JP2003149062A - トルクセンサ及びこのトルクセンサを具備する電動パワーステアリング装置 - Google Patents

トルクセンサ及びこのトルクセンサを具備する電動パワーステアリング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造がシンプルで電気的な接触部を持たず、
且つ中立点付近で精度の良いトルクセンサ1を提供する
こと。 【解決手段】 トルクセンサ1は、入力軸2と出力軸3
とを同軸上に連結するトーションバー4、入力軸2の端
部に取り付けられるリング状の磁石5、出力軸3の端部
に取り付けられる一組の磁気ヨーク6、及び磁気ヨーク
6に生じる磁束密度を検出する磁気センサ7等より構成
される。磁気ヨーク6は、磁石5のN極及びS極と同数
(12個)の爪6aが全周に等間隔に設けられている。
この磁気ヨーク6と磁石5は、トーションバー4に捩じ
れが生じていない状態で、磁気ヨーク6に設けられた爪
6aの中心と磁石5のN極とS極との境界とが一致する
ように配置されている。磁気センサ7は、軸方向に対向
する磁気ヨーク6Aと磁気ヨーク6Bとの間に設けられ
るギャップ内に挿入されて磁束密度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電動パワー
ステアリング装置等の回転動力を伝達する機構における
軸トルクを検出するトルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】磁石と磁気センサを使った従来技術とし
ては、特開平8−159887号公報に示される方式
(従来技術とする)が考えられる。これは、磁石と磁
気センサをトーションバーの両端に固定し、トルクが印
加された際に、トーションバーが捩じれることによって
磁石と磁気センサの位置関係が変化し、磁気センサから
トルクに比例した出力を得るものである。
【0003】また、特開平6−281513号公報に示
される方式(従来技術とする)は、磁石と磁気センサ
とトーションバーを使用する点で上記の従来技術と同
じであるが、トーションバーの捩じれをギヤを使って軸
方向の運動に変える機構にしたため、磁気センサをハウ
ジングに固定できるので、磁気センサへの電力供給と信
号の取り出しを行う電気的接触部が不要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術
の方式では、磁石と磁気センサがトーションバーに固定
されているため、磁気センサへの電力供給と信号の取り
出しを行うために電気的な接触部が必要となり、具体的
にはスリップリングとブラシを使用しているため、接触
部の信頼性が懸念される。
【0005】また、従来技術の方式では、トーション
バーの捩じれを軸方向の運動に変換するギヤ機構を有し
ているため、構造が複雑になり、且つギヤ機構のバック
ラッシやギヤの摩耗等により、誤差及び応答遅れ等が生
じるため、性能面での懸念点がある。本発明は、上記事
情に基づいて成されたもので、その目的は、構造がシン
プルで電気的な接触部を持たず、且つ中立点付近で精度
の良いトルクセンサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)本発
明のトルクセンサは、第1の軸と第2の軸との間に捩じ
れトルクが入力されて弾性部材に捩じれが生じると、硬
磁性体と軟磁性体との相対位置が変化することで、軟磁
性体の磁気回路に発生する磁束密度が変化する。この磁
束密度の変化を磁気センサで検出することにより、第1
の軸と第2の軸との間に印加される捩じれトルクを求め
ることができる。この構成によれば、硬磁性体から発生
する磁束を直接磁気センサで検出する必要がないので、
非接触式の磁気センサを定位置に固定して使用すること
ができる。その結果、磁気センサに対し電気的な接触部
を設ける必要がないので、信頼性の高いトルクセンサを
提供できる。
【0007】(請求項2の手段)本発明のトルクセンサ
は、第1の軸と第2の軸との間に捩じれトルクが入力さ
れて弾性部材に捩じれが生じると、硬磁性体と軟磁性体
との相対位置が変化することで、軟磁性体の磁気回路に
発生する磁束密度が変化する。更に、軟磁性体に発生す
る磁束が補助軟磁性体に導かれて、その補助軟磁性体に
設けられた集磁部に集められる。従って、集磁部を介し
て補助軟磁性体に生じる磁束密度を磁気センサで検出す
ることにより、第1の軸と第2の軸との間に印加される
捩じれトルクを求めることができる。
【0008】この構成によれば、硬磁性体から発生する
磁束を直接磁気センサで検出する必要がないので、非接
触式の磁気センサを定位置に固定して使用することがで
きる。その結果、磁気センサに対し電気的な接触部を設
ける必要がないので、信頼性の高いトルクセンサを提供
できる。また、補助軟磁性体に生じる磁束を集磁部に集
めることにより、軟磁性体の全周で発生する磁束密度の
平均を磁気センサで検出することができる。これによ
り、磁気回路を構成する部品の製造ばらつきや組付け精
度、センタずれ等による検出誤差を小さくできる。
【0009】(請求項3の手段)請求項1に記載された
トルクセンサにおいて、硬磁性体は、周方向に着磁され
たリング状の磁石であり、軟磁性体は、磁石の外周に配
置され、軸方向にギャップを介して対向する一組の磁気
ヨークであり、それぞれの磁気ヨークには、磁石のN極
及びS極と同数の爪が全周に等間隔に設けられ、且つ一
方の磁気ヨークに設けられる爪と他方の磁気ヨークに設
けられる爪とが周方向にずれて交互に配置され、磁気セ
ンサは、ギャップ内に挿入されて、一組の磁気ヨーク間
に生じる磁束密度を検出する。
【0010】この構成によれば、弾性部材の捩じれによ
って磁石と軟磁性体(一組の磁気ヨーク)との相対位置
が変化すると、一方の磁気ヨークに設けられた爪がN極
またはS極に近接し、他方の磁気ヨークに設けられた爪
がS極またはN極に近接する。これにより、一方の磁気
ヨークと他方の磁気ヨークには、それぞれ逆の極性を有
する磁束が流れるため、両磁気ヨーク間のギャップに
は、弾性部材の捩じれ量に略比例した正負の磁束密度が
発生する。この磁束密度をギャップに挿入された磁気セ
ンサで検出することにより、第1の軸と第2の軸との間
に印加される捩じれトルクを求めることができる。
【0011】(請求項4の手段)請求項2に記載したト
ルクセンサにおいて、硬磁性体は、周方向に着磁された
リング状の磁石であり、軟磁性体は、磁石の外周に配置
され、軸方向にギャップを介して対向する一組の磁気ヨ
ークであり、それぞれの磁気ヨークには、磁石のN極及
びS極と同数の爪が全周に等間隔に設けられ、且つ一方
の磁気ヨークに設けられる爪と他方の磁気ヨークに設け
られる爪とが周方向にずれて交互に配置され、補助軟磁
性体は、リング状に設けられた一組の補助ヨークから成
り、一方の補助ヨークが一方の磁気ヨークの外周に配置
され、他方の補助ヨークが他方の磁気ヨークの外周に配
置されて、それぞれの補助ヨークに設けられる集磁部が
軸方向に対向して設けられ、磁気センサは、軸方向に対
向する集磁部同士の間に挿入され、それぞれの集磁部を
介して一組の補助ヨーク間に生じる磁束密度を検出す
る。
【0012】この構成によれば、弾性部材の捩じれによ
って磁石と軟磁性体(一組の磁気ヨーク)との相対位置
が変化すると、一方の磁気ヨークに設けられた爪がN極
またはS極に近接し、他方の磁気ヨークに設けられた爪
がS極またはN極に近接する。これにより、一方の磁気
ヨークと他方の磁気ヨークには、それぞれ逆の極性を有
する磁束が流れる。更に、一方の磁気ヨークに発生する
磁束が一方の補助ヨークに導かれて、その補助ヨークに
設けられた集磁部に集められ、他方の磁気ヨークに発生
する磁束が他方の補助ヨークに導かれて、その補助ヨー
クに設けられた集磁部に集められる。その結果、軸方向
に対向する集磁部間には、弾性部材の捩じれ量に略比例
した正負の磁束密度が発生する。この磁束密度を集磁部
間に挿入された磁気センサで検出することにより、第1
の軸と第2の軸との間に印加される捩じれトルクを求め
ることができる。
【0013】(請求項5の手段)請求項4に記載したト
ルクセンサにおいて、一組の補助ヨークは、集磁部同士
が他の部位より軸方向に接近して設けられている。これ
により、一組の補助ヨークの間で集磁部に磁束が集中す
るので、検出する磁束が増加し、全体の平均化ができる
ので、検出精度を向上できる。
【0014】(請求項6の手段)請求項3〜5に記載し
た何れかのトルクセンサにおいて、一組の磁気ヨークと
磁石は、弾性部材の捩じれ角が所定値の時に、磁気ヨー
クに設けられた爪の中心と磁石に着磁されたN極とS極
との境界とが略一致するように配置されている。例え
ば、第1の軸と第2の軸との間に捩じれトルクが印加さ
れていない場合、つまり、弾性部材に捩じれが発生して
いない時に、磁気ヨークの爪の中心と磁石のN極とS極
との境界とが略一致するように配置することにより、温
度変化による磁石の減磁特性の影響を受け難くできる。
【0015】(請求項7の手段)請求項1〜6に記載し
た何れかのトルクセンサにおいて、磁気センサを2個使
用し、互いの磁気検出方向を逆向きに配置している。こ
の場合、2個の磁気センサの出力の差分を取ることで、
磁石、磁気ヨーク、磁気センサを含めた温度ドリフトを
キャンセルでき、且つ感度も倍にできる。
【0016】(請求項8の手段)請求項7に記載したト
ルクセンサにおいて、2個の磁気センサは、軸対称とな
る位置に配置されている。この場合、2個の磁気センサ
の出力の差分を取ることで、磁気センサの温度ドリフト
をキャンセルでき、同時に検出物理量が倍になるため、
検出感度が2倍になる。また、軸ずれの影響も小さくで
きるので、検出精度が向上する。
【0017】(請求項9の手段)請求項1または3に記
載したトルクセンサにおいて、2個以上の磁気センサを
周方向に等間隔に配置し、それぞれの磁気検出方向を同
一方向に向けて使用する。この場合、2個以上の磁気セ
ンサの出力を加算、あるいは平均化することにより、磁
石、磁気ヨーク等の磁気回路構成部品の寸法ばらつきと
磁束検出位置による磁束密度のばらつきを低減でき、検
出精度を向上できる。
【0018】(請求項10の手段)請求項2または4に
記載したトルクセンサにおいて、補助軟磁性体は、集磁
部を2箇所有し、その2箇所の集磁部がリング状に設け
られた補助軟磁性体の180度対向する位置に設けら
れ、磁気センサは、2箇所の集磁部にそれぞれ配置さ
れ、互いの磁気検出方向を逆向きにして使用される。こ
の場合、2個の磁気センサの出力の差分を取ることで、
磁気センサの温度ドリフトをキャンセルでき、同時に検
出物理量が倍になるため、検出感度が2倍になる。ま
た、軸ずれの影響も小さくできるので、検出精度が向上
する。
【0019】(請求項11の手段)請求項2または4に
記載したトルクセンサにおいて、リング状に設けられた
補助軟磁性体の周方向に集磁部が複数箇所均等位置に設
けられ、複数個の磁気センサを集磁部毎に配置し、それ
ぞれの磁気検出方向を同一方向に向けて使用する。この
場合、2個以上の磁気センサの出力を加算、あるいは平
均化することにより、磁石、磁気ヨーク等の磁気回路構
成部品の寸法ばらつきと磁束検出位置による磁束密度の
ばらつきを低減でき、検出精度を向上できる。
【0020】(請求項12の手段)請求項3〜11に記
載した何れかのトルクセンサにおいて、弾性部材の最大
捩じれ角±θmax と、磁石の極数nとの間に以下の関係
が成立する。 θmax ×n≦120[deg] この場合、検出する全トルク域で、感度良く検出するこ
とが可能である。
【0021】(請求項13の手段)請求項3〜11に記
載した何れかのトルクセンサにおいて、弾性部材の最大
捩じれ角±θmax と、磁石の極数nとの間に以下の関係
が成立する。 θmax ×n≦60[deg] この場合、検出する全トルク域で直線性良く検出するこ
とが可能である。
【0022】(請求項14の手段)請求項1〜13に記
載した何れかのトルクセンサにおいて、少なくとも磁気
センサの周囲が磁気シールド材で覆われている。この場
合、地磁気やトルクセンサ周辺に発生する磁界の影響に
よる検出誤差を軽減することができる。なお、磁気シー
ルド材は、磁気センサの周囲だけを覆っても良いが、ト
ルクセンサ全体を覆っても良い。
【0023】(請求項15の手段)請求項1〜14に記
載した何れかのトルクセンサにおいて、磁石(硬磁性
体)の軸方向の長さを、磁気ヨーク(軟磁性体)の軸方
向の長さより長くしたことを特徴とする。
【0024】磁石と磁気ヨークとの軸方向長さを略同一
に設定すると、外部から鉄粉などが侵入した場合に、鉄
粉が磁石と磁気ヨークとの間に付着して磁気回路がショ
ートし、誤検出を招く恐れがある。これに対し、磁石の
軸方向長さを磁気ヨークの軸方向長さより長く設定する
と、磁石のエッジ部分に優先的に鉄粉が付着する(磁石
は、エッジ部分に磁束が集中する特性がある)ため、ト
ルク検出に関わる磁気回路への影響を抑えることがで
き、誤検出を防止できる。
【0025】(請求項16の手段)ステアリングの操舵
機構に動力を与えてステアリングの操舵力を補助する電
動モータと、ステアリングの操舵力を検出する操舵力検
出手段と、この操舵力検出手段により検出された操舵力
の大きさに応じて、電動モータに流す電流量を制御する
制御回路とを備えた電動パワーステアリング装置におい
て、請求項1〜15に記載した何れかのトルクセンサを
操舵力検出手段として用いていることを特徴とする。
【0026】この構成によれば、従来方式の電動パワー
ステアリング装置と比較して、磁気変化検出用のコイル
や温度保証用のコイル等が不要になるので、それらのコ
イルを収容するハウジングの大きさ(例えば径方向の大
きさ)を小さくできる。また、本発明のトルクセンサで
は、従来のコイル式のように、コイルに交流電流を流す
必要がないので、電磁ノイズを出さない、消費電力が少
ないという特徴がある。
【0027】(請求項17の手段)請求項16に記載し
た電動パワーステアリング装置において、トルクセンサ
に用いられる磁気センサとしてホールICを使用する。
この場合、ゲイン調整回路やオフセット調整回路、温特
補正回路などを付加する必要がないので、部品点数の減
少による小型化、コストダウンが可能になる。また、ホ
ールICは、発振回路が不要なので、ノイズ放射がほと
んどなく、周辺機器に影響を与えることがない。
【0028】(請求項18の手段)請求項16または1
7に記載した電動パワーステアリング装置において、ト
ルクセンサに用いられる磁気センサを制御回路と同一基
板上に搭載したことを特徴とする。この構成によれば、
トルクセンサと制御回路とを繋ぐワイヤハーネス、及び
コネクタが不要となるため、コストダウンが可能であ
る。また、電気的接触部がなくなるので、信頼性の向上
にも繋がる。
【0029】(請求項19の手段)請求項16または1
7に記載した電動パワーステアリング装置において、ト
ルクセンサと制御回路とを繋ぐワイヤハーネスのコネク
タ部に磁気センサを取り付けたことを特徴とする。この
構成では、トルクセンサ側に特別な基板を設ける必要が
なくなるため、コストダウンに繋がる。また、トルクセ
ンサにコネクタを差し込むだけで制御回路と結線できる
ので、組み付け性も向上する。
【0030】(請求項20の手段)請求項16〜19に
記載した何れかの電動パワーステアリング装置におい
て、トルクセンサは、ステアリングシャフトを構成する
第1の軸と硬磁性体とが第1の回転力伝達手段を介して
連結され、ステアリングシャフトを構成する第2の軸と
軟磁性体とが第2の回転力伝達手段を介して連結され、
第1の軸と第2の軸とを連結する弾性部材と、硬磁性体
及び軟磁性体とが並列に配置されていることを特徴とす
る。
【0031】従来の電動パワーステアリング装置は、ト
ルクセンサ、電動モータ、及び電動モータの回転力を伝
達する動力伝達機構等が連続的に組み付けられていくた
め、組み付け工程が非常に複雑で組み付け難い作業であ
った。これに対し、トルクセンサは、第1の軸と硬磁性
体とが第1の回転力伝達手段を介して連結され、第2の
軸と軟磁性体とが第2の回転力伝達手段を介して連結さ
れることにより、硬磁性体と軟磁性体及び磁気センサを
ステアリングシャフトの外側に配置することができる。
これにより、電動モータや動力伝達機構等とは別に、ト
ルクセンサを単独に組み付けることができるので組み付
けが容易となる。また、トルクセンサ単位だけではな
く、それを構成する硬磁性体、軟磁性体、及び磁気セン
サ単品での交換も容易である。
【0032】(請求項21の手段)請求項16〜20に
記載した何れかの電動パワーステアリング装置におい
て、トルクセンサが装着されるコラムハウジングの外周
を磁性材料で覆っている。これにより、トルクセンサの
周囲を磁気シールドできるため、例えば車載スピーカ
(磁石部材)が発生する外部磁界の影響を受けにくくで
きる。
【0033】(請求項22の手段)請求項20に記載し
た電動パワーステアリング装置において、磁性材料は、
トルクセンサの主に磁気センサが配置されているコラム
ハウジングの周囲を覆っている。これにより、磁気セン
サの周囲を効果的に磁気シールドできる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (第1実施例)図1はトルクセンサ1の分解斜視図、図
2はトルクセンサ1の軸方向断面図である。本実施例の
トルクセンサ1は、例えば車両の電動式パワーステアリ
ング装置(図17参照)に用いられるもので、ステアリ
ングシャフトを構成する入力軸2と出力軸3との間に設
けられ、ステアリングシャフトに加わる操舵トルクを検
出している。
【0035】そのトルクセンサ1は、入力軸2と出力軸
3とを同軸上に連結するトーションバー4(弾性部
材)、入力軸2の端部(またはトーションバー4の一端
側)に取り付けられる磁石5(硬磁性体)、出力軸3の
端部(またはトーションバー4の他端側)に取り付けら
れる一組の磁気ヨーク6(軟磁性体)、及びこの一組の
磁気ヨーク6間に生じる磁束密度を検出する磁気センサ
7等より構成される。
【0036】トーションバー4は、両端がそれぞれピン
8により入力軸2と出力軸3とに固定され、目的に応じ
た捩じれ/トルク特性を持たせてある。従って、入力軸
2と出力軸3は、トーションバー4が捩じれを生じるこ
とで相対的に回動することができる。磁石5は、リング
状に設けられて周方向にS極とN極とが交互に着磁さ
れ、例えば24極に形成されている。
【0037】一組の磁気ヨーク6(6A、6B)は、図
1に示す様に、磁石5の外周に近接して配置される環状
体で、それぞれ磁石5のN極及びS極と同数(12個)
の爪6aが全周に等間隔に設けられている。この一組の
磁気ヨーク6は、互いの爪6aが周方向にずれて交互に
配置される様に、固定部9(図2参照)により位置決め
されている。また、一組の磁気ヨーク6と磁石5は、ト
ーションバー4に捩じれが生じていない状態(入力軸2
と出力軸3との間に捩じれトルクが加わっていない時)
で、各磁気ヨーク6に設けられた爪6aの中心と磁石5
のN極とS極との境界とが一致するように配置されてい
る(図3参照)。
【0038】磁気センサ7は、図3に示す様に、軸方向
に対向する一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6
Bとの間に設けられるギャップG内に挿入され、両磁気
ヨーク6間に生じる磁束密度を検出する。但し、この磁
気センサ7は、磁気ヨーク6と接触することなく、図示
しないハウジング等に固定されて、定位置に設けられて
いる。磁気センサ7としては、例えばホール素子、ホー
ルIC、磁気抵抗素子等を使用することができ、検出し
た磁束密度を電気信号(例えば電圧信号)に変換して出
力する。
【0039】次に、本実施例の作動を説明する。入力軸
2と出力軸3との間に捩じれトルクが印加されていない
状態、つまりトーションバー4が捩じれていない中立位
置では、図4(b)に示す様に、磁気ヨーク6に設けら
れた爪6aの中心と磁石5のN極とS極との境界とが一
致している。この場合、各磁気ヨーク6の爪6aには、
磁石5のN極とS極から同数の磁力線が出入りするた
め、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bの内
部でそれぞれ磁力線が閉じている。従って、磁気ヨーク
6Aと磁気ヨーク6Bとの間(ギャップG)に磁束が洩
れることはなく、磁気センサ7で検出する磁束密度は0
となる(図4参照)。
【0040】入力軸2と出力軸3との間に捩じれトルク
が印加されて、トーションバー4に捩じれが生じると、
入力軸2に固定された磁石5と出力軸3に固定された一
組の磁気ヨーク6との相対位置が周方向に変化する。こ
れにより、図4(a)または(c)に示す様に、磁気ヨ
ーク6に設けられた爪6aの中心と磁石5のN極とS極
との境界とが一致しなくなるため、各磁気ヨーク6に
は、NまたはSの極性を有する磁力線が増加する。
【0041】この時、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁
気ヨーク6Bは、それぞれ逆の極性を有する磁力線が増
加するので、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク
6Bとの間(ギャップG)に磁束密度が発生する。この
磁束密度は、図4に示す様に、トーションバー4の捩じ
れ量に略比例し、且つトーションバー4の捩じれ方向に
応じて極性が反転する。この磁束密度を磁気センサ7で
検出し、電圧信号として取り出すことができる。
【0042】(本実施例の効果)本実施例のトルクセン
サ1は、トーションバー4に捩じれが生じて、磁石5と
一組の磁気ヨーク6との相対位置が周方向に変化する
と、一組の磁気ヨーク6間の全周で磁束密度が変化す
る。即ち、一組の磁気ヨーク6間の全周で同一強度の磁
束密度を検出できる。従って、一方の磁気ヨーク6Aと
他方の磁気ヨーク6Bとが対向するギャップG内に磁気
センサ7を挿入することで、磁気ヨーク6に接触するこ
となく、磁気ヨーク6間の磁束密度を検出することがで
きる。これにより、磁気センサ7に対し電気的な接触部
(例えばスリップリングとブラシ)を設ける必要がない
ので、信頼性の高いトルクセンサ1を提供できる。
【0043】また、入力軸2に固定された磁石5と、出
力軸3に固定された一組の磁気ヨーク6とが、トーショ
ンバー4に捩じれが生じていない状態で、各磁気ヨーク
6に設けられた爪6aの中心と磁石5のN極とS極との
境界とが一致するように配置されている。この構成によ
れば、図4に示す様に、例えば温度変化により磁石5の
強さが変動する場合でも、磁気センサ7の中立点がずれ
ることがないので、中立点付近の精度を安定させること
ができ、オフセットドリフトの影響を受け難くできる。
【0044】(第2実施例)図5はトルクセンサ1の分
解斜視図、図6はトルクセンサ1の軸方向断面図であ
る。本実施例のトルクセンサ1は、第1実施例の構成に
対し、一組の集磁リング10(補助軟磁性体)を加えた
一例である。一組の集磁リング10(10A、10B)
は、磁気ヨーク6と同じ軟磁性体であり、図5に示す様
にリング状に設けられ、それぞれ磁気ヨーク6A、6B
の外周に近接して配置される。
【0045】この集磁リング10には、周方向の一箇所
に平板状の集磁部10aが設けられ、互いの集磁部10
a同士が軸方向に対向して配置される。但し、集磁部1
0aは、集磁リング10の他の部位より軸方向に接近し
て設けられている。磁気センサ7は、図6に示す様に、
軸方向に対向する集磁部10a同士の間に挿入され、そ
の両集磁部10a間に発生する磁束密度を検出する。
【0046】この構成によれば、集磁リング10が磁気
回路の一部を形成するため、磁石5から発生した磁束が
磁気ヨーク6を通って集磁リング10に導かれ、その集
磁リング10に設けられた集磁部10aに優先的に集ま
る。この集磁部10a間に発生する磁束密度を磁気セン
サ7で検出することにより、磁気ヨーク6の全周で発生
する磁束密度の平均を取ることができるので、磁気回路
を構成する部品の製造ばらつきや組付け精度、及び入力
側と出力側とのセンタずれ等による検出誤差を抑えるこ
とができる。
【0047】(第3実施例)図7はトルクセンサ1の要
部斜視図である。本実施例のトルクセンサ1は、図7に
示す様に、磁気センサ7を2個使用する場合の一例であ
る。2個の磁気センサ7は、図中矢印で示す様に、互い
の磁気検出方向が逆向きになる様に取り付けられ、それ
ぞれ差分回路11に接続されている。2個の磁気センサ
7の出力は、差分回路11で差分処理された後、トルク
信号として出力される。
【0048】本実施例の構成によれば、2個の磁気セン
サ7を使用することで、1個の磁気センサ7を使用した
場合に生じる磁気検出位置による検出ばらつきを低減で
き、且つ両磁気センサ7の出力の差分を取ることで、温
度ドリフトのキャンセルと感度アップを図ることが可能
である。差分回路11は、トルクセンサ1の構成要件と
して取り入れても良いし、取り入れなくても良い。取り
入れない場合は、2個の磁気センサ7の出力を、例えば
ECU(図示しない)に取り込み、差分処理を行ってト
ルク換算すれば良い。なお、本実施例は、集磁リング1
0を用いた第2実施例の構成にも適用できることは言う
までもない。
【0049】(第4実施例)図8はトルクセンサ1の要
部斜視図である。本実施例のトルクセンサ1は、第3実
施例と同様に、磁気センサ7を2個使用するもので、そ
の2個の磁気センサ7を軸対称となる位置(トーション
バー4を中心として径方向に対向する位置)に配置した
一例である。この2個の磁気センサ7は、図8に示す様
に、互いの磁気検出方向(図中矢印で示す)を逆向きに
して取付けられ、それぞれ差分回路11に接続されてい
る。2個の磁気センサ7の出力は、差分回路11で差分
処理された後、トルク信号として出力される。
【0050】本実施例の構成によれば、第3実施例と同
様に、磁気センサ7を1個だけ使用した場合に生じる磁
気検出位置による検出ばらつきを低減でき、且つ2個の
磁気センサ7の出力の差分を取ることで、温度ドリフト
をキャンセルできる。また、検出物理量が倍になるた
め、検出感度が2倍になり、且つ入力側と出力側との軸
ずれの影響も小さくできるので、検出精度が向上する。
差分回路11は、トルクセンサ1の構成要件として取り
入れても良いし、取り入れなくても良い。取り入れない
場合は、2個の磁気センサ7の出力を、例えばECU
(図示しない)に取り込み、差分処理を行ってトルク換
算すれば良い。
【0051】(第5実施例)図9はトルクセンサ1の要
部斜視図である。本実施例のトルクセンサ1は、第2実
施例で説明した一組の集磁リング10(10A、10
B)を有する構成に対し、2個の磁気センサ7を軸対称
となる位置に配置した場合の一例である。但し、集磁リ
ング10には、図9に示す様に、180度対向する位置
に集磁部10aが2箇所設けられている。
【0052】2個の磁気センサ7は、それぞれ軸方向に
対向する集磁部10a同士の間に挿入され、図中矢印で
示す様に、互いの磁気検出方向を逆向きにして取付けら
れている。2個の磁気センサ7の出力は、差分回路11
で差分処理された後、トルク信号として出力される。本
実施例の構成によれば、集磁リング10を使用すること
による効果(磁気ヨーク6の全周で発生する磁束密度の
平均を取ることができる)に加えて、第4実施例と同様
に、検出感度が2倍になり、且つ入力側と出力側との軸
ずれの影響も小さくできるので、検出精度が向上する。
【0053】(第6実施例)図10はトルクセンサ1の
要部斜視図である。本実施例のトルクセンサ1は、図1
0に示す様に、磁気センサ7を2個以上(本実施例では
3個)使用する場合の一例である。3個の磁気センサ7
は、周方向に等間隔に配置されて、それぞれ演算回路1
2に接続され、各磁気センサ7の磁気検出方向を同一方
向に向けて使用される。3個の磁気センサ7の出力は、
演算回路12で加算あるいは平均化処理された後、トル
ク信号として出力される。
【0054】本実施例の構成によれば、3個の磁気セン
サ7の出力を加算あるいは平均化処理することにより、
1個の磁気センサ7を使用した場合に生じる磁気検出位
置による検出ばらつきを低減でき、検出精度を向上でき
る。演算回路12は、トルクセンサ1の構成要件として
取り入れても良いし、取り入れなくても良い。取り入れ
ない場合は、3個の磁気センサ7の出力を、例えばEC
U(図示しない)に取り込み、加算あるいは平均化処理
を行ってトルク換算すれば良い。
【0055】(第7実施例)図11はトーションバー4
の捩じれ角(磁石5と磁気ヨーク6とのずれ角)と磁気
ヨーク6に生じる磁束密度との関係を表すグラフであ
る。本実施例は、磁石5及び磁気ヨーク6の極数をトー
ションバー4の最大捩じれ角との関係から規定した場合
の例である。
【0056】トーションバー4の最大捩じれ角を±θma
x (機械角)、磁石5及び磁気ヨーク6の極数をnとし
た場合に、以下の関係式で表される数値nに設定する
ことで、感度の良いトルク検出が可能となる(図11参
照)。 θmax ×n≦120[deg] …………………………………………… 更に、直線性を重視する場合は、以下の関係式で表さ
れる数値nに設定することで、直線性の良いトルク検出
が可能となる(図11参照)。 θmax ×n≦60[deg] ………………………………………………
【0057】(第8実施例)図12はトルクセンサ1の
軸方向断面図である。本実施例のトルクセンサ1は、図
12に示す様に、磁石5の軸方向の長さを磁気ヨーク6
の軸方向の長さより長くした一例である。例えば、図1
3に示す様に、磁石5と磁気ヨーク6との軸方向長さを
略同一に設けると、外部から鉄粉などが侵入した場合
に、磁石5と磁気ヨーク6との間に鉄粉が付着して磁気
回路がショートし、誤検出を招く恐れがある。
【0058】これに対し、図12に示す様に、磁石5の
軸方向両端が磁気ヨーク6の軸方向両端より突出する様
に、磁石5の軸方向長さを磁気ヨーク6の軸方向長さよ
り長くすると、磁石5のエッジ部分に優先的に鉄粉が付
着する(磁石5は、エッジ部分に磁束が集中する特性が
ある)ため、トルク検出に関わる磁気回路への影響を抑
えることができ、誤検出を防止できる。
【0059】(第9実施例)図14はトルクセンサ1の
軸方向平面図、図15はトルクセンサ1の軸方向断面図
である。本実施例は、磁気シールド材(磁性材料)13
によりトルクセンサ1を磁気シールドした場合の一例で
ある。磁気シールド材13は、図14及び図15に示す
様に、トルクセンサ1の磁気回路部全体を円筒状に覆う
ことにより、地磁気やトルクセンサ1の周辺に発生する
磁界の影響による検出誤差を軽減することができる。ま
た、磁気シールド材13は、トルクセンサ全体ではな
く、図16に示す様に、磁気センサ7の周囲だけを覆っ
ても良い。
【0060】(第10実施例)次に、本発明のトルクセ
ンサを用いた電動パワーステアリング装置の一例を説明
する。電動パワーステアリング装置は、図17に示す様
に、ステアリング14の操舵機構に動力を与えてステア
リング14の操舵力を補助する電動モータ15と、ステ
アリング14の操舵力を検出する本発明のトルクセンサ
(操舵力検出手段)1と、このトルクセンサ1により検
出された操舵力の大きさに応じて電動モータ15に流す
電流量を制御する制御回路16とを備えている。なお、
トルクセンサの構成は、例えば第1実施例と同じであ
る。
【0061】この電動パワーステアリング装置では、従
来方式と比較して、磁気変化検出用のコイルや温度保証
用のコイル等が不要になるので、それらのコイルを収容
するハウジングの大きさを小さくできる。また、本発明
のトルクセンサは、従来のコイル式のように、コイルに
交流電流を流す必要がないので、電磁ノイズを出さな
い、消費電力が少ないという特徴がある。
【0062】トルクセンサに用いられる磁気センサ7
(図1参照)にホールICを使用することにより、ゲイ
ン調整回路やオフセット調整回路、温特補正回路などを
付加する必要がないので、部品点数の減少による小型化
及びコストダウンが可能になる。また、ホールICは、
発振回路が不要なので、ノイズ放射がほとんどなく、周
辺機器に影響を与えることがない。更に、ホールIC以
外の電子部品を必要としないため、消費電力が少なく、
且つホールICの使用温度範囲の要求を満たせば良いの
で、高温での使用が可能になる。
【0063】ホールICのみでゲイン調整、オフセット
調整、及び温特補正ができるので、トルクセンサ単体で
精度保証ができる。この場合、従来のようにECUで補
正する必要がないので、故障の時など、トルクセンサの
みを交換することで対応できる。また、トルクセンサシ
ステムとしてイニシャル処理等をする必要がなくなるの
で、生産効率が上がり、コストダウンに繋がる。
【0064】(第11実施例)本実施例の電動パワース
テアリング装置は、図18に示す様に、トルクセンサに
用いる磁気センサ7を制御回路16(図17参照)と同
一基板17上に搭載した場合の一例である。制御回路1
6の基板17は、トルクセンサを収容するハウジング1
8にスクリュ19等で固定されている。この場合、トル
クセンサと制御回路16とを繋ぐワイヤハーネス、及び
コネクタが不要となるため、コストダウンに繋がり、同
時に電気的接触部がなくなるので、信頼性の向上にも繋
がる。
【0065】(第12実施例)本実施例の電動パワース
テアリング装置は、図19に示す様に、トルクセンサと
制御回路16(図17参照)とを繋ぐワイヤハーネス2
0のコネクタ部21に磁気センサ7を取り付けた場合の
一例である。この場合、トルクセンサ側に特別な基板が
必要なくなるため、コストダウンに繋がる。また、トル
クセンサにコネクタ部21を差し込むだけで制御回路1
6と結線できるので、組み付け性も向上する。
【0066】(第13実施例)本実施例の電動パワース
テアリング装置は、トルクセンサのセンシング部S(後
述する)を後組み付けできる構成とした一例である。ト
ルクセンサは、図20に示す様に、入力軸2及び出力軸
3に対し、トーションバー4とセンシング部Sとが並列
に配置されている。具体的には、入力軸2と磁石5とが
第1の回転力伝達手段(下述する)を介して連結され、
出力軸3と一組の磁気ヨーク6とが第2の回転力伝達手
段(下述する)を介して連結されている。ここで、セン
シング部Sとは、磁石5、一組の磁気ヨーク6(6A、
6B)、及び磁気センサ7から構成される。
【0067】第1の回転力伝達手段は、入力軸2と同軸
に取り付けられたギヤ22と、リング状の磁石5と同軸
に取り付けられたギヤ23とで構成され、両ギヤが噛み
合って入力軸2の回転が磁石5に伝達される。第2の回
転力伝達手段は、出力軸3と同軸に取り付けられたギヤ
24と、環状体である一組の磁気ヨーク6と同軸に取り
付けられたギヤ25とで構成され、両ギヤが噛み合って
出力軸3の回転が一組の磁気ヨーク6に伝達される。
【0068】本実施例の構成によれば、トルクセンサの
センシング部Sをステアリングシャフト(入力軸2と出
力軸3)の外側に配置できる、つまりステアリングシャ
フトに対し、トーションバー4とセンシング部Sとを並
列に組み付けることができる。これにより、電動モータ
15(図17参照)や動力伝達機構等とは別に、センシ
ング部Sを単独に組み付けることができるので、トルク
センサ自体の組み付けが容易となる。また、センシング
部Sだけを単独で交換することもできるので、メンテナ
ンス性も向上する。
【0069】(第14実施例)本実施例は、電動パワー
ステアリング装置に使用されるトルクセンサ1の周囲を
磁性材料26で磁気シールドした場合の一例である。磁
性材料26は、図21に示す様に、トルクセンサ1が装
着されるコラムハウジング(例えばアルミニウム製)2
7の外周全体を覆うことにより、トルクセンサ1の周囲
を磁気シールドしている。
【0070】電動パワーステアリング装置に使用される
トルクセンサ1は、例えば車載スピーカ(磁石部材)が
発生する外部磁界の影響により検出誤差を生じる可能性
があるため、上記の様にトルクセンサ1の周囲を磁気シ
ールドすることにより、外部磁界の影響を受けにくくし
て検出誤差を防止することができる。また、磁性材料2
6は、トルクセンサ1が装着されるコラムハウジング2
7の外周全体を覆うのではなく、図22に示す様に、主
に磁気センサ7が配置されているコラムハウジング27
の周囲だけを覆う様にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】トルクセンサの分解斜視図である(第1実施
例)。
【図2】トルクセンサの軸方向断面図である(第1実施
例)。
【図3】磁石と一組の磁気ヨークとの位置関係を示す軸
方向平面図(a)と側面図(b)である。
【図4】トーションバーの捩じれ角(磁石と磁気ヨーク
とのずれ角)と磁気ヨークに生じる磁束密度との関係を
表すグラフである。
【図5】トルクセンサの分解斜視図である(第2実施
例)。
【図6】トルクセンサの軸方向断面図である(第2実施
例)。
【図7】トルクセンサの要部斜視図である(第3実施
例)。
【図8】トルクセンサの要部斜視図である(第4実施
例)。
【図9】トルクセンサの要部斜視図である(第5実施
例)。
【図10】トルクセンサの要部斜視図である(第6実施
例)。
【図11】トーションバーの捩じれ角(磁石と磁気ヨー
クとのずれ角)と磁気ヨークに生じる磁束密度との関係
を表すグラフである(第7実施例)。
【図12】トルクセンサの軸方向断面図である(第8実
施例)。
【図13】トルクセンサの軸方向断面図である。
【図14】トルクセンサの軸方向平面図である(第9実
施例)。
【図15】トルクセンサの軸方向断面図である(第9実
施例)。
【図16】トルクセンサの軸方向断面図である(第9実
施例)。
【図17】電動パワーステアリング装置の全体構成図で
ある(第10実施例)。
【図18】トルクセンサの構成を示す断面図である(第
11実施例)。
【図19】トルクセンサの構成を示す断面図である(第
12実施例)。
【図20】トルクセンサの構成を示す断面図(a)と回
転力伝達手段の平面図(b)である(第13実施例)。
【図21】コラムハウジングに装着されたトルクセンサ
の全体断面図(a)と軸方向から見た概略図(b)であ
る(第14実施例)。
【図22】コラムハウジングに装着されたトルクセンサ
の全体断面図(a)と軸方向から見た概略図(b)であ
る(第14実施例)。
【符号の説明】
1 トルクセンサ(操舵力検出手段) 2 入力軸(第1の軸) 3 出力軸(第2の軸) 4 トーションバー(弾性部材) 5 磁石(硬磁性体) 6 磁気ヨーク(軟磁性体) 6a 爪 7 磁気センサ 10 集磁リング(補助軟磁性体、補助ヨーク) 10a 集磁部 13 磁気シールド材 14 ステアリング 15 電動モータ 16 制御回路 17 基板 20 ワイヤハーネス 21 コネクタ部 22、23 ギヤ(第1の回転力伝達手段) 24、25 ギヤ(第2の回転力伝達手段) 26 磁性材料 27 コラムハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉村 清 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 深谷 繁利 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 徳永 政男 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 武田 憲司 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 Fターム(参考) 2F051 AA01 AB05 BA03 3D033 CA28 DB05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の軸と第2の軸とを同軸上に連結し、
    前記第1の軸と第2の軸との間に捩じれトルクが入力さ
    れると、自身に捩じれを生じる弾性部材と、 前記第1の軸または前記弾性部材の一端側に連結され
    て、周囲に磁界を形成する硬磁性体と、 前記第2の軸または前記弾性部材の他端側に連結され、
    且つ前記硬磁性体により形成される磁界内に配置されて
    磁気回路を形成し、前記弾性部材の捩じれによって前記
    硬磁性体との相対位置が変化すると、前記磁気回路に発
    生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体と、 この軟磁性体と非接触に設置され、前記軟磁性体の磁気
    回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサとを備え
    ることを特徴とするトルクセンサ。
  2. 【請求項2】第1の軸と第2の軸とを同軸上に連結し、
    前記第1の軸と第2の軸との間に捩じれトルクが入力さ
    れると、自身に捩じれを生じる弾性部材と、 前記第1の軸または前記弾性部材の一端側に連結され
    て、周囲に磁界を形成する硬磁性体と、 前記第2の軸または前記弾性部材の他端側に連結され、
    且つ前記硬磁性体により形成される磁界内に配置されて
    磁気回路を形成し、前記弾性部材の捩じれによって前記
    硬磁性体との相対位置が変化すると、前記磁気回路に発
    生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体と、 この軟磁性体に近接して配置され、前記軟磁性体から磁
    束を導くとともに、その磁束を集める集磁部を有する補
    助軟磁性体と、 前記集磁部を介して前記補助軟磁性体に生じる磁束密度
    を検出する磁気センサとを備えることを特徴とするトル
    クセンサ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載されたトルクセンサにおい
    て、 前記硬磁性体は、周方向に着磁されたリング状の磁石で
    あり、 前記軟磁性体は、前記磁石の外周に配置され、軸方向に
    ギャップを介して対向する一組の磁気ヨークであり、そ
    れぞれの磁気ヨークには、前記磁石のN極及びS極と同
    数の爪が全周に等間隔に設けられ、且つ一方の磁気ヨー
    クに設けられる爪と他方の磁気ヨークに設けられる爪と
    が周方向にずれて交互に配置され、 前記磁気センサは、前記ギャップ内に挿入されて、前記
    一組の磁気ヨーク間に生じる磁束密度を検出することを
    特徴とするトルクセンサ。
  4. 【請求項4】請求項2に記載したトルクセンサにおい
    て、 前記硬磁性体は、周方向に着磁されたリング状の磁石で
    あり、 前記軟磁性体は、前記磁石の外周に配置され、軸方向に
    ギャップを介して対向する一組の磁気ヨークであり、そ
    れぞれの磁気ヨークには、前記磁石のN極及びS極と同
    数の爪が全周に等間隔に設けられ、且つ一方の磁気ヨー
    クに設けられる爪と他方の磁気ヨークに設けられる爪と
    が周方向にずれて交互に配置され、 前記補助軟磁性体は、リング状に設けられた一組の補助
    ヨークから成り、一方の補助ヨークが前記一方の磁気ヨ
    ークの外周に配置され、他方の補助ヨークが前記他方の
    磁気ヨークの外周に配置されて、それぞれの補助ヨーク
    に設けられる前記集磁部が軸方向に対向して設けられ、 前記磁気センサは、軸方向に対向する前記集磁部同士の
    間に挿入され、それぞれの集磁部を介して前記一組の補
    助ヨーク間に生じる磁束密度を検出することを特徴とす
    るトルクセンサ。
  5. 【請求項5】請求項4に記載したトルクセンサにおい
    て、 前記一組の補助ヨークは、前記集磁部同士が他の部位よ
    り軸方向に接近して設けられていることを特徴とするト
    ルクセンサ。
  6. 【請求項6】請求項3〜5に記載した何れかのトルクセ
    ンサにおいて、 前記一組の磁気ヨークと前記磁石は、前記弾性部材の捩
    じれ角が所定値の時に、前記磁気ヨークに設けられた爪
    の中心と前記磁石に着磁されたN極とS極との境界とが
    略一致するように配置されていることを特徴とするトル
    クセンサ。
  7. 【請求項7】請求項1〜6に記載した何れかのトルクセ
    ンサにおいて、 前記磁気センサを2個使用し、互いの磁気検出方向を逆
    向きに配置していることを特徴とするトルクセンサ。
  8. 【請求項8】請求項7に記載したトルクセンサにおい
    て、 前記2個の磁気センサは、軸対称となる位置に配置され
    ていることを特徴とするトルクセンサ。
  9. 【請求項9】請求項1または3に記載したトルクセンサ
    において、 2個以上の前記磁気センサを周方向に等間隔に配置し、
    それぞれの磁気検出方向を同一方向に向けて使用するこ
    とを特徴とするトルクセンサ。
  10. 【請求項10】請求項2または4に記載したトルクセン
    サにおいて、 前記補助軟磁性体は、前記集磁部を2箇所有し、その2
    箇所の集磁部がリング状に設けられた前記補助軟磁性体
    の180度対向する位置に設けられ、 前記磁気センサは、前記2箇所の集磁部にそれぞれ配置
    され、互いの磁気検出方向を逆向きにして使用されるこ
    とを特徴とするトルクセンサ。
  11. 【請求項11】請求項2または4に記載したトルクセン
    サにおいて、 リング状に設けられた前記補助軟磁性体の周方向に前記
    集磁部が複数箇所均等位置に設けられ、 複数個の前記磁気センサを前記集磁部毎に配置し、それ
    ぞれの磁気検出方向を同一方向に向けて使用することを
    特徴とするトルクセンサ。
  12. 【請求項12】請求項3〜11に記載した何れかのトル
    クセンサにおいて、 前記弾性部材の最大捩じれ角±θmax と、前記磁石の極
    数nとの間に以下の関係が成立することを特徴とするト
    ルクセンサ。θmax ×n≦120[deg]
  13. 【請求項13】請求項3〜11に記載した何れかのトル
    クセンサにおいて、 前記弾性部材の最大捩じれ角±θmax と、前記磁石の極
    数nとの間に以下の関係が成立することを特徴とするト
    ルクセンサ。θmax ×n≦60[deg]
  14. 【請求項14】請求項1〜13に記載した何れかのトル
    クセンサにおいて、 少なくとも前記磁気センサの周囲が磁気シールド材で覆
    われていることを特徴とするトルクセンサ。
  15. 【請求項15】請求項1〜14に記載した何れかのトル
    クセンサにおいて、 前記磁石(硬磁性体)の軸方向の長さを、前記磁気ヨー
    ク(軟磁性体)の軸方向の長さより長くしたことを特徴
    とするトルクセンサ。
  16. 【請求項16】ステアリングの操舵機構に動力を与えて
    前記ステアリングの操舵力を補助する電動モータと、 前記ステアリングの操舵力を検出する操舵力検出手段
    と、 この操舵力検出手段により検出された操舵力の大きさに
    応じて、前記電動モータに流す電流量を制御する制御回
    路とを備えた電動パワーステアリング装置において、 請求項1〜15に記載した何れかのトルクセンサを前記
    操舵力検出手段として用いていることを特徴とする電動
    パワーステアリング装置。
  17. 【請求項17】請求項16に記載した電動パワーステア
    リング装置において、 前記トルクセンサに用いられる前記磁気センサとしてホ
    ールICを使用することを特徴とする電動パワーステア
    リング装置。
  18. 【請求項18】請求項16または17に記載した電動パ
    ワーステアリング装置において、 前記トルクセンサに用いられる前記磁気センサを前記制
    御回路と同一基板上に搭載したことを特徴とする電動パ
    ワーステアリング装置。
  19. 【請求項19】請求項16または17に記載した電動パ
    ワーステアリング装置において、 前記トルクセンサと前記制御回路とを繋ぐワイヤハーネ
    スのコネクタ部に前記磁気センサを取り付けたことを特
    徴とする電動パワーステアリング装置。
  20. 【請求項20】請求項16〜19に記載した何れかの電
    動パワーステアリング装置において、 前記トルクセンサは、ステアリングシャフトを構成する
    前記第1の軸と前記硬磁性体とが第1の回転力伝達手段
    を介して連結され、前記ステアリングシャフトを構成す
    る前記第2の軸と前記軟磁性体とが第2の回転力伝達手
    段を介して連結され、前記第1の軸と第2の軸とを連結
    する前記弾性部材と、前記硬磁性体及び前記軟磁性体と
    が並列に配置されていることを特徴とする電動パワース
    テアリング装置。
  21. 【請求項21】請求項16〜20に記載した何れかの電
    動パワーステアリング装置において、 前記トルクセンサが装着されるコラムハウジングの外周
    を磁性材料で覆っていることを特徴とする電動パワース
    テアリング装置。
  22. 【請求項22】請求項20に記載した電動パワーステア
    リング装置において、 前記磁性材料は、前記トルクセンサの主に前記磁気セン
    サが配置されている前記コラムハウジングの周囲を覆っ
    ていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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