ね合わせた後、該フォトマスク23の上部から露光を行う。このとき、発熱体9の設置位置と前記パターンの位置合わせを行っておく必要がある。
(3)流路障壁を形成する(図3(C))。
フォトレジスト22、露光したフォトレジスト22の未露光部を炭酸ナトリウム水溶液などのアルカリ現像液により除去し、流路障壁21を形成する。除去部分は発熱体9を有する凹部となり、流路16、共通液室18を構成する。
(4)流路ならびに共通液室の天井となる基板を作成する(図3(D))。
流路16、共通液室18の天井となる基板は、接合層20とガラス基板とが接合したもので、ガラス基板は天井板19となる。
(5)基板を流路障壁に接合する(図3(E))。
発熱体基板1と天井板19となるガラス基板とをフォトレジスト22と接合層20を向かい合わせて接合する。その際、熱硬化処理(例えば、150℃〜250℃で30分〜60分加熱)、または紫外線照射(例えば、50mW/cm2〜200mW/cm2、またはそれ以上の紫外線強度)を行い、耐インク性向上ならびに接合強度向上をはかる。
(F)吐出口を形成する(図3(F))。
最後に、発熱体9側の開口近傍のy−y線部分を、ダイシングによって切断し、ノズル(吐出口)17を形成し、インクジェット記録ヘッドとして完成する。
なお、他の製作手段としては、流路ならびに共通液室部をポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンオキサイド、ポリプロピレン、ポリイミドなどの樹脂の一体成形で製作する方法がある。
また、流路先端部に樹脂フィルムを配し、エキシマレーザー等の手段で吐出口を穿孔し、ノズル形成を行う手段も好適に用いられる。エキシマレーザーによる吐出口穿孔方法はマスク形状によって任意の形状のノズルが形成できるので、丸形状にしたり、多角形、あるいは星型の放射状形状等、インク吐出特性との関係を考慮してその形状を決定できるので有利な方法といえる。この場合もポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンオキサイド、ポリプロピレン、ポリイミドなどの樹脂が良好に使用できる。
次に、このようなインクジェット記録ヘッドによるインク噴射の原理を、図4によって簡単に説明する。
図4において、31はインク、32は気泡、33は吐出口、34は流路、35は発熱体基板、36は発熱体、37は第1電極(制御電極)、38は第2電極(アース電極)、39はインク滴である。発熱体36には、第1電極37、第2電極38を介し画像情報に応じて信号パルスが入力され、該入力パルスに応じてインク中で気泡32が発生し、該気泡の作用力により、流路34のインク31の一部が、吐出口33より、インク滴39として噴射され、記録媒体(例えば紙)に記録するというものである。
ここで、信号パルスの継続時間は、数μs〜10数μsが望ましく、長くても30μsまでとされる。これは、いったん発熱体36上に気泡32が発生すると、その後は発熱体36の熱を気泡32がブロックしてしまうため、気泡32の大きさはほとんど変化することがなく、不必要に長時間通電しても、無駄になるだけでなく、発熱体36を破損せしめるからである。通電を止めた後、気泡32は、発熱体基板35および周囲のインク31により、熱を奪われ、収縮して消滅する。この説明から明らかなように、本発明にインク噴射原理に作用する気泡32は、非常に短時間の間に急激に加熱されることによって得られる気泡であり、伝熱工学の分野で、いわゆる膜沸騰と呼ばれている現象の気泡であり、発生〜消滅の繰り返し再現性が非常に良いものである。
また、他の吐出原理として、図4に示した発熱体36の位置を吐出口33に近づけ、より微小なインク滴を吐出するようにしたり、あるいは発生した気泡が吐出口33の外側までせり出す、あるいは破裂するようにしてもよい。
また上記説明はインクジェット記録ヘッドの製作方法も含めて、すべてサーマルインクジェット方式の例をもとに行ったが、ピエゾ素子を利用するようなインクジェット方式であってもよい。
図5は、本発明のような複数個のインク吐出口が記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録装置の記録部を示すものである。
記録部26は、各記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bと、後述する加熱式定着装置76とを内蔵するヘッドブロック72を備えている。ヘッドブロック72は、記録媒体(用紙Pa)の搬送路に沿った両端部にそれぞれ設けられる突起部72Aを介して記録部26内部に支持されている。
記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、それぞれ順次、用紙Paの搬送路の上流側から下流側に向けて所定の相互間隔をもって配されている。その際、記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、これらのヘッドのすべての吐出口面によって形成される平面の平面度が数十μ程度以内になるようにヘッドブロック72に位置決め固定されている。
各記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、それぞれ例えば、前述のようなサーマルインクジェット方式とされ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのインクを吐出するものである。即ち、各記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、その吐出口に通じる液流路に電気熱変換体としてのヒータを有し、そのヒータによりインクが加熱されることにより形成されるインク滴を吐出するものである。各記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、用紙Paの搬送方向に対し略直交する方向に沿って配列される複数の吐出口を有している。複数の吐出口は、用紙Paの記録面における搬送方向に対し略直交する方向の全幅に亘って形成されている。
各記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、インク供給路24に接続され、後述するインク容器からインク供給を受ける。なお図では1本のラインで示しているが、インク供給路24は各色で独立していることはいうまでもない。ここでインク供給路24には耐インク腐食性が要求され、テフロン(登録商標)、ポリエチレン等の樹脂チューブや、ステンレスパイプ等が用いられる。
各記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bの記録動作は、同一の1枚の用紙Paに対してそれぞれ行うものとされ、例えば、1番目に記録ヘッド70Cが記録し、2番目に、記録ヘッド70Cが記録した記録面に重ね、または、新たな位置に記録し、3番目に記録ヘッド70Yがさらに同様に記録し、そして、最後に記録ヘッド70Bが、記録するものとされる。
また、記録ヘッドがイエロー、マゼンタ、シアンの3色の各インクジェット記録ヘッドからなるカラーインクジェット記録装置においては、色毎のインクジェット記録ヘッドをイエロー、マゼンタ、シアンの順に配列する。そしてこの際、3色の各インクジェット記録ヘッドにそれぞれの色のインクを供給するためのインク容器の配列もイエロー、マゼンタ、シアンの順にする。
なお、記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bは、インクを吐出するものに限られることなく、例えば、少なくとも1つの記録ヘッドが、インクを不溶化する処理液を吐出するものであってもよい。あるいは、インク吐出前に用紙Paに用紙Pa上で画素が必要以上に広がったりにじんだりしないようにするための処理液を吐出するものであってもよい。
このようなインクジェット記録方式においては、被記録材に対して付着されたインクが被記録部材中に浸透することにより、そのインクが被記録部材に対して定着する。あるいは、付着されたインクは、インクの溶媒の蒸発プロセスを経て被記録材上に定着される。
しかし、このインクが付着してから定着するまでの時間、つまり、定着速度は、被記録材の構成・物性に大きく依存されるだけでなく、外部雰囲気の状態によっても大きく左右される。また、自然に定着する速度は、物理特性によってある時間より短くすることはできない。
上述したように、インクが被記録材上に付着し浸透する速度は、また、使用するインクの組成によっても大きく変わる。
通常、インクの組成に関しては、そのインクの被記録材に対する浸透性の大小によって区別されることが多い。一般的には、浸透性が高いインクは、被記録材に対する浸透速度が速いため定着性という観点からみると、有利であるが、反面、浸透し過ぎるために、被記録材に対するにじみが多く画像品位が低下することが問題となる。また、インクが被記録材中に深く浸透するため、画像濃度の低下にもつながりやすい。
これに対して、浸透性の低いインクを使用すると、上述したように、浸透するまでに時間を要し、定着性という観点からいうと、本発明のような高速性が要求される記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを用いた装置においては、多色印字の場合、各インク色間でのインクの混色やにじみ、被記録材の排出時の画像のこすれ、いわゆる、耐擦過性の問題が生ずる。よって、定着性、画像濃度、にじみ、耐擦過性を考慮した装置の構成が重要となる。
従来のシリアルスキャン記録装置では、そのような定着性は、記録速度の関係上ある程度簡単な構成で対処できるものが多かった。
しかし、特に本発明の実施例のような高速記録及びカラー記録が行われてくると、上述したように、被記録材に打ち込まれたインクを所望の状態に被記録材上に定着させるために定着速度の短縮化と効率化を行うための以下に述べられるような加熱式定着装置76が必要となる。
加熱式定着装置76は、例えば図5に示されるように、搬送路における記録ヘッド70Bに対して下流側とし、かつ、比較的近い位置に対応して設けられている。今ここでは加熱式定着装置76として、ハロゲンヒータ84と、ハロゲンヒータ84からの熱線を反射させる反射板82とよりなる例を示す。
この例のように本発明では、記録媒体(用紙Pa)の被印写面側を非接触加熱している。つまり、印写部を表面から加熱するようにしているので、水等のインク中の揮発成分を効率的に乾燥させることができる。
ここでは加熱式定着装置76として、加熱部としてのハロゲンヒータ84と、ハロゲンヒータ84からの熱線を反射させる反射板82と、ハロゲンヒータ84と搬送路との間を仕切る加熱部遮蔽部材86と、ハロゲンヒータ84からの熱の記録ヘッド70Bへの熱伝達を断つ断熱部としての断熱装置78とを含んで構成されているものを例としてあげたが、他の例としてセラミックヒータを利用しても良好に定着を行うことができる。
また、以上の実施例では印写後に加熱/乾燥させるように説明したが、前述のような各種加熱手段を印写前の記録媒体Paの搬送経路中に配し、記録媒体Paをあらかじめ加熱した状態にしておいてから印写を行う方法も、効果的なインク乾燥を行ううえで良い方法である。
次に、本発明のように記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを適用したカラーインクジェット複写装置の全体の構成を説明する。
従来、いわゆる複写機と称するものは、一般に電子写真方式によるものを指している。このような電子写真方式は、広く普及してはいるものの、原理が複雑で装置も大変大掛かりなものになるという欠点がある。一方、インクジェット記録はその原理が簡単で、これを記録原理として複写装置を構成すると従来にはない画期的にシンプルな複写装置が実現できる。
図6は、本発明のカラーインクジェット複写装置を示しており、カラーインクジェット複写装置は、その原稿台116上に載置される原稿Boにおいて複写される面の画像を読み取ることにより、その原稿Boについて順次、画像データを形成するスキャナ部102と、スキャナ部102からの画像データに基づいて記録媒体としての用紙Paの記録面に対してインクを吐出し付着させることにより、記録動作を行う記録部26と、記録部26の下方に配され、記録部26の記録動作に応じて所定のタイミングで用紙Paを後述する排紙搬送部136に搬送する搬送部134と、搬送部134により搬送される印刷された用紙Pa’を排紙トレー138上に排出する排紙搬送部136と、給紙部130からの用紙Paを1枚づつ記録部26に搬送する給紙搬送部132と、記録部26の各記録ヘッドに対して回復処理を選択的に行う回復処理装置140とを含んで構成されている。
このようなカラーインクジェット複写装置において、記録部26、スキャナ部102、給紙部130等の駆動/制御は、電装系ユニット60によって行われる。ここで、電装系ユニット60は水に対して弱いので、できるだけインク等の水分から離れたところに設置されるのが望ましい。本発明では、この点に鑑み、電装系ユニット60をインク容器27よりも上になるような構成としている。これにより、万が一、インク容器27からインクが漏れたりしても、電装系ユニット60はインク容器27よりも上にあるので、電装系ユニット60がインクに浸かり、それによって電装系ユニット60を故障に至らしめるという事故を回避できる。
図6には、電装系ユニット60がインク容器27よりも上にあり、さらに記録部26よりも上にある例を示したが、このような故障/事故回避の基本的な考え方は、大量のインクを収容するインク容器27が一番下に配置されるということである。記録部26もインクが漏れる恐れがないわけではないので、図6のように電装系ユニット60を記録部26よりも上に配置することが望ましいが、最も危険なものを一番下に配置することにより、不慮の事故による電装系ユニット60の冠水(インク)を防ぐのである。
なお、記録部26は、前述のように各色のインクを吐出する記録ヘッド70C、70M、70Y、70Bよりなり、それらはインク供給路24に接続された各色のインク容器27からインク供給を受ける。また、インク容器27は、イエロー用インク容器27Y、マゼンタ用インク容器27M、シアン用インク容器27C、ブラック用インク容器27Bよりなり、それらはインク容器トレイ29に載置される。ここで、インク容器トレイ29は、それぞれのインク容器が離間して載置されるように、独立障壁構造となっている。図6では低い独立障壁構造を示しているが、必ずしもこの構造に限定されるものではなく、例えばインク容器の上部もすべて覆うようにした各色完全に独立障壁構造とすることも良い方法である。
このような構造とすることにより、例えばインクがなくなって、インク補給を行う場合や、インク容器そのものを交換する場合等に、インク容器からインクがこぼれたり、あふれたりして周囲を汚したり、あるいは噴出したインクが隣のインク容器を汚したりすることを防止することができる。特に、各色完全に独立障壁構造とした場合、仮に何らかの予期せぬ理由によって、インクが噴出したりした場合に、隣のインク容器にインクが混じってしまうというような事態も回避することができる。
なお、本発明では、大量にインクを使用するので、そのインク供給にポンプ25を設けることが望ましい。記録ヘッドの駆動周波数(インク滴吐出頻度)を非常に遅くして(例えば1ノズルあたり、数Hz〜数百Hz)使用するような場合は、ポンプ手段を用いなくても、毛管作用によってインクが供給できるが、1ノズルあたり、数kHz〜30kHzで駆動して使用するような場合には、ポンプ手段によって、記録ヘッドに強制的にインクを供給させる必要がある。
図6は、記録ヘッドとインク容器をつなぐインク供給路24の途中にポンプ25を設けた例を示している。いうまでもないが、このポンプ25も詳細構造は示さないが、各色ごとに独立駆動、供給できるようになっている。
スキャナ部102は、原稿Boの複写されるべき画像を読み取る原稿走査ユニット104と、原稿走査ユニット104を図6の矢印Sの示す方向、及びその反対方向に沿って移動可能に支持するガイドレール112と、図示が省略されるが、ガイドレール112に支持される原稿走査ユニット104を例えば、図6に実線で示される位置と二点鎖線で示される位置との間を所定の速度で往復動させる駆動部とを含んで構成されている。
原稿走査ユニット104は、ロッドアレイレンズ106と、カラー情報の読み取りセンサであるカラーイメージセンサとしての等倍型色分解のラインセンサ110と、ランプ光源等の露光ユニット108とを主要な構成要素として含んで構成されている。
原稿走査ユニット104が、駆動部により、透明な材料で作られる原稿台116上の原稿Boの画像を読取るべく矢印Sの方向に移動走査せしめられる場合、露光ユニット108内の露光ランプが点灯され、原稿Boからの反射光がロッドアレイレンズ106により導かれてラインセンサ110に集光される。ラインセンサ110は、その反射光があらわすカラー画像情報をカラー別に読取り、電気的なディジタル信号に変換し、それを後述するインクジェットプリンタ部118における制御ユニットに画像データとして供給する。従って、後述する記録部26における各カラー別の各記録ヘッドは、それぞれ、これらの画像データに基づく駆動制御パルス信号に応じて記録に用いられる液体、例えば、異なる色のインクの吐出を行うものとされる。
本発明においては、前述のように、スキャナ部102は水に弱いランプ光源等より構成されており、前述の電装系ユニット60のインクによる故障/事故回避の基本的な考え方を適用すべきである。すなわち、図6より明らかなように、本発明ではスキャナ部102は、大量のインクを収容するインク容器27より上になるようにレイアウトされている。また、インク滴噴射を行う記録部26よりも上に配置して、不慮の事故によるスキャナ部102の冠水(インク)およびそれに起因する破損/故障を防いでいる。
給紙部130に積載されて収容される所定の規格サイズの用紙Paは、図示が省略される駆動モータが作動状態とされるとき、1枚ずつピックアップローラユニット130RAにより、取り出され、それが給紙搬送部132に供給される。
インクジェット記録方式ではインクの小液滴が飛翔され、それが紙等の記録用紙面に付着せしめられて記録を行うものなので、用紙Paは、インクが用紙面で必要以上ににじんで印字がぼけたりしないものであることが必要である。また、用紙Paは、用紙Paに付着したインクが、速やかにその内部に吸収されるような特質を有するものが好適とされる。用紙Paは、特に異なる色のインクが、短時間内に用紙Paにおける同一箇所に重複して付着した場合でもインクの流れ出しおよびしみ出しの現象がなく、しかも印字ドットの広がりを、画質の鮮明さを損なわない程度に抑えられるような特質を有するものが好適とされる。
これらの特質は、電子写真式の複写機等で使用される普通紙と呼ばれる複写用紙等やその他一般の記録用紙として用いられているものでは充分に満足されていない場合もある。これらの用紙においては、一色のみの印字もしくは2色の重ね合せの場合、画像品位としてある程度満足できるものが得られるときが多いが、しかし、例えば、3色以上のインクの重ね合せによるフルカラー画像を印字記録する際のように用紙に付着するインクの量が増える場合、充分満足できる画像品位の記録が得られていないこともある。
上述した特質を満足する用紙としては、基紙の上に上述の特質が得られるようなコーティング(例えば、微粉ケイ酸)を施した用紙が用いられてもよい。
本発明のインクジェット複写機は、記録媒体の被記録部の幅より大きい範囲をカバーするようなインクの加熱式定着装置を有するので、定着能力に余裕がある。よって瞬時のインクの乾燥/定着を行うことができるので、連続印写/複写時にも未乾燥インクの裏写りが起こることなく、高速、高画質、高品質の印写/複写物を得ることができる。特に、複数個のインク吐出口が記録媒体の被印写幅をカバーするように長尺化されたマルチノズル型インクジェット原理によるものは、その原理上大変高速な印写/複写が可能であるが、本発明のように定着能力に余裕があるような構成とすることにより、その能力を十分に発揮できる高速複写機が実現できる。
図7、図8は本発明の他の実施例を説明するための図である。
前述のように本発明では、インク容器27を装置の下部に配置し、電装系ユニット60やスキャナ部102が不慮の事故によって冠水(インク)し、それによって、破損/故障することを防いでいるが、ここでは、さらに他の安全策として、インク容器27を装置の電装系ユニット60やスキャナ部102から確実に離間するような構成例を示したものである。
図7は、第1の離間壁52Aを装置に配した例であり、図8は第2の離間壁52Bとし、インク容器27を完全に別室とした例である。
図8のように完全に別室となるような離間壁構造とすると、インク容器27へのインク補給等は、その部分のみ装置の側壁の開閉を行うだけでよい。よって、インク補給時に不必要な部分まで装置の内部を開ける必要がないので、インク漏れ、あるいはインク噴出等の不慮の事故による電装系ユニット60やスキャナ部102の保護がより確実なものとなる。
次に、本発明のさらに他の実施例を説明する。
図6〜図8に本発明では底板51を設ける例を示した。このような底板51は、一般に電子写真方式の複写機あるいはプリンタ等を構成する場合、装置の剛性が維持できるのであれば設ける必要はない。しかしながら本発明では、インクという液体を大量に扱うので万が一インクが漏れた場合、漏れたインクが床に落ち、床を汚すので、それを防止するために底板51を設けている。このように底板51を設けると、万が一インクが漏れた場合でも底板51でインクの床への落下を阻止できるだけではなく、図6〜図8に示したように、インク容器27あるいはそれを保持するインク容器トレイ29やポンプ25等、本発明の記録装置、複写機を構成する部品/ユニットも設置できるというメリットがある。
本発明のカラーインクジェット記録装置に適用されるマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを示す部分斜視図である。 マルチノズル型インクジェット記録ヘッドの一実施例として適用されるサーマルインクジェット記録ヘッドの発熱体基板を説明するための図である。 サーマルインクジェット記録ヘッドの製作工程を説明するための図である。 サーマルカラーインクジェット記録ヘッドの動作説明をするための図である。 本発明のマルチノズル型カラーインクジェット記録装置の記録部及びその周辺部分を示す側断面図である。 本発明のマルチノズル型カラーインクジェット記録装置を利用した複写装置を示す側断面図である。 本発明のマルチノズル型カラーインクジェット記録装置を利用した複写装置の他の実施例を示す側断面図である。 本発明のマルチノズル型カラーインクジェット記録装置を利用した複写装置のさらに他の実施例を示す側断面図である。
符号の説明
1…発熱体基板、2…第1電極(制御電極)、3…第2電極(アース電極)、4,5…ボンディングパッド、7…基板、8…蓄熱層(SiO2)、9…発熱体(HfB2)、10…電極(Al)、11…保護層(SiO2)、12…電極保護層(Resin)、13…別の保護層、14…発熱部、15…電極部、16…流路、17…ノズル、18…共通液室、19…天井板、20…接合層、21…流路障壁、22…フォトレジスト、23…フォトマスク、24…インク供給路、25…ポンプ、26…記録部、27…インク容器、27Y…イエロー用インク容器、27M…マゼンタ用インク容器、27C…シアン用インク容器、27B…ブラック用インク容器、29…インク容器トレイ、31…インク、32…気泡、33…吐出口、34…流路、35…発熱体基板、36…発熱体、37…第1電極(制御電極)、38…第2電極(アース電極)、39…インク滴、51…底板、52A…第1の離間壁、52B…第2の離間壁、60…電装系ユニット、72…ヘッドブロック、72Y…イエローインク用ヘッドブロック、72M…マゼンタインク用ヘッドブロック、72C…シアンインク用ヘッドブロック、72B…ブラックインク用ヘッドブロック、78…断熱装置、80…空気層、84…ハロゲンヒータ、102…スキャナ部、104…原稿走査ユニット、106…ロッドアレイレンズ、108…露光ユニット、110…ラインセンサ、112…ガイドレール、116…原稿台、118…インクジェットプリンタ部、130…給紙部、132…給紙搬送部、134…搬送部、136…排紙搬送部、138…排紙トレー、140…回復処理装置。

Claims (1)

  1. 複数個のノズルを、記録媒体の被印写幅をカバーするように配列するとともに、1ノズルあたり30kHzまでの頻度でインクをオンデマンドで噴射するマルチノズル型インクジェット記録ヘッドを、各色に応じて独立して設けられたインク容器から供給される3色以上の複数色のインクを噴射するように複数個配列固定し、該複数個のマルチノズル型インクジェット記録ヘッドのノズル面に相対する位置でかつ隣接して前記記録媒体を搬送し、3色以上のインクの重ね合わせによるインク滴噴射記録を行うカラーインクジェット記録装置において、前記記録媒体の被印写面は、表面に印字ドットの広がりを抑える微粉をコーティングしてあるとともに、前記記録媒体の記録後の被記録面側から非接触加熱乾燥を行うための加熱乾燥手段を有し、該加熱乾燥手段は、前記記録媒体の被記録部の幅より大きい範囲をカバーする加熱能力を有し、前記記録媒体の搬送経路において前記マルチノズル型インクジェット記録ヘッドの下流側でかつ前記記録媒体の上側に配置したことを特徴とするカラーインクジェット記録装置。
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