JP2003166845A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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    • G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動方法に応じて個別に行っている案内を開
始する分岐点までの距離や音量等の経路案内の設定を簡
単に行うことができるようにする。 【解決手段】 経路案内における分岐点での進むべき方
向を報知する報知手段と、装置の複数の移動方法と夫々
の移動方法に対応した前記報知手段を記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶される複数の移動方法の中から一
つを選択する入力手段と、該入力手段によって選択され
た移動方法に対応する報知方法で前記報知手段の報知を
行わせる制御手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、経路案内を行うナ
ビゲーション装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ナビゲーション装置にはマップマッチン
グ処理（特開平７−６３５７０号参照）により、検出さ
れた現在位置の移動範囲内にある表示の道路上に現在位
置を照合して現在地を求め、現在地から目的地までの走
行予定経路を算出して表示すると共に、現在地と次の分
岐点までの距離が予め設定された距離になると、分岐点
までの距離と進むべき方向を使用者に音声で報知するも
のがある。
【０００３】また近年ではナビゲーション装置は車載専
用だけでなく、歩行時にも使用できる携帯用のナビゲー
ション装置が市販されている。この様な装置において
は、車載時には上述したようにマップマッチングを行っ
て経路案内を行うことが可能であるが、歩行時に使用さ
れる場合は、ＧＰＳの精度に比較して移動速度が遅いた
め移動方向を算出することが困難となり、正しいマップ
マッチングができない。そこで車載時にはマップマッチ
ングを行い、歩行時にはマップマッチングを行わないよ
うにするため、本発明と同一出願人の特開２０００−１
８９６０号公報には電源が外部電源か内部電源かを検出
して電源が外部電源の時はマップマッチングを行い、内
部電源の時はマップマッチングを行わないようにしたも
のが開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開２
０００−１８９６０号公報に記載されている方法である
と、頻繁に装置を車から脱着するような使用の場合、例
えば目的地付近の駐車場まで車で移動し、そこから目的
地までは徒歩で移動することを繰り返す市街地での荷物
配達等では、その都度外部電源を脱着する必要がある。
【０００５】そして、さらに車から徒歩あるいは普通車
から自動二輪車等のように移動方法を変更すると、その
移動方法に最適な音量や案内を開始する分岐点までの距
離等の設定もその都度個別に変更する必要があり、使用
しづらいものとなっていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用ナビゲー
ション装置はかかる点に鑑みてなされるもので、経路案
内における分岐点での進むべき方向を報知する方法とし
て複数の方法を有する報知手段と、装置の複数の移動方
法と夫々の移動方法に対応した前記報知方法を記憶する
記憶手段と、該記憶手段に記憶される複数の移動方法の
中から一つを選択する入力手段と、該入力手段によって
選択された移動方法に対応する報知方法で前記報知手段
に報知を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【０００７】そして、装置の移動方法は、自動車、自動
二輪車、自転車及び徒歩のうちの少なくとも二つの中か
ら一つを前記入力手段より選択可能とする。
【０００８】また、前記複数の報知方法は報知を開始す
る分岐点までの距離が異なるものとする。
【０００９】さらに、音楽や音声を出力する出力手段
と、装置の複数の移動方法と夫々の移動方法に対応した
音量を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶される複
数の移動方法の中から一つを選択する入力手段と、該入
力手段より選択された移動方法に対応する音量で前記出
力手段を制御する音量制御手段とを備える。
【００１０】また、前記入力手段より選択された移動方
法を車種登録としてＶＩＣＳへ送信する送信手段を備え
る。
【００１１】そして、道路情報を記憶する地図情報記憶
手段と、現在位置を該地図情報記憶手段に記憶されてい
る道路に照合させるマップマッチングを行う制御手段と
を備えたナビゲーション装置であって、前記制御手段
は、複数の移動方法の中から一つを選択する入力手段よ
り選択された移動方法が自動車または自動二輪車の場合
はマップマッチングを行い、自転車または徒歩の場合は
マップマッチングを行わないようにする。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の形態を図に基づ
き説明する。図１は、本発明の実施例の要部を示すブロ
ック図である。（１）は制御回路であり、ＲＯＭ（２）
に記憶されたプログラムにより動作し、装置全体の制御
を行う。
【００１３】（３）はＧＰＳ（Global Positioning Sys
tem）測位手段であり、ＧＰＳ衛星からの電波を受信し
て現在位置を測定し、測定データを制御回路（１）に出
力する。（４）は地図再生手段であり、地図情報が書き
込まれたＣＤ−ＲＯＭより地図情報を読み取り、制御回
路（１）に出力する。（５）は液晶の表示部である。
（６）は入力手段であり、使用者はこの入力手段（６）
より移動方法を入力する。入力する移動方法は特定車
両、大型車、普通車、小型車、自動二輪車、自転車、徒
歩の中から一つを選択できるようにしておく。（７）は
音声を発するスピーカ部であり、制御回路（１）はスピ
ーカ部（７）を制御して音声により使用者に分岐点での
進むべき方向を案内する。
【００１４】（８）はＲＡＭであり、制御回路（１）の
動作に必要なデータ、例えば移動方法ごとの案内を開始
する分岐点までの距離、音量やマップマッチングを行う
か否か等の経路案内の設定や、走行予定経路に使用する
出発点、目的地や経路点の位置等を記憶する。
【００１５】（９）は送信部であり、入力手段（６）よ
り選択された移動方法をＶＩＣＳ（Vehicle Informatio
n and Communication System）サービス提供側に送信す
る。このＶＩＣＳサービスは（財）道路交通情報通信シ
ステムが提供するサービスであり、装置が取付けられた
車種をＶＩＣＳへ送信して車種登録を行い、登録した車
種がどこを走行中なのかをサービス提供側が把握するこ
とで詳細な道路交通情報を提供することができる。
【００１６】次に、本発明の主要な動作を説明する。制
御回路（１）は入力手段（６）より装置の移動方法が選
択されると、ＲＡＭ（８）に登録されている図２に示す
ような移動方法ごとの経路案内の設定の中から、選択さ
れた移動方法に一致する設定を読み出して記憶し、この
設定に基づきＶＩＣＳへ移動方法を送信部（９）より送
信すると同時に出発地から目的地までの経路案内を行
う。
【００１７】例えば装置の移動方法として普通車が選択
された場合には、移動方法の送信が必要な場合に普通車
と送信するようにすると共に、現在地と案内を行う分岐
点までの距離が２ｋｍになると音量レベルを５として案
内を開始するようにし、マップマッチングを行って現在
地の表示を行いながら出発地から目的地までの経路案内
を行う。また徒歩が選択された場合には、移動方法の送
信とマップマッチングを行わないようにして現在地と目
的地とを表示する。
【００１８】なお、ここでは移動方法ごとの設定は図２
に示すように予めＲＡＭ（８）に登録しておいたが、例
えば下述する図３に示す手順で設定を使用者が任意に変
更して登録できるようにしてもよい。図３において、ま
ずステップＳ１において図２に示す設定の一覧表を表示
部（５）に表示する。使用者は表示された一覧表の中か
ら変更したい項目を選択し（ステップＳ２）、設定値を
入力する（ステップＳ３）。希望する設定の設定値が全
て変更されると（ステップＳ４のＹ）、新しい設定とし
てＲＡＭ（８）に登録する（ステップＳ５）。
【００１９】また、本発明は音声報知に限定するもので
はなく、分岐点までの距離や進むべき方向を表示のみで
報知するナビゲーション装置にも適用することができ
る。
【００２０】また、本発明の音量は経路案内に限定する
ものではなく、ＣＤ等の音響やテレビなどがナビゲーシ
ョン装置に組み合わされている場合には、これらの音量
にも適用できる。
【００２１】さらに、本発明は歩行者も使用できる携帯
可能なナビゲーション装置に限定するものではなく、自
動車間で乗せ換え可能な車載用ナビゲーション装置にも
適用できる。
【００２２】
【発明の効果】以上の如く、案内を開始する分岐点まで
の距離や音量、マップマッチングを行うか否か等の経路
案内の設定を予め装置の移動方法ごとに登録しておくこ
とで、使用開始時に経路案内の設定を個別に行う必要が
なくなる。
【００２３】さらに入力された移動方法をＶＩＣＳ提供
側に送信し車種登録を行うことで、使用者は経路案内の
設定の操作と車種登録を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の構成の要部を示すブロック図
である。
【図２】本発明の実施例の移動方法ごとの設定を示す図
である。
【図３】本発明の実施例の移動方法ごとの設定変更の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１ 制御回路 ２ ＲＯＭ ３ ＧＰＳ測位手段 ４ 地図再生手段 ５ 表示部 ６ 入力手段 ７ スピーカ部 ８ ＲＡＭ ９ 送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C032 HB22 HB23 HB24 HC01 HC08 HC11 HC31 HD07 HD16 HD30 2F029 AA02 AA07 AB07 AB13 AC02 AC08 AC14 AC18 AD01 5H180 AA01 AA05 AA21 AA30 BB02 BB04 BB13 FF05 FF12 FF13 FF25 FF27 FF33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 経路案内における分岐点での進むべき方
    向を報知する方法として複数の報知方法を有する報知手
    段と、装置の複数の移動方法と夫々の移動方法に対応し
    た前記報知方法を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
    憶される複数の移動方法の中から一つを選択する入力手
    段と、該入力手段によって選択された移動方法に対応す
    る報知方法で前記報知手段に報知を行わせる制御手段と
    を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項２】 装置の移動方法は、自動車、自動二輪
    車、自転車及び徒歩のうちの少なくとも二つの中から一
    つを前記入力手段より選択することを特徴とする請求項
    １記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項３】 前記複数の報知方法は報知を開始する分
    岐点までの距離が異なることを特徴とする請求項１また
    は請求項２記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項４】 音楽や音声を出力する出力手段と、装置
    の複数の移動方法と夫々の移動方法に対応した音量を記
    憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶される複数の移動
    方法の中から一つを選択する入力手段と、該入力手段よ
    り選択された移動方法に対応する音量で前記出力手段を
    制御する音量制御手段とを備えたことを特徴とするナビ
    ゲーション装置。
  5. 【請求項５】 前記入力手段より選択された移動方法を
    車種登録としてＶＩＣＳへ送信する送信手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項１または請求項４記載のナビゲー
    ション装置。
  6. 【請求項６】 道路情報を記憶する地図情報記憶手段
    と、現在位置を該地図情報記憶手段に記憶されている道
    路に照合させるマップマッチングを行う制御手段とを備
    えたナビゲーション装置であって、 前記制御手段は、複数の移動方法の中から一つを選択す
    る入力手段より選択された移動方法が自動車または自動
    二輪車の場合はマップマッチングを行い、自転車または
    徒歩の場合はマップマッチングを行わないことを特徴と
    するナビゲーション装置。
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