JP2003178937A - 半導体製造装置およびそれに使用される給電用電極部材 - Google Patents

半導体製造装置およびそれに使用される給電用電極部材

Info

Publication number
JP2003178937A
JP2003178937A JP2001351711A JP2001351711A JP2003178937A JP 2003178937 A JP2003178937 A JP 2003178937A JP 2001351711 A JP2001351711 A JP 2001351711A JP 2001351711 A JP2001351711 A JP 2001351711A JP 2003178937 A JP2003178937 A JP 2003178937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode member
susceptor
power supply
recess
semiconductor manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001351711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4331427B2 (ja
Inventor
Masuhiro Natsuhara
益宏 夏原
Hirohiko Nakada
博彦 仲田
Hiroshi Hiiragidaira
啓 柊平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2001351711A priority Critical patent/JP4331427B2/ja
Priority to CA002404582A priority patent/CA2404582A1/en
Priority to EP02256812A priority patent/EP1300871A3/en
Priority to US10/261,465 priority patent/US20030066608A1/en
Publication of JP2003178937A publication Critical patent/JP2003178937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4331427B2 publication Critical patent/JP4331427B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32715Workpiece holder
    • H01J37/32724Temperature

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐酸化性を向上させることができるように改
良された、半導体製造装置に使用される給電用電極部材
を提供することを主要な目的とする。 【解決手段】 セラミックスで形成されたサセプタ1上
にウエハ2を搭載し、該サセプタ1を加熱して、上記ウ
エハ2を加熱する半導体製造装置に使用されるものであ
り、かつ上記サセプタ1に外部から給電するための給電
用電極部材11に係る。給電用電極部材11の、室温か
ら500℃までの熱膨張係数は3.0×10-6/K以
上、8.0×10-6/K以下であり、室温における電気
導電率は10 -3Ωcm以下であり、500℃大気中にお
ける酸化による重量増加は0.1%/時間以下にされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、また一般に、半
導体製造装置に関するものであり、より特定的には、プ
ラズマCVD、減圧CVD、メタルCVD、絶縁膜CV
D、イオン注入、エッチングなどに使用される半導体製
造装置および液晶用基板製造装置に関する。この発明
は、また、そのような装置に使用される給電用電極部材
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から半導体製造プロセスにおいて、
たとえばCVD法、エッチング等において、サセプタ上
に半導体ウエハを搭載し、このサセプタを加熱して、搭
載しているウエハを加熱している。このために、一般に
サセプタには、ウエハを加熱するためのヒータ回路、ウ
エハをサセプタに密着させるための静電チャック電極、
あるいはプラズマを発生させるためのRF電極などが必
要に応じて単独ないしは複数形成されている。さらに、
これらの電気回路に外部から給電させるための電極の構
造が各種提案されている。
【0003】たとえば、特開平11−12053号公報
には、モリブデンを電極材として用いた電極構造が開示
されている。この先行技術では、モリブデンを含む金属
からなる埋設部材がセラミックス部材に埋設されてお
り、セラミックス部材中の埋設部材と金属接合部材とを
接合する構造において、高温領域で長時間運転しなが
ら、空気等にさらされても、埋設部材の浸食や絶縁不良
などが生じない構造が提案されている。
【0004】また、特開平10−273371号公報で
は、電極を活性金属ろうによる電極の接合が開示されて
いる。この方法によると、ロウ材の電極に対する「流れ
性」を制御することによって、所定の接合強度が得られ
るとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−12053号公報に開示の技術では、ろう付
け箇所が非常に多く、1箇所でもろう付けが不十分な所
があると、雰囲気がリークするため、電極の酸化が発生
し、信頼性に乏しい部分があり、製造時の歩留りが低下
するなどの問題点があった。
【0006】また、特開平10−273371号公報に
開示の技術では、接合部における金属部材と、セラミッ
クスとの間にロウ材の「たまり」が発生した場合、ロウ
材とセラミックス(AlN)との熱膨張係数の差によっ
て、ろう付け後、ないしはヒートサイクル試験を実施し
た際に、セラミックス側にクラックが発生し、接合強度
が大幅に低下し、さらには接合部分から破壊するなど信
頼性に欠ける部分があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、耐酸化性が向上された給電用
電極部材を提供することを目的とする。
【0008】この発明の他の目的は、そのような給電用
電極部材を用いた半導体製造装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面に
従う発明は、セラミックスで形成されたサセプタ上にウ
エハを搭載し、該ウエハを処理する半導体製造装置に使
用されるものであり、かつ上記サセプタに埋め込まれた
電気回路に給電するための給電用電極部材に係る。当該
給電用電極部材は、室温から500℃までの熱膨張係数
が3.0×10 -6/K以上、8.0×10-6/K以下で
ある。また、室温における電気導電率が10-3Ωcm以
下である。
【0010】この発明の好ましい実施態様によれば、当
該給電用電極部材は、500℃大気中における酸化によ
る重量増加が0.1%/時間以下である材料によって形
成されている。
【0011】本発明においては、給電用電極部材とし
て、耐酸化性および電気伝導性、セラミックスとの良好
な接着を実現するための適度な熱膨張係数を有する材料
を使用している。具体的には、二ホウ化チタン、炭化珪
素−ホウ化ジルコニウム複合体、モリブデン−酸化ジル
コニウム複合体が挙げられる。また、タングステン、ま
たはモリブデンを主成分とする金属または合金からな
り、その表面にニッケル、金、またはニッケル−金メッ
キされているものも使用できる。
【0012】本発明に使用する給電用電極部材は、セラ
ミックスであるサセプタに密着し、セラミックスから取
出された給電部品に、機械的接続される、もしくはロウ
材等で接続される。この給電部品は、一般にセラミック
スとの熱膨張係数と合致させるために、高融点金属、具
体的には、タングステンやモリブデンを含有する金属が
使用される。
【0013】また、本発明の給電用電極材料は、上記タ
ングステンやモリブデンを含有する給電部品(ワッシ
ャ,アンカー部材)を酸化から防ぐために、給電部品と
接続した後に、セラミックスと接着させる。接着の手法
としては、セラミックスと比較的熱膨張係数差の少ない
ガラスを用いて封止する。封止時の雰囲気が真空ないし
は不活性ガスであれば、給電部品が酸化されることはな
い。
【0014】このため、本発明に要される給電用電極部
材は、室温から500℃までの熱膨張係数が3.0×1
-6/K以上であることが必要である。熱膨張係数がこ
れ以下の場合、サセプタを形成するセラミックスとの熱
膨張係数差が大きくなるため、セラミックスと密着する
ガラス封止部分のガラスにクラックが発生し、電極部材
内に外気が侵入し、給電部品が酸化されるために好まし
くない。
【0015】また同様に、熱膨張係数が8.0×10-6
/K以上の場合も、セラミックスおよびガラスとの熱膨
張係数差が大きくなりすぎ、ガラスにクラックが発生す
るために好ましくない。
【0016】さらに、該給電用電極部材の電気導電率が
10-3Ωcm以下である必要がある。これ以上の電気導
電率を有する場合、電気回路に電気を流す際、該給電用
電極部材が発熱し、サセプタの均熱性を乱すおそれがあ
るため好ましくない。
【0017】また、500℃における酸化による重量増
が0.1%/時間以下であることが必要である。本発明
の給電用電極部材は大気中で使用されるため、これ以上
の速度で酸化が進めば、サセプタ使用時に電極が酸化し
始め、劣化され、ついには電気が流れなくなる、あるい
は流れにくくなるため、酸化部分が異常発熱するなどの
弊害が発現するために好ましくない。
【0018】上記特性を満たす物質としては、具体的に
は、二ホウ化チタン、炭化珪素−ホウ化ジルコニウム複
合体、モリブデン−酸化ジルコニウム複合体などが挙げ
られる。これらの物質は、熱膨張係数が3〜8×10-6
/Kであり、さらに電気導電率、500℃における酸化
による重量増による特性が上記条件を満たすため好まし
い。
【0019】また、上記特性を満たす物質としては、タ
ングステン、またはモリブデンを主成分とする金属また
は合金からなり、さらにその表面にニッケル、金または
ニッケル−金メッキされているものも使用できる。これ
らタングステンやモリブデンを主成分とする金属または
合金は、500℃大気中に放置すると、表面に酸化皮膜
が形成されるため、電極としては使用できないが、耐酸
化性のあるニッケルや金を表面にメッキすることで、上
記特性を満たすことができる。
【0020】また、サセプタを形成するセラミックスと
して、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪素、酸化ア
ルミニウムが挙げられる。これらのうち酸化アルミニウ
ムは比較的安価な材料であるため、低コストでサセプタ
を作製できる。さらには、窒化アルミニウム、炭化珪素
は、熱伝導率が高く、サセプタ内にヒータ回路を形成し
た場合、温度分布が均一になりやすいというメリットが
ある。また、窒化珪素は素材自体の強度が高いため、急
速な温度の上昇や降下に対して、セラミックスが熱衝撃
によって破損することが少ない。
【0021】また、これら給電用電極材料に関しては、
熱膨張係数がセラミックスに比較的近いことから、サセ
プタを形成しているセラミックスに直接接着することが
できる。このようにすることで、タングステンやモリブ
デン等の給電部品の酸化を防止することができる。
【0022】さらに、これらの材料は給電用電極として
使用する際に、電極表面にメッキを施すことも可能であ
る。たとえば、NiメッキやAuメッキ、さらにはNi
−Auメッキを施すことで、さらに耐酸化性を向上させ
るとともに、若干ではあるが電気導電性も向上させるこ
とができるため好ましい。
【0023】この発明の第2の局面に従う半導体製造装
置は、その一方の面にウエハを搭載する、セラミックス
で形成されたサセプタを備える。上記サセプタ内に電気
回路が埋め込まれている。上記サセプタの他方の面に、
上記電気回路の外部電源接続用端子を露出させるように
凹部が設けられている。上記凹部にワッシャが嵌まり込
んでいる。該ワッシャは、上記電気回路の上記外部電源
接続用端子に接続され、給電端子として機能する。上記
凹部に蓋をするように、かつ上記ワッシャに電気的接続
される給電用電極部材が設けられている。上記給電用電
極部材の露出面と上記サセプタの上記他方の面に跨っ
て、上記凹部内に外気が入らないようにシールするガラ
ス封止材が設けられている。上記給電用電極部材には配
線が接続されている。上記配線より、上記給電用電極部
材およびを上記給電端子を通じて上記電気回路に給電す
る。
【0024】この発明の好ましい実施態様によれば、上
記凹部内に設けられ、その一方端が上記ワッシャを通っ
て上記給電用電極部材にねじ込まれ、その他方端が上記
凹部の底部に固定されているアンカー部材をさらに備え
る。
【0025】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記給電用電極部材は、その凹部が上記サセプタの
凹部に面する碗状の壁部材を含む。上記碗状の壁部材
が、上記ワッシャおよび上記アンカー部材を外気から封
じるように上記サセプタの上記凹部に蓋をしている。
【0026】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記サセプタの上記凹部には、該壁部材の縁部を受
入れる段差が設けられている。
【0027】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記アンカー部材の上記他方端と上記凹部の底部と
の固定は、ガラス付けによって行なわれている。
【0028】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記アンカー部材の上記他方端と上記凹部の底部と
の固定は、ねじ止めによって行なわれている。
【0029】この発明の第3の局面に従う半導体製造装
置は、その一方の面にウエハを搭載する、セラミックス
で形成されたサセプタを備える。上記サセプタ内に電気
回路が埋め込まれている。上記サセプタの他方の面に、
上記電気回路の外部電源接続用端子を露出させるよう
に、凹部が設けられている。上記凹部に給電用電極部材
が嵌まり込んでいる。給電用電極部材は、上記電気回路
の上記外部電源接続用端子に電気的接続される。上記給
電用電極部材の露出面と上記サセプタの上記他方の面に
跨って、上記凹部内に外気が入らないようにシールする
ガラス封止材が設けられている。
【0030】上記給電用電極部材に配線が接続されてい
る。上記配線より、上記給電用電極部材および上記給電
端子を通じて上記電気回路に電気を供給する。
【0031】この発明の好ましい実施態様によれば、上
記凹部内に設けられ、その一方端が上記給電用電極部材
にねじ込まれ、その他方端が上記凹部の底部に固定され
ているアンカー部材をさらに備える。
【0032】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記給電用電極部材は、室温から500℃までの熱
膨張係数が3.0×10-6/K以上、8.0×10-6
K以下であり、室温における電気導電率が10-3Ωcm
以下であり、500℃大気中における酸化による重量増
加が0.1%/時間以下である材料によって形成されて
いる。
【0033】この発明の好ましい実施態様によれば、上
記電気回路は、ヒータ回路、高周波電極および静電チャ
ック電極からなる群より選ばれる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
を用いて説明する。
【0035】実施の形態1 図1は、実施の形態1に係る半導体製造装置の概略断面
図である。
【0036】半導体製造装置は、セラミックスで形成さ
れたサセプタ1を備える。サセプタ1の一方の面に、ウ
エハ2が搭載される。サセプタ1内に、RF/静電チャ
ック電極3とヒータ回路9等の電気回路が埋め込まれて
いる。
【0037】サセプタ1の他方の面に、電気回路の外部
電源接続用端子を露出させるように凹部4が設けられて
いる。凹部4を通って、電気回路に配線13が接続され
ている。サセプタ1は、シャフト6によって、真空チャ
ンバ7の底部にO―リング20を介在させて固定されて
いる。サセプタ1の厚みtは、例えば、3〜20mmで
ある。真空チャンバ7内は通常真空にされる。シャフト
6内は、大気に晒される。
【0038】図2は、サセプタ1の平面図である。ウエ
ハ2は、サセプタ1の表面に設けられた凹部8の上に置
かれる。静電力により、ウエハ2は凹部8の上に固定さ
れる。
【0039】シャフト6は、通常、サセプタ1と同じ材
料で形成され、たとえばAlN/Al23/SiCで形
成される。
【0040】次に、配線13と電気回路との接続部分、
例えば図1におけるA部分の拡大図である図3を用い
て、さらに、その詳細な構造を説明する。
【0041】図3を参照して、サセプタ1の他方の面
に、ヒータ回路9の外部電源接続用端子9aを露出させ
るように凹部4が設けられている。凹部4に、ヒータ回
路9の外部電源接続用端子9aに接続され、給電端子と
して機能するワッシャ10が嵌まり込んでいる。凹部4
に蓋をするように、給電用電極部材11が設けられてい
る。給電用電極部材11は、ワッシャ10に、アンカー
部材12によって電気的接続されている。
【0042】アンカー部材12は、その一方端がワッシ
ャ10内にねじ込まれ、さらに給電用電極部材11にね
じ込まれ、その他方端が、凹部4の底部に固定されてい
る。アンカー部材12の他方端と凹部4の底部との固定
については、後述する。
【0043】給電用電極部材11は、上述のように、そ
の凹部がサセプタ1の凹部4に面する碗状の壁部材11
aを含む。碗状の壁部材11aが、ワッシャ10および
アンカー部材12を外気から封じるように、サセプタ1
の凹部4に蓋をしている。サセプタ1の凹部4には、壁
部材11aの縁部を受入れる段差4aが設けられてい
る。給電用電極部材11は、配線13の中にねじ込まれ
ている。
【0044】給電用電極部材11の露出面とサセプタ1
の他方の面に跨って、凹部4内に外気が入らないよう
に、ガラス封止材15がシールしている。配線13よ
り、給電用電極部材11およびワッシャ10を通って、
ヒータ回路に通電される。図中の矢印14は電流が流れ
ていく経路を示している。
【0045】給電用電極部材11の、室温から500℃
までの熱膨張係数は、3.0×10 -6/K以上、8.0
×10-6/K以下に選ばれている。熱膨張係数がこれ以
下の場合、サセプタを形成するセラミックスとの熱膨張
係数差が大きくなるため、セラミックスと密着するガラ
ス封止部分(ガラスの熱膨張係数:3.0〜8.00×
10-6/K)にクラックが発生し、給電用電極部材11
内に外気が侵入し、給電部品10、12が酸化されるた
めに好ましくない。
【0046】また、給電用電極部材11の材料として、
室温における電気導電率が10-3Ωcm以下のものを選
んでいる。これ以上の電気導電率を有する場合、電気回
路9に電気を流す際、該給電用電極部材11が発熱し、
サセプタ1の均熱性を乱すおそれがあるため好ましくな
い。
【0047】また、給電用電極部材11の材料として、
500℃における酸化による重量増が0.1%/時間以
下のものを選んでいる。給電用電極部材11は大気中で
使用されるため、これ以上の速度で酸化が進めば、サセ
プタ1の使用時に電極が酸化し始め、劣化され、ついに
は電気が流れなくなる、あるいは流れにくくなるため、
酸化部分が異常発熱するなどの弊害が発現するために好
ましくない。
【0048】具体的には、給電用電極部材11の主成分
として、二ホウ化チタン、炭化珪素−ホウ化ジルコニウ
ム複合体、モリブデン−酸化ジルコニウム複合体の少な
くともいずれか1種が選ばれる。
【0049】また、給電用電極部材11の材料として、
タングステン、またはモリブデンを主成分とする金属ま
たは合金からなり、さらに、その表面がニッケル、金、
またはニッケル−金でメッキされているものも使用でき
る。
【0050】さらに、サセプタ1を形成するセラミック
スの主成分は、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪
素、酸化アルミニウムから選ばれる。
【0051】これらの選択は、まずサセプタの熱膨張係
数に合わせるように、ガラス封止材の材料を選び、この
ガラス封止材の熱膨張係数に合わせるように、給電用電
極部材の材料を選ぶという考え方に基づいている。すな
わち、ガラス封止材15と給電用電極部材11とサセプ
タ1の熱膨張係数を、互いに近づけることによって、こ
れらのクラックの発生を防止しているのである。
【0052】実施の形態2 図4は、実施の形態2に係る半導体製造装置の、図1装
置のA部付近の、さらなる具体的態様を示す図である。
【0053】なお、図3における部材と同一または相当
する部分には、同一の参照番号を付し、その説明は繰返
さない。以下に述べる、実施の形態3〜6を説明する図
面においても同様である。
【0054】実施の形態1では、サセプタの凹部に、壁
部材11aの縁部を受入れる段差が設けられる例を示し
たが、この発明はこれに限られるものでない。すなわ
ち、図4に示すように、サセプタの凹部4に段差を設け
ず、壁部材11aの縁部が、サセプタ1の他方面の平面
部に接するように構成してもよい。
【0055】実施の形態3 図5は、実施の形態3に係る、図1装置のA部付近の断
面図である。本実施の形態では、アンカー部材12の他
方端と凹部4の底部との固定を、ねじ止め16によって
行なわれている。このような実施の形態であっても、実
施の形態1と同様の効果を奏する。
【0056】実施の形態4 図6は、実施の形態4に係る、図1装置のA部付近の断
面図である。本実施の形態では、アンカー部材12の他
方端と凹部4の底部との固定が、ガラス付け17によっ
て行なわれている。このような実施の形態であっても、
実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0057】実施の形態5 図7は、実施の形態5に係る半導体装置の、図1装置に
おけるA部の拡大図である。
【0058】図7を参照して、凹部4に、給電用電極部
材11が嵌まり込んでいる。給電用電極部材11は、ヒ
ータ回路9の外部電源接続用端子9aに直接電気的接続
されている。すなわち、本実施の形態では、図3の装置
において用いられたワッシャ10が省略されている。給
電用電極部材11の露出面とサセプタ1の他方の面に跨
って、凹部4内に外気が入らないようにガラス封止材1
5がシールしている。給電用電極部材11に、配線13
が接続されている。配線13より、給電用電極部材11
を通って、直接的に、ヒータ回路9に給電されている。
このような実施の形態であっても、実施の形態1と同様
の効果を奏する。
【0059】実施の形態6 図8は、実施の形態6に係る半導体製造装置の、図1の
A部の拡大図である。
【0060】実施の形態5では、アンカー部材12を用
いていたが、本実施の形態では、アンカー部材もまた省
略している。配線13より、給電用電極部材11を通っ
て、ヒータ回路9に、給電される。このような実施の形
態であっても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0061】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0062】実施例1 まず、本発明に用いられるセラミックスの製造方法につ
いて説明する。
【0063】下記に示す組成比の粉末に、バインダ、溶
剤を加え、これらをボールミル混合することによってス
ラリーを作製した。
【0064】 組成1…AlN:95wt%−Y23:5wt% 組成2…Si34:95wt%−Y23:2.5wt%
−Al23:2.5wt% 組成3…Al23:98wt%−CaO:1.0wt%
−MgO:1.0wt% 組成4…SiC:98wt%−B23:2.0wt% このスラリーをドクターブレード法により、グリーンシ
ートを作製した。次に作製したグリーンシートを焼結後
の寸法が直径350mmの円形になるように切断した。
切断したシートにヒータ回路をスクリーン印刷法により
Wペーストを用いて形成した。
【0065】次に、ヒータ回路を形成したシートに複数
のヒータ回路を形成していないシートを積層し、さらに
RF用電極、静電チャック用電極をWペーストをスクリ
ーン印刷することによって形成したシートを積層し、7
00℃窒素中で脱脂した。
【0066】次に、組成1は、1800℃窒素雰囲気
中、組成2は窒素雰囲気中1700℃、組成3は窒素雰
囲気中1600℃、組成4は窒素雰囲気中2000℃で
それぞれ焼結し、サセプタを作製した。
【0067】次に、上記組成1〜4のスラリーから、ス
プレードライ法にて顆粒を作製した。出来上がった顆粒
から、ドライプレス法にて円柱状成形体を作製した。こ
れを窒素気流中700℃で脱脂し、上記シート焼結時と
同一の条件で焼結を行なった。その後、出来上がった円
柱状焼結体を、機械加工にて、内径50mm、外径60
mm、長さ200mmの筒状部材を作製した。この円柱
状成形体は、図1を参照して、シャフト6として用いら
れる。
【0068】図1を参照して、この筒状部材6の片面
に、Al23−Y23−AlNのスラリーを塗布し、サ
セプタ1と密着させ、上記焼結条件と同一の条件で、筒
状部材6とサセプタ1を接合した。このとき、ヒータ回
路9、RF/静電チャック電極3に外部から給電する給
電端子部10,11,12は、すべて筒状部材内6に設
置できるようにした。
【0069】その後、給電部品10としてWまたはモリ
ブデンを電気回路9に対して、チタンを含有する活性金
属ろうによって接続した。これに給電用電極部材11と
して二ホウ化チタン、炭化珪素−ホウ化ジルコニウム複
合体、モリブデン−酸化ジルコニウム複合体を取付け、
さらにはこれら電極材料をガラス15にて封止した。そ
の後、各電極材料に給電部材(配線)13としてニッケ
ルを取付け、サセプタ1を完成した。
【0070】このとき、給電端子10と電極11、およ
び給電部材13とはそれぞれねじによって機械的に接続
した。その後出来上がったサセプタ1をチャンバ7内に
セットし、シリコンウエハ2に膜形成を実施した。この
ときサセプタ1の温度は500℃、シャフト6内の雰囲
気は大気で実施した。その結果、各電極材料とも不具合
なく、シリコンウエハ2を処理することができた。ただ
し、各材料とも薄い酸化皮膜が形成されていた。
【0071】実施例2 上記と同様の方法でサセプタ1を作製した。ただし、こ
のときの電極材料に関しては、各材料ともニッケルメッ
キを施したもの、Auメッキを施したもの、ニッケル−
Auメッキを施したものを使用した。その結果、実施例
1と同様に、各電極材料とも不具合なく、シリコンウエ
ハを処理できるとともに、酸化皮膜の形成は全く見られ
なかった。
【0072】実施例3 実施例1と同様の手法でサセプタ1を作製した。ただ
し、このときの電極材料に関してはタングステン、モリ
ブデンを使用し、それぞれニッケル、ないしはAuメッ
キを施したものを使用した。条件を、表1に整理する。
【0073】
【表1】
【0074】結果として、実施例1と同様に、各電極材
料とも不具合なく、シリコンウエハを処理できた。
【0075】比較例1 上記と同様の方法でサセプタを作製した。ただし、この
ときに使用した電極材料はタングステンあるいはニッケ
ルを使用した。その結果、タングステンはサセプタの昇
温中に電極が酸化され、シリコンウエハを処理すること
はできなかった。またニッケルに関しては、ガラス封止
時にガラスにクラックが形成され、給電端子であるタン
グステンが酸化され、シリコンウエハを処理することが
できなかった。
【0076】なお、上記実施例では、電気回路として、
ヒータ回路を例示して説明したが、電気回路が高周波電
極および静電チャック電極の場合であっても、同様の効
果を奏する。
【0077】今回開示された実施の形態および実施例は
すべての点で例示であって制限的なものではないと考え
られるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0078】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明にかかる給
電用電極部材によれば、その材料として、室温から50
0℃までの熱膨張係数が3.0×10-6/K以上、8.
0×10-6/K以下であり、室温に受ける電気導電率が
10-3Ωcm以下であるものを選んでいるので、セラミ
ックスで形成されたサセプタに使用できるという効果を
奏する。
【0079】また、本発明にかかる半導体製造装置にお
いては、ガラス封止材と給電用電極部材とサセプタ1の
熱膨張係数を、互いに近づけているので、これらのクラ
ックの発生を防止することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る半導体製造装置の断面図
である。
【図2】 実施の形態1に係る半導体製造装置に用いら
れるサセプタの平面図である。
【図3】 実施の形態1に係る、図1装置のA部拡大図
である。
【図4】 実施の形態2に係る、図1装置のA部拡大図
である。
【図5】 実施の形態3に係る、図1装置のA部拡大図
である。
【図6】 実施の形態4に係る、図1装置のA部拡大図
である。
【図7】 実施の形態5に係る、図1装置のA部拡大図
である。
【図8】 実施の形態6に係る、図1装置のA部拡大図
である。
【符号の説明】
1 サセプタ、2 ウエハ、3 RF(静電チャック)
電極、4 凹部、6シャフト、7 真空チャンバ、9
ヒータ回路、9a ヒータ回路の外部電源接続用端子、
10 ワッシャ、11 給電用電極部材、12 アンカ
ー部材、13配線、14 電流の流れ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/10 H05B 3/10 C 3/74 3/74 (72)発明者 柊平 啓 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 3K092 PP20 QA05 QC02 QC18 QC52 RF03 RF11 VV40 5F031 CA02 HA02 HA17 HA18 HA37 MA28 MA29 MA31 MA32 5F045 AA06 AA08 DP02 EC05 EK09 EM02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックスで形成されたサセプタ上に
    ウエハを搭載し、該ウエハを処理する半導体製造装置に
    使用されるものであり、かつ前記サセプタに埋め込まれ
    た電気回路に給電するための給電用電極部材であって、 室温から500℃までの熱膨張係数が3.0×10-6
    K以上、8.0×10 -6/K以下であり、 室温における電気導電率が10-3Ωcm以下である、半
    導体製造装置に使用される給電用電極部材。
  2. 【請求項2】 当該給電用電極部材は、500℃大気中
    における酸化による重量増加が0.1%/時間以下であ
    る材料によって形成されている、請求項1に記載の、半
    導体製造装置に使用される給電用電極部材。
  3. 【請求項3】 当該給電用電極部材の主成分が、二ホウ
    化チタン、炭化珪素−ホウ化ジルコニウム複合体、モリ
    ブデン−酸化ジルコニウム複合体の少なくともいずれか
    1種からなる、請求項2に記載の、半導体製造装置に使
    用される給電用電極部材。
  4. 【請求項4】 当該給電用電極部材が、タングステン、
    またはモリブデンを主成分とする金属または合金からな
    り、さらに、その表面がニッケル、金、またはニッケル
    −金でメッキされている、請求項2に記載の、半導体製
    造装置に使用され給電用電極部材。
  5. 【請求項5】 前記セラミックスの主成分は、窒化アル
    ミニウム、窒化珪素、炭化珪素、酸化アルミニウムから
    選択される材料からなる、請求項1から4のいずれか1
    項に記載の、半導体製造装置に使用される給電用電極部
    材。
  6. 【請求項6】 当該給電用電極部材がメッキされてい
    る、請求項3に記載の、半導体製造装置に使用される給
    電用電極部材。
  7. 【請求項7】 その一方の面にウエハを搭載する、セラ
    ミックスで形成されたサセプタと、 前記サセプタ内に埋め込まれた電気回路と、 前記サセプタの他方の面に、前記電気回路の外部電源接
    続用端子を露出させるように設けられた凹部と、 前記凹部に嵌まり込み、前記電気回路の前記外部電源接
    続用端子に接続され、給電端子として機能するワッシャ
    と、 前記凹部に蓋をするように設けられ、かつ前記ワッシャ
    に電気的接続される給電用電極部材と、 前記給電用電極部材の露出面と前記サセプタの前記他方
    の面に跨って設けられ、前記凹部内に外気が入らないよ
    うに、隙間をシールするガラス封止材と、 前記給電用電極部材に接続された配線と、を備え、 前記配線より、前記給電用電極部材およびを前記給電端
    子を通じて前記電気回路に給電する、半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 前記凹部内に設けられ、その一方端が前
    記ワッシャを通って前記給電用電極部材にねじ込まれ、
    その他方端が前記凹部の底部に固定されているアンカー
    部材をさらに備える、請求項7に記載の半導体製造装
    置。
  9. 【請求項9】 前記給電用電極部材は、その凹部が前記
    サセプタの凹部に面する碗状の壁部材を含み、 前記碗状の壁部材が、前記ワッシャおよび前記アンカー
    部材を外気から封じるように前記サセプタの前記凹部に
    蓋をしている、請求項8に記載の半導体製造装置。
  10. 【請求項10】前記サセプタの前記凹部には、該壁部材
    の縁部を受入れる段差が設けられている、請求項9に記
    載の半導体製造装置。
  11. 【請求項11】 前記アンカー部材の前記他方端と前記
    凹部の底部との固定は、ガラス付けによって行なわれて
    いる、請求項9に記載の半導体製造装置。
  12. 【請求項12】 前記アンカー部材の前記他方端と前記
    凹部の底部との固定は、ねじ止めによって行なわれてい
    る、請求項9に記載の半導体製造装置。
  13. 【請求項13】 その一方の面にウエハを搭載する、セ
    ラミックスで形成されたサセプタと、 前記サセプタ内に埋め込まれた電気回路と、 前記サセプタの他方の面に、前記電気回路の外部電源接
    続用端子を露出させるように設けられた凹部と、 前記凹部に嵌まり込み、前記電気回路の前記外部電源接
    続用端子に電気的接続される給電用電極部材と、 前記給電用電極部材の露出面と前記サセプタの前記他方
    の面に跨って設けられ、前記凹部内に外気が入らないよ
    うに、隙間をシールするガラス封止材と、 前記給電用電極部材に接続された配線と、を備え、 前記配線より、前記給電用電極部材および前記給電端子
    を通じて前記電気回路に電気を供給する、半導体製造装
    置。
  14. 【請求項14】 前記凹部内に設けられ、その一方端が
    前記給電用電極部材にねじ込まれ、その他方端が前記凹
    部の底部に固定されているアンカー部材をさらに備え
    る、請求項13に記載の半導体製造装置。
  15. 【請求項15】 前記給電用電極部材は、室温から50
    0℃までの熱膨張係数が3.0×10-6/K以上、8.
    0×10-6/K以下であり、 室温における電気導電率が10-3Ωcm以下であり、 500℃大気中における酸化による重量増加が0.1%
    /時間以下である材料によって形成されている、請求項
    7または13に記載の半導体製造装置。
  16. 【請求項16】 前記電気回路は、ヒータ回路、高周波
    電極および静電チャック電極からなる群より選ばれる、
    請求項7または13に記載の半導体製造装置。
JP2001351711A 2001-10-03 2001-11-16 半導体製造装置に使用される給電用電極部材 Expired - Fee Related JP4331427B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001351711A JP4331427B2 (ja) 2001-10-03 2001-11-16 半導体製造装置に使用される給電用電極部材
CA002404582A CA2404582A1 (en) 2001-10-03 2002-09-23 Semiconductor processing apparatus and electrode member therefor
EP02256812A EP1300871A3 (en) 2001-10-03 2002-09-30 Semiconductor processing apparatus and electrode member therefor
US10/261,465 US20030066608A1 (en) 2001-10-03 2002-10-02 Semiconductor processing apparatus and electrode member therefor

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-307347 2001-10-03
JP2001307347 2001-10-03
JP2001351711A JP4331427B2 (ja) 2001-10-03 2001-11-16 半導体製造装置に使用される給電用電極部材

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005349429A Division JP2006173601A (ja) 2001-10-03 2005-12-02 半導体製造装置
JP2005349428A Division JP2006186351A (ja) 2001-10-03 2005-12-02 半導体製造装置
JP2006153758A Division JP2006352110A (ja) 2001-10-03 2006-06-01 半導体製造装置に使用される給電用電極部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003178937A true JP2003178937A (ja) 2003-06-27
JP4331427B2 JP4331427B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=26623643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001351711A Expired - Fee Related JP4331427B2 (ja) 2001-10-03 2001-11-16 半導体製造装置に使用される給電用電極部材

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20030066608A1 (ja)
EP (1) EP1300871A3 (ja)
JP (1) JP4331427B2 (ja)
CA (1) CA2404582A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186014A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置
JP2007250403A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Shin Etsu Chem Co Ltd セラミックスヒーターおよびヒーター給電部品
JP2007258608A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Ngk Insulators Ltd 加熱装置
JP2007288157A (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Ngk Insulators Ltd セラミックス焼成体及びその製造方法
JP2012169458A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Sumitomo Electric Ind Ltd ウェハ保持体
JP2020155708A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 京セラ株式会社 ウエハ載置構造体、ウエハ載置構造体を用いたウエハ載置装置及び基体構造体
JP2022552237A (ja) * 2019-10-12 2022-12-15 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 背面パージが設けられ斜面パージが組み込まれたウエハヒータ
US11856659B2 (en) 2018-10-30 2023-12-26 Kyocera Corporation Board-like structure and heater system

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050115940A (ko) * 2003-04-18 2005-12-08 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 반도체 제조 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
TW200508413A (en) * 2003-08-06 2005-03-01 Ulvac Inc Device and method for manufacturing thin films
JP2005317749A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体製造装置用保持体及びそれを搭載した半導体製造装置
KR101299495B1 (ko) * 2005-12-08 2013-08-29 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 세라믹스 히터, 히터 급전 부품 및 세라믹스 히터의제조방법
JP5029257B2 (ja) 2007-01-17 2012-09-19 東京エレクトロン株式会社 載置台構造及び処理装置
JP6886128B2 (ja) * 2016-11-29 2021-06-16 住友電気工業株式会社 ウエハ保持体
WO2020067129A1 (ja) 2018-09-28 2020-04-02 京セラ株式会社 ウェハ用部材、ウェハ用システム及びウェハ用部材の製造方法
JP7362400B2 (ja) * 2019-10-01 2023-10-17 東京エレクトロン株式会社 載置台及びプラズマ処理装置
CN114557126B (zh) 2020-12-31 2023-03-31 美科陶瓷科技有限公司 陶瓷基座

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69130205T2 (de) * 1990-12-25 1999-03-25 Ngk Insulators Ltd Heizungsapparat für eine Halbleiterscheibe und Verfahren zum Herstellen desselben
EP0506391B1 (en) * 1991-03-26 2002-02-27 Ngk Insulators, Ltd. Use of a corrosion-resistant member formed from aluminium nitride
JP3066783B2 (ja) * 1992-11-16 2000-07-17 東京エレクトロン株式会社 電極材料及びそれを用いたプラズマ処理装置
US5886863A (en) * 1995-05-09 1999-03-23 Kyocera Corporation Wafer support member
DE19714432C2 (de) * 1997-04-08 2000-07-13 Aventis Res & Tech Gmbh & Co Trägerkörper mit einer Schutzbeschichtung und Verwendung des beschichteten Trägerkörpers
JPH11176920A (ja) * 1997-12-12 1999-07-02 Shin Etsu Chem Co Ltd 静電吸着装置
JPH11260534A (ja) * 1998-01-09 1999-09-24 Ngk Insulators Ltd 加熱装置およびその製造方法
JP4641569B2 (ja) * 1998-07-24 2011-03-02 日本碍子株式会社 窒化アルミニウム質焼結体、耐蝕性部材、金属埋設および半導体保持装置
US6273958B2 (en) * 1999-06-09 2001-08-14 Applied Materials, Inc. Substrate support for plasma processing

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186014A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置
JP4578232B2 (ja) * 2004-12-27 2010-11-10 株式会社日立国際電気 半導体製造装置及び半導体製造方法
JP2007250403A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Shin Etsu Chem Co Ltd セラミックスヒーターおよびヒーター給電部品
JP2007258608A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Ngk Insulators Ltd 加熱装置
JP2007288157A (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Ngk Insulators Ltd セラミックス焼成体及びその製造方法
JP4531004B2 (ja) * 2006-03-24 2010-08-25 日本碍子株式会社 加熱装置
JP2012169458A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Sumitomo Electric Ind Ltd ウェハ保持体
US11856659B2 (en) 2018-10-30 2023-12-26 Kyocera Corporation Board-like structure and heater system
JP2020155708A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 京セラ株式会社 ウエハ載置構造体、ウエハ載置構造体を用いたウエハ載置装置及び基体構造体
JP7339753B2 (ja) 2019-03-22 2023-09-06 京セラ株式会社 ウエハ載置構造体、ウエハ載置構造体を用いたウエハ載置装置及び基体構造体
JP2022552237A (ja) * 2019-10-12 2022-12-15 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 背面パージが設けられ斜面パージが組み込まれたウエハヒータ
US11769684B2 (en) 2019-10-12 2023-09-26 Applied Materials, Inc. Wafer heater with backside and integrated bevel purge

Also Published As

Publication number Publication date
EP1300871A3 (en) 2005-05-04
EP1300871A2 (en) 2003-04-09
US20030066608A1 (en) 2003-04-10
CA2404582A1 (en) 2003-04-03
JP4331427B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003178937A (ja) 半導体製造装置およびそれに使用される給電用電極部材
JP5117146B2 (ja) 加熱装置
US6756132B2 (en) Joined structures of metal terminals and ceramic members, joined structures of metal members and ceramic members, and adhesive materials
US20060037857A1 (en) Workpiece holder for processing apparatus, and processing apparatus using the same
JP2004079588A (ja) サセプタ装置
KR100978395B1 (ko) 전극 내장형 서셉터 및 그 제조 방법
JP5345449B2 (ja) 接合構造体及びその製造方法
JP2006186351A (ja) 半導体製造装置
JP2018537002A (ja) 高温半導体処理におけるクランピングのための静電チャック及びそれを製造する方法
JP4331983B2 (ja) ウェハ支持部材およびその製造方法
JP2008305968A (ja) ウェハ保持体の電極接続構造
JP2003124299A (ja) 電極内蔵型サセプタ及びその製造方法
JP2002141404A (ja) 電極内蔵体及びこれを用いたウエハ支持部材
JP4258309B2 (ja) 半導体製造装置用サセプタおよびそれを搭載した半導体製造装置
JP3602908B2 (ja) ウェハ保持部材
JP2003086519A (ja) 被処理物保持体およびその製造方法ならびに処理装置
JP2006127900A (ja) 環状ヒータ
JP2006179897A (ja) 被処理物保持体、半導体製造装置用サセプタおよび処理装置
JP2836986B2 (ja) 静電チャック及びその製造方法
JP2003086663A (ja) 被処理物保持体、処理装置および半導体製造装置用セラミックスサセプタ
JP3370489B2 (ja) 静電チャック
JP3821075B2 (ja) セラミックスヒータ及びその製造方法
JP3854145B2 (ja) ウエハ支持部材
JPH09237826A (ja) 静電チャック
JP2006173601A (ja) 半導体製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060601

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060627

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060922

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090514

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4331427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees